JP2006167078A - 医療用インプラント - Google Patents

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Abstract

【課題】生分解性を有し、リチウムを含有するマグネシウム金属材料からなる医療用インプラントであって、従来と比較して、強度と延性との双方を向上した医療用インプラントの提供。
【解決手段】5.7〜22.2質量%のリチウムと、1質量%以下のジルコニウムとを含有するマグネシウム金属材料からなるインプラント本体を有する医療用インプラント。
【選択図】なし

Description

本発明は、人間または動物の生体内の治療に用いられる医療用インプラントに関するものである。
本発明の医療用インプラントとしては、ステント、バルーン、カニューレ、カテーテル、人工血管、ステントグラフト等の様々なものが挙げられるが、以下においてはステントを例として挙げ説明する。
ステントとは、血管、リンパ管、胆管、尿管等の管腔に設置し、管径を適度に維持して、それぞれの管の通過性を確保するための医療用インプラントである。
このステントを構成する材料は、高強度、高延性という相反する特性を同時に有することが求められる。強度が低ければ、ステントとして必要なラジアルフォース(半径方向の強度)が得られず、延性が低ければ、ステントを目的部位に留置し拡張した時にリコイル(一旦拡張した半径方向の径が、縮小してしまうこと)してしまうため、ステントとしての機能を果たせなくなってしまうからである。
また、ステントは生体内で分解する材料(生分解性材料)からなることが好ましい。ステントが生分解性材料からなれば、(1)機能終了と同時に人工物を体内からなくすという概念的な要望に応え、(2)異物の長期留置による慢性炎症反応を回避(メカニカルストレスを解消)し、(3)病変部の再治療(再留置)を容易にし、さらに、例えばステントを血管内に設置する場合であれば、(4)加齢による血管変化(蛇行、硬化、径拡大)に対応できるようになるので血管再生に適するという効果がある。
このように、ステントは生分解性材料からなり、高強度、高延性という相反する特性を同時に有することが求められている。
生分解性材料からなるステントの例としてはIgaki−Tamai Stentを挙げることができる(例えば、非特許文献1参照)。このステントは、材料に生分解性ポリマーのポリ乳酸を使用しているので、生体内で分解し、上記(1)〜(4)のような効果を奏する。
しかし、Igaki−Tamai Stentのような生分解性ポリマーからなる生分解性ステントは、材料としての強度が低い。これを補い必要なラジアルフォースを得るためには、ステントの線状部材の厚さを金属製ステントよりも厚くする必要があるが、ステントの線状部材を厚くすると、病変部への到達性(デリバリー性)や病変部組織への刺激性などに関わり、厚い程ステントの性能が損なわれるので、好ましくない。
そこで、マグネシウム金属材料でステントを製造することが考えられる。マグネシウムは生分解性材料であり、かつ、生分解性ポリマーよりも高い強度を有する材料なので、ステントの線状部材の厚さを薄くすることができる。さらに、リチウムとの合金にすることによって、延性を付与することもできる(例えば、非特許文献2)。
このようなマグネシウムとリチウムとの合金からなるステントが、特許文献1に記載されている。特許文献1には、50−98%のマグネシウム、0−40%のリチウム、0−5%の鉄と5%より少ない他の金属または希土類元素を含む医療用インプラント(ステントを含む)について記載されている。
しかし、当該文献に記載の医療用インプラントは、機械的な特性を有する、生物分解可能な材料からなるインプラントを提供することを課題としており、上記のマグネシウム、リチウム等の組成を有するインプラントであれば、好ましい分解時間となるとの記載があるのみである。
つまり、機械的な特性の中でも特に重要であり、相反する性質である強度と延性とに着目し、これらを最適化するための組成については検討されておらず、その記載も示唆もない。
さらに、特許文献1には、上記のマグネシウム、リチウム等の組成を有する材料の生物学的、機械的および化学的な特性は、副成分としてマンガン、コバルト、ニッケル、クロム、銅、カドミウム、鉛、錫、トリウム、ジルコニウム、銀、金、パラジウム、白金、レニウム、珪素、カルシウム、リチウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、炭素または硫黄が設けられている場合に、積極的に調節することができる、との記載がある。
