JP2006163908A - 情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 会員が煩わしさを感じることなく、また、情報提供者がメールの送信タイミングを気にすることなく、情報提供者が提供した送信情報の閲読率を高めることができる情報提供装置を提供する。
【解決手段】 情報提供者1、3、4から提供された送信情報は、当該送信情報の受信を希望する会員1に対応するメッセージボックスに記憶される。メール送信手段は、会員1に対応するメッセージボックスに記憶されている送信情報の中の、未送信の送信情報の数が設定数以上になると、未送信の送信情報と会員1に対応するメッセージボックスを指示するための送信情報アドレス情報を含むメールを、会員1のメールアドレスに送信する。会員1の会員端末装置から送信情報アドレス情報が送信されると、メッセージ処理手段は、受信した送信情報アドレス情報で指示されるメッセージボックスに記憶されている、会員1に送信される送信情報を会員端末装置に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機等の端末装置のメール受信機能を利用して情報を送信する情報提供装置に関する。
近年、インターネットに接続可能な携帯電話機やパソコン等の端末装置の普及により、これらの端末装置を用いて広告情報を受信可能な情報提供装置が提案されている。この情報提供装置では、店舗は、広告情報を掲載したWebサイトを設け、受信者は、端末装置を用いてこのWebサイトにアクセスすることによって広告情報を受信する。
しかしながら、この情報提供装置では、受信者がWebサイトにアクセスしなければ、広告情報が受信者に送信されないため、受信者は、興味がある広告情報をタイムリーに受信することができず、また、店舗等は、受信者にタイムリーに広告情報を送信することができない。
そこで、携帯電話機やパソコン等の端末装置のメール受信機能を用いることにより、受信者にタイムリーに広告情報等を送信することができる情報提供装置が提案されている。
例えば、情報提供サービス会社は、情報提供者(情報提供者として登録した店舗等)から提供された広告情報を掲載するWebサイトを設け、このWebサイトのアドレス情報(例えば、Webサイトの第1頁であるホームページのアドレス情報)や案内情報(例えば、Webサイトに掲載されている広告情報の概要等)を含んだメール(案内メール)を会員(会員として登録した受信者)のメールアドレスに送信する。
この情報提供装置では、会員は、端末装置で受信した案内メールに含まれている案内情報により情報提供者が提供した広告情報の概要(例えば、キャンペーン、サービス、催し物等の概要)を知ることができる。なお、会員は、案内メールに案内情報とともに含まれている、情報提供者が広告情報を掲載しているWebサイトのアドレスを選択することにより、当該Webサイトにアクセスして広告情報を受信することができる。
これにより、会員は、興味がある情報提供者の広告情報を容易に、タイムリーに受信することができる。また、情報提供者は、広告情報を、興味がある会員にタイムリーに、効率的よく送信(配信)することができる。
ところで、端末装置のメール受信機能を利用して情報を受信する場合、端末装置は、受信者(端末装置の所有者)が興味がない情報(例えば、興味がない情報提供者から提供された情報)を含んだメールも受信する。
そこで、受信を希望する情報の条件を設定可能とすることにより、受信者が興味がある情報を含むメールのみを受信者の端末装置で受信可能とした情報提供装置が提案されている。(特許文献1参照)
特開2002−7466号公報
通常、端末装置には、メールを受信した時、報知音を鳴動させることによってメールの受信を報知する機能が設けられている。
また、従来例のように、受信を希望する情報を含んだメール、例えば、受信者が興味がある情報提供者が提供した情報を含んだメールのみを受信可能に構成したとしても、興味がある情報提供者が提供した情報を含むメールの受信が短期間に集中することがある。
ここで、パソコン等の端末装置は、家庭や職場等の周りに存在する人が少ない環境で用いられることが多いが、受信者が常時携帯する携帯電話機等の携帯端末装置は、近くに多くの人が存在する環境で用いられることが多い。
このため、端末装置、特に、携帯電話機等の携帯端末装置でメールを受信する受信者は、メールの受信が短期間に集中し、頻繁にメールの受信を報知する報知音が鳴動すると、煩わしさを感じる。
このような場合、受信者は、メール受信時の報知モードを、報知音の鳴動による報知モードから振動による報知モードに切り替える。
しかしながら、振動による報知モードでは、受信者がメールの受信に気が付かない可能性がある。このため、メールを受信してから、受信者がメールを閲読するまでに時間がかかる。また、メールを受信してから時間が経過していると、受信者によるメールの閲読率、すなわち、メールに含まれている送信情報の閲読率が低下する可能性がある。
このような場合、情報提供者は、自己が提供した情報の受信による閲読率を高めるためには、自己が提供する情報を含むメールの送信タイミングを、他の情報提供者が提供した情報を含むメールが送信されていない時期に設定する必要がある。
そこで、情報提供者がメールの送信タイミングを気にすることなく、自己が提供した送信情報の閲読率を高めることができる情報提供装置の開発に対する要望が多い。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、受信者である会員が煩わしさを感じることなく、また、情報提供者がメールの送信タイミングを気にすることなく、情報提供者が提供した送信情報の閲読率を高めることができる情報提供装置を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載の構成を備えている。
請求項1に記載の情報提供装置は、メール送信手段と送信情報処理手段を有する管理装置と、会員情報データベースを有する記憶装置を備えている。
会員情報データベースには、会員のメールアドレス、会員に送信される送信情報、会員に送信される各送信情報が未送信であるか否かを示す送信履歴情報及び会員アドレス情報が、会員識別情報に対応させて記憶されている。
メール送信手段は、会員情報データベースに会員識別情報に対応させて記憶されている各送信情報(ずなわち、会員識別情報で示される会員に送信される各送信情報)の送信履歴情報に基づいて未送信の送信情報の数を判別し、未送信の送信情報の数が設定数以上である場合には、前記会員識別情報に対応する会員アドレス情報と未送信の送信情報を含むメールを、前記会員識別情報に対応するメールアドレスに送信する。
送信情報処理手段は、情報受信端末装置から受信した送信情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報に対応させて会員情報データベースに記憶されている送信情報を、情報受信端末装置に送信する。
また、送信情報処理手段は、メール送信手段から会員アドレス情報及び未送信の送信情報を含むメールを送信した場合、あるいは、情報受信端末装置からの送信情報送信要求信号の受信に応答して送信した、送信情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報に対応させて会員情報データベースに記憶されている送信情報の中に未送信の送信情報が含まれている場合には、会員情報データベースに記憶されている、前記未送信の送信情報に対応する送信履歴情報を送信済みとする。
データベースは、各情報の対応関係を判別可能であればよく、1つのデータベースにより構成してもよいし、複数のデータベースにより構成してもよい。例えば、会員情報データベースは、会員のメールアドレス、会員に送信される送信情報、会員に送信される各送信情報が未送信であるか否かを示す送信履歴情報、会員アドレス情報を会員識別情報に対応させて記憶する1つの会員情報データベースにより構成してもよいし、会員のメールアドレスを会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、会員に送信される送信情報、会員に送信される各送信情報が未送信であるか否かを示す送信履歴情報及び会員識別情報が会員アドレス情報に対応させて記憶する送信情報データベースにより構成してもよい。
「送信情報」としては、種々の情報を用いることができる。例えば、情報提供者がWebサイトに掲載している広告情報の概要を示す案内情報を用いることができる。
なお、会員に送信する送信情報を会員情報データベースに記憶させる方法としては、適宜の方法を用いることができる。例えば、情報提供者が情報提供者端末装置を用いて入力する方法を用いることができる。
「送信履歴情報」としては、会員に送信される送信情報が当該会員に未送信であるか送信済みであるかを判別することができればよい。例えば、未送信であれば「1」、送信済みであれば「0」にセットされるフラグ情報を用いることができる。勿論、送信日時等を用いることもできる。
「会員アドレス情報」は、会員に送信される送信情報を指示する情報である。会員アドレス情報としては、例えば、会員に送信される送信情報が格納されているメッセージボックスのアドレス情報や会員に送信される送信情報が掲載されているWebサイトのアドレス情報や会員に送信される送信情報が記憶されている記憶装置のアドレス情報を用いることができる。また、間接的にアドレス情報を示す情報、例えば、メッセージボックスやWebサイトのタイトル情報あるいは会員ID等を用いることもできる。この場合には、メッセージボックスやWebサイトのアドレス情報とタイトル情報あるいは会員IDとの対応を記憶させておく必要がある。
「設定数」としては、種々の値を設定することができる。しかしながら、設定数が大きいと、未送信の送信情報の数が設定数以上となるまでに時間がかかり、メールの送信タイミングが遅くなる。また、設定数が小さいと、頻繁にメールが送信されるため、会員である受信者は煩わしさを感じる。このため、設定数を決定する際に、これらを考慮して設定するのが好ましい。例えば、3〜5が設定される。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載の構成を備えている。
請求項2に記載の情報提供装置では、会員情報データベースには、会員に送信される各送信情報の有効期間の終了時期を示す終了時期情報が記憶されている。
そして、送信情報処理手段は、各送信情報に対応する終了時期情報で示される有効期間の終了時期に達すると、当該送信情報を会員情報データベースから削除する。
終了時期情報としては、日や時刻等を用いることができる。
終了時期情報は、会員情報データベースに記憶させてもよいし、他の場所に記憶させてもよい。
なお、終了時期情報が記憶されていない送信情報に関しては、適宜の時期に、適宜の方法で削除される。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載の構成を備えている。
請求項3に記載の情報提供装置では、送信情報を入力可能な情報入力装置を備え、会員情報データベースには、会員識別情報に対応させて受信選択条件が記憶されている。
そして、送信情報処理装置は、情報入力装置から入力された送信情報に該当する受信選択条件を会員情報データベースから検索し、検索した受信選択条件が記憶されている会員識別情報に対応させて、情報入力装置から入力された送信情報を会員情報データベースに記憶させる。
「情報入力装置」としては、情報提供者端末装置や管理装置に接続されている入力装置等を用いることができる。
「送信情報に該当する受信選択条件を検索する」方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、受信選択条件として送信情報を提供した情報提供者(例えば、店舗名)が設定されている場合には、送信情報を提供した情報提供者が、受信選択条件で設定されている情報提供者と一致する受信選択条件を検索する方法を用いる。あるいは、受信選択条件として送信情報の内容(例えば、催し物に関する第1の送信情報やサービスに関する第1の送信情報)や、送信情報を提供した情報提供者の営業内容(例えば、料理の種類や販売品目の種類)等が設定されている場合には、提供された送信情報の内容や送信情報を提供した情報提供者の営業内容等が、受信選択条件で設定されている送信情報の内容や情報提供者の営業内容等と一致する受信選択条件を検索する方法を用いる。
なお、会員識別情報に対応させて受信選択条件が記憶されていない場合には、例えば、入力された第1の送信情報を当該会員識別情報に対応させて記憶させる。
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載の構成を備えている。
請求項4に記載の情報提供装置では、情報入力装置は、送信情報の有効期間の開始時期を示す開始時期情報及び終了時期を示す終了時期情報が入力可能である。
そして、送信情報処理手段は、情報入力装置に送信情報とともに開始時期情報及び終了時期情報が入力された場合には、入力された開始時期情報で示される開始時期に達したことを判別すると、入力された送信情報を会員情報データベースに記憶させ、また、送信情報とともに入力された終了時期情報で示される終了時期に達したことを判別すると、会員情報データベースに記憶させた送信情報を削除する。
開始時期情報や終了時期情報としては、日や時刻等を用いることができる。
情報入力手段に送信情報のみが入力された場合には、開始時期に達しているものとして入力された送信情報を送信情報データベースに記憶させる。
また、本発明の第5発明は、請求項5に記載の構成を備えている。
請求項5に記載の情報提供装置では、会員情報データベースには、会員のメール受信時間が会員識別情報に対応させて記憶されている。
