JP3154227U - 拡張テーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】通常は収納して無駄なスペ−スを解消し、必要に応じて天板のスペ−スを広げうるようにした拡張テーブルを提供する。【解決手段】天板2と同天板の幅方向両端下部に連結した両脚部3a,3bと天板下部に収納した収納ボックス4とからなる。天板の下面に天板の幅L以内の長さの補助天板5を設けてなり、補助天板は一端を天板幅の何れかの端側へ回転軸にて枢着し、その他端を収納ボックス上の固定軸にて枢着・支持し、補助天板を回転させて両天板にて天板面積を拡張させるようにした。【選択図】図1
Description
本考案は、拡張テーブルに係るものであり、更に詳しくは、天板のスペ−スが広くなるようにした拡張テーブルに関するものである。
学童机や学生・大人用のデスクを使用する場合、パソコンや各種の物品をテーブル上に置いて、使い勝手を良くしたいという要望がある。しかし、天板の決められた面積以上には、増やすことができないという問題がある。
天板を回転させて引き出すことのできるテーブルとしては、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載された先行技術がある。特許文献1に記載されたものは、垂下状態にある天板を、上部の一端に回転させて広げるようにしたものである。特許文献2に記載されたものは、テーブルの天板を水平方向に回動させて、最適な作業状態が得られるようにしたものである。特許文献3に記載されたものは、メインテーブルに格納したサブテーブルを、回動自在に組み付けた複合テーブルに関するものである。
実登第3018089号
特開2001−238734号公報
特開2008−73240号公報
また 本出願人が先に出願したものとしては、特許文献4に記載されたものがある。これは、左右のカウンタ−の天板を回転させて、一直線状に配置して棚としたり、手前に合わせて配置しテーブルとして使用するようにしたものである。
実登第3147422号公報
しかし何れも、天板を決められた面積以上に増やすことのできるものではなく、しかも必要のない場合には、収納して無駄なスペ−スを解消するというものではなかった。
上記の事情に鑑み本考案は、通常は収納して無駄なスペ−スを解消し、必要に応じて天板のスペ−スを広げうるようにした拡張テーブルの提供を課題とする。
本考案は上記目的を達成するために、天板と該天板の幅方向両端下部に連結した両脚部と前記天板下部に収納した収納ボックスとからなる拡張テーブルにおいて、前記天板の下面に該天板の幅以内の長さを有する補助天板を設けてなり、該補助天板は一端を天板幅の何れかの端側へ回転軸にて枢着し、前記補助天板の他端を前記収納ボックス上の固定軸にて枢着・支持し、前記補助天板を回転させて両天板にて天板面積を拡張させるようにした拡張テーブルを構成するものである。
また本考案は上記目的を達成するために、天板と該天板の幅方向両端下部に連結した両脚部と前記天板下部に収納した収納ボックスとからなる拡張テーブルにおいて、前記天板の下面に該天板の幅以内の長さを有する補助天板を設けてなり、該補助天板は一端を天板幅の何れかの端側へ回転軸にて枢着し、前記補助天板の他端を該補助天板の脚部で支持しうるようにして、前記補助天板を回転させ、両天板にて天板面積を拡張させるようにした拡張テーブルを構成するものである。
本考案の拡張テーブルは、物を置いたりして、スペースを広く使いたい場合に、天板の面積を容易に広げることができる。
本考案の拡張テーブルは、スペースを狭めたい場合には、補助天板を天板の下面に収納することができる。
本考案の拡張テーブルは、使い勝手の良い方向に、補助天板の向きを変えることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本考案の一実施例を示す拡張テーブルで、(イ)は閉じた状態を示す斜視図、(ロ)は拡張した状態を示す斜視図である。図2は、同テーブルを上から見たもので、(イ)は閉じた状態を示す平面図、(ロ)は拡張した状態を示す平面図である。図3は、本実施例の拡張テーブルに使用される収納ボックスの正面図である。
本実施例の拡張テーブル1は、天板2と同天板の幅方向両端下部に連結した両脚部3a,3bと天板下部に収納した収納ボックス4とからなっている。そして天板2の下面には、天板の幅L以内の長さの補助天板5を設けている。
この補助天板5は、一端を天板幅L方向の何れかの端側、本実施例の場合は右端側で、回転軸51に枢着している。具体的には、補助天板5の回転軸51が、天板2下面の軸穴22内に枢着している。そのため、補助天板5の一端は、円弧状54にして、回転に支障のないようにしている。そして、補助天板5の他端は、収納ボックス4上の固定軸41に枢着している。具体的には、収納ボックス4上の固定軸41が、補助天板5下面の軸穴52内に枢着している。
収納ボックス4の下端には、車輪45が設置されているので回転し、補助天板5の他端を支持させることができる。このようにして、天板2の他に、手前に引き出した補助天板5とよって、天板面積を必要に応じて拡張させることができる。
図4は、本考案の他の実施例を示す拡張テーブルで、(イ)は閉じた状態を示す斜視図(ロ)は拡張した状態を示す斜視図である。図5は、同テーブルを上から見たもので、(イ)は閉じた状態を示す平面図、(ロ)は拡張した状態を示す平面図である。図6は、本実施例の拡張テーブルに使用される収納ボックスの正面図である。
