JP2006168172A - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワークに接続されていない画像形成装置またはホスト装置が接続されてないネットワーク環境で使用される画像形成装置に対しても、動作情報を参照可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置100のCPU110は、ROM130に記憶された動作情報を読み出し、予め設定された選択基準情報に基づいて動作情報を選択し、選択した動作情報を外部記憶装置200に記憶する。動作情報を選択して出力するようにすることによって、参照すべきデータの量を減らすことが可能となり、障害の原因特定に必要な情報のみを収集することが可能となる。
【選択図】 図2
【解決手段】 画像形成装置100のCPU110は、ROM130に記憶された動作情報を読み出し、予め設定された選択基準情報に基づいて動作情報を選択し、選択した動作情報を外部記憶装置200に記憶する。動作情報を選択して出力するようにすることによって、参照すべきデータの量を減らすことが可能となり、障害の原因特定に必要な情報のみを収集することが可能となる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像形成装置の動作情報を管理する技術に関する。
企業のオフィス等においては、コピー機やスキャナ、プリンタおよびこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、継続的・反復的に使用されることで障害が発生することがある。この障害に対応するために、障害が発生するとその障害に関する情報(以下、これを「フェイルコード」という)を出力する画像形成装置が従来より開発されている。画像形成装置に障害が発生すると、その画像形成装置メーカーのメンテナンスエンジニアは、このフェイルコードを参照することによって、障害の内容を特定し、修復作業を行う。
しかし、上述したフェイルコードでは、様々な要因で発生するすべての障害についてその内容を正確に示すことはできないため、出力されたフェイルコードが示す障害内容と、実際の障害内容が一致しない場合も多い。
そのような場合に対応するために、画像形成動作の内容(例えば、いつ、何枚、カラー/白黒、等)を示す動作情報を参照することによって、障害原因を特定する技術が公開されている。例えば、特許文献1に記載の技術は、画像形成装置に動作情報を蓄積する手段と表示する手段とを設け、異常発生時に動作管理プログラムの記述内容を時系列に出力することによって、どのようなプログラム実行過程において動作異常が発生したかを判別することができ、迅速に障害の原因を追求することができるようになっている。
一方、インターネット等のネットワークに接続されている画像形成装置の動作情報を、ネットワークを介して接続されたホスト装置に対して送信し、そのホスト装置で動作情報を収集して管理し、それらの動作情報を印刷して出力できる技術が公開されている(特許文献2,特許文献3)。
しかしながら、一般には、ネットワークに接続されていない画像形成装置も数多く使用されているが、この種の画像形成装置の場合は特許文献2および3に記載の技術を用いることができない。また、特許文献1に記載の技術は、異常発生時の動作情報のみを収集するが、その限られた動作情報のみから異常発生の原因を特定することは困難である場合が多い。例えば、異常動作直前の各種センサに関する出力値などの大量のデータを時系列に記憶するため、メンテナンスエンジニアは、画像形成装置の障害原因を特定するために、参照する必要のない大量のデータの中から障害原因を示すデータを探す必要があり、メンテナンスエンジニアの作業効率が悪いという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の問題に鑑み、ネットワークに接続されていない画像形成装置またはホスト装置が接続されてないネットワーク環境で使用される画像形成装置であっても、動作情報を収集できる技術を提供することにある。
上述した問題を解決するために、本発明は、画像形成装置の実行時における動作に関する動作情報を生成する動作情報生成手段と、前記動作情報を記憶する記憶手段と、前記動作情報生成手段によって前記動作情報が生成されると、生成された前記動作情報を前記記憶手段に記憶する動作情報記憶制御手段と、前記動作情報の一部を選択するための選択基準情報が入力される選択基準情報入力手段と、前記選択基準情報入力手段により入力された前記選択基準情報に従って、前記記憶手段内の前記動作情報の一部を選択する動作情報選択手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
また、本発明の好ましい態様においては、前記動作情報は、前記動作が正常に行われたか否かを示す情報、両面印刷か否かを示す情報、用紙の枚数情報、カラーか白黒かを示す情報、時刻情報、使用トナー量情報、の少なくともいずれか1つの情報を含む。
本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、外部記憶素子に記憶させる動作情報記憶手段を備える。
本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、印刷して出力する印刷出力手段を備える。
本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、通信ネットワークを介して接続された他の画像形成装置に送信する送信手段を備える。
また、本発明の別の好ましい態様においては、通信ネットワークを介して、他の画像形成装置から前記動作情報を受信する動作情報受信手段を備える。
