JP2006169588A - 表面波励起プラズマcvd装置 - Google Patents

表面波励起プラズマcvd装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 大面積の基板に均一厚さ且つ均質な薄膜を成膜できる表面波励起プラズマCVD装置を提供すること。
【解決手段】 表面波励起プラズマCVD装置100は、材料ガス導入システム10と放電ガス導入システム30を備え、表面波励起プラズマPにより材料ガスG1を乖離して基板Sに成膜する。材料ガスG1は、分岐点Q1で複数に分岐されたガス導入管12,22,23を通ってシャワーヘッド15a,24a,27aからチャンバー1内に導入される。ガス導入管12,22,23を通る材料ガスG1の流量を、それぞれニードルバルブ12a,22a,23aで調節することにより、シャワーヘッド15a,24a,27aからチャンバー1内へ導入する量を等しくし、チャンバ1内の材料ガスの濃度分布を均一化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表面波励起プラズマを利用して被処理基板に成膜する表面波励起プラズマCVD装置に関する。
高密度で均一なプラズマを生成できるプラズマ処理装置としては、表面波励起プラズマを利用する装置が知られている。この装置は、導波管内を伝播するマイクロ波を誘電体窓(マイクロ波導入窓)を通してプラズマ生成室内に導入し、誘電体窓の表面に生じた表面波によってプラズマ生成室内の触媒ガス(プロセスガス)を励起し、表面波励起プラズマを生成する。被処理物を処理する反応性のメインガスは、プラズマ生成室の側面に設けられた1つのガス導入口からプラズマ生成室内に導入される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−348898号公報(第4頁、図1)
上記の特許文献1の技術では、ガス導入口を1つしか設けていないので、プラズマ生成室内でのメインガスの濃度分布が不均一となり、特に大面積の被処理物に対して均一厚さ且つ均質な薄膜を成膜できないという問題がある。
(1)本発明の請求項1の表面波励起プラズマCVD装置は、成膜チャンバー内にマイクロ波を導入して表面波を形成し、前記表面波により放電ガスを励起して表面波励起プラズマを生成し、前記表面波励起プラズマにより材料ガスを乖離して被処理基板に成膜する表面波励起プラズマCVD装置において、成膜チャンバーへ材料ガスを導入するための複数系統の材料ガス導入系と、材料ガス導入系に対応して設けられ、そのガス流量を制御する材料ガス用コンダクタンス制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の表面波励起プラズマCVD装置は、請求項1の表面波励起プラズマCVD装置において、成膜チャンバーへ放電ガスを導入するための複数系統の放電ガス導入系と、放電ガス導入系に対応して設けられ、そのガス流量を制御する放電ガス用コンダクタンス制御手段とをさらに備えることを特徴とする。
(3)請求項3の表面波励起プラズマCVD装置は、請求項1または2の表面波励起プラズマCVD装置において、材料ガス用コンダクタンス制御手段は、成膜チャンバー内の各々の所定領域で材料ガス濃度が均一となるように、材料ガスの流量を独立に変化させることを特徴とする。
本発明によれば、成膜チャンバーへ材料ガスを導入するための複数系統の材料ガス導入系のそれぞれにガス流量を制御する材料ガス用コンダクタンス制御手段を付加したので、成膜チャンバー内のガス濃度分布を均一化し、均一厚さ且つ均質な薄膜を成膜できる。
以下、本発明の実施の形態による表面波励起プラズマ(Surface Wave Plasma)CVD装置(以下、SWP−CVD装置と略す)について図1〜3を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態によるSWP−CVD装置の概略を模式的に示す全体構成図である。図2は、本発明の実施の形態によるSWP−CVD装置の材料ガス導入システムを模式的に示す平面図である。図3は、本発明の実施の形態によるSWP−CVD装置の放電ガス導入システムとチャンバー内の状態を模式的に示す平面図である。図1〜3では、同じ構成部品には同一符号を付し、3次元直交座標で方向を表す。
本実施の形態では、チャンバー内に4つのゾーンを設定し、各ゾーンで材料ガス、放電ガスの濃度分布を均一にするものである。
