JP2006167290A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球を自重によって落下させながらも、遊技球の動きに変化をつける。
【解決手段】(A)に示すように、第1滞留面20a上のパチンコ球が第1誘導路20bに流下すると、このパチンコ球は第1誘導路20bの傾斜に沿って前方に流下する。(B)に示すように、第1誘導路20bを流下するパチンコ球は第1扉29を押圧する。パチンコ球によって押された第1扉29は開き位置に向けて揺動を開始する。(C)に示すように、第1扉29が開き位置まで揺動すると第1誘導路20bの前縁から落下したパチンコ球が案内板40の傾斜面40a上に落下する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遊技球を使用して遊技が行われる弾球遊技機に関するものである。
本明細書中では弾球遊技機の一例としてパチンコ機を例に挙げて説明しているため、遊技に用いる遊技球としてパチンコ球を用いて説明するが、遊技球としてはパチンコ球以外の他の態様の球も含む。また、遊技盤の入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とする。
最近のパチンコ機の殆どでは、当たり又はハズレを決定する当たり抽選の抽選結果が図柄表示装置によって表示される。そして、図柄表示装置を有するパチンコ機には、遊技盤の遊技領域に打ち出されたパチンコ球を転動させながら滞留させる滞留面を備えたステージが設けられている。一般に、ステージの下方には始動入賞口が設けられており、滞留面を転動するパチンコ球が始動入賞口に入賞しやすくなるように滞留面には傾斜がつけられている。始動入賞口で入賞が発生すると図柄表示装置が作動されるため、ステージを有するパチンコ機では滞留面のパチンコ球の動きに興味を惹きつけ、遊技に緊張感を付与することができる。しかし、単に、ステージを1つ設けただけでは、滞留面を転動するパチンコ球の動きが乏しく、遊技が単調になってしまうことがある。このため、近年、例えば互いの高さが異なるようにステージを階段状の2段構成にする、あるいは、磁石によってパチンコ球を一定の位置まで移動させる電動の可動物を設けるなど、滞留面を転動するパチンコ球の動きに遊技者の興味を惹きつけるために様々な工夫がなされたパチンコ機が提供される傾向にある。
しかしながら、ステージを2段構成にしたものでは、パチンコ球は単に上段のステージから下段のステージに落下するだけであるので、ステージを2段構成にするという独特の構成のわりには、パチンコ球の動きが乏しかった。また、近年、図柄表示装置が大型化されているため、ステージを2段構成にしてもその高さを十分に高くすることができず、パチンコ球の動きを多彩にすることが困難となっていた。さらには、電動の可動物を設けたものでは、例えば停電などによってパチンコ機の電源が遮断されてしまうと、パチンコ球が滞留面で停滞してしまいパチンコ球が詰まってしまうことがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、遊技球を自重によって落下させながらも、遊技球の動きに変化をつけることができるようにした弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の弾球遊技機は、遊技球を転動させながら滞留させる滞留面と、前記滞留面に設けられ、奥側から手前側に傾斜した誘導路とを有するステージを備え、前記誘導路に流入した遊技球を前記誘導路の前縁からステージ下方に落下させる弾球遊技機において、前記誘導路の前縁から遊技球が落下したときに、その落下経路に変化を与える落下経路変更手段を設け、前記落下経路変更手段は、略垂直な軸を中心に揺動自在に支持され、前記誘導路の前縁を上縁が遮る閉じ位置と誘導路の前縁を上縁が開放する開き位置との間で揺動自在な扉と、前記誘導路を流下する遊技球によって前記扉の上縁が押されていない状態では、前記閉じ位置で保持されるように前記扉を付勢するとともに、前記誘導路を流下する遊技球によって前記扉の上縁が押されたときには、前記扉が前記閉じ位置から前記開き位置に揺動することを許容する付勢部材と、前記扉の背面に固着され、前記扉が前記開き位置に移動したときに遊技球の落下経路に進入して前記誘導路の前縁から落下した遊技球を側方に案内する案内板とを備えたものである。