本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、外部記憶素子に記憶させる動作情報記憶手段を備える。
本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、印刷して出力する印刷出力手段を備える。
本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、通信ネットワークを介して接続された他の画像形成装置に送信する送信手段を備える。
また、本発明の別の好ましい態様においては、通信ネットワークを介して、他の画像形成装置から前記動作情報を受信する動作情報受信手段を備える。
本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報を収集する旨の指示が入力される指示入力手段を有し、前記動作情報選択手段は、前記指示入力手段により前記指示が入力されたときに前記選択処理を行う。
また、本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報選択手段は、前記画像形成装置に外部記憶素子が接続されたときに前記選択処理を行う。
また、本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報は、動作が正常に行われたか否かを示す情報を含み、前記動作情報選択手段は、前記動作情報の内容を判定して正常時の動作情報と故障時の動作情報とを弁別し、それらを比較可能な形式で出力する出力手段を有する。
また、本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報選択手段は、前記画像形成装置に外部記憶素子が接続されたときに前記選択処理を行う。
また、本発明の別の好ましい態様においては、前記動作情報は、動作が正常に行われたか否かを示す情報を含み、前記動作情報選択手段は、前記動作情報の内容を判定して正常時の動作情報と故障時の動作情報とを弁別し、それらを比較可能な形式で出力する出力手段を有する。
また、本発明は、コンピュータに、記憶手段によって記憶されている、画像形成装置の実行時における動作に関する動作情報を読み出し、所定の選択基準情報に基づいて、前記動作情報の一部を選択する動作情報選択機能と、前記動作情報選択機能によって選択された動作情報を外部記憶素子に記憶する動作情報記憶機能と、を実現させるプログラムを提供する。
(1)第1実施形態
(1−1)構成
図1は、本実施形態である画像形成装置100の全体構成の一例を示す図である。図において、110は、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)である。120は、CPU110のワーク領域として利用されるRAM(Random Access Memory)である。130は、ROM(Read Only Memory)であり、画像形成装置100の各種制御を行うためのプログラムが記憶されていると共に、後述する動作情報収集処理を行うための動作情報収集プログラム等が格納されている。CPU110は、これらのプログラムをROM130から読み出して実行することにより各機構の動作を制御する。また、ROM130は、フラッシュメモリやEEPROM等の書換え可能な不揮発性記憶領域を有しており、CPU110は、後述する動作情報や動作情報選択情報等をこの不揮発性記憶領域に記憶する。
(1−1)構成
図1は、本実施形態である画像形成装置100の全体構成の一例を示す図である。図において、110は、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)である。120は、CPU110のワーク領域として利用されるRAM(Random Access Memory)である。130は、ROM(Read Only Memory)であり、画像形成装置100の各種制御を行うためのプログラムが記憶されていると共に、後述する動作情報収集処理を行うための動作情報収集プログラム等が格納されている。CPU110は、これらのプログラムをROM130から読み出して実行することにより各機構の動作を制御する。また、ROM130は、フラッシュメモリやEEPROM等の書換え可能な不揮発性記憶領域を有しており、CPU110は、後述する動作情報や動作情報選択情報等をこの不揮発性記憶領域に記憶する。
140は、タッチパネル等の入力指示部であり、ユーザはこの入力指示部140を操作することにより各種の指示を入力することができる。150は、各種情報を表示する表示部である。160は、CCD(Charge Coupled Device)等により構成される光学系部材を備えた画像読取部であり、光学系部材によって読み取った原稿の画像から画像データを生成する。170は、画像読取部160によって生成された画像データに基づいて画像形成処理を行う画像形成部である。画像形成部170は、画像データに基づいて感光体ドラム上に像光を照射して表面に静電電位の差による潜像を形成し、この潜像をトナーの選択的な付着によってトナー像とし、そのトナー像を転写および定着して用紙に画像を形成する。
CPU110は、画像形成処理を行う度に、その動作内容を示す動作情報を生成し、生成した動作情報をROM130に記憶する。この動作情報は、動作が正常に行われたか否かを示す情報や、両面印刷か否かを示す情報、用紙の枚数情報、カラー印刷か白黒印刷かを示す情報、印刷時刻情報、使用されたトナー量を示す情報や、各種センサに関する出力値などの情報を含んでいる。
また、ROM130には、動作情報選択情報が記憶されている。この情報は、動作情報の種別を示す情報であり、CPU110が後述する動作情報収集処理を行う際に参照される。この動作情報選択情報は、メンテナンスエンジニアが、入力指示部140を用いることによって、設定できるようになっている。