つまり、副成分として様々な元素を含有することができ、それらを含有させれば、機械的および化学的な何らかの特性を調節することができる、と記載されているのみで、強度と延性との双方を同時に、従来よりもさらに向上させることを目的に、特定の元素を、特定量含有させることについては検討されておらず、その記載も示唆もない。
以上ではステントを例に説明したが、ステントに限らず、上記のように生分解性を有し、高強度と高延性とを同時に有する材料からなる医療用インプラントの開発が望まれている。
特表2001―511049号公報 Patrick W Serruys他、IGAKI-TAMAI(登録商標) STENT、「HANDBOOK of CORONARY STENTS」、2000年 吉田 雄 他、Mg-Li合金、「金属」、2001年7月1日、Vol71、No7、P620―627
本発明が解決しようとする課題は、生分解性を有し、リチウムとジルコニウムとを含有するマグネシウム金属材料からなるインプラント本体を有する医療用インプラントであって、従来と比較して、強度と延性との双方を向上した医療用インプラントを提供する点にある。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の医療用インプラントを提供する。
本発明は、5.7〜22.2質量%のリチウムと、1質量%以下のジルコニウムとを含有するマグネシウム金属材料からなるインプラント本体を有する医療用インプラントである。
このような医療用インプラントにおいて、前記マグネシウム金属材料が、さらに5質量%以下のイットリウムを含有するのが好ましい。
また、前記マグネシウム金属材料が、さらに5質量%以下のカルシウムを含有するのが好ましい。
また、管状体であることが好ましい。
さらに、ステントであることが好ましい。
本発明の医療用インプラントは、インプラント本体が特定比率のリチウムと、特定比率のジルコニウムとを含有するマグネシウム金属材料からなるので、生分解性を有し、なおかつ、強度と延性とが最適化され、さらに、強度と延性との双方が向上しているので、従来と比較してインプラントの形状や適用範囲を拡大することができる。また、例えば医療用インプラントがステントの場合であれば、ステントの厚さをより薄くすることができるので、必要なラジアルフォースを得た上で、病変部への到達性(デリバリー性)の確保、病変部組織への刺激性の改善等を得ることができる。
また、本発明の医療用インプラントにおいては、前記マグネシウム金属材料が、さらに5質量%以下のイットリウムを含有するのが好ましく、これにより、強度と延性との双方を、さらに向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明の医療用インプラントにおいては、前記マグネシウム金属材料が、さらに5質量%以下のカルシウムを含有するのが好ましく、これにより、インプラント本体の分解期間を長くすることができるという効果を奏する。
また、本発明の医療用インプラントにおいては、管状体であることが好ましく、これにより、血管等の管腔内に安定して留置することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の医療用インプラントにおいては、ステントであることが好ましく、これにより、縮径してバルーンカテーテル等を用いて管腔内に容易に運ぶことができ、狭窄した部位で拡張して、十分な内腔を確保することができるという効果を奏する。
本発明は、5.7〜22.2質量%のリチウムと、1質量%以下のジルコニウムとを含有するマグネシウム金属材料からなるインプラント本体を有する医療用インプラントである。
本発明の医療用インプラントのインプラント本体は、5.7〜22.2質量%のリチウムを含有するマグネシウム金属材料からなるが、8〜16質量%が好ましく、8〜13質量%がさらに好ましい。マグネシウム−リチウム合金において、リチウム含有率が5.7質量%未満では、その結晶構造が最密六方構造であり延性は低い。しかし、5.7〜11.0質量%においては、最密六方構造中に体心立方構造が晶出し二相組織となるので延性は向上する。そして、さらにリチウム含有率が11.0質量%以上では、その結晶構造の全てが体心立方構造となるので、延性は大幅に向上する。ただし、22.2質量%以上のリチウムを含有する場合は、リチウムの原子数がマグネシウムの原子数を超えることとなり、延性が低下するので好ましくない。
