JP2006159356A - 圧電駆動型mems装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加速度が印加された状態でも所望の特性を得ることが可能な圧電駆動型MEMS装置を得ることを可能にする。
【解決手段】 基板2上に設けられた支持部6と、支持部上に支持され、圧電膜13および圧電膜を駆動する駆動電極12、14を備えた圧電アクチュエータ10と、を備え、圧電アクチュエータの圧電膜は長手方向に沿って延在するスリット20を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)技術を用いて製造した圧電駆動型MEMS装置に関する。
近年、可変容量やスイッチなどの高周波要素をMEMSにより製造する技術が注目されている。MEMSの可変容量は、可変容量ダイオードと比較してQ値が高いという利点をもつ。一方MEMSスイッチは、PINダイオードやGaAsFETのスイッチと比較して挿入損失が低く、アイソレーション特性がよいという長所をもつ(例えば、特許文献1参照)。これらの長所は、機械的可動部がつくれるというMEMSの特徴からきている。
機械的可動部を作るためには、電気的信号を機械的動作に変換するアクチュエータが必要である。アクチュエータは、その駆動方式によりいくつかの型に分類できる。よく知られた駆動方式として、静電型、熱型、電磁型、圧電型がある。このうち圧電型は、圧電材料の圧電効果を利用して可動構造を実現するものである。圧電型アクチュエータは低電圧動作と低消費電力をともに実現できるという長所をもつ。このため圧電型アクチュエータを利用したMEMS可変容量やMEMSスイッチは、携帯機器向けの高周波部品に適している。
従来のMEMS可変容量は、基板の中央部に可変容量の下部電極が設けられるとともに、基板の両端に支持部が設けられ、これらの支持部に支持され基板側に変位する梁が設けられている。この梁は、第1絶縁膜と、この第1絶縁膜上に設けられた梁の一端から他端まで延びた第1電極膜と、この第1電極膜上の中央部を除いた両端側に設けられた圧電膜と、これらの圧電膜上に設けられた第2電極膜と、第1および第2電極膜を覆う第2絶縁膜とを備えている。圧電膜の材料としてはPZT、AlN、ZnOなどを用いる。なお、第1電極膜が可変容量の上部電極となる。
第1電極膜、第2電極膜に相異なる電圧V1、V2を印加すると、圧電膜は歪んで梁の延在する方向(以下、X軸方向という)の長さが変化する。圧電膜のX軸方向の長さLxが電圧印加によりLx+ΔLxになったとすると、歪みεx=ΔLx/Lxは次のように書ける。
εx=d31(V1−V2)/t (1)
ここでtは圧電膜の厚さ、d31は圧電定数である。圧電定数d31は圧電膜の膜厚方向(以下、Z軸方向という)に電界がかかった場合にX軸方向と、X軸およびZ軸とに直交する方向(以下、Y軸方向という)にどのくらい歪むかをあらわすパラメータであり、その値は圧電材料により異なる。この圧電膜の歪みにより、圧電膜を含む梁が基板方向に撓み、第1電極と下部電極との間の距離が変化する。電極間距離の変化δは次の関係
δ∝d31(V1−V2)Lx (2)
を満たす。したがって、圧電膜のX軸方向の長さ、すなわち梁の長さが長いほうが容量の可変範囲は広くできる。
このような構造のMEMS可変容量では上部電極の下が空洞になっているため、MEMS可変容量に加速度が印加された場合に上部電極が動き、容量値が変わってしまうおそれがある。加速度が印加されても動きにくくするには、梁および上部電極を軽くするとともに、上部電極を支える梁の幅Lを広くすればよい。MEMS可変容量を携帯機器に搭載する場合は、加速度が印加される環境で使用される可能性が高いため、こうした対策が特に重要となる。
しかし梁の幅Lyを広くすると、第1および第2電極に電圧を印加したとき、Y軸方向にも圧電膜が歪んでしまう。Y軸方向の歪みεy(=ΔLy/Ly)は、次のように書ける。
εy=d32(V1−V2)/t (3)
ここでd32は圧電定数である。この歪みにより、梁がY軸方向においても基板側に撓んでしまう。この結果、容量部の上部電極と下部電極が平行にならず、所望の容量値が得られなくなるという問題が生じる。なお、撓みによる変位量、すなわちδyは、梁の幅Lyの2乗に比例する。
この梁の撓みは、圧電型のMEMSスイッチにおいても問題を起こす。MEMSスイッチにおいて、スイッチがオフしているときのアイソレーション特性が加速度に依存しないようにするには、梁の幅を太くする必要がある。しかしこの結果、電圧印加時にY軸方向においても梁の撓みが生じる。このためスイッチがオンしたときに、接点部の電極が平行にならず、一点のみで接触した状態となる。この結果スイッチがオンしたときの抵抗が増し、挿入損失が増えてしまい、所望の特性を得ることができない。さらにこの抵抗増大は、接触部の電極の溶解による不良を起こしやすくする。
米国特許第4,670,682号明細書
本発明は、加速度が印加された状態でも所望の特性を得ることができる圧電駆動型MEMS装置を提供する。
