JP2006164892A - キースイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来構造では、スイッチング機構の復帰力を確保するために、操作キーの引抜き力を小さくすることができなかったことから、スイッチング機構の復帰不良の懸念なく、操作キーの引抜き力を小さくすることができるキースイッチを提供する。
【解決手段】 電源回路開閉用スイッチ50をスイッチオンさせる場合に、操作キーBの押し込みでカム体10を回動させて、このカム体10が、プランジャガイド孔部16Aに挿入された摺動ピン41を介してヘッドプランジャ40を持ち上げ、スイッチ操作体51を上方に移動させることで行い、また、電源回路開閉用スイッチ50をスイッチオフさせる場合に、操作キーBを引き抜くことで、カム体10を逆方向に回動して、カム部16のカム面19にヘッドプランジャ40のカム摺接部42に摺動させることでヘッドプランジャ40を押し込み、スイッチ操作体51を下方に移動させることで行う。
【選択図】 図15

Description

本発明は、ドアロックスイッチ等に使用される安全スイッチとしてのキースイッチに関する。
ドアロックスイッチは、一般に、自動化された工作機械を設置した作業エリアの出入り口に設けたドアの開閉を検知して、工作機械の電源を入り切りし、また、工作機械が稼動しているときはドアを開けないようにロックするものである。
ドアを閉めるとドア側に備えた操作キーが、出入り口側に備えたキースイッチに挿入され、挿入された操作キーによってカム体が回転操作され、キースイッチに内蔵したドア開閉検知用のスイッチング機構がスイッチオン状態に切り換えられて電源回路などが接続されると共に、カム体はロック手段により、逆回転出来ないようにロックされ、操作キーが引き抜けない、すなわちドアを開けない状態にする。
次に、ソレノイドなどでロックが解除されると、カムが回転可能になりドアを開ける状態になるとともに、ロック手段に接続されたロック検知用のスイッチング機構がオフとなり電源回路などが断たれる。
そして、ドアを開けると操作キーの抜き出しによってカム体が回転操作され、ロック検知用のスイッチング機構と直列に接続されたドア開閉検知用のスイッチング機構がスイッチオフ状態に切り換えられ、二重に電源回路などが断たれるように構成してある。
すなわち、ドア開閉検知用のスイッチング機構とロック検知用のスイッチング機構の両方がオン状態でないと電源回路などがオンしないような回路が構成できる構造になっている。
また、カム体は、操作キー引抜き時にはヘッドロック部材で操作キー引抜き正常位置(初期回動位置)に保持され、専用の操作キー以外では回転操作できないように構成し、工具などで簡単にスイッチオン状態に切り換えできないように構成してある。
このようなドアロックスイッチにおけるキースイッチのスイッチング機構は、通常、複数対の固定端子と、上下動可能なスイッチ操作体(可動部材)に支持された可動端子と、復帰ばねとを備えており、復帰ばねはスイッチ操作体を上方に付勢している。そして、このスイッチ操作体にはヘッドプランジャの下端部が接してあり、このヘッドプランジャの上端部のカム摺接部をカム体のカム面に摺接させている。
操作キーの挿入によって、この操作キーの先端がヘッドロック部材の内面部に当接して、両ヘッドロック部材がばね付勢力に抗して移動して、ヘッドロック部材のロック部がカム体のヘッドロック係合部より外れてロックが解除されカム体が回動可能になる。
また、操作キーを挿入することにより、カム体が回動して、復帰ばねのばね力によりヘッドプランジャを介してスイッチ操作体が上方に移動していてスイッチチング機構はスイッチオンの状態になる。
またこのとき、ヘッドプランジャの段部にロック部材(ロックプレート)を係止させることで、ヘッドプランジャを下方へ移動できなくし、カムの回動を押さえ、操作キーが引抜けない、すなわち、ドアを開けない状態になっている。
ソレノイドなどのロック解除手段でロック解除後に、操作キーが引き抜かれると、カム体のヘッドロック係合部に、ばね付勢力によりヘッドロック部材のロック部が係脱可能に係合していて、カム体が操作キー引抜き正常位置に保持されることになる。
また、操作キーが引き抜かれると、カム体はヘッドプランジャを押し込み、復帰ばねのばね力に抗してスイッチ操作体が下方に移動していてスイッチング機構はスイッチオフの状態になっている(特許文献1参照)。
特開2004−79204号公報
上記したキースイッチにおいては、スイッチング機構の復帰不良をなくすために、ばね力の大きい復帰ばねを使用してスイッチ復帰力を大きくしているが、このスイッチ復帰力が大きくなると、操作キーの引抜き力が大きくなるという問題点があった。
