JP2006164762A - 燃料電池の配流特性の改善 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電極内での反応ガス流量を均一化する。
【解決手段】 燃料電池は、複数の単セルと、複数の単セルのそれぞれを連通するガスマニホールドとを備えている。この複数の単セルは、それぞれ、電極とセパレータとを有している。また、セパレータは、その内部に、電極の表面に存在するガス通過路とガスマニホールドとを連通する複数のガス連通流路を備えている。これらのガス連通流路は、そのセパレータの電極に面した表面側に開口したガス連通孔を少なくとも1つ有している。複数のガス連通流路ごとに設けられたガス連通孔は、ガスマニホールドからの距離が小さい位置に設けられた第1の連通孔群と、第1の連通孔群よりもガスマニホールドからの距離が大きい位置に設けられた第2の連通孔群とを含んでいる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、燃料電池のガス配流特性を改善する技術に関する。
燃料電池は、通常、複数の単セルを積層することにより構成される。この単セルを積層する際の単セルを構成する各部材の位置合わせを容易にし、燃料電池の組み立てを容易にするため、セパレータ内部に反応ガス流路を設けた燃料電池が提案されている。このような燃料電池では、電極に反応ガスを供給し、電極から反応ガスを排出するためのガス連通孔が、反応ガス流路の電極側に設けられている(特許文献1参照)。
特開2002−151108号公報
しかしながら、このようなガス連通孔を介して電極に反応ガスを供給した場合、ガス連通孔の下流側と、ガス連通孔でない部分の下流側とで反応ガスの流量が異なり、電極内での反応ガス流量が不均一となる可能性がある。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、電極内での反応ガス流量を均一化することを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の燃料電池は、電極と、セパレータと、をそれぞれ有する複数の単セルと、前記複数の単セルのそれぞれを連通するガスマニホールドと、を備え、前記セパレータは、その内部に、前記電極の表面に存在するガス通過路と前記ガスマニホールドとを連通する複数のガス連通流路を備え、前記複数のガス連通流路のそれぞれは、前記セパレータの前記電極に面した表面側に開口したガス連通孔を少なくとも1つ有し、前記複数のガス連通流路の複数のガス連通孔は、前記ガスマニホールドからの第1の距離に設けられた第1の連通孔群と、前記第1の距離よりも大きな第2の距離に設けられた第2の連通孔群と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、電極の表面で反応ガスが衝突することにより反応ガスの流れが乱されるので、電極内での反応ガス流量の均一性を高めることができる。
前記複数のガス連通流路は、前記第1の連通孔群に属するガス連通孔と、前記第2の連通孔群に属するガス連通孔と、をそれぞれ備えるものとしてもよい。
この構成によれば、ガス連通孔の閉塞による反応ガス流量の不均化を抑制できる。
前記セパレータは、隣接するガス連通流路に設けられたガス連通孔を連通して拡大連通孔を形成する連結流路を備えるものとしてもよい。
この構成によれば、ガス連通流路の閉塞による反応ガス流量の不均化を抑制できる。
前記第1の連通孔群と前記第2の連通孔群は、それぞれ複数の拡大連通孔を備え、前記第1の連通孔群の前記複数の拡大連通孔と、前記第2の連通孔群の前記複数の拡大連通孔とは、千鳥状の配列となるように配置されたものとしてもよい。
この構成によれば、連結流路が近接することによるセパレータの剛性の低下を抑制できる。
前記セパレータは、第1の板と第2の板と第3の板とをこの順に積層することにより形成され、前記第1の板と前記第2の板と前記第3の板は、それぞれ積層した際に前記ガスマニホールドを形成するマニホールド穴を有し、前記第1の板は、前記ガス連通孔を有し、前記第2の板は、前記ガス連通孔と前記マニホールド穴とを連通させることにより前記複数のガス連通流路を形成するガス流路穴を有し、前記第3の板は、前記ガス流路穴に接する位置に、ガス不透性の部材を有するものとしてもよい。
