JP2006160941A - 導電性樹脂組成物と、それを用いてなるシート - Google Patents

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Abstract

【課題】導電性、光透過性、光反射性にも優れ、画像表示装置に好適なシート、その原料の樹脂組成物を提供する。
【解決手段】導電性酸化亜鉛粉末を樹脂中に分散してなる導電性樹脂組成物であって、前記導電性酸化亜鉛粉末を構成する酸化亜鉛の一次粒子の平均粒子径が50nm以下であって、当該導電性酸化亜鉛粉末がガスバリア性を有する容器又は有機溶剤中に保管されたものであることを特徴とする導電性樹脂組成物と、それを用いてなるシート、並びに、前記導電性樹脂組成物用の酸化亜鉛粉末の保管方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、導電性酸化亜鉛粉末を樹脂中に分散してなる導電性樹脂組成物と、それを用いてなるシートに関する。また、本発明は、当該導電性樹脂組成物に用いられる酸化亜鉛粉末の保管方法に関する。
酸化亜鉛は、室温において約3.3eVとバンドギャップが広い半導体であり、原料亜鉛が豊富であって、無害であるなどのメリットから、太陽電池の窓材や透明導電膜、ガスセンサー、バリスター、発光・受光素子、熱変換材料、光触媒、UVカットなどの幅広い分野で用いられている。
酸化亜鉛は、結晶格子中の酸素欠陥により電子電導性の導電性を発現し、またアルミニウム等のドナー元素を置換固溶することにより導電性が向上することも知られている。
酸化亜鉛は導電性金属酸化物の中で、安価で環境負荷の少ない物質であり、特に導電性酸化亜鉛微粉末を用いた樹脂組成物として、特許文献1、特許文献2、特許文献3に半透明および白色コーティング剤が開示されている。
特公平07−084570号公報。 特公平08−006055号公報。 特開昭61−211374号公報。
さらに酸化亜鉛を可視光波長以下の微粒子として調整することで、可視光線がほとんど吸収されず、より高い透明性を確保することが可能となることから、導電性酸化亜鉛の微粒子は、透明導電性材料として期待されている。
ところで、従来、酸化亜鉛粉末は、10〜25kg程度の紙袋やプラスチックフィルム袋に充填した包装体として保存および出荷され、当該酸化亜鉛の使用に於いては、当該包装体を、パレット等に積んで保存しておき、使用時に必要量を破袋して用いていた。従来は、前記の方法で、取扱いが容易であり、また異物の混入も避けられ、好都合であった。
また、1μmを超える粒子径の酸化亜鉛微粉末の場合に於いても、前記の様な包装体として長期間保管しても、酸化亜鉛に期待される物性への影響は少なかった。
しかしながら、粒子径が1μm以下であるような微粒子化した酸化亜鉛については、紙袋やポリエチレン袋に充填した包装体として、保管や輸送した場合に、BET法によって測定した比表面積の値(BET値)や分散性が長期保管中に相当低下する問題がある。これを解決するために、特許文献4では、水分透湿度が小さい樹脂、金属又は金属酸化物からなる水蒸気バリア層を有する外層およびヒートシール性の樹脂からなる内層を備えたシート状包装材料により、実質的に酸化亜鉛からなる微粒子を包装し、密封してなる包装体が提案されている。
特開2004−10080号公報。
しかしながら、導電性酸化亜鉛微粒子の場合、該包装体であっても、導電性の指標となる抵抗値が上昇してしまうという課題があった。特に、光透過性にも優れる、例えば50nm以下の超微粒子の酸化亜鉛について、前記現象が顕著であり、その解決が望まれていた。
本発明は、前記従来技術の前記問題を解決するためになされたものであり、超微粒子の酸化亜鉛を特定な方法で保管し、そして当該酸化亜鉛を用いてこれを樹脂に分散して導電性樹脂組成物を得ることにより、酸化亜鉛の有する本来の電気的、光学的特性を発揮させる材料を提供することを目的としてなされたものであり、より具体的には、導電性、光透過性、光反射性にも優れ、画像表示装置に好適なシート、その原料の樹脂組成物を提供する。
即ち、本発明は次の通りである。(1)導電性酸化亜鉛粉末を樹脂中に分散してなる導電性樹脂組成物であって、前記導電性酸化亜鉛粉末を構成する酸化亜鉛の一次粒子の平均粒子径が50nm以下であって、当該導電性酸化亜鉛粉末がガスバリア性を有する容器又は有機溶剤中に保管されたものであることを特徴とする導電性樹脂組成物。