また、操作キーの引抜き力を、スイッチング機構の復帰ばねによる復帰力やカム体の形状で調整しなければならないために、操作キーの引抜き力を調整するために構造を大きく変更する必要があるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、スイッチング機構の復帰不良の懸念なく、操作キーの引抜き力を小さくすることができるキースイッチを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明に係るキースイッチは、スイッチケース内に収納されてオン・オフ動作を行うスイッチング機構と、スイッチケースに設けたキー挿入口への操作キーの挿抜により正逆に回転動作することでヘッドプランジャを介してスイッチング機構のスイッチ操作体を作動させて接点切換を行なわせるカム体とを備えたキースイッチであって、カム体、ヘッドプランジャ及びスイッチ操作体の三者は相互に連結され、且つカム体のカム面は、操作キーの引抜き時にヘッドプランジャが押し込まれるようなカム面形状にしてあることを特徴とする。
かかる構成により、操作キーの押し込みによりカム体が一方側に回動し、このカム体が、ヘッドプランジャを持ち上げ、スイッチ操作体が、例えば上方へ移動して、結果的に、スイッチング機構が、例えばスイッチオンの状態になる。
また、操作キーを引き抜くように操作することにより、カム体が逆方向に回動して、カム部のカム面がヘッドプランジャのカム摺接部に摺動することになり、結果的に、ヘッドプランジャが押し込まれる。したがって、スイッチ操作体が、例えば下方へ移動して、例えばスイッチオフの状態になる。
このように、スイッチング機構の動作はカム体の動きに機械的に連動するので、復帰ばねを無くすことができ、或いは、復帰力を小さくすることができ、スイッチング機構やヘッドプランジャなどの摺動抵抗が大きくなっても、復帰不良の懸念がなく、操作キーの引き抜き力を小さくすることができる。
かかる構成により、前述のように操作体が上方のときが初期位置で、押し込み操作をする従来の多くのスイッチング機構の既存の部品(スイッチ操作体および復帰ばね以外の部品)と組立設備とをそのまま使用することができ、ローコスト化することが可能になる。
また、本発明に係るキースイッチは、上記した本発明に係るキースイッチにおいて、カム体は、その周部に形成されたカム溝部を有し、このカム溝部の底面部をカム面にし、カム溝部の両側壁部には、カム面に倣うプランジャガイド孔部が形成してあり、ヘッドプランジャは、その先端部にカム摺接部を有すると共に、その基端部に操作体連結部を有し、且つカム摺接部に近接させて摺動ピンを有しており、更に、ヘッドプランジャは、摺動ピンをプランジャガイド孔部に挿入してカム体に連結してあって、カム摺接部がカム面に摺接し、操作体連結部でスイッチ操作体に連結されていることを特徴とする。
かかる構成により、操作キーの押し込みによりカム体が回動し、このカム体が、プランジャガイド孔部に挿入された摺動ピンを介してヘッドプランジャを持ち上げ、スイッチ操作体が、例えば上方へ移動してスイッチング機構は、例えばスイッチオンの状態になるし、また、操作キーを引き抜くように操作することにより、カム体が逆方向に回動して、カム部のカム面がヘッドプランジャのカム摺接部に摺動することでヘッドプランジャが押し込まれる。したがって、スイッチ操作体が、例えば下方へ移動して、例えばスイッチオフの状態になる。
また、本発明に係るキースイッチは、上記した本発明に係るキースイッチにおいて、カム溝部は、カム体の周部の、操作キーが係合するキー係合部とは反対側に形成してあって、カム面は、平坦部と、この平坦部を挟んだ二つの傾斜面部とで構成された側面ほぼU字形状であり、プランジャガイド孔部は、平坦部に倣うガイド側平坦部と、傾斜面部に倣うガイド側傾斜面部とを有していることを特徴とする。
かかる構成により、操作キーの押し込みによりカム体が回動し、このカム体が、プランジャガイド孔部のガイド側平坦部に位置する摺動ピンをガイド側傾斜面部に移し替えてヘッドプランジャを持ち上げ、スイッチ操作体が、例えば上方へ移動してスイッチング機構は、例えば、スイッチオンの状態になるし、また、操作キーを引き抜くように操作することにより、カム体が逆方向に回動して、カム部のカム面がヘッドプランジャのカム摺接部に摺動することでヘッドプランジャが押し込まれる。したがって、スイッチ操作体が、例えば下方へ移動して、例えばスイッチオフの状態になる。
