JP2006166289A - コンテンツ編集システム、編集サーバ装置、コンテンツ編集方法及びプログラム - Google Patents

コンテンツ編集システム、編集サーバ装置、コンテンツ編集方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 同じコンテンツ内の別の部分を同時に編集することのできるコンテンツ編集システムを提供する。
【解決手段】 編集サーバ100は、コンテンツをブロック単位で格納し、この単位でクライアント200Aなどに編集を許可する。編集サーバ100は、コンテンツの編集を要求されると要求されたブロックに他から編集されないようロックをかけ、要求元のクライアントへそのブロックを送信する。クライアント200Aでは、ブロックに対して行った編集操作を順次編集履歴情報として蓄積し、編集終了時にまとめて編集サーバ100に送信する。編集履歴情報を受信した編集サーバ100は、編集履歴情報に含まれる編集操作をコンテンツに対して施し、コンテンツを更新する。そして、かけていたロックを外す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツ編集システム、編集サーバ装置、コンテンツ編集方法及びプログラムに関し、特に、サーバに格納された動画像等のコンテンツをクライアント装置側で編集するコンテンツ編集システム、編集サーバ装置、コンテンツ編集方法及びプログラムに関する。
公衆回線やネットワークを使用してアクセス可能なコンテンツサーバのハードディスク上に格納されたデジタル動画像コンテンツ(以下、単に動画像コンテンツと称する)を、遠隔地に置かれたパソコンやワークステーションからデジタル編集(以下、単に編集と称する)することが行われている。
例えば、特許文献1に開示されている同時編集システムでは、各端末装置に仮想サーバが形成され、サーバに格納されたブックデータをミラーブックオブジェクトとして受信する。端末装置は編集コマンドを端末装置自身が保持しているミラーブックオブジェクトに対して実行しミラーブックオブジェクトを更新する。また、この編集コマンドを同時編集サーバと他の端末装置とに送信する。編集コマンドを送信されたサーバは、編集コマンドに従ってブックデータを編集して更新する。同様に、端末装置は、編集コマンドに従ってミラーブックオブジェクトを編集して更新する。
特開2001−256210号公報(第3、4頁、図1、4)
上記特許文献1に記載された同時編集システムでは、動画像コンテンツの再生時間が長かったり動画像コンテンツが高品質だったり、あるいはサーバ装置からクライアントへの通信速度が遅かったりする場合、サーバ装置からクライアントへのコンテンツの転送時間が長くなる。このため、編集者は動画像コンテンツの編集要求を出してから、編集を開始できるまで長い間待たされてしまうという問題があった。
編集者が動画像コンテンツの編集要求を出してから、編集を開始するまで待たされるという問題は、編集するコンテンツの種類に限らず起こる問題である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、編集サーバ装置とクライアント装置との間で送受信されるデータ量の少ないコンテンツ編集システム、編集サーバ装置、コンテンツ編集方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点にかかるコンテンツ編集システムは、
コンテンツデータを格納するサーバ装置と、該サーバ装置に通信ネットワークを介して接続され、サーバ装置に格納されているコンテンツデータから作成された編集用データを編集するクライアント装置とから構成されるコンテンツ編集システムであって、
前記サーバ装置は、
編集対象のコンテンツデータをブロック単位で読み書き可能に格納するサーバ側格納手段と、
編集対象のコンテンツデータに対し、他から編集されないようブロック単位でロックをかけるデータロック手段と、
クライアント装置からコンテンツデータの送信要求をブロック単位で受け付ける送信要求受付手段と、
前記送信要求受付手段で要求されたコンテンツデータのブロックに前記データロック手段でロックをかけ、該コンテンツデータのブロックを編集用データとしてクライアント装置に送信するコンテンツ送信手段と、
クライアントから送信される編集内容を示す編集内容データを受信する編集内容受信手段と、
前記サーバ側格納手段に格納されているコンテンツデータに、前記編集内容受信手段で受信した編集内容データで指示される編集を行ってコンテンツデータを更新するサーバ側編集手段と、
前記サーバ側編集手段で編集され更新されたコンテンツデータのブロックに対して前記データロック手段がかけたロックを解除するロック解除手段と、
を具備し、
前記クライアント装置は、
前記コンテンツ送信手段により送信された編集用データを受信するコンテンツ受信手段と、
前記コンテンツ受信手段で受信した編集用データを格納するクライアント側格納手段と、
編集指示要求を受け付ける編集指示受付手段と、
前記クライアント側格納手段に格納している編集用データに、前記編集指示受付手段で受け付けた編集指示要求で指示された編集を行って編集用データを更新するクライアント側編集手段と、
前記クライアント側編集手段で行った編集内容を示す前記編集内容データを前記サーバ装置へ送信する編集内容送信手段と、
を具備することを特徴とする。
