JP2006168149A - 堅型射出成形機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は可動金型を固定金型に対して位置精度良く移動することのできる堅型射出成形機を提供することを課題とする。
【解決手段】 堅型射出成形機は、固定金型20Bに対して可動金型20Aが垂直方向に移動するように構成される。リニアガイド6の固定レール部6Aが取り付けられた取付け部12はベースプレート2の平坦な上面2aに起立して設けられる。可動プラテン8は、リニアガイド6のガイドテーブル6Bにより支持され、固定レール部6Aに沿って垂直方向に移動可能である。取付け部材12の剛性の大きい方向は、実質的に可動プラテン8の中心に向かう方向である。
【選択図】 図1
【解決手段】 堅型射出成形機は、固定金型20Bに対して可動金型20Aが垂直方向に移動するように構成される。リニアガイド6の固定レール部6Aが取り付けられた取付け部12はベースプレート2の平坦な上面2aに起立して設けられる。可動プラテン8は、リニアガイド6のガイドテーブル6Bにより支持され、固定レール部6Aに沿って垂直方向に移動可能である。取付け部材12の剛性の大きい方向は、実質的に可動プラテン8の中心に向かう方向である。
【選択図】 図1
Description
本発明は射出成形機に係り、特にリニアガイドにより可動部を支持して高い位置精度の金型開閉を行なう堅型射出成形機に関する。
樹脂製品を成型するための射出成形機において、金型の開閉精度が必要な射出成形に好適な成形機として堅型射出成形機がある。堅型射出成形機では、可動金型を移動するための可動プラテンなどの可動部が垂直方向に移動するため、可動部が水平に移動する横型射出成形機に比べて、可動部の直進性を確保することができる。その反面、可動部を重力に抗して移動(上方に移動)しなくてはならず、可動金型を含む可動部の重量に制限がある。したがって、堅型射出成形機は、比較的小型で寸法精度が要求される成型品に用いられることが多い。
堅型射出成形機において、固定金型は下側に設けられ、可動金型が固定金型に対して上下動する構成が一般的である。例えば、固定金型が取り付けられる下部固定フレームに対してガイドポストを垂直に起立して固定し、下部固定フレームの上方において上部固定フレームをガイドポストに固定し、可動金型が取り付けられる可動フレームを下部固定フレームと上部固定フレームとの間に配置して、可動フレームをガイドポストに沿って上部固定フレームに対して上下動させることにより金型開閉を行なう堅型射出成形機がある(例えば、特許文献1参照。)。
ガイドポストにより可動フレームをガイドする方式では、ガイドポストと可動フレームとの摺動部分に遊びが生じるおそれがあり、可動金型と固定金型との間に僅かではあるが位置ずれが生じるおそれがある。また、ガイドポストに対して可動部や可動部を駆動する駆動部の重心がガイドポストに対して偏る場合がある。このような場合は、ガイドポストに僅かな倒れが生じて固定部に対する可動部の水平方向位置がずれるおそれがある。このような位置ずれが生じると成形品の寸法精度が悪化するおそれがある。
上述のガイドポストに起因する位置精度の悪化を防止するために、ガイドポストの代わりにリニアガイドを用いることが提案されている。リニアガイドは固定レールと可動部との間の遊びを最小限にした直進案内機構であり、可動部を高い精度で直進性させることができる。したがって、可動金型が取り付けられた可動プラテンをリニアガイドによりガイドしながら上下動させることで、高い位置精度で可動金型を移動することができる。
特開平11−150140号公報
堅型射出成形機において、可動プラテンのガイドとしてリニアガイドを用いた場合、リニアガイドの固定レールは可動プラテンの下側にある固定フレームに固定され、固定フレームと可動プラテンとの間に延在する構成となる。この場合、可動プラテン等の可動部に外部から荷重が加わると、片持ちで固定フレームに支持された固定レールに対してモーメント荷重が加わることとなる。これにより固定レールに傾きが生じ、可動プラテンの直進性が悪化するおそれがある。
また、通常、リニアガイドの固定レールは射出成形機の固定フレームに対して取り付け固定されるが、一般的に固定フレームは比較的大きな構造物である。リニアガイドの固定レールを取り付ける面には水平度又は平面度が要求されるため、加工精度の高い加工機で固定フレームを加工する必要がある。大きな構造物を精度良く加工する加工機は、一般の加工機とは異なり、固定フレームを加工するための加工機が限定されてしまう。また、そのような加工機を用いて加工したとしても、取付け面の寸法精度や平面度を確保するのは容易ではない。