(2)樹脂が分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基及び1個以上の水酸基を有し、活性エネルギー線を照射することにより重合可能な(メタ)アクリレートを含むことを特徴とする(1)記載の導電性樹脂組成物。
(3)活性エネルギー線を照射することにより重合可能な(メタ)アクリレートが、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基及び1個以上の水酸基を有することを特徴とする(2)記載の導電性樹脂組成物。
(4)有機溶剤中で保管する方法が、有機溶剤中の水分量が100ppm以下の濃度であることを特徴とする(1)及至(3)のいずれかに記載の導電性樹脂組成物。
(5)有機溶剤が炭素数3以上のアルコール及びケトンからなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の導電性樹脂組成物。
(6)有機溶剤が、予め脱水剤又はバブリング処理により脱水処理されていることを特徴とする(1)乃至(5)のうちのいずれかに記載の導電性樹脂組成物。
(7)脱水剤としてモレキュラーシーブを用いていることを特徴とする(6)記載の導電性樹脂組成物。
(8)ガスバリア性を有する容器中で保管する方法が、容器中の残留水分量が20g/m以下の濃度であることを特徴とする(1)記載の導電性樹脂組成物。
(9)容器中の雰囲気が真空、又は、窒素、アルゴン、ヘリウムからなる不活性ガスからなることを特徴とする(8)記載の導電性樹脂組成物。
(10)(1)乃至(9)のうちのいずれかに記載の導電性樹脂組成物を備えることを特徴とするシート。
(11)少なくとも片面に粘着剤又は接着剤を設けたことを特徴とする(10)記載のシート
(12)(10)又は(11)記載のシートを含み、透明でしかも帯電防止性であることを特徴とするシート。
(13)(10)又は(11)記載のシートを含み、光反射防止特性を有すること特徴とするシート。
(14)(10)乃至(13)のうちのいずれかに記載されたシートを用いてなることを特徴とする画像表示装置。
(15)一次粒子の平均粒子径が50nm以下からなる導電性樹脂組成物用の酸化亜鉛粉末の保管方法であって、酸化亜鉛粉末を水分量が100ppm以下の有機溶剤中で保管することを特徴とする酸化亜鉛粉末の保管方法。
(16)一次粒子の平均粒子径が50nm以下からなる導電性樹脂組成物用の酸化亜鉛粉末の保管方法であって、酸化亜鉛粉末を水分量が20g/m以下の雰囲気を有し、ガスバリア性を有する容器中で保管することを特徴とする酸化亜鉛粉末の保管方法。
本発明の導電性樹脂組成物は、特定粒子サイズを有し、特定な保管方法を経てきた酸化亜鉛を用いているので、導電性に優れた樹脂組成物が安定して得ることができるし、当該樹脂組成物より容易に導電性の、場合によっては透光性、光反射特性を有するシート(フィルムも含む)が提供される。更に、前記シートはいろいろな画像表示装置に好適な材料である。また、本発明の酸化亜鉛の保管方法は、前記導電性樹脂組成物を安定して提供できるという効果が得られる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に適用される導電性酸化亜鉛に関し、その粒子サイズについては、樹脂組成物に適用した際に透光性を容易に得やすいことから一次粒子のサイズが小さい程望ましいが、本発明者の検討に拠れば、一次粒子の平均粒子径が50nm以下、特に好ましくは30nm以下であれば良い。このような酸化亜鉛は、市販のものから以下の手段を用いて一次粒子径を測定し、選択することができる。一次粒子径の測定方法としては、透過型電子顕微鏡(TEM)や走査型電子顕微鏡(SEM)等の電子顕微鏡による直接観察がもっとも都合がよいが、小角X線散乱法等でも測定できる。
また、本発明に用いる導電性酸化亜鉛の導電性は、樹脂組成物とした場合の導電性を考慮すると体積固有抵抗値が10kΩ・cm以下であることが好ましい。
また、酸化亜鉛に、アルミニウム、錫、ガリウム、インジウムなどの異原子をドーピングした場合、さらに導電性を向上することができる。
上記の特性を有する導電性酸化亜鉛微粒子の例としては、「導電性酸化亜鉛 SC−18」(堺化学工業(株)製)等が挙げられるが、本発明に於いては、一次粒子の平均粒子径が50nm以下で、抵抗値が10kΩ・cm以下という数値範囲が満たされていれば良く、特に限定されるものではない。
次に、前記導電性酸化亜鉛微粒子の導電性変化を抑制且つ安定に保管するための方法を説明する。
まず、ガスバリア性を有する容器を用いる保管方法を説明する。