本発明の一態様による圧電駆動型MEMS装置は、基板上に設けられた支持部と、前記支持部上に支持され、圧電膜および前記圧電膜を駆動する駆動電極を備えた圧電アクチュエータと、を備え、前記圧電アクチュエータの圧電膜は長手方向に沿って延在するスリットを有していることを特徴とする。
本発明によれば、加速度が印加された状態でも所望の特性を得ることが可能な圧電駆動型MEMS装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図1乃至図3を参照して説明する。本実施形態による圧電駆動型MEMS装置の平面図を図1に、図1に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図2に、図1に示す切断線B−Bで切断したときの断面図を図3に示す。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置は可変容量であって、シリコンまたはガラスからなる基板2の中央部に下部電極4が設けられるとともに、基板2の両端部に対向するようにそれぞれ複数個、例えば3個の支持部6が設けられている。そして、これらの支持部6上に下部電極4を跨ぐように梁10が設けられた構成となっている。
梁10は、例えばSiOからなる絶縁膜11と、この絶縁膜11上に設けられた第1の電極12と、この第1の電極12の中央部を除く領域上に設けられた圧電膜13と、この圧電膜13上に設けられた第2の電極14と、第2の電極および第1の電極12の中央部を覆うように設けられた例えばSiOからなる保護膜15を備えている。梁10は中央部の幅(図1では上下方向の長さ)が両端部の幅よりも広く、かつ両端部には長手方向に沿ってそれぞれ2本のスリット20が設けられ、これらのスリット20によってそれぞれ3個の分岐梁に分岐されている。スリット20は長さ(図1では左右方向の長さ)が圧電膜13の長さ以上となるように設けられる。なお、3個の分岐梁はそれぞれ、支持部6によって支持された構成となっている。また、支持部6の高さは下部電極4の膜厚よりも大きくなるように構成され、これにより、下部電極4と梁10との間に隙間7が形成される(図2参照)。
本実施形態において、第1の電極12に駆動電圧V1、第2の電極14に駆動電圧V2を印加すると、圧電膜13が歪んで長手方向(図1では左右方向)の長さが変化して梁10が下部電極4の方向に撓み、下部電極4と第1の電極12間の距離が変化することにより、容量が変化する。すなわち、梁10は圧電アクチュエータを構成する。また、第1の電極12は可変容量の上部電極を兼ねた構成となっている。
駆動電圧V1、V2の大小関係は、圧電膜の種類、分極の向き、および圧電膜上下の膜厚、ヤング率などの要因によって変わる。たとえば圧電膜として、分極の向きが(図2)の上側を向いているAlN膜を使用した場合について説明する。圧電膜の下の膜厚、すなわち絶縁膜11および第1の電極12の膜厚の和をt1とし、圧電膜の上の膜厚、すなわち第2の電極14および保護膜15の膜厚の和をt2とする。簡単のため、絶縁膜11、第1の電極12、第2の電極14、および保護膜15のヤング率は等しいものとする。AlNのd31は負であるため、t2>t1の場合は、駆動電圧V1がV2より大きければ圧電膜が縮んでアクチュエータが下方に動き、駆動電圧V1がV2より小さければ圧電膜が伸びてアクチュエータが上方に動く。t2<t1の場合はこれとは逆の方向に動く。圧電膜としてPZTを採用する場合も動作の向きは同様であるが、分極反転を起こさないような電圧条件下で使用することが望ましい。なぜなら分極反転が繰り返されると、分極疲労により圧電性が劣化するからである。
以上説明したように、本実施形態においては、梁10の両端部にスリット20を設けて分岐梁を形成している。このため、分岐梁の圧電膜13の幅はスリット20を設けない場合の梁10の圧電膜の幅よりも狭いため、圧電膜13の幅方向の歪みによる撓みを小さくすることが可能となる。例えば(n−1)個のスリット20を梁10の両端部に設けて梁10をn個の分岐梁に分岐し、これらのn個の分岐梁の横幅の総和がスリットを設けない場合の梁の幅と等しくなるようにした場合、一本の分岐梁の圧電膜の幅方向の歪みによる変位量δは、スリット20を設けない梁の場合の1/nにできる。したがって、図3に示すように、梁10の断面は、ほぼ変形せず、略平坦な形状になる。これにより、容量を構成する下部電極4と、上部電極12との間が略平行となって、所望の容量を得ることができる。
また、分割梁の横幅の総和はスリット20を設けない場合の梁と同じにすれば、加速度に対する耐性が悪化するのを防止することができる。
なお、スリットの形状としては、図4に示すように、分岐梁と分岐梁との間を橋部18で接続するように構成してもよい。この場合、橋部18は分岐梁と同じく、誘電体膜、第1電極、圧電膜、第2電極、および保護膜から構成することができる。図4に示すような形状にすると、加速度耐性をより強固にすることができる。
