JP2006166581A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示器などの表示器の点灯時に、駆動回路に所望の電圧が供給されるようにし、コントラストの低下を防止できる電源装置の提供
【解決手段】定電圧回路10は、昇圧兼降圧用の出力電圧VC2と、昇圧専用の出力電圧VC1Bとをそれぞれ生成して出力する。出力電圧VC1Bは、昇降圧回路20により出力電圧VC2を使用して降圧される出力電圧VC1の電圧値よりも所定値だけ大きな電圧値に設定されている。昇降圧回路20は、定電圧回路10から出力される出力電圧VC2を使用して出力電圧VC1を生成する降圧動作を行うとともに、定電圧回路10から出力されるVC1B,VC2に基づいて出力電圧VC3、VC4、VC5をそれぞれ生成する昇圧動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示器などの表示器に使用され、定電圧回路が生成する電圧に基づいてて複数の出力電圧を生成して出力する電源装置に関するものである。
従来、この種の電源装置としては、図8に示すように、出力電圧VC2を生成する定電圧回路1と、この定電圧回路1が生成した出力電圧VC2を使用して降圧した出力電圧VC1と、この降圧した出力電圧VC1および定電圧回路1で生成した出力電圧VC2を使用して昇圧させた出力電圧VC3〜VC5とをそれぞれ生成する昇降圧回路2とを備えている。そして、定電圧回路1からの出力電圧VC2と、昇降圧回路2からの出力電圧VC1および出力電圧VC3〜VC5とをそれぞれ液晶駆動回路3に供給するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
昇降圧回路2では、出力電圧VC2を降圧させて出力電圧VC1を生成し、その降圧動作は次の(1)式のようになる。
VC1=(1/2)×VC2・・・(1)
また、昇降圧回路2では、出力電圧VC3は出力電圧VC2とその降圧された出力電圧VC1とを加算することにより生成し、出力電圧VC4は出力電圧VC2を2倍することにより生成し、出力電圧VC5は出力電圧VC2を2倍するとともにその降圧された出力電圧VC1を加算することにより生成している。これらの昇圧動作は、次の(2)〜(4)式のようになる。
VC3=VC2+VC1 ・・・(2)
VC4=2×VC2 ・・・(3)
VC5=(2×VC2)+VC1・・・(4)
ところが、この従来の電源装置では、昇降圧回路2がコンデンサに電荷を充電してそれを転送する方式を採用するので、昇圧動作の際にロスが発生し、昇圧を必要とする出力電圧VC3,VC4,VC5は理論値よりも低くなってしまう。このため、液晶表示器の点灯時に、コントラストが低下するという不具合がある。
特に、この不具合は、液晶表示器のパネルサイズが大きな場合、またはパネル負荷が重い場合には顕著である。
特許第2973231号公報
本発明の目的は、上記の点に鑑み、液晶表示器などの表示器の点灯時に、駆動回路に所望の電圧が供給されるようにし、コントラストの低下を防止できる電源装置を提供することにある。
上記の課題を解決し本発明の目的を達成するために、各発明は、以下のような構成からなる。
すなわち、第1の発明は、表示器の駆動回路に使用される電源装置であって、昇圧兼降圧用の第1電圧と、昇圧用の第2電圧とをそれぞれ生成する定電圧回路と、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧に基づいて所定の降圧電圧を生成するとともに、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧および前記第2電圧に基づいて所定の昇圧電圧を生成する昇降圧回路とを備え、前記定電圧回路で生成される第2電圧は、前記昇降圧回路で生成される降圧電圧よりも電圧値が所定値だけ大きくなるように設定し、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧と、前記昇降圧回路で生成される前記降圧電圧および前記昇圧電圧とをそれぞれ前記駆動回路に供給するようになっている。
第2の発明は、表示器の駆動回路に使用される電源装置であって、昇圧兼降圧用の第1電圧と、昇圧用の第2電圧とをそれぞれ生成する定電圧回路と、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧に基づいて所定の降圧電圧を生成し、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧と前記第2電圧とを加算して第1昇圧電圧を生成し、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧を2倍して第2昇圧電圧を生成し、かつ、前記生成された第2昇圧電圧と前記定電圧回路で生成される前記第2電圧とを加算して第3昇圧電圧を生成する昇降圧回路とを備え、前記定電圧回路で生成される第2電圧は、前記昇降圧回路で生成される降圧電圧よりも電圧値が所定値だけ大きくなるように設定し、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧と、前記昇降圧回路で生成される前記降圧電圧および前記第1乃至第3の昇圧電圧とをそれぞれ前記駆動回路に供給するようになっている。