また、本発明に係るキースイッチは、上記した本発明に係るキースイッチにおいて、キー係合部の頂部には、カム体が操作キー引抜き正常位置にある場合に、ヘッドロック部材が係脱可能に係合するヘッドロック係合部が設けてあり、このヘッドロック係合部には、そのロック係合部にヘッドロック部材を誘導する傾斜面が形成してあることを特徴とする。
かかる構成により、カム体が操作キー引抜き正常位置(初期回動位置)に戻る寸前に、ヘッドロック部材のカムロック部が傾斜面に案内されてロック係合部に誘い込まれて、カム体が操作キー引抜き正常位置に保持されるようになる。したがって、スイッチング機構の復帰ばねを無くしても(もしくは復帰ばねの復元力を小さくしても)カム体を操作キー引抜き正常位置に確実に戻すことができる。
また、本発明に係るキースイッチは、上記した本発明に係るキースイッチにおいて、ヘッドロック係合部の、ヘッドロック部材が挿入される入口側に、傾斜面に連なり且つカム体の回転方向に対してほぼ垂直な係止面を形成するようにしたことを特徴とする。
かかる構成により、スイッチング機構の復帰力やヘッドロック部材のばね力が不足してカム体が操作キー引抜き正常位置に戻りきらなくても、ヘッドロック部材のロック部が係止面に引っ掛かり、カム体をロックすることができる。
本発明に係るキースイッチによれば、スイッチング機構の動作はカム体の動きに機械的に連動するので、復帰ばねを無くすことができ、或いは、復帰力を小さくすることができ、スイッチング機構やヘッドプランジャなどの摺動抵抗が大きくなっても、復帰不良の懸念がなく、操作キーの引き抜き力を小さくすることができ、また、操作体が上方のときが初期位置で、押し込み操作をする従来の多くのスイッチング機構の既存の部品(スイッチ操作体および復帰ばね以外の部品)と組立設備とをそのまま使用することができ、ローコスト化することが可能になる。
以下、図面によって本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明に係るキースイッチの、操作キーを挿入した状態を正面から見た斜視図、図2は同キースイッチを背面から見た斜視図、図3は本発明に係るキースイッチにおいて、蓋体及びヘッドカバーを外した状態の正面図、図4は本発明に係るキースイッチにおいて、蓋体及びヘッドカバーを装着した状態であって、図3のD−D線に相当する断面線に沿う断面図、図5は本発明に係るキースイッチにおいて、蓋体及びヘッドカバーを外した状態であって、操作キーを挿入した場合の正面図、図6は本発明に係るキースイッチにおいて、ヘッドカバーを装着した状態であって、図5のE−E線に相当する断面線に沿う断面図である。なお、説明上、操作キーBの挿抜方向を前後方向Xとし、この前後方向Xを元に上下方向Y、左右方向Zを図示のように設定する。
本発明の実施の形態のキースイッチAはスイッチケース1を備えており、このスイッチケース1は合成樹脂製である。なお、本発明の他の実施の形態として金属製でもよい。
スイッチケース1は、図1及び図2に示すように、その前面が解放されたボックス形状のケース本体1Aと、このケース本体1Aの前面開口部1Cを覆う蓋体1Bと、ヘッドカバー3とで構成してある。
そして、図3に示すように、ケース本体1Aの上部の片側(右側)にはヘッドユニット装着部2が形成してある。このヘッドユニット装着部2にはヘッドユニットFが装着してあり、ヘッドユニット装着部2にヘッドカバー3を取付けることで、ヘッドユニットFがヘッドカバー3で覆われようになる。
そして、図7に示すように、ヘッドユニット装着部2の前面部2aの上縁部の左右には固定ねじ挿入孔部4bが設けてある。また、前、後面部2a、2bの下部には、左右一対のピン支持孔部6が形成してあり、左、右面部2c、2dのそれぞれの内面部の中央部には、上下方向に沿う挿入溝部7が形成してある。さらに、図4に示すように、ヘッドユニット装着部2の底面部2eにはシール2fと孔部2gとが設けてある。
ヘッドカバー3は、図1、図2及び図4に示すように、その前面部3a(及び頂面部3d)には操作キーBを挿入するキー挿入口8(9)が形成してある。また、頂面部3dには、左右にねじ孔部3g(図1及び図2を参照)が設けてある。
ヘッドユニットFは、図8及び図9に示すように、操作キーBの挿抜に応じて支軸(カムシャフト45)回りに回動するカム体10と、このカム体10がカムシャフト45により回転可能に取付けられるベース部材11と、カム体10を操作キー引抜き正常位置(初期回動位置)(図3において、NO接点オン状態、NC接点乖離状態)に保持する一対のヘッドロック部材12と、これらのヘッドロック部材12をカム体10にそれぞれ押圧するように付勢する一対のばね部材12Aと、ヘッドプランジャ40とで構成してある。