この構成によれば、板を積層することによりセパレータを形成することができるので、セパレータの形成がより容易となる。
前記電極は、前記ガス通過路を構成するガス拡散層を有するものとしてもよい。
この構成によれば、単セルの圧力損失を低減することができる。
前記第2の連通孔群の総開口面積は、前記第1の連通孔群の総開口面積よりも大きいものとしてもよい。
この構成によれば、電極内での反応ガスの流れをより容易に乱すことことができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、燃料電池およびその燃料電池を利用した燃料電池システム、また、その燃料電池システムを利用した発電装置およびその燃料電池システムを搭載した電気自動車等の態様で実現することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.第4実施例:
E.変形例:
A.第1実施例:
図1(a)は、本発明の実施例としての燃料電池を構成する燃料電池スタック100の構成を示す説明図である。燃料電池スタック100は、複数の単セル200を積層することにより構成されている。燃料電池スタック100には、酸化ガス供給マニホールド110と、酸化ガス排出マニホールド120と、燃料ガス供給マニホールド130と、燃料ガス排出マニホールド140と、冷却水供給マニホールド150と、冷却水排出マニホールド160と、が設けられている。
図1(b)は、単セル200の構成を示す説明図である。単セル200は、アノード側プレート300と、カソード側プレート400と、中間プレート500と、膜・電極接合体600と、シール部材210とを備えている。
3つのプレート300,400,500は、それぞれ、種々の形状の穴がプレス成形により形成された平板である。これらのプレート300,400,500は、ステンレス鋼などのガス不透性と導電性とを有する材料で形成されている。3つのプレート300,400,500は、積層されることにより、燃料ガスと酸化ガスと冷却水とのそれぞれの流路を分離するセパレータを構成する。
膜・電極接合体600は、電解質膜620と、アノード640と、カソード660と、を備えている。電解質膜620は、ナフィオン(デュポン社の商標)などのフッ素系樹脂材料で形成された湿潤状態において良好な導電性を有するイオン交換膜である。アノード640とカソード660は、カーボンクロスなどのガス拡散性および導電性を有する多孔質の材料で形成されている。このアノード640とカソード660には、白金や白金と他の金属からなる合金などが燃料電池反応の触媒として担持されている。なお、以下では、アノード640とカソード660とを併せて「電極」とも呼ぶ。
シール部材210は、シリコーンゴムなどのガス不透性と弾力性と耐熱性とを有する材料で形成されている。シール部材210の中心部には、破線で示すように、膜・電極接合体600を配置するための穴が設けられている。
3つのプレート300,400,500とシール部材210とのそれぞれには、複数の貫通穴(図示しない)が設けられている。これらの貫通穴は、単セル200を積層し燃料電池スタック100を構成したときにマニホールド110〜160を形成する。なお、以下では、これらの貫通穴を「マニホールド穴」とも呼ぶ。
未使用の酸化ガスは、酸化ガス供給マニホールド110を介して単セル200に供給され、単セル200から排出される使用済みの酸化ガス(カソードオフガス)は、酸化ガス排出マニホールド120を介して排出される。未使用の燃料ガスは、燃料ガス供給マニホールド130を介して単セル200に供給され、単セル200から排出される使用済みの燃料ガス(アノードオフガス)は、燃料ガス排出マニホールド140を介して排出される。なお、一般に、酸化ガスと燃料ガスとは燃料電池反応に用いられるガスであるので、これらのガスは併せて「反応ガス」とも呼ばれる。
燃料電池スタック100の冷却水は、冷却水供給マニホールド150を介して単セル200に供給される。そして、セパレータ中の冷却水流路(図示しない)を流れた冷却水は、冷却水排出マニホールド160を介して燃料電池スタック100から排出される。