ガスバリア性の容器としては、スチール、アルミニウム等の金属容器、内層にプラスチックフィルムを兼ね備えた金属容器、フッ素樹脂等結晶性樹脂や高密度ポリオレフィン等のガスバリア性のあるプラスチック容器、金属または金属酸化物により表面処理を施したプラスチック容器、ガラス容器、また、フッ素樹脂等結晶性樹脂、高密度ポリオレフィン、ナイロン等のガスバリア性のあるプラスチックフィルム、アルミニウム等の金属または酸化アルミニウム等を蒸着などの手法により表面処理を施したプラスチックフィルム、またはそれらを2層以上重ね合わせたフィルム等を用いた袋が例示できる。
また、準備したガスバリア性の容器の内雰囲気は、予め不活性ガスによる置換処理及び/又は真空脱気処理しておくことが望ましい。
不活性ガスとしては、窒素、アルゴン、ヘリウム等が例示できる。
前記不活性ガスの純度は99.99%以上のガスが好ましく、特に99.999%以上のガスが好ましい。
さらに、導電性酸化亜鉛微粒子の充填は、グローブボックス等を用い、前記不活性ガス雰囲気下で行うことが望ましい。
本発明に於いて、充填処理後の容器中の残留水分量は20g/m以下の濃度にすることが好ましい。残留水分量が20g/mより多いときは、導電性抑制の効果が得られないことがあるためである。
処理後、容器の開口部はシール処理することが望ましい。蓋締めの場合は、シール材によるシール処理、また、フィルム等を用いた袋の場合は、熱シール、高周波シール、超音波シールなど公知の方法によるシール処理を施すことが望ましい。
シール材の材質としては、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリオレフィン、等が例示できるが特にこれに限定されるものではない。
さらに、必要に応じて、脱水剤や吸ガス剤を前記容器中に同封することができる。脱水剤としてはモレキュラーシーブス、シリカゲル、塩化アルミニウム等の公知の脱水剤が例示でき、また、吸ガス剤としては酸化アルミニウム、モレキュラーシーブス等の公知の吸ガス剤が例示できるが特にこれらに限定されない。
以上の方法により、導電性の経時変化を抑制し、且つ安定に導電性酸化亜鉛微粒子を保管することが可能となる。
次に、有機溶剤中で保管する方法について説明する。
導電性酸化亜鉛微粒子を浸積させる有機溶剤としては、アセトン、炭素数2以下のアルコールを除く有機溶剤が好ましい。例えば、イソプロピルアルコール、ブタノールといった炭素数3以上のアルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンといったアセトンを除くケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル、酪酸ブチルといったエステル類、ヘキサンといった脂肪族炭化水素、トルエン、キシレンといった芳香族炭化水素等が例示できるが、酸化亜鉛との親和性や分散性の点から、炭素数3以上のアルコール類および/またはアセトンをのぞくケトン類が特に好適である。
また前記有機溶剤は単独または2種類以上を混合溶剤として選択でき、経済性、作業性、溶解性等を考慮して選択することができる。
前記有機溶剤中の溶存水分量の濃度は100ppm以下、好ましくは50ppm以下、特に好ましくは10ppm以下であることが望ましい。水分量の濃度が100ppmより多いときは、導電性抑制の効果が充分得られないことがあるためである。
溶存水分量が100ppm以下の濃度の有機溶剤を得るためには、予め脱水処理を行うことが好ましい。脱水処理としては、窒素、アルゴンなどの不活性ガスによるバブリング処理、モレキュラーシーブス、シリカゲル等の脱水剤添加等が例示でき、作業の容易さ、コストの面でいずれも好適である。
バブリング処理に用いるガスとしては、空気、酸素及び二酸化炭素(炭酸ガス)以外のガスであることが好ましく、水素、窒素、アルゴン、ヘリウム等が例示できるが、特に好ましくは、窒素、アルゴン、ヘリウム等の一般に不活性ガスと呼ばれる反応性のないガスが好ましい。
前記ガスの純度は99.99%以上のガスが好ましく、特に99.999%以上のガスが好ましい。本発明に於いては、特に不純物としての水分は回避すべきであり、前記純度に加えて、水分量が1.0ppm以下が好ましく、0.2ppm以下が一層好ましい。
バブリング処理は、有機溶剤中に、チューブまたは配管等を通して、前記ガスを直接吹き込むことで目的の処理品を得ることができる。