カム体10は、図11乃至図13に示すように、その中央部に支承孔10Aを有しており、また、その周部に、前後の凹部13、14と、これらの凹部13、14に挟まれた凸形状のキー係合部15と、このキー係合部15に隣り合うキー係合部15Aと、側面ほぼU字形状のカム部16とを有している。そして、カム体10の両側面部の外面には支承孔10Aの縁周りに孔縁隆起部10Bが形成してある。
そして、前方の凹部13では、その後辺部が受動用受圧部13aであり、且つ前辺部が復帰用受圧部13bである。同様に、後方の凹部14では、その後辺部が受動用受圧部14aであり、且つ前辺部が復帰用受圧部14bである。
また、図9に示すように、キー係合部15の頂部には、左右のヘッドロック係合部17が形成してある。これらのヘッドロック係合部17は、入口部17aと、この入口部17aから奥のロック係合部17bとを有していて、入口部17aの開口幅がロック係合部17bの開口幅より大きくしてあって、ヘッドロック係合部17の側壁部17cが、入口部17aからロック係合部17bにヘッドロック部材12Aのカムロック部34を誘導する傾斜面で形成してある。また、ヘッドロック係合部17の側壁部17cの入口部17a側には、カム体10の回転方向に対してほぼ垂直な係止面17dが形成してある。
また、カム部16は、図11、図13及び図15に示すように、カム体10の周部の下半分(キー係合部15とは反対側)に形成されたカム溝部18を有しており、このカム溝部18の底面部が、側面ほぼU字形状のカム面19にしてあり、このカム面19は、平坦部19aと、この平坦部19aを挟んだ二つの傾斜面部19b、19cとで連続構成された側面ほぼU字形状である。そして、カム溝部18の両側壁部18a、18bにはプランジャガイド孔部16Aが形成してあり、このプランジャガイド孔部16Aはカム面19の平坦部19に倣うガイド側平坦部16aと、傾斜面部19b、19cに倣うガイド側傾斜面部16b、16cとで構成してある。
また、ベース部材11は、図14に示すように、金属製(亜鉛合金のダイカスト品)であって、ベース本体11Aを有しており、このベース本体11Aの中央にはカム体収容部20が形成してあり、このカム体収容部20の両側壁部は橋脚部20a、20bが連接形成されており、橋脚部20a、20bの内面部にはカム体挿入溝部21が形成してあり、橋脚部20a、20bの外面部に筒状の軸支承部22が外方に向って突設してある。そして、これらの軸支承部22の支承孔部23はカム体挿入溝部21に開口している。
また、橋脚部20a、20bの外面部には、ヘッドロック部材受け部24A、24Bが外方に向って突設してあり、また、ヘッドロック部材受け部24A、24B間がガイド部24Cにしてある。そして、ヘッドロック部材受け部24A、24Bと軸支承部22とでヘッドロック部材取付部25を構成している。また、橋脚部20a、20bの前縁部には、その上部に位置させて突起部26が前方(操作キーBの抜き方向)に向って突設してあって、突起部26の先端部は対向面部27にしてある。
また、カム体収容部20の底部20cにはプランジャ挿入孔部28が形成してあり、また、底部20cには、プランジャ挿入孔部28の後方に位置するようにしてプランジャ受け部29が突設してあり、このプランジャ受け部29の前面が円弧形状のプランジャ当接面部30にしてある。また、ベース本体11Aの下部には、前後方向(キー挿抜方向)Xに抜けるピン孔部31が左右に形成してあり、ベース本体11Aの底面部11Bは平坦にしてある。
また、ヘッドロック部材12は、図8に示すように、その外面部に摺動孔部32と、この摺動孔部32と同心のばね受け部32aとを有しており、また、頂部にカムロック部34を、下面部にガイド突起部35をそれぞれ有している。
ヘッドプランジャ40は、図11及び図15に示すように、その上端部に摺動ピン41を備えており、また、ヘッドプランジャ40の上端部にはカム摺接部42が形成してあり、ヘッドプランジャ40の下部は小径軸部43にしてあり、この小径軸部43の端部(ヘッドプランジャ40の下端部)には操作体連結部である掛合部44が設けてある。そして、小径軸部43の段部43Aは、後述するロック部材58が係合する部位である。
次に、ヘッドユニットFの組立について説明する。
ヘッドプランジャ40は、図11に示すように、その上端部の摺動ピン41をカム体10のプランジャガイド孔部16Aに挿入してカム体10に連結してあり、ヘッドプランジャ40の上端部のカム摺接部42が図15に示すようにカム体10のカム面19に摺接するようにしてある。