190は、USB(Universal Serial Bus)等の規格に準拠したI/F(インタフェース)である。200は、大容量の記憶領域を備えた外部記憶装置であり、I/F190を介して画像形成装置100に接続することができるようになっている。外部記憶装置200をI/F190に接続することによって、CPU110は、I/F190を介して、外部記憶装置200に動作情報を記憶したり、外部記憶装置200から動作情報を読み出したりすることができる。
(1−2)動作
次に本実施形態である画像形成装置100の動作について説明する。
ユーザが画像形成装置100の入力指示部140を用いて画像形成を行う旨の命令を入力すると、CPU110は、入力された指示内容に基づいて画像形成を行うとともに、その画像形成動作を示す動作情報を生成し、生成した動作情報をROM130に記憶する。この動作情報は、画像形成装置100が画像形成動作を行う毎に生成されるため、ROM130には、複数の動作情報が蓄積されていく。
次に本実施形態である画像形成装置100の動作について説明する。
ユーザが画像形成装置100の入力指示部140を用いて画像形成を行う旨の命令を入力すると、CPU110は、入力された指示内容に基づいて画像形成を行うとともに、その画像形成動作を示す動作情報を生成し、生成した動作情報をROM130に記憶する。この動作情報は、画像形成装置100が画像形成動作を行う毎に生成されるため、ROM130には、複数の動作情報が蓄積されていく。
そして、画像形成装置100のメンテナンスエンジニアが、入力指示部140を用いて、動作情報を収集する旨の命令を入力すると、画像形成装置100のCPU110は、ROM130に記憶されている動作情報収集プログラムを読み出して、本実施形態の特徴である動作情報収集処理を行う。なお、本実施形態では、ROM130に記憶される動作情報選択情報に、「時刻」と「枚数」と「カラー/白黒」と「両面」と「正常/異常」の種別を示す情報が設定されているものとする。
図2は、CPU110が行う動作情報収集処理を示すフローチャートである。入力指示部140によって指示が入力されると、CPU110は、その指示内容が、動作情報の収集を開始する旨の命令であるか否かを判断する(S100)。入力された命令が、動作情報収集開始命令である場合は、動作情報収集プログラムを起動する(S101)。まず、ROM130に記憶されている動作情報選択情報を読み出し、選択する動作情報の種別を参照する(S102)。動作情報選択情報には、「時刻」と「枚数」と「カラー/白黒」と「両面」と「正常/異常」との種別が登録されているため、CPU110は、これらの動作情報を、ROM130に記憶されている動作情報から選択して読み出す(S103)。
図3は、選択されて読み出された動作情報をテーブル形式で示した図である。この動作情報テーブルは、各々が1つの動作情報と対応する複数のレコードの集合体である。このテーブルを構成する1つのレコードは、「時刻」と、「枚数」と、「カラー/白黒」と、「両面」と、「正常/異常」とのフィールドを有している。「時刻」のフィールドは、CPU110がその動作を行った時刻情報が格納される。「枚数」のフィールドには、用紙の枚数情報が格納される。「カラー/白黒」のフィールドには、その画像形成がカラーか白黒かを示す情報が格納される。「両面」のフィールドには、両面か否かを示す情報が格納される。「正常/異常」のフィールドには、その動作が正常に終了したか否かを示す情報が格納される。
動作情報を読み出すと、CPU110は、それらの動作情報を、印刷出力するか、または表示部150に表示出力するか、または外部記憶装置200に記憶するか、のいずれかの手段によって動作情報を出力する。いずれの出力手段を用いるかについては、メンテナンスエンジニアによって予め入力されている設定情報に基づいて判定してもよく、メンテナンスエンジニアが、入力指示部140を用いて入力できるようにしてもよい。まず、CPU110は、それらの動作情報が印刷(プリント)可能であるか否かを判定する(S104)。印刷可能である場合は、動作情報を印刷出力するか否かを判定する(S105)。この判定は、メンテナンスエンジニアによって予め入力されている設定情報に基づいて行う。なお、この判定時に、表示部150に、出力するか否かを示す情報の入力を促す情報を表示するようにし、メンテナンスエンジニアが、入力指示部140を用いて入力するようにしてもよい。そして、出力すると判定された場合は、図3に示した動作情報テーブルを印刷して出力する(S106)。
ステップS105において印刷出力しないと判定された場合には、動作情報を外部記憶装置200に格納するか否かを判定し(S107)、格納すると判定された場合は、図3に示した動作情報テーブルを外部記憶装置200に記憶する(S108)。ステップS107において記憶しないと判定された場合は、表示部150に動作情報を表示するか否かを判定し(S109)、表示すると判定された場合は、図3に示した動作情報テーブルを表示部150に表示する(S110)。
動作情報を選択して出力するようにすることによって、参照すべきデータの量を減らすことが可能となり、画像形成装置100のメンテナンスエンジニアは、必要な動作情報のみを適切に収集することができ、これにより、メンテナンスエンジニアの修復作業の効率を向上させることが可能となる。
また、外部記憶装置200に動作情報を記憶できるようにすることによって、ネットワークに接続されていない画像形成装置100であっても、画像形成装置100のメンテナンスエンジニアは、その動作情報が記憶された外部記憶装置200をパーソナルコンピュータ等に接続して読み出すことができ、これにより、動作情報の内容を確認することが可能となる。
