JP2006158870A - 遊技機および遊技システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 レート設定機能を有する遊技機及び遊技システムにおいて、遊技者以外の者に対して設定されているレートを認識させることができるようにする。
【解決手段】 スロットマシン1Aは、設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う。スロットマシン1Aは、各レートの種別を示すレート種別情報A,Bを記憶したフィギア70A,70Bから、記憶されているレート種別情報A,Bを読取るICチップリーダライタ12cと、複数のレートのうち、ICチップリーダライタ12cにより読取ったレート種別情報A,Bに対応するレートを設定レートにするレート設定手段とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 スロットマシン1Aは、設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う。スロットマシン1Aは、各レートの種別を示すレート種別情報A,Bを記憶したフィギア70A,70Bから、記憶されているレート種別情報A,Bを読取るICチップリーダライタ12cと、複数のレートのうち、ICチップリーダライタ12cにより読取ったレート種別情報A,Bに対応するレートを設定レートにするレート設定手段とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、遊技用物品に記憶されている情報の読取機能及びその読取った情報を用いたレートの設定機能を備えた遊技機及び遊技システムに関する。
一般に、遊技機のレート(1つの入賞ラインを有効ラインに設定するために要するコイン等の遊技媒体の単価、又は1クレジットの単位)は予め決められていて、遊技者は予め決められているレートに従い遊技を行わなければならなかった。ところが、従来、用意されている複数のレートの中から遊技者の操作に応じてレートを切り替えるレート設定機能を有する遊技機があった。例えば、特許文献1には、レート切替スイッチを押下することによって、レートを$1、¢25又は¢50のいずれかに設定できる遊技機が開示されている。
米国特許第6506116号明細書
しかし、上述した従来の遊技機では、レートの設定が遊技者のレート切替スイッチの操作により行われるため、レートの設定は遊技者主導のものとならざるを得ず、遊技者以外の構成要素の関与を必要としていなかった。そのため、設定されているレートが遊技者以外の者には分かりにくく、特に自らが高額のレートで遊技を行っていることを周囲の者にアピールしたいという欲求を抱く遊技者にとっては、遊技が不満なものに思われたり、面白みのないものとさえ感じられるおそれがあった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、レート設定機能を有する遊技機及び遊技システムにおいて、遊技者以外の者に対して設定されているレートを認識させることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う遊技機であって、各レートの種別を示すレート種別情報を記憶した遊技用物品から、記憶されているレート種別情報を読取る読取手段と、複数のレートのうち、読取手段により読取ったレート種別情報に対応するレートを設定レートにするレート設定手段とを有する遊技機であることを特徴とする。
この遊技機では、遊技用物品に記憶されているレート種別情報に応じて遊技機のレートが設定される。そのため、遊技用物品の種類に応じてレートが設定されるので、設定レートが遊技用物品の種類に対応したものとなり、遊技用物品によって設定レートが認識できるようになっている。
また、本発明は、設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う遊技機であって、各レートの種別を示すレート種別情報を記憶した遊技用物品から、記憶されているレート種別情報を読取る読取手段と、レート種別情報と、複数のレートを含むレートグループとが対応して記憶されているレート記憶手段と、読取手段が読取ったレート種別情報に対応するレートグループに含まれている複数のレートのうちいずれか1つのレートをレート記憶手段から読出し、そのレートを設定レートにするレート設定手段とを有する遊技機であることを特徴とする。