図2(a)は、カソード側プレート400を膜・電極接合体600側(図1(b)の左側)から見た様子を示している。カソード側プレート400の周辺部には、6個のマニホールド穴422〜432が設けられている。カソード側プレート400には、これらのマニホールド穴422〜432の他に、複数の酸化ガス供給孔440からなる第1の酸化ガス供給孔群と、複数の酸化ガス供給孔442からなる第2の酸化ガス供給孔群と、複数の酸化ガス排出孔444からなる酸化ガス排出孔群と、が設けられている。図2(a)に示すように、第1の酸化ガス供給孔群は、マニホールド穴422との距離が第2の酸化ガス供給孔群よりも小さくなっている。
図2(b)は、アノード側プレート300を中間プレート500側(図1(b)の左側)から見た様子を示している。アノード側プレート300の周辺部には、図2(a)に示すカソード側プレート400と同様に、6個のマニホールド穴322〜332が設けられている。アノード側プレート300には、これらのマニホールド穴322〜332の他に、複数の燃料ガス供給孔350と、複数の燃料ガス排出孔354とが設けられている。
図2(c)は、中間プレート500をカソード側プレート400側(図1(b)の左側)から見た様子を示している。図2(a),(b)に示すカソード側プレート400やアノード側プレート300と同様に、中間プレート500には、4個のマニホールド穴522〜528が設けられている。
酸化ガス供給マニホールド110に対応するマニホールド穴522には、酸化ガス供給孔440,442と酸化ガス供給マニホールド110とを連通するための櫛歯状の酸化ガス供給流路穴542が設けられている。そのため、3つのプレート300,400,500とを積層することにより、酸化ガス供給マニホールド110と酸化ガス供給孔440,442とが連通し、複数の酸化ガス供給流路が形成される。
酸化ガス排出マニホールド120を形成するマニホールド穴524には、酸化ガス排出孔444と酸化ガス排出マニホールド120とを連通するための櫛歯状の酸化ガス排出流路穴544が形成されている。同様に、燃料ガス供給マニホールド130を形成するマニホールド穴526には、燃料ガス供給マニホールド130と燃料ガス供給孔350とを連通するための櫛歯状の燃料ガス供給流路穴546が設けられている。また、燃料ガス排出マニホールド140を形成するマニホールド穴528には、燃料ガス排出孔354と燃料ガス排出マニホールド140を連通するための櫛歯状の燃料ガス排出流路穴548とが設けられている。
中間プレート500には、これらのマニホールド穴522〜528と、ガス流路穴542,544,546,548との他に、冷却水供給マニホールド150(マニホールド穴330,430)の位置から冷却水排出マニホールド160(マニホールド穴332,432)の位置とにわたって複数の冷却水流路穴550が設けられている。これらの冷却水流路穴550は、3つのプレート300,400,500を積層することにより、冷却水供給マニホールド150と冷却水排出マニホールド160とを連通する冷却水流路を形成する。
図3は、第1実施例における燃料ガスの流れの様子を示す説明図である。図3(a)は、3つのプレート400,500,300をこの順に積層したセパレータを図1の左側から見た様子を示している。図3(b)の右半分は、セパレータに膜・電極接合体600(図1)とカソード側プレート400とを積層した状態でのA−A線(図3(a)の一点鎖線)に沿った断面を示している。また、図3(b)の左半分は、B−B線(図3(a)の二点鎖線)に沿った断面を示している。
図3(b)に示すように、3つのプレート400,500,300を積層することにより、燃料ガス供給流路穴546と燃料ガス供給孔350とは、燃料ガス供給マニホールド130からアノード640に燃料ガスを供給する燃料ガス供給流路830を形成する。同様に、燃料ガス排出孔354と燃料ガス排出流路穴548とは、アノード640から燃料ガス排出マニホールド140に燃料ガスを排出する燃料ガス排出流路840を形成する。なお、図3(b)に示すように、燃料ガス供給孔350と燃料ガス排出孔354とは、いずれもセパレータの電極側表面に開口した燃料ガス連通孔となる。
燃料ガスは、図3(b)の矢印で示すように、燃料ガス供給マニホールド130から燃料ガス供給流路830を介してアノード640に供給される。アノード640に供給された燃料ガスは、多孔質のアノード640中を流れる間に燃料電池反応で使用される。そして、使用済みの燃料ガスは、アノード640から燃料ガス排出流路840を介して燃料ガス排出マニホールド140に排出される。なお、この場合のアノード640は、上流側のアノード640表面から下流側のアノード640表面に燃料ガスを通過させる燃料ガス通過路となる。
