JP2006166663A - 配線ボックス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配線ボックスから取外したボックスカバーを床に置いたり、作業者が片手で所持することなく、配線作業を及び配線作業に伴った作業を作業者が円滑に行なう。
【解決手段】 前面に開口6を有する配線ボックス4と、裏面が前記開口の縁を形成する周壁端面の全周にわたって当接して、前記開口の全部又は一部を閉鎖すべく該ボックスに取付けられるボックスカバー5とからなり、前記ボックスには、周壁に嵌合部13,14が設けられるとともに、前記ボックスカバーには、前記嵌合部に嵌め合わせ可能な被嵌合部15,16が設けられ、前記ボックスカバーの該ボックスに対する取付前又は取付解除後に、前記嵌合部に被嵌合部を嵌め合わせることにより、前記開口に作業用開口Sを形成した開状態において前記ボックスカバーを配線ボックスの周壁に仮取付けを可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、壁裏や二重天井内に設置されて、コンセント等の各種配線器具と配線との接続や、配線と配線との接続部を収容する配線ボックス装置に関するものである。
図15に示す配線ボックス装置100は、支骨鉄筋101等にバー材102によって取り付けられた状態でコンクリートに埋設されて、コンセント等の配線器具と配線とを接続するための開口103を有する装置である。
特許文献1に記載の配線ボックス装置100は、配線ボックス104とボックスカバー105とから開閉可能な箱状に形成されている。この配線ボックス装置100は、配線ボックス104に対してボックスカバー105をワンタッチで取付できる特徴を有するものである。
特開2003−169413号公報
この配線ボック装置100は、開口103を有する有底の配線ボックス104と該開口103を閉鎖するように該配線ボックス104に取付けられるボックスカバー105とから構成されている。
前記配線ボックス104の開口103の周囲には、係合突起106が設けられている。又、前記ボックスカバー105の裏面の周囲には、ほぼ全周に亘ってリブ107が形成されている。図16に示すように、該リブ107の内面には、前記配線ボックス104に設けられた係合突起106が係合する係合溝107aが形成されている。
そして、ボックスカバー105を配線ボックス104に取付けるには、該ボックスカバー105を配線ボックス104の開口103に対面させ、且つ、配線ボックス104の係合突起106をボックスカバー105の係合溝107aに一致させた状態で該ボックスカバー105を配線ボックス104に対して手Hで押し込むだけで、ボックスカバー205を配線ボックス104にワンタッチで取付けることができる。
次ぎに、前述のように構成された配線ボックス装置100をコンクリート内に埋設する場合について説明する。先ず、図15に示すように、配線ボックス104を支骨鉄筋101にバー材102によって取り付ける。その後、配線ボックス104のノックアウト部108を打抜き、図16に示すように、その打抜孔にコネクタ109の雄ネジ部(図示せず)を挿入して、該雄ネジ部に配線ボックス105の内側からロックナット110を螺着する。これにより、該コネクタ109とロックナット110とによって配線ボックス104の側壁を挟持するようにして該コネクタ109を配線ボックス104に固定する。
次ぎに、電線管112を前記コネクタ109に挿通する。その後、該配線ボックス104の開口103を閉鎖するようにボックスカバー105を取り付ける。その後、図16に示すように、配線ボックス装置100を挟むように一対の型枠K,Kを立設し、この型枠K,Kの間にコンクリートを打設して、配線ボックス装置100が埋設するものである。そして、ボックスカバー105の配線器具取付用孔113(図15に示す)からコンセント等の各種の配線器具を配線ボックス104内に配設する一方、前記電線管112(図16に示す)内を挿通して配線されたケーブル(図示せず)を配線器具に接続するものである。