そして、メール送信手段は、会員情報データベースに会員識別情報に対応させて記憶されているメール受信時間であり、かつ、当該会員識別情報で示される会員に未送信の送信情報が存在することを判別した場合に、未送信の送信情報を含むメールを、当該会員識別情報に対応するメールアドレスに送信する。
「メール受信時間」は、会員により設定され、会員がメールの受信を希望する時間である。通常、メール受信時間は、メールの受信によって会員が煩わしさを感じることが少ない時間が設定される。「メール受信時間」としては、メールを受信する時刻を設定してもよいし、メールを受信する時間帯を設定してもよい。
請求項1に記載の情報提供装置では、受信者である会員に送信する各送信情報のうち、当該会員に未送信の送信情報の数が所定数以上になった時に、未送信の送信情報を含むメールを当該会員のメールアドレスに送信するように構成されている。
これにより、メールの受信を報知する報知音の鳴動回数が、複数の送信情報の受信に対して1回となるため、会員は、頻繁に報知音が鳴動することによる煩わしさから解放される。また、会員は、複数の送信情報を1通のメールで受信することができるため、1通のメールの閲読によって複数の送信情報を確認することができる。したがって、会員による送信情報の閲読率を高めることができる。
なお、会員情報データベースを1つのデータベースにより構成する場合には、会員情報や第1の送信情報の読み取りが容易である。一方、会員情報データベースを複数のデータベース、例えば、メールアドレス等の会員情報を記憶する会員情報データベースと、会員に送信される第1の送信情報を記憶する送信情報データベースにより構成する場合には、会員情報や第1の送信情報の修正や変更を個別に行うことができる。
請求項2に記載の情報提供装置を用いれば、有効期間の終了時期に達した送信情報が会員情報データベースから自動的に削除されるため、送信情報の管理が容易である。
請求項3に記載の情報提供装置を用いれば、情報入力手段から入力された送信情報は、当該送信情報の受信を希望する会員に対応させて会員情報データベースに自動的に記憶される。これにより、会員は、興味がある送信情報のみを受信することができ、興味がない送信情報の受信による煩わしさから解放される。
請求項4に記載の情報提供装置を用いれば、情報入力手段から入力された送信情報は、当該送信情報の有効期間の開始時期から終了時期の間会員情報データベースに自動的に記憶されるため、送信情報の管理が容易となる。
請求項5に記載の情報提供装置を用いれば、会員が設定したメール受信時間では、当該会員に送信される送信情報の中に未送信の送信情報が存在することを判別した時に、当該未送信の送信情報を含むメールが当該会員のメールアドレスに送信されるため、会員が受信を希望する送信情報を迅速に送信することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
まず、図1に示す概念図を用いて、本発明の概要を説明する。
図1に示すように、本発明は、情報提供者端末装置、メッセージ処理手段、メッセージボックス、メール送信手段、会員端末装置等を備えている。
情報提供者端末装置は、情報提供者1〜情報提供者5等に設けられたパソコン等が用いられ、各情報提供者が提供する広告情報や案内情報等の送信情報や有効期間情報(開始時期情報や終了時期情報により構成される)等を入力する情報入力手段として用いられる。
メッセージ処理手段は、情報提供者端末装置から送信情報や有効期間情報等が入力されると、入力された有効期間情報に含まれている開始時期情報で示される開始時期に達しているか否かを判別する。そして、開始時期に達していることを判別した時点で、入力された送信情報をメッセージボックスに記憶させる。有効期間情報に開始時期情報が含まれていなかった場合や有効期間情報が入力されなかった場合等には、直ちに記憶させる。
ここで、メッセージボックスは、各会員(受信者)に対応させて設けられており、メッセージ処理手段は、送信情報をメッセージボックスに記憶させる際、当該送信情報の受信を希望する会員に対応するメッセージボックスに当該送信情報を記憶させる。なお、各メッセージボックスには、メッセージボックスに対応する会員アドレス情報が、メッセージボックスを識別するためのメッセージボックス識別情報として付与されている。会員アドレス情報としては、例えば、メッセージボックスに記憶されている送信情報等が掲載されているWebサイトのアドレス情報や、メッセージボックスの記憶番地等が用いられる。これらのアドレス情報や記憶番地を間接的に示す情報を用いることもできる。
送信情報の受信を希望する会員を判別する方法としては、例えば、会員が設定した受信選択条件にその送信情報が該当するか否かによって判別する方法を用いる。例えば、送信情報を提供した情報提供者が、会員が受信選択条件に設定している情報提供者と一致しているか否かを判別する。あるいは、送信情報の内容や送信情報を提供した情報提供者の営業内容が、会員が受信選択条件に設定している送信情報の内容や送信情報を提供した情報提供者の営業内容に一致しているか否かによって判別する。
図1では、会員1が、情報提供者1、情報提供者3及び情報提供者4が提供した送信情報の受信を希望することを受信選択条件として設定しているため、情報提供者1、情報提供者3、情報提供者4が提供した送信情報が会員1に対応するメッセージボックスに記憶されている。(図1の処理(1)参照)
メール送信手段は、各会員に対応するメッセージボックスに記憶されている送信情報の中で、各会員に未送信の送信情報の数を判別する。そして、未送信の送信情報の数が設定数(例えば、「3」)に達すると、未送信の送信情報と、当該メッセージボックスに対応する会員アドレス情報を含むメールを、当該メッセージボックスに対応する会員のメールアドレスに送信する。
図1では、会員1に対応するメッセージボックスには、情報提供者1、情報提供者3及び情報提供者4が提供した送信情報が未送信の状態で記憶されている。これにより、会員1に対応するメッセージボックスに記憶されている送信情報の中の、未送信の送信情報の数が[3]、すなわち、設定数以上であるため、未送信である情報提供者1、情報提供者3及び情報提供者4が提供した送信情報と会員1のメッセージボックスに対応する会員アドレス情報を含むメールを、当該メッセージボックスに対応する会員1のメールアドレスに送信する。(図1の処理(2)参照)
この時、メール送信手段は、メールを会員に送信したことを示すメール送信情報をメッセージ処理手段に送信する。図1の場合、会員1に対応するメッセージボックスに記憶されている未送信の送信情報を含むメールを会員1に送信したことを示すメール送信情報をメッセージ処理手段に送信する。(図1の処理(3)参照)
メッセージ処理手段は、メール送信手段からメッセージ送信情報を受信すると、メッセージ送信情報で示されている会員(この場合、会員1)に対応するメッセージボックスに記憶されている未送信の送信情報(この場合、情報提供者1、情報提供者3及び情報提供者4が提供した送信情報)を送信済みとする。(図1の処理(4)参照)
メール送信手段から送信されたメールは、各会員のメールアドレスが設定されている情報受信手段で受信される。情報受信手段としては、例えば、各会員が所有する携帯電話機やパソコン等の会員端末装置が用いられる。
会員端末装置は、メール受信時に報知音を鳴動させる報知モードが設定されている場合には、メール送信手段から送信されたメールを受信すると報知音を鳴動する。これにより、会員は、会員端末装置でメールを受信したことを確認する。
会員が、受信したメールの表示を会員端末装置に指示すると、会員端末装置は、受信したメールに含まれている送信情報と会員アドレス情報を表示手段に表示する。
図1では、会員1の会員端末装置の表示手段に、受信したメールに含まれている、未送信の送信情報である情報提供者1、情報提供者3及び情報提供者4が提供した送信情報と、会員1のメッセージボックスに対応する会員アドレス情報が表示される。
会員が、会員端末装置の表示手段に表示されている会員アドレス情報を選択すると、会員端末装置は、選択された会員アドレス情報を含む送信情報送信要求信号をメッセージ処理手段に送信する(メッセージボックスにアクセスする)。
図1では、会員1の会員端末装置から、会員1のメッセージボックスに対応する会員アドレス情報がメッセージ処理手段に送信される。(図1の処理(5)参照)
メッセージ処理手段は、会員端末装置から送信情報送信要求信号を受信すると、受信した送信情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報で示されるメッセージボックスに記憶されている送信情報を、送信情報送信要求信号を送信した会員端末装置に送信する。会員端末装置は、メッセージ処理手段から送信された送信情報を受信すると、受信した送信情報を表示手段に表示する。
図1では、メッセージ処理手段は、会員1の会員端末装置から送信された送信情報送信要求信号を受信すると、送信情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報で示される、会員1に対応するメッセージボックスに記憶されている情報提供者1、情報提供者3及び情報提供者4から提供された送信情報を会員1の会員端末装置に送信する。(図1の処理(6)参照)
そして、会員1の会員端末装置の表示手段に、メッセージ処理手段から送信された、会員1に対応するメッセージボックスに記憶されている情報提供者1、情報提供者3及び情報提供者4から提供された送信情報が表示される。
この時、会員1に対応するメッセージボックスに記憶されている全ての送信情報、すなわち、未送信の送信情報及び送信済みの送信情報が送信される。
なお、会員アドレス情報の入力方法は、表示手段に表示されている会員アドレス情報を選択する方法に限定されず、会員端末装置に設けられている入力キー等を用いて入力する方法を用いることもできる。
メッセージ処理手段は、各会員に対応するメッセージボックスに記憶されている、各会員に送信される送信情報に対応する有効期間情報に含まれている終了時期情報で示される終了時期に達しているか否かを判別する。そして、終了期間情報で示される終了時期に達していることを判別すると、終了時期に達した送信情報を各会員のメッセージボックスから削除する。(図1の処理(4)参照)
有効期間情報が入力されていない場合あるいは有効期間情報に終了時期情報が含まれていない場合には、適宜の時期に適宜の方法で削除される。
なお、会員がメールの受信を希望するメール受信時間を設定している場合には、メール送信手段は、会員が設定したメール受信時間においても未送信の送信情報を含むメールを会員のメールアドレスに送信する。
すなわち、メール送信手段は、会員が設定しているメール受信時間であるか否かを判別する。会員が設定しているメール受信時間であることを判別した場合には、当該メール受信時間を設定している会員に対応するメッセージボックスに未送信の送信情報が記憶されているか否か(存在するか否か)を判別する。そして、未送信のメッセージが記憶されていることを判別した場合には、未送信の送信情報と、当該会員のメッセージボックスに対応する会員アドレス情報を含むメールを、当該会員のメールアドレスに送信する。(図1の処理(2)参照)
この場合も、メッセージ処理手段は、メール送信手段が未送信の送信情報を含むメールをメールアドレスに送信すると、メールアドレスを有する会員に対応するメッセージボックスに記憶されている、送信したメールに含まれている未送信の送信情報を送信済みとする。
すなわち、メール送信手段は、未送信の送信情報を含むメールを会員1のメールアドレスに送信したことを示すメール送信情報をメッセージ処理手段に送信する。(図1のステップ(3)参照)
そして、メッセージ処理手段は、メール送信手段から受信したメッセージ送信情報で示されている会員1に対応するメッセージボックスに記憶されている未送信の送信情報を、送信済みとする。
次に、本発明を実施するための一実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の一実施の形態の概略構成図を図2に示す。
本実施の形態は、情報提供者から提供される広告情報と案内情報(例えば、広告情報の概要)のうち、案内情報を送信情報として用いている。そして、会員(受信者)が受信を希望する案内情報のうち、当該会員に未送信の案内情報の数が設定数以上になると、未送信の案内情報と当該会員に対応する会員アドレス情報(例えば、当該会員に送信される案内情報が記憶されているメッセージボックスのアドレス情報や当該会員に送信される案内情報か掲載されているWebサイトのアドレス情報)を含むメール(「案内メール」という)が、当該会員のメールアドレスに送信される。また、情報受信端末装置(例えば、会員端末装置)から会員アドレス情報を含む案内情報送信要求信号を受信すると、案内情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報で示される(会員アドレス情報で示されるWebサイトに掲載されている、あるいは、会員アドレス情報で示されるメッセージボックスに記憶されている)案内情報と当該案内情報に対応する広告情報アドレス情報が会員端末装置に送信されて表示手段に表示される。
本実施の形態は、図2に示すように、管理装置10、記憶装置11、会員端末装置20a、20b、情報提供者端末装置30a、通信管理装置22a、22b、32a等により構成されている。管理装置10、通信管理装置22a、22b、32a等は、インターネット等の通信回線40により接続されている。
