JP2006159182A - ディスプレイのためのカラー・フィルタをインクジェット印刷するための方法及び装置 - Google Patents

ディスプレイのためのカラー・フィルタをインクジェット印刷するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はインクジェット印刷システムを制御するための方法、システム、及びドライバを提供することである。
【解決手段】このドライバはプロセッサを含むロジックと、このロジックに接続されたメモリと、ロジックに接続される発射パルス発生回路とを含む。発射パルス発生器は、印刷ヘッドへのドライバの接続を可能ならしめるコネクタを含む。ロジックは画像を受信し、この画像を画像データ・ファイルに変換するようになっている。この画像データ・ファイルは基板が印刷方向に動くときに、基板上のピクセルウェル内にインクを堆積するために印刷ヘッドにトリガーをかけるよう、ドライバにより用いられる。数々の他の特徴が開示されている。
【選択図】図1A

Description

優先権の主張
本件出願は、「ディスプレイのためのカラー・フィルタのインクジェット印刷のための方法及び装置」と題される、2005年2月18日に出願された米国特許出願11/061,148(アトニー・ドケット番号9521−5)の部分継続出願であり、本件出願において、その全体が参照され、組み込まれる。
また、本件出願は、「インクジェットを用いて、フラット・パネル・ディスプレイのカラー・フィルタを形成するための装置及び方法」と題される、2004年11月4日に出願された米国仮特許出願番号60/625,550の優先権を主張するものであり、本件出願において、その全体が参照され、組み込まれる。
関連出願の参照
本出願は、「印刷ヘッド・アセンブリの正確な制御のための方法及び装置」と題される、2005年2月18日に出願された米国特許出願番号11/061,120(アトニー・ドケット番号9769)に関連し、本件出願においてその全体が参照され、組み込まれる。
また本出願は、「高精細度のインクジェット発射パルス発生器のための方法及び装置」と題される、2005年9月29日に出願された米国特許出願番号11/238,637(アトニー・ドケット番号10003)に関連し、本件出願において、その全体が参照され、組み込まれる。
発明の分野
本発明は、フラット・パネル・ディスプレイのためのカラー・フィルタを印刷するためのシステムに主に関し、特に、カラー・フィルタ画像データを用いてインクジェット印刷の動作を制御するためのシステム及び方法に関する。
発明の背景
フラット・パネル・ディスプレイ産業は、ディスプレイ・デバイス、特にカラー・フィルタを製造するのに、インクジェット印刷を用いようとしてきた。インクジェット印刷を効果的に用いることによる1つの問題点は、高い生産性を保ちながら、正確に精密に基板上にインク若しくは他の物質をインクジェットするのが困難であるということであった。従って、印刷制御システムを効果的に、且つ、正確に駆動するに用いられ得るデータに、電子画像を効率的に変換する方法及び装置が必要とされている。
発明の概要
ある一面において、本発明はインクジェット印刷システムを制御するためのドライバを提供する。このドライバは、プロセッサを含むロジック、このロジックに接続されるメモリ、このロジックに接続される発射パルス発生回路を含む。この発射パルス発生器は、ドライバを印刷ヘッドに結合するためのコネクタを含む。ロジックは画像を受信し、その画像を画像データ・ファイルに変換するようになっている。この画像データ・ファイルは印刷方向に動くにつれ、基板上のピクセルウェルにインクを堆積するために印刷ヘッドにトリガーをかけるよう、ドライバにより用いられるようになっている。
他の面において、本発明はディスプレイ体を製造するためのシステムを提供する。このシステムは、少なくとも1つのドライバを含む印刷コントローラと、少なくとも1つのドライバに接続された少なくとも1つの印刷ヘッドと、印刷コントローラに接続されたステージ・コントローラと、ステージ・コントローラに接続された少なくとも1つのモータと、少なくとも1つのモータ及びステージ・コントローラに接続された少なくとも1つのエンコーダと、ステージ・コントローラ及び印刷コントローラに接続されたホストとを含む。このホストは、印刷コントローラに画像を転送するようになっている。印刷コントローラは、ホストからの命令に応じて、ステージ・コントローラの指示の下、モータにより基板が印刷方向に動くにつれ、その基板上のピクセルウェルにインクを堆積するよう、印刷ヘッドにトリガーをかけるように用いられるような画像データに画像を変換するようになっている。
更に他の面において、本発明は、インクジェット印刷システムを製造する方法を提供するものである。この方法はプロセッサを含むロジックを提供し、メモリをロジックに接続し、発射パルス発生回路をロジックに接続し、印刷ヘッドへの接続可能ならしめるためにコネクタを発射パルス発生器に接続し、ロジックに画像を受信せしめ、基板が印刷方向に動くにつれ、ピクセルウェルにインクを堆積するよう印刷ヘッドにトリガーをかけるのに用いられるようになっている画像データ・ファイルに画像を変換せしめるステップを含む。
本発明の他の特徴及び性質は、以下の詳細な説明、添付のクレーム、及び添付図面から十分に明らかになるであろう。
詳細な説明
インクジェットプリンタは、フラット・パネル・ディスプレイのためのカラー・フィルタを印刷するために、ガラスなどの基板上を行ったり来たりして動く1つ以上のキャリッジ内に搭載された1つ以上のインクジェット印刷ヘッド(若しくはヘッド)をしばしば利用する。いくつかのプリンタにおいて、追加的に、若しくは、選択的に、基板はステージと呼ばれる移動するテーブル面上にヘッドに対して動く。ヘッドに対して基板が相対的に動くにつれ、インクジェット印刷コントロールシステムは画像を形成するために基板上にインク(若しくは他の液体)の液滴を堆積、若しくは、射出するためにヘッド内の個々のノズルを起動する。
ノズルを起動することは、噴出機構に一定量のインクを分散せしめるために、発射パルス信号若しくはパルス電圧を各々のノズルに送ることを含む。いくつかのヘッドにおいて、このパルス電圧はノズルからインクを押し出す、例えばピエゾ電子要素を起動するのに用いられる。他のヘッドにおいて、このパルス電圧によって、ノズルからインクを押し出す皮膜は、レーザ光に応じて、レーザ加熱される。
プリンタにおいて、プリントされるべき画像はプリンタの制御システムのメモリに保持された電子画像として表される。例えば、電子画像のピクセルは基板上の滴下位置を表すのに用いられる。
本発明は、基板のレイアウト・データ及び液体滴下位置に基づいて、基板上に「印刷」されるべきフィルタの画像を定義するための装置及び方法を提供する。本発明による印刷システムは、1つ以上のフィルタを形成するために、基板上に効率的に、且つ、正確に液体を堆積する。本発明のインクジェット制御システムは、ディスプレイ・パネルのためのカラー・フィルタのピクセルウェル内に分配されるインクの平面上の正確さ、位置決めの正確さを改善する。これは印刷されるべき画像を表すデータに液体の量の制御情報をマッピングすることにより成し遂げられる。例えば、生の画像を表す滴下位置は、様々な大きさの発射パルス電圧信号を生成するために用いられ、その信号はディスプレイ体の製造において用いられるカラー・フィルタのピクセルウェル内にインク液滴を分散するために、印刷ヘッド・アセンブリのノズルを起動するのに用いられる。基板のレイアウト・データ、修正された置換データ、及び、液体滴下位置に基づく画像データ(例えば、生の画像)からの滴下位置情報を生成するための例示的なアルゴリズムは以下に説明される。この例示的なアルゴリズムにより、例えば、カラー・フィルタのビットマップ画像により表されるような理論上の滴下位置は、実際の物理的な滴下位置(例えば、液体が分配されるべきときの実際のインクジェット印刷ヘッドノズルの位置)に変換することができる。