この発明によれば、サーバ装置はコンテンツデータをブロック単位で他から編集できないようにロックをかけて、クライアント装置へ送信する。このため、複数の編集者が同一のコンテンツデータの異なるブロックを同時に編集できる。また、クライアント装置ではコンテンツに対して行った、シーンのカット、入れ替え、各種エフェクトなどの編集に対応する編集内容データを、サーバ装置に送信する。サーバ装置は、サーバ側格納手段に格納されたコンテンツに対し、クライアント装置から送信された編集内容データで指示される編集を適用して、更新する。このため、クライアント装置はサーバ装置の処理待ちや通信遅延の影響を受けにくい。
上記コンテンツ編集システムにおいて、
前記サーバ装置はさらに、
前記サーバ側編集手段における編集によりコンテンツの長さが変化したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で編集によりコンテンツの長さが変化したと判別した場合に、該コンテンツを構成する各ブロックの長さが同一となるようブロックを更新するブロック更新手段と、
を具備することが望ましい。
このコンテンツ編集システムにおいて、
前記サーバ装置はさらに、前記ブロックと1対1に対応付けられたサムネイル画像を格納するサムネイル画像格納手段を具備してもよい。
この場合、前記ブロック更新手段は、分割し直したコンテンツデータの各ブロックからサムネイル画像を生成し更新する。
本発明の第2の観点にかかる編集サーバ装置は、
通信ネットワークを介してクライアント装置と接続された編集サーバ装置であって、
編集対象のコンテンツデータをブロック単位で読み書き可能に格納する格納手段と、
編集対象のコンテンツデータに対し、他から編集されないようブロック単位でロックをかけるデータロック手段と、
クライアント装置からコンテンツデータの送信要求をブロック単位で受け付ける送信要求受付手段と、
前記送信要求受付手段で送信要求を受けたコンテンツデータのブロックに前記データロック手段でロックをかけ、該コンテンツデータのブロックを編集用データとしてクライアント装置に送信するコンテンツ送信手段と、
前記クライアント装置が編集用データに対して行った編集内容を示す編集内容データを受信する編集内容受信手段と、
前記格納手段に格納されているコンテンツデータに、前記編集内容受信手段で受信した編集内容データで指示される編集を行ってコンテンツデータを更新する編集手段と、
前記サーバ側編集手段で編集され更新されたコンテンツデータのブロックに対して前記データロック手段がかけたロックを解除するロック解除手段と、
を具備する。
本発明の第3の観点にかかるコンテンツ編集方法は、
コンテンツデータをブロック単位で読み書き可能に格納するサーバ装置と、通信ネットワークを介してサーバ装置と接続されたクライアント装置とから構成されるコンテンツ編集システムにおいて、
前記サーバ装置が、送信要求を出されたコンテンツのブロックに対し、他から編集されないようロックをかけるデータロックステップと、
前記サーバ装置が、送信要求を出したクライアント装置へ、要求されたコンテンツデータのブロックを編集用データとして送信するコンテンツ送信ステップと、
前記クライアント装置が、前記コンテンツ送信ステップで送信された編集用データを受信する受信ステップと、
前記クライアント装置が、編集者から、編集用データに対する編集の要求を受け付ける編集指示受付ステップと、
前記クライアント装置が、前記編集指示受付ステップで受け付けた編集の要求に従って、受信した編集用データを編集するクライアント側編集ステップと、
前記クライアント装置が、通信ネットワークを介して、前記編集指示受付ステップで受け付けた編集の要求の内容を表す編集内容データを前記サーバ装置に送信する編集指示送信ステップと、
前記サーバ装置が、前記編集指示送信ステップで送信された編集内容データを受信する編集指示受信ステップと、
前記サーバ装置が、前記編集指示受信ステップで受信した編集指示データに従って、コンテンツデータを編集して更新するサーバ側編集ステップと、
前記データロックステップでかけられたロックを解除するロック解除ステップと、
を備える。
本発明の第4の観点にかかるプログラムは、
コンテンツデータをブロック単位で読み書き可能に格納する格納手段を具備するコンピュータ装置を、
通信ネットワークを介して接続されたクライアント装置からコンテンツデータの送信要求をブロック単位で受け付け、
送信要求を受け付けたコンテンツデータのブロックに対し他の編集がされないようロックをかけ、
前記通信ネットワークを介して、送信要求を受け付けたコンテンツデータのブロックを編集用データとして要求元のクライアント装置に送信し、
前記クライアント装置が編集用データに対して行った編集内容を示したデータを受信し、
格納手段に格納しているコンテンツデータに、受信した編集内容を示したデータで指示される編集を行って、コンテンツデータを更新し、
編集されたコンテンツデータのブロックに対してかけられていたロックを解除する、
編集サーバ装置として機能させる。
本発明によれば、コンテンツ内の重複しないブロックを同時に編集できる。
本発明にかかる実施形態を、以下図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態にかかるコンテンツ編集システム1は、編集サーバ100と、通信ネットワークCを介して編集サーバ100に接続されたクライアント200A、200B、・・・、200Nとを備える。以下特に、クライアントを区別しない場合は、クライアント200と称する。なお、図1ではクライアントが3台示されてされているが、台数は何台でもよい。また、編集するコンテンツをMPEG(Motion Picture Experts Group)−4フォーマット(ISO/IEC 14996-2)で圧縮された動画像データファイルとする。