また、圧電アクチュエータにスリットを入れることにより、次のような効果ももたらされる。(1)アクチュエータ下部の犠牲層を抜く際、スリット部からも犠牲層を抜くことによりエッチング深さが浅くなり、スリットがない場合に比べてエッチング時間を短縮できる。(2)アクチュエータが動作する際、スリット部を空気が通過するため、空気抵抗によるダンピング効果(スクイーズド・フィルム・ダンピング効果)が抑制され、より高速な動作が可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、加速度が印加された状態でも所望の容量を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図5乃至図6を参照して説明する。本実施形態の圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図を図5に、図5に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図6に示す。
本実施形態のMEMS装置はMEMSスイッチであって、シリコン基板2の一端に支持部6が設けられ、他端に一対の下部電極37と引き出し電極38が設けられ、この支持部6上に片持ち梁30が固定された構成となっている。片持ち梁30は、絶縁膜31と、絶縁膜31上に設けられた第1の電極32と、第1の電極32上に設けられた圧電膜33と、圧電膜33上に設けられた第2の電極34と、第2の電極34上に設けられた保護膜35と、絶縁膜31の第1の電極と反対側の面に設けられた上部電極36とを備えており、片持ち梁30の中央部に長手方向に沿ってスリット20が設けられた構成となっている。
支持部6の高さは下部電極37の膜厚よりも大きくなるように設けられており、これにより、下部電極37と上部電極36との間に隙間7が形成される。
本実施形態において、第1の電極32に電圧V1を印加し、第2の電極34に電圧V2(<V1)を印加すると、圧電膜33が長手方向に歪み、この歪みにより片持ち梁30が基板2の方向に撓み、上部電極36が下部電極37に接触し、スイッチがオン状態となる。
本実施形態においては、片持ち梁30にスリット20が設けられているため、梁30の幅方向のたわみが少なく、スイッチがオンしたときに上部電極36が梁30の幅方向にほとんど変形しないで下部電極37に面接触することになる。このため、一点で接触する従来の場合と異なり、挿入損失を削減できる。また梁30の幅の総和が大きいため、加速度に対し十分な耐性を有することになる。これにより、挿入損失が低く加速度耐性を有する高周波スイッチを実現することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図7乃至図9を参照して説明する。本実施形態による圧電駆動型MEMS装置の平面図を図7に、図7に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図8に、図7に示す切断線B−Bで切断したときの断面図を図9に示す。なお、図7は、後述する保護膜を削除したときの平面図である。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置はT字型ユニモルフ可変容量であって、下部電極4と、梁10とを備えている。下部電極4は例えばSiOからなる絶縁層3が形成されたシリコンからなる基板2上の中央部に設けられ、この下部電極4上には例えばSiNからなる絶縁層5が形成される。また、基板2の端部に設けられた複数個の支持部6が設けられている。梁10は支持部6上に下部電極4を跨ぐように設けられた構成となっている。
梁10は、例えばSiOからなる絶縁膜16と、この絶縁膜16の中央部上に設けられた上部電極17と、絶縁膜16の中央部を除く領域上に設けられた例えばSiOからなる絶縁膜11と、絶縁膜11上に設けられた第1の電極12と、第1の電極12上に設けられた圧電膜13と、圧電膜13上に設けられた第2の電極14と、例えばSiOからなる保護膜15とを備えている。そして、梁10は両端部には長手方向に沿ってそれぞれ2本のスリット20が設けられ、これらのスリット20によってそれぞれ3個の分岐梁に分岐されている。3個の分岐梁はそれぞれ、支持部6によって支持されている(図8参照)。
上部電極17は、梁10の長手方向と直交する方向に延在している引き出し電極17aに電気的に接続されている。引き出し電極17aは、その剛性を低くして梁10が撓みやすいようにスリット18が複数個設けられた構成となっている。引き出し電極17aは、支持部6によって支持されている(図9参照)。なお、支持部6の高さは下部電極4の膜厚よりも大きくなるように構成され、これにより、下部電極4と梁10との間に隙間7が形成される(図8参照)。
第1の電極12はコンタクト12aを介して第1の電極12に電圧を印加するための配線12bに電気的に接続され、第2の電極14はコンタクト14aを介して第2の電極14に電圧を印加するための配線14bに電気的に接続されている(図7参照)。また、下部電極4もコンタクト4aを介して下部電極4に電圧を印加するための引き出し電極4bに電気的に接続されている(図9参照)。引き出し電極4bも図9に示すように支持部6によって支持されている。
本実施形態において、第1の電極12に駆動電圧V1、第2の電極14に駆動電圧V