より詳細には、電子画像のピクセルは、インクの滴下がディスプレイピクセルのウェルを満たすために堆積されるべきところの相対的な位置を示す。発射パルス電圧の大きさ及び幅は、画像データの各値(例えば、所要の滴下位置のためのデータはヘッド/ノズルの識別子、滴下サイズ、及びノズルの状態を含む)について、修繕される。
修繕されたパルスの電圧及び幅に基づいて、各印刷ヘッドのための特定された大きさ及び幅を有する発射パルス信号が、制御されたロジック・デバイスを用いて適宜なドライバにより発生され、液体の分配せしめるために適宜なノズルに送られる。更に、コントローラのメモリに保存された印刷ヘッド較正参照テーブルからの置換データを用いて、滴下エラー(例えば、プリント・ヘッド・アセンブリの作成プロセスの間に生じる製造限界及び機械的なミス・アライメントにより引き起こされる)は、置換データに基づく滴下位置データを変えることにより修正される。これらの機能は、例えば、1つ以上のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などのロジック・デバイスを用いてコントローラ内に実現され得る。このコントローラは各インクの液滴の大きさを正確に測り、基板上のピクセルウェル内の所要の位置に噴射されるべき液滴を正確に方向づける。
いくつかの実施例において、ディスプレイのためのカラー・フィルタは、ウェルがインクにより満たされたとき、ディスプレイピクセルとなるであろう基板上に形成された事前に定義されたピクセルウェルのマトリクスを含む。このマトリクスは、リソグラフ若しくは他のプロセスを用いて形成される。例えば、ピクセルウェルはコーティング、マスキング、及びエッチングのプロセスを用いて、印刷する前に、基板上にレイアウトされる。
システムの概要
図1Aを見ると、インクジェット印刷システム100の一例の概略図が示されている。インクジェット印刷システム100は、ロジック、通信部、及びメモリ・デバイスを含むコントローラ102を含む。このコントローラ102は、選択的に、若しくは追加的に、1つ以上の印刷ヘッド110、112、114に制御信号(例えば、発射パルス信号)を送るロジックをそれぞれが含む1つ以上のドライバ104、106、108を含む。印刷ヘッド110、112、114は、(破線で示される)基板S上に液体を堆積するための1つ以上のノズル116、118、120を含む。コントローラ102は、画像及び他のデータを受け取るためのホスト・コンピュータ122及び増幅された発射パルスを発生するための電源124に接続される。
図示された実施例において、ホスト・コンピュータ122は印刷ヘッド110、112、114に対して、基板Sを位置決めするためのXY(例えば、水平方向及び垂直方向)移動命令を送出する。例えば、ステージ・コントローラ126は基板Sを支持するステージ129を移動するために1つ以上のモータ128を制御する。1つ以上のエンコーダ130は、モータ128及び/又はステージ129に接続されて、ステージ・コントローラ126へのモーション・フィードバック信号を送出し、ステージ・コントローラ126は印刷ヘッド110、112、114に対する基板Sの位置をトレースするのに用いられる信号を送出するために、コントローラ102に接続される。いくつかの実施例において、リアル・タイム・コントローラ132がコントローラ102に接続されて、更に以下に説明されるようなインク(若しくは他の液体)の堆積を可能ならしめるためのジェット・イネーブル信号を送出する。接続は図示されていないが、リアル・タイム・コントローラ132はジェット・イネーブル信号がいくつかの実施例においてオン状態となるべきときを決定するために、ステージ・コントローラ126及び/又はエンコーダ130からの信号を受け取る。
コントローラ102は、1つ以上のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)若しくは他の類似のデバイスを用いて実現される。いくつかの実施例において、ディスクリートな部品がこのコントローラ102を実現されるために用いられる。コントローラ102は、本明細書において記述される、インクジェット印刷システム100及びインクジェット印刷システム100の1つ以上の電気的な及び機械的な部品及びシステムを制御し、及び/若しくは、モニタするようになっている。いくつかの実施例において、コントローラ102は適宜なコンピュータ若しくはコンピュータ・システムであってもよいし、又は、いくつかのコンピュータ若しくはコンピュータ・システムを含み得る。
いくつかの実施例において、コントローラ102はコンピュータ若しくはコンピュータ・システムに典型的に使用されるか、若しくは、関連して使用されるコンポーネント若しくはデバイスであるか、若しくは、それらを含んでもよい。第1図において明白には図示されていないが、コントローラ102は中央処理ユニット、リード・オンリー・メモリ(ROM)デバイス、及び/又は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)デバイスを含む。また、コントローラ102はキーボード、及び/又は、マウス、又は、その他の指示デバイスなどの入力装置、データ、及び/若しくは、情報が得られるような、プリンタ若しくはその他の装置などの出力デバイス、及び/又は、ユーザ若しくはオペレータに対して情報を表示するためのモニタなどのディスプレイ・デバイスを含む。また、コントローラ102は他のシステム・コンポーネントとの通信、及び/又は、ネットワーク環境下での通信を行うためのLANアダプタ若しくは通信ポートなどの送信器、及び/又は、受信器を含み、適宜なデータ、及び/又は、情報を保持するための1つ以上のデータベース、本発明の方法を実行するための1つ以上のプログラム若しくは一連の命令、及び/又は、周辺デバイスを含む他のコンピュータ・コンポーネント若しくはシステムを含む。
本発明のいくつかの実施例によれば、ROMデバイスからRAMデバイス、又は、LANアダプタからRAMデバイスなど、他のメディアからコントローラ102のメモリにプログラムの命令が読み出される。プログラム内の命令のシーケンスの実行により、コントローラ102は本明細書に記載されるプロセスのステップの1以上を実行する。選択的な実施例において、本発明のプロセスを実行するために、ハード的に接続された回路若しくは集積回路がそれに代わって、若しくは、ソフトウェアの命令とともに用いられてもよい。このようにして、本発明の実施例はいかなる特定的なハードウェア、ファームウェア、及び/又は、ソフトウェアの組み合わせに限定されるものではない。