なお、扉を揺動自在に支持する略垂直な軸の「略垂直」とは、扉を閉じ位置と開き位置との間で揺動させることができる範囲を示す。
また、前記案内板は前記軸から離れるにしたがって高さが漸減する誘導路を有し、前記誘導路の前縁から落下した遊技球を前記誘導路で流下させることが好ましい。
また、前記軸に関して前記扉とは逆側で垂直下方に延びた受動ロッドを前記扉と一体に設け、前記付勢部材を前記ステージの下方に設けられた付勢レバーで構成し、前記付勢レバーの一端に重りを固着するとともに、その他端を前記受動ロッドに側方から当接させ、前記重りによる付勢力によって前記扉を前記閉じ位置に保持させることが好ましい。
また、前記付勢レバーの前記他端で、前記受動ロッドの側面に当接する部分を円弧状に屈曲させることが好ましい。
また、前記滞留面から遊技球が落下する際の障壁を前記滞留面の前縁から上方に突出させ、前記障壁を垂直下方に延ばして前記ステージの前面壁を形成するとともに、前記前面壁に開口を形成し、前記開口は前記閉じ位置にある前記扉によって覆われ、かつ前記扉が前記開き位置に移動したときに前記案内板が前記開口を通して前記誘導路の前縁の下方に突出することが好ましい。このため、前記傾斜面は、前記扉の前記開き位置への移動にともなってその高さが漸減するように開口から突出する。
また、前記滞留面を両端側が中央部よりも高い左右対称の湾曲面で構成し、前記中央部とそれぞれの両端側との間のゆるやかな凹部のそれぞれに前記誘導路を形成するとともに、各々の誘導路ごとに前記落下経路変更手段を設け、これらの前記落下経路変更手段の各々の案内板は、遊技球を互いに左右逆方向に案内することが好ましい。
なお、「ゆるやか」とは、滞留面を転動する遊技球が凹部で停滞することなく、凹部から中央部に流下することが可能な程度を示す。
また、前記滞留面の中央部に奥側から手前側に傾斜した第2の誘導路を形成し、始動入賞口の上方に遊技球を導く球通路に前記第2の誘導路の前縁から落下した遊技球を流下させる第2落下経路変更手段を備えることが好ましい。
また、前記ステージを互いにその高さが異なるように階段状に形成し、前記案内板から落下した遊技球が下段の前記ステージに落下することが好ましい。
本発明によれば、ステージが有する誘導路の前縁から遊技球が落下したときに遊技球を側方に案内する落下変更手段を設けたので、遊技球を段階的に落下させることが可能になり、遊技球を自重によって落下させながらも、遊技球の動きに変化をつけることができる。
また、誘導路の前縁から落下した遊技球を側方に案内する案内板は軸から離れるにしたがって高さが漸減する誘導路を有し、誘導路の前縁から落下した遊技球を誘導路で流下させるので、案内板上の遊技球をスムーズに流下させることが可能になり、遊技球が扉とステージとの間で遊技球が詰まることを防止できる。
また、前記軸に関して前記扉とは逆側で垂直下方に延びた受動ロッドを前記扉と一体に設け、前記付勢部材を前記ステージの下方に設けられた付勢レバーで構成し、前記付勢レバーの一端に重りを固着するとともに、その他端を前記受動ロッドに側方から当接させ、前記重りによる付勢力によって前記扉を前記閉じ位置に保持させるので、付勢部材の耐久性を向上させることが可能になり、弾球遊技機のランニングコストを低減することができる。
また、前記付勢レバーの前記他端で、前記受動ロッドの側面に当接する部分を円弧状に屈曲させたので、付勢レバーと受動ロッドの動作をスムーズに行わせることが可能になり、遊技球が扉とステージとの間で遊技球が詰まることを防止できる。
また、前記滞留面から遊技球が落下する際の障壁を前記滞留面の前縁から上方に突出させ、前記障壁を垂直下方に延ばして前記ステージの前面壁を形成するとともに、前記前面壁に開口を形成し、前記開口は前記閉じ位置にある前記扉によって覆われ、かつ前記扉が前記開き位置に移動したときに前記案内板が前記開口を通して前記誘導路の前縁の下方に突出するので、落下経路変更手段を設置するスペースを小さくすることが可能になり、遊技盤の遊技領域を効率良く使用することができる。
また、前記滞留面を両端側が中央部よりも高い左右対称の湾曲面で構成し、前記中央部とそれぞれの両端側との間のゆるやかな凹部のそれぞれに前記誘導路を形成するとともに、各々の誘導路ごとに前記落下経路変更手段を設け、これらの前記落下経路変更手段の各々の案内板は、遊技球を互いに左右逆方向に案内するので、遊技球の動きを多彩にすることが可能になり、遊技者の遊技球の動きへの興味を惹きつけることができる。