ところで、実際の作業において、配線ボックス104にボックスカバー105を取付けた後になって、配線ボックス104へのコネクタ109、及びロックナット110の取付けの忘れに気が付いたり、追加のケーブルを配線ボックス104内へ引き込むべく、追加の電線管112,追加のコネクタ109及びロックナット110の取付けの必要が発生する場合がある。
このような場合には、配線ボックス104からボックスカバー105を取外した後、更に別のノックアウト部108を打抜いて、打抜孔を開口する。その後、該打抜孔にコネクタ109の雄ネジ部を挿入して、該雄ネジ部に配線ボックス104の内側からロックナット110を螺着する。これにより、該コネクタ109とロックナット110とによって配線ボックス104の側壁を挟持するようにして該コネクタ109を配線ボックス104に固定する。
しかし、このような従来技術による配線ボックス装置100において前述のように、追加の電線管112、追加のコネクタ109や追加のロックナット110を取付ける必要が生じた場合には、配線ボックス104からボックスカバー105を外し、該配線ボックス104の開口103を開けたままの状態に維持するために、配線ボックス104から取外したボックスカバー105を床に置いたり、作業者が片手で所持し続けなければならず、そのための作業が煩雑であるという問題があった。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、配線ボックスから取外したボックスカバーを配線ボックス自体に仮取付けできるようにすることにより、配線ボックスから取外したボックスカバーを床に置いたり、作業者が片手で所持することなく、配線作業及び配線作業に伴った作業を作業者が円滑に行なうことができるようにした配線ボックス装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、前面に開口を有する配線ボックスと、裏面が前記開口の縁を形成する周壁端面の全周にわたって当接して、前記開口の全部又は一部を閉鎖すべく該ボックスに取付けられるボックスカバーとからなり、
前記ボックスには、周壁に嵌合部が設けられるとともに、前記ボックスカバーには、前記嵌合部に嵌め合わせ可能な被嵌合部が設けられ、
前記ボックスカバーの該ボックスに対する取付前又は取付解除後に、前記嵌合部に被嵌合部を嵌め合わせることにより、前記開口に作業用開口を形成した開状態として前記ボックスカバーを配線ボックスの周壁に仮取付け可能とすることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配線ボックス装置において、嵌合部は、配線ボックスの開口を水平方向に向けた状態で該開口の縁を形成する周壁の上部外側に突設され、被嵌合部は、ボックスカバーの下部に設けられたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の配線ボックス装置において、嵌合部は、配線ボックスの開口を水平方向に向けた状態で該開口の縁を形成する周壁の下部内面に形成され、被嵌合部はボックスカバーの上端に凸状に設けられたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、被嵌合部は、一端が差込口になり、他端がストッパ面になったスライド溝を備え、
嵌合部は差込口から差込まれ、ストッパ面に突き当たった状態でスライド溝に嵌り込む構造であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、前面に開口を有する配線ボックスと、裏面が前記開口の縁を形成する周壁端面の全周にわたって当接して、前記開口の全部又は一部を閉鎖すべく該ボックスに取付けられるボックスカバーとからなり、
前記ボックスカバーはその裏面が前記ボックスカバーの前記周壁端面に当接した状態でスライド可能に設けられ、前記配線ボックスには第一,第二嵌合部が設けられ、前記ボックスカバーには、前記第一,第二嵌合部が着脱可能に嵌り込む第一,第二被嵌合部を設け、