上述したように、コントローラ102は印刷されるべき画像に関するデータ、基板レイアウト・データ、印刷ヘッド較正/滴下置換データ、及び/又は、基板位置決め、及びオフセットデータを含むデータベースを作成し、受信し、及び/又は、保持する。本発明技術分野の熟練家により理解されるように、本明細書において表されるサンプルデータの構造及びそれらの関係の概略図及び説明は、保持された情報を表すための例示的な構成である。いかなる他の構成も、図示により提案されたもの以外に用いられる。
ドライバ104、106、108は、図1Aに表されるようなコントローラ102のロジックの一部分又は複数部分に実現され得る。選択的な及び/又は追加的な実施例において、ドライバ104、106、108はコントローラ102の中で、全てが実現れるか、または、ドライバ104、106、108はコントローラ102に接続され、独立ではないが分離したアナログ及びデジタル回路として実現される。図示のとおり、ドライバ104、106、108のそれぞれは、対応する印刷ヘッド110、112、114を駆動するのに用いられる。いくつかの実施例において、1つのドライバ104は全ての印刷ヘッド110、112、114を駆動するのに用いられる。ドライバ104、106、108は、対応する印刷ヘッド110、112、114にデータ及びクロック信号を送出するのに用いられる。更に、ドライバ104、106、108は基板上に特定の量のインク若しくは他の液体を堆積するために、印刷ヘッド110、112、114の各々のノズルにトリガーをかけるために、対応する印刷ヘッド110、112、114に発射パルス電圧信号を送出するのに用いられる。
ドライバ104、106、108は、インクを「噴射」するためにノズルにトリガーをかけるように、比較的高い電圧の発射パルスを生成することができるように、電源118にそれぞれが直接に接続される。いくつかの実施例において、電源118はおよそ140ボルト若しくはそれ以上の大きさを有する信号を発生するようになっている高電圧負電位電源であるかもしれない。コントローラ102の制御の下に、ドライバ104、106、108は、例えば以前に組み込まれた米国特許出願11/061,120(アトニー・ドケット番号9769)に記述されるような、印刷ヘッドのノズルに特定の大きさの液滴を分配せしめるように、特定の大きさ及び期間を有する発射パルス電圧信号を送出する。
印刷ヘッド110、112、114は、いかなる数のノズル116、118、120を含んでもよい。いくつかの実施例において、各印刷ヘッド110、112、114は、それぞれが独立して発射され得る128個のノズルを含む。本発明に用いられる市販されている印刷ヘッドの一例は、レバノンNHのSpectra,Incにより製造されるモデルSX−128、128−チャネル・ジェッティング・アセンブリである。この特定のジェッティング・アセンブリは、2つの電気的に独立なピエゾ・エレクトリック・スライスを含み、それぞれが64のアドレス指定可能なチャネルを有し、それらは128個の噴出をもたらし得るよう組み合わせられる。このノズルは、ノズル間に0.020′′の距離だけ開かせて1線上に配列されている。このノズルは、10〜12ピコリットルの液滴を分配するよう設計されているが、10〜30ピコリットルの液滴を分配するようにしてもよい。他の印刷ヘッドが用いられてもよい。
図1Bを見ると、図1Aのコントローラの実施例の中の、接続の実施例の詳細が示されている。この特定の実施例においてコントローラ102は、赤110′、緑112′、及び青114′(RGB)の3つの異なる配色の印刷ヘッド・アセンブリを平行に駆動する。いくつかの実施例において、インクジェット印刷システム100の印刷ヘッド110′、112′、114′のそれぞれは、別個のドライバ104′、106′、108′により駆動される。例えば、各印刷ヘッド110′、112′、114′は、それぞれ、コントローラ102のドライブ104′、106′、108′に接続されている。いくつかの実施例において、特にドライバ104′、106′、108′が平行に接続されている場合、プロセッサ制御される通信ハブ123はホスト122からドライバ104′、106′、108′への画像データのダウンロードを管理し、最適化されるのに用いられ、その結果、正確なデータが正確なドライバ104′、106′、108′に配布される。各印刷ヘッド/ドライバ・アセンブリは、独自のメディア・アクセス・コントロール(MAC)及び送信制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)のアドレスが割り当てられ、その結果、プロセッサ制御される通信ハブ123は適宜に画像データの適切な部分を方向づけられる。ホスト122及びドライバ104′、106′、108′はそれぞれ、例えば、イーサネットなどの通信リンクを介して直接通信する。このような実施例において、コントローラ102(又はシステム100)は、カリフォルニア州デービスのダビット・セミコンダクタにより製造されているモデルRCM3300プロセッサ・ボードを用いて実現されるイーサネット・スイッチド・ベースド通信ハブ123を含み得る。ドライバ104′、106′、108′は、イーサネット・LANデバイスなどの通信アダプタを含む。いくつかの実施例において、イーサネット・LANデバイス及び他の通信設備は、例えば、ドライバ104′、106′、108′のロジック内にあるFPGAを用いて実現され得る。
ドライバ104′、106′、108′は、上述したようなピクセルデータに基づき印刷ヘッドを制御するようになっている。各ドライバ104′、106′、108′は、(図1Bにおいてブロックの矢印により表されるように)例えば1方向の128線のワイヤー・フラット・リボン・ケーブルを介して、各印刷ヘッド110′、112′、114′に接続されている。上述したように、電源124はドライバ104′、106′、108′のそれぞれに接続されている。ステージ・コントローラ126は、1方向若しくは2方向の通信バスを介してドライバ104′、106′、108′のそれぞれに接続され、上述したように基板の位置若しくは他の情報を提供する。例えば、RS485通信バスが用いられてもよい。このように、ドライバ104′、106′、108′はRS485バスに接続されて通信を行う適宜なロジックを含む。他のイーサネット及び/又はRS232などの通信施設が選択的に用いられるかもしれない。様々な実施例において、ホスト122はドライバ104′、106′、108′への接続を行うための複数の2方向の通信を含む。例えば、リアルタイムの処理が実行可能なVMEワークステーションを用いて実現され得るようなホスト122は、例えば、個々のRS232Cシリアル及び/又はイーサネット通信バスを介して、ドライバ104′、106′、108′のそれぞれに直接に命令及び関連する画像若しくはピクセルデータの部分を送信する。このようにドライバ104′、106′、108′は、イーサネット及び/又はRS232シリアルラインに接続され、それを経由して通信する適宜なロジックを含む。