図4は、第1実施例における酸化ガスの流れの様子を示す説明図である。図4(a)は、3つのプレート400,500,300をこの順に積層したセパレータを図1の左側から見た様子を示している。図4(b)は、セパレータに膜・電極接合体600(図1)とアノード側プレート300とを積層した状態でのC−C線(図4(a)の一点鎖線)に沿った断面を示している。
図4(b)に示すように、3つのプレート400,500,300を積層することにより、酸化ガス供給流路穴542と酸化ガス供給孔440,442とは、酸化ガス供給マニホールド110からカソード660に酸化ガスを供給する酸化ガス供給流路810を形成する。同様に、酸化ガス排出孔444と酸化ガス排出流路穴544とは、カソード660から酸化ガス排出マニホールド120に酸化ガスを排出する酸化ガス排出流路820を形成する。なお、図4(b)に示すように、酸化ガス供給孔440,442と酸化ガス排出孔444とは、いずれもセパレータの電極側表面に開口した酸化ガス連通孔となる。
このように単セル200を構成することにより、酸化ガスは、図4(b)の矢印で示すように、酸化ガス供給マニホールド110から、酸化ガス供給流路810を介してカソード660に供給される。カソード660に供給された酸化ガスは、多孔質のカソード660中を流れる間に燃料電池反応で使用される。そして、使用済みの酸化ガスは、カソード660から酸化ガス排出流路820を介して酸化ガス排出マニホールド120に排出される。なお、この場合のカソード660は、上流側のカソード660表面から下流側のカソード660表面に酸化ガスを通過させる酸化ガス通過路となる。
このとき、酸化ガス供給マニホールド110に近い上流側の酸化ガス供給孔440からカソード660に供給された酸化ガスは、その主流方向が図4(a)のC−C線と平行な方向となる。酸化ガス供給マニホールド110から遠い下流側の酸化ガス供給孔442の位置では、主流方向と直交する方向に酸化ガスが供給される。このように、異なる方向の酸化ガス流が衝突することにより酸化ガスの流れが乱されるので、酸化ガスの流量が平均化し、カソード660内での酸化ガス流量の均一性が高くなる。
図4(b)に示すように、酸化ガス供給流路810は、酸化ガス供給流路穴542と酸化ガス供給孔440,442によって形成されるので、酸化ガス供給孔440の中間プレート500側端で分岐した流路となる。酸化ガス供給流路810が分岐しているので、酸化ガス供給孔440,442とのいずれか一方が酸化ガスに混入した夾雑物等により閉塞しても、酸化ガスは閉塞していない酸化ガス供給孔を通してカソード660に供給される。そのため、第1実施例では、酸化ガス供給孔の閉塞によってカソード660内で酸化ガス流量が不均一になることを抑制することができる。
このように、第1実施例では、1つの酸化ガス供給流路810に2つの酸化ガス供給孔440,442を設けることにより、異なる方向の酸化ガス流を衝突させることができる。そのため、カソード660内での酸化ガス流の衝突により酸化ガスの流れが乱されるので、カソード660内での酸化ガス流量の均一性を高められる。
なお、第1実施例では、複数の酸化ガス供給孔は、第1と第2の2つの酸化ガス供給孔群を構成しているが、酸化ガス供給孔群の数は、2以上の任意の数とすることができる。この場合、各酸化ガス供給孔群の酸化ガス供給マニホールド110(マニホールド穴422)からの距離は、互いに異なるように設定される。
B.第2実施例:
図5は、第2実施例における酸化ガスの流れの様子を示す説明図である。第2実施例は、円形の酸化ガス供給孔440,442に替えて長円形の酸化ガス供給孔440a,442aがカソード側プレート400aに設けられている点で、第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例と同様である。
図5(a)は、3つのプレート400a,500,300をこの順に積層したセパレータを図1の左側から見た様子を示している。図5(b)は、セパレータに膜・電極接合体600(図1)とアノード側プレート300とを積層した状態でのC−C線(図5(a)の一点鎖線)に沿った断面を示している。