バブリング処理時のガス流量としては、毎分0.01〜10l、特に好ましくは、毎分0.1〜5lが好ましい。毎分0.01lより少なすぎると、バブル処理の効果が得られない可能性があり、また毎分10lを超えると、有機溶剤をも揮発させてしまう恐れがあり経済的でなくなるためである。
脱水剤として用いるモレキュラーシーブスは、好ましくは、孔径が3オングストローム(0.3nm)以上、特に好ましくは4オングストローム(0.4nm)以上の孔径を持つモレキュラーシーブスが好適である。
さらに、近年では、高純度溶剤なるグレードを市販にて入手することが可能である。コスト的問題とならない場合に限り、高純度溶剤を使用することも可能である。
導電性酸化亜鉛微粒子を有機溶剤に浸漬させる方法としては、ガスバリア性の容器内に予め充填した有機溶剤中に、該導電性酸化亜鉛微粒子を添加することが好ましい。
ガスバリア性の容器としては、スチール、アルミニウム等の金属容器、内層にプラスチックフィルムを兼ね備えた金属容器、フッ素樹脂等結晶性樹脂や高密度ポリオレフィン等のガスバリア性のあるプラスチック容器、金属または金属酸化物により表面処理を施したプラスチック容器、ガラス容器等が例示できる。
また、準備したガスバリア性の容器内は、予め脱気処理及び/又は前記不活性ガスにより、置換処理しておくことが望ましい。
さらに、有機溶剤の充填および導電性酸化亜鉛微粒子の添加は、前記不活性ガス雰囲気下で行うことが望ましい。
前記有機溶剤浸積処理の後、容器の蓋締めを行う際、シール材によるシール処理を施すことが望ましい。
シール材の材質としては、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリオレフィン、等が例示できるが特にこれに限定されるものではない。
以上の方法により、導電性の経時変化を抑制し、且つ安定に導電性酸化亜鉛の保管そして提供が可能となる。
次に、本発明の樹脂組成物について説明する。
本発明に於いては、樹脂として、分子内に少なくとも一個以上の(メタ)アクリロイル基を有する活性エネルギー線硬化型(メタ)アクリレートが好ましく選択される。
前記の(メタ)アクリレートの具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ステアリルアクリレート、2−エチルヘキシルカルビトールアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、エトキシエトキシエチルアクリレート、メトキシトリエチレングリコールアクリレート、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロベンジルアクリレート、ジシクロペンテニルエチレングリコール付加物(メタ)アクリレートフェニルグリシジルエーテルエポキシアクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシ(ポリ)エチレングリコールアクリレート、ノニルフェノールエトキシ化アクリレート、アクリロイルオキシエチルフタル酸、トリブロモフェニルアクリレート、トリブロモフェノールエトキシ化(メタ)アクリレート、メチルメタクリレート、トリブロモフェニルメタクリレート、メタクリロイルオキシエチル酸、メタクリロイルオキシエチルマレイン酸、メタクリロイルオキシエチルフタル酸、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、β−カルボキシエチルアクリレート、N−メチロールアクリルアマイド、N−メトキシメチルアクリルアマイド、N−エトキシメチルアクリルアマイド、N−n−ブトキシメチルアクリルアマイド、t−ブチルアクリルアミドスルホン酸、N−メチルアクリルアミド、N−ジメチルアクリルアミド、N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、アクリロイルモルホリン、グリシジル(メタ)アクリレート、n−ブチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート、メタクリル酸アリル、セチルメタクリレート、ペンタデシルメタアクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、メタクリロイルオキシエチル琥珀酸、イミド(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチル、ペンタエリスリトールジアクリレートモノステアレート、グリコールジアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタアクリロイルフォスフェート、ビスフェノールAエチレングリコール付加物アクリレート、ビスフェノールFエチレングリコール付加物アクリレート、トリシクロデカンメタノールジアクリレート、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレートジアクリレート、2−ヒドロキシ−1−アクリロキシ−3−メタクリロキシプロパン、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパンエチレングリコール付加物トリアクリレート、トリメチロールプロパンプロピレングリコール付加物トリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリスアクリロイルオキシエチルフォスフェート、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレートトリアクリレート、変性ε−カプロラクトントリアクリレート、トリメチロールプロパンエトキシトリアクリレート、グリセリンプロピレングリコール付加物トリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールエチレングリコール付加物テトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(ペンタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタアクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、フッ素化(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート、イミド化(メタ)アクリレートなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
前記の(メタ)アクリレートは、単独もしくは任意に混合して使用することができるが、好ましくは分子内に(メタ)アクリロイル基を2個以上含有又は水酸基を1個以上含有する多官能(メタ)アクリレートモノマーもしくはオリゴマーが重合後の皮膜が硬く、耐擦傷性及至基材密着性が良好で好適である。
前記(メタ)アクリレートに加えて、必要に応じ、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリオレフィン樹脂、アルコキシシランおよびその加水分解物、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリブテン、ポリビニルアルコール、ポリアセタール等のポリマーを併用することが可能である。
さらに、導電性酸化亜鉛微粒子は、粒子間の凝集力が大きく二次凝集体を形成しており、透明性や導電性といった特性を効果的に発現させるためには、二次凝集体を分散させることが好ましい。
分散方法としては、湿式粉砕法が好適である。湿式粉砕法としては、ボールミル、ビーズミル、アトライター等のメディア型、ホモジナイザー、ディスパー、ジェットミル、コロイドミル、ロールミル、超音波等の非メディア型が知られているが、本発明ではこれらのいずれを用いても構わないし、前記の分散方法の二種類以上を組み合わせても良い。
また、本発明の導電性樹脂組成物中には、必要に応じて分散剤、スリップ剤、酸化防止剤、硬化剤、硬化促進剤、チキソトロピー付与剤、レベリング剤、消泡剤、pH調整剤、耐光剤、色調整剤などの添加剤を加えることができる。
前記の樹脂組成物を、フィルム表面に塗布し、硬化させることによって、導電性樹脂組成物層(以下、「皮膜」という)を備えた本発明のシートを得ることができる。
前記皮膜をフィルム表面に形成する方法としては、例えば、浸漬法、グラビアコート法、ダイコート法、ロールコート法、バーコート法、噴霧法、スピンコート法などの従来公知の方法を適用できる。
シート上に形成される皮膜の厚さとしては、0.01μm〜50μmが選択され、0.1μm〜10μmの厚さが一層好ましい。0.01μm未満の場合は、導電性が不足し、50μmより厚い場合には、透明性の不足、さらには基材がカールしてしまうことがあるためである。
本発明に於いて、基材として、ガラスまたは、プラスチックが挙げられるが、前記プラスチックの厚みは0.0001〜10mmが選択され、0.0005〜5mmが好ましく、いわゆるフィルムをも含有している。