また、前記滞留面の中央部に奥側から手前側に傾斜した第2の誘導路を形成し、始動入賞口の上方に遊技球を導く球通路に前記第2の誘導路の前縁から落下した遊技球を流下させる第2落下経路変更手段を備えたので、第2の誘導路の遊技球に遊技者の興味を惹くことができ、滞留面上の遊技球の動きに興味を惹きつけることができる。
また、前記ステージを互いにその高さが異なるように階段状に形成し、前記案内板から落下した遊技球が下段の前記ステージに落下するので、遊技球をさらに段階的に落下させることができ、遊技球の動きを多彩にできる。この場合、ステージ全体の高さを抑えることが可能になり、図柄表示装置の大型化に対応できる。
図1に示すように、パチンコ機10の下方には発射ハンドル10aが設けられている。発射ハンドル10aが操作されると、遊技盤11の前面側の遊技領域にパチンコ球が打ち出される。遊技盤11には図柄表示装置12が組み込まれている。遊技盤11の前面には、始動入賞口13、通常入賞口14、通過入賞口14a、アタッカ15、アウト口16などが設けられており、打ち出されたパチンコ球はいずれかに入る。始動入賞口13にパチンコ球が入賞すると図柄表示装置12で図柄の変動表示が行われて当たり又はハズレが表示される。図柄表示装置12の下方で始動入賞口13の上方にはステージ17が設けられている。
図2に示すように、ステージ17は、互いに高さが異なるように階段状に配置された第1ステージ20及び第2ステージ21の2段構成になっており、第1ステージ20が上方で第2ステージ21が下方に配置されている。
第1ステージ20の上面は第1滞留面(滞留面)20a、第2ステージ21の上面には第2滞留面(滞留面)21aとなっている。第1滞留面20a及び第2滞留面21aは、落下したパチンコ球を転動させながら滞留させる。第1滞留面20a及び第2滞留面21aは両端側が中央部よりも高い左右対称の湾曲面になっている。
第1滞留面20aの中央部とそれぞれの両端側との間のゆるやかな凹部には、奥側から手前側に傾斜した第1誘導路(誘導路)20b,20cが形成されている。前述した凹部は第1滞留面20a及び第2滞留面21aに落下したパチンコ球がその勢いで中央部と両端側とを行き来できる程度のゆるやかさとなっている。また、第1滞留面20aの中央部には奥側から手前側に傾斜した第2誘導路(第2の誘導路)20dが形成されている。第1誘導路20b,20c及び第2誘導路20dには傾斜がつけられているため、第1誘導路20b,20c及び第2誘導路20dに流下したパチンコ球はそれぞれの前縁から下方に落下する。第1誘導路20b,20c及び第2誘導路20dは、奥側から手前側にその幅が次第に広がる弓形形状に形成されている。
第2滞留面21aの中央部とそれぞれの両端側との間のゆるやかな凹部には奥側から手前側に傾斜した第1誘導路21b,21c、第2滞留面21aの中央部には奥側から手前側に傾斜した第2誘導路21dが形成されている。第1誘導路21b,21c及び第2誘導路21dには傾斜がつけられているため、第1誘導路21b,21c及び第2誘導路21dに流下したパチンコ球はそれぞれの前縁から下方に落下する。第1誘導路21b,21c及び第2誘導路21dは、奥側から手前側にその幅が次第に広がる弓形形状に形成されている。
第1ステージ20は、第1滞留面20aの前縁と第2滞留面21aの後縁とに連なり、それぞれの滞留面20a,21aと略垂直な前面壁23を備えている。前面壁23の上端部は障壁23aとなっている。すなわち、前面壁23は障壁23aを垂直下方に延ばすことによって形成されている。障壁23aは第1滞留面20aの前縁から上方に突出している。また、第2滞留面21aの前方には前面壁24が形成されている。前面壁24の上端部は障壁24aとなっている。障壁24aは第2滞留面21aの前縁から上方に突出している。障壁23aは第1滞留面20aの誘導路20b,20c,20dの前縁で途切れ、障壁24aは第2滞留面21aの誘導路21b,21c,21dの前縁で途切れている。このため、第1滞留面20a及び第2滞留面21a上のパチンコ球は第1滞留面20a及び第2滞留面21aの誘導路の前縁以外の前縁から落下することが障壁23a,24aによって阻まれ、これにより、第1滞留面20a及び第2滞留面21a上のパチンコ球が各誘導路に流下しやすくなっている。