図2に示されている会員端末装置20aは、会員ID[K001]を有する会員が所有する携帯電話機であり、管理装置10との間の通信は、通信回線40、会員端末装置20aの通信を管理している通信管理装置22a及び基地局21aを介して行われる。会員端末装置20bは、会員ID[K002]を有する会員が所有するパソコンであり、管理装置10との間の通信は、通信回線40、会員端末装置20bの通信を管理している通信管理装置22bを介して行われる。情報提供者端末装置30aは、情報提供者ID[T001]を有する情報提供者が所有するパソコンであり、管理装置10との間の通信は、通信回線40、情報提供者端末装置30aの通信を管理している通信管理装置32aを介して行われる。
会員端末装置20a、20bは、メール、案内メール、案内情報や広告情報等を受信可能な受信手段と、受信手段で受信した案内メール、案内情報や広告情報等を表示可能な表示手段、入力キー等の入力手段、会員アドレス情報、広告情報アドレス情報や会員識別情報等を送信可能な送信手段と有している。
また、情報提供者端末装置30aも、受信手段、表示手段、入力手段や送信手段等を有している。
なお、図2では、記憶装置11を管理装置10に接続しているが、記憶装置11は、管理装置10がアクセス可能に設けられていればよく、通信回線40に接続されていてもよい。
管理装置10は、広告情報処理手段10a、案内情報処理手段10b、メール送信手段10cを有している。
広告情報処理手段10aは、情報提供者端末装置30a(情報入力装置)から送信された広告情報等を広告情報データベース11bに記憶させあるいは削除する処理(広告情報管理処理)や、会員端末装置20a、20b等(情報受信端末装置)から送信された広告情報送信要求信号の受信に応答して会員端末装置20a、20b等(情報受信端末装置)に広告情報等を送信する処理(広告情報送信処理)等を実行する。
案内情報処理手段10bは、情報提供者端末装置30a等(情報入力装置)から広告情報とともに送信された案内情報等を案内情報データベース11cに記憶させあるいは削除する処理や各会員に送信される案内情報の送信履歴情報を管理する処理(案内情報管理処理)、会員端末装置20a、20b等(情報受信端末装置)からの案内情報送信要求信号の受信に応答して会員端末装置20a、20b等(情報受信端末装置)に案内情報等を送信する処理(案内情報送信処理)等を実行する。
メール送信手段10cは、案内情報データベース11cに記憶されている未送信の案内情報や送信済みの案内情報と会員アドレス情報を含むメール(案内メール)を送信する処理(案内メール送信処理)等を実行する。
管理装置10(したがって、広告情報処理手段10a、案内情報処理手段10b、メール送信手段10c)がアクセス可能な記憶装置11には、会員情報データベース11a、広告情報データベース11b、案内情報データベース11cが設けられている。
なお、会員情報データベース11a、広告情報データベース11b、案内情報データベース11cは、共通の記憶装置に設けてもよいし、別々の記憶装置に設けてもよい。
本実施の形態では、メール送信手段10cが本発明の「メール送信手段」に対応し、広告情報処理手段10a及び案内情報処理手段10bが本発明の「送信情報処理手段」に対応し、広告情報処理手段10a、案内情報処理手段10b及びメール送信手段10cにより構成される管理装置10が本発明の「管理装置」に対応し、記憶装置11が本発明の「記憶装置」に対応し、会員端末装置20a、20bが本発明の「情報受信端末装置」に対応し、情報提供者端末装置30aが本発明の「情報入力装置」に対応する。
また、会員情報データベース11a及び案内情報データベース11cにより構成されるデータベースが本発明の「会員情報データベース」に対応し、広告情報データベース11cが本発明の「送信情報データベース」に対応する。
さらに、案内情報が本発明の「第1の送信情報」に対応し、広告情報が本発明の「第2の送信情報」に対応し、案内情報送信要求信号及び広告情報送信要求信号が本発明の「送信情報送信要求信号」に対応する。
会員情報データベース11aの1例を図3に示す。
図3に示す会員情報データベースには、管理装置10から提供される案内情報や広告情報等の受信を希望する会員(受信者)の会員情報が、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶されている。図3に示す会員情報データベースでは、会員識別情報として会員ID(a1)が用いられている。
図3に示す会員情報データベースでは、会員情報として、氏名(a2)、メールの送信先を示すメールアドレス(a3)、生年月日(a4)、職業(a5)、性別(a6)、住所(a7)、メールの受信を希望する受信時間を示すメール受信時間(a8)、受信を希望する情報を指定するための受信選択条件(a9)等が用いられている。
例えば、会員ID[K001]で示される会員は、氏名が[aaaa]、メールアドレスが[aaaa@AA.ne.jp]、生年月日が[1985/02/17]、職業が[学生]、性別が[男]、メール受信時間が[9:00−12:00]等であることが記憶されている。
受信選択条件(a9)としては、案内情報や広告情報等を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報(例えば、店舗名や店舗コード等)、案内情報や広告情報の内容(例えば、催し物、割引サービス等)あるいは案内情報や広告情報を提供した情報提供者の営業内容(例えば、和食料理、イタリア料理、書籍販売等)を示す選択情報を用いることができる。選択情報としては、用語やコードを用いることができる。
なお、会員識別情報としては、会員IDに限定されず、会員のメールアドレスや氏名等を用いることもできる。
広告情報データベースの1例を図4に示す。
図4に示す広告情報データベースには、情報提供者が提供する広告情報(b7)と、広告情報に関連する関連情報が、広告情報を示す情報識別情報に対応させて記憶されている。図4に示す広告情報データベースでは、情報識別情報として情報ID(b1)が用いられている。
図4に示す広告情報データベースでは、広告情報に関連する関連情報として、広告情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報(図4では、情報提供者ID)(b2)、広告情報のタイトル(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのタイトル)(b3)、広告情報を指示するための広告情報アドレス情報(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページのアドレス情報)(b4)、案内情報や広告情報を送信する会員(送信先)を指定するための送信先選択条件(b5)、案内情報や広告情報の有効期間情報(b6)、広告情報の概要等に関する案内情報(b8)、受信選択条件(a9)に用いられる選択情報(b9)等が用いられている。選択情報(b9)としては、広告情報や案内情報の内容(例えば、催し物や割引サービス)、広告情報や案内情報を提供した情報提供者の営業内容(例えば、料理の種類や販売品目の種類)を示す用語やコードが用いられる。有効期間情報は、通常、開始時期を示す開始時期情報と終了時期を示す終了時期情報により構成される。勿論、開始時期情報あるいは終了時期情報のみにより構成される場合もある。
例えば、情報ID[P001]で示される広告情報[T001A]は、情報提供者ID[T001]で示される情報提供者から提供され、タイトルが[とんかつ○○亭]でホームページアドレス情報が[http://www.p001]であるWebサイトに掲載されており、有効期間が[2004.6.1〜2004.6.30]であり、案内情報が[T001a]であることが等が記憶されている。通常、広告情報のタイトルとしては店舗名が用いられる。
送信先選択条件としては、会員情報データベース11aに記憶されている会員情報を用いることができる。
なお、情報識別情報としては、情報IDに限定されず、広告情報が掲載されているWebサイトのタイトルや広告情報アドレス情報等を用いることもできる。あるいは、情報識別情報として情報提供者IDを用いることもできる。この場合には、情報提供者は、広告情報、案内情報や有効期間(広告情報や案内情報の内容によっては、送信先選択条件や選択情報も)のみを変更するだけでよく、広告情報変更時の処理が容易である。
案内情報データベースの1例を図5に示す。
図5に示す案内情報データベースには、情報提供者が広告情報とともに提供する案内情報(c4)(図4に示す広告情報データベースの案内情報(b8)と同じ情報)と、案内情報に関連する関連情報が、会員に送信される案内情報を指示するための会員アドレス情報(c1)に対応させて記憶されている。図5に示す案内情報データベースでは、会員アドレス情報として、会員に送信され案内情報を掲載しているWebサイトのアドレス情報が用いられている。これ以外にも、会員アドレス情報として、会員に送信される案内情報を記憶しているメッセージボックスのアドレス情報を用いることができる。
図5に示す案内情報データベースでは、案内情報(c4)に関連する関連情報として、会員アドレス情報で指示される案内情報が送信される会員(会員アドレス情報に対応する会員)を示す会員識別情報(図5では、会員ID)(c2)、案内情報に関連する(案内情報に対応する)広告情報を示す広告情報識別情報(図5では、広告情報アドレス情報)(c5)、会員に送信される案内情報が当該会員に未送信であるか送信済みであるかを示す送信履歴情報(c3)が用いられている。本実施の形態では、送信履歴情報(c3)としては、送信情報が未送信であることを示す[1]と、送信済みであることを示す[0]が設定可能なフラグ情報が用いられている。送信履歴情報としては、これ以外にも、送信情報を送信した送信時刻を示す送信時刻情報等を用いることもできる。
例えば、会員アドレス情報[http://www.g001]で示されるWebサイトには、会員ID[K001]で示される会員に送信される案内情報として、送信済みである(送信履歴情報が[0]である)案内情報[T001a]と、未送信である(送信履歴情報が[1]である)案内情報[T002a]、[T003a]及び[T004a]が記憶されているとともに、各案内情報[T001a]、[T002a]、[T003a]及び[T004a]に関連する広告情報が掲載されているWebサイトの広告情報アドレス情報がそれぞれ[http://www.p001]、[http://www.p002]、[http://www.p003]及び[http://www.p004]であることが記憶されている。
なお、会員アドレス情報としては、会員識別情報(例えば、会員ID)を用いることもできる。
案内情報データベース11cは、図1に示したメッセージボックスに対応し、会員アドレス情報は、各会員に対応して設けられたメッセージボックスのメッセージボックス識別情報に対応し、会員アドレス情報に対応させて記憶されている案内情報は、各会員に対応して設けられたメッセージボックスに記憶(格納)されている送信情報に対応する。
ここで、案内情報データベース11cは、会員アドレス情報、会員に送信される案内情報、各案内情報の送信履歴情報、各案内情報に対応する広告情報アドレス情報を、会員の会員識別情報である会員IDに対応させて記憶している。また、会員情報データベース11aも、会員情報を会員識別情報である会員IDに対応させて記憶している。したがって、案内情報データベース11cと会員情報データベース11aにより、会員情報データベースが構成されている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。なお、以下では、会員情報データベース11aに会員情報が記憶されているものとする。
情報提供者は、提供する広告情報や案内情報等を入力する。広告情報や案内情報等を入力する方法としては、情報提供者が情報提供者端末装置30aを用いて入力する方法や、情報提供サービス会社の担当者が管理装置10に接続されている入力装置を用いて入力する方法等を用いることができる。情報提供者端末装置や入力端末装置が、本発明の「情報入力装置」に対応する。
この時、広告情報や案内情報の有効期間を設定する場合には、有効期間の開始時期を示す開始時期情報や終了時期を示す終了時期情報を入力する。なお、開始時期情報あるいは終了時期情報のみを入力することもできる。
また、案内情報や広告情報を送信する会員を指定する場合には、送信先選択条件情報を入力する。例えば、住所、生年月日、性別等の会員情報を用いて送信先選択条件を入力する。送信先選択条件が入力されない場合には、全会員が指定されたものとする。
情報提供者ID、タイトル、広告情報アドレス情報、選択情報等は、情報入力装置から入力してもよいし、記憶装置11に記憶させておいてよい。
管理装置10の広告情報処理手段10aは、情報入力装置(例えば、情報提供者端末装置)に入力された広告情報や案内情報等を広告情報データベース11bに記憶させる。
ここで、広告情報や案内情報とともに、開始時期情報を含む有効期間情報が入力された場合には、開始時期情報で示される開始時期に達しているか否かを判別する。そして、開始時期に達していることを判別した時点で、広告情報や案内情報等とともに有効期間情報を広告情報データベース11aに記憶させる。開始時期情報を含む有効期間情報が入力されなかった場合あるいは有効期間情報が入力されなかった場合には、広告情報や案内情報等を直ちに広告情報データベース11bに記憶させる。
以上により、広告情報データベース11bに広告情報や案内情報等が記憶あるいは削除される。
また、広告情報や案内情報とともに、終了時期情報を含む有効期間情報が入力された場合には、終了時期情報で示される終了時期に達しているか否かを判別する。そして、終了時期に達していることを判別した場合には、広告情報データベース11bに記憶されている、該当する広告情報や案内情報等を削除する。