さらに、堅型射出成形機において、可動プラテンを移動するための型締装置の駆動部を可動プラテンの上方に設けることが一般的であるが、駆動部に油圧シリンダを用いた場合は、油漏れにより金型や金型の取付け部分が汚染されるおそれがある。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、可動金型を固定金型に対して位置精度良く移動することのできる堅型射出成形機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、可動金型が取り付けられるよう構成された可動プラテンを垂直方向に移動する堅型射出成形機であって、前記可動金型に対して対向して固定金型が取り付けられるよう構成された固定プラテンと、前記固定プラテンに対して垂直に延在するとともに、前記可能プラテンの移動を案内する複数の直進案内部材とを有し、前記複数の直進案内部材の各々の剛性が高められた方向は、前記可動プラテンの中心に向かう方向に実質的に一致していることを特徴とする堅型射出成形機が提供される。
上述の本発明による堅型射出成形機において、前記固定プラテンが固定されたベースプレートをさらに有し、前記複数の直進案内部材は、前記ベースプレートに垂直に取り付けられた複数の直進案内位置決め部材にそれぞれ取り付けられていることが好ましい。また、前記複数の直進案内位置決め部材は、前記ベースプレートに固定された固定端と、該固定端の反対側で固定されずに自由である自由端とを有することが好ましい。さらに、前記固定金型と前記可動金型とが取り付けられた際に、型閉位置と前記固定端との距離が該型開位置と前記自由端との距離より短くなるように構成されたこととしてもよい。また、上述の堅型射出成形機は、前記複数の直進案内部材を少なくとも3つ有することが好ましい。
上述の如く、本発明によれば、直線案内部材の剛性の大きい方向は、実質的に可動プラテンの中心に向かう方向に一致するため、可動プラテンに偏荷重が加わった際に複数の直線案内部材の取付け部の全体構造としての剛性を可動プラテンの中心に対して全方向に略均一化することができる。これにより、可動プラテンの位置ずれを効率的に防止して位置精度の高い金型開閉を達成でき、結果として寸法精度の高い成形品を得ることができる。
本発明の第1実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1実施例による堅型射出成形機の斜視図である。図1に示す堅型射出成形機は、ベースプレート2に取り付けられた固定プラテン4と、ベースプレート2上に設けられた4個のリニアガイド6と、リニアガイド6により上下動可能に支持された可動プラテン8と、ベースプレート2の下方に配置された駆動部10とを有する。なお、図1において可塑化装置は可動プラテン8の更に上側に配置されるが、図示は省略されている。
リニアガイド6の直進案内部材としての固定レール6Aは取付け部材12を介してベースプレート2の上面2aに取り付けられる。本実施例では、リニアガイド6は、略四辺形の可動プラテン8の四隅を支持するように、可動プラテン8を囲んで対角線上の4箇所に配置される。可動プラテン8はリニアガイド6により支持され案内されながら垂直方向に移動可能である。
リニアガイド6の各々は、固定レール6Aと固定レール6A上を移動する移動部であるガイドテーブル6Bとよりなり、ガイドテーブル6Bが可動プラテン8の四隅に固定される。固定レール6Aは直進案内位置決め部材としての取付け部材12に取り付けられ、取付け部材12は取付け部材支持ブロック14を介してベースプレート2の上面2aに固定される。
駆動部10はエジェクタ機構の駆動部と可動プラテンの駆動部、及びカットパンチ駆動部とを含んでおり、可動プラテン8の駆動部からはベースプレート2を貫通して4本のタイバー16が可動プラテン8まで延在している。本実施例では4本のタイバー16(図1では3本しか見えない)が設けられるが、4本に限ることなく、例えば2本であってもよい。タイバー16による可動プラテン8への偏荷重を避けるためには本実施例のように可動プラテン8の中心に対称に4本のタイバー16を設けることが好ましい。
図2は図1に示す堅型射出成形機の平面図であり、図3は図2のIII−III線に沿った断面図である。図2に示すように、略四辺形の四隅に対応した位置にリニアガイド6が設けられ、リニアガイド6の内側にタイバー16が配置される。リニアガイド6の固定レール6Aは取付け部材の側面(ベースプレート2の上面2aに対して垂直な面)に取り付けられ、ガイドテーブル6Bが固定レール6Aに対して移動可能に取り付けられている。すなわち、可動プラテン8の四隅がガイドテーブル6Bにより固定レール6Aに対して移動可能に支持される。