前記プラスチックの材質としては、好ましくは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリルースチレン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアクリル、ポリカーボネート、トリアセチルセルロース、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルイミド、ノルボルネン樹脂、等のプラスチックが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。これらの基材は透明度の高いものが好ましいが、所望に応じて着色したシートを用いることができる。
本発明のシートは、前記した本発明の導電性樹脂組成物からなるので、導電性、透明性に優れるという特徴を有しており、ポリエステル、アクリル、ポリカーボネート、トリアセチルセルロース、ポリエーテルスルフォン等のプラスチックシート表面を被覆して、これらのシートに前記特性を付与することができるという顕著な効果を示す。
また、本発明のシートは導電性、透明性に優れることから、ディスプレイに備えることで、長期間に渡り明るくて見やすい画像を提供出来るという特徴を有する。また、本発明のシートを用いた画像表示装置は、長期間に渡り明るくて見やすい画像を提供出来るという特徴を有する。
次に本発明を実施例、比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。又、以下に部とあるのは、特に断りのない限り質量部を示す。
(導電性酸化亜鉛微粒子包装体の調整)内層袋として内容量3lのポリエチレン袋を用意し、平均一次粒子径が20nmの導電性酸化亜鉛微粒子1000部を充填した後、窒素を流量0.5l/分で20分間流入し、袋内雰囲気を窒素で置換した後、ヒートシール処理を行った。この包装体を、さらに、内容量5lアルミニウム蒸着袋に入れ、外層袋と内装袋間に窒素を流量0.5l/分で20分間流入し、雰囲気を窒素で置換した後、ヒートシール処理を行い、包装体Aを得た。
内層袋として内容量3lのポリエチレン袋を用意し、平均一次粒子径が20nmの導電性酸化亜鉛微粒子1000部を充填した後、真空ポンプに接続したチューブを差し込み脱気を行い、袋内雰囲気を真空にした後、ヒートシール処理を行った。この包装体を、さらに、内容量5lアルミニウム蒸着袋に入れ、外層袋と内装袋間に真空ポンプに接続したチューブを差し込み脱気を行い、雰囲気を真空にした後、ヒートシール処理を行い、包装体Bを得た。
内層袋として内容量3lのポリエチレン袋を用意し、平均一次粒子径が20nmの導電性酸化亜鉛微粒子1000部を充填した後、ヒートシール処理を行った。この包装体を、さらに、内容量5lアルミニウム蒸着袋に入れ、ヒートシール処理を行い、包装体Cを得た。
以上の方法にて調整した各包装体を温度23℃、相対湿度50%下で20日間静置した。
(実施例1)20日間保管した包装体Aを開封し、得られた導電性酸化亜鉛微粒子300部、ペンタエリスリトールトリアクリレート(日本化薬社製「KAYARAD PET−30」)75部、ベンジルジメチルケタール(チバスペシャリティーケミカル社製「イルガキュアー651」)3.8部を速やかにイソプロピルアルコール(和光純薬社製「2−プロパノール(特級)」)700部中に添加し、ビーズミルによる分散処理を行った。
得られた樹脂組成物を乾燥後の膜厚が5μmとなる様に、バーコーターにてポリエステルフィルム(東洋紡社製「A4300」)に塗布し、60〜100℃の熱風乾燥機で1〜2分間乾燥の後、高圧水銀灯を用い、照射量500mJ/cmで紫外線硬化することで皮膜を形成した。
(実施例2)実施例1において、包装体Bを用いた以外は、実施例1と同様である。
(比較例1)実施例1において、包装体Cを用いた以外は、実施例1と同様である。
(導電性酸化亜鉛微粒子溶剤浸漬品の調整)内層にポリエチレンフィルムを備えた内容積18lのスチール缶中に、イソプロピルアルコール(和光純薬社製「2−プロパノール(特級)」)を7000部、モレキュラーシーブス4A(和光純薬社製)を1400部添加し、密閉した。
温度23℃、相対湿度50%下で24時間静置の後、開封し、モレキュラーシーブス4Aをメッシュろ過により除去した後、前記包装体Aの条件にて20日間保管された導電性酸化亜鉛微粒子3000部を速やかに添加し、蓋を閉め、シリコーンテープにてシールした。これを溶剤浸漬品Dとする。