本発明の医療用インプラントのインプラント本体は、0.001〜1.0質量%のジルコニウムを含有するマグネシウム金属材料からなる。ジルコニウム含有率がこのような範囲であれば、ジルコニウムと比重差が大きいマグネシウムとリチウムとのマトリックス内に、ジルコニウムを均一に分散させた合金を製造することができる。ジルコニウム含有率が大きすぎると、ジルコニウムは均一に分散し難くなる。このようにマグネシウムとリチウムとジルコニウムとが均一に分散した組成からなる金属材料は、マグネシウムとリチウムとからなる金属材料や、マグネシウムとリチウムとジルコニウムとが、不均一に分散した組成からなる金属材料と比較して、顕著に強度と延性との双方が向上したものとなる。これは、ジルコニウムが均一に分散した場合に、結晶粒の微細化を促進するためと考えられる。
このような本発明の医療用インプラントは、インプラント本体がマグネシウムに特定比率のリチウムと、特定比率のジルコニウムとを含有するので、生分解性を有し、なおかつ、従来、困難であった強度と延性との双方を向上することができることから、インプラントの形状や適用範囲を拡大することができる。また、例えば医療用インプラントがステントの場合であれば、ステントの厚さをより薄くすることができるので、必要なラジアルフォースを得た上で、病変部への到達性(デリバリー性)の確保、病変部組織への刺激性の改善等を得ることができる。
また、本発明の医療用インプラントのインプラント本体は、前記リチウムと前記ジルコニウムと、さらに0.001〜5質量%のイットリウムを含有するマグネシウム金属材料からなるのが好ましい。このような範囲のイットリウムを含有すれば、強度と延性との双方をさらに向上させることができる。これはイットリウムがジルコニウムの共存下において、結晶粒の微細化を促進するためと考えられる。
また、本発明の医療用インプラントのインプラント本体は、前記リチウムと前記ジルコニウムと、必要に応じてイットリウムと、さらに0.001〜5質量%のカルシウムを含有することが好ましい。このような範囲のカルシウムを含有すれば、インプラント本体の分解期間を長くすることができる。
また、本発明の医療用インプラントのインプラント本体は、マグネシウム金属材料であって、前記リチウムと前記ジルコニウムとを含有し、さらに前記イットリウムや前記カルシウムを含有するのが好ましいが、その他に、微量成分として、本発明の医療用インプラントが使用される人間または動物の生体に悪影響を及ぼさない生分解性材料を含有してよい。微量成分は、例えば、カーボン、ハイドロキシアパタイト、ポリ乳酸、ポリエチレングリコール、およびこれらの任意の組合せを挙げることができる。
ただし、この微量成分の含有率が高いと前記インプラント本体の強度および延性が低下するので、インプラント本体を形成する材料中の前記微量成分は、1質量%以下、好ましくは0.7質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以下となるようにする。
本発明の医療用インプラントの種類は、人間または動物の生体内の治療に用いられるインプラントであって、上記の含有率であるリチウム、ジルコニウム、イットリウム、カルシウムを含有するマグネシウム金属材料から製造することができるものであれば特に限定されない。例えば、ステント、カバードステント、コイル、マイクロコイル、人工血管、人口骨、シールド、ワイヤ編物、クリップ、栓である。
また、例えば、中空器官および/または管系(尿管、胆管、尿道、子宮、食道、気管支)内の内腔支持機能を有するものである。
また、例えば、中空空間接続、管系のための閉鎖システムとしての閉鎖部材である。
また、例えば、組織インプラントまたは組織トランスプラントを一時的に固定するための固定または支持装置である。
また、例えば、整形外科用インプラント(ボルト、釘、ワイヤ、プレート、関節等)である。
また、例えば、ステントグラフト、血管吻合デバイス、血管止血デバイス、血管瘤治療デバイス、保持体にステントを使用した体内埋め込み医療器などである。
これらの形状は、各々の目的により異なるが、中でも管状体であることが好ましい。理由は、血管等の管腔内に安定して留置することができるからである。
この管状体の医療用インプラントには、内面および外面を有する略円筒形のものが含まれる。より詳しくは前記マグネシウム金属材料からなる略円筒形のものに細孔を設けたものや、前記マグネシウム金属材料からなるワイヤや繊維を編み上げて円筒形に成形したものが含まれる。
この管状体の医療用インプラントの長さ、太さは、用途により様々ではあるが、長さが5〜1000mm、太さ(略円形の断面の直径)が1〜50mmであることが好ましい。
また、本発明の医療用インプラントはステントであることが好ましい。理由は、縮径してバルーンカテーテル等を用いて管腔内に容易に運ぶことができ、狭窄した部位で拡張して、十分な内腔を確保することができるからである。