本実施例の拡張テーブル101は、天板102と同天板の幅方向両端下部に連結した両脚部103a,103bと天板下部に収納した収納ボックス104とからなっている。そして天板102の下面には、天板の幅L´以内の長さの補助天板105を設けている。
この補助天板105は、一端を天板幅L´方向の何れかの端側、本実施例の場合は左端側で、回転軸151に枢着している。具体的には、補助天板105の回転軸151が、天板102下面の軸穴122内に枢着している。そのため、補助天板105の一端は、円弧状154にして、回転に支障のないようにしている。そして、本実施例の補助天板105は、他端の下部に脚部153を有するので、この脚部153で補助天板105の他端を支持することになる。また、収納ボックス104の下端と補助天板105の脚部153には車輪145が設置されている
このようにして、天板102の他に、手前に引き出した補助天板105によって、天板面積を必要に応じて拡張させることができる。また収納ボックス104は、使いやすい任意の位置の向きに置けば良い。
本考案の拡張テーブルは、スペースを必要に応じて広くすることができるため、学童机や学生・大人用のデスクに、事務機器の殖える今日、広く使用することのできるものである。
1,101 拡張テーブル
2,102 天板
3a,3b 脚部
103a,103b 脚部
4,104 収納ボックス
5,105 補助天板
41 固定軸
51,151 回転軸
22,52 軸穴
153 脚部
54,154 円弧状
45 車輪
L,L´ 天板の幅
2,102 天板
3a,3b 脚部
103a,103b 脚部
4,104 収納ボックス
5,105 補助天板
41 固定軸
51,151 回転軸
22,52 軸穴
153 脚部
54,154 円弧状
45 車輪
L,L´ 天板の幅
Claims (4)
- 天板と該天板の幅方向両端下部に連結した両脚部と前記天板下部に収納した収納ボックスとからなる拡張テーブルにおいて、前記天板の下面に該天板の幅以内の長さを有する補助天板を設けてなり、該補助天板は一端を天板幅の何れかの端側へ回転軸にて枢着し、前記補助天板の他端を前記収納ボックス上の固定軸にて枢着・支持し、前記補助天板を回転させて両天板にて天板面積を拡張させるようにしたことを特徴とする拡張テーブル。
- 天板と該天板の幅方向両端下部に連結した両脚部と前記天板下部に収納した収納ボックスとからなる拡張テーブルにおいて、前記天板の下面に該天板の幅以内の長さを有する補助天板を設けてなり、該補助天板は一端を天板幅の何れかの端側へ回転軸にて枢着し、前記補助天板の他端を該補助天板の脚部で支持しうるようにして、前記補助天板を回転させ、両天板にて天板面積を拡張させるようにしたことを特徴とする拡張テーブル。
- 前記補助天板の回転軸が、天板下面の軸穴内に枢着され、前記補助天板の一端は、円弧状にして、回転に支障のないようにされ、前記収納ボックス上の固定軸が前記補助天板下面の軸穴内に枢着しており、前記収納ボックスの下端には、車輪が設置されている請求項1記載の拡張テーブル。
- 前記補助天板の回転軸が、天板下面の軸穴内に枢着され、前記補助天板の一端は、円弧状にして、回転に支障のないようにされ、前記収納ボックスの下端と補助天板の脚部には車輪が設置されている請求項2記載の拡張テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005160U JP3154227U (ja) | 2009-07-23 | 2009-07-23 | 拡張テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009005160U JP3154227U (ja) | 2009-07-23 | 2009-07-23 | 拡張テーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3154227U true JP3154227U (ja) | 2009-10-08 |
Family
ID=54858388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009005160U Expired - Fee Related JP3154227U (ja) | 2009-07-23 | 2009-07-23 | 拡張テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3154227U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150002936U (ko) * | 2014-01-21 | 2015-07-29 | (주)피에스씨네트웍스 | 티 테이블 일체화 경대 |
-
2009
- 2009-07-23 JP JP2009005160U patent/JP3154227U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20150002936U (ko) * | 2014-01-21 | 2015-07-29 | (주)피에스씨네트웍스 | 티 테이블 일체화 경대 |
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