この遊技機でも、遊技用物品に記憶されているレート種別情報に応じて遊技機のレートが設定される。そのため、遊技用物品の種類に応じてレートが設定されるので、設定レートに対応したレートグループが遊技用物品の種類に対応したものとなり、遊技用物品によって設定レートに対応したレートグループが認識できるようになっている。更に、複数のレートを含むレートグループがレート種別情報に対応付けられて記憶されているので、遊技者は複数の遊技用物品を保有することなく、1つの遊技用物品で複数のレートにより遊技を行うことができる。
上記遊技機は、読取手段により読取ったレート種別情報に対応するレートグループに含まれている複数のレートを表示する表示手段と、表示手段により表示される複数のレートのうちいずれか1つのレートを遊技者が選択するためのレート選択手段とを更に有し、レート設定手段が、レート選択手段で選択されたレートを設定レートにする遊技機であることを特徴とする。
このようにすると、遊技に際して、遊技用物品に記憶されているレート種別情報に応じた複数のレートのうちから、遊技者が希望するレートを選択することができる
さらに、本発明は、設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う遊技機であって、各レートの種別を示すレート種別情報及び使用履歴を示す使用履歴情報を記憶した遊技用物品から、記憶されているレート種別情報及び使用履歴情報を読取る読取手段と、複数のレートのうち、読取手段により読取ったレート種別情報及び使用履歴情報に対応するレートを設定レートにするレート設定手段とを有する遊技機であることを特徴とする。
この遊技機でも、遊技用物品に記憶されているレート種別情報に応じて遊技機のレートが設定される。そのため、遊技用物品の種類に応じてレートが設定されるので、設定レートが遊技用物品の種類に対応したものとなり、遊技用物品によって設定レートが認識できるようになっている。また、レート種別情報に加え、遊技用物品の使用履歴情報に応じて遊技機のレートが設定されるため、遊技用物品の使用履歴に応じたレートの設定が行われる。
上記いずれの遊技機も、レート設定手段は、読取手段によりレート種別情報の読取りが行われないときに、各レートのうちの最も値の小さい初期設定レートを設定レートにする遊技機であることを特徴とする。
このようにすると、遊技用物品のレート読取りが行われなくても、レートの設定が行われる。
また、本発明は、設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う遊技機と、その遊技機と通信を行うサーバとを有する遊技システムであって、遊技機が、各レートの種別を示すレート種別情報及び使用履歴を示す使用履歴情報を記憶した遊技用物品から、記憶されているレート種別情報及び使用履歴情報を読取る読取手段と、その読取手段により読取ったレート識別情報及び使用履歴情報をサーバに送信する送信手段とを有し、サーバが、送信手段により送信されたレート識別情報及び使用履歴情報を受信する受信手段と、複数のレートのうち、受信手段により受信したレート識別情報及び使用履歴情報に対応するレートを示すレート情報を遊技機に送信するレート送信手段とを有する遊技システムであることを特徴とする。
この遊技システムでも、遊技用物品に記憶されているレート種別情報に応じて遊技機のレートが設定される。そのため、遊技用物品の種類に応じてレートが設定されるので、設定レートが遊技用物品の種類に対応したものとなり、遊技用物品によって設定レートが認識できる。
以上詳述したように、本発明の遊技機及び遊技システムによれば、レート設定が可能であると共に、遊技者以外の者に対して設定されているレートを認識させることができるようになる。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態では、機械式のリールにより複数の図柄の可変表示を行う可変表示手段を有する遊技機に本発明を適用した場合として、以下のスロットマシン1Aを例にとって説明する。このスロットマシン1Aは、遊技の開始にコインの投入を要するものとなっている。
第1実施形態では、機械式のリールにより複数の図柄の可変表示を行う可変表示手段を有する遊技機に本発明を適用した場合として、以下のスロットマシン1Aを例にとって説明する。このスロットマシン1Aは、遊技の開始にコインの投入を要するものとなっている。
(スロットマシンの全体構成)