前記開口を閉じる方向へ向けて前記ボックスカバーをスライドして前記第一,第二嵌合部が前記第一,第二被係合部にそれぞれ嵌合し、前記開口を開く方向へ向けて前記ボックスカバーがスライドして前記第一,第二嵌合部と前記第一,第二被嵌合部との嵌り込みがそれぞれ解除することにより、前記ボックスカバーを前記配線ボックスに対して着脱自在とした配線ボックス装置であって、
前記ボックスカバーの配線ボックスに対する取付前又は取付解除後に、前記第一被嵌合部を前記第二嵌合部に嵌り込み、又は、前記第二被嵌合部を前記第一嵌合部に嵌り込むことにより、前記開口に作業用開口を形成した開状態としてボックスカバーを配線ボックスに仮取付け可能とすることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、被嵌合部は、一端が差込口になり、他端がストッパ面になったスライド溝を備え、
嵌合部は差込口から差込まれ、ストッパ面に突き当たった状態でスライド溝に嵌り込む構造であることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、配線ボックスの開口に作業用開口を形成した開状態においてボックスカバーを配線ボックスに仮取付けできるため、作業者はボックスカバーを片手で所持したり、床に置いたりすることなく、該作業用開口を形成したままの状態で配線作業や該配線作業に付随した各種の作業を円滑に行なうことができる。
請求項2に記載の発明によれば、配線ボックスの開口の上部に作業用開口を形成したままの状態で、作業者はボックスカバーを片手で所持したり、床に置いたりすることなく、配線作業や該配線作業に付随した各種の作業を円滑に行なうことができる。
請求項3に記載の発明によれば、配線ボックスの開口の下部に作業用開口を形成したままの状態で、作業者はボックスカバーを片手で所持したり、床に置いたりすることなく、配線作業や該配線作業に付随した各種の作業を円滑に行なうことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明において、スライド溝に嵌合部を嵌合させることにより、嵌合部と被嵌合部とは確固として嵌合することができる。
請求項5に記載の発明によれば、第一嵌合部を第二被嵌合部に嵌合させ、又は、第二嵌合部を第一被嵌合部に嵌合させることにより、配線ボックスの開口の任意の部位に作業用開口を形成することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明において、嵌合部をスライド溝に嵌合させることにより、嵌合部と被嵌合部とは確固として嵌合することができる。
図1乃至図8は第一実施形態を示す。図1は配線ボックス装置1を配線ボックスとボックスカバーとに分解した状態の分解斜視図、図2はボクスカバーの裏面図、図3は図2を矢示α方向から観た状態の図である。図4は図2を矢示β方向から観た状態の図、図5は配線ボックスにボックスカバーを当接した状態を示す図である。図6は配線ボックスの開口にボックスカバーを当接して状態の側断面図である。図7は配線ボックスにボックスカバーを仮支持した状態を示す図である。図8は配線ボックス装置を挟むように型枠を立設した状態の側断面図である。
図1に示すように、この配線ボックス装置1は、支骨鉄筋2等にバー材3によって取付けられた状態でコンクリートに埋設されて、コンセント等の配線器具と配線とを接続する際に用いられる装置である。
配線ボックス装置1は、配線ボックス4とボックスカバー5とを備えている。配線ボックス4は、箱状に形成されている。配線ボックス4とボックスカバー5とは、別体に設けられている。配線ボックス4の内部はコンセントのような配線器具と配線とを接続し、又は、配線同士を接続するための空間になっている。配線ボックス4及びボックスカバー5は合成樹脂で形成されることができる。
配線ボックス4は図1に示すように、前面に開口6を有する直方体状に形成することができる。該開口6の縁は、上下に対向する一対の上壁7と下壁8と、左右に対向する一対の側壁9,10とからなる周壁によって構成され、該開口6と対面して底壁11を備えている。
前記ボックスカバー5は、配線ボックス4の開口6に対応した形状である。ボックスカバー5は、該開口6の縁を形成する周壁の端面にわたって当接して、該開口6の全部又は一部を閉塞すべく配線ボックス4に取着されるものである。ボックスカバー5の中央には、コンセント等の配線器具を取付けるための配線器具取付孔12が形成されている。