なお、有効期間情報は、広告情報処理手段10aや案内情報処理手段10bが認識できる場所に記憶されていればよく、広告情報データベース11b以外の場所に記憶させてもよい。
また、広告情報や案内情報とともに有効期間情報を広告情報データベース11bに記憶させ、有効期間情報に含まれている開始時期情報で示される開始時期から終了時期情報で示される終了時期までの間だけ広告情報や案内情報の送信を許可するように構成することもできる。
以上の広告情報等を広告情報データベース11bに記憶させあるいは削除する広告情報管理処理は、広告情報処理手段10aによって実行される。
管理装置10の案内情報処理手段10bは、情報入力装置に入力された案内情報等を案内情報データベース11cに記憶させる。案内情報の案内情報データベース11cへの記憶は、情報入力装置に入力された情報に基づいて、あるいは、広告情報データベース11bに記憶されている情報に基づいて実行される。
この時、案内情報とともに開始時期情報を含む有効期間情報が入力された場合には、広告情報を広告情報データベースに11bに記憶させる場合と同様に、有効期間情報に含まれている開始時期情報で示される開始時期に達しているか否かを判別する。そして、開始時期に達していることを判別した時点で、案内情報(c4)等を案内情報データベース11cに記憶させる。
ここで、案内情報は、案内情報を送信する会員に対応させて案内情報データベース11cに記憶させる。すなわち、会員に送信される送信情報を記憶するメッセージボックスあるいは会員に送信される送信情報を掲載しているWebサイトのアドレス情報を示す会員アドレス情報(c1)に対応させて、案内情報(c4)を案内情報データベース11cに記憶させる。
案内情報を、案内情報を送信する会員に対応させて案内情報データベース11cに記憶させる方法としては、例えば、案内情報に該当する受信選択条件を会員情報データベースから検索し、検索した受信選択条件が記憶されている会員IDが記憶されている会員アドレス情報(c1)に対応させて(言い換えれば、検索した受信選択条件を設定している会員の会員IDに対応させて)、案内情報を案内情報データベース11cに記憶させる方法を用いる。すなわち、案内情報の受信を希望する会員の会員IDに対応させて、案内情報を記憶させる。
「案内情報に該当する受信選択条件を会員情報データベースから検索する」方法としては、案内情報を提供した情報提供者、案内情報(案内情報に対応する広告情報)の内容、案内情報を提供した情報提供者の営業内容報が、会員情報データベースに記憶されている、会員が設定した受信選択条件に該当するか否かによって判別する方法を用いる。
例えば、案内情報を提供した情報提供者名あるいは情報提供者IDが、受信選択条件に設定されている情報提供者名あるいは情報提供者IDと一致している受信選択条件を検索する方法を用いる。情報提供者名や情報提供者IDは、広告情報データベースに案内情報や広告情報に対応させて記憶されている情報提供者名や情報提供者ID(図4に示すタイトル(b3)や情報提供者ID(b2))を用いることができる。案内情報に含まれている情報提供者名を用いることもできる。
あるいは、案内情報の内容(例えば、催し物に関する内容、割引サービスに関する内容)や案内情報を提供した情報提供者の営業内容報(例えば、料理の種類や販売品目の種類)が、受信選択条件に設定されている案内情報の内容や案内情報を提供した情報提供者の営業内容と一致している受信選択条件を検索する方法を用いる。案内情報の内容や案内情報を提供した情報提供者の営業内容は、広告情報データベースに案内情報や広告情報に対応させて記憶されている選択情報(図4に示す選択情報(b9))を用いることができる。選択情報には、広告情報や案内情報の内容あるいは広告情報や案内情報を提供した情報提供者の営業内容を示す用語やコードが設定されている。選択情報は、情報入力装置から広告情報や案内情報とともに入力されて広告情報や案内情報に対応させて記憶され、あるいは、情報提供者に対応させて予め記憶されている。
さらに、案内情報に含まれている用語(キーワード)が、受信選択条件に設定されている用語と一致する受信選択条件を検索する方法を用いることもでいる。
なお、会員IDに対応させて受信選択条件が設定されていない場合には、当該IDで示される会員は全ての案内情報の受信を希望しているものと判別し、全ての案内情報を、当該会員の会員IDに対応する会員アドレス情報に対応させて案内情報データベース11cに記憶させる。
また、情報提供者が送信先選択条件(b5)を設定している場合には、送信先選択条件に該当する会員(例えば、送信先選択条件に設定されている遊技情報が会員情報データベース11aに記憶されている会員)の中から、案内情報を送信する会員を判別する。
この時、案内情報に関連する広告情報を示す広告情報識別情報(本実施の形態では、広告情報アドレス情報)(c5)を案内情報(c4)に対応させて記憶させる。
以上により、案内情報データベース11cに案内情報等が記憶される。
さらに、案内情報データベース11cには、案内情報(c4)に対応させて、当該案内情報が当該案内情報を送信する会員(案内情報が記憶されている会員アドレス情報に対応する会員IDで示される会員)に未送信であるか送信済みであるかを示す送信履歴情報(c3)を記憶させる。
送信履歴情報(c3)は、案内情報を案内情報データベース11cに記憶させた時には未送信を示す[1]に設定される。そして、当該案内情報を含む案内メールがメール送信手段10cから送信された場合、あるいは、会員端末装置20a、20b(情報受信端末装置)からの案内情報送信要求信号の受信に応答して当該案内情報を会員端末装置20a、20bに送信した場合に、当該案内情報の送信履歴情報(c3)は、送信済みであることを示す[0]に設定される(書き替えられる)。
さらに、情報入力手段から案内情報とともに終了時期情報を含む有効期間情報が入力された場合には、終了時期情報で示される終了時期に達しているか否かを判別する。そして、終了時期に達していることを判別した時点で、終了時期に達した送信情報を案内情報データベース11cから削除する。
以上のようにして、案内情報等が案内情報データベース11cに記憶されあるいは削除される。
以上の、案内情報データベース11cに案内情報等を記憶させあるいは削除する案内情報管理処理や、案内情報に対応する送信履歴情報を記憶させあるいは書き替える送信履歴情報管理処理は、案内情報処理手段10bによって実行される。
メール送信手段10cは、案内情報データベース11cに、会員アドレス情報に対応させて記憶されている案内情報の中から、送信履歴情報が未送信を示す[1]である案内情報(以下、「未送信の案内情報)という)の数を判別し、未送信の案内情報の数が設定数(例えば、[3])以上であるか否かを判別する。
会員アドレス情報に対応する未送信の案内情報の数が設定数以上になったことを判別すると、未送信の案内情報と、当該未送信の案内情報に対応する会員アドレス情報及び会員IDを案内情報データベース11cから読み出す。また、読み出した会員IDに対応するメールアドレスを会員情報データベース11aから読み出す。そして、読み出した未送信の案内情報と会員アドレス情報を含むメール(「案内メール」という)を、読み出したメールアドレスに送信する。
図5に示す案内情報データベースでは、会員ID[K001]に対応する会員アドレス情報[http://www.g001]に対応させて、送信済みの(送信履歴情報が[0]である)案内情報[T001a]と未送信の(送信履歴情報が[1]である)案内情報[T002a]、[T003a]及び[T004a]が記憶されている。ここで、会員アドレス情報[http://www.g001]に対応する未送信の案内情報の数[3]が所定数[3]以上であるため、メール送信手段10cは、未送信の案内情報[T002a]、[T003a]及び[T004a]と当該未送信の案内情報に対応する会員アドレス情報[http://www.g001]を含む案内メールを、会員アドレス情報[http://www.g001]に対応する会員ID[K001]のメールアドレス[aaaa@AA.ne.jp]に送信する。
以上の、案内メールを送信する案内メール送信処理は、メール送信手段10cによって実行される。
なお、メール送信手段10cから案内メールがメールアドレスに送信されると、案内情報処理手段10bは、案内メールに含まれている会員アドレス情報に対応させて記憶されている、案内メールに含まれている送信情報の送信履歴情報を送信済みに書き替える(未送信の送信情報を送信済みの送信情報とする)。
例えば、メール送信手段10cから、会員アドレス情報[http://www.g001]に対応させて記憶されている未送信の案内情報[T002a]、[T003a]及び[T004a]と会員アドレス情報[http://www.g001]を含む案内メールが、会員アドレス情報[http://www.g001]に対応する会員ID[K001]で示される会員のメールアドレス[aaaa@AA.ne.jp]に送信された場合、会員アドレス情報[http://www.g001]に対応させて案内情報データベース11cに記憶されている案内情報[T002a]、[T003a]及び[T004a]に対応する送信履歴情報を、未送信を示す[1]から送信済みを示す[0]に書き替える。
以上の、案内情報に対応する送信履歴情報を書き替える送信履歴情報管理処理は、案内情報処理手段10bによって実行される。
いま、送受信端末装置である会員端末装置20aに、会員ID[K001]のメールアドレス[aaaa@AA.ne.jp]が設定されているものとすると、会員端末装置20aは、メール送信手段10cからメールアドレス[aaaa@AA.ne.jp]宛に送信された案内メールを受信する。ここで、会員端末装置20aのメール受信時の報知モードとして報知音を鳴動させる報知モードが設定されている場合には、会員端末装置20aは、案内メールを受信すると報知音を鳴動させる。
会員が、受信した案内メールの閲読を会員端末装置20aに指示すると、会員端末装置20aの表示手段に案内メール受信画面が表示される。
案内メール受信画面の1例を図6に示す。
図6に示す案内メール受信画面では、案内メールに含まれている会員アドレス情報[http://www.g001]と、未送信の案内情報[T002a]、[T003a]及び[T004a]が表示されている。
以上の、案内メールを送信する案内メール送信処理は、メール送信手段10cによって実行される。
会員は、案内情報について詳しく知りたい場合には、会員端末装置に自己に対応する会員アドレス情報を入力して送信を指示する。
例えば、会員端末装置20aの表示手段に図6に示す案内メール受信画面が表示されている状態で、会員アドレス情報[http://www.g001]を選択する。これにより、会員端末装置20aは、選択された会員アドレス情報[http://www.g001]を含む案内情報送信要求信号を管理装置10に送信する。
管理装置10の案内情報処理手段10bは、会員端末装置20a、20bから送信された案内情報送信要求信号を受信すると、受信した案内情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報に対応する案内情報と広告情報アドレス情報を案内情報データベース11cから読み出す。そして、読み出した案内情報と広告情報アドレス情報を、案内情報送信要求信号を送信した会員端末装置20a、20bに送信する。
例えば、案内情報処理手段10bは、会員端末装置20aから送信された会員アドレス情報[http://www.g001]を含む案内情報送信要求信号を受信すると、受信した案内情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報[http://www.g001]に対応させて案内情報データベース11cに記憶されている案内情報[T001a]、[T002a]、[T003a]及び[T004a]と、各案内情報に関連する広告情報アドレス情報[http://www.p001]、[http://www.p002]、[http://www.p003]及び[http://www.p004]を読み出して(図5参照)、案内情報送信要求信号を送信した会員端末装置20aに送信する。
会員端末装置20a、20bは、案内情報処理手段10bから送信された案内情報と広告情報アドレス情報を受信すると、表示手段に案内情報受信画面を表示する。
案内情報受信画面の1例を図7に示す。
図7に示す案内情報表示画面では、会員アドレス情報[http://www.g001]と、案内情報[T001a]、[T002a]、[T003a]及び[T004a]と、各案内情報に関連する広告情報アドレス情報[http://www.p001]、[http://www.p002]、[http://www.p003]及び[http://www.p004]が表示されている。
この時、図7に示すように、未送信の案内情報を送信済みの案内情報の前に表示するのが好ましい。また、未送信の案内情報には、初めての送信であること(新着の案内情報であること)を示す新着表示情報を表示するのが好ましい。例えば、案内情報あるいは広告情報アドレス情報に[新]を表示する。
以上の、会員端末装置からの会員アドレス情報を含む案内情報送信要求信号の受信に応答して案内情報を送信する案内情報送信処理は、案内情報処理手段10bによって実行される。
会員は、案内情報で表示されている催し物やサービス等に関して詳しく知りたい場合には、すなわち、案内情報に関連する広告情報を見たい場合には、会員端末装置に広告情報アドレス情報を入力して送信を指示する。例えば、会員端末装置20a、20bの表示手段に案内情報受信画面が表示されている状態で、案内情報に対応する広告情報アドレス情報を選択する。