ここでステントには、コイル状のステント、網状のステント、管状体のステント(金属等からなる管状体に多数の穴を開けたもの)等が含まれる。
本発明の医療用インプラントとしてのステントは、例えば、図1に示す形状のものを挙げることができる。
図1において、ステント本体1は、両末端部が開口し、該両末端部の間を長手方向に延在する円筒体である。円筒体の側面は、その外側面と内側面とを連通する多数の切欠部を有し、この切欠部が変形することによって、円筒体の径方向に拡縮可能な構造になっており、目的部位に留置され、その形状を維持する。
図1に示す態様において、ステント本体1は、線状部材2からなり、内部に切り欠き部を有する略菱形の要素11を基本単位とする。複数の略菱形の要素11が、略菱形の形状がその短軸方向に連続して配置され結合することで環状ユニット12をなしている。環状ユニット12は、隣接する環状ユニットと線状の連結部材13を介して接続されている。これにより複数の環状ユニット12が一部結合した状態でその軸方向に連続して配置される。ステント本体(ステント)1は、このような構成により、両末端部が開口し、該両末端部の間を長手方向に延在する円筒体をなしている。ステント本体(ステント)1は、略菱形の切り欠き部を有しており、この切欠部が変形することによって、円筒体の径方向に拡縮可能な構造になっている。
ステント本体1が線状部材2で構成される場合、ステント本体1を多数の切欠き部を有するように構成する線状部材2の幅方向の長さは、好ましくは0.01〜0.5mmであり、より好ましくは0.05〜0.2mmである。
ステントの大きさは、適用箇所に応じて適宜選択することができる。例えば、心臓の冠状動脈に用いる場合は、通常拡張前における外径は1.0〜3.0mm、長さは5〜50mmであるのが好ましい。
尚、上記に示したステント1は一態様に過ぎず、線状部材2からなり、両末端部が開口し、該両末端部の間を長手方向に延在する円筒体であって、その側面上に、外側面と内側面とを連通する多数の切欠部を有し、この切欠部が変形することによって、円筒体の径方向に拡縮可能な構造を広く含む。
このようなステント1は、後に詳細に説明するレーザエッチング、化学エッチング等のエッチング技術、およびレーザーカット技術を利用した方法で製造することができる。
本発明の医療用インプラントは、マグネシウム金属材料を用い、通常の方法で製造することができる。例として管状体のステントの場合を示す。
まず、マグネシウムとリチウムとジルコニウムと、必要に応じてイットリウムやカルシウムとを不活性ガスまたは真空雰囲気にて溶解する。
次いで、それを冷却してインゴットを形成し、そのインゴットを機械的に研磨した後、熱間プレスおよび押し出しにより、太径パイプとする。そして、順次ダイス引き抜き工程および熱処理工程を繰り返すことにより、所定の肉厚、外形のパイプに細径化する。そしてパイプ表面に開口パターンを貼り付けて、この開口パターン以外のパイプ部分をレーザエッチング、化学エッチング等のエッチング技術で溶かして開口部を形成する。あるいは、コンピュータに記憶させたパターン情報に基づいたレーザーカット技術により、パイプをパターン通りに切断することによって、開口部を形成することもできる。
このような方法により、本発明の医療用インプラントの1例である管状体のステントを製造することができる。
また、本発明の医療用インプラントは、インプラント本体の表面に、生物学的生理活性物質と、生分解性ポリマーとを有することが好ましい。
前記生物学的生理活性物質は、本発明の医療用インプラントを病変部に留置した際に起こりうる脈管系の狭窄、閉塞を抑制する効果を奏する。このような効果を発揮するものであれば、生物学的生理活性物質は特に限定されず、任意に選択することができるが、例えば、抗癌剤、免疫抑制剤、抗生物質、抗リウマチ剤、抗血栓薬、HMG−CoA還元酵素阻害剤、ACE阻害剤、カルシウム拮抗剤、抗高脂血症薬、インテグリン阻害薬、抗アレルギー剤、抗酸化剤、GPIIbIIIa拮抗薬、レチノイド、フラボノイド、カロチノイド、脂質改善薬、DNA合成阻害剤、チロシンキナーゼ阻害剤、抗血小板薬、抗炎症薬、生体由来材料、インターフェロン、NO産生促進物質からなる群から選択される少なくとも1つであれば、病変部組織の細胞の挙動を制御して、病変部を治療することができるという点で好ましい。
前記抗癌剤としては、例えばビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、イリノテカン、ピラルビシン、パクリタキセル、ドセタキセル、メトトレキサート等が好ましい。