前記配線ボックス4の上壁7、下壁8、及び側壁9,10には、互いに離間した位置に第一,第二嵌合部13,14が形成されている。第一,第二嵌合部13,14は、配線ボックス4の開口6の縁から外方へ突設する凸状に形成されることができる。
前記ボックスカバー5の裏面5aには、第一,第二被嵌合部15,16が突設されている。該第一,第二被嵌合部15,16は前記第一,第二嵌合部13,14に嵌め合わせ可能な形状に形成されている。第一,第二被嵌合部15,16は、前記第一,第二嵌合部13,14に嵌め合わされた状態において、配線ボックス4の開口6を完全に閉塞する位置に設けられている。
前記第一,第二被嵌合部15,16は、ボックスカバー5の裏面5aから図3,図4に示すように、断面がL字状に突設して形成されて、第一,第二被嵌合部15,16とボックスカバー5の裏面5aとの間は、スライド溝17になっている。該スライド溝17は、一端が差込口18になり、他端がストッパ面19になっている。該スライド溝17は、前記第一,第二嵌合部13,14が差込口18から差込まれてスライド溝17を挿通してストッパ面19に当たって、第一,第二嵌合部13,14のスライドが制限される形状になっている。
ここで、図3に示すように、前記第一被嵌合部15からはボックスカバー5のコーナーに沿って曲折する曲折部20と該曲折部20に連設してスライドストッパ部21とが設けられている。曲折部20とスライドストッパ部21は、ボックスカバー5の裏面5aから突設し、前述のように、配線ボックス4の開口6が完全に閉塞した状態において、配線ボックス4のコーナー部4a(図5に示す)及び上壁7に当接する形状に形成されている。
図5に示すように、ボックスカバー5の裏面5aを配線ボックス4の開口6に当接した状態において、第一嵌合部13が第一被嵌合部15の差込口18に宛がわれ、第二嵌合部14が第二被嵌合部16の差込口18に宛がわれる位置に、これら第一,第二嵌合部13,14、第一,二被嵌合部15,16が形成されている。図5は配線ボックス4の裏面側からボックスカバー5を観た状態の図である。
図1に戻って、前記配線ボックス4の底壁11には、配線ボックス4を前記支骨鉄筋2に取り付けるためのバー材3が挿通するバー材挿通部Bが形成されている。又、配線ボックス4の上壁7,下壁8,及び側壁9,10にはノックアウト部22が設けられている。このノックアウト部22は必要に応じて打ちぬくことにより、打抜孔23が開口するものである。この打抜孔23には、コネクタ24(図6に示す)が接続されるものである。該コネクタ24には、前記配線ボックス4内に収容されている配線器具に接続するための配線を挿通する電線管31(図6に示す)が取り付けられるものである。
図1に示すように、前記配線ボックス4の上壁7,下壁8の内面には、ボス部25が設けられて、ネジ孔26が形成されている。又、ボックスカバー5には、該ボックスカバー5が配線ボックス4の開口6を完全に閉塞した状態で、配線ボックス4の前記ネジ孔26に連通するネジ挿通孔27が形成されることにより、ボックスカバー5は配線ボックス4にネジ28によってネジ止めされるようになっている。
次ぎに、配線ボックス装置1をコンクリートに埋設する場合について説明する。尚、図1に示すように、既に、支骨鉄筋2が設けられているとする。この状態において、配線ボックス4のバー材挿通部Bにバー材3を挿通し、該バー材3の両端を支骨鉄筋2に結束することにより、該配線ボックス4を支骨鉄筋2に固定する。このように、以下の説明では、配線ボックス4の開口6が水平方向を向いた状態で配線ボックス4が支骨鉄筋2に取付けられる場合について説明する。即ち、以下の説明では、配線ボックス4は上壁7、下壁8が上下方向になるように支骨鉄筋2に固定される。