通信ネットワークCは、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルに基づく公衆ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線の通信ネットワークである。
編集サーバ100は、クライアント200から、コンテンツ送信の要求をブロック単位で受け付け、要求されたコンテンツデータのブロックを要求元のクライアント200に送信する。そして、このクライアント200からコンテンツになされた編集操作の指示を示す編集内容データを受信し、編集サーバ100に格納しているコンテンツデータのブロックに対し同じ編集操作を行い、コンテンツデータのブロックを更新する。ここで、コンテンツデータは単一のデータファイルから構成され、コンテンツデータのブロックはブロック同士が時間的に同じ長さになるようデータファイルを所定の個数に分割した仮想的な単位である。編集サーバ100はコンテンツデータのブロックを指定するとき、コンテンツデータのフォーマットとブロックの先頭からの個数とに基づいて、そのブロックの先頭位置のデータファイルの先頭位置からのオフセット値(バイト数で計算する)と、そのブロックのバイト数とを求め、データファイルの名前と、求めたオフセット値とブロックのバイト数と、を指定することでコンテンツデータのブロックを指定する。
コンテンツデータのブロックは、編集によりその長さが変動しブロック間で長さが異なる状態が発生する。編集サーバ100はコンテンツデータがロックされていない状態で、ブロックの長さが同一となるよう随時ブロックを分割し直す。これにより、各ブロックの先頭位置のオフセット値とバイト数とが変動する。以下、データファイルをファイル、コンテンツデータをコンテンツ、コンテンツデータのブロックをコンテンツブロックと称する。
編集サーバ100の構成を図2に示す。図示するように、編集サーバ100は、制御部110と、記憶部120と、入力制御部130と、出力制御部140と、通信制御部150とを備える。
制御部110は、例えば、中央演算処理装置(CPU、Central Processing Unit)やワークエリアとなる記憶装置(RAM(Random Access Memory)等)を備える。制御部110は、記憶部120内に格納されている動作プログラムに基づいて、各部を制御しつつ、サーバ側の編集処理などを実行する。
記憶部120は、ハードディスク装置などの記憶装置から構成され、制御部110が実行する種々の動作プログラムやコンテンツ編集システム1の編集対象となっているコンテンツ、それらのコンテンツにかけられているロックの状態を示すロック情報などを格納する。図3に示すように、記憶部120は、コンテンツ記憶部121と、ロック情報記憶部122と、プログラム記憶部123とを含む。
図4に示すコンテンツ記憶部121に格納されるコンテンツは、ブロック単位で読み書き、ロック可能である。クライアント200Aなどでコンテンツブロックが編集された場合、制御部110によりそのコンテンツブロックが編集され、更新される。さらに、編集によりコンテンツの長さが変化した場合、随時コンテンツブロック同士の時間的長さが同一となるよう、コンテンツブロックが分割し直され更新される。また、各コンテンツブロックにはそのコンテンツブロックの内容を特徴づけるようなサムネイル画像が対応づけられている。サムネイル画像は、例えば、ブロックの先頭に位置するIピクチャから作成され、コンテンツブロックの更新に合わせて更新される。
図5に、ロック情報の例を示す。図示するように、ロック情報はロック情報記憶部122に格納され、各コンテンツにかけられたロックの状態を示す情報をブロック単位(ここでは8ブロック)で格納している。図で「E」と示しているのは、編集者からの送信要求により当該部分にロックがかけられていることを示す。また、図で「N」と示しているのは、コンテンツが編集可能であることを示す。
制御部110がコンテンツをロックしようとするとき、制御部110は、編集要求を出されたコンテンツのロック情報を検索し、クライアント装置200で編集されようとしている時間帯すべてが編集可能となっているか否かを判別する。編集しようとする時間帯すべてが編集可能な状態の時は、制御部110はその時間帯のロック情報を編集可能の状態から編集中の状態に更新する。編集しようとする時間帯のうち1つでも編集中の状態である時は、制御部110は送信できないと判別し、その旨を要求元のクライアント200へ送信する。
また、制御部110がロックを解除しようとするとき、送信前にロックをかけた部分を編集中の状態から編集可能の状態に更新する。
プログラム記憶部123に格納される動作プログラムには、編集サーバ100の基本動作を司る任意のOS(Operating System:基本ソフトウェア)の他に、OSと協働して後述するサーバ側の編集処理を実現するための、編集サーバプログラム、などが含まれている。
図2に戻って、入力制御部130には、例えば、キーボードやポインティング・デバイスなどの入力装置13が接続される。入力制御部130は、入力装置13から入力された制御部110への指示などを受け付けて制御部110に伝達する。
出力制御部140には、例えば、ディスプレイ装置やプリンタなどの出力装置14が接続される。出力制御部140は、制御部110の処理結果などを必要に応じて出力装置14に出力する。