図5(a)に示すように、カソード側プレート400aには、複数の酸化ガス供給孔440a,442aが千鳥状の配列となるように設けられている。これらの酸化ガス供給孔440a,442aは、2つの隣接する第1実施例の酸化ガス供給孔440,442(図4(a))を連結した孔となっている。すなわち、酸化ガス供給孔440a,442aは、隣接した酸化ガス供給孔440,442を連通する連結流路と、酸化ガス供給孔440,442とで形成される拡大連通孔である。
なお、第2実施例では、複数の酸化ガス供給孔440aは、第1の酸化ガス供給孔群に属する2つの酸化ガス供給孔440を連通することにより形成され、複数の酸化ガス供給孔442aは、第2の酸化ガス供給孔群に属する2つの酸化ガス供給孔442を連通することにより形成されている。そのため、2つの酸化ガス供給孔群は、それぞれ拡大連通孔440a,442aとを備えていると言うことができる。
第2実施例においても、酸化ガス供給流路穴542と酸化ガス供給孔440a,442aとは、図5(b)に示すように、酸化ガス供給マニホールド110からカソード660に酸化ガスを供給する酸化ガス供給流路810aを形成する。酸化ガスは、図5(b)の矢印で示すように、酸化ガス供給マニホールド110から、酸化ガス供給流路810aを介してカソード660に供給される。
第2実施例においても、上流側の酸化ガス供給孔440aからの酸化ガス流と、下流側の酸化ガス供給孔442aからの酸化ガス流とは、酸化ガス供給流路穴542の位置で衝突させられる。そのため、カソード660内での酸化ガス流の衝突により酸化ガスの流れが乱されるので、カソード660内での酸化ガス流量の均一性を高めることができる。
また、カソード660に供給された酸化ガスは、長円形の酸化ガス供給孔440a,442aの全体から下流に向かって流れる。酸化ガス供給孔440a,442aは、カソード660の幅全体にわたって形成されているので、カソード660内での酸化ガス流量の均一性をより高めることができる。
隣接する酸化ガス供給流路穴542が長円形の酸化ガス供給孔440a,442aによって連通されている。隣接する酸化ガス供給流路穴542が連通されているので、酸化ガス供給流路穴542のいずれかが酸化ガスに混入した夾雑物等により閉塞しても、酸化ガスは閉塞していない酸化ガス供給流路穴542を通してカソード660に供給される。そのため、第2実施例では、酸化ガス供給流路穴542の閉塞によりカソード660内で酸化ガス流量が不均一になることを抑制することができる。
このように、第2実施例においても、第1実施例と同様に、カソード660内での酸化ガス流の衝突により酸化ガスの流れが乱されるので、カソード660内での酸化ガス流量の均一性を高めることができる。
第2実施例は、酸化ガス供給流路穴542の閉塞によるカソード660内での酸化ガス流量の不均化を抑制できる点で、第1実施例よりも好ましい。一方、第1実施例は、カソード側プレートに設けられる酸化ガス供給孔の開口面積が小さく、カソード側プレートの剛性の低下を抑制できる点で、第2実施例よりも好ましい。
なお、第2実施例では、拡大連通孔は、同一の酸化ガス供給孔群に属する2つの酸化ガス供給孔を連通することにより形成されているが、一般に、拡大連通孔は隣接する酸化ガス供給流路に設けられたL個(Lは2以上の任意の整数)の酸化ガス供給孔を連通するものであればよい。例えば、ある酸化ガス供給流路に設けられた酸化ガス供給孔440と、その流路に隣接する酸化ガス供給流路に設けられた酸化ガス供給孔442とを連通するものとしてもよい。この場合、拡大連通孔の配列は、千鳥状でなく直線状となる。
C.第3実施例:
図6は、第3実施例における酸化ガスの流れの様子を示す説明図である。第3実施例は、カソード側プレート400bに酸化ガス排出孔446が更に設けられている点と、酸化ガス排出流路穴544bが酸化ガス排出マニホールド120と酸化ガス排出孔444,446とを連通するように形成されている点とで、第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例と同様である。
図6(a)は、3つのプレート400b,500b,300をこの順に積層したセパレータを図1の左側から見た様子を示している。図6(b)は、セパレータに膜・電極接合体600(図1)とアノード側プレート300とを積層した状態でのC−C線(図6(a)の一点鎖線)に沿った断面を示している。