次ぎに、配線ボックス4の上壁7,下壁8、及び側壁9,10に設けられたノックアウト部22を必要に応じて打抜き、打抜孔23を開口した後、図6に示すように、該打抜孔23にコネクタ24の雄ネジ部(図示せず)を挿入して、該雄ネジ部に配線ボックス4の内側からロックナット30を螺着する。これにより、該コネクタ24とロックナット30とによって配線ボックス4を挟持するように固定する。次ぎに、図6に示すように、電線管31を前記コネクタ24内に挿入する。
次ぎに、ボックスカバー5によって配線ボックス4の開口6を閉鎖するのであるが、この場合、図5に示すように、ボックスカバー5の裏面5aを配線ボックス4の開口6に当接させる。図5は、配線ボックス4の裏面側からボックスカバー5を観た状態の図である。この状態においては、図5に示すように、第一嵌合部13が第一被嵌合部15の差込口18近傍に宛がわれ、第二嵌合部14が第二被嵌合部14の差込口18近傍に宛がわれる。
その後、図5に示す状態において、ボックスカバー5を図5中、下方向へ押し下げると、第一嵌合部13が第一被嵌合部15の差込口18から侵入してスライド溝17を挿通し、ストッパ面19に当たって停止する。又、第二嵌合部14が第二被嵌合部16の差込口18から侵入してスライド溝17を挿通し、ストッパ面19に当たって停止する。更に、ボックスカバー5のスライドストッパ部21が配線ボックス4の上壁7に当接する。この状態において、ボックスカバー5が配線ボックス4から離脱しない。
ところで、仮に、更に多くのノックアウト部22を打抜いて、打抜孔23を形成する必要が生じたとする。この場合には、ボックスカバー5を配線ボックス4に対して上方へスライドさせることにより、図5に示すように、第一,第二嵌合部13,14と第一,第二被嵌合部15,16との嵌合を解除して、即ち、ボックスカバー5の配線ボックス4に対する取付を一旦、解除してボックスカバー5を配線ボックス4から取外す。
その後、図7に示すように、ボックスカバー5を配線ボックス4に対して上方へズラせて、ボックスカバー5の第二被嵌合部16を配線ボックス4の第一嵌合部13に嵌合させることにより、ボックスカバー5を配線ボックス4に対して仮取付けする。
ここで、仮取付とは、配線ボックス4の開口6に作業用開口Sを形成するようにボックスカバー5を配線ボックス4に取付けた状態をいう。該作業用開口Sは、作業者が配線ボックス4内へ手を差込んで配線作業や該配線作業に付随した各種の作業を行なうことができる広さの開口である。
その後、作業者はノックアウト部22を新たに打抜いて新たな打抜孔23を開口し、図6に示すように、該打抜孔23にコネクタ24の雄ネジ部(図示せず)を挿入して、該雄ネジ部に配線ボックス4の内側からロックナット30を螺着する。これにより、該コネクタ24とロックナット30とによって配線ボックス4の上壁7,下壁8,又は側壁9,10を挟持するようにして該コネクタ24を配線ボックス4に固定する。次ぎに、図6に示すように、電線管31を前記コネクタ24内に挿入する。
そして、前述の図5に示すように、配線ボックス5の第一嵌合部13をボックスカバー5の第一被嵌合部15近傍に宛がい、配線ボックス5の第二嵌合部14をボックスカバー5の第二被嵌合部16近傍に宛がった状態から、ボックスカバー5を下方向へスライドさせて第一,第二被嵌合部13,14を第一、第二被嵌合部15,16にそれぞれ嵌合させる。
その後、図1に示すように、ネジ28をボックスカバー5のネジ挿通孔27を挿通させて配線ボックス4のネジ孔26に螺合させることにより、ボックスカバー5を配線ボックス4に固定する。これによって配線ボックス装置1が組立てられる。
次ぎに、図8に示すように、配線ボックス装置1を挟むようにして一対の型枠K,Kを立設し、この型枠K,Kの間にコンクリートを打設して、配線ボックス装置1がコンクリート内に埋設されるものである。そして、ボックスカバー5の配線器具取付用孔12(図1に示す)からコンセント等の各種の配線器具を配線ボックス4内に配設する一方、前記電線管31(図6,図8に示す)内を挿通して配線されたケーブル(図示せず)を配線器具に接続するものである。
以上説明した第一実施形態においては、図7に示すように、配線ボックス4の第一嵌合部13にボックスカバー5の第二被嵌合部16を嵌合させることにより、配線ボックス4の開口6の下部に作業用開口Sを形成した状態で、作業者はボックスカバー4を床に置いたり、片手で所持することなく、配線ボックス4内に作業用開口Sから手を差し込んで、各種の作業を効率良く行うことができる。