図1Cを見ると、図1Bに示されるような代表的なドライバ104′の詳細の一例が図示されている。ロジック132は、参照テーブルメモリ134及び画像メモリ136に接続されている。いくつかの実施例において、単一のメモリが用いられてもよいし、又は、3つ以上のメモリが用いられてもよい。また、ロジック132は発射パルス発生回路138及び通信ポート140、142、144に接続されている。いくつかの実施例においてドライバ104′は追加的に、通信ポート144に接続されている通信ポート146を含む。発射パルス発生器138は、例えば、対応する印刷ヘッド110′へのリボン・ケーブルを接続するための手段を提供する印刷ヘッド・コネクタ146に接続されている。
ドライバ104′(及びドライバ106′、108′のそれぞれ)のロジック132は、例えば、カリフォルニア州サンノゼのXilinx(登録商標)により製造されるSpartan 3EシリーズFPGAs(商標)の内部プロセッサをそれぞれが含む1つ以上のFPGAデバイスを用いて実現され得る。いくつかの実施例において、ロジック132は、例えば、128個の印刷ヘッドのインクジェト・ノズル(例えば、上述のモデルSX−128、128−チャネル・ジェッティング・アセンブリ)を駆動するために4つの同型の32−ジェット・コントロール・ロジック・セグメント(例えば、4つのSPARTAN−3EシリーズFPGAs(商標)の1つの上に実現される4つのセグメントのうちのそれぞれ)を含む。参照テーブルメモリ134及び画像メモリ136のいずれか、若しくは、両者は、フラッシュ若しくは他のメモリデバイスを用いて実現され得る。
動作中、画像メモリ136はピクセル及び/又は画像データを保持し、ロジック132はロジックレベル信号を生成するためにこれらのデータを用い、ロジックレベル信号は現実の発射パルスを生成せしめるように発射パルス発生器138に送られ、実際の発射パルスはインクを分配するための、印刷ヘッドノズル内のピエゾ電子要素を起動するために送られる。参照テーブルメモリ134は、ピクセルデータを調整するためにロジック132により用いられ得る(例えば、較正プロセスの間に決定される)所定の訂正参照テーブルからのデータを保持する。いくつかの実施例において、(例えば、16ビットの精細度の)16ビットが印刷ヘッド・アセンブリ内の各ピエゾ電子要素に送られる発射パルス振幅を決めるために用いられる。発射パルス振幅は、一回の噴射動作につき堆積されるべきインクの量(例えば、液滴の大きさ)を示すのに用いられる。噴射パルス振幅を特定するために16ビットを使用することは、コントローラ102が0.5ピコリットルの液の精細度を有せしめる。このように、噴射パルス振幅のデータの16ビットは、ピクセルデータ内に特定される各液滴の場所に対し、若しくは各ノズルに対して保持される。同様に、各ノズルごとの、若しくは、各液滴の場所ごとのいずれかに、液滴配置の正確さ/修正のために、参照テーブルメモリ134内にスペースが設けられる。参照テーブルメモリ134及び画像メモリ136に加え、ロジック132はホスト122により送られる命令を解釈し、ロジック132内のゲートアレイを構成し、および、例えば、フラッシュメモリであるところのメモリ134、136へのデータの保存を管理するのに用いられる内部プロセッサ・メモリを含む。上述のごとく、ドライバ104′は発射パルスの所要の長さ及び振幅を符号化する論理レベルのパルスを発生する。適当なときに、(例えば、目標のピクセルウェルに対する印刷ヘッドの位置に基づいて)論理レベルの信号は、印刷ヘッドのインクジェット・ノズルのそれぞれを起動するために、それに応答して実際の発射パルスを放つ発射パルス発生器138に個別に送られる。
印刷ヘッドのピエゾ電子要素について発射パルスを生成する発射パルス発生器138は、例えば、各個別のノズルに対応するロジック論理レベル及び発射パルス信号のそれぞれについて独立のパスを有するフラット・リボン・ケーブルを介して印刷ヘッドとインターフェースされ、ロジック132に接続される。これらのリボン・ケーブルは、ブロックの矢印により図1Cに表されている。
図1Dを見ると、1つのインクジェット・ノズルについて図1Cの発射パルス発生回路の詳細の例が図示されている。この発射パルス発生回路138は、それぞれ電流源152A、152Bに接続され、それらを制御する2つの入力スイッチ150A、150Bを含む。いくつかの実施例において、この2つの入力スイッチ150A、150Bは、トランジスタベースのものであり、及び/又は、この電流源152A、152Bは例えば、スイッチング・モードの電界効果トランジスタ(FETs)を用いて実現され得る。電流源152Aは高電圧源HVに接続され、電流源152Bはグラウンド154に接続される。電流源152A、152Bの両者はまた、各々のインクジェット・ノズルのピエゾ電子要素CPZT(キャパシタにより表されている)に通じる線に接続されている。説明のために、ピエゾ電子要素CPZTは発射パルス発生回路138の一部分のように示されているが、ピエゾ電子要素CPZTは実際には外部にあり、印刷ヘッド110(図1A)のインクジェット・ノズル116(図1A)内にある。
図1Eを見ると、ロジック132(図1C)からの入力パルスに応答して、図1Dに示される発射パルス発生回路により生成される電圧信号を示すグラフが示されている。動作中、入力スイッチ150Aでのロジック132から受け取られる第1の論理レベルのパルスにより、入力スイッチ150AはTのところで電流源152をオン状態となり、(電気的にはキャパシタのように動作する)ピエゾ電子要素CPZTをチャージアップさせる。Tのところで第1の論理レベルパルスが終わると、入力スイッチ150Aは電流源152Aをオフ状態とする。ロジック132からの第2の論理レベルパルスが入力スイッチ152BにおいてTのところで受信されると、電流源152Bはオン状態となり、ピエゾ電子要素CPZTの放電を開始する。第2の論理レベルパルスがTのところで終わると、入力スイッチ150Bは電流源152Bをオフ状態とする。
上記に示したように、発射パルス発生回路138は、ピエゾ電子要素CPZTの充電及び放電動作を制御するために、スイッチング・モードにおいて動作する低電流源及びトランジスタを使用する。図1Eに示されるように、低電流電源をベースとする回路138は充電及び放電の間の時間に線形に変化する台形状の発射パルス信号を生成する。例えば、式1 Vpzt(t)=[(I/C)t]。この一定のスルーレートの特徴は、特に印刷動作の間、液滴の大きさの精細度を制御することにおいて有用である。例えば、ロジック132(図1C)からの論理レベル信号のパルス幅を変化させることにより、Vpztの振幅はピエゾ電子要素により噴射されたインクの液滴の大きさを直接制御するVpztの振幅は正確に制御され得る。より詳細には、第1の論理レベル・パルス信号の終了時の遷移(オンからオフ)を(Tに代えて)T′に動かすことによって、かつ、第2の論理レベル・パルス信号を(Tに代えて)T′に動かすことによって、Vpztの振幅は更に小さくなり、より小さいインクが噴出される。
一定のスルーレートの発射パルスを生成する固定の電流ベースの発射パルス発生器に対比して、電圧が時間の指数関数で変化する可変電流のRCベースの回路「V=VHV(1−e−t/RC)」(VHVは、生の直流電圧源である。)は、システム100が印刷している間、制御するのに難しい可変のスルーレートと液滴サイズの精細度を有している。
システム全体の動作