また、異常時の動作情報のみではなく、図3に示すように、正常な動作情報と異常な動作情報とを比較可能な形式で収集することにより、例えば、異常時は正常時に比べて両面使用が非常に多いため、両面ユニットに故障原因を特定できるといったように、異常な動作情報で特徴的な使われ方をしているかを確認することができる。これにより、故障原因を迅速に特定することが可能となる。
(2)第2実施形態
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係る通信システムの全体構成の一例を示す図である。図において、画像形成装置300および画像形成装置400は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークに接続されており、この通信ネットワークを介してデータの送受信を行うことができるようになっている。
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係る通信システムの全体構成の一例を示す図である。図において、画像形成装置300および画像形成装置400は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークに接続されており、この通信ネットワークを介してデータの送受信を行うことができるようになっている。
次に、画像形成装置300と画像形成装置400の構成について説明する。図4に示す画像形成装置300の構成が、図1に示した画像形成装置100の構成と異なるのは、通信I/F310を有している点である。また、図4に示す画像形成装置400の構成が、図1に示した画像形成装置100の構成と異なるのは、I/F190を有していない点と、ROM130に動作情報収集プログラムを有していない点、通信I/F310を有している点である。これに伴い、画像形成装置300および画像形成装置400のROM130に記憶されるデータの記憶内容やCPU110の処理の動作が異なるものの、画像形成装置300および画像形成装置400の構成要素やおおよその処理については画像形成装置100と同様である。そこで、以下においては上述の画像形成装置100との相違点を中心に説明を行うこととし、第1実施形態と同様の構成要素や処理については、同じ番号を付与して適宜その説明を省略する。
図4に示す画像形成装置300において、310は、画像形成装置400と通信を行うための通信I/Fである。画像形成装置300は、通信I/F310を介して画像形成装置400と接続されており、画像形成装置400から動作情報を受信する。
次に、本実施形態に係る通信システムの動作について説明する。
ユーザが画像形成装置400の入力指示部140を用いて画像形成を行う旨の命令を入力すると、CPU110は、入力された指示内容に基づいて画像形成を行うとともに、その画像形成動作を示す動作情報を生成し、生成した動作情報を、ROM130に記憶する。この動作情報は、画像形成装置400が画像形成動作を行う毎に生成されるため、ROM130には、複数の動作情報が蓄積されていく。
ユーザが画像形成装置400の入力指示部140を用いて画像形成を行う旨の命令を入力すると、CPU110は、入力された指示内容に基づいて画像形成を行うとともに、その画像形成動作を示す動作情報を生成し、生成した動作情報を、ROM130に記憶する。この動作情報は、画像形成装置400が画像形成動作を行う毎に生成されるため、ROM130には、複数の動作情報が蓄積されていく。
そして、画像形成装置400のメンテナンスエンジニアが、入力指示部140を用いて、動作情報を収集する旨の命令を入力すると、画像形成装置100のCPU110は、ROM130に記憶された動作情報を、画像形成装置300に対して、通信I/F310を介して送信する。画像形成装置300は、画像形成装置400から動作情報を受信すると、受信した動作情報に対して、図2に示した動作情報収集処理を行い、選択した動作情報を、I/F190を介して接続された外部記憶装置200に記憶する。
これにより、動作情報を記憶するためのホスト装置等を有していないネットワーク環境で使用されており、かつI/F190を有しておらず外部記憶装置200に動作情報を記憶することができない画像形成装置400の場合においても、画像形成装置300に動作情報を送信することによって、画像形成装置400の動作情報を画像形成装置300で収集することが可能となる。これにより、画像形成装置400のメンテナンスエンジニアは、画像形成装置300を用いて画像形成装置400の動作情報を確認することができ、障害原因を迅速に特定することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、画像形成装置300が、図2に示した動作情報収集処理を行ったが、画像形成装置400側で動作情報収集処理を行うようにしてもよい。この場合、画像形成装置400は、動作情報からメンテナンスエンジニアの所望する動作情報を選択し、選択した動作情報のみを画像形成装置300に送信するようにする。このようにすることによって、I/F190を有していない画像形成装置400の場合でも、外部記憶装置200に動作情報を記憶することができるようになる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
上述した第1および第2の実施形態では、動作情報収集プログラムが、画像形成装置のROMに記憶されていたが、動作情報収集プログラムの記憶領域をこれに限定するものではなく、例えば外部記憶装置に動作情報収集プログラムを格納しておき、CPU110がこのプログラムを読み出して実行することにより、動作情報収集処理が行われるようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