前面壁23の第2誘導路21dと対峙する位置には球入口25が形成されている。また、前面壁24には、始動入賞口13の上方に位置するように球出口26が形成されている。球入口25と球出口26とはステージ17内部に形成された球通路27によって連通している。このため、球入口25に入ったパチンコ球は球通路27を通って球出口26から排出される。
また、前面壁23には、第1誘導路20b,20c及び第2誘導路20dのそれぞれの下方に位置するように3つの開口28a〜28cが形成されている。開口28aは第1誘導路20bの下方、開口28bは第2誘導路20dの下方、開口28cは第1誘導路20cの下方にそれぞれ配置されている。
図3に示すように、開口28a,28cはそれぞれ第1扉(扉)29,30によって開閉される。第1扉29,30はそれぞれに対応する開口28a,28cの奥で揺動自在に取り付けられている。第1扉29,30は、第1誘導路20b,20cの前縁を上縁が遮る閉じ位置(図2に示す位置)と第1誘導路20b,20cの前縁を上縁が開放する開き位置(図3に示す位置)との間で揺動自在になっている。
また、開口28bは、略水平な軸を中心に揺動自在に軸支された第2扉31によって開閉される。第2扉31も第1扉29,30と同様に、第2誘導路20dの前縁を上縁が遮る閉じ位置(図2に示す位置)と第2誘導路20dの前縁を上縁が開放する開き位置(図3に示す位置)との間で揺動自在になっている。
図4に示すように、第1誘導路20bの前縁から落下したパチンコ球は、落下経路変更装置(落下経路変更手段)32によってその落下経路に変化が与えられる。なお、第1誘導路20cの前縁から落下したパチンコ球も落下経路変更装置(図示せず)によって、その落下経路に変化が与えられるが、この落下経路変更装置は落下経路変更装置32と同一の構成(左右対称)であるため、落下経路変更装置32を例に挙げて説明し、詳しい説明は省略する。また、第1誘導路20bに対応する落下経路変更装置32はパチンコ球をステージ17に向かって左方に案内し、第1誘導路20cに対応する落下変更装置はパチンコ球をステージ17に向かって右方に案内する。
落下経路変更装置32は、第1扉29、案内板40、付勢レバー(付勢部材)41を備えている。
第1扉29は、開口28aを開閉する開閉板42、開閉板42の側端面から突出した略円筒状の軸受け43、軸受け43の側方で垂直下方に突出した受動ロッド44を備えている。
開閉板42は矩形の横長な薄板からなる。開閉板42は、第1扉29が閉じ位置に位置するときに第1誘導路20bの前縁を上縁が遮るようにその高さ方向の長さが設定されている。軸受け43の中空部分には支持軸45が挿通されている。支持軸45は、その軸芯45aが略垂直になるようにステージ17に軸支されている。これにより、第1扉29は、開閉板42が第1誘導路20bの前縁を上縁が遮る方向(図中矢印A方向)と開閉板42が第1誘導路20bの前縁を上縁が開放する方向(図中矢印B方向)とに揺動する。
受動ロッド44は円柱形状に形成されている。受動ロッド44は支持軸45の軸芯45aに関して開閉板42とは逆側で垂直下方に延びている。受動ロッド44は、第1扉29が閉じ位置で保持されるように付勢レバー41によって付勢されている。
案内板40は開閉板42の背面に一体に形成されている。案内板40は、第1扉29が開き位置に移動したときにパチンコ球の落下経路に進入して第1誘導路20bの前縁から落下したパチンコ球をステージ17の正面に向かって左方側に案内する。案内板40の上面は、軸芯45aから離れるにしたがって高さが漸減する傾斜面40aとなっている。このため、傾斜面40aは、第1扉29の開き位置への移動にともなってその高さが漸減するように開口28aから突出する。傾斜面40aは、その面積がパチンコ球を流下させることが可能な大きさになっている。傾斜面40aは、開閉板42の支持軸45とは逆側の端縁から支持軸45側に向けて弧を描く扇形に形成されている。そして、傾斜面40aでは、その角に向けて高さが漸減するように傾斜がつけられている。
付勢レバー41は、受動ロッド44の下方に位置するようにステージ17に取り付けられている。付勢レバー41は、フック51、軸受け52、重り取付部53を備えている。軸受け52は一端が閉じられた円筒形状に形成されている。軸受け52は、ステージ17に形成された支持軸54に挿通されている。支持軸54の軸芯55は、ステージ17の前後方向と略平行で略水平になっている。付勢レバー41は支持軸54を中心に図中矢印C方向で揺動自在になっている。