尚、以上説明した実施形態においては、ボックスカバー5を配線ボックス4に一旦取付け、その後に取外すという取付解除後に、ボックスカバー5を配線ボックス4に仮取付けする場合について説明したが、ボックスカバー5を配線ボックス4に取付けする取付前の状態において、ボックスカバー5を配線ボックス4に仮取付けするようにしても良い。
図9は第二実施形態を示す。この第二実施形態の特徴は、第一実施形態と比較して、ボックスカバー4の第一被嵌合部15に曲折部20及びスライドストッパ部21を形成しないことによって、図9に示す第一被嵌合部15と、図10に示す第二被嵌合部16の形状を互いに同一にした点にある。
次ぎに、第二実施形態の作用について説明する。ボックスカバー5の第一被嵌合部15を前述のように形成することにより、図11に示すように、ボックスカバー5の第一被嵌合部15を配線ボックス4の第二嵌合部14に嵌合させることにより、配線ボックス4の開口6の上部を開放することができる。
一方、図7に示すように、ボックスカバー5の第二被嵌合部16を配線ボックス4の第一嵌合部13に嵌合させることにより、配線ボックス4の開口6の下部を開放することができることは勿論である。
このように、第二実施形態においては、図11,図7に示すように、配線ボックス4の開口6の上部、又は下部を作業内容に応じて自在に選択して開けることができるため、作業者は効率良く作業を行うことができる。
図12,図13は第三実施形態を示す。この第三実施形態の特徴は、配線ボックス4に対してスライド可能に設けられたボックスカバー5を有する配線ボックス装置1に本発明を適用したものである。
配線ボックス4は直方体によって形成され、該配線ボックス4の開口6は正方形に開口している。ボックスカバー5のスライド方向に対して直交する方向に互いに対面する一対の側壁9,10には外側へ突出して係合部51,52が形成されている。係合部51,52は、前記ボックスカバーのスライド方向へ沿って互いに離間した位置に設けられている。又、各係合部51,52はボックスカバー5のスライド方向に対して直交する方向において互いに向かい合うように一対設けられている。以下の説明では、ボックスカバー5は上下方向へスライドする場合について説明する。
又、ボックスカバー5は前記配線ボックス4の開口6を閉塞可能に正方形に形成されている。ボックスカバー5の裏面の縁部には嵌合部53,54が形成されている。該嵌合部53,54はボックスカバー5のスライド方向に沿って互いに離間した位置に設けられている。又、各嵌合部53,54はボックスカバー5のスライド方向に対して直交する方向において互いに向かい合うように一対設けられている。該嵌合部53,54はボックスカバー5の裏面から突出し、且つボックスカバー5の中心方向へ向けて内側へ曲折することによりL字状に形成されている。該嵌合部53,54とボックスカバー5の裏面との間は、前記係合部51,52がスライド可能に係合するスライド溝になっている。又、ボックスカバー5の裏面の上端には、該裏面から突出する引掛部55が形成されている。
そして、図12に示すように、ボックスカバー5の裏面を配線ボックス4の開口6の周縁に接近させ、図12中、二点鎖線で示すように、ボックスカバー5の第一,第二被嵌合部53,54を配線ボックス4の第一,第二係合部51,52の近傍にそれぞれ宛がう。その後、ボックスカバー5を下方へ押し下げると、ボックスカバー5の第一,第二被嵌合部53,54を配線ボックス4の第一,第二係合部51,52にそれぞれ係合した状態で下方へスライドする。そして、ボックスカバー5の上端の引掛部55が配線ボックス4の上壁7に突き当たることにより、ボックスカバー5の下方へのスライドが規制される。この状態において、配線ボックス4の開口6は完全に閉鎖している。
一方、ボックスカバー5を上方へスライドさせると、ボックスカバー5の第一,第二被嵌合部53,54と配線ボックス4の第一,第二係合部51,52との係合が解除して、ボックスカバー5を配線ボックス4から取外すことができる。
