JP2006159881A - 折りたたみ式ホワイトボード - Google Patents

Abstract

【課題】 ホワイトボードの使用する場所や状況により、利用するボード面の角度と枚数を変化させることのできる、折りたたみ式ホワイトボードを提供する。
【解決手段】 複数のボードを１本の垂直な回転軸からなる蝶番を用いて固定し、回転軸を支点として各ボードが任意の角度に開閉できることを特徴とする折りたたみ式ホワイトボード。
【選択図】 図１

Description

本発明は、複数のボードを組み合わせた床置型の、折りたたみ式ホワイトボードに関するものである。

従来は 、ボードを支持する枠もしくはボードが折りたたみ式でない一体構造で、ボードの左右もしくは上下の両端中央に回転軸を設け、回転軸を支点としてボードを１８０度回転させることにより裏表両面を使用していた。（例えば特許文献１参照）
特開平８−９０９８７号公報

そのために次のような問題点があった。
イ．横幅が大きく、狭い場所での使用や移動が困難であった。
ロ．部屋の角に設置する場合、ボードの後側に三角形のデッドスペースが生じた。
ハ．ボードの裏表の移行に時間が掛かり、両面の記述内容の移行説明が困難であった。
ニ．使用しない場合の収納にも、同じ広さのスペースが必要であった。
本発明は、これらの問題点を解決するために発明されたものである。

複数のボードを１本の垂直な回転軸からなる蝶番を用いて固定する。これにより回転軸を支点として各ボードが任意の角度に開閉できる。以上を特徴とする折りたたみ式ホワイトボードである。

１面のボード幅を従来の２分の１の大きさにすると、閉じた時は２分の１のボード面積となり、１８０度開いた時は従来の面積となり、大小２種類のホワイトボードの仕様選択が可能となる。９０度開いた時は部屋の角にもデッドスペースの生ずることなく設置して使用できる。また開いた時、内側ボードは回転軸を支点として自由に左右に回転可能であり、裏側と表側のボード面の表示が簡便である。そして収納は従来の２分の１のスペースで納まり、移動も容易である。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
イ．外側ボード（１）のそれぞれ外側の片端に外側支柱（２）を固定する。
ロ．内側ボード（３）の一端と外側ボードの他端に、１本の回転軸（４）を介した蝶番（６）を用いてそれぞれを固定する。
ハ．回転軸（４）の下部に内側支柱（５）を設ける。
ニ．外側支柱（２）の下部に、回転軸から回転半径の異なる部位にそれぞれ横支脚（７）を設ける。
ホ．横支脚（７）の両端と内側支柱（５）の下部にキャスター（８）を取り付ける。
ヘ．外側ボード（１）の下に、ペン受け（９）を外側支柱（２）と内側支柱（５）に連結して取り付ける。
本発明は以上のような構造になっており、これを使用するときは、少ないボード面で使用する場合は、外側ボード（１）と内側ボード（３）を重ねて閉じた状態で使用する。その時は外側ボート（１）のそれぞれ外側の１面づつ合計２面が利用できる。
多くのボード面を使用する場合は、外側ボードを１８０度開いた状態で使用する。その時は外側ボード（１）の裏表２面と、内側ボード（３）の裏表２面の合計６面が利用できる。そして、外側ボード（１）は任意の角度に開いて利用できるので、部屋の設置場所に応じた角度に開いて使用する。
また、利用するボード面の状態により内側ボード（３）は、左右に任意に回転開閉して使用する。

内側ボード（３）の内部に磁石を埋込み、これにより左右に回転開閉した際に、外側ボード（１）に磁着して固定させることができる。

本発明の開いた使用状態を示す斜視図 本発明の閉じた使用あるいは収納状態を示す斜視図

符号の説明

１ 外側ボード
２ 外側支柱
３ 内側ボード
４ 回転軸
５ 内側支柱
６ 蝶番
７ 横支脚
８ キャスター
９ ペン受け

Claims (1)

1. 複数のボードを１本の垂直な回転軸からなる蝶番を用いて固定し、回転軸を支点として各ボードが任意の角度に開閉できることを特徴とする折りたたみ式ホワイトボード。

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