通信制御部150は、例えば、NIC(Network Interface Card)やルータなどの通信装置から構成され、通信ネットワークCを介した、編集サーバ100とクライアント200との通信を制御する。
図1に戻り、クライアント200A、200B、・・・、200Nは、編集サーバ100からコンテンツを受信し、受信したコンテンツブロックに対して映像編集を行い、映像編集時に行った編集操作の履歴を編集サーバ100に送信する。クライアント200A、200B、・・・、200Nの構成は同一であるので、代表してクライアント200Aの構成を図6に示す。
図示するように、クライアント200(200A)は、制御部210と、記憶部220と、入力制御部230と、出力制御部240と、通信制御部250とを備える。
制御部210は、例えば、CPUや、ワークエリアとなる記憶装置、などから構成される。制御部210は、記憶部220に格納されている動作プログラムに基づいて、各部を制御しつつ後述するクライアント側の編集処理などを実行する。
記憶部220は、例えば、記憶装置(RAM、ハードディスク等)から構成される。記憶部220は、制御部210の動作プログラム(本実施形態特有の編集クライアントプログラムを含む)、および編集中のコンテンツブロック、コンテンツブロックに対する編集操作手順を記録した編集履歴情報などを記憶している。
ここで、編集クライアントプログラムは、コンテンツブロックに対し、シーンの削除、入れ換え、特殊効果(例えば、スーパーインポーズ、フェードアウトなど)などの各種映像編集用編集操作をGOP(Group Of Pictures)単位で行うプログラムである。
図7に示すように、編集履歴情報は、「手順識別子」、「開始時間」、「終了時間」、「編集内容特定情報」などを含む。
ここで、「手順識別子」は、編集者がクライアント200でコンテンツブロックに対して行った編集操作の指示を特定する識別情報であり、編集操作の順序を特定する情報である。「開始時間」および「終了時間」とは、コンテンツブロックに対して行った編集操作がコンテンツブロック中のどの部分であるかを特定する情報である。本実施形態では、コンテンツの編集開始前のタイムコードを格納している。なお、編集開始前のピクチャの先頭からのフレーム数で指定するようにしたり、編集部分の先頭から計測される時間で指定するようにしたりして構成することもできる。「編集内容特定情報」は、コンテンツブロックの「開始時間」から「終了時間」までの部分、またはコンテンツブロックの「開始時間」で指定された位置に対してなされた編集操作の内容を示す情報である。なお、手順識別子4が割り当てられた編集操作のように、「開始時間」や「終了時間」と関連づけられない編集操作も存在する。また、図7では、理解を容易にするために、「編集内容特定情報」を自然言語で記載しているが、実際には、制御部210において「編集内容特定情報」の情報として記載されている内容の解釈を容易にするため、専用の記述言語、マークアップ言語等を用いて記述したものや、編集操作に対応した編集サーバ100やクライアント200の編集命令などを格納する。
図6に戻って、入力制御部230には、例えば、キーボードやポインティング・デバイス(マウス)などの入力装置23が接続される。入力制御部230は、入力装置23から入力された制御部210への指示などを受け付けて制御部210に伝達する。
出力制御部240には、例えば、ディスプレイ装置やプリンタなどの出力装置24が接続される。出力制御部240は、制御部210の処理結果などを必要に応じて出力装置24に出力する。
通信制御部250は、例えば、ネットワークカードを備え、編集サーバ100からクライアント200で編集するコンテンツブロックを受信する。また、受信したコンテンツブロックに対して行った編集操作の内容を示す編集履歴情報を編集サーバ100に送信する。
次に、図8、図9及び図10を参照して編集処理を説明する。図8は、編集処理を説明するためのフローチャートである。そして、図9及び図10は、編集処理において、出力装置24に表示される画面の例を示したものである。以下の説明において、特に必要がなければ、制御部110、210などの個々の動作を述べず、編集サーバ100やクライアント200全体の動作として説明する。
クライアント200において編集クライアントプログラムが起動されると、制御部210は編集サーバ100に対しコンテンツブロックに対応づけられたサムネイル画像を、通信ネットワークCを介して要求する。サムネイル画像を要求された制御部110は、コンテンツ記憶部121からサムネイル画像を読み出し、要求元のクライアント200へ送信する。サムネイル画像を受信したクライアント200は、サムネイル画像を所定の位置に配置することで、図9に示すようなコンテンツ選択画面400を出力装置24に表示させる。
コンテンツ選択画面400には、コンテンツの各ブロックと1対1に対応づけられたサムネイル画像が画像表示エリア401に表示されている。各画像表示エリア401の下には、チェックボックス402が配置されており、編集者は入力装置(マウス)23を操作してチェックボックス402にチェックを入れることで、編集したいコンテンツのブロックを指定する。
編集者は、入力装置23を操作して決定ボタン403をクリックすることで、編集サーバ100にコンテンツ送信の要求の指示を出す。制御部210は、送信の指示を受け取ると、送信を要求されたコンテンツブロックを指定する情報(例えば、コンテンツXのファイル名およびブロック番号(このブロックがファイル内で先頭から数えて何番目にあたるか)を示す情報やサムネイル画像を指定する情報など)と送信要求とを編集サーバ100へ送信する(図8:ステップS201)。