第3の発明は、表示器の駆動回路に使用される電源装置であって、第1電圧と、昇圧用の第2電圧と、昇圧用の第3電圧とをそれぞれ生成する定電圧回路と、前記定電圧回路で生成される前記第2電圧および前記第3電圧に基づいて所定の昇圧電圧を生成する昇圧回路とを備え、前記第3電圧は、前記第1電圧よりも電圧値が所定値だけ大きくなるように設定し、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧および前記第2電圧と、前記昇圧回路で生成される前記昇圧電圧とをそれぞれ前記駆動回路に供給するようになっている。
第4の発明は、表示器の駆動回路に使用される電源装置であって、第1電圧と、昇圧用の第2電圧と、昇圧用の第3電圧とをそれぞれ生成する定電圧回路と、前記定電圧回路で生成される前記第2電圧と前記第3電圧とを加算して第1昇圧電圧を生成し、前記定電圧回路で生成される前記第2電圧を2倍して第2昇圧電圧を生成し、かつ、前記生成された第2昇圧電圧と前記定電圧回路で生成される前記第3電圧とを加算して第3昇圧電圧を生成する昇圧回路とを備え、前記第3電圧は、前記第1電圧よりも電圧値が所定値だけ大きくなるように設定し、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧および前記第2電圧と、前記昇圧回路で生成される前記第1乃至第3の昇圧電圧とを前記駆動回路に供給するようになっている。
以上のような構成からなる本発明によれば、液晶表示器などの表示器の点灯時に、駆動回路に所望の電圧が供給され、コントラストの低下を防止できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の電源装置の第1実施形態の構成について、図1を参照して説明する。
この第1実施形態に係る電源装置は、液晶表示器に適用されるものであり、図1に示すように、定電圧回路10と、昇降圧回路20とを備え、液晶駆動回路30を駆動するようになっている。
定電圧回路10は、液晶駆動回路30に供給されると同時に、昇降圧回路20に供給されて昇圧兼降圧に使用される出力電圧VC2と、昇降圧回路20に使用されて昇圧に使用される出力電圧VC1Bとをそれぞれ生成して出力する回路である。
ここで、出力電圧VC1Bは、後述のように昇降圧回路20により出力電圧VC2を使用して降圧される出力電圧VC1の電圧値よりも所定値だけ大きな電圧値に設定されている。
昇降圧回路20は、定電圧回路10から出力される出力電圧VC2を使用して出力電圧VC1を生成する降圧動作を行うとともに、定電圧回路10から出力されるVC1B,VC2に基づいて出力電圧VC3、VC4、VC5をそれぞれ生成する昇圧動作を行う回路であり、コンデンサの充放電を利用することにより昇降圧動作を行う。
すなわち、昇降圧回路20は、定電圧回路10から出力される出力電圧VC2を降圧させて出力電圧VC1を生成し、その降圧動作は次の(5)式のようになる。
VC1=(1/2)×VC2・・・(5)
また、昇降圧回路20は、定電圧回路10から出力される出力電圧VC2と出力電圧VC1Bとを加算することにより出力電圧VC3を生成し、出力電圧VC2を2倍することにより出力電圧VC4を生成し、出力電圧VC2を2倍するとともに出力電圧VC1Bを加算することにより出力電圧VC5を生成している。これらの昇圧動作は、次の(6)〜(8)式のようになる。
VC3=VC2+VC1B ・・・(6)
VC4=2×VC2 ・・・(7)
VC5=(2×VC2)+VC1B・・・(8)
液晶駆動回路30は、図示しない液晶表示パネルに画像を表示させるための回路であり、定電圧回路10からの出力電圧VC2と、昇降圧回路20からの出力電圧VC1、VC3、VC4、VC5とがそれぞれ供給されるようになっている。
次に、図1に示す定電圧回路10の具体的な回路の構成について、図2を参照して説明する。
この定電圧回路10は、図2に示すように、昇圧兼降圧に使用する出力電圧VC2を生成する第1回路10aと、この第1回路10aの出力電圧VC2を分圧して昇圧専用の出力電圧VC1Bを生成する第2回路10bとからなる。
第1回路10aは、図2に示すように、基準電圧源101と、オペアンプ102と、抵抗103と、可変抵抗104と、ボルテージフォロワ105と、出力端子106とから構成されている。また、第2回路10bは、図2に示すように、可変抵抗107と、ボルテージフォロワ108と、出力端子109とから構成されている。