また、ヘッドプランジャ40は、図15に示すように、カム体収容部20の底部20cのプランジャ挿入孔部28に挿入してあり、カム体収容部20にはカム体10が収容してある。この場合、ヘッドプランジャ40の後部にプランジャ受け部29のプランジャ当接面部30が当接している。なお、ヘッドプランジャ40は、図4に示すように、ヘッドユニット装着部2の底面部2eのシール2f及び孔部2gを貫通するようになる。
そして、カム体10の両側面部の外面に形成した孔縁隆起部10Bがベース部材11のカム体挿入溝部21に挿入してあり、カム体10の両側面部がベース部材11のカム体収容部20の橋脚部20a、20bの内面部に近接している。そして、カム体10の支承孔10Aとベース部材11の軸支承部22の支承孔部23とにカムシャフト45が挿入してあって、このカムシャフト45を中心にカム体10が回転するようにしてある。
そして、図8に示すように、ベース部材11の両ヘッドロック部材取付部25(図9及び図14参照)にはヘッドロック部材12が左右方向Yに移動可能に取付けてある。すなわち、ヘッドロック部材12は、その摺動孔部32をベース部材11の軸支承部22に挿入した状態でヘッドロック部材受け部24A、24Bで受けられており、ベース部材11のガイド突起部35がガイド部24Cに摺動可能に挿入してある。
そして、上記のように組み立てられたヘッドユニットFはヘッドユニット装着部2に装着してある。この場合、左右のヘッドロック部材12の外端部にばね部材12Aを配置し、これらのばね部材12Aを圧縮した状態で、これらのばね部材12Aの端部がヘッドユニット装着部2の左、右面部2c、2d内面の挿入溝部7に挿入してあり、ヘッドロック部材12はばね部材12Aの反発力によりベース部材11の中心側に押されている。
そして、ベース部材11の底面部11Bがヘッドユニット装着部2の底面部2eに面当たりで当接しており、前、後面部2a、2bの一対のピン孔部6とベース部材11のピン孔部31とに固定ピン55が挿入してある。
そして、図1及び図2に示すように、ヘッドユニット装着部2には、その前後を合わせてヘッドカバー3が被せてあり、ヘッドカバー3は、ねじ孔部3gから固定ねじ挿入孔部4bに固定ねじ4を螺合することでヘッドユニット装着部2に固定してある。したがって、キー挿入口8はキースイッチAの前面部に、キー挿入口9は上面部にそれぞれ位置することになる。
また、本体ケース1A内には、図3及び図4に示すように、工作機械のスイッチング機構としての電源回路開閉用スイッチ50が設けてある。この電源回路開閉用スイッチ50は、スイッチ操作体51と、このスイッチ操作体51に装備された第1、第2、第3の可動接点52a、52b、52cと、第1、第2、第3の固定接点53a、53b、53cと、可動接点保持ばね54a、54b、54cと、復帰ばね55とを有しており、第1の可動接点52aと第1の固定接点53aとでNC接点を、第2の可動接点52bと第2の固定接点53bとでNC接点をそれぞれ構成しており、また、第3の可動接点52cと第3の固定接点53cとでNO接点を構成している。
また、図10に示すように、スイッチ操作体51の上端部の掛合溝部51aには、ヘッドプランジャ40の下端部の掛合部44が掛合連結している。なお、本実施の形態では、スイッチング機構単体検査機も流用可能にするために、従来のスイッチング機構より復帰力の小さい復帰ばね55を有した構造としている。
また、本体ケース1Aには、操作キーBをキー挿入口8に挿入した際に、操作キーBの引き抜きを阻止するロック手段が設けてある。このロック手段は、詳細な構造を図示しないが、電源回路開閉用スイッチ50のオン作動時に、ロック部材58がヘッドプランジャ40の段部43Aに係合して、ヘッドプランジャ40をロックして、カム体10の回動を阻止するようになっている。
なお、ロック解除は、電磁ソレノイド59をオン作動させることで、この電磁ソレノイド59の可動プランジャ59Aを下降させて連結部材60を下げ、レバー61を移動させることによりロック部材58を移動して行われる。
また、本体ケース1Aには、電源回路開閉用スイッチ50に直列に接続され、且つロック手段によるヘッドプランジャ40のロック動作を確認するためのロック確認用スイッチ65が装備してある。
操作キーBは、図17に示されるように二つに分岐した分岐部70と、これらの分岐部70を連結する連結部71を有すると共に、操作キーBをキー挿入口8に挿入した際に、カム体10のカム外形の一部が係合する矩形の係合孔72を有している。また、分岐部70の先端部には外方に突出する係止部70Aが形成してある。
次に、以上の構成を有するキースイッチAの動作を、当該キースイッチAを、工作機械を外囲した保護フェンスのドアにおける安全スイッチとして使用した場合について説明する。なお、ドアには操作キーBが取付けられ、保護フェンスの支柱にはキースイッチAが取付けられる。