まず、スロットマシン1Aの全体構成について、図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係るスロットマシン1Aの全体構成を示す斜視図である。
まず、スロットマシン1Aの全体構成について、図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係るスロットマシン1Aの全体構成を示す斜視図である。
スロットマシン1Aは、本発明における遊技機であって、筐体2の正面側に上側から順にサブディスプレイ3と、メインディスプレイ4とを有している。メインディスプレイ4は、筐体2の上下ほぼ中央に配置され、このメインディスプレイ4に対応するようにして、筐体2の内部に3つの機械式のリール5L,5C,5Rが回転自在に横一列で配置されている。
各リール5L,5C,5Rはメインディスプレイ4の後述する図柄表示領域21L,21C,21Rを通して外部から視認することができるようになっている。各リール5L,5C,5Rは、詳しくは後述するが、各々の外周面にそれぞれ複数種類の図柄を有する図柄列が描かれ(図示せず)、各図柄が可変表示されるように回転自在の可変表示手段を構成し、それぞれが定速(例えば80回転/分)で回転する。
この各リール5L,5C,5Rに対応して、図柄表示領域21L,21C,21Rには、図2に示すように、水平に延びる1本の入賞ラインL1が設けられている。なお、図示はしないが、この入賞ラインL1に加えて、上下それぞれに別の入賞ラインを設けてもよく、この場合さらに斜めに2本の入賞ラインを設けてもよい。入賞ラインを複数設けるときは、コインの投入枚数に応じて本数が変わるようにするとよい。この場合、各入賞ラインは、コインの投入枚数及び後述するBETスイッチ10,11の操作に応じて、それぞれが有効になるようになっている。有効になった入賞ラインは、有効ラインやペイラインとも呼ばれる。例えば、遊技者が後述するコイン投入口7にコインを1枚投入すると中央の入賞ラインL1だけが有効ラインになり、コインを2枚投入すると入賞ラインL1に加え、上下の入賞ラインが加わり、3枚投入するとすべての入賞ラインが有効ラインになる。なお、図2では、見やすくするため入賞ラインL1上にのみ図柄が停止している状態を示しているが、通常は、図柄表示領域21L,21C,21Rのそれぞれに、縦に並んで3つの図柄が表示される。
また、スロットマシン1Aは、メインディスプレイ4の下側に、略水平の操作パネル6が設けられている。操作パネル6には、コイン投入口7、紙幣挿入口8、スピンスイッチ9、1BETスイッチ10、最大BETスイッチ11及びフィギア設置ユニット12が設けられている。
コイン投入口7は、遊技者がゲームに賭けるためのコインを投入するために設けられ、コイン投入を示す信号を出力する投入コインセンサ7a(図7参照)を有している。また、紙幣挿入口8は、遊技者が紙幣を投入するために設けられており、紙幣挿入を示す信号を出力する紙幣挿入センサ8a(図7参照)を有している。スピンスイッチ9は、図柄表示領域21L,21C,21R内において各リール5L,5C,5Rの回転による図柄の可変表示を開始するため、すなわちゲームを開始するための操作を遊技者が行うために設けられている。1BETスイッチ10は1回の操作により、コインを1枚賭ける設定を行うために設けられている。最大BETスイッチ11は1回の操作により、1ゲームに賭けることが可能な最大枚数のコインを賭ける設定を行うために設けられている。
また、フィギア設置ユニット12は、操作パネル6の表面に固定された台座装着部12aと、リーダライタ部12bとを有している。この台座装着部12aは、後述するフィギア70A,70B(図10参照)における厚肉円板状の台座部71の形状に対応した窪みを内側に有し、その窪みに台座部71を嵌め込み装着することができるようになっている。リーダライタ部12bは、台座装着部12aの窪みに配置されていて、ICチップリーダライタ12c(図7参照)が内部に設けられている。
さらに、スロットマシン1Aは、筐体2の底部に、コインの払出口13と払い出されたコインを収めるコイン受け部14とが設けられている。さらに、コインの払出口13を挟んで左側、右側に、それぞれスピーカ15L,15Rが設けられている。
(各ディスプレイに関する説明)
メインディスプレイ4は、図2に示すように、図柄表示領域21L,21C,21Rと、窓枠表示領域22L,22C,22Rと、演出表示領域4aとを有している。メインディスプレイ4の表示内容は、リール5L,5C,5Rの可変表示態様、停止態様及びスロットマシン1Aの動作内容に応じて変化するようになっている。