このように、ボックスカバー5が配線ボックス4に対してスライド可能に設けられている配線ボックス装置1において、配線ボックス4の下壁8の内面に二つの凹状の嵌合部56が形成されている。二つの嵌合部56同士の離間距離は、前記被嵌合部53,54同士の離間距離と同じである。このため、ボックスカバー5を図12中、矢示A方向へ90度回転させてボックスカバー5の被嵌合部53,54を配線ボックス4の嵌合部56,56に嵌合させることにより、図13に示すように、配線ボックス4に対してボックスカバー5を吊下げるようにして、取付けることができる。
この状態においては、配線ボックス4の開口6に作業用開口Sを形成した開状態のままボックスカバー5が配線ボックス4に取付けられることになる。このため、作業者はボックスカバー5を床に置いたり、片手で所持しながら、配線ボックス4の内部へ手を差込んで、作業を行うことがない。このため、作業者は両手を使って効率よく作業を行うことができる。
図14は、配線ボックス装置1を二重天井内に設けた第四実施形態を示す。この第四実施形態においては、上階のフロアの床(図示せず)の下面と鉄骨Tとの間に設けられた吊ボルトVに配線ボックス4の裏面を取付けた状態で該配線ボックス装置1は二重天井内に設けられたものである。この第四実施形態は、いわゆる、ブランクタイプの配線ボックス装置1を示すものである。即ち、この第三実施形態は、第一実施形態に示す配線ボックス装置1をブランクタイプのものに適用した場合を示す。
この第四実施形態に示す配線ボックス装置1においては、ボックスカバー5を配線ボックス4から取外し、配線ボックス4の開口6を開状態にしたまま、該配線ボックス4内の配線状態を修理、点検することが行われるが、その際には、図7に示すように、ボックスカバー5の第二被嵌合部16を配線ボックス4の第一嵌合部13に嵌合させることにより、配線ボックス4の開口6を開状態に維持することができる。このため、従来技術のように、配線ボックス4内の点検,修理の際に、ボックスカバー5を配線ボックス4から取外して、床に置いたり、作業者が片手で持ち続けたりする必要がない。このため、作業者は配線ボックス装置1の点検,修理の際に、脚立を上り下りして、ボックスカバーを床に置く作業が不要となって、配線ボックスの点検や修理を容易に行うことができる。
又、前述のブランクタイプの配線ボックス装置1のボックスカバー5に設けられる第一被嵌合部15を図9に示す形状に形成することにより、配線ボックス4の開口6の上部又は下部を作業内容に応じて自在に選択して、作業用開口Sを開状態にすることができるため、配線ボックス4内の配線状態の点検や修理を容易に行うことができる。尚、この第四実施形態は、配線ボックス装置1を工場内等において、壁表に露出させて設置することにより、配線状態の点検や修理を行なうような場合にも適用できるものである。
尚、以上の説明では、複数の嵌合部と複数の被嵌合部を設けた場合について説明したが、一つの嵌合と1つの被嵌合部を設けるだけで、本発明の目的を達成することができることは勿論である。又、以上の説明では、配線ボックス4の開口6を水平方向へ向けた姿勢で該配線ボックス4を設置した場合について説明したが、該開口6を下方向や上方向へ向けた姿勢で、配線ボックス4を設置する場合にも適用できることは勿論である。
配線ボックス装置を配線ボックスとボックスカバーとに分解した状態の分解斜視図である。(第一実施形態) ボックスカバーの裏面図である。(第一実施形態) 図2を矢示α方向から観た状態の図である。(第一実施形態) 図2を矢示β方向から観た状態の図である。(第一実施形態) 配線ボックスの開口にボックスカバーを当接させた状態を配線ボックスの裏側から観た状態の図である。(第一実施形態) 配線ボックスの開口にボックスカバーを宛がった状態の側断面図である。(第一実施形態) ボックスカバーの第二被嵌合部を配線ボックスの第一嵌合部に嵌合させる途中の状態の図である。(第一実施形態) 配線ボックスを挟むように一対の型枠を立設した状態の側断面図である。(第一実施形態) 図3と同様の図である。(第二実施形態) 図4と同様の図である。(第二実施形態) ボックスカバーの第一被嵌合部をボックスカバーの第二嵌合部に嵌合させた状態の図である。(第二実施形態) 配線ボックス装置を配線ボックスとボックスカバーとに分解した状態の分解斜視図である。(第三実施形態) 配線ボックスに対してボックスカバーを仮支持した状態の図である。(第三実施形態) 本発明をブランクタイプの配線ボックス装置に適用した状態を示すブランクタイプの配線ボックス装置の分解斜視図である。(第四実施形態) 配線ボックス装置の分解斜視図である。(従来技術) 配線ボックス装置を挟むように一対の型枠を立設した状態の側断面図である。(従来技術)