図2Aのフローチャートを参照すると、システムの動作はステップ201において開始する。動作状態において、インクジェット印刷システム100は、最初にステップ203において、印刷されるべき画像のビットマップを実際の物理的な液滴の位置の画像を表す画像データに変換する。この変換はホスト122上で実行され、この画像データはコントローラ102に転送される。選択的に、この変換はビットマップ画像がホスト122から転送された後にコントローラ102上で実行されてもよい。いくつかの実施例において、印刷は全てのビットマップ/画像データのいずれかがコントローラ102のところで受信される前か、及び/又は、全てのビットマップが画像データに変換される前に開始される。
上述のとおり、第1図に図示された例示的な実施例は、メモリ内に保持されたデータフォーマット又はデータベースを特に含むが、本発明の精神及び範囲内の他のフォーマット又はデータベースの構成が用いられてもよい。例えば、ビットマップのファイルの代わりにJIF又はGIFなどの他のグラフィック・ファイル・フォーマットが用いられてもよい。換言すると、本発明はいくつかの異なるフォーマット、データベース・ファイル及び/又はデータ構造を用いて実行され得る。更に、各データ・ファイルは、(例えば、ホスト122などの異なる物理的な場所における異なる保持デバイス上に位置する)異なるデバイス上に保持され得る。同様に、またプログラムはコントローラ102から遠隔的に及び/又はホスト122上に置かれる。上述のとおり、プログラムは以下に更に詳細に記述されるように、本発明の発明を実行することにおいて有用であるようにデータを修繕し、操作し、保持するための命令を含む。
更に図2Aのフローチャートを参照しながら、図2Bに示されるタイミング図200にみると、ホスト122は次にステップ205において、印刷ヘッド110、112、114に対して、ステージ・コントローラ126に基板Sを印刷パス開始位置のところに位置せしめるためにステージ・コントローラ126に移動命令202を送出する。ステップ207において、ステージがその場所にあるというステージ・コントローラ126からの指示を受け取ると、リアル・タイム・コントローラ132はジェット・イネーブル信号204をオン状態にし、それにより印刷ヘッド110、112、114を起動せしめる。
ステップ209において、ステージ・コントローラ126は印刷方向にステップ・カウンタ・パルスにつき所定の量の距離だけステージが基板を動かすときに、スタートパルス206及びステップ・カウンタ・パルス208をオン状態にすることにより、印刷を進める。いくつかの実施例において、コントローラ102は基板の現在の位置を決定するために、カウンタ・パルス208を計数する。コントローラ102がスタートパルス206及びステップ・カウンタ・パルス208を受けると、発射パルス電圧信号210が、コントローラ202によって、ドライバ104、106、108を介して、一直線上に配置され(、かつ、セーブル(sable)角により調整された印刷パス方向にほぼ垂直かもしれない)個々のノズルに送出される。コントローラ102内の画像データは、(ステップ・カウンタ・パルスに示されるように)特定のノズルが印刷パス方向に特定の位置を通過するとき、液体をノズルに分配(即ち「噴射」)せしめる発射パルス電圧信号210を当該ノズルが受け取るべきかどうかを指示する。ステップ211において、印刷パスの終わりになると、ステージ・コントローラ126は終了パルス212を送出し、これに応じ、リアル・タイム・コントローラ132はジェット・イネーブル信号214をオフ状態にする。ステップ213において、新しい移動命令216が次の移動のために基板を位置決めするようホスト122によって送出され、リアル・タイム・コントローラ132がジェット・イネーブル信号をオン状態にすると、次の印刷が始まる。他のタイミング及び/又は信号が用いられてもよい。全ての印刷が終了すると、本方法はステップ215において終了する。
図3を参照すると、基板300の一例の平面図が示されている。図3に示される基板300は、同時に複数のディスプレイ・フィルタを製造するのに用いられるのに好適な基板300の一例である。図3に関して、基板300は基板300上に含まれているように示されている個々の6個の別個のディスプレイ体を含む。しかしながら、いかなる数のディスプレイ体302が基板300上に配置されてもよい。図3に図示されるとおり、基板300は上部のマージン304、下部のマージン306、左側マージン308及び右側マージン310を含む。(例えば、基板300を水平に横切って動く印刷方向に垂直な)X方向のディスプレイ体302の間のギャップ312も示されている。また、Y方向(例えば、基板300の垂直の上下に動く印刷方向)におけるディスプレイ体302間のギャップ314も示されている。それぞれのディスプレイ体302は、数多くのディスプレイピクセルを含んでいる(図4)。
図4は、一実施例において、キャパシタ・ライン406により分離される2つのサブピクセル402及び404を含むディスプレイ体300(図3)の個々のディスプレイピクセル400の平面拡大図である。図4に図示される特定の実施例において、各サブピクセル402、404はそれぞれ3つの色のカラー・フィルタ領域408、410、412;414、416、418をそれぞれ含み、その3つのそれぞれは異なるカラー・フィルタと関連する。複数の液体滴下位置420は、サブピクセル402の上部の最も左側の色の領域408に示されている。液体滴下位置320のそれぞれは、サブピクセル402の上部の上端部から、及びそれぞれから所定の距離だけ離れており、その結果、液体滴下位置420はそれぞれ相互に等しく離れており、及びサブピクセル402の上端部及び下端部から等しく離れている。等しい間隔で液体の滴下を行うことにより、よりバランスのとれた均一なカラー・フィルタが得られる。しかしながら、他の滴下位置が用いられてもよい。2つのサブピクセル402、404が異なる容量を有する場合、液体滴下の量は2つのサブピクセル402、404との間で異なるように調整され、その結果、領域が異なっても満たされる厚さはおよそ同じに保ち得る。
上述のとおり、基板上に液体滴下位置を制御するに用いられる画像データを含むファイルは、1つ以上の基板のレイアウト・データ、それぞれのサブピクセルのカラー・フィルタ領域に堆積されるべき液体滴下の数、各カラー・フィルタの領域について液体滴下の位置及び/又は間隔、サブピクセルの端からの液体滴下位置の望まれる若しくは必要とされるオフセット距離に関する情報と、(例えば、Y軸に沿った)印刷方向での画像及び/又はディスプレイ体の精細度に関する情報と、及び/又は各ノズルの不揃い(ミスアライメント)、基板表面の欠陥などについて、滴下位置を調整するための修正置換情報を用いることによって作成され得る。例えば、較正プロセスの間、特定のノズルがそのノズルが予期されるところよりも(印刷方向において)0.5μm遅れて印刷を常時堆積するようにミスアラインされていると決定されると、修正置換情報がミス・アラインされたノズルによって噴射されるべき全ての滴下の滴下位置(例えば、噴射パルスのタイミングを変えることによって)をシフトするために用いられる。
例えば、基板のレイアウト・データは、基板、基板の型、基板上のディスプレイ体に関するデータ、基板のディスプレイピクセル及びサブピクセル、X方向の基板の長さ(例えば、印刷方向に垂直な)及び/又はY方向(例えば、印刷方向に平行な)の基板の長さ、基板の上部のマージン、基板の下部のマージン、基板の左側のマージン、基板の右側のマージン、ディスプレイ体間のギャップの数及びサイズ、X方向におけるディスプレイ体の数及び/又はY方向におけるディスプレイ体の数に関する情報を含む。また、基板レイアウト・データは、基板、基板上のディスプレイ体及び/又はディスプレイ体のサブピクセルに関し処方される液体滴下位置に関するいかなる他の情報も含み得る。