図1を参照すると、SWP−CVD装置100は、チャンバー1、マイクロ波導波管2、誘電体板3、排気管4、基板ステージ5、材料ガス導入システム10および放電ガス導入システム30を備える。チャンバー1は、その内部空間に生成するプラズマPを利用して、基板ステージ5に保持された基板Sの表面に成膜するための密閉容器である。
マイクロ波導波管2はチャンバー1の上側に載置されている。誘電体板3は、マイクロ波導波管2の底板に接してチャンバー1内に気密空間を形成するように、チャンバー1に取り付けられている。チャンバー1の下面に配管された排気管4は、不図示の真空ポンプに接続されている。基板ステージ5は、誘電体板3との距離を可変とするように、不図示の昇降機構により昇降可能に構成されている。
材料ガス導入システム10は、基板S表面に成膜される薄膜の原料となる材料ガスG1をチャンバー1内部に導入するガス導入システムである。材料ガス導入システム10は、複数のガス導入管12,22,23を通して並列にチャンバー1へ材料ガスG1を導入する。材料ガスG1は、例えばSiH,NH,TEOS(Tetra Ethyl Ortho-Silicate:Si(OC)などである。
放電ガス導入システム30は、プラズマPを生成するための放電ガスG2をチャンバー1内部に導入するガス導入システムである。放電ガス導入システム30は、誘電体板3を上下に貫通する複数のガス噴出口33c,34cを通してチャンバー1の上面から放電ガスG2を導入する。放電ガスG2は、例えばN,O,H等の反応性活性種の原料となるガスおよびAr等の希ガスである。
図2および図3を参照しながら、材料ガス導入システム10および放電ガス導入システム30の詳細を説明する。
材料ガス導入システム10では、図2中、不図示のガス供給源に配管された本管10aは、分岐点Q1でチャンバー1の左右(x方向)からガスを導入するガス導入管11と上下(y方向)からガスを導入するガス導入管21とに分岐している。ガス導入管11は、さらに分岐点Q2でガス導入管12と13に分岐している。ガス導入管12は、ニードルバルブ12aを介して分岐管14,15,16に配管接続され、分岐管14,15,16は、それぞれシャワーヘッド14a,15a,16aに配管接続されている。ガス導入管13は、ニードルバルブ13aを介して分岐管17,18,19に配管接続され、分岐管17,18,19は、それぞれシャワーヘッド17a,15a,19aに配管接続されている。
また、ガス導入管21は、分岐点Q3でガス導入管22と23に分岐している。ガス導入管22は、ニードルバルブ22aを介して分岐管24,25に配管接続され、分岐管24,25は、それぞれシャワーヘッド24a,25aに配管接続されている。ガス導入管23は、ニードルバルブ23aを介して分岐管26,27に配管接続され、分岐管26,27は、それぞれシャワーヘッド26a,27aに配管接続されている。すなわち、材料ガスG1は、2系統A1,A2と2系統A3,A4の計4系統のガス導入系を通ってチャンバー1内に導入される。
次に、放電ガス導入システム30では、図3中、チャンバー1の上面から−z方向に放電ガスG2を導入する。不図示のガス供給源に配管された本管30aは、チャンバー1の上面中央の分岐点R1でガス導入管31と32に分岐し、さらに、ガス導入管31は、分岐点R2でガス導入管33と34に分岐し、ガス導入管32は、分岐点R3でガス導入管35と36に分岐している。ガス導入管33は、ニードルバルブ33aを介して誘電体板3の内部に形成されたガス流路33bに通じている。ガス流路33bは、4つのガス噴出口33cを有する。ガス導入管34は、ニードルバルブ34aを介して誘電体板3の内部に形成されたガス流路34bに通じている。ガス流路34bは、4つのガス噴出口34cを有する。また、ガス導入管35は、ニードルバルブ35aを介して誘電体板3の内部に形成されたガス流路35bに通じている。ガス流路35bは、4つのガス噴出口35cを有する。ガス導入管36は、ニードルバルブ36aを介して誘電体板3の内部に形成されたガス流路36bに通じている。ガス流路36bは、4つのガス噴出口36cを有する。すなわち、放電ガスG2は、4系統B1〜B4のガス導入系を通ってチャンバー1内に導入される。
再び図1を参照しながら、SWP−CVD装置100の作用・効果について説明する。
材料ガスG1は、材料ガス導入システム10によりチャンバー1内に導入され、放電ガスG2は、放電ガス導入システム30によりチャンバー1内に導入され、ガス導入を行いながら排気管4を通して不図示の真空ポンプにより排気することにより、チャンバー1内の圧力は0.1〜50Pa程度の所定圧力に保持される。