例えば、会員端末装置20aの表示手段に図7に示す案内情報受信画面が表示されている状態で、案内情報[T002a]に関連する広告情報アドレス情報[http://www.p002]を選択する。これにより、会員端末装置20aは、選択された広告情報アドレス情報[http://www.p002]を含む広告情報送信要求信号を管理装置10に送信する。
管理装置10の広告情報処理手段10aは、会員端末装置20a、20bから送信された広告情報アドレス情報を含む広告情報送信要求信号を受信すると、受信した広告情報送信要求信号に含まれている広告情報アドレス情報に対応する広告情報を広告情報データベース11bから読み出し、読み出した広告情報を、広告情報送信要求信号を送信した海員端末装置20a、20bに送信する。
以上の、会員端末装置からの広告情報送信要求信号の受信に応答して、広告情報送信要求信号に含まれている広告情報アドレス情報で示される広告情報を会員端末装置に送信する広告情報送信処理は、広告情報処理手段10aによって実行される。
例えば、広告情報処理手段10aは、会員端末装置20aから送信された広告情報アドレス情報[http://www.p002]を含む広告情報送信要求信号を受信すると、受信した広告情報送信要求信号に含まれている広告情報アドレス情報[http://www.p002]に対応して広告情報データベース11bに記憶されている広告情報を読み出し、広告情報送信要求信号を送信した会員端末装置20aに送信する。
会員端末装置20a、20bは、広告情報処理手段10aから送信された広告情報を受信すると、表示手段に広告情報受信画面を表示する。
例えば、端末装置20aの表示手段に図7に示す案内情報受信画面が表示されている状態において、広告情報アドレス情報[http://www.p002]、[http://www.p003]、[http://www.p004]が選択された場合の広告情報表示画面の例をそれぞれ図8、図9、図10に示す。
図8に示す広告情報受信画面には、[○○○デパート]の催し物に関する広告情報(催し物の内容、期間、場所等)が表示されている。図9に示す広告情報受信画面には、[イタリア料理○○○]のサービス内容に関する広告情報(サービスメニュー、サービス品、サービス期間等)が表示されている。図10に示す広告情報受信画面には、[とんかつ○○○亭]のクーポンによる割引に関する広告情報(クーポンの内容、有効期間、条件等)が表示されている。
以上の、会員端末装置からの広告情報アドレス情報を含む広告情報送信要求信号の受信に応答して広告情報を送信する広告情報送信処理は、広告情報処理手段10aによって実行される。
なお、未送信の案内情報の数が設定数以上になった時以外にも、未送信の案内情報を含む案内メールを送信することができる。
例えば、会員情報データベース11aに、メールの受信を希望するメール受信時間が会員IDに対応させて記憶されている場合には、メール受信時間にも未送信の案内情報を含む案内メールを送信する。
通常、会員は、受信したメールを直ちに閲読することができる時間をメール受信時間として設定することが多い。したがって、会員が設定したメール受信時間であれば、会員は、メールを頻繁に受信しても煩わしさを感じることが少ない。
このため、会員が設定したメール受信時間では、未送信の案内情報の数が設定数以上になる前に案内メールを送信することができる。
本実施の形態では、会員が設定したメール受信時間では、未送信の案内情報が存在することを判別すると、未送信の案内情報を含む案内メールを送信する。
すなわち、メール送信手段10cは、会員情報データベース11aに会員IDに対応させて記憶されているメール受信時間(a8)であるか否かを判別する。メール受信時間でない場合には、前述したように、未送信の案内情報の数が設定数以上であることを判別した時に、未送信の案内情報を含む案内メールを送信する。
一方、メール受信時間であれば、当該会員IDに対応させて、すなわち、当該会員IDが記憶されている会員アドレス情報に対応させて案内情報データベース11cに記憶されている案内情報の中に未送信の案内情報が存在するか否かを判別する。未送信の案内情報が存在することを判別した場合には、未送信の案内情報と当該未送信の案内情報に対応する会員アドレス情報及び会員IDを案内情報データベース11cから読み出すとともに、読み出した会員IDに対応するメールアドレスを会員情報データベース11aから読み出す。そして、読み出した未送信の案内情報と会員アドレス情報を含む案内メールを、読み出したメールアドレス宛に送信する。
以上の、会員が設定したメール受信時間に未送信の案内情報を含む案内メールを送信する案内メール送信処理は、メール送信手段10cによって実行される。
このような構成を用いることにより、会員が設定したメール受信時間では、未送信の案内情報を、当該案内情報の受信を希望する会員に迅速に送信することができる。
また、会員は、未送信の案内情報と会員アドレス情報を含む案内メールを受信した時だけでなく、任意の時期に案内情報を閲読することができる。すなわち、会員アドレス情報を会員端末装置に入力する方法として、会員端末装置に設けられている入力キー等を用いて会員アドレス情報を入力する方法を用いることにより、任意の時期に案内情報を受信することができる。
例えば、会員ID[K001]で示される会員[aaaa]が、自己に送信される案内情報を指示するための会員アドレス情報[http://www.g001]を会員端末装置20aの入力キーを用いて入力し、送信指示を行うと、会員端末装置20aは、入力された会員アドレス情報[http://www.g001]を含む案内情報送信要求信号を管理装置10に送信する。
案内情報送信要求信号を受信した管理装置10の案内情報処理手段10bは、前述したように、受信した案内情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報に対応させて案内情報データベース11cに記憶されている案内情報と当該案内情報に関連する広告情報アドレス情報を含む案内メールを、会員アドレス情報に対応する会員IDで示される会員のメールアドレスに送信する。
この時、送信した案内情報の中に、送信履歴情報が未送信を示している案内情報が含まれている場合には、案内情報処理手段10bは、送信した案内情報の送信履歴情報を「送信済み」に設定する。
また、会員は、案内情報を受信した時だけでなく、任意の時期に広告情報を閲読することができる。すなわち、広告情報アドレス情報を会員端末装置に入力する方法として、会員端末装置に設けられている入力キー等を用いて広告情報アドレス情報を入力する方法を用いることにより、任意の時期に広告情報を受信することができる。
例えば、会員ID[K001]で示される会員[aaaa]が、閲読したい広告情報が掲載されているWebサイトの広告情報アドレス情報[http://www.p001]を会員端末装置20aの入力手段を用いて入力し、送信指示を行うと、会員端末装置20aは、入力された広告情報アドレス情報[http://www.p001]を管理装置10に送信する。
管理装置10の広告情報処理手段10bは、会員端末装置20aから送信された広告情報アドレス情報[http://www.p001]に対応する広告情報を広告情報データベース11bから読み出して会員端末装置20aに送信する。
以上の、会員端末装置から送信された広告情報アドレス情報を含む広告情報送信要求信号の受信に応答して広告情報を会員端末装置に送信する広告情報送信処理は、広告情報処理手段10aによって実行される。
以上のように、本実施の形態では、会員に送信される案内情報の中の、未送信の案内情報の数が設定数以上になった時に、未送信の案内情報と当該未送信の案内情報が送信される会員に送信する会員アドレス情報を含むメールを、当該会員のメールアドレスに送信する。
これにより、会員端末装置でメールを受信したことを報知する報知音の鳴動回数が減少するため、会員(受信者)の煩わしさを低減することができる。
また、1通のメールの閲読によって複数の案内情報を見ることができるため、会員(受信者)の案内情報の閲読率が高まる。
さらに、会員が設定したメール受信時間では、未送信の案内情報が存在することを判別した時に、未送信の案内情報と当該会員に送信される案内情報を指示するための会員アドレス情報を含む案内メールを、当該会員のメールアドレスに送信する。
ここで、会員が設定したメール受信時間では、会員端末装置でメールを受信したことを報知する報知音が鳴動しても、会員が煩わしく感じることは少ない。そして、会員が設定したメール受信時間では、未送信の案内情報を迅速に当該会員に送信することができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、広告情報処理手段、案内情報処理手段、メール送信手段の構成は、実施の形態で説明した構成に限定されない。
また、案内情報や広告情報アドレス情報を広告情報データベースと案内情報データベースに記憶させたが、一方のデータベースにのみ、例えば、広告情報データベースにのみ記憶させてもよい。この場合、案内情報データベースには、広告情報データベースに記憶されている案内情報と広告情報アドレス情報を示す識別情報、例えば、情報IDを記憶させる。このように、案内情報データベースに案内情報や広告情報アドレス情報を記憶させる代わりに、他のデータベースに記憶されている案内情報や広告情報アドレス情報を引用する場合も、案内情報データベースに案内情報と広告情報アドレス情報が記憶されている概念に含まれる。
また、会員情報データベース、広告情報データベース、案内情報データベースの構成は、実施の形態で説明した構成に限定されない。例えば、各情報データベースを構成する情報は1つのデータベースに記憶されている必要はなく、複数のデータベースに記憶されていてもよい。
また、会員端末装置から送信された、会員アドレス情報を含む案内情報送信要求信号の受信に応答して、案内情報と当該案内情報に関連する広告情報アドレス情報を含むメールを会員端末装置に送信したが、案内情報のみを送信してもよい。
また、広告情報処理手段や広告情報データベースを設けたが、広告情報処理手段や広告情報データベースは省略することもできる。すなわち、案内情報のみを送信する情報提供装置として構成することもできる。
さらに、会員情報を記憶する会員情報データベースと案内情報を記憶する案内情報データベースを別々に設けたが、これらのデータベースに記憶されている情報を共通のデータベース、例えば、会員情報データベースに記憶させてもよい。この場合、会員に対応する会員アドレス情報や会員に送信される案内情報と送信履歴情報等は、会員情報とともに会員IDに対応させて記憶するのが好ましい。共通のデータベースを用いることにより、別々のデータベースを用いる場合に比べて各情報の管理やアクセスが容易となる。共通のデータベースを用いる場合、前述した実施の形態で説明した処理は、共通のデータベースを用いたことにより若干修正する必要はあるが、基本的な処理内容は同じである。
また、必要な場合には、情報受信端末装置から案内情報送信要求信号や広告情報送信要求信号を送信する際に、会員識別情報(例えば、会員ID)を含ませるようにしてもよい。この場合、案内情報送信要求信号を構成する会員アドレス情報と会員識別情報、広告情報送信要求信号を構成する広告情報アドレス情報と会員識別情報は、同時に送信してもよいし、異なる時期に送信してもよい。
また、広告情報に関連する案内情報を送信情報として用いたが、送信情報としては、これ以外の種々の情報を用いることができる。
なお、本発明は、以下のように構成することができる。
「請求項1に記載の情報提供装置であって、
前記記憶装置は、送信情報データベースを有し、
前記送信情報データベースには、前記送信情報に関連する関連送信情報及び関連送信情報アドレス情報が、関連送信情報を示す関連送信情報識別情報に対応させて記憶されており、
前記会員情報データベースには、前記送信情報に対応する関連送信情報アドレス情報が会員識別情報に対応させて記憶されており、
前記送信情報処理手段は、
情報受信端末装置から送信された、会員アドレス情報を含む送信情報送信要求信号を受信すると、受信した送信情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報が記憶されている会員識別情報に対応する前記送信情報及び当該送信情報に対応する関連送信情報アドレス情報を前記会員情報データベースから読み出し、前記読み出した送信情報及び関連送信情報アドレス情報を、前記送信情報送信要求信号を送信した情報受信端末装置に送信し、
また、情報受信端末装置から送信された関連送信情報アドレス情報を含む送信情報送信要求信号を受信すると、受信した送信情報送信要求信号に含まれている関連送信情報アドレス情報に対応する関連送信情報を前記送信情報データベースから読み出し、読み出した関連送信情報を、前記送信情報送信要求信号を送信した情報受信端末装置に送信する、
ことを特徴とする情報提供装置。」として構成することができる。
「関連送信情報」及び「関連送信情報アドレス情報」としては、送信情報に関連する情報及び関連情報のアドレス情報が用いられる。例えば、送信情報として、広告情報の概要を示す「案内情報」が用いられる場合には、「関連情報」として広告情報が用いられ、「関連情報アドレス情報」として広告情報アドレス情報(例えば、広告情報が形成されているWebサイトのアドレス情報)が用いられる。
上記実施の形態では、案内情報が「送信情報」に対応し、広告情報が「関連送信情報」に対応し、広告情報アドレス情報が「関連送信情報アドレス情報」に対応する。
このような構成の情報提供装置を用いれば、送信情報とともに、当該送信情報に関連する関連送信情報の関連送信情報アドレス情報が送信されるため、会員は、送信情報とともに受信した関連送信情報アドレス情報を選択するのみで、送信情報に関連する関連送信情報(例えば、案内情報に関連する広告情報)を容易に、迅速に受信(閲覧)することができる。