コンテンツブロック送信の要求を受けた編集サーバ100の制御部110は、コンテンツブロックを指定する情報から、要求されたコンテンツブロックに対応するデータファイル名、オフセット値、およびブロックのバイト数を特定し、特定したデータファイル名、オフセット値、およびブロックのバイト数を指定して、コンテンツブロックにロックをかける(ステップS101)。例えば、コンテンツブロックを指定する情報が、コンテンツXの先頭から数えたブロックの個数を示す情報である場合、制御部110は、まず「ブロック番号」からブロックのオフセット値とバイト数とを求める。さらに、制御部110はこの部分を含む時間帯のロック情報を編集中の状態に更新する。そして、データファイル名、オフセット値、およびブロックのバイト数により特定されるコンテンツブロックをコンテンツ記憶部121から読み出し、通信ネットワークCを介して、コンテンツ編集を要求したクライアント200へ送信する(ステップS102)。なお、ロックをかけるのに失敗した場合、そこで制御部110はコンテンツブロックにロックをかけることに失敗した旨のエラーメッセージを要求元のクライアントへ返信し、編集処理を終了する。
コンテンツブロックを受信すると(ステップS202)、制御部210は、編集クライアントプログラムを動作させ、例えば、図10に示すような編集画面を表示する。
図10に示した編集画面500には、編集中のコンテンツブロック内のピクチャを表示するエリア501、コンテンツの時間軸や目印を付けられているコンテンツブロックの部分などを示すエリア502、エリア501に表示されているピクチャを変更する指示(巻き戻し、早送りなど。なお、エリア502内に配置されている目印やスライダもこの機能を果たす。)や編集操作の対象となる区間を入力するためのボタンが配置されたエリア503、コンテンツブロックに対する編集指示を入力するためのボタンが配置されたエリア504、現在の編集位置を示すエリア505や、編集者が編集の終了を編集クライアントプログラムに伝達する終了ボタン506などが配置されている。
編集者は、クライアント200の入力装置23(例えば、マウス)を操作し、編集画面500上に配置されたボタン等をクリックすることで、コンテンツブロックに対する編集指示を入力する。すると、制御部210は入力された編集指示を受け付ける(ステップS203)。制御部210は、編集画面500上のクリックされた位置を特定し、特定した画面上の位置に応じて、どの編集操作が指示されたか、およびコンテンツブロックのどの部分が編集操作の対象であるかを特定する。そして、受け付けた編集操作の指示が編集終了の指示であるか否かを判別する(ステップS204)。受け付けた編集操作の指示が編集終了の指示でない場合(ステップS204:NO)、制御部210は、指示された編集操作およびコンテンツブロックの部分に基づいて、1回分の編集履歴情報を生成し、記憶部220に追加する(ステップS205)。さらに、制御部210は、記憶部220に格納されているコンテンツブロックに、入力された編集操作を施す(ステップS206)。編集されたコンテンツブロックは、記憶部220に格納される。そして、制御部210は、コンテンツブロックの時間軸や目印を付けられているコンテンツブロックの部分などを示すエリア502などの表示内容を、更新されたコンテンツブロックに応じて更新する。例えば、編集操作により、コンテンツブロックの一部が削除された場合、制御部210は、変更後のコンテンツブロックの長さに合わせて、エリア502に表示されているスライダや目印の表示位置、ならびに、現在の編集位置を示すエリア505の編集位置を示している数値を変更する。そして、制御部210は新たな編集指示の要求を受け付けるため待機する。処理はステップS203に戻る。
編集者が、コンテンツブロックの範囲指定や編集操作の指示の入力を繰り返した後、終了ボタン506をクリックして、コンテンツブロックの編集終了を指示すると(図8、S204:YES)、制御部210は、記憶部220に蓄積された編集履歴情報およびコンテンツブロックを指定する情報を通信制御部250から、通信ネットワークCを介して、編集サーバ100に送信する(ステップS207)。ここで、制御部210は、編集履歴情報を先頭から走査し、直前の編集操作を取り消す旨の指示(アンドゥ)を見つけた場合、直前の編集操作を取り消す旨の指示とその直前の編集指示とを編集履歴情報から削除する。例えば、図7に即して説明すると、制御部210は、手順識別子4が付与された編集操作がアンドゥであることを判別し、手順識別子3、4が付与された編集操作を編集履歴情報から削除する。
クライアント200から編集履歴情報を受信すると(ステップS107)、編集サーバ100の制御部110は、受信した編集履歴情報に含まれる編集操作を指示順にコンテンツ記憶部121に格納されているコンテンツに対して先頭の編集操作から適用し(ステップS108)、クライアント200側で行われた編集操作をなぞる。
制御部110は、編集されたコンテンツをコンテンツ記憶部121に格納し、更新する(ステップS109)。最後に、制御部110はコンテンツブロックに対してかけていたロックを解除し(ステップS110)、コンテンツの編集された部分を含む時間帯のロック情報を編集可能の状態に更新する。そして編集処理を終了する。
次に、図11に示したフローチャートを参照してコンテンツブロック更新処理を説明する。