前記免疫抑制剤としては、例えば、シロリムス、タクロリムス、アザチオプリン、シクロスポリン、シクロフォスファミド、ミコフェノール酸モフェチル、エベロリムス、ABT−578、AP23573、CCI−779、グスペリムス、ミゾリビン等が好ましい。
前記抗生物質としては、例えば、マイトマイシン、アドリアマイシン、ドキソルビシン、アクチノマイシン、ダウノルビシン、イダルビシン、ピラルビシン、アクラルビシン、エピルビシン、ペプロマイシン、ジノスタチンスチマラマー等が好ましい。
前記抗リウマチ剤としては、例えば、メトトレキサート、チオリンゴ酸ナトリウム、ペニシラミン、ロベンザリット等が好ましい。
前記抗血栓薬としては、例えば、へパリン、アスピリン、抗トロンビン製剤、チクロピジン、ヒルジン等が好ましい。
前記HMG−CoA還元酵素阻害剤としては、例えば、セリバスタチン、セリバスタチンナトリウム、アトルバスタチン、ロスバスタチン、ピタバスタチン、フルバスタチン、フルバスタチンナトリウム、シンバスタチン、ロバスタチン、プラバスタチン等が好ましい。
前記ACE阻害剤としては、例えば、キナプリル、ペリンドプリルエルブミン、トランドラプリル、シラザプリル、テモカプリル、デラプリル、マレイン酸エナラプリル、リシノプリル、カプトプリル等が好ましい。
前記カルシウム拮抗剤としては、例えば、ヒフェジピン、ニルバジピン、ジルチアゼム、ベニジピン、ニソルジピン等が好ましい。
前記抗高脂血症剤としては、例えば、プロブコールが好ましい。
前記インテグリン阻害薬としては、例えば、AJM300が好ましい。
前記抗アレルギー剤としては、例えば、トラニラストが好ましい。
前記抗酸化剤としては、例えば、α−トコフェロールが好ましい。
前記GPIIbIIIa拮抗薬としては、例えば、アブシキシマブが好ましい。
前記レチノイドとしては、例えば、オールトランスレチノイン酸が好ましい。
前記フラボノイドとしては、例えば、エピガロカテキン、アントシアニン、プロアントシアニジンが好ましい。
前記カロチノイドとしては、例えば、β―カロチン、リコピンが好ましい。
前記脂質改善薬としては、例えば、エイコサペンタエン酸が好ましい。
前記DNA合成阻害剤としては、例えば、5−FUが好ましい。
前記チロシンキナーゼ阻害剤としては、例えば、ゲニステイン、チルフォスチン、アーブスタチン、スタウロスポリン等が好ましい。
前記抗血小板薬としては、例えば、チクロピジン、シロスタゾール、クロピドグレルが好ましい。
前記抗炎症剤としては、例えば、デキサメタゾン、プレドニゾロン等のステロイドが好ましい。
前記生体由来材料としては、例えば、EGF(epidermal growth factor)、VEGF(vascular endothelial growth factor)、HGF(hepatocyte growth factor)、PDGF(platelet derived growth factor)、BFGF(basic fibrolast growth factor)等が好ましい。
前記インターフェロンとしては、例えば、インターフェロン−γ1aが好ましい。
前記NO産生促進物質としては、例えば、L−アルギニンが好ましい。
これらの生物学的生理活性物質を、1種類の生物学的生理活性物質にするのか、もしくは2種類以上の異なる生物学的生理活性物質を組み合わせるのかについては、症例に合せて適宜選択すればよい。
前記生分解性ポリマーは、本発明の医療用インプラントを病変部に留置した際、徐々に生分解するポリマーであって、人間または動物の生体に悪影響を及ぼさないポリマーであれば特に限定されないが、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシ酪酸、セルロース、ポリヒドロキシブチレイト吉草酸、およびポリオルソエステルからなる群から選択される少なくとも1つ、もしくは、これらの共重合体、混合物、または複合物であることが好ましい。理由は、生体組織との反応性が低く、生体内での分解を制御することができるからである。
本発明の医療用インプラントは、前記インプラント本体の表面に、前記生物学的生理活性物質と前記生分解性ポリマーとの組成物からなる層を有することが好ましい。理由は生分解性ポリマーが分解するにつれて生物学的生理活性物質が生体内に徐々に放出されて、適切な治療をすることが可能になるためである。
このような組成物における、前記生物学的生理活性物質と前記生分解性ポリマーとの組成比(質量比)は、1:99〜99:1とするが、30:70〜70:30とすれば好ましい。理由は、生分解性ポリマーの物性と分解性とを考慮しつつ、できるだけ多くの量の生物学的生理活性物質を搭載するためである。