フック51は弓形に形成されており、その両端面は円弧状に面取りされている。フック51の上端面51aは受動ロッド44の側面に当接する。重り取付部53は略円筒形状に形成されており、内部の中空部分には円柱形状の重り56が挿入されている。これにより、付勢レバー41は、その自重によって重り取付部53側が下方に位置するとともに、フック51の上端面51aが受動ロッド44の側面に当接した状態となる。そして、重り56の重さによって生じる付勢レバー41の付勢力によって第1扉29が閉じ位置で保持される。また、重り56の重さは、第1誘導路20bを流下するパチンコ球によって開閉板42の上縁が押されたときに第1扉29が閉じ位置から開き位置に回動することを許容する重さに設定されている。このため、第1扉29がパチンコ球によって押されていない状態では、第1扉29は閉じ位置で保持される。
なお、傾斜面40aの面積及び第1扉29が開き位置に位置するときの開閉板42の背面と第1誘導路20bの前縁との距離はパチンコ球1個以上2個未満にすることが好ましい。これにより、傾斜面40aに2個以上のパチンコ球が落下して開閉板42の背面と第1誘導路20bの前縁との間にパチンコ球が詰まることを防止できる。また、第1誘導路20bの最大幅はパチンコ球1個以上2個未満が好ましい。これにより、第1誘導路20bから複数のパチンコ球が一度に落下して、傾斜面40aで2個以上のパチンコ球を受けてしまい、開閉板42の背面と第1誘導路20bの前縁との間にパチンコ球が詰まることを防止できる。
図5に示すように、第2落下変更装置(第2落下経路変更手段)60は、第2扉31、案内板61、重り62を備えている。
第2扉31は、円筒状の軸受け63及び軸受け63の外周面から上方に突出した開閉板64を備えている。軸受け63は、ステージ17に設けられた支持軸65に取り付けられている。支持軸65の軸芯65aは水平になっている。
開閉板64は縦長な矩形状の板からなる。開閉板64は、第2扉31が閉じ位置に位置するときに第1誘導路20bの前縁を上縁が遮るようにその高さ方向の長さが設定されている。第2扉31は、開閉板64が第2誘導路20dの前縁を上縁が遮る方向(図中矢印E方向)と開閉板64が第2誘導路20dの前縁を上縁が開放する方向(図中矢印F方向)とに揺動する。
重り62は扇形の板からなり、その一端面が開閉板64の前面と略面一となるように軸受け63の外周面から開閉板64と反対方向に突出している。重り62は支持軸65を支点に揺動する。そして、第2扉31は、重り62の重さによって生じる付勢力によって第2扉31が閉じ位置で保持される。また、重り62の重さは、第2誘導路20dを流下するパチンコ球によって開閉板64の上縁が押されたときに第2扉31が閉じ位置から開き位置に回動することを許容する重さに設定されている。このため、第2扉31がパチンコ球によって押されていない状態では、第2扉31は閉じ位置で保持される。
なお、第2扉31が開き位置に位置するときに第2滞留面21aをパチンコ球が転動することが可能、すなわち、第2扉31が開き位置に位置するときに開閉板64と第2滞留面21aとの距離がパチンコ球1個分より大きくなるように、開閉板64と第2滞留面21aとの相対的な距離が設定されている。
案内板61は開閉板64の背面に一体に形成されている。案内板61は矩形状の板からなり、その長手方向が開閉板64から突出している。案内板61は、その先端が下方を向くように湾曲しており、さらに、先端が下方を向くように傾いた状態で開閉板64の背面から突出している。このため、案内板61の上面は根元から先端にかけて下方に向けて傾いた傾斜面61aとなっている。傾斜面61aは、その面積がパチンコ球を流下させることが可能な大きさになっている。
傾斜面61aの両側端部及び開閉板64の背面の両側端部と開閉板64の背面の上端部とには落下方向規制壁66が設けられている。落下方向規制壁66は、パチンコ球の落下方向を案内板61の突出方向Gに規制する。このため、傾斜面62aに落下したパチンコ球は、落下方向規制壁66によって開口28bの奥に誘導される。開口28bの奥は球通路27に連通しており、傾斜面62aに落下したパチンコ球は球通路27に入る。