制御部110は、ロック情報が更新されると(図8:ステップS110)、コンテンツブロック更新処理を開始する。まず、制御部110は更新されたロック情報を参照し、いずれかのブロックが編集中の状態となっているか否か、すなわちコンテンツがロックされているか否かを判別する(ステップS301)。
コンテンツがロックされていると判別すれば(ステップS301:YES)、制御部110は何もしないでコンテンツブロック更新処理を終了する。コンテンツがロックされていないと判別すれば(ステップS301:NO)、制御部110はそのコンテンツの時間的な長さからコンテンツブロックの時間的な長さを算出し、各コンテンツブロックの先頭位置のオフセット値を求めることで、コンテンツブロックを更新する(ステップS302)。また、更新されたコンテンツブロックからサムネイル画像を作成し、コンテンツ記憶部121に格納して更新する。そして、コンテンツブロック更新処理を終了する。
以上説明したように、実施形態にかかるコンテンツ編集システム1によれば、複数の編集者が同じコンテンツのそれぞれ異なるブロックを編集できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、コンテンツデータを分割する個数を固定し、コンテンツブロックの時間が可変であったが、コンテンツブロックの時間を固定し、コンテンツデータを分割する個数を可変とすることができる。ただし、編集による画質の劣化を防ぐため、コンテンツブロックの長さはGOPの長さより長くすることが望ましい。
また、上記実施形態では、予めブロックの長さを同一にしていたが、ブロックの長さが異なっていてもよい。また、編集によりコンテンツデータの長さが変化しても、コンテンツブロックを更新せず、そのままにしてもよい。これらの場合において、あるコンテンツブロックの長さが他のコンテンツブロックの長さと比較して余りに長くなったり短くなったりした際には、コンテンツブロックを更新するように構成することができる。例えば、最長のコンテンツブロックの長さと最短のコンテンツブロックの長さとの比が閾値を超えた場合に、編集サーバ100は、最長のコンテンツブロックを分割したり、最長のコンテンツブロックから一部分を切り出して時間的に前後のコンテンツブロックと結合したりする。
また、上記実施形態では、コンテンツデータが単一のデータファイルから構成されている場合を説明したが、コンテンツデータが複数のデータファイルから構成される場合にも上述のコンテンツ編集システム1を適用できる。この場合、データファイル単位でコンテンツブロックが生成されており、例えば、編集サーバ100やクライアント200はデータファイル名とブロック番号とを指定することで、コンテンツブロックを指定することができる。
また、データファイル内のコンテンツブロックの位置を求める方法は、上述したものに限らず、ブロック番号とオフセット値とを対応づけた表からオフセット値やブロックのサイズを求めるなど既知の手法を利用することができる。
また、上記実施形態では、ロック情報をフラグの形式で格納していたが、ロックしたクライアントとロックしたコンテンツおよびその時間帯とをリスト形式で格納するようにしてもよい。この場合、編集操作によりコンテンツの長さが変更された場合、同じコンテンツの他の部分を他の編集者が編集していれば、制御部110はその編集によりロックしている時間帯を変更後の時間帯に変更する。
また、上記実施形態では、単一のコンテンツを編集する場面を想定して説明したが、2つ以上のコンテンツブロックを組み合わせた編集に適用することができる。この場合、クライアント200は編集に必要なだけ、コンテンツブロックの送信を編集サーバ100に要求する。編集サーバ100は、要求されただけ各コンテンツに対しロックをかける。この際、編集サーバ100およびクライアント200は、例えば、コンテンツブロックごとにファイル名やブロック番号などによりコンテンツブロックを区別して取り扱う。
また、上記実施形態では、コンテンツがMPEG−4フォーマットで圧縮された動画像データファイルである場合で説明したが、コンテンツはこれに限らず、他のフォーマットで圧縮された動画像や、音声、テキスト、あるいはこれらが融合したものでもよい。なお、テキストのように、時間的な長さを考慮できないコンテンツはファイルの長さに基づいてコンテンツをブロックに分割する。
また、編集操作の指示を受け付けるごとにクライアント200から編集サーバ100に編集操作の指示を表すデータを送信するようにしてもよい。あるいは、編集途中で、編集操作の指示を表すデータを送信するようにしてもよい。この場合、制御部210は、編集者から明示的に編集操作の指示を表すデータの送信を指示されたり、一定の時間ごとに自動的に送信したりする。また、制御部210は編集操作の指示を表すデータを送信する際に、編集履歴情報をクリアする。
また、クライアント200は、編集終了後(図8:ステップS207の後)に、記憶部220に格納しているコンテンツブロックを削除してもよい。
また、編集サーバ100は、ステップS109において、コンテンツを更新するのではなく、別のコンテンツとしてコンテンツ記憶部121に格納するようにしてもよい。この場合、編集サーバ100は、新たに格納したコンテンツのロック情報を生成する。
また、上述のコンテンツブロック更新処理は、所定の時間間隔(例えば、30分)ごとに実行するようにしてもよい。