基板レイアウト・データは、サブピクセルのそれぞれに対してX及びYの座標情報及びディスプレイ体上に含まれるサブピクセルのカラー・フィルタ領域を決定するために用いられる。
インク滴下位置は、サブピクセルの上部端若しくは下部端からのオフセット距離によって特定される。図4は、1つのカラー・フィルタの領域内での3つの液体滴下位置420を示しているが、いかなる適宜な数の液体滴下位置をも特定し得る。例示的な実施例において、20若しくはそれ以上の液体滴下位置が特定され得、1つのサブピクセルカラー・フィルタ領域のために形成され得る。
例示的な一実施例において、基板のレイアウト・データ及びいかなる修正置換情報とともに液体滴下の数及び理論的位置に関する情報に基づいて、コントローラ102(及び/又はホスト122)はそれぞれのサブピクセルのカラー・フィルタ領域に堆積されるべき各液体の滴下について、実際の物理的位置を決定する。コントローラ102(及び/又はホスト122)はサブピクセルのカラー・フィルタ領域内に液体滴下を均等に分配するように、各々の実際の液体滴下位置を自動的に決定するようプログラムされている。
ある場合において、液体滴下の位置はステージ129(第1図)の動きの誤りに起因して(例えば、動きの正確さ若しくは精細度に起因して)、又は、ディスプレイ体間のオフセットエラーに起因して所望の場所からずれているかもしれない。最悪の場合、滴下は目標のピクセル領域の外に着地し、欠陥となるかもしれない。いくつかの実施例において、そのような誤りを回避するために、インクジェットが行われている間、インクジェットヘッドの位置の動的な調整が用いられるかもしれない。例えば、カメラ若しくは他の検出器(例えば、可視化装置、検査装置、及び/又は他の類似のデバイス)がインクジェットに先立ち、基板のピクセルに対してのインクジェットヘッド及び/又はノズルの位置をチェックするのに用いられてもよい。インクジェットヘッド及び/又はノズルの位置の情報は、コントローラ102(又は他のコントローラ)に入力され、オフセットは例えば、各ディスプレイ体の位置決めエラーを修正するために決定されるかもしれない。
少なくとも一実施例において、インクジェットヘッドの位置及び/又はノズルの発射/噴射時間は決定されたオフセットに基づき、印刷の間(例えば、ステージ129が動いている間)に調整されるかもしれない。例えば、インクジェットが行われている間にステージ129がY軸方向に沿って(例えば、一定の割合で)動くとすると、インクジェットのY軸上の位置の誤りはインクジェットのノズルからのジェッティングを早く又は遅く又は何もしないことにより保証されるかもしれない。同様に、X軸方向(例えば、即ち、ステージの動く方向に垂直方向)の位置の誤りは、印刷に先立ちインクジェットヘッドのX軸の位置を調整することにより(例えば、ノズルが適切にピクセルの領域を覆うよう位置するように、搬送の方向に対して左若しくは右にインクジェットヘッドを動かすことにより)保証されるかもしれない。そのような動作中の自己保証メカニズムは、インクジェットヘッドの位置における動的な誤りに対する保証を行うことにより、印刷精度を大きく改善するものである。一般に、(例えば、ステージが動作中である間に)印刷ヘッドの一線上の位置、横方向の位置、高さ、ピッチ、振れ(yaw)などが動的に調整され得る。
プリント方向における精細度に関するデータも、画像データを作成する中で用いられる。更に、インク(又は他の液体)の液滴の分配をすることとなるノズルの発射パルス信号は、画像データ内の所定量の情報に対応するものであってもよい。印刷方向における精細度に対する調整はまた、実際の滴下位置と理論上の滴下位置との間のオフセット誤りを修正するのに用いられ得る。
画像データ作成のための例示的な方法
画像データは適宜な方法により、コントローラ102により作成され得る。図5は画像データ・ファイルを作成するための例示的なアルゴリズムのフローチャートである。画像データ・ファイルはいくつかのディスプレイ体を有する基板、若しくは単一のディスプレイ体を有する基板に対応する。
図5に関連して、コントローラ102の動作はステップ500において開始する。ステップ502において、基板300のための基板レイアウト・データはコントローラ102に入力されるか、又はロードされる。別の例示的な実施例において、基板レイアウト・データはコントローラ102の内部に位置するメモリ・デバイス(図示せず)から取り出されるか、又はコントローラ102の外にあるメモリ・デバイスから取り出される。基板レイアウト・データはそれには限定されないが、フロッピー・ディスク、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル・ヴァーサタイル・ディスク(DVD)、又はいかなる他の適切な記憶メディアなどの適宜な保存手段からコントローラ102に入力又はロードされる。別の例示的な実施例において、基板レイアウト・データは基板レイアウト・データを保持するようになっている別のコンピュータ(例えば、ホスト122)又はデータベースから転送、ダウンロード、又はアップロードされ得る。
基板レイアウト・データは、基板、ディスプレイ体、ディスプレイピクセル、サブピクセル、基板300及び/又はディスプレイ体302のX方向の長さ、基板300及び/又はディスプレイ体302のY方向の長さ、上部のマージン304、下部のマージン306、左側のマージン308、右側のマージン310、X方向312におけるギャップ、Y方向314におけるギャップ、X方向におけるディスプレイ体の数、Y方向におけるディスプレイ体の数、及び/又は他の基板レイアウト・データに関する情報、及び/又は本明細書に記載される他のいかなる情報、及び/又は基板のための画像データ・ファイルを作成するために必要とされるものなどをはじめ、上述されたいかなるデータ及び/又は情報を含む。各サブピクセルのX及びY座標は、基板レイアウト・データから計算される。
ステップ504において、本明細書においてRYとして定義されるような印刷方向(例えば、Y方向)における精細度、又は、インクジェット動作の間、液体滴下位置間の距離の精細度は、コントローラ102にインプット若しくはロードされ、又はコントローラ102のメモリ・デバイスから、若しくは外部のメモリ・デバイス、コンピュータ若しくは他のソースから取り出される。RYはステージ129の速度とインクジェット動作間の時間間隔との積として定義され得る。例示的な実施例において、各印刷ヘッドのノズルはおよそ25μsec(以下、「ジェッティング周波数」という)で噴出するよう動作する。ステージ129がおよそ500mm/sec(以下、「テーブル速度」という)のスピードで動くとすると、印刷ヘッドのノズルはおよそ12.5μmごとに1回発射する。この例において、印刷方向(RY)における精細度は12.5μm。印刷方向の精細度(RY)は、ノズルの噴射周波数及びテーブル速度の関数である数である。印刷方向の精細度(RY)は、滴下が目標の場所に対していかに近くに行われるかを表すインクジェットの正確さとは区別されるべきである。