図6(a)に示すように、カソード側プレート400bは、第1実施例のカソード側プレート400に、複数の酸化ガス排出孔446を設けた構成となっている。この複数の酸化ガス排出孔446からなる第2の酸化ガス排出孔群の酸化ガス排出マニホールド120からの距離は、複数の酸化ガス排出孔444からなる第1の酸化ガス排出孔群よりも大きくなっている。
図6(b)に示すように、酸化ガス排出流路822は、酸化ガス排出流路穴544bと酸化ガス排出孔444,446とによって形成されるので、酸化ガス排出孔446の中間プレート500側端で分岐した流路となる。酸化ガス排出流路822が分岐しているので、酸化ガス排出孔444,446とのいずれか一方がカソード660で生成された水等により閉塞しても、酸化ガスは、閉塞していない酸化ガス排出孔を通してカソード660から排出される。そのため、第3実施例では、酸化ガス排出孔の閉塞によりカソード660下流部で酸化ガス流量が不均一になることを抑制することができる。
なお、第3実施例においても、第1実施例と同様に、1つの酸化ガス供給流路810に2つの酸化ガス供給孔440,442が設けられている。そのため、カソード660内で酸化ガス流が衝突させられ、カソード660内での酸化ガス流量の均一性が高くなる。また、酸化ガス供給流路810が分岐しているので、酸化ガス供給孔の閉塞によってカソード660内で酸化ガス流量が不均一になることを抑制することができる。
第3実施例は、酸化ガス排出孔の閉塞によるカソード660下流部の酸化ガス流量の不均化を抑制できる点で、第1実施例よりも好ましい。一方、第1実施例は、カソード側プレートに設けられる酸化ガス排出孔の数が少なく、カソード側プレートの剛性の低下を抑制できる点で、第3実施例よりも好ましい。
なお、第3実施例では、カソード側プレート400bは、2つの酸化ガス供給孔群と2つの酸化ガス排出孔群とを有しているが、M個(Mは1以上の任意の整数)の酸化ガス供給孔群と、N個(Nは2以上の任意の整数)の酸化ガス排出孔群とを有するものとしてもよい。酸化ガス供給孔群の数を1としても、酸化ガス排出孔の閉塞によるカソード660下流部の酸化ガス流量の不均化を抑制できる。
D.第4実施例:
図7は、第4実施例における酸化ガスの流れの様子を示す説明図である。第4実施例は、1つの酸化ガス供給流路穴542cに対して1つの酸化ガス供給孔440c,442cとが設けられている点と、酸化ガス供給孔442cが横長の楕円形になっている点とで、第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例と同様である。
図7(a)は、3つのプレート400c,500c,300をこの順に積層したセパレータを図1の左側から見た様子を示している。図7(b)は、セパレータに膜・電極接合体600(図1)とアノード側プレート300とを積層した状態でのC−C線(図7(a)の一点鎖線)に沿った断面を示している。また、図7(c)は、D−D線(図7(a)の二点鎖線)に沿った断面を示している。
図7(a)に示すように、第4実施例では、隣接した酸化ガス供給流路穴542cに対応する酸化ガス供給孔440c,442cは、酸化ガス供給マニホールド110からの距離が互いに異なる直線上に設けられている。このように、酸化ガス供給孔440c,442cを設けることにより、開口面積が大きい酸化ガス供給孔442cが近接しないので、カソード側プレート400cの剛性の低下を抑制することができる。
第4実施例では、図7(b)に示すように、酸化ガス供給流路穴542cと酸化ガス供給孔440cとは、酸化ガス供給流路812を形成する。また、図7(c)に示すように、酸化ガス供給流路穴542cと酸化ガス供給孔442cとは、酸化ガス供給流路814を形成する。酸化ガスは、これらの酸化ガス供給流路812,814を介して酸化ガス供給マニホールド110からカソード660に供給される。
第4実施例においても、上流側の酸化ガス供給孔440cからの酸化ガス流と、下流側の酸化ガス供給孔442cからの酸化ガス流とは、酸化ガス供給孔442cの位置で衝突させられる。そのため、カソード660内での酸化ガス流の衝突により酸化ガスの流れが乱されるので、カソード660内での酸化ガス流量の均一性を高めることができる。