ところで、受信者が、携帯電話機やパソコン等の端末装置(情報受信端末装置)を用いて広告情報を閲覧するためには、広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス情報を端末装置に入力して送信する必要がある。
例えば、店舗等は、集客効率を高めるために、広告情報としてのクーポン情報(割引券)(「電子クーポン」という)をWebサイトに掲載することがある。受信者は、クーポン情報を取得する際には、クーポン情報が掲載されているWebサイト(クーポン情報を提供している店舗等のWebサイト、複数の店舗等のクーポン情報が掲載されているWebサイト)のアドレス情報を検索して入力する。
ここで、Webサイトのアドレス情報の検索や入力等の手間を省くために、Webサイトのアドレス情報を登録する機能を備えた端末装置が提案されている。このような端末装置では、受信者は、登録されているアドレス情報の一覧を端末装置の表示手段に表示させ、表示手段に表示されているアドレス情報の一覧の中から所望のアドレス情報を選択することにより、選択されたアドレス情報を有するWebサイトにアクセスすることができる。
前記した端末装置では、受信者は、アドレス情報を登録する際には、登録するWebサイトのアドレス情報を検索し、検索したWebサイトのアドレス情報を登録する操作を実行する必要がある。例えば、所望のWebサイトにアクセスした状態で登録操作を実行することにより、アクセスしているWebサイトのアドレス情報を登録する。
このため、Webサイトのアドレス情報の登録操作が面倒である。
そこで、Webサイトのアドレス情報を容易に登録することができる、異なる情報提供装置を以下に説明する。
以下に、異なる情報提供装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
本実施の形態の概略構成図を図11に示す。
本実施の形態は、受信者である会員がWebサイトにアクセスした場合、アクセスしたWebサイトのアドレス情報を送信情報アドレス情報として、一覧情報アドレス情報に対応させて(会員に対応する一覧情報アドレス情報に対応させて)一覧情報データベースに記憶し、また、各会員に対応する一覧情報アドレス情報を含むメールを各会員のメールアドレスに送信し、会員は、自己に対応する一覧情報アドレス情報を端末装置から送信することによって、自己に対応する一覧情報アドレス情報に対応する(自己に対して登録されている)Webサイトのアドレス情報の一覧が端末装置の表示手段に表示される。
一覧情報アドレス情報は、会員に対して登録されているWebサイトのアドレス情報を指示するためのものである。例えば、会員に対して登録されているWebサイトのアドレス情報が記憶されているメッセージボックスのアドレス情報や、会員に対して登録されているWebサイトのアドレス情報が掲載されているWebサイトのアドレス情報等が用いられる。
本実施の形態は、図11に示すように、管理装置50、記憶装置51、会員端末装置20a、20b(情報受信端末装置)、情報提供者端末装置30a(情報入力装置)、通信管理装置22a、22b、32c等により構成されている。管理装置50、通信管理装置22a、22b、32c等は、インターネット等の通信回線40により接続されている。
会員端末装置20aは、会員ID[K001]で示される会員が所有する携帯電話機であり、管理装置50との間の通信は、通信回線40、会員端末装置20aの通信を管理している通信管理装置22a及び基地局21aを介して行われる。会員端末装置20bは、会員ID[K002]で示される会員が所有するパソコンであり、管理装置50との間の通信は、通信回線40、会員端末装置20bの通信を管理している通信管理装置22bを介して行われる。情報提供者端末装置30aは、情報提供者ID[T001]で示される情報提供者が所有するパソコンであり、管理装置50との間の通信は、通信回線40、情報提供者端末装置30aの通信を管理している通信管理装置32aを介して行われる。
会員端末装置20a、20bは、一覧メール、広告情報アドレス情報の一覧情報や広告情報等を受信可能な受信手段と、受信手段で受信した一覧メール、広告情報アドレス情報の一覧情報や広告情報等を表示可能な表示手段、入力キー等の入力手段、一覧情報アドレス情報や広告情報アドレス情報等を送信可能な送信手段と有している。
また、情報提供者端末装置30aも、受信手段、表示手段、入力手段や送信手段等を有している。
なお、図11では、記憶装置51を管理装置50に接続しているが、記憶装置51は、管理装置50がアクセス可能に設けられていればよく、通信回線40に接続されていてもよい。
管理装置50は、広告情報処理手段50a、一覧情報処理手段50b、メール送信手段50cを有している。
広告情報処理手段50aは、情報提供者端末装置30a等(情報入力装置)から送信された広告情報等を広告情報データベース51bに記憶させあるいは削除する処理(広告情報管理処理)や、会員端末装置20a、20b(情報受信端末装置)から送信された広告情報アドレス情報の受信に応答して、広告情報アドレス情報に対応する広告情報を会員端末装置20a、20b(情報受信端末装置)に送信する処理(広告情報送信処理)等を実行する。
一覧情報処理手段50bは、会員が会員端末装置20a、20b等(情報受信端末装置)を用いてアクセスしたWebサイトのアドレス情報や会員が登録操作を行ったWebサイトのアドレス情報を、会員に対応する一覧情報アドレス情報に対応させて一覧情報データベース51cに記憶させあるいは削除する処理(一覧情報管理処理)、会員端末装置20a、20b等(情報受信端末装置)から送信された一覧情報アドレス情報の受信に応答して、受信した一覧情報アドレス情報に対応させて一覧情報データベースに記憶されているアドレス情報の一覧情報を会員端末装置20a、20bに送信する処理(一覧情報送信処理)等を実行する。
メール送信手段50cは、一覧情報データベース51cに記憶されている一覧情報アドレス情報を含むメール(一覧メール)を、一覧情報アドレス情報に対応する会員IDで示される会員のメールアドレスに送信する処理(一覧メール送信処理)等を実行する。
管理装置50(したがって、広告情報処理手段50a、一覧情報処理手段50b、メール送信手段50c)がアクセス可能な記憶装置51には、会員情報データベース51a、広告情報データベース51b、一覧情報データベース51cが設けられている。
なお、会員情報データベース51a、広告情報データベース51b、一覧情報データベース51cは、共通の記憶装置に設けてもよいし、別々の記憶装置に設けてもよい。
本実施の形態では、広告情報処理手段50aが「送信情報処理手段」に対応し、一覧情報処理手段50bが「一覧情報処理手段」に対応し、メール送信手段50cが「メール送信手段」に対応し、広告情報処理手段50aと一覧情報処理手段50bとメール送信手段10cにより構成される管理装置50が「管理装置」に対応し、記憶装置51が「記憶装置」に対応し、会員端末装置20a、20bが「情報受信端末装置」に対応し、情報提供者端末装置30aが「情報入力装置」に対応する。
また、会員情報データベース51aと一覧情報データベース51cにより構成されるデータベースがが「会員情報データベース」に対応し、広告情報データベース51bが「送信情報データベース」に対応する。
また、「広告情報」が「送信情報」に対応し、「広告情報アドレス情報」が「送信情報アドレス情報」に対応し、「一覧情報アドレス情報」が「一覧情報アドレス情報」に対応する。
会員情報データベース51aの1例を図12に示す。図12に示す会員情報データベースは、図3に示した会員情報データベースと同じ構成であるため説明は省略する。
また、広告情報データベース51bの1例を図13に示す。図13に示す広告情報データベースは、有効期間と案内情報を除いて、図4に示す広告情報データベースと同じ構成であるため説明は省略する。
一覧情報データベース51cの1例を図14に示す。
図14に示す一覧情報データベースには、広告情報が掲載されているWebサイトのタイトル(d3)及び広告情報アドレス情報(d4)、広告情報アドレス情報(d4)の登録種別情報(d5)、広告情報アドレス情報(d4)に対応する広告情報の送信履歴情報(広告情報アドレス情報(d4)へのアクセス履歴情報)(d6)、会員識別情報(図14では会員ID)が、会員IDで示される会員に対して登録されている広告情報アドレス情報を示す一覧情報アドレス情報(会員IDに対応する一覧情報アドレス情報)(d1)に対応させて記憶されている。
「一覧情報アドレス情報」としては、例えば、会員に対して登録されている広告情報アドレス情報が記憶されているメッセージボックスのアドレス情報や、会員に対して登録されている広告情報アドレス情報が掲載されているWebサイトのアドレス情報等が用いられる。
「登録種別情報」としては、会員が登録操作を行うことによって登録された広告情報アドレス情報であること、あるいは、仮登録されている広告情報アドレス情報であることを判別可能な情報が用いられる。本実施の形態では、[本登録]と[仮登録]が用いられている。[仮登録]されている広告情報アドレス情報は、所定の条件を満足すると(例えば、会員が一定期間以上アクセスしなかったこと)削除されるが、[本登録]されている広告情報アドレス情報は、会員が削除操作を行わない限り削除されない。
また、「送信履歴情報」としては、一覧情報アドレス情報(d1)に対応する会員ID(d2)で示される会員が、一覧情報アドレス情報(d1)に対応する広告情報アドレス情報(d4)で示されるWebサイトにアクセスした日時、すなわち、広告情報アドレス情報(d4)で示されるWebサイトに掲載されている広告情報を受信(閲覧)した日時等が記憶される。
例えば、一覧情報アドレス情報[http://www.h001]で示されるメッセージボックスには、会員ID[K001]に対して仮登録されている、タイトル[とんかつ○○亭]を有するWebサイトの広告情報アドレス情報[http://www.p001]が記憶されているとともに、本登録されている、タイトル[○○○デパート]を有するWebサイトの広告情報アドレス情報[http://www.p002]、タイトル[イタリア料理○○]を有するWebサイトの広告情報アドレス情報[http://www.p003]及びタイトル[○○○シネマ]を有するWebサイトの広告情報アドレス情報[http://www.p004]が記憶されている。
なお、一覧情報アドレス情報としては、会員識別情報(例えば、会員ID)等を用いることもできる。
また、タイトルや広告情報アドレス情報を示す情報IDを一覧情報データベースに記憶させ、情報IDに対応するタイトルや広告情報アドレス情報を広告情報データベース51bから読み出すようにしてもよい。
次に、本実施の形態の動作を説明する。なお、以下では、会員情報データベース51aに会員情報が記憶されているものとする。
情報提供者は、提供する広告情報(例えば、クーポン情報)等を入力する。広告情報等を入力する方法としては、情報提供者が情報提供者端末装置30aを用いて入力する方法や、情報提供サービス会社の担当者が管理装置50に接続されている入力装置を用いて入力する方法等を用いることができる。情報提供端末装置や入力装置が、本発明の「情報入力装置」に対応する。
情報提供者ID、タイトル、広告情報アドレス情報、選択情報等は、情報入力装置から入力してもよいし、記憶装置51に記憶させておいてよい。
管理装置50の広告情報処理手段50aは、情報入力装置に入力された広告情報(b6)等を広告情報データベース51aに記憶させる。この時、前述した実施の形態のように、有効期間情報を入力し、有効期間情報に基づいて、広告情報等を広告情報データベース51bに記憶させあるいは削除するようにしてもよい。
以上の、広告情報等を広告情報データベース51bに記憶させる広告情報管理処理は、広告情報処理手段50aによって実行される。
会員は、例えば、クーポン情報を取得したい場合には、取得したいクーポン情報が掲載されているWebサイト(例えば、クーポン情報を提供している情報提供者のWebサイト、あるいは、複数のクーポン情報を掲載しているWebサイト)の広告情報アドレス情報と会員識別情報(例えば、会員ID)を会員端末装置20a、20bに入力して送信指示を行う。例えば、会員端末装置20a、20bの表示手段に広告情報アドレス情報の一覧情報が表示されている状態で、所望の広告情報アドレス情報を選択する。これにより、会員端末装置20a、20bは、入力された広告情報アドレス情報と会員IDを含む広告情報送信要求信号を管理装置50に送信する。
広告情報送信要求信号は、「送信情報送信要求信号」に対応する。
なお、会員IDによる認証を行う場合には、広告情報アドレス情報を送信する前に会員IDを送信することがある。すなわち、広告情報アドレス情報と会員IDの送信時期が異なることがある。このような場合も、「広告情報アドレス情報と会員IDを含む広告情報送信要求信号が送信される」概念に含まれる。
管理装置50の広告情報処理手段50aは、会員端末装置20a、20bから送信された広告情報送信要求信号を受信すると、受信した広告情報送信要求信号に含まれている広告情報アドレス情報に対応する広告情報(例えば、クーポン情報)を広告情報データベース51bから読み出す。そして、読み出した広告情報を、広告情報送信要求信号を送信した会員端末装置20a、20bに送信する。
例えば、会員端末装置20aから広告情報アドレス情報[http://www.p001]と会員ID[K001]を含む広告情報送信要求信号を送信すると、広告情報処理手段50aは、広告情報アドレス情報[http://www.p001]に対応させて記憶されている(広告情報アドレス情報[http://www.p001]で示されるWebサイトに掲載されている)広告情報[T001A]を会員端末装置20aに送信する。