このような構成から定電圧回路10では、オペアンプ102の出力電圧Vrefは、次の(9)式のようになる。
Vref={(RA+RB)/RA}×Vo・・・(9)
ここで、Voは基準電圧源101の電圧値、RAは抵抗103の抵抗値、RBは可変抵抗104の全体の抵抗値である。
従って、可変抵抗104の可動端子を調整することにより、出力端子106からは所望の出力電圧VC2を取り出すことができる。ここで、出力電圧VC2の電圧値は、例えば2〔V〕である。
一方、出力端子106の出力電圧VC2は、可変抵抗107で分圧されてボルテージフォロワ108に入力されている。このため、可変抵抗107の可動端子を調整することにより、出力端子109から所望の出力電圧VCB1を取り出すことができる。
ここで、出力電圧VCB1の電圧値は、上記のように、昇降圧回路20により出力電圧VC2を使用して降圧される出力電圧VC1の電圧値よりも所定値だけ大きな電圧値に設定する。例えば、出力電圧VC1が(5)式の関係にあれば、出力電圧VCB1は、(1/2)×VC2よりも僅かに大きな値に設定される。
次に、図1に示す昇降圧回路20の具体的な回路の概要について、図3を参照して説明する。
この昇降圧回路20は、図3に示すように、定電圧回路10からの出力電圧VC2、VC1Bが入力される入力端子201、202と、出力電圧VC1〜VC5を取り出すための出力端子206〜210と、電荷転送用のコンデンサCA,CB,CC,CDを外部接続するための外部端子211〜217とを備えている。
ここで、コンデンサCAは外部端子212、213間に接続され、コンデンサCBは外部端子211、214間に接続され、コンデンサCCは外部端子211、216間に接続され、コンデンサCDは外部端子215、217間に接続されている。また、出力コンデンサC1〜C5は、その各一端側が出力端子206〜210にそれぞれ接続され、その各他端側が共通電位VSSに接続されている。
昇降圧回路20は、コンデンサCA,CB,CC,CDの充放電を行うために、図3に示すようにスイッチ素子である複数のMOSトランジスタを含んでいる。そして、その各MOSトランジスタは、制御端子204に入力される昇圧動作信号BSと、制御端子203、205に入力されるクロック信号FA、FBとに基づいて生成されるオンオフ信号によりオンオフ制御されるようになっている。
クロック信号FA、FBは、図4に示すような波形からなり、コンデンサCA,CB,CC,CDの充放電のタイミングが重なるのを防ぐために、クロック信号FAの立ち下がりとクロック信号FBの立ち下がりとの間に時間差を設けている。
また、昇降圧回路20は、図3に示すようにレベル変換器221〜226を備え、これにより、クロック信号FA、FBなどから得られ、複数のMOSトランジスタの各ゲートに供給するオンオフ信号の振幅レベルを所定値に変換するようにしている。
次に、図3のような構成からなる昇降圧回路20の昇降圧動作について、図4を参照して説明する。
図3に示す昇降圧回路20では、図4に示すように、クロック信号FAがHレベルであってクロック信号FBがLレベルのタイミングAと、クロック信号FAがLレベルであってクロック信号FBがHレベルのタイミングBとの動作を繰り返す。
そして、そのタイミングAとタイミングBとで、コンデンサCA,CB,CC,CDと、出力端子206〜210および外部端子211、214との接続状態を変化させることにより昇降圧動作を実現し、出力端子206〜210に所望の出力電圧VC1〜VC5を出力する。
すなわち、図4に示すように、タイミングAでは、コンデンサCAは出力端子206と外部端子211との間に接続され、コンデンサCBは外部端子214と外部端子211との間に接続され、コンデンサCCは出力端子207と外部端子211との間に接続され、コンデンサCDは出力端子210と出力端子208との間に接続される。
一方、タイミングBでは、コンデンサCAは出力端子207と出力端子206との間に接続され、コンデンサCBは出力端子208と出力端子207との間に接続され、コンデンサCCは出力端子209と出力端子207との間に接続され、コンデンサCDは出力端子207と外部端子211との間に接続される。
この結果、出力端子206には、(5)式に示すような出力電圧VC1が出力され、出力端子207には出力電圧VC2が出力され、出力端子208〜210には、(6)〜(8)式で示すような出力電圧VC3、VC4,VC5がそれぞれ出力される。