また、カソード660に供給された酸化ガスは、円形の酸化ガス供給孔440cと楕円形の酸化ガス供給孔442cのそれぞれ全体から下流に向かって流れる。これらの酸化ガス供給孔440c,442cは、カソード660の幅全体にわたって形成されているので、カソード660内での酸化ガス流量の均一性をより高めることができる。
このように、第4実施例においても、第1実施例と同様に、カソード660内での酸化ガス流の衝突により酸化ガスの流れが乱されるので、カソード660内での酸化ガス流量の均一性を高めることができる。
なお、第4実施例では、下流側の酸化ガス供給孔442cを横長の楕円形とし、上流側の酸化ガス供給孔440cを円形としているが、下流側の酸化ガス供給孔の総開口面積が上流側の酸化ガス供給孔の総開口面積以上であれば、上流側の酸化ガス供給孔と下流側の酸化ガス供給孔とを異なる形状で形成しても良い。このように、上流側および下流側の酸化ガス供給孔を形成することにより、上流側の酸化ガス供給孔からの酸化ガス流は、下流側の酸化ガス供給孔からの酸化ガスとの衝突によってその流れを乱すことができる。
また、第4実施例では、隣接した酸化ガス供給流路穴に対応する酸化ガス供給孔を酸化ガス供給マニホールドからの距離が互いに異なる直線上に設けているが、隣接した酸化ガス排出流路穴に対応する酸化ガス排出孔を酸化ガス排出マニホールドからの距離が互いに異なる直線上に設けるものとしてもよい。この場合、酸化ガス排出孔を単一の直線上に設けるよりも酸化ガス排出孔の距離が大きくなるので、隣接した酸化ガス排出孔が生成水により同時に閉塞する可能性が低下する。そのため、酸化ガス排出孔の閉塞によるカソードの下流部でのガス不均化を抑制することができる。
このとき、酸化ガス排出孔は、酸化ガス排出孔がカソード660の幅全体にわたって形成され酸化ガス流量の均一性をより高められるので、上流側の酸化ガス排出孔と上流側の酸化ガス排出孔のいずれか一方の総開口面積を大きくすることが好ましい。この場合、カソード側プレートの剛性の低下を抑制することができるので、酸化ガス排出マニホールドから遠い酸化ガス排出孔の総開口面積を酸化ガス排出マニホールドに近い酸化ガス排出孔の総開口面積よりも大きくすることが好ましい。
E.変形例:
なお、この発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
E1.変形例1:
上記各実施例では、図2に示すように、アノード側プレート300とカソード側プレート400とに設ける穴の位置を変えているが、一般には、酸化ガスと、燃料ガスと、冷却水との各流路が連通しないようにできればよい。これらの反応ガス流路と冷却水流路とが連通しないようにするためには、酸化ガス供給流路穴542と酸化ガス排出流路穴544の位置でアノード側プレート300にガス不透性の部材を設け、燃料ガス供給流路穴546と燃料ガス排出流路穴548の位置でカソード側プレート400にガス不透性の部材を設ければよい。
E2.変形例2:
上記各実施例では、マニホールドと電極とを連通する、ガス連通流路(酸化ガス供給流路、酸化ガス排出流路、燃料ガス供給流路、燃料ガス排出流路)を有するセパレータを3つのプレートにより形成しているが、セパレータは他の構成により形成することもできる。例えば、ガス連通流路を形成するための流路溝とガス連通孔とを設けた部材と、燃料ガスと酸化ガスと冷却水との各流路を分離する部材とを含む複数の部材を積層することによりセパレータを形成するものとしてもよい。
E3.変形例3:
上記各実施例では、単一の多孔質材で電極を形成することにより、電極を反応ガスを通過させるためのガス通過路としているが、ガス通過路は他の方法により構成することも可能である。例えば、電極に電解質側の多孔質材の空孔率よりも空孔率が高い多孔質材で形成されたガス拡散層を設けることにより、空孔率の高いガス拡散層が反応ガスの通過するガス通過路となる。また、セパレータの電極に接する面に流路溝を形成し、その流路溝と電極とで形成される流路をガス通過路とすることもできる。
E4.変形例4:
上記各実施例では、本発明の適用によるカソード内での酸化ガス流量の均一性向上について説明してきたが、本発明を燃料ガスの流路側に適用することにより、アノード内での燃料ガス流量の均一性向上を図ることもできる。