このような比で前記生物学的生理活性物質と前記生分解性ポリマーとを、アセトン、エタノール、クロロホルム、テトラヒドロフランなどの溶媒に、溶液濃度が0.001〜20質量%、好ましくは0.01〜10質量%となるように溶解させ、組成物を生成する。
このような組成物を、スプレー、ディスペンサー等を用いた従来の方法により、インプラント本体の表面に塗布する。そして、溶媒を揮発させる。
このような方法で、前記インプラント本体の表面に層を形成する。ここで層の厚さは、0.1〜100μm、好ましくは1〜30μm、さらに好ましくは5〜15μmとする。この範囲の厚さの層であれば、血管等の管腔内に容易に挿入することができ、さらに、病変部の治療に必要な量の生物学的生理活性物質を搭載することができるという利点がある。
また、本発明の医療用インプラントは、前記インプラント本体の表面に、前記生物学的生理活性物質からなる層と、前記生分解性ポリマーからなる層と、を有することが好ましく、これにより、生物学的生理活性物質の安定化や生物学的生理活性物質の生体内への段階的放出が可能になるという効果を奏する。
特に、前記インプラント本体の表面に、前記生分解性ポリマーからなる層を有し、さらにその上面に前記生物学的生理活性物質からなる層を有すれば、マグネシウム金属材料からなるインプラント本体と生物学的生理活性物質とが直接接しないので、それらの間での不必要な化学反応等が起こらず、生物学的生理活性物質の劣化や変質を防ぐことができるという効果を奏する。
このように前記生物学的生理活性物質からなる層と、前記生分解性ポリマーからなる層とを、次に示すような方法で、前記インプラント本体の表面に形成する。
まず、前記生物学的生理活性物質を、アセトン、エタノール、クロロホルム、テトラヒドロフランなどの溶媒に、溶液濃度が0.001〜20質量%、好ましくは0.01〜10質量%となるように溶解させ、この溶液をスプレー、ディスペンサー等を用いた従来の方法により、インプラント本体の表面に塗布する。そして、溶媒を揮発させる。
このような方法で形成した前記生物学的生理活性物質からなる層の表面に、同様な方法で、前記生分解性ポリマーからなる層を形成する。
ここで前記生物学的生理活性物質からなる層の厚さは、1〜100μm、好ましくは1〜15μm、さらに好ましくは3〜7μmである。前記生分解性ポリマーからなる層の厚さは、0.1〜100μm、好ましくは1〜15μm、さらに好ましくは3〜7μmである。この範囲の厚さの層であれば、血管等の管腔内に容易に挿入することができ、かつ、生分解性ポリマーの物性と分解性とを考慮しながら、病変部の治療に必要な量の生物学的生理活性物質を搭載することができるという利点がある。
尚、本発明の医療用インプラントにおいて、前記インプラント本体の表面に有する、前記生物学的生理活性物質からなる層と、前記生分解性ポリマーからなる層とは、各々複数あってもよい。
本発明の医療用インプラントは、前記インプラント本体の表面に、生物学的生理活性物質と、生分解性ポリマーと、を有してもよいが、特に、生分解性ポリマーとして、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリグリコール酸、ポリヒドロキシ酪酸、セルロース、ポリヒドロキシブチレイト吉草酸、またはポリオルソエステルを用いることが好ましい。前記インプラント本体として用いたマグネシウムおよびリチウムは、生体内で徐々に分解し水酸化物となるので、仮に、インプラント本体のみで生体内に存在し、該生分解性ポリマーがなければ、生体内のインプラント近傍をアルカリ性とする。しかし、前記生分解性ポリマーとして用いた該ポリ乳酸等は、生体内で徐々に分解し酸を放出するので、結局は、上記のようなマグネシウム等からなるインプラント本体と、ポリ乳酸等からなる生分解性ポリマーとを組み合わせて用いることで、生体内のインプラント近傍を中性に近づけることができる。従って、生体に悪影響を及ぼすことがない。さらに、前記生物学的生理活性物質に悪影響を及ぼすことがない。前記生物学的生理活性物質は、酸性またはアルカリ性の雰囲気において変質する可能性があるので、中性が保たれることが好ましい。
また、前記生分解性ポリマーは可塑剤を含有することが好ましく、これにより医療用インプラントの変形時に生ずる生分解性ポリマーを含む層のひび割れや脱落を防ぐことができるという効果を奏する。
前記可塑剤は、人間または動物の生体に悪影響を及ぼさないものであれば特に限定されないが、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、モノグリセライド、およびアセチル化モノグリセライドからなる群から選択される少なくとも1つ、または、これらの混合物であることが好ましい。理由は、生体組織との反応性が低く、生分解性ポリマーを含む層の物性を制御することができるためである。