2を印加すると、圧電膜13が歪んで長手方向(図7では左右方向)の長さが変化して梁10が下部電極4の方向に撓み、下部電極4と第1の電極12間の距離が変化することにより、容量が変化する。
本実施形態も第1実施形態の場合と同様に、梁10の両端部にスリット20を設けて分岐梁を形成している。このため、第1実施形態の場合と同様に、梁10の幅方向の断面は、ほぼ変形せず、略平坦な形状になり、容量を構成する下部電極4と、上部電極12との間が略平行となって、所望の容量を得ることができる。また、分割梁の横幅の総和はスリット20を設けない場合の梁と同じにすれば、加速度に対する耐性が悪化するのを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、加速度が印加された状態でも所望の容量を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図10乃至図12を参照して説明する。本実施形態による圧電駆動型MEMS装置の平面図を図10に、図10に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図11に、図10に示す切断線B−Bで切断したときの断面図を図12に示す。なお、図10は、保護膜15を削除したときの平面図である。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置はI字型ユニモルフ可変容量であって、図7乃至図9に示す第3実施形態のT字型ユニモルフ可変容量において、上部電極17の引き出し電極17aを削除して上部電極17を電気的にフローティング状態にするとともに、下部電極4を2個配置した構成となっている。
本実施例においては、端子4b、4d間がフローティングの電極17を介して容量結合している。このため電極17を上下に動かすことにより、端子4b、4d間の容量を変化させることができる。本実施例では第3実施形態の上部電極17のような引き出し配線がないため、上部電極がたわみにくい。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置も梁10の両端部にスリット20を設けて分岐梁を形成しているため、第3実施形態と同様に、加速度が印加された状態でも所望の容量を得ることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図13乃至図15を参照して説明する。本実施形態による圧電駆動型MEMS装置の平面図を図13に、図13に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図14に、図13に示す切断線B−Bで切断したときの断面図を図15に示す。なお、図13は、保護膜を削除したときの平面図である。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置はI字型バイモルフ可変容量であって、図10乃至図12に示す第4実施形態の圧電駆動型MEMS装置の梁10の電極14上に圧電膜13、電極14を設けた構成となっている。電極14はコンタクト14aを介して配線14bに接続される。
本実施形態において、梁10の電極12、14、14にそれぞれ電圧を印加することにより、梁10が撓み、上部電極17と下部電極4との間の距離が変化し、容量を可変とすることができる。
本実施形態も第4実施形態と同様に大きな容量を得ることができるとともに、加速度が印加された状態でも所望の容量を得ることができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図16乃至図18を参照して説明する。本実施形態による圧電駆動型MEMS装置の平面図を図16に、図16に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図17に、図16に示す切断線B−Bで切断したときの断面図を図18に示す。なお、図16は、保護膜15を削除したときの平面図である。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置はI字型ユニモルフ可変容量であって、図10乃至図12に示す第4実施形態のI字型ユニモルフ可変容量において、梁10を片持ち梁とした構成となっている。
本実施形態も第4実施形態と同様に、大きな容量を得ることができるとともに、加速度が印加された状態でも所望の容量を得ることができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図19乃至図21を参照して説明する。本実施形態による圧電駆動型MEMS装置の平面図を図19に、図19に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図20に、図19に示す切断線B−Bで切断したときの断面図を図21に示す。なお、図19は、保護膜15を削除したときの平面図である。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置はI字型ユニモルフスイッチであって、図10乃至図12に示す第4実施形態のI字型ユニモルフ可変容量において、下部電極4の上面の絶縁層5が除去されて下部電極4の上面が露出するとともに上部電極17の下面の絶縁膜16が除去され絶縁膜16の下面と上部電極17の下面が同一面上にある構成となっている。