燃料電池を構成する燃料電池スタック100の構成を示す説明図。 単セル200を構成する3つのプレート300,400,500の形状を示す模式図。 第1実施例における燃料ガスの流れの様子を示す説明図。 第1実施例における酸化ガスの流れの様子を示す説明図。 第2実施例における酸化ガスの流れの様子を示す説明図。 第3実施例における酸化ガスの流れの様子を示す説明図。 第4実施例における酸化ガスの流れの様子を示す説明図。
符号の説明
100…燃料電池スタック
110…酸化ガス供給マニホールド
120…酸化ガス排出マニホールド
130…燃料ガス供給マニホールド
140…燃料ガス排出マニホールド
150…冷却水供給マニホールド
160…冷却水排出マニホールド
200…単セル
210…シール部材
300…アノード側プレート
322,324,326,328,330,332…マニホールド穴
350…燃料ガス供給孔
354…燃料ガス排出孔
400,400a,400b,400c…カソード側プレート
422,424,426,428,430,432…マニホールド穴
440,440a,440c…酸化ガス供給孔
442,442a,442c…酸化ガス供給孔
444,446…酸化ガス排出孔
500…中間プレート
522,524,526,528,530,532…マニホールド穴
542,542c…酸化ガス供給流路穴
544,544b…酸化ガス排出流路穴
546…燃料ガス供給流路穴
548…燃料ガス排出流路穴
550…冷却水流路穴
600…電極接合体
620…電解質膜
640…アノード
660…カソード
810,810a,812,814…酸化ガス供給流路
820,822…酸化ガス排出流路
830…燃料ガス供給流路
840…燃料ガス排出流路

Claims (7)

  1. 燃料電池であって、
    電極と、セパレータと、をそれぞれ有する複数の単セルと、
    前記複数の単セルのそれぞれを連通するガスマニホールドと、
    を備え、
    前記セパレータは、その内部に、前記電極の表面に存在するガス通過路と前記ガスマニホールドとを連通する複数のガス連通流路を備え、
    前記複数のガス連通流路のそれぞれは、前記セパレータの前記電極に面した表面側に開口したガス連通孔を少なくとも1つ有し、
    前記複数のガス連通流路の複数のガス連通孔は、前記ガスマニホールドからの第1の距離に設けられた第1の連通孔群と、前記第1の距離よりも大きな第2の距離に設けられた第2の連通孔群と、を含む、燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記複数のガス連通流路は、前記第1の連通孔群に属するガス連通孔と、前記第2の連通孔群に属するガス連通孔と、をそれぞれ備える、燃料電池。
  3. 請求項2記載の燃料電池であって、
    前記セパレータは、隣接するガス連通流路に設けられたガス連通孔を連通して拡大連通孔を形成する連結流路を備える、燃料電池。
  4. 請求項3記載の燃料電池であって、
    前記第1の連通孔群と前記第2の連通孔群は、それぞれ複数の拡大連通孔を備え、
    前記第1の連通孔群の前記複数の拡大連通孔と、前記第2の連通孔群の前記複数の拡大連通孔とは、千鳥状の配列となるように配置された、
    燃料電池。
  5. 請求項1ないし4のいずれか記載の燃料電池であって、
    前記セパレータは、第1の板と第2の板と第3の板とをこの順に積層することにより形成され、
    前記第1の板と前記第2の板と前記第3の板は、それぞれ積層した際に前記ガスマニホールドを形成するマニホールド穴を有し、
    前記第1の板は、前記ガス連通孔を有し、
    前記第2の板は、前記ガス連通孔と前記マニホールド穴とを連通させることにより前記複数のガス連通流路を形成するガス流路穴を有し、
    前記第3の板は、前記ガス流路穴に接する位置に、ガス不透性の部材を有する、
    燃料電池。
  6. 請求項5記載の燃料電池であって、
    前記電極は、前記ガス通過路を構成するガス拡散層を有する、燃料電池。
  7. 請求項1ないし6記載の燃料電池であって、
    前記第2の連通孔群の総開口面積は、前記第1の連通孔群の総開口面積よりも大きい、燃料電池。
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