ステップ506においてコントローラ102は基板300上の各ディスプレイ体302上に含まれるそれぞれのサブピクセルについてX及びY座標を決定するために、基板レイアウト・データ及び/又は印刷方向における精細度(R)を用いる。ステップ508において、液体滴下位置のオフセット及び各サブピクセルカラー・フィルタ領域において堆積されるべき液体滴下の数に関するデータ又は情報は、コントローラ102に入力され、又はコントローラ102のメモリから、若しくは外部メモリ・デバイス、コンピュータ、若しくは他のソースから取り出される。液体滴下の位置は、例えば、液体滴下オフセット情報及び/又はサブピクセルオフセット情報を用いて特定され、若しくは決定され得る。
別の例示的な実施例において、液体滴下の位置はサブピクセル内の液体滴下オフセット及び/又はサブピクセル内に堆積されるべきインクの液滴の数により特定され得る。例えば、用いられる基板300が22インチのWXGAの基板であるとき、各サブピクセルにおけるインク液滴の最大数は24ドロップに制限される。しかしながら、この最大数はサブピクセルの大きさ、与えられた適用例における液体液滴の大きさ、精細度(R)及び/又は他のファクタに依存して、20個の滴下液滴より多いか又は少ないかである。
ステップ510において、コントローラ102は液体滴下オフセットに関するデータ及び/又はサブピクセルにおける液体液滴の数と関係づけて基板レイアウト・データを処理し、ディスプレイ体302の各サブピクセルに滴下されるべき各液体のX及びY座標を決定する。例示的な実施例において、コントローラ102はサブピクセル内に液体滴下を均等に分配するように各液体滴下の位置を自動的に計算するよう、プログラムされている。
ステップ512において、コントローラ102は基板300のための画像データ・ファイルを作成する。コントローラ102は、本明細書に記載されるシステム及びシステム100のコンポーネンツの動作を制御及び/又はモニタすることを含む、インクジェット印刷システム100の動作を制御及びモニタするために、画像ファイル・データを使用する。例示的な実施例において、コントローラ102は基板300上に含まれるディスプレイ体302のサブピクセルにインクの液滴を分配するために、ステージ129の位置若しくは動作に関する情報に関係づけて、この画像データ・ファイルを利用する。
ステップ514において、コントローラ102は画像データ・ファイルを保存する。ステップ516において、画像データ・ファイルはホスト122のメモリ・デバイス又はホスト122に関連するメモリ・デバイス内に保存のためにホスト122に送信され、転送され、アップロードされ、及び/又は、ダウンロードされる。その後、コントローラ102の動作はステップ518において終了し、次の処理動作を待ち、上述したプロセスが別の又は異なる基板に対して繰り返される。
液体滴下位置を決定するための例示的な方法
図6を参照すると、基板内での液体滴下位置を決定するための例示的な方法510を図示するフローチャートが示されている。換言すると、図6に図示される方法のステップは、図5のステップ510がどのようになし得るかの詳細を説明するものである。方法510は、実際の物理的な滴下位置によって理論上の滴下位置を決めているものである。
方法510はステップ600において開始する。ステップ602において、可能な物理的滴下位置(D)のそれぞれは印刷方向の精細度(R)及び基板レイアウト・データに基づき決定される。ステップ604において、理論上の滴下位置(Y)は例えば、印刷されるべき画像のビットマップに基づき決定される。ステップ606において、可能性のある物理的な滴下位置のそれぞれについて、理論的な滴下位置(Y)が印刷方向の精細度の2分の1(R/2)の距離内にあるかどうかの判断が行われる。もしそうでないなら、処理のフローはステップ608へ進み、そこではステップ606において最後に考慮された、特定の可能性のある物理的滴下位置(D)の値をゼロにセットする。Dをゼロにセットすることは、その特定の場所において分配される液体はないことを示している。次にステップ610において考慮されるべき可能性のある物理的滴下位置が更にある場合、処理フローはステップ606へ戻る。そうでなければ、方法510はステップ610において完了する。
ステップ606において、1つ以上の可能性のある物理的な滴下位置が理論上の滴下位置(Y)の印刷方向の精細度の2分の1(R)の距離内に判断されると、処理フローはステップ614に進む。ステップ614において、可能性のある物理的滴下位置が所要の理論上の滴下位置(Y)の特定された範囲内に1つ以上あるかどうかが判断される。もしそうであれば、理論上の滴下位置(Y)から最小の距離にある可能性のある物理的な滴下位置がステップ616において選択される。ステップ616において、選択された物理的な滴下位置の値が1にセットされ、そのことは液体の液滴が近傍の理論上の滴下位置を表すのに選択された物理的滴下位置において分配されるであろうことを示している。また,ステップ618において、R/2の範囲内にある他の選択されない(ステップ616において)物理的な滴下位置の値はゼロにセットされる。処理フローはステップ610に進み、上述のとおり継続する。
ステップ614を再び参照すると、R/2の範囲内に可能性のある物理的滴下位置が1つのみある場合、処理フローはステップ618に進み、R/2の範囲内にある、その1つの可能性のある物理的滴下位置の値は1にセットされる。上述のとおり、処理フローはステップ610へと進み、上述のとおり継続される。
上述の方法510は、基板Sが印刷ヘッドの下を印刷方向(例えば、Y方向)に動くにつれ、ノズルにより液滴が分配されるかどうかを示す値を可能性のある現実の物理的滴下位置に対して割り付けることにより、サブピクセル内の各滴下位置に対するXY座標を効果的に決定する。換言すると、X座標は印刷ヘッド上のノズルの間の距離の単に関数であり、それは明確に決定される必要はない。いくつかの実施例において、印刷ヘッドの角度は印刷方向(例えば、X方向)に垂直な方向にノズルの間の効果的な距離を少なくするように変更され得る。そのような技術は印刷方向(例えば、X方向)に垂直な方向における精細度を効果的に増やすことをなし得るのに用いられる。
上述の説明は本発明の特定の実施例のみを開示するものであって、本発明の範囲内に入る、上記開示された方法及び装置の変形例は本技術分野の当業者であれば容易に明白である。例えば、本発明はまたスペーサの形成、ポラライザのコーディング及びナノパーティクルの回路形成にも適用され得る。
従って、本発明はその特定の実施例に関係づけて開示されてきたが、以下のクレームにより定義されるように、他の実施例も本発明の精神及び範囲内に入ると理解されるべきである。