図3に示すように、リニアガイド6の固定レール6Aは取付け部材12に沿って延在し、ガイドテーブル6Bは固定レール6Aに沿って移動可能である。固定レール6Aが固定された取付け部材12は取付け部材支持ブロック14に固定されており、取付け部材支持ブロック14がベースプレート2の上面2aに対して取り付けられている。
駆動部10はエジェクタ機構と可動プラテン8の駆動部とを含んでおり、油圧シリンダが組み合わされた構造である。駆動部10の最外部となる型締シリンダ30はピストン32に対して移動可能である。すなわち、型締シリンダ30とピストン32との間の油圧室34A,34Bに油圧を適宜供給することにより型締シリンダ30は、ピストン32に沿って垂直方向に移動する。
上述の4本のタイバー16の下側先端部は型締シリンダ30の上部に設けられたフランジ部30aに固定されており、タイバー16は型締シリンダ30と共に垂直方向に移動する。これにより、タイバー16の上側先端部に固定された可動プラテン8も型締シリンダ30の垂直移動と共に垂直移動する。
なお、駆動部10には金型から成形品を取り出すためのエジェクタ機構が設けられているが、エジェクタ機構の詳細な説明は省略する。また、金型内に充填された樹脂の成形品部分とゲート部とを切断するカットパンチ機構も設けられているが、カットパンチ駆動部に関する詳細な説明も省略する。
以上の構成の堅型射出成形機において、可動金型20Aが可動プラテン8に取り付けられ、固定金型20Bが固定プラテン4に取り付けられる。可動プラテン8を上方に移動することにより金型20A,20Bが開かれ、可動プラテン8を上方に移動することにより金型20A,20Bが閉じられて型締めが行なわれる。
ここで、可動金型20Aすなわち可動プラテン8を、固定金型20Bすなわち固定プラテン4に対して精度良く垂直移動させるには、ベースプレート2の上面2aを精度の高い平面とし、且つリニアガイド6を上面2aに対して精度良く垂直に取り付ける必要がある。 そこで、本実施例では、ベースプレート2を板状とし、外形もなるべく小さくして簡単な形状としている。これにより、ベースプレート2の加工を容易にし、上面2aを非常に高い平面度に加工することができる。
また、リニアガイド6の固定レール6Aが取り付けられた取付け部材12をベースプレート2にボルト等で直接固定するのではなく、取付け部材支持ブロック14を介してベースプレート2の上面2aに固定している。すなわち、取付け部材支持ブロック14は取付け部材12の一端にボルト36により固定され、取付け部材14は取付け部材12から突出した突出部14a(図3参照)から突出する部分を有している。この突出部14aをクランプ18によりベースプレート2に対してクランプすることにより、取付け部材12をベースプレート2の上面2aに対して精度良く垂直に固定することができる。すなわち、取付け部材12の一端にネジ孔を設けてベースプレート2を貫通するボルトで締め付けて取付け部材12を固定した場合、ボルトの締め付け力によりベースプレート2aや取付け部材12が僅かに変形して取付け部材12のベースプレート2に対すると垂直度の精度が損なわれるおそれがある。これに対して、本実施例のようにボルト38を用いてクランプ18により締め付ける構造を用いることで取付け部材支持ブロック14を比較的均一な力でベースプレート2に押圧することができ、結果として取付け部材12をベースプレート2の上面2aに対して精度良く垂直に取り付けることができる。
ここで、リニアガイド6を精度良く垂直に取り付けたとしても、リニアガイドは片持ちであるため、重量のある可動プラテン8を移動する際に加わる荷重によりリニアガイド6(すなわち、取付け部材12)に倒れが生じ、可動プラテン8の位置がずれるおそれがある。そこで、本実施例では、図2の平面図に示すように、リニアガイド6の固定レール6Aを支持する取付け部材12の剛性が強い方向が、可動プラテンの中心を向くように配置されている。取付け部材12の剛性が強い方向は、図2に示す取付け部材12の断面形状では最も幅の大きい方向である。なお、取付け部材12の断面形状は図2に示すような形状に限られず、曲げモーメントに強い様々な断面形状がある。リニアガイド6の特性として、固定レール6Aの上面で大きな荷重を受けることができることを考慮すると、固定レール6Aの上面に垂直な方向に、取付け部材12の剛性が強い方向を合わせることが好ましい。
以上のように、リニアガイド6の固定レール6Aを支持する取付け部材12の剛性が大きい方向が可動プラテン8のほぼ中心を向く状態でリニアガイド6を可動プラテン8の周囲に配置して、可動プラテン8を移動可能に支持することにより、可動プラテン8が移動する際に移動軸(中心軸)からずれ難い構成となる。これにより、ベースプレート2に対して精度良く垂直に取り付けたリニアガイド6の精度を損なうことなく、可動プラテン8に偏荷重が加わった場合でも、可動プラテン8の上下移動をリニアガイド6により精度良くガイドすることができる。