内層にポリエチレンフィルムを備えた内容積18lのスチール缶中に、イソプロピルアルコール(ゴードー溶剤社製「工業用2−プロパノール」)を7000部、モレキュラーシーブス4A(和光純薬社製)を1400部添加し、密閉した。
温度23℃、相対湿度50%下で24時間静置の後、開封し、モレキュラーシーブス4Aをメッシュろ過により除去した後、前記包装体Aの条件にて20日間保管された導電性酸化亜鉛微粒子3000部を速やかに添加し、蓋を閉め、シリコーンテープにてシールした。これを溶剤浸漬品Eとする。
内層にポリエチレンフィルムを備えた内容積18lのスチール缶中に、イソプロピルアルコール(ゴードー溶剤社製「工業用2−プロパノール」)を7000部添加した後、窒素によるバブリング処理を流量2.0l/分で3時間行った後、密閉した。
温度23℃、相対湿度50%下で24時間静置の後、開封した後、前記包装体Aの条件にて20日間保管された導電性酸化亜鉛微粒子3000部を速やかに添加し、蓋を閉め、シリコーンテープにてシールした。これを溶剤浸漬品Fとする。
内層にポリエチレンフィルムを備えた内容積18lのスチール缶中に、イソプロピルアルコール(ゴードー溶剤社製「工業用2−プロパノール」)を3500部、1−ブタノール(ゴードー溶剤社製「工業用1−ブタノール」)3500部、モレキュラーシーブス4A(和光純薬社製)を1400部添加し、密閉した。
温度23℃、相対湿度50%下で24時間静置の後、開封し、モレキュラーシーブス4Aをメッシュろ過により除去した後、前記包装体Aの条件にて20日間保管された導電性酸化亜鉛微粒子3000部を速やかに添加し、蓋を閉め、シリコーンテープにてシールした。これを溶剤浸漬品Gとする。
内層にポリエチレンフィルムを備えた内容積18lのスチール缶中に、イソプロピルアルコール(ゴードー溶剤社製「工業用2−プロパノール」)を3500部、メチルエチルケトン(ゴードー溶剤社製「工業用メチルエチルケトン」)3500部、モレキュラーシーブス4A(和光純薬社製)を1400部添加し、密閉した。
温度23℃、相対湿度50%下で24時間静置の後、開封し、モレキュラーシーブス4Aをメッシュろ過により除去した後、前記包装体Aの条件にて20日間保管された導電性酸化亜鉛微粒子3000部を速やかに添加し、蓋を閉め、シリコーンテープにてシールした。これを溶剤浸漬品Hとする。
内層にポリエチレンフィルムを備えた内容積18lのスチール缶中に、イソプロピルアルコール(和光純薬社製「2−プロパノール(特級)」)を7000部添加し、密閉した。
温度23℃、相対湿度50%下で24時間静置の後、開封した後、前記包装体Aの条件にて20日間保管された導電性酸化亜鉛微粒子3000部を速やかに添加し、蓋を閉め、シリコーンテープにてシールした。これを溶剤浸漬品Iとする。
内層にポリエチレンフィルムを備えた内容積18lのスチール缶中に、イソプロピルアルコール(ゴードー溶剤社製「工業用2−プロパノール」)を7000部添加し、密閉した。
温度23℃、相対湿度50%下で24時間静置の後、開封した後、前記包装体Aの条件にて20日間保管された導電性酸化亜鉛微粒子3000部を速やかに添加し、蓋を閉め、シリコーンテープにてシールした。これを溶剤浸漬品Jとする。
以上の方法にて調整した各溶剤浸漬品を温度23℃、相対湿度50%下で60日間静置した。
(実施例3)60日間保管した溶剤浸漬品Dを開封し、ペンタエリスリトールトリアクリレート(日本化薬社製「KAYARAD PET−30」)を750部、重合開始剤として、ベンジルジメチルケタール(チバスペシャリティーケミカル社製「イルガキュアー651」)を37部添加し、ビーズミルによる微分散処理を行い、樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物を乾燥後の膜厚が2μmとなる様に、バーコーターにてポリエステルフィルム(東洋紡社製「A4300」)に塗布し、60〜100℃の熱風乾燥機で1〜2分間乾燥の後、高圧水銀灯を用い、照射量500mJ/cmで紫外線硬化することで皮膜を形成した。
(実施例4)実施例3において、溶剤浸漬品Eを用いた以外は、実施例3と同様である。
(実施例5)実施例3において、溶剤浸漬品Fを用いた以外は、実施例3と同様である。
(実施例6)実施例3において、溶剤浸漬品Gを用いた以外は、実施例3と同様である。
(実施例7)実施例3において、溶剤浸漬品Hを用いた以外は、実施例3と同様である。
(比較例2)実施例3において、溶剤浸漬品Iを用いた以外は、実施例3と同様である。