以上のように、第1実施形態では、昇降圧回路20が出力電圧VC3〜VC5を生成する昇圧動作時に、定電圧回路10からの出力電圧VC2を降圧させた降圧電圧VC1を使用せずに、定電圧回路10からの出力電圧VC1Bを使用し、しかも、VC1B>VC1になるように設定するようにした。このため、第1実施形態によれば、液晶表示器の点灯時に、液晶駆動回路に所望の電圧が供給され、コントラストの低下を防止できる。
また、第1実施形態によれば、液晶表示器の表示パネルの負荷変動やサイズのアップに対しても有効である。
(第2実施形態)
本発明の電源装置の第2実施形態の構成について、図5を参照して説明する。
この第2実施形態に係る電源装置は、液晶表示器に適用されるものであり、図5に示すように、定電圧回路40と、昇圧回路50とを備え、液晶駆動回路60を駆動するようになっている。
定電圧回路40は、液晶駆動回路60に供給する出力電圧VC1と、液晶駆動回路60に供給するとともに昇圧回路50に昇圧用として供給する出力電圧VC2と、昇圧回路50に昇圧専用として供給する出力電圧VC1Bと、をそれぞれ生成して出力する回路である。
ここで、出力電圧VC1Bは、出力電圧VC1の電圧値よりも所定値だけ大きな電圧値に設定され、定電圧回路40はそのような設定ができるように構成されている。
昇圧回路50は、定電圧回路40から出力される出力電圧VC1B,VC2に基づいて出力電圧VC3、VC4、VC5をそれぞれ生成する昇圧動作を行う回路であり、コンデンサの充放電を利用することにより昇圧動作を行う。
すなわち、昇圧回路50は、定電圧回路40から出力される出力電圧VC2と出力電圧VC1Bとを加算することにより出力電圧VC3を生成し、出力電圧VC2を2倍することにより出力電圧VC4を生成し、出力電圧VC2を2倍するとともに出力電圧VC1Bを加算することにより出力電圧VC5を生成している。これらの昇圧動作は、次の(10)〜(12)式のようになる。
VC3=VC2+VC1B ・・・(10)
VC4=2×VC2 ・・・(11)
VC5=(2×VC2)+VC1B・・・(12)
液晶駆動回路60は、図示しない液晶表示パネルに画像を表示させるための回路であり、定電圧回路40からの出力電圧VC1,VC2と、昇圧回路50からの出力電圧VC3、VC4、VC5とがそれぞれ供給されるようになっている。
次に、図5に示す昇圧回路50の具体的な回路の概要について、図6を参照して説明する。
この昇圧回路50は、図3に示すように、定電圧回路40からの出力電圧VC1、VC2、VC1Bが入力される入力端子500〜502と、出力電圧VC1〜VC5を取り出すための出力端子506〜510と、電荷転送用のコンデンサCB,CC,CDを外部接続するための外部端子511〜515とを備えている。
ここで、コンデンサCBは外部端子511、512間に接続され、コンデンサCCは外部端子511、514間に接続され、コンデンサCDは外部端子513、515間に接続されている。また、出力コンデンサC1〜C5は、その各一端側が出力端子506〜510にそれぞれ接続され、その各他端側が共通電位VSSに接続されている。
昇圧回路50は、CB,CC,CDの充放電を行うために、図6に示すようにスイッチ素子である複数のMOSトランジスタを含んでいる。そして、その各MOSトランジスタは、制御端子504に入力される昇圧動作信号BSと、制御端子503、505に入力されるクロック信号FA、FBとに基づいて生成されるオンオフ信号によりオンオフ制御されるようになっている。
また、昇圧回路50は、図6に示すようにレベル変換器521〜526を備え、これにより、クロック信号FA、FBなどから得られ、複数のMOSトランジスタの各ゲートに供給するオンオフ信号の振幅レベルを所定値に変換するようにしている。
次に、図6のような構成からなる昇圧回路50の昇圧動作について、図7を参照して説明する。
図6に示す昇圧回路50では、図7に示すように、クロック信号FAがHレベルであってクロック信号FBがLレベルのタイミングAと、クロック信号FAがLレベルであってクロック信号FBがHレベルのタイミングBとの動作を繰り返す。
そして、そのタイミングAとタイミングBとで、コンデンサCB,CC,CDと、出力端子506〜510および外部端子511、512との接続状態を変化させることにより昇圧動作を実現し、出力端子506〜510に出力電圧VC1、VC2および昇圧された出力電圧VC3〜VC5を出力する。
すなわち、図7に示すように、タイミングAでは、コンデンサCBは外部端子512と外部端子511との間に接続され、コンデンサCCは出力端子507と外部端子511との間に接続され、コンデンサCDは出力端子510と出力端子508との間に接続される。一方、タイミングBでは、コンデンサCBは出力端子508と出力端子507との間に接続され、コンデンサCCは出力端子509と出力端子507との間に接続され、コンデンサCDは出力端子507と外部端子511との間に接続される。