不図示のマイクロ波出力部から発振された例えば周波数2.45GHzのマイクロ波は、マイクロ波導波管2の内部を図1の紙面の垂直方向に進行しながら誘電体板3に入射する。これにより、表面波が誘電体板3のチャンバー本体側の表面を伝播し、誘電体板3の全面に拡がって放電ガスG2を励起し、高密度のプラズマPが生成する。プラズマPは、概ね、表面波の伝播領域に生成する。このプラズマPの領域では、材料ガスG1が分解したり化学反応を起こし、プラズマPに接触または近接させて基板Sを保持することにより、基板Sの表面に薄膜が形成される。実用的な薄膜形成領域は、プラズマPの面積程度であるので、大面積の基板Sに成膜する場合は大面積のプラズマPを生成させなければならない。
形成される薄膜の膜厚、膜質(結晶性、屈折率、内部応力など)の均一性は、プラズマ密度分布や材料ガスの濃度分布に大きく依存する。本発明のSWP−CVD装置は、材料ガスG1の濃度分布の均一化を図ることにより、薄膜の膜厚、膜質の均一性を確保するものである。
図2および図3に示されるように、材料ガスG1は、x方向にガスを放出するガス導入系A1,A2とy方向にガスを放出するガス導入系A3,A4の計4系統のガス導入系を通ってチャンバー1内に導入される。ガス導入系A1〜A4の配管の内径が同じであるとすると、ガス導入系A1〜A4のそれぞれのコンダクタンスは、最初の分岐点Q1からそれぞれのシャワーヘッドまでの長さに依存する。コンダクタンスとはガスの流れ易さを表す値であり、主として、配管の内径に比例し、配管の長さに反比例する量である。従って、ガス導入系A1〜A4のコンダクタンスを等しくすることにより、ガス導入系A1〜A4は、等しい量の材料ガスをチャンバー1内に導入することができる。
このコンダクタンスの制御には、ニードルバルブ12a,13a,22a,23aが用いられ、ニードルバルブの開放量(ガスを通過させる開口の面積)を変化させることにより実行される。ニードルバルブ12a,13a,22a,23aは、互いに独立に開放量を調節でき、ガス導入系A1〜A4は、それぞれニードルバルブ12a,13a,22a,23aによりコンダクタンスが等しくなるように制御される。例えば、ガス導入系A1の方がガス導入系A3よりも分岐点Q1からシャワーヘッドまでの長さが長い場合は、ニードルバルブ12aの開放量をニードルバルブ22aの開放量よりも大きくすればよい。
材料ガスG1は、最終的にはチャンバー1内のシャワーヘッド14a,16aから+x方向に放出され、シャワーヘッド17a,19aから−x方向に放出される。また、材料ガスG1は、チャンバー1内のシャワーヘッド24a,25aから−y方向に放出され、シャワーヘッド26a,27aから+y方向に放出され、シャワーヘッド15aからは±y方向、つまり図2の紙面の上下両方向に放出される。
このように、チャンバー1内の4つのゾーンZ1〜Z4の各ゾーンでは、それぞれx−y面の3方向から材料ガスG1が放出される。今、ゾーンZ1に注目すると、ゾーンZ1は、ガス導入系A1に連通するシャワーヘッド14a、ガス導入系A1とA2に連通するシャワーヘッド15a、ガス導入系A3に連通するシャワーヘッド24aのそれぞれから材料ガスG1が導入されるために、ガス濃度分布が均一になりやすい。ゾーンZ2〜Z4についても同様である。ガス導入系A1〜A4のそれぞれのコンダクタンスを等しくなるように調節することにより、チャンバー1内の4つのゾーンZ1〜Z4の各ゾーンでは、ガス濃度分布は均一になり、その結果、誘電体板3の下側の全領域でガス濃度分布が均一となり、薄膜の膜厚、膜質の均一性が確保される。
また、放電ガスG2についても同様に、ガス導入系B1〜B4のそれぞれのコンダクタンスがニードルバルブ33a,34a,35a,36aによって制御される。ニードルバルブ33a,34a,35a,36aは、互いに独立に流量を調節でき、放電ガスG2は、最終的には4系統のガス導入系B1〜B4にそれぞれ4つ設けられたガス噴出口33c,34c,35c,36cから−z方向に等しい量が放出される。その結果、チャンバー1内の4つのゾーンZ1〜Z4の各ゾーンでは、放電ガスG2の濃度分布は均一になり、誘電体板3の下側の全領域でガス濃度分布が均一となり、大面積でプラズマ密度分布が均一なプラズマPが生成する。
本実施の形態のSWP−CVD装置100によれば、チャンバー1内の4つの全部のゾーンZ1〜Z4で材料ガスG1の濃度分布が均一になり、さらに、ゾーンZ1〜Z4で放電ガスG2の濃度分布が均一になるので、大面積の誘電体板3に対してプラズマ密度分布が均一なプラズマPを生成させ、材料ガスG1の乖離を均一に行うことができ、大面積の基板Sに均一な膜厚、膜質の薄膜を形成することができる。また、ニードルバルブを用いて材料ガスG1の流量を独立に調節できるので、分岐点Q1からシャワーヘッドまでの長さがガス導入系A1〜A4で異なっていても、チャンバー1へのガス導入量をコントロールでき、ガス導入系A1〜A4の配管レイアウトの自由度が増す。