また、図8に示したステップS108より後の処理は、ステップS107の処理の直後に行う必要はない。例えば、編集サーバ100は夜間バッチ処理によりコンテンツの編集を行ってもよい。このように構成すれば、編集サーバ100は、処理が空いているときにコンテンツの編集ができ、負荷分散に役立つ。
また、上記実施形態において、制御部210は、コンテンツの編集操作のために生成したデータを、そのデータのコンテンツへの適用方法を示したデータと共に送信してもよい。この場合、編集サーバ100は、受信した編集操作のために生成したデータとそのデータのコンテンツへの適用方法を示したデータとに基づいて、コンテンツ記憶部121に格納しているコンテンツを編集する。
また、上記実施形態では、下りの通信速度が、上りの通信速度よりも早い通信ネットワークCにより、編集サーバ100とクライアント200とを接続していたが、通信ネットワークCの構成はこれに限られない。
また、編集サーバ100は、クライアント200への通信速度や、制御部210の処理能力、出力装置24の画面解像度、などに応じて、コンテンツの送信データ量を変えて送信するようにしてもよい。
なお、上記各実施形態におけるコンテンツ編集システム1は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(FD、CD−ROM、DVD等)に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する、編集サーバ100やクライアント200A、200B、・・・、200Nなどを構成してもよい。また、インターネット等のネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えばコンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OSとアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協動により実現する場合などには、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
また、搬送波にプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS、Bulletin Board System)に該プログラムを掲示し、ネットワークを介して該プログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行できるように構成しても構わない。
本発明の実施形態にかかるコンテンツ編集システムのブロック図である。 図1の編集サーバのブロック図である。 図2の記憶部の構成を示すブロック図である。 図3のコンテンツ記憶部に格納されるコンテンツおよびサムネイル画像の関係を示す図である。 図3の記憶部に格納されるロック情報の例を示す図である。 図1のクライアントのブロック図である。 図6の記憶部に格納される編集履歴情報の例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる編集処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる編集処理において、クライアント側の出力装置に表示されるコンテンツ選択画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態にかかる編集処理において、クライアント側の出力装置に表示される編集画面の例を説明するための図である。 本発明の実施形態にかかるコンテンツブロック更新処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 編集サーバ
110、210 制御部
120、220 記憶部
121 コンテンツ記憶部
122 ロック情報記憶部
123 プログラム記憶部
130、230 入力制御部
13、23 入力装置
140、240 出力制御部
14、24 出力装置
150、250 通信制御部
200、200A、200B、200N クライアント

Claims (6)

  1. コンテンツデータを格納するサーバ装置と、該サーバ装置に通信ネットワークを介して接続され、サーバ装置に格納されているコンテンツデータから作成された編集用データを編集するクライアント装置とから構成されるコンテンツ編集システムであって、
    前記サーバ装置は、
    編集対象のコンテンツデータをブロック単位で読み書き可能に格納するサーバ側格納手段と、
    編集対象のコンテンツデータに対し、他から編集されないようブロック単位でロックをかけるデータロック手段と、
    クライアント装置からコンテンツデータの送信要求をブロック単位で受け付ける送信要求受付手段と、
    前記送信要求受付手段で要求されたコンテンツデータのブロックに前記データロック手段でロックをかけ、該コンテンツデータのブロックを編集用データとしてクライアント装置に送信するコンテンツ送信手段と、
    クライアントから送信される編集内容を示す編集内容データを受信する編集内容受信手段と、
    前記サーバ側格納手段に格納されているコンテンツデータに、前記編集内容受信手段で受信した編集内容データで指示される編集を行ってコンテンツデータを更新するサーバ側編集手段と、
    前記サーバ側編集手段で編集され更新されたコンテンツデータのブロックに対して前記データロック手段がかけたロックを解除するロック解除手段と、
    を具備し、
    前記クライアント装置は、
    前記コンテンツ送信手段により送信された編集用データを受信するコンテンツ受信手段と、