会員端末装置20a、20bは、広告情報処理手段50aから受信した広告情報を表示手段に表示する。
以上の、会員端末装置からの広告情報送信要求信号の受信に応答して広告情報を送信する広告情報送信処理は、広告情報処理手段50aによって実行される。
一覧情報処理手段50bは、会員端末装置20a、20bからの広告情報送信要求信号の受信に応答して広告情報を会員端末装置に送信すると、広告情報送信要求信号に含まれている会員ID及び広告情報アドレス情報に基づいて、一覧情報データベース51bに広告情報アドレス情報と送信履歴情報を記憶させる処理あるいは送信履歴情報を記憶させる処理を実行する。
広告情報送信要求信号に会員ID[T001]と広告情報アドレス情報[http://www.p001]が含まれている場合について説明する。
ここで、一覧情報データベース51cに、会員ID[T001]に対応させて(会員ID[T001]で示される会員の一覧情報アドレス情報[http://www.h001]に対応させて)広告情報アドレス情報[http://www.p001]が記憶されていない場合には、会員ID[T001]に対応させて(一覧情報アドレス情報[http://www.h001]に対応させて)、広告情報アドレス情報[http://www.p001](d4)を記憶させるとともに、広告情報アドレス情報[http://www.p001]に対応する広告情報[T001A]を送信した日時を示す送信履歴情報(d6)記憶させる。
さらに、[仮登録]であることを示す登録種別情報を、広告情報アドレス情報[http://www.p001]に対応させて記憶する。
一方、一覧情報データベース51cに、会員ID[T001]が記憶されている一覧情報アドレス情報[http://www.h001]に対応させて広告情報アドレス情報[http://www.p001]が記憶されている場合には、会員ID[T001]に対応する一覧情報アドレス情報[http://www.h001]及び広告情報アドレス情報[http://www.p001]に対応させて、広告情報アドレス情報[http://www.p001]に対応する広告情報[T001A]を送信した日時を示す送信履歴情報(d6)を記憶させる。
また、一覧情報処理手段51cは、一覧情報データベース51cに記憶されている[仮登録]の広告情報アドレス情報を削除する処理を実行する。
例えば、一覧情報アドレス情報[http://www.h001]に対応させて記憶されており、登録種別情報が[仮登録]を示している広告情報アドレス情報[http://www.p001]の送信履歴情報に基づいて、一覧情報アドレス情報[http://www.h001]に対応する会員ID[K001]で示される会員が、広告情報アドレス情報[http://www.p001]で示されるWebサイトに前回アクセスしてから(広告情報アドレス情報[http://www.p001]で示されるwebサイトに掲載されている広告情報を会員ID[K001]で示される会員に送信してから)の経過期間が設定期間以上であるか否か(設定期間以上経過しているか否か)を判別する。
そして、設定期間以上経過していることを判別した場合には、一覧情報アドレス情報[http://www.h001]に対応させて記憶されている広告情報アドレス情報[http://www.p001]を一覧情報データベース51cから削除する。
[仮登録]の広告情報アドレス情報を一覧情報データベースから削除する条件としては、これ以外の種々の条件を用いることができる。例えば、設定期間内におけるアクセス回数が設定回数以下である条件を用いることができる。
また、一覧情報処理手段51bは、会員が、会員端末装置20a、20b等を用いて、一覧情報データベース51cに記憶されている広告情報アドレス情報を本登録する操作を行った場合には、当該広告情報アドレス情報に対応させて一覧情報データベース51cに記憶されている登録種別情報を[本登録]に変更する。あるいは、会員端末装置20a、20b等を用いて、本登録操作によって広告情報アドレス情報を入力した場合には、一覧情報データベースに広告情報アドレス情報を記憶させるとともに、[本登録]を示す登録種別情報を記憶させる。
本登録操作は、例えば、会員端末装置20a、20bの表示手段に本登録メニュー画面を表示させた状態で広告情報アドレス情報を入力することによって、あるいは、広告情報アドレス情報で示されるWebサイトにアクセスしている状態で本登録メニュー画面を表示させることによって、あるいは、広告情報アドレス情報の一覧情報が会員端末装置20a、20bの表示手段に表示されている状態で、[仮登録]の広告情報アドレス情報を選択して本登録メニュー画面を表示させることによって行うことができる。
以上の、広告情報アドレス情報を一覧情報データベースに仮登録あるいは本登録する処理、一覧情報データベースに仮登録されている広告情報データベースを削除する処理あるいは本登録に変更する処理、広告情報アドレス情報に対応する送信履歴情報を一覧情報データベースに記憶させる処理等の一覧情報管理処理は、一覧情報処理手段50bによって実行される。
メール送信手段50cは、適宜の時期に、一覧情報データベース51cに記憶されている一覧情報アドレス情報を含むメール(「一覧メール」という)を、当該一覧情報アドレス情報に対応する会員IDで示される会員のメールアドレスに送信する。
例えば、図14に示す例の場合、一覧情報アドレス情報[http://www.h001]と、当該一覧情報アドレス情報[http://www.h001]に対応する会員ID[K001]を一覧情報データベース51cから読み出す。また、読み出した会員ID[K001]に対応するメールアドレス[aaaa@AAne.jp]を、会員情報データベース51aから読み出す。そして、読み出した一覧情報アドレス情報[http://www.h001]を含む一覧メールを、読み出したメールアドレス[aaaa@AAne.jp]に送信する。
一覧メールを送信する時期としては、例えば、仮登録の広告情報アドレス情報を一覧情報データベース51cに記憶させた時点や設定時間毎等を用いることができる。仮登録の広告情報アドレス情報を一覧情報データベース51cに記憶させた時点に一覧メールを送信する方法を用いる場合には、会員は、新規のWebサイトにアクセスした時に、当該アクセスしたWebサイトのアドレス情報が仮登録されたことを知ることができるとともに、本登録を行うか否かを決定することができる。
以上の、一覧情報アドレス情報を含む一覧メールを会員のメールアドレスに送信する一覧メール送信処理は、メール送信手段50cによって実行される。
会員端末装置20a、20bは、設定されているメールアドレス宛にメール送信手段50cから送信された一覧メールを受信する。
会員が、会員端末装置20a、210bで受信した一覧メールの閲読を指示すると、会員端末装置20a、20bの表示手段に一覧メール受信画面が表示される。
一覧メール受信画面の1例を図15に示す。図15に示す一覧メール受信画面は、一覧情報アドレス情報[http://www.h001]を含む一覧メールを受信した場合のものである。
この一覧メール受信画面により、会員は、自己に対して登録されている広告情報アドレス情報等を指示するための一覧情報アドレス情報(例えば、自己に対して登録されている広告情報アドレス情報等が記憶されているメッセージボックスのアドレス情報)を知ることができる。
そして、会員が、自己に対して登録されている広告情報アドレス情報の一覧情報を見たい場合には、自己に対応する一覧情報アドレス情報を会員端末装置20a、20bに入力して送信を指示する。例えば、図15に示す一覧メール受信画面が会員端末装置20a、20bの表示手段に表示されている状態で、一覧情報アドレス情報を選択する。
これにより、会員端末装置20a、20bから、入力された一覧情報アドレス情報を含む一覧情報送信要求信号が管理装置50に送信される。
管理装置50の一覧情報処理手段50bは、会員端末装置20a、20bから送信された一覧情報送信要求信号を受信すると、受信した一覧情報送信要求信号に含まれている一覧情報アドレス情報に対応するタイトルと広告情報アドレス情報の組み合わせを含む一覧情報を、一覧情報送信要求信号を送信した会員端末装置20a、20bに送信する。
例えば、図14に示す例の場合、会員端末装置20aから送信された一覧情報アドレス情報[http://www.h001]を含む一覧情報送信要求信号を受信すると、受信した一覧情報アドレス情報[http://www.h001]に対応させて一覧情報データベース51cに記憶されているタイトル(d3)と広告情報アドレス情報(d4)の組み合わせ、すなわち、タイトル[とんかつ○○亭]と広告情報アドレス情報[http://www.p001]、タイトル[○○○デパート]と広告情報アドレス情報[http://www.p002]、タイトル[イタリア料理○○]と広告情報アドレス情報[http://www.p003]及びタイトル[○○○シネマ]と広告情報アドレス情報[http://www.p004]の組み合わせを読み出す。そして、読み出したタイトルと広告情報アドレス情報の組み合わせを含む一覧情報を、一覧情報送信要求信号を送信した会員端末装置20aに送信する。
以上の、会員端末装置からの一覧情報送信要求信号の受信に応答して広告情報アドレス情報の一覧情報を会員端末装置に送信する一覧情報送信処理は、一覧情報処理手段50bによって実行される。
会員端末装置20a、20bは、一覧情報処理手段50bから送信された一覧情報を受信すると、表示手段に一覧情報受信画面を表示する。
一覧情報受信画面の1例を図16に示す。図16に示す一覧情報受信画面では、一覧情報アドレス情報と、一覧情報に含まれているタイトルと広告情報アドレス情報の組み合わせが表示されている。
会員は、広告情報を閲読する(例えば、電子クーポン情報を取得する)場合には、広告情報アドレス情報を会員端末装置20a、20bに入力して送信する。例えば、会員端末装置の表示手段に一覧情報が表示されている状態で、所望の広告情報アドレス情報を選択する。これにより、会員端末装置20a、20bから、広告情報アドレス情報を含む広告情報送信要求信号が管理装置50に送信される。
管理装置50の広告情報処理手段50aは、広告情報送信要求信号に含まれている広告情報アドレス情報に対応する広告情報を、広告情報送信要求信号を送信した会員端末装置20a、20bに送信する。
以上のように、本実施の形態では、受信者である会員がクーポン情報等が掲載されているWebサイトをアクセスした時に、アクセスしたWebサイトのアドレス情報が、当該会員に対応する一覧情報アドレス情報に対応させて記憶される。これにより、会員は、登録したいWebサイトのアドレス情報の検索や入力操作を行う必要がない。
また、会員のアクセスによって、当該会員の一覧情報アドレス情報に対応させて記憶されたWebサイトのアドレス情報は、当該会員が設定期間当該webサイトにアクセスしなかった場合には削除される。これにより、アクセス頻度が少ないWebサイトのアドレス情報は自動的に削除されるため、記憶されているアドレス情報が増大するのを防止することができる。
さらに、各会員に対して登録されている広告情報アドレス情報を指示するための(確認するための)一覧情報アドレス情報を含む一覧メールが、各会員のメールアドレスに送信される。これにより、各会員は、自己に対して登録されている広告情報アドレス情報を容易に確認することができる。
上記した情報提供装置は、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、会員情報データベース、広告情報データベース、一覧情報データベースの構成は、実施の形態で説明した構成に限定されない。
また、Webサイトのタイトルや広告情報アドレス情報を広告情報データベースと一覧情報データベースに記憶させたが、一方のデータベースにのみ記憶させてもよい。例えば、Webサイトのタイトルや広告情報アドレス情報を広告情報データベースに記憶させ、一覧情報データベースには、Webサイトのタイトルや広告情報アドレス情報を示す識別情報(例えば、情報ID)を記憶させてもよい。
また、会員情報を記憶する会員情報データベースと一覧情報を記憶する一覧情報データベースを別々に設けたが、これらのデータベースに記憶されている情報を共通のデータベース、例えば、会員情報データベースに記憶させてもよい。この場合、会員に対応する会員アドレス情報や会員に対して登録される送信情報アドレス情報や送信履歴情報等は、会員情報とともに会員IDに対応させて記憶するのが好ましい。共通のデータベースを用いることにより、別々のデータベースを用いる場合に比べて各情報の管理やアクセスが容易となる。共通のデータベースを用いる場合、前述した実施の形態で説明した処理は、共通のデータベースを用いたことにより若干修正する必要はあるが、基本的な処理内容は同じである。
また、広告情報処理手段、一覧情報処理手段、メール送信手段の構成は、実施の形態で説明した構成に限定されない。
また、広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス情報を登録する場合について説明したが、上記した情報提供装置は、会員に送信される、広告情報以外の種々の情報が掲載されているWebサイトのアドレス情報を登録する場合に適用することができる。
また、必要な場合には会員識別情報(例えば、会員ID)を用いることができる。
上記した情報提供装置は、以下のように構成することができる。
例えば、「(態様1)管理装置と記憶装置を備える情報提供装置であって、
前記記憶装置は、会員情報データベースと、送信情報データベースを有し、