本発明のいくつかの実施例によるインクジェット印刷システムの概略図である。 本発明のいくつかの実施例による、図1Aに示されるような印刷コントローラの詳細を示す概略図である。 本発明のいくつかの実施例による、図1Bに示されるようなドライバの詳細を示す概略図である。 本発明のいくつかの実施例による、図1Cに示されるような発射パルス発生回路の詳細を示す部分概略図である。 本発明のいくつかの実施例による、図1Dに示されるような発射パルス発生回路により発生される電圧信号を示すグラフである。 本発明のいくつかの実施例による、システムの動作の方法の一例を図示するフローチャートである。 本発明による、インクジェット印刷システムの異なる信号の間の関係の一例を図示するロジック・タイミング図である。 本発明のいくつかの実施例による、インクジェット印刷システムを用いたディスプレイ体を含む基板の平面図である。 本発明のいくつかの実施例による、インクジェット印刷システムを用いた、基板上のディスプレイ体の単一の表示ピクセルの拡大図である。 本発明のいくつかの実施例による方法の一例を図示するフローチャートである。 本発明のいくつかの実施例による、図5の方法の代替方法の一例の詳細を示すフローチャートである。

Claims (25)

  1. 少なくとも1つのドライバを含む印刷コントローラと、
    前記少なくとも1つのドライバに接続される少なくとも1つの印刷ヘッドと、
    前記印刷コントローラに接続されるステージ・コントローラと、
    前記ステージ・コントローラに接続される少なくとも1つのモータと、
    前記少なくとも1つのモータ及び前記ステージ・コントローラに接続される少なくとも1つのエンコーダと、
    前記ステージ・コントローラと前記印刷コントローラとに接続されるホストと
    を含み、
    前記ホストは画像を前記印刷コントローラに転送するようになっており、前記印刷コントローラは前記基板が前記ホストからの命令に応じて、前記ステージ・コントローラの制御の下、前記少なくとも1つのモータにより、印刷方向に動くときに、基板上のピクセルウェル内にインクを堆積するために前記少なくとも1つの印刷ヘッドにトリガーをかけるために用いられる画像データ・ファイルに前記画像を変換するようにしたディスプレイ体を製造するためのシステム。
  2. 前記コントローラ及び前記少なくとも1つのエンコーダに接続され、前記基板が印刷のための位置にきたときに、前記印刷コントローラへイネーブル信号をもたらすようにしたリアル・タイム・コントローラを更に含む請求項1のシステム。
  3. 前記少なくとも1つのドライバは、メモリ及び発射パルス発生回路に接続されたロジックを含む請求項1のシステム。
  4. 前記ロジックは更に前記ホスト及び前記ステージ・コントローラに接続されている請求項3のシステム。
  5. 前記ロジックは前記メモリ内に前記画像データ・ファイルを保持し、前記画像データファイルに基づく論理レベル信号を前記発射パルス発生回路に送信するようになっており、前記論理レベル信号は前記印刷ヘッドがインクを噴射すべきときを示している請求項3のシステム。
  6. 前記ロジックは前記メモリ内に訂正置換データを保持し、前記訂正置換データに基づき前記論理レベル信号を変更するようになっている請求項5のシステム。
  7. 前記画像データ・ファイルはインクの液滴の大きさの情報を含み、前記論理レベル信号は更に噴射されるべきインクの量を示す請求項5のシステム。
  8. 前記発射パルス発生回路は固定された電流源回路に基づき動作し、噴射されるべきインクの量は前記ロジックにより変えられる請求項7のシステム。
  9. プロセッサを含むロジックと、
    前記ロジックに接続されるメモリと、
    前記ロジックに接続され、印刷ヘッドへの接続を可能ならしめるコネクタを含む発射パルス発生回路と、
    を含み、
    前記ロジックは画像を受信するようになっており、前記ロジックは更に、前記基板が印刷方向に動くにつれ、基板上のピクセルウェルにインクを堆積するために前記印刷ヘッドをトリガーするのに用いられる画像データ・ファイルに前記画像を変換するようにしたインクジェット印刷システムを制御するための装置。
  10. 前記ロジックは更にホスト及びステージ・コントローラに接続するための通信ポートに接続されている請求項9の装置。
  11. 前記ロジックは前記メモリ内に画像データ・ファイルを保持し、前記画像データ・ファイルに基づく論理レベル信号を前記発射パルス発生回路に送信し、前記論理レベル信号は前記印刷ヘッドがインクを噴射すべきときを示す請求項10の装置。
  12. 前記ロジックは前記メモリ内に訂正置換データを保持し、前記訂正置換データに基づいて前記論理レベル信号を変更するようになっている請求項11の装置。
  13. 前記画像データ・ファイルはインクの液滴の大きさの情報を含み、前記論理レベル信号は更に噴射すべきインクの量を示す請求項11の装置。
  14. 前記発射パルス発生回路は、固定の電流源回路に基づき動作し、前記噴出すべきインクの量は前記ロジックにより変えられる請求項13の装置。
  15. プロセッサを含むロジックを提供し、
    前記ロジックにメモリを接続し、
    前記ロジックに発射パルス発生回路を接続し、
    印刷ヘッドへの接続を可能ならしめるために前記発射パルス発生器にコネクタを接続し、
    前記ロジックに、画像を受信せしめ、前記基板が印刷方向に動くときに前記基板上のピクセルウェル内にインクを堆積するために前記印刷ヘッドにトリガーをかけるのに用いられる画像データ・ファイルに前記画像を変換せしめる
    インクジェット印刷システムを製造するための方法。
  16. ホスト及びステージ・コントローラに接続するための通信ポートに前記ロジックを接続することを更に含む請求項15の方法。
  17. 前記ロジックに、前記メモリ内に画像データ・ファイルを保存せしめ、前記画像データ・ファイルに基づく論理レベル信号を前記発射パルス発生回路に送信せしめ、前記論理レベル信号は前記印刷ヘッドがインクを噴射すべきときを示す請求項16の方法。
  18. 前記ロジックに、前記メモリ内に訂正置換データを保持せしめ、前記訂正置換データに基づく前記論理レベル信号を変更させる請求項17の方法。
  19. 前記ロジックに、前記画像データ・ファイル内にインクの液滴の大きさの情報を含むようにさせ、更に前記論理レベル信号内に噴出されるべきインクの量を示させるようにした請求項17の方法。
  20. 前記発射パルス発生回路に、固定の電流源回路を使用せしめ、前記ロジックに噴出されるべきインクの量を変えるようにした請求項19の方法。
  21. 画像データ・ファイルに変換し、
    前記画像データ・ファイルに基づき、固定電流源発射パルス発生回路を制御し、
    前記固定電流源発射パルス発生回路により生成される発射パルスを用いて印刷ヘッドを起動する
    カラー・フィルタを印刷する方法。
  22. 前記画像データ・ファイルはインクの液滴の大きさの情報を含み、固定電流源発射パルス発生回路を制御することは前記固定電流源発射パルス発生回路に、噴出すべきインクの量を示す論理レベル信号を送出することを含む請求項21の方法。
  23. 前記固定電流源発射パルス発生回路に論理レベル信号を送出することは前記発射パルスの振幅を時間に対して線形的に変化せしめる論理レベル信号を送ることを含む請求項22の方法。
  24. 固定電流源発射パルス発生回路を制御することは前記固定電流源発射パルス発生回路に、前記印刷ヘッドがインクを噴出すべきときを示す論理レベル信号を送出することを含む請求項21の方法。
  25. 印刷ヘッドを起動することは一定のスルー・レートを有する発射パルスを用いることを含む請求項21の方法。
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