ここで、本実施例ではリニアガイド6(すなわち、取付け部材12)の下側端部をベースプレート2に固定し上側は固定していない、いわゆる片持ち支持としている。取付け部材12の上側端部も固定して両持ちとした場合には、堅型射出成形機を組立てた際に精度良くリニアガイド6を配置・固定することができるが、両持ち構造とするには構造的に大掛かりとなり、好ましくない。金型を閉じた際の両金型20A,20Bの相対的位置精度が必要な位置精度であることを考慮すると、金型が開かれて可動プラテン8が上方にある際には多少位置がずれていてもよいこととなる。この点を考慮して、本実施例では、取付け部材12を片持ちとしてリニアガイド6の支持構造を簡単で小型な形状としながら、可動プラテン8が型閉じ位置にある際の高い位置精度を確保している。すなわち、本実施例では可動プラテン8が型閉じ位置にある際の高い位置精度を確保できるため、取付け部材12を片持ちとすることが可能となる。
取付け部材12を片持ちとする効果として、例えば、取付け部材12を両持ちとして自由度を小さくした場合、成形機の稼動中に温度上昇した際の各部材の熱膨張により偏荷重が加わって取付け部材に倒れが生じるおそれがあるが、片持ちとしておけばそのような偏荷重が加わらず垂直度を維持することができることが考えられる。
また、本実施例では、可動プラテン8を駆動するための駆動部である型締シリンダ30が固定プラテン4の下側に設けられ、タイバー16を介して可動プラテン8に接続されている。したがって、可動プラテン駆動用のアクチュエータとしての型締シリンダ30は、可動金型20A及び固定金型20Bの下側に配置されており、油圧シリンダに油漏れが生じても、漏れた油が金型20A,20B及びその周辺に付着することなく、油漏れによる金型汚染を防止することができる。
また、型締シリンダ30とピストン32とは、いわゆる両ロッド型の油圧シリンダを形成しており、型締シリンダ30はピストン32の両端の2ヶ所で支持される。このような両ロッド型の油圧シリンダとすることにより、ピストン32の中心軸に対する型締シリンダの倒れを極力小さくすることができ、型締シリンダ30の倒れによりタイバー16を介して可動プラテン8に偏荷重が加わることを防止することができる。ここで、直進案内機構は本願実施例中に記載されたリニアガイドに限られず、ボールスプラインなどを用いることとしてもよい。
次に、本発明の第2実施例による堅型射出成形機について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は本発明の第2実施例による堅型射出成形機の可動プラテンを外した状態でベースプレートを上から見た平面図である。図5は本発明の第2実施例による堅型射出成形機の可動プラテンとリニアガイドとを示す平面図である。なお、図4及び図5において、図1乃至図3に示す部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本発明の第2実施例では、図4に示すように、リニアガイド6(すなわち、取付け部材12)の配置位置を上述の第1実施例とは異ならせることにより、可塑化移動装置の一部である可塑化移動用ロッド40をベースプレート2を貫通した状態で設ける構成としている。図4において、リニアガイド6の固定レール6Aを支持する4本の取付け部材のうち、一対の取付け部材12は一つの対角線A上に配置されており、取付け部材12の剛性が大きい方向は、固定プラテン4の中心(すなわち可動プラテン8の中心)に向かっている。一方、他の一対の取付け部材12は対角線Bから距離Dだけずれた位置に配置されており、取付け部材12の剛性が大きい方向は、対角線Bに平行となっている。
上述のように一対の取付け部材12の位置をずらすことにより、可塑化移動用ロッド40がベースプレート2を貫通する位置を確保している。可塑化移動用ロッド40の下側端部はベースプレート2の下側で駆動装置(図示せず)に接続され、ベースプレート2を貫通した状態で垂直方向に移動することができる。可塑化移動用ロッド40の上側端部は可動プラテン8を避けて可動プラテン8よりも上方まで延在し、可塑化移動装置(図示せず)に接続される。これにより、可動プラテン8の上側で可塑化装置を上下移動することができる。なお、可塑化移動用ロッド40を配置するために、対角線Bからずらされた取付け部材12を固定するためのクランプは、一部の形状が変更されて図4に示すクランプ18Aのような形状になっている。