前記会員情報データベースには、会員のメールアドレス、会員に登録されている送信情報アドレス情報及び一覧情報アドレス情報が、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶されており、
前記送信情報データベースには、送信情報と当該送信情報に対応する送信情報アドレス情報が記憶されており、
前記管理装置は、送信情報処理手段と、一覧情報処理手段と、メール送信手段を有し、
前記送信情報処理手段は、情報受信端末装置から送信された送信情報アドレス情報と会員識別情報を含む送信情報送信要求信号を受信すると、前記受信した送信情報送信要求信号に含まれている送信情報アドレス情報に対応する送信情報を前記送信情報データベースから読み出し、前記読み出した送信情報を、前記送信情報送信要求信号を送信した情報受信端末装置に送信し、
前記一覧情報処理手段は、
送信情報処理手段が、情報受信端末装置から送信された送信情報送信要求信号の受信に応答して、前記受信した送信情報送信要求信号に含まれている送信情報アドレス情報に対応する送信情報を前記情報受信端末装置に送信した場合、前記受信した送信情報送信要求信号に含まれている送信情報アドレス情報を、前記受信した送信情報送信要求信号に含まれている会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶させ、
また、前記送信情報処理手段が、前記会員情報データベースに記憶されている会員識別情報及び当該会員識別情報に対応する送信情報アドレス情報を含む送信情報送信要求信号を一定期間受信しなかった場合には、前記会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されている前記送信情報アドレス情報を削除し、
また、情報受信端末装置から送信された一覧情報アドレス情報を含む一覧情報送信要求信号を受信すると、前記受信した一覧情報送信要求信号に対応する送信情報アドレス情報を前記会員情報データベースから読み出し、前記読み出した送信情報アドレス情報を、前記一覧情報送信要求信号を送信した情報受信端末装置に送信し、
前記メール送信手段は、一覧情報アドレス情報と当該一覧情報アドレス情報に対応するメールアドレスを前記会員識別情報データベースから読み出し、前記読み出した一覧情報アドレス情報を含むメールを前記読み出したメールアドレスに送信する、
ことを特徴とする情報提供装置。」として構成することができる。
データベースは、各情報の対応関係を判別可能であればよく、1つのデータベースにより構成してもよいし、複数のデータベースにより構成してもよい。例えば、会員情報データベースは、会員のメールアドレス、会員に登録されている送信情報アドレス情報及び一覧情報アドレス情報を会員識別情報に対応させて記憶する1つの会員情報データベースにより構成してもよいし、会員のメールアドレスを会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、会員に登録されている送信情報アドレス情報及び会員識別情報を一覧情報アドレス情報に対応させて記憶する送信情報データベースにより構成してもよい。
「送信情報」としては、受信者である会員に送信される種々の情報が用いられる。例えば、クーポン情報等の広告情報を用いることができる。
会員に送信する送信情報を会員情報データベースに記憶させる方法としては、適宜の方法を用いることができる。例えば、情報提供者が情報提供者端末装置を用いて入力する方法を用いることができる。
「送信情報アドレス情報」としては、例えば、送信情報が掲載されているWebサイトのアドレス情報やタイトル等を用いることができる。
「一覧情報アドレス情報」は、会員に対して登録されている送信情報アドレス情報し指示する。一覧情報アドレス情報としては、会員に対して登録された送信情報アドレス情報が記憶されているメッセージボックスのアドレス情報や、会員に対して登録された送信情報アドレス情報が掲載されているWebサイトのアドレス情報等を用いることができる。また、間接的にアドレス情報を示す情報、例えば、メッセージボックスやWebサイトのタイトル情報等を用いることもできる。この場合には、メッセージボックスやWebサイトのアドレス情報とタイトル情報との対応を記憶させておく必要がある。
一覧情報アドレス情報を含むメールを送信する時期としては、適宜設定することができる。例えば、送信情報アドレス情報を会員情報データベースに記憶させた時点や、所定時間毎等を設定することができる。
態様1の情報提供装置を用いれば、会員がアクセスしたWebサイトのアドレス情報(送信情報アドレス情報)が自動的に登録されるため、Webサイトのアドレス情報を容易に登録することができる。さらに、登録されたWebサイトのアドレス情報(送信情報アドレス情報)で示されるWebサイトに一定期間アクセスがない場合には、登録した送信情報アドレス情報が削除されるため、登録されたアドレス情報の数が増大するのを防止することができる。
また、「(態様2)態様1の情報提供装置であって、
前記一覧情報処理手段は、情報受信端末装置から送信された送信情報アドレス情報と会員識別情報を含む登録要求信号を受信すると、前記受信した登録要求信号に含まれている会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されている、前記受信した登録要求信号に含まれている送信情報アドレス情報に対しては、送信情報送信要求信号を一定期間受信しなかったことによる削除を行わない、
ことを特徴とする情報提供装置。」として構成することができる。
会員端末装置から登録要求信号を送信する方法としては、適宜の方法を用いることができる。
態様2の情報提供装置を用いれば、興味が高いWebサイトの送信情報アドレス情報については、登録操作を行うことによって削除を禁止することができるため、利便性が高い。
本発明の概念図である。 本発明の一実施の形態の概略構成図である。 一実施の形態で用いる会員情報データベースの1例を示す図である。 一実施の形態で用いる広告情報データベースの1例を示す図である。 一実施の形態で用いる案内情報データベースの1例を示す図である。 案内メール受信画面の1例を示す図である。 案内情報受信画面の1例を示す図である。 送信情報受信画面の1例を示す図である。 送信情報受信画面の1例を示す図である。 送信情報受信画面の1例を示す図である。 異なる情報提供装置の概略構成図である 異なる情報提供装置で用いる会員情報データベースの1例を示す図である。 異なる情報提供装置で用いる広告情報データベースの1例を示す図である。 異なる情報提供装置で用いる一覧情報データベースの1例を示す図である。 一覧メール受信画面の1例を示す図である。 一覧情報受信画面の1例を示す図である。
符号の説明
10、50 管理装置
10a、50a 広告情報処理手段
10b 案内情報処理手段
10c、50c メール送信手段
11、51 記憶装置
11a、51a 会員情報データベース
11b、51b 広告情報データベース
11c 案内情報データベース
20a、20b 会員端末装置(情報受信端末装置)
30a 情報提供者端末装置(情報入力端末装置)
50b 一覧情報処理手段
51c 一覧情報データベース

Claims (5)

  1. 管理装置と記憶装置を備える情報提供装置であって、
    前記記憶装置は、会員情報データベースを有し、
    前記会員情報データベースには、会員のメールアドレス、会員に送信される送信情報、会員に送信される各送信情報が未送信であるか否かを示す送信履歴情報及び会員アドレス情報が、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶されており、
    前記管理装置は、メール送信手段と送信情報処理手段を有し、
    前記メール送信手段は、前記会員情報データベースに会員識別情報に対応させて記憶されている各送信情報の送信履歴情報に基づいて、送信履歴情報が未送信を示している送信情報の数を判別し、送信履歴情報が未送信を示している送信情報の数が設定数以上である場合には、前記会員識別情報に対応する会員アドレス情報、前記送信履歴情報が未送信を示している送信情報及びメールアドレスを前記会員情報データベースから読み出し、前記読み出した会員アドレス情報及び送信履歴情報が未送信を示している送信情報を含むメールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
    前記送信情報処理手段は、
    情報受信端末装置から送信された、会員アドレス情報を含む送信情報送信要求信号を受信すると、受信した送信情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報に対応する送信情報を前記会員情報データベースから読み出し、前記読み出した送信情報を、前記送信情報送信要求信号を送信した情報受信端末装置に送信し、
    また、前記メール送信手段から会員アドレス情報及び送信履歴情報が未送信を示している送信情報を含むメールを送信した場合、あるいは、情報受信端末装置から送信された送信情報送信要求信号の受信に応答して前記情報受信端末装置に送信した、前記送信情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報に対応する送信情報の中に、送信履歴情報が未送信を示している送信情報が含まれている場合には、前記メールを送信したメールアドレスに対応する会員識別情報、あるいは、前記送信情報送信要求信号に含まれている会員アドレス情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されている、前記送信履歴情報が未送信を示している第1の送信情報に対応する送信履歴情報を送信済みとする、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 請求項1に記載の情報提供装置であって、
    前記会員情報データベースには、会員に送信される各送信情報の有効期間の終了時期を示す終了時期情報が会員識別情報に対応させて記憶されており、
    前記送信情報処理手段は、各送信情報の終了時期情報で示される有効期間の終了時期に達したか否かを判別し、終了時期情報で示される有効期間の終了時期に達したことを判別した送信情報を前記会員情報データベースから削除する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  3. 請求項1に記載の情報提供装置であって、
    送信情報を入力可能な情報入力装置を備え、
    前記会員情報データベースには、受信選択条件が会員識別情報に対応させて記憶されており、
    前記送信情報処理手段は、前記情報入力装置から送信情報が入力された場合、入力された送信情報に該当する受信選択条件を前記会員情報データベースから検索するとともに、検索した受信選択条件に対応する会員識別情報を判別し、前記入力された送信情報を、前記判別した会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶させる、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  4. 請求項3に記載の情報提供装置であって、
    前記情報入力装置は、送信情報の有効期間の開始時期を示す開始時期情報及び終了時期を示す終了時期情報が入力可能であり、
    前記送信情報処理手段は、前記情報入力装置に送信情報とともに開始時期情報及び終了時期情報が入力された場合、前記送信情報とともに入力された開始時期情報で示される開始時期に達したか否かを判別し、開始時期情報で示される開始時期に達したことを判別すると、前記入力された送信情報を前記会員情報データベースに記憶させ、また、前記送信情報とともに入力された終了時期情報で示される終了時期に達したか否かを判別し、終了時期情報で示される終了時期に達したことを判別すると、前記会員情報データベースに記憶させた前記送信情報を削除する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の情報提供装置であって、
    前記会員情報データベースには、会員のメール受信時間が会員識別情報に対応させて記憶されており、
    前記メール送信手段は、前記会員情報データベースに会員識別情報に対応させて記憶されているメール受信時間であるか否かを判別し、メール受信時間であることを判別した場合には、さらに、送信履歴情報が未送信を示している送信情報が前記会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されているか否かを判別し、送信履歴情報が未送信を示している送信情報が前記会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されていることを判別した場合には、前記会員識別情報に対応する会員アドレス情報及びメールアドレスと、前記会員識別情報に対応し、送信履歴情報が未送信を示している送信情報を前記会員情報データベースから読み出し、前記読み出した会員アドレス情報と送信履歴情報が未送信を示している送信情報を含むメールを、前記読み出したメールアドレスに送信する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021056664A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 株式会社日本総合研究所 メール送信制御装置及びプログラム

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