なお、傾斜面61aの面積及び開閉板64の背面と第2誘導路20dの前縁との第2扉31が開き位置に位置するときの距離はパチンコ球1個以上2個未満にすることが好ましい。これにより、傾斜面61aに2個以上のパチンコ球が落下して開閉板64の背面と第2誘導路20dの前縁との間にパチンコ球が詰まることを防止できる。また、第2誘導路20dの最大幅はパチンコ球1個以上2個未満が好ましい。これにより、第2誘導路20dから複数のパチンコ球が一度に落下して、傾斜面61aで2個以上のパチンコ球を受けてしまい、開閉板64の背面と第2誘導路20dの前縁との間にパチンコ球が詰まることを防止できる。
次に、上記のように構成されたパチンコ機の作用について説明する。なお、第1扉29と第1扉30とは同一の構成であるため、第1扉29を例に挙げて説明する。パチンコ球によって押されていない状態では、第1扉29は付勢レバー41の付勢によって閉じ位置で保持されている。また、第2扉31は重り62の付勢によって閉じ位置で保持されている。遊技領域に打ち出されたパチンコ球が第1滞留面20aに落下すると、落下したパチンコ球は第1滞留面20aで転動しながら滞留する。
図6(A)に示すように、第1滞留面20a上のパチンコ球が第1誘導路20bに流下すると、このパチンコ球は第1誘導路20bの傾斜に沿って前方に流下する。図6(B)に示すように、第1誘導路20bを流下するパチンコ球は第1扉29を押圧する。パチンコ球によって押された第1扉29は開き位置に向けて揺動を開始する。図6(C)に示すように、第1扉29が開き位置まで揺動すると第1誘導路20bの前縁から落下したパチンコ球が案内板40の傾斜面40a上に落下する。
図7(A)に示すように、傾斜面40a上のパチンコ球は傾斜に沿って流下した後に左方に落下する。図7(B)に示すように、傾斜面40aからパチンコ球が落下すると第1扉29は付勢レバー41の付勢によって閉じ位置に向けて揺動を開始する。図7(C)に示すように、付勢レバー41によって付勢された第1扉29は再び閉じ位置で保持される。なお、第1扉30は第1扉29と逆方向に揺動し、第1誘導路20cの前縁から落下したパチンコ球をステージ17の正面に向かって右側に案内する。
傾斜面40aから落下したパチンコ球は第2滞留面21a上に落下する。第2滞留面21aに落下したパチンコ球は第2滞留面21aから落下するか、あるいは、球入口25から球通路27に入る。球通路27に入ったパチンコ球は球出口26から排出される。球出口26から排出されたパチンコ球は始動入賞口13に入賞しやすくなる。
また、図8(A)に示すように、第1滞留面20a上のパチンコ球が第2誘導路20dに流下すると、このパチンコ球は第2誘導路20dの傾斜に沿って前方に流下する。図8(B)に示すように、第2誘導路20dを流下するパチンコ球は第2扉31を押圧する。パチンコ球によって押された第2扉31は開き位置に向けて揺動を開始する。図8(C)に示すように、第2扉31が開き位置まで揺動すると第2誘導路20dの前縁から落下したパチンコ球が案内板61の傾斜面61a上に落下する。傾斜面61a上のパチンコ球は傾斜に沿って流下し、球通路27に入る。傾斜面61aからパチンコ球が落下すると第2扉31は重り62の付勢によって閉じ位置に向けて揺動を開始する。重り62によって付勢された第2扉31は再び閉じ位置で保持される。
上記実施形態では、落下方向変更手段として、第1扉29を有する落下経路変更装置32と第1扉30を有する落下方向変更装置とを設けたが、落下変更装置の数は適宜数にしてよい。また、案内板には必ずしも傾斜面を設けなくてもよい。
上記実施形態では、ステージ17を2段構成にしたが、ステージの段数は適宜の段数にしてよく、ステージの形状も滞留面上のパチンコ球を手前に落下させることができれば適宜の形状にしてよい。
本発明は、パチンコ機に限らず、遊技球を用いて遊技が行われる他の遊技機にも適用できる。
本発明のパチンコ機の斜視図である。 第1扉及び第2扉が閉じ位置に位置する状態を示すステージの斜視図である。 第1扉及び第2扉が開き位置に位置する状態を示すステージの斜視図である。 落下経路変更装置の斜視図である。 第2落下経路変更装置の斜視図である。 第1扉が閉じ位置から開き位置に向けて揺動する状態を示すステージの背面側からの斜視図である。 第1扉が開き位置から閉じ位置に向けて揺動する状態を示すステージの後方からの斜視図である。 第2扉が閉じ位置から開き位置に向けて揺動する状態を示すステージの前方からの斜視図である。