このような可塑剤は、生分解性ポリマーに対して、0.01〜80質量%、好ましくは0.1〜60質量%、さらに好ましくは1〜40質量%含有するように使用する。このような使用比率であれば、生分解性ポリマーとの相溶性が良く、生分解性ポリマーの物性の改善も適切にできるという点で好ましい。
上記のような方法で製造した医療用インプラントの使用方法は通常と同様であり、特に限定されない。例えば、医療用インプラントとして血管内にステントを用いる場合において、動脈硬化で狭くなった冠動脈を拡張して血液の通りを良くすることを目的に、バルーンカテーテルを足の付け根または上肢の動脈から入れ、狭くなっている部位でバルーンを拡張させて血管を拡張(経皮的冠動脈介入術による血行再建術)した後、バルーンを除去し当該部位にステントを挿入し拡張する方法が挙げられる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。尚、本発明は下記の実施例に限定されない。
<実施例1>
以下に示す5種類の組成を有するマグネシウム金属材料の試験片を作製し、引張試験により、引張破壊強さ(以下の実施例、比較例、図2において、単に「引張強度」ともいう)、破壊伸び(以下の実施例、比較例、図2において、単に「伸び」ともいう)を測定した。
ここで試験片は5号試験片とし、引張試験はJIS−Z2241に準じて行った。
・試験片1:Mg=100質量%
・試験片2:Mg=92質量%、Li=8質量%
・試験片3:Mg=88質量%、Li=12質量%
・試験片4:Mg=84質量%、Li=16質量%
・試験片5:Mg=87.5質量%、Li=12質量%、Zr=0.5質量%
合金組成(Li含有量(質量%))と物性(引張強度、伸び)との関係を図2(a)、(b)に示す。
図2より、Li含有量が増すと伸びが向上し、引張強度が低下することがわかる。そして、Zrを添加することにより伸びと引張強度との、双方が向上することがわかる。
<実施例2>
上記の試験片5と同じ組成を有する合金を用いて、図1と同様な形状のステントを作製した。このステントの加工方法も上記と同様である。得られたステントは、外径2.0mm、厚さが100μm、長さが15mmであった。
このようなステントにバルーン(長さ15mm)を挿入した。当該バルーンを、室温中において、約1MPa(10atm)の圧力で加圧・拡張して、ステントの外径を外径3.0mmとした。試験後のステントの状態を図3に示した。
<比較例1>
上記実施例2で用いた、試験片5と同じ組成を有する合金の代わりに、AZ31B合金(Mg=95.8質量%、Al=2.7質量%、Zn=1.1質量%、Mn=0.4質量%)を用い、他の条件等は全て同様にステントを作成し、同様な試験を行った。試験後のステントの状態を図4に示した。
実施例2と比較例1より、Mg−Li12−Zr0.5合金で作製したステントは拡張後も良好な形態を維持していてステントとして使用可能であるが、AZ31B合金で作製したステントは、拡張するとステントの数箇所で破損してしまい、実際にステントとして使用することは困難であることが明らかとなった。
図1は、本発明のステントの一様態を示す側面図である。 図2は、実施例1の合金組成と物性(引張強度、伸び)との関係を示す図である。 図3は、実施例2のステントの拡張後の状態を示す図である。 図4は、比較例1のステントの拡張後の状態を示す図である。
符号の説明
1 ステント(ステント本体)
11 略菱形の要素
12 環状ユニット
13 連結部材
2 線状部材
10 破損部

Claims (5)

  1. 5.7〜22.2質量%のリチウムと、1質量%以下のジルコニウムとを含有するマグネシウム金属材料からなるインプラント本体を有する医療用インプラント。
  2. 前記マグネシウム金属材料が、さらに5質量%以下のイットリウムを含有する請求項1に記載の医療用インプラント。
  3. 前記マグネシウム金属材料が、さらに5質量%以下のカルシウムを含有する請求項1または請求項2に記載の医療用インプラント。
  4. 管状体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医療用インプラント。
  5. ステントであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医療用インプラント。
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