符号の説明
1 配線ボックス装置
4 配線ボックス
5 ボックスカバー
6 開口
13 第一嵌合部
14 第二嵌合部
15 第一被嵌合部
16 第二被嵌合部
17 スライド溝
18 差込口
19 ストッパ面

Claims (6)

  1. 前面に開口を有する配線ボックスと、裏面が前記開口の縁を形成する周壁端面の全周にわたって当接して、前記開口の全部又は一部を閉鎖すべく該ボックスに取付けられるボックスカバーとからなり、
    前記ボックスには、周壁に嵌合部が設けられるとともに、前記ボックスカバーには、前記嵌合部に嵌め合わせ可能な被嵌合部が設けられ、
    前記ボックスカバーの該ボックスに対する取付前又は取付解除後に、前記嵌合部に被嵌合部を嵌め合わせることにより、前記開口に作業用開口を形成した開状態として前記ボックスカバーを配線ボックスの周壁に仮取付け可能とすることを特徴とする配線ボックス装置。
  2. 嵌合部は、配線ボックスの開口を水平方向に向けた状態で該開口の縁を形成する周壁の上部外側に突設され、被嵌合部は、ボックスカバーの下部に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の配線ボックス装置。
  3. 嵌合部は、配線ボックスの開口を水平方向に向けた状態で該開口の縁を形成する周壁の下部内面に形成され、被嵌合部はボックスカバーの上端に凸状に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の配線ボックス装置。
  4. 被嵌合部は、一端が差込口になり、他端がストッパ面になったスライド溝を備え、
    嵌合部は差込口から差込まれ、ストッパ面に突き当たった状態でスライド溝に嵌り込む構造であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配線ボックス装置。
  5. 前面に開口を有する配線ボックスと、裏面が該開口の縁を形成する周壁端面の全周にわたって当接して、該開口の全部又は一部を閉鎖すべく該ボックスに取付けられるボックスカバーとからなり、
    前記ボックスカバーはその裏面が前記ボックスカバーの前記周壁端面に当接した状態でスライド可能に設けられ、前記配線ボックスには第一,第二嵌合部が設けられ、前記ボックスカバーには、前記第一,第二嵌合部が着脱可能に嵌り込む第一,第二被嵌合部を設け、
    前記開口を閉じる方向へ向けて前記ボックスカバーをスライドして前記第一,第二嵌合部が前記第一,第二被係合部にそれぞれ嵌合し、前記開口を開く方向へ向けて前記ボックスカバーがスライドして前記第一,第二嵌合部と前記第一,第二被嵌合部との嵌り込みがそれぞれ解除することにより、前記ボックスカバーを前記配線ボックスに対して着脱自在とした配線ボックス装置であって、
    前記ボックスカバーの配線ボックスに対する取付前又は取付解除後に、前記第一被嵌合部を前記第二嵌合部に嵌り込み、又は、前記第二被嵌合部を前記第一嵌合部に嵌り込むことにより、前記開口に作業用開口を形成した開状態としてボックスカバーを配線ボックスに仮取付け可能とすることを特徴とする配線ボックス装置。
  6. 被嵌合部は、一端が差込口になり、他端がストッパ面になったスライド溝を備え、
    嵌合部は差込口から差込まれ、ストッパ面に突き当たった状態でスライド溝に嵌り込む構造であることを特徴とする請求項5に記載の配線ボックス装置。
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