先ず、ドアを開放している状態においては、キースイッチAから操作キーBは引き抜かれており、キースイッチAにおいては、図8に示すように、カム体10のキー係合部15のヘッドロック係合部17に、ばね部材12Aの付勢力によりヘッドロック部材12のカムロック部34が係脱可能に係合していて、カム体10が操作キー引抜き正常位置に保持されている。
この状態では、図3および図4に示すように、ヘッドプランジャ40のカム摺接部42がカム面19の平坦部19aに接していて、ヘッドプランジャ40及びスイッチ操作体51の上方への移動が制限されており、電源回路開閉用スイッチ50においてNC接点が乖離状態、NO接点がオン状態であり、さらに、ロック確認用スイッチ65もスイッチオフの状態であって、二重に電源回路が遮断されている。したがって、ドアの開放状態においては、工作機械等が駆動されることがない。
次にドアを閉じると、操作キーBがキー挿入口8に挿入されることになり、この操作キーBの挿入によって、この操作キーBの分岐部70の先端がヘッドロック部材12の内面部に当接して、図16に示すように、両ヘッドロック部材12がばね部材12Aのばね力に抗して移動して、ヘッドロック部材12のカムロック部34がカム体10のヘッドロック係合部17より外れてロックが解除されカム体10が回動可能になる。
操作キーBの更なる押し込みにより、この操作キーBの分岐部70を連結する連結部71がカム体10の凹部13の受動用受圧部13aを押すことで、カム体10が、図15に示されるように回動し、このカム体10が、プランジャガイド孔部16Aのガイド側平坦部16aに位置している摺動ピン41をガイド側傾斜面部16bに移し替えてヘッドプランジャ40を持ち上げ、スイッチ操作体51を上方へ移動させる。この場合、図16に示すように、操作キーBの分岐部70の係止部70Aの基部がヘッドロック部材12の内面部の先側辺縁部12bに衝合する。
スイッチ操作体51の上方への移動により、図5及び図6に示すように、電源回路開閉用スイッチ50において、NC接点がオン状態、NO接点が乖離状態になると共に、ロック確認用スイッチ65もオン作動して工作機械等の電源回路がオンして工作機械が駆動可能状態になる。
さらに、電源回路開閉用スイッチ50のオン作動時(NC接点がオン状態、NO接点が乖離状態)に、操作キーBの引き抜きを阻止するロック手段が作動して、ロック部材58がヘッドプランジャ40の段部43aに係合してヘッドプランジャ40をロックして、カム体10の回動を阻止し、スイッチ操作体51の下方への移動を禁止する。
このようにヘッドプランジャ40をロックしたロック状態においては、操作キーBを引き抜こうとしても、スイッチ操作体51及びヘッドプランジャ40が移動できないので、カム体10が回動することができず、カム体10に係合している操作キーBを引き抜くことができず、ドアを開放することができない。すなわち、ロックがかかった状態になっている。
一方、作業時に、工作機械のドアを開ける際には、先ず、外部の操作部で機械停止操作がなされ、機械が作動停止したことの信号が工作機械に付設される回転検出器から検出され、電磁ソレノイド59が通電されると、この電磁ソレノイド59の可動プランジャ59Aを下降させて連結部材60を下げ、レバー61を移動させることによりロック部材58を移動させてヘッドプランジャ40のロックを解除する。
工作機械のドアを開けるべくドアを引くと、操作キーBの連結部71がカム体10の凹部13の復帰用受圧部13bに引っ掛かり、カム体10が、図15において反時計回り方向に回動する。このために、カム部16のカム面19がヘッドプランジャ40の上端のカム摺接部42に摺動することでヘッドプランジャ40が押し込まれる。したがって、スイッチ操作体51が下方へ移動し、図3に示すように、電源回路開閉用スイッチ50において、NC接点が乖離状態、NO接点がオン状態の状態になると共に、ロック確認用スイッチ65もオフ作動して工作機械等の電源回路がオフして工作機械が停止状態になる。
ドアが開放されて、操作キーBが引き抜かれると、キースイッチAにおいては、カム体10のヘッドロック係合部17のロック係合部17dに、ばね部材12Aの付勢力によりヘッドロック部材12のカムロック部34が係脱可能に係合して、カム体10が操作キー引抜き正常位置に保持される。この場合、カム体10が操作キー引抜き正常位置に戻る寸前に、ヘッドロック部材12のカムロック部34がヘッドロック係合部17の側壁部17cの傾斜面に案内されてヘッドロック係合部17の入口部17aから奥のロック係合部17bに誘い込まれて、カム体10が操作キー引抜き正常位置に保持される。