上述した第1および第2の実施形態では、動作情報収集プログラムが、画像形成装置のROMに記憶されていたが、動作情報収集プログラムの記憶領域をこれに限定するものではなく、例えば外部記憶装置に動作情報収集プログラムを格納しておき、CPU110がこのプログラムを読み出して実行することにより、動作情報収集処理が行われるようにしてもよい。
これにより、動作情報収集機能を有していない画像形成装置の場合でも、動作情報収集プログラムが格納された外部記憶装置を接続するだけで、特別な機能追加や改造を行うことなく動作情報収集処理を行うことが可能となる。
また、上述した第1の実施形態では、メンテナンスエンジニアが入力指示部140から動作情報の収集命令を入力することをトリガとして、画像形成装置100が動作情報収集処理を開始したが、画像形成装置100に、動作情報収集処理を開始するタイミングを予め設定しておき、そのタイミングに基づいて、画像形成装置が動作情報を収集するようにしてもよい。また、画像形成装置100に外部記憶装置200が接続されたことをトリガとして動作情報収集処理を行うようにしてもよい。
また、上述した第1の実施形態では、動作情報を選択する選択基準情報として、動作情報選択情報を用いたが、動作情報選択情報が予め画像形成装置に記憶されている必要はなく、メンテナンスエンジニアが動作情報を収集する際に、メンテナンスエンジニアが入力指示部140から選択基準情報を入力するようにしてもよい。また、選択基準情報についても、第1実施形態で示した情報に限定するものではなく、他の様々な動作情報を選択するようにすることも可能である。
なお、上述した第1および第2の実施形態では、選択した動作情報をテーブル形式で出力するようにしたが、出力形式はこれに限定するものではなく、メンテナンスエンジニアが好適に動作情報を確認できる形式であれば、どのような形式で出力してもよい。
100,300,400…画像形成装置、110…CPU、120…RAM、130…ROM、140…入力指示部、150…表示部、160…画像読取部、170…画像形成部、190…I/F、200…外部記憶装置、310…通信I/F。
Claims (10)
- 画像形成装置の実行時における動作に関する動作情報を生成する動作情報生成手段と、
前記動作情報を記憶する記憶手段と、
前記動作情報生成手段によって前記動作情報が生成されると、生成された前記動作情報を前記記憶手段に記憶する動作情報記憶制御手段と、
前記動作情報の一部を選択するための選択基準情報が入力される選択基準情報入力手段と、
前記選択基準情報入力手段により入力された前記選択基準情報に従って、前記記憶手段内の前記動作情報の一部を選択する動作情報選択手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記動作情報は、前記動作が正常に行われたか否かを示す情報、両面印刷か否かを示す情報、用紙の枚数情報、カラーか白黒かを示す情報、時刻情報、使用トナー量情報、の少なくともいずれか1つの情報を含む請求項1記載の画像形成装置。
- 前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、外部記憶素子に記憶させる動作情報記憶手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、印刷して出力する印刷出力手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記動作情報選択手段により選択された動作情報を、通信ネットワークを介して接続された他の画像形成装置に送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 通信ネットワークを介して、他の画像形成装置から前記動作情報を受信する動作情報受信手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記動作情報を収集する旨の指示が入力される指示入力手段を有し、
前記動作情報選択手段は、前記指示入力手段により前記指示が入力されたときに前記選択処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記動作情報選択手段は、前記画像形成装置に外部記憶素子が接続されたときに前記選択処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記動作情報は、動作が正常に行われたか否かを示す情報を含み、
前記動作情報選択手段は、前記動作情報の内容を判定して正常時の動作情報と故障時の動作情報とを弁別し、それらを比較可能な形式で出力する出力手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - コンピュータに、
記憶手段によって記憶されている、画像形成装置の実行時における動作に関する動作情報を読み出し、所定の選択基準情報に基づいて、前記動作情報の一部を選択する動作情報選択機能と、
前記動作情報選択機能によって選択された動作情報を外部記憶素子に記憶する動作情報記憶機能と、
を実現させるプログラム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009066775A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Seiko Epson Corp | プリンタ |
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2004
- 2004-12-15 JP JP2004363234A patent/JP2006168172A/ja active Pending
Cited By (1)
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