(比較例3)実施例3において、溶剤浸漬品Jを用いた以外は、実施例3と同様である。
上記実施例および比較例における導電性酸化亜鉛微粒子の各保管方法での水分量及至皮膜形成時の表面抵抗率の値を表1に一括して示す。
Figure 2006160941
尚、性能試験方法は下記の通りである。
水分量測定は、微量水分測定装置(三菱化成社製、MOISTURMETER MODEL CA−03)を使用し、測定・定量した。
表面抵抗率は微小電流/抵抗測定器(アドバンテスト社製)を使用し、JIS K6911に準拠して、印加電圧1000Vで測定した。
本発明の樹脂組成物は、特定粒子サイズを有し、特定な保管方法を経てきた酸化亜鉛を用いているので、長期的に安定した導電性に優れた特徴を有していて、当該樹脂組成物より作製されるシートは導電性、透光性、光反射特性を有し、例えば、いろいろな画像表示装置に好適な材料であり、産業上極めて有用である。また、本発明の酸化亜鉛の保管方法は、前記導電性樹脂組成物を安定して提供できるという効果が得られ有用である。更に、本発明の酸化亜鉛の保管方法は、前記特徴のある樹脂組成物を安定して適用でき、産業上有用である。

Claims (16)

  1. 導電性酸化亜鉛粉末を樹脂中に分散してなる導電性樹脂組成物であって、前記導電性酸化亜鉛粉末を構成する酸化亜鉛の一次粒子の平均粒子径が50nm以下であって、当該導電性酸化亜鉛粉末がガスバリア性を有する容器又は有機溶剤中に保管されたものであることを特徴とする導電性樹脂組成物。
  2. 樹脂が分子内に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有し、活性エネルギー線を照射することにより重合可能な(メタ)アクリレートを含むことを特徴とする請求項1記載の導電性樹脂組成物。
  3. 活性エネルギー線を照射することにより重合可能な(メタ)アクリレートが、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基及び1個以上の水酸基を有することを特徴とする請求項2記載の導電性樹脂組成物。
  4. 有機溶剤中で保管する方法が、有機溶剤中の水分量が100ppm以下の濃度であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の導電性樹脂組成物。
  5. 有機溶剤が炭素数3以上のアルコール及びケトンからなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の導電性樹脂組成物。
  6. 有機溶剤が、予め脱水剤又はバブリング処理により脱水処理されていることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の導電性樹脂組成物。
  7. 脱水剤としてモレキュラーシーブを用いていることを特徴とする請求項6記載の導電性樹脂組成物。
  8. ガスバリア性を有する容器中で保管する方法が、容器中の残留水分量が20g/m以下の濃度であることを特徴とする請求項1記載の導電性樹脂組成物。
  9. 容器中の雰囲気が真空、又は、窒素、アルゴン、ヘリウムからなる不活性ガスからなることを特徴とする請求項8記載の導電性樹脂組成物。
  10. 請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の導電性樹脂組成物を備えることを特徴とするシート。
  11. 少なくとも片面に粘着剤又は接着剤を設けたことを特徴とする請求項10記載のシート
  12. 請求項10又は請求項11記載のシートを含み、透明でしかも帯電防止性であることを特徴とするシート。
  13. 請求項10又は請求項11記載のシートを含み、光反射防止特性を有すること特徴とするシート。
  14. 請求項10乃至13のうちのいずれか1項に記載されたシートを用いてなることを特徴とする画像表示装置。
  15. 一次粒子の平均粒子径が50nm以下からなる導電性樹脂組成物用の酸化亜鉛粉末の保管方法であって、酸化亜鉛粉末を水分量が100ppm以下の有機溶剤中で保管することを特徴とする酸化亜鉛粉末の保管方法。
  16. 一次粒子の平均粒子径が50nm以下からなる導電性樹脂組成物用の酸化亜鉛粉末の保管方法であって、酸化亜鉛粉末を水分量が20g/m以下の雰囲気を有し、ガスバリア性を有する容器中で保管することを特徴とする酸化亜鉛粉末の保管方法。
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