上述のような構成とすることにより、上述の第1実施例のように可動プラテン8と固定プラテン4との相対的位置精度を確保したまま、可塑化移動装置用の駆動部をベースプレート2(すなわち、固定金型20B)より下側に設けることができる。すなわち、可塑化移動装置用の駆動部を金型の上側に配置する必要がなくなり、可塑化移動装置用の駆動部を油圧シリンダで構成した場合に、油漏れにより金型が汚染されるといった問題を回避することができる。さらに、本発明の第2実施例のように、可塑化移動用ロッド40を複数本用いることにより、射出装置のノズル部(図示しない)が金型にタッチした際に金型へ与える偏荷重を小さくすることができ、成形の精度を向上させることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
2 ベースプレート
2a 上面
4 固定プラテン
6 リニアガイド
6A 固定レール
6B ガイドテーブル
8 可動プラテン
10 駆動部
12 取付け部材
14 取付け部材支持ブロック
14a 突出部
16 タイバー
18,18A クランプ
20A 可動金型
20B 固定金型
30 型締シリンダ
32 ピストン
34A,34B 油圧室
36 ボルト
40 可塑化移動用ロッド
2a 上面
4 固定プラテン
6 リニアガイド
6A 固定レール
6B ガイドテーブル
8 可動プラテン
10 駆動部
12 取付け部材
14 取付け部材支持ブロック
14a 突出部
16 タイバー
18,18A クランプ
20A 可動金型
20B 固定金型
30 型締シリンダ
32 ピストン
34A,34B 油圧室
36 ボルト
40 可塑化移動用ロッド
Claims (5)
- 可動金型が取り付けられるよう構成された可動プラテンを垂直方向に移動する堅型射出成形機であって、
前記可動金型に対して対向して固定金型が取り付けられるよう構成された固定プラテンと、
前記固定プラテンに対して垂直に延在するとともに、前記可能プラテンの移動を案内する複数の直進案内部材と
を有し、
前記複数の直進案内部材の各々の剛性が高められた方向は、前記可動プラテンの中心に向かう方向に実質的に一致していることを特徴とする堅型射出成形機。 - 請求項1記載の堅型射出成形機であって、
前記固定プラテンが固定されたベースプレートをさらに有し、
前記複数の直進案内部材は、前記ベースプレートに垂直に取り付けられた複数の直進案内位置決め部材にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする堅型射出成形機。 - 請求項2記載の堅型射出成形機であって、
前記複数の直進案内位置決め部材は、前記ベースプレートに固定された固定端と、該固定端の反対側で固定されずに自由である自由端とを有することを特徴とする堅型射出成形機。 - 請求項3記載の堅型射出成形機であって、
前記固定金型と前記可動金型とが取り付けられた際に、型閉位置と前記固定端との距離が該型開位置と前記自由端との距離より短くなるように構成されたことを特徴とする堅型射出成形機。 - 請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の堅型射出成形機であって、
前記複数の直進案内部材を少なくとも3つ有することを特徴とする堅型射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004362895A JP2006168149A (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 堅型射出成形機 |
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JP (1) | JP2006168149A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183774A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 堅型射出成形機の型締装置 |
CN103753783A (zh) * | 2014-01-20 | 2014-04-30 | 无锡华宇精密机械有限公司 | 具有导正结构的立式注塑机 |
-
2004
- 2004-12-15 JP JP2004362895A patent/JP2006168149A/ja active Pending
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CN103753783A (zh) * | 2014-01-20 | 2014-04-30 | 无锡华宇精密机械有限公司 | 具有导正结构的立式注塑机 |
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