上記したように、本発明の実施例によれば、操作キーBの押し込みによりカム体10が回動し、このカム体10が、プランジャガイド孔部16Aに挿入された摺動ピン41を介してヘッドプランジャ40を持ち上げ、スイッチ操作体51が上方へ移動して電源回路開閉用スイッチ50において、スイッチオンの状態(NC接点がオン状態、NO接点が乖離状態)になるし、また、操作キーBを引き抜くように操作することにより、カム体10が逆方向に回動して、カム部16のカム面19がヘッドプランジャ40のカム摺接部42に摺動することでヘッドプランジャ40が押し込まれ、スイッチ操作体51が下方へ移動してスイッチオフの状態(NC接点が乖離状態、NO接点がオン状態)になる。
従来、スイッチング機構の復帰不良をなくすために、ばね力の大きい復帰ばねを使用してスイッチ復帰力が大きくしてあり、このために、操作キーの引抜き力を大きくなるという不具合があったが、本発明の場合、復帰ばねの復帰力を必要とすることなく、電源回路開閉用スイッチ50を操作することができるために、操作キーBの引抜き力を小さくすることができる。
また、本発明の実施例によれば、ヘッドロック係合部17は、入口部17aと、この入口部17aから奥のロック係合部17bとを有していて、入口部17aの開口幅がロック係合部17bの開口幅より大きくしてあって、ヘッドロック係合部17の側壁部17cが、入口部17aからロック係合部17bにヘッドロック部材12のカムロック部34を誘導する傾斜面で形成してあることにより、カム体10が操作キー引抜き正常位置に戻る寸前に、ヘッドロック部材12のカムロック部34がヘッドロック係合部17の側壁部17cの傾斜面に案内されてヘッドロック係合部17の入口部17aから奥のロック係合部17bに誘い込まれて、カム体10が操作キー引抜き正常位置に保持されるようになる。したがって、復帰ばねを無くしても(もしくは復帰ばねの復元力を小さくしても)カム体10の操作キー引抜き正常位置の保持を確実に行うことができる。
また、本発明の実施例によれば、ヘッドロック係合部17の、傾斜面で形成してある側壁部17cの入口部17a側に、カム体10の回転方向に対してほぼ垂直な係止面17dが形成してあることにより、ヘッドロック部材12のばね力が不足してカム体10が操作キー引抜き正常位置に戻りきらなくても、ヘッドロック部材12のカムロック部34が係止面17dに引っ掛かり、カム体10を操作キー引抜き正常位置にロックすることができる。
また、本発明の実施例によれば、操作キーBの挿入時に、係止部70Aの傾斜面部70Bの基部にヘッドロック部材12の内面部の先側辺縁部12bを衝合させることで、操作キーBの引抜き力を増加させることができるために、係止部70Aの大きさを変えるか、もしくはばね荷重を変えたばね部材12Aを使用することで、操作キーの引抜き力(F−S曲線)が任意に調整できる。
このように、係止部70Aの大きさを変えるか、もしくはばね荷重を変えたばね部材12Aを使用することで、操作キーBの引抜き力(F−S曲線)が任意に調整できるために、従来、操作キーの引抜き力を、スイッチング機構の復帰ばねによる復帰力やカム体の形状で調整する場合に比べて、操作キーBの引抜き力の調整が、構造を替えることなく簡単且つ容易にできる。
なお、上記した本発明の実施例では、カム体10とヘッドプランジャ40との連結を、ヘッドプランジャ40の摺動ピン41をカム体10のプランジャガイド孔部16Aに挿入して行い、また、ヘッドプランジャ40とスイッチ操作体51との連結を、ヘッドプランジャ40の下端部の掛合部44をスイッチ操作体51の上端部の掛合溝部51aに掛合することで行うようにしてカム体10とヘッドプランジャ40とスイッチ操作体51の三者を掛合連結するようにしたが、この掛合連結は、ヘッドプランジャ40に突起部を突設して、この突起部をスイッチ操作体51に引っ掛けることや、ヘッドプランジャ40とスイッチ操作体51とをねじ結合することにより掛合すること等でも可能である。
本発明に係るキースイッチによれば、スイッチング機構の動作はカム体の動きに機械的に連動するので、復帰ばねを無くすことができ、或いは、復帰力を小さくすることができ、スイッチング機構やヘッドプランジャなどの摺動抵抗が大きくなっても、復帰不良の懸念がなく、操作キーの引き抜き力を小さくすることができ、また、操作体が上方のときが初期位置で、押し込み操作をする従来の多くのスイッチング機構の既存の部品(スイッチ操作体および復帰ばね以外の部品)と組立設備とをそのまま使用することができ、ローコスト化することが可能になる効果を有しており、ドアロックスイッチ等に使用される安全スイッチ等に有用である。