    前記コンテンツ受信手段で受信した編集用データを格納するクライアント側格納手段と、
    編集指示要求を受け付ける編集指示受付手段と、
    前記クライアント側格納手段に格納している編集用データに、前記編集指示受付手段で受け付けた編集指示要求で指示された編集を行って編集用データを更新するクライアント側編集手段と、
    前記クライアント側編集手段で行った編集内容を示す前記編集内容データを前記サーバ装置へ送信する編集内容送信手段と、
    を具備する、
    ことを特徴とするコンテンツ編集システム。
  2. 前記サーバ装置はさらに、
    前記サーバ側編集手段における編集によりコンテンツの長さが変化したか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段で編集によりコンテンツの長さが変化したと判別した場合に、該コンテンツを構成する各ブロックの長さが同一となるようブロックを更新するブロック更新手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ編集システム。
  3. 前記サーバ装置はさらに、
    前記ブロックと1対1に対応付けられたサムネイル画像を格納するサムネイル画像格納手段を具備し、
    前記ブロック更新手段は、分割し直したコンテンツデータの各ブロックからサムネイル画像を生成し更新すること、
    を特徴とする請求項2に記載のコンテンツ編集システム。
  4. 通信ネットワークを介してクライアント装置と接続された編集サーバ装置であって、
    編集対象のコンテンツデータをブロック単位で読み書き可能に格納する格納手段と、
    編集対象のコンテンツデータに対し、他から編集されないようブロック単位でロックをかけるデータロック手段と、
    クライアント装置からコンテンツデータの送信要求をブロック単位で受け付ける送信要求受付手段と、
    前記送信要求受付手段で送信要求を受けたコンテンツデータのブロックに前記データロック手段でロックをかけ、該コンテンツデータのブロックを編集用データとしてクライアント装置に送信するコンテンツ送信手段と、
    前記クライアント装置が編集用データに対して行った編集内容を示す編集内容データを受信する編集内容受信手段と、
    前記格納手段に格納されているコンテンツデータに、前記編集内容受信手段で受信した編集内容データで指示される編集を行ってコンテンツデータを更新する編集手段と、
    前記サーバ側編集手段で編集され更新されたコンテンツデータのブロックに対して前記データロック手段がかけたロックを解除するロック解除手段と、
    を具備することを特徴とする編集サーバ装置。
  5. コンテンツデータをブロック単位で読み書き可能格納するサーバ装置と、通信ネットワークを介してサーバ装置と接続されたクライアント装置とから構成されるコンテンツ編集システムにおいて、
    前記サーバ装置が、送信要求を出されたコンテンツのブロックに対し、他から編集されないようロックをかけるデータロックステップと、
    前記サーバ装置が、送信要求を出したクライアント装置へ、要求されたコンテンツデータのブロックを編集用データとして送信するコンテンツ送信ステップと、
    前記クライアント装置が、前記コンテンツ送信ステップで送信された編集用データを受信する受信ステップと、
    前記クライアント装置が、編集者から、編集用データに対する編集の要求を受け付ける編集指示受付ステップと、
    前記クライアント装置が、前記編集指示受付ステップで受け付けた編集の要求に従って、受信した編集用データを編集するクライアント側編集ステップと、
    前記クライアント装置が、通信ネットワークを介して、前記編集指示受付ステップで受け付けた編集の要求の内容を表す編集内容データを前記サーバ装置に送信する編集指示送信ステップと、
    前記サーバ装置が、前記編集指示送信ステップで送信された編集内容データを受信する編集指示受信ステップと、
    前記サーバ装置が、前記編集指示受信ステップで受信した編集指示データに従って、コンテンツデータを編集して更新するサーバ側編集ステップと、
    前記データロックステップでかけられたロックを解除するロック解除ステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ編集方法。
  6. コンテンツデータをブロック単位で読み書き可能に格納する格納手段を具備するコンピュータ装置を、
    通信ネットワークを介して接続されたクライアント装置からコンテンツデータの送信要求をブロック単位で受け付け、
    送信要求を受け付けたコンテンツデータのブロックに対し他の編集がされないようロックをかけ、
    前記通信ネットワークを介して、送信要求を受け付けたコンテンツデータのブロックを編集用データとして要求元のクライアント装置に送信し、
    前記クライアント装置が編集用データに対して行った編集内容を示したデータを受信し、
    格納手段に格納しているコンテンツデータに、受信した編集内容を示したデータで指示される編集を行って、コンテンツデータを更新し、
    編集されたコンテンツデータのブロックに対してかけられていたロックを解除する、
    編集サーバ装置として機能させることを特徴とするプログラム。

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