以上説明した本実施の形態によるSWP−CVD装置100によれば、例えば1m×1mの大面積の基板Sに均一な膜厚、膜質の薄膜を形成することができる。SWP−CVD装置100を用いて、近年大面積化が要望されている有機ELの保護膜(SiN,SiO,SiON)、太陽電池の反射防止膜(SiN)の成膜が可能であり、また、TFTのゲート酸化膜および層間絶縁膜(SiO)などの成膜も可能である。
なお、SWP−CVD装置100に、放電ガス導入システム30を用いず、通常の放電ガス導入システムを用いた場合でも、材料ガス導入システム10によりチャンバー1内の材料ガスG1の濃度分布が均一になるので、大面積の基板Sに均一な膜厚、膜質の薄膜を形成することができる。
本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されず、例えば、本実施の形態では、コンダクタンスの制御にニードルバルブを用いたが、ニードルバルブに代えてオリフィス板やマスフローコントローラーを用いることができる。また、本実施の形態では、チャンバー1内を4つのゾーンZ1〜Z4に分けて各ゾーンでガス濃度分布の均一化を図っているが、ゾーンの数は4つでなくてもよいし、材料ガス導入システム10のゾーンと放電ガス導入システム30のゾーンとは1対1で対応していなくてもよい。
なお、特許請求の範囲と実施の形態による構成要素の対応関係については、ニードルバルブ12a,13a,22a,23aが材料ガス用コンダクタンス制御手段に対応し、ニードルバルブ33a,34a,35a,36aが放電ガス用コンダクタンス制御手段に対応する。以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係に何ら限定も拘束もされない。
本発明の実施の形態に係るSWP−CVD装置の概略を模式的に示す全体構成図である。 本発明の実施の形態に係るSWP−CVD装置の材料ガス導入システムを模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るSWP−CVD装置の放電ガス導入システムとチャンバー内の状態を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1:チャンバー
2:マイクロ波導波管
3:誘電体板
10:材料ガス導入システム
11〜13:ガス導入管
12a,13a:ニードルバルブ
14〜19:分岐管
14a〜19a:シャワーヘッド
21〜23:ガス導入管
22a,23a:ニードルバルブ
24〜27:分岐管
24a〜27a:シャワーヘッド
30:放電ガス導入システム
31〜36:ガス導入管
33a〜36a:ニードルバルブ
33b〜36b:ガス流路
33c〜36c:ガス噴出口
100:SWP−CVD装置
A1〜A4:ガス導入系(材料ガス)
B1〜B4:ガス導入系(放電ガス)
G1:材料ガス
G2:放電ガス
P:プラズマ
S:基板
Z1〜Z4:ゾーン

Claims (3)

  1. 成膜チャンバー内にマイクロ波を導入して表面波を形成し、前記表面波により放電ガスを励起して表面波励起プラズマを生成し、前記表面波励起プラズマにより材料ガスを乖離して被処理基板に成膜する表面波励起プラズマCVD装置において、
    前記成膜チャンバーへ前記材料ガスを導入するための複数系統の材料ガス導入系と、
    前記材料ガス導入系に対応して設けられ、そのガス流量を制御する材料ガス用コンダクタンス制御手段とを備えることを特徴とする表面波励起プラズマCVD装置。
  2. 請求項1に記載の表面波励起プラズマCVD装置において、
    前記成膜チャンバーへ前記放電ガスを導入するための複数系統の放電ガス導入系と、
    前記放電ガス導入系に対応して設けられ、そのガス流量を制御する放電ガス用コンダクタンス制御手段とをさらに備えることを特徴とする表面波励起プラズマCVD装置。
  3. 請求項1または2に記載の表面波励起プラズマCVD装置において、
    前記材料ガス用コンダクタンス制御手段は、前記成膜チャンバー内の各々の所定領域で前記材料ガス濃度が均一となるように、前記材料ガスの流量を独立に変化させることを特徴とする表面波励起プラズマCVD装置。
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