符号の説明
10 パチンコ機
17 ステージ
20 第1ステージ
20a 第1滞留面(滞留面)
20b,20c 第1誘導路(誘導路)
20d 第2誘導路(第2の誘導路)
21 第2ステージ
21a 第2滞留面
29,30 第1扉(扉)
31 第2扉
32 落下経路変更装置(落下経路変更手段)
40 案内板
40a 傾斜面
41付勢レバー(付勢部材)
60 第2落下変更装置(第2落下経路変更手段)

Claims (8)

  1. 遊技球を転動させながら滞留させる滞留面と、前記滞留面に設けられ、奥側から手前側に傾斜した誘導路とを有するステージを備え、前記誘導路に流入した遊技球を前記誘導路の前縁からステージ下方に落下させる弾球遊技機において、
    前記誘導路の前縁から遊技球が落下したときに、その落下経路に変化を与える落下経路変更手段を設け、
    前記落下経路変更手段は、
    略垂直な軸を中心に揺動自在に支持され、前記誘導路の前縁を上縁が遮る閉じ位置と誘導路の前縁を上縁が開放する開き位置との間で揺動自在な扉と、
    前記誘導路を流下する遊技球によって前記扉の上縁が押されていない状態では、前記閉じ位置で保持されるように前記扉を付勢するとともに、前記誘導路を流下する遊技球によって前記扉の上縁が押されたときには、前記扉が前記閉じ位置から前記開き位置に揺動することを許容する付勢部材と、
    前記扉の背面に固着され、前記扉が前記開き位置に移動したときに遊技球の落下経路に進入して前記誘導路の前縁から落下した遊技球を側方に案内する案内板とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記案内板は前記軸から離れるにしたがって高さが漸減する傾斜面を有し、前記誘導路の前縁から落下した遊技球を前記傾斜面で流下させることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記軸に関して前記扉とは逆側で垂直下方に延びた受動ロッドを前記扉と一体に設け、
    前記付勢部材を前記ステージの下方に設けられた付勢レバーで構成し、
    前記付勢レバーの一端に重りを固着するとともに、その他端を前記受動ロッドに側方から当接させ、前記重りによる付勢力によって前記扉を前記閉じ位置に保持させることを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
  4. 前記付勢レバーの前記他端で、前記受動ロッドの側面に当接する部分を円弧状に屈曲させたことを特徴とする請求項3記載の弾球遊技機。
  5. 前記滞留面から遊技球が落下する際の障壁を前記滞留面の前縁から上方に突出させ、前記障壁を垂直下方に延ばして前記ステージの前面壁を形成するとともに、前記前面壁に開口を形成し、前記開口は前記閉じ位置にある前記扉によって覆われ、かつ前記扉が前記開き位置に移動したときに前記案内板が前記開口を通して前記誘導路の前縁の下方に突出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記滞留面を両端側が中央部よりも高い左右対称の湾曲面で構成し、前記中央部とそれぞれの両端側との間のゆるやかな凹部のそれぞれに前記誘導路を形成するとともに、各々の誘導路ごとに前記落下経路変更手段を設け、これらの前記落下経路変更手段の各々の案内板は、遊技球を互いに左右逆方向に案内することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記滞留面の中央部に奥側から手前側に傾斜した第2の誘導路を形成し、始動入賞口の上方に遊技球を導く球通路に前記第2の誘導路の前縁から落下した遊技球を流下させる第2落下経路変更手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の弾球遊技機。
  8. 前記ステージを互いにその高さが異なるように階段状に形成し、前記案内板から落下した遊技球が下段の前記ステージに落下することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の弾球遊技機。
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