本発明に係るキースイッチの、操作キーを挿入した状態を正面から見た斜視図である。 同キースイッチを背面から見た斜視図である。 本発明に係るキースイッチにおいて、蓋体及びヘッドカバーを外した状態の正面図である。 本発明に係るキースイッチにおいて、蓋体及びヘッドカバーを装着した状態であって、図3のD−D線に相当する断面線に沿う断面図である。 本発明に係るキースイッチにおいて、蓋体及びヘッドカバーを外した状態であって、操作キーを挿入した場合の正面図である。 本発明に係るキースイッチにおいて、ヘッドカバーを装着した状態であって、図5のE−E線に相当する断面線に沿う断面図である。 本発明に係るキースイッチのヘッドユニット装着部の斜視図である。 ヘッドユニットを正面上部から見た斜視図である。 同ヘッドユニットにおいて、ヘッドロック部材及びばね部材を除いた状態の斜視図である。 ヘッドユニットにおけるカム体と電源回路開閉用スイッチとの連結状態を示す斜視図である。 カム体にヘッドプランジャを連結した状態の斜視図である。 カム体の正面図である。 図12のG−G線に沿う断面図である。 ベース部材の斜視図である。 カム体のカム面にヘッドプランジャを摺接させた状態の説明図である。 操作キーの挿入によりヘッドロック部材をヘッドロック係合部から外した状態のヘッドユニットの斜視図である。 操作キーの斜視図である。
符号の説明
A キースイッチ
B 操作キー
F ヘッドユニット
1 スイッチケース
1A ケース本体
1B 蓋体
2 ヘッドユニット装着部
3 ヘッドカバー
10 カム体
11 ベース部材
12 ヘッドロック部材
12A ばね部材
12b 先側辺縁部
15 キー係合部
16 カム部
16A プランジャガイド孔部
16a ガイド側平坦部
16b ガイド側傾斜面部
16c ガイド側傾斜面部
17 ヘッドロック係合部
17a 入口部
17b ロック係合部
17c 側壁部(傾斜面)
17d 係止面
18 カム溝部
19 カム面
19a 平坦部
19b 傾斜面部
19c 傾斜面部
34 カムロック部
40 ヘッドプランジャ
41 摺動ピン
42 カム摺接部
44 掛合部(操作体連結部)
50 電源回路開閉用スイッチ(スイッチング機構)
51 スイッチ操作体
51a 掛合溝部
70 分岐部
70A 係止部
71 連結部
72 係合孔

Claims (5)

  1. スイッチケース内に収納されてオン・オフ動作を行うスイッチング機構と、前記スイッチケースに設けたキー挿入口への操作キーの挿抜により正逆に回転動作することでヘッドプランジャを介して前記スイッチング機構のスイッチ操作体を作動させて接点切換を行なわせるカム体とを備えたキースイッチであって、
    前記カム体、前記ヘッドプランジャ及び前記スイッチ操作体の三者は相互に連結され、且つ前記カム体のカム面は、前記操作キーの引抜き時に前記ヘッドプランジャが押し込まれるようなカム面形状に形成してあることを特徴とするキースイッチ。
  2. 前記カム体は、その周部に形成されたカム溝部を有し、このカム溝部の底面部を前記カム面にし、前記カム溝部の両側壁部には、前記カム面に倣うプランジャガイド孔部が形成してあり、
    前記ヘッドプランジャは、その先端部にカム摺接部を有すると共に、その基端部に操作体連結部を有し、且つ前記カム摺接部に近接させて摺動ピンを有しており、
    更に、前記ヘッドプランジャは、前記摺動ピンを前記プランジャガイド孔部に挿入して前記カム体に連結してあって、前記カム摺接部が前記カム面に摺接し、前記操作体連結部で前記スイッチ操作体に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ。
  3. 前記カム溝部は、前記カム体の周部の、前記操作キーが係合するキー係合部とは反対側に形成してあって、前記カム面は、平坦部と、この平坦部を挟んだ二つの傾斜面部とで構成された側面ほぼU字形状であり、前記プランジャガイド孔部は、前記平坦部に倣うガイド側平坦部と、前記傾斜面部に倣うガイド側傾斜面部とを有していることを特徴とする請求項2に記載のキースイッチ。
  4. 前記キー係合部の頂部には、前記カム体が操作キー引抜き正常位置にある場合に、ヘッドロック部材が係脱可能に係合するヘッドロック係合部が設けてあり、このヘッドロック係合部には、そのロック係合部に前記ヘッドロック部材を誘導する傾斜面が形成してあることを特徴とする請求項3に記載のキースイッチ。
  5. 前記ヘッドロック係合部の、前記ヘッドロック部材が挿入される入口側に、前記傾斜面に連なり且つ前記カム体の回転方向に対してほぼ垂直な係止面を形成したことを特徴とする請求項4に記載のキースイッチ。
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