本実施形態においては、梁10にスリット20が設けられているため、梁10の幅方向のたわみが少なく、スイッチがオンしたときに上部電極17が梁10の幅方向にほとんど変形しないで下部電極4に面接触することになる。このため、一点で接触する従来の場合と異なり、挿入損失を削減できる。また梁10の幅の総和が大きいため、加速度に対し十分な耐性を有することになる。これにより、挿入損失が低く加速度耐性を有する高周波スイッチを実現することができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図22乃至図24を参照して説明する。本実施形態による圧電駆動型MEMS装置の平面図を図22に、図22に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図23に、図22に示す切断線B−Bで切断したときの断面図を図24に示す。なお、図22は、保護膜15を削除したときの平面図である。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置はI字型ユニモルフスイッチであって、図19乃至図21に示す第7実施形態のI字型ユニモルフスイッチにおいて、梁10を片持ち梁とした構成となっている。
本実施形態も、第7実施形態と同様に、梁10にスリット20が設けられているため、梁10の幅方向のたわみが少なく、スイッチがオンしたときに上部電極17が梁10の幅方向にほとんど変形しないで下部電極4に面接触することになる。このため、一点で接触する従来の場合と異なり、挿入損失を削減できる。また梁10の幅の総和が大きいため、加速度に対し十分な耐性を有することになる。
第8実施形態においては、梁10のスリット20の数は片側2個であったが、図25に示すように、3個以上であってもよい。このことは、第8実施形態ばかりでなく、第1乃至第7実施形態においても同様である。
また、スリット20の形状としては、図26に示すように、分岐梁と分岐梁の間を橋部18で接続するように構成してもよい。また、スリット20は、図27に示すようにメッシュ状に構成してもよい。これらことは、第8実施形態ばかりでなく、第1乃至第7実施形態においても同様である。
また、梁10は、図28に示すように、端部にいくにつれて広がるような形状であってもよい。このことは、第8実施形態ばかりでなく、第1乃至第7実施形態においても同様である。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態による圧電駆動型MEMS装置を図29乃至図31を参照して説明する。本実施形態による圧電駆動型MEMS装置の平面図を図29に、図29に示す切断線A−Aで切断したときの断面図を図30に、図29に示す切断線B−Bで切断したときの断面図を図31に示す。なお、図29は、保護膜15を削除したときの平面図である。
本実施形態の圧電駆動型MEMS装置はI字型ユニモルフ可変容量であって、図10乃至図12に示す第4実施形態のI字型ユニモルフ可変容量において、梁10の上部電極17の支持層16を上部電極17の上側に設けた構成となっている。上部電極17の支持部16は、上部電極17および電極14上に層間絶縁膜19を介して設けられた構成となっている。
本実施形態も第4実施形態と同様に大きな容量を得ることができるとともに、加速度が印加された状態でも所望の容量を得ることができる。
なお、上記実施形態ではMEMS可変容量またはMEMSスイッチを例にとって説明したが、圧電アクチュエータすなわち圧電膜を有する梁の構造はこれら以外のものに対しても適用できる。
本発明の第1実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図1に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 図1に示す切断線B−Bで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 第1実施形態の変形例による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 本発明の第2実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図5に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 本発明の第3実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図7に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 図7に示す切断線B−Bで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 本発明の第4実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図10に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 