この結果、出力端子506、507には、出力電圧VC1、VC2が出力され、出力端子508〜510には、(10)〜(12)式で示すような昇圧された出力電圧VC3、VC4,VC5がそれぞれ出力される。
以上のように、第2実施形態では、昇圧回路50が出力電圧VC3〜VC5を生成する昇圧動作時に、定電圧回路40からの昇圧専用の出力電圧VC1Bを使用し、しかも、VC1B>VC1になるように設定するようにした。このため、第2実施形態によれば、液晶表示器の点灯時に、液晶駆動回路に所望の電圧が供給され、コントラストの低下を防止できる。
また、第2実施形態によれば、液晶表示器の表示パネルの負荷変動やサイズのアップに対しても有効である。
本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す定電圧回路の具体例を示す回路図である。 図1に示す昇降圧回路の具体例を示す回路図である。 その昇降圧回路の動作を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態の構成を示すブロック図である。 図5に示す昇圧回路の具体例を示す回路図である。 その昇圧回路の動作を説明する説明図である。 従来装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10、40・・・定電圧回路、20・・・昇降圧回路、30、60・・・液晶駆動回路、50・・・昇圧回路

Claims (4)

  1. 表示器の駆動回路に使用される電源装置であって、
    昇圧兼降圧用の第1電圧と、昇圧用の第2電圧とをそれぞれ生成する定電圧回路と、
    前記定電圧回路で生成される前記第1電圧に基づいて所定の降圧電圧を生成するとともに、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧および前記第2電圧に基づいて所定の昇圧電圧を生成する昇降圧回路とを備え、
    前記定電圧回路で生成される第2電圧は、前記昇降圧回路で生成される降圧電圧よりも電圧値が所定値だけ大きくなるように設定し、
    前記定電圧回路で生成される前記第1電圧と、前記昇降圧回路で生成される前記降圧電圧および前記昇圧電圧とをそれぞれ前記駆動回路に供給するようになっていることを特徴とする電源装置。
  2. 表示器の駆動回路に使用される電源装置であって、
    昇圧兼降圧用の第1電圧と、昇圧用の第2電圧とをそれぞれ生成する定電圧回路と、
    前記定電圧回路で生成される前記第1電圧に基づいて所定の降圧電圧を生成し、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧と前記第2電圧とを加算して第1昇圧電圧を生成し、前記定電圧回路で生成される前記第1電圧を2倍して第2昇圧電圧を生成し、かつ、前記生成された第2昇圧電圧と前記定電圧回路で生成される前記第2電圧とを加算して第3昇圧電圧を生成する昇降圧回路とを備え、
    前記定電圧回路で生成される第2電圧は、前記昇降圧回路で生成される降圧電圧よりも電圧値が所定値だけ大きくなるように設定し、
    前記定電圧回路で生成される前記第1電圧と、前記昇降圧回路で生成される前記降圧電圧および前記第1乃至第3の昇圧電圧とをそれぞれ前記駆動回路に供給するようになっていることを特徴とする電源装置。
  3. 表示器の駆動回路に使用される電源装置であって、
    第1電圧と、昇圧用の第2電圧と、昇圧用の第3電圧とをそれぞれ生成する定電圧回路と、
    前記定電圧回路で生成される前記第2電圧および前記第3電圧に基づいて所定の昇圧電圧を生成する昇圧回路とを備え、
    前記第3電圧は、前記第1電圧よりも電圧値が所定値だけ大きくなるように設定し、
    前記定電圧回路で生成される前記第1電圧および前記第2電圧と、前記昇圧回路で生成される前記昇圧電圧とをそれぞれ前記駆動回路に供給するようになっていることを特徴とする電源装置。
  4. 表示器の駆動回路に使用される電源装置であって、
    第1電圧と、昇圧用の第2電圧と、昇圧用の第3電圧とをそれぞれ生成する定電圧回路と、
    前記定電圧回路で生成される前記第2電圧と前記第3電圧とを加算して第1昇圧電圧を生成し、前記定電圧回路で生成される前記第2電圧を2倍して第2昇圧電圧を生成し、かつ、前記生成された第2昇圧電圧と前記定電圧回路で生成される前記第3電圧とを加算して第3昇圧電圧を生成する昇圧回路とを備え、
    前記第3電圧は、前記第1電圧よりも電圧値が所定値だけ大きくなるように設定し、
    前記定電圧回路で生成される前記第1電圧および前記第2電圧と、前記昇圧回路で生成される前記第1乃至第3の昇圧電圧とを前記駆動回路に供給するようになっていることを特徴とする電源装置。
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