図10に示す切断線B−Bで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 本発明の第5実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図13に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 図13に示す切断線B−Bで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 本発明の第6実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図16に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 図16に示す切断線B−Bで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 本発明の第7実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図19に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 図19に示す切断線B−Bで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 本発明の第8実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図22に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 図22に示す切断線B−Bで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 第8実施形態の第1変形例による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 第8実施形態の第2変形例による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 第8実施形態の第3変形例による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 第8実施形態の第4変形例による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 本発明の第9実施形態による圧電駆動型MEMS装置の構成を示す平面図。 図29に示す切断線A−Aで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。 図29に示す切断線B−Bで切断したときの圧電駆動型MEMS装置の構成を示す断面図。
符号の説明
2 基板
4 下部電極
6 支持部
7 隙間
10 梁(圧電アクチュエータ)
11 絶縁膜
12 電極
13 圧電膜
14 電極
15 保護膜

Claims (5)

  1. 基板上に設けられた支持部と、
    前記支持部上に支持され、圧電膜および前記圧電膜を駆動する駆動電極を備えた圧電アクチュエータと、
    を備え、前記圧電アクチュエータの圧電膜は長手方向に沿って延在するスリットを有していることを特徴とする圧電駆動型MEMS装置。
  2. 前記圧電アクチュエータは、前記支持部によって片持ち支持された絶縁膜と、前記絶縁膜の前記支持部とは反対側の端部に設けられた第1の電極とを更に備え、前記駆動電極は第1および第2の駆動電極を有し、前記絶縁膜上に前記第1の電極と電気的に分離されて前記第1の駆動電極が設けられ、前記第1の駆動電極上に前記圧電膜が設けられ、前記圧電膜上に前記第2の駆動電極が設けられ、
    前記基板上に前記第1の電極に対向するように第2の電極が設けられていることを特徴とする請求項1記載の圧電駆動型MEMS装置。
  3. 前記圧電アクチュエータは、前記支持部によって両持ち支持された絶縁膜と、前記絶縁膜の中央部に設けられた第1の電極とを更に備え、前記駆動電極は第1および第2の駆動電極を有し、前記絶縁膜の両端部上に前記第1の電極と電気的に分離されて前記第1の駆動電極が設けられ、前記第1の駆動電極上に前記圧電膜が設けられ、前記圧電膜上に前記第2の駆動電極が設けられ、
    前記基板上に前記第1の電極に対向するように第2の電極が設けられていることを特徴とする請求項1記載の圧電駆動型MEMS装置。
  4. 前記スリットは複数個設けられ、それぞれのスリットは、前記絶縁膜、前記第1の駆動電極、前記圧電膜、前記第2の駆動電極を貫通することを特徴とする請求項2または3記載の圧電駆動型MEMS装置。
  5. 前記圧電駆動型MEMS装置は、可変容量およびスイッチのいずれか一方であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の圧電駆動型MEMS装置。
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