メインディスプレイ4は、図2に示すように、図柄表示領域21L,21C,21Rと、窓枠表示領域22L,22C,22Rと、演出表示領域4aとを有している。メインディスプレイ4の表示内容は、リール5L,5C,5Rの可変表示態様、停止態様及びスロットマシン1Aの動作内容に応じて変化するようになっている。
図柄表示領域21L,21C,21Rは、各リール5L,5C,5Rに対応して設けられ、各リール5L,5C,5Rに描かれた図柄を視認できるように表示するための領域である。なお、図柄表示領域21L,21C,21Rには、対応する各リール5L,5C,5Rが回転状態の場合、および回転が停止した場合に、遊技者がスクロール中のリール5L,5C,5Rおよびそれぞれに描かれた図柄を視認可能にする透過表示が行われ、静止画像または動画像、例えば、図柄、文字、図形、記号、キャラクタなどによる演出表示は
行われないようになっている。
行われないようになっている。
窓枠表示領域22L,22C,22Rは、対応する図柄表示領域21L,21C,21Rを囲むように設けられ、各リール5L,5C,5R上に描かれた図柄の表示窓として機能する。
また、演出表示領域4aには、遊技者の興趣を増大させるための演出や、遊技者が遊技を有利に進めるための情報が表示される。
サブディスプレイ3は、その表示内容がスロットマシン1Aの動作内容に応じて変化するようになっており、ゲームに直接的には関与しないような画像(例えば、ゲームの説明など)を表示する。
(リールの構成)
次に、リール5L,5C,5Rの構成について、図3,4を参照して説明する。図3は、リール5L,5C,5Rの構成を示す斜視図である。図4は、図3に示したリール5L,5C,5Rの1つであるリール5Lを示す斜視図である。
次に、リール5L,5C,5Rの構成について、図3,4を参照して説明する。図3は、リール5L,5C,5Rの構成を示す斜視図である。図4は、図3に示したリール5L,5C,5Rの1つであるリール5Lを示す斜視図である。
図3に示すように、各リール5L,5C,5Rは、横一列に配置され、それぞれ回転自在となっている。リール5Lは、図4に示すように、同形の2本の環状フレーム23,24を所定間隔で配置し、その環状フレーム23,24を複数の連結部材25で連結してなる円筒形フレームを有している。また、図4に示すように、リール5Lは、円筒形フレームの中心部に配置されたステッピングモータM1(図7参照)の駆動力を環状フレーム23,24に伝達する伝達部材26を有し、連結部材25を被覆するようにして、側面部分に図示しないリールシートが装着されている。そのリールシートには図示しない複数の図柄が描かれている。なお、リール5C,5Rについても、同じ構成となっている。
(液晶表示装置の説明)
次に、メインディスプレイ5を構成する液晶表示装置31について、図5,6を参照して説明する。図5は、筐体2の背面側からみた液晶表示装置31の概略構成を示す斜視図である。図6は、液晶表示装置31の一部の分解斜視図である。
次に、メインディスプレイ5を構成する液晶表示装置31について、図5,6を参照して説明する。図5は、筐体2の背面側からみた液晶表示装置31の概略構成を示す斜視図である。図6は、液晶表示装置31の一部の分解斜視図である。
液晶表示装置31は、各リール5L,5C,5Rを跨いで、各リール5L,5C,5Rと所定間隔を置いてその前面側に設けられている。液晶表示装置31は、保護ガラス32、表示板33、液晶パネル34、導光板35、反射フィルム36、白色光源である蛍光ランプ37a,37b,38a,38b、ランプホルダー39a〜39h及び液晶パネル34の端子部に接続され、液晶パネル34の駆動用ICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなるフレキシブル基板(図示せず)を有している。
保護ガラス32及び表示板33は透光性を有している。保護ガラス32は、主に液晶パネル34の保護のために設けられている。表示板33には、図示しない所定の画像が描かれている。
液晶パネル34は、薄膜トランジスタが形成されたガラス板等の透明基板と、これに対向する透明基板との間に液晶を封入して構成され、図柄表示領域21L,21C,21Rを形成している。この液晶パネル34は、液晶に電圧が印加されてない(駆動していない)状態で白表示(表示面側に光が透過し、その光を外部から視認できる)となり、リール5L,5C,5Rを表側から視認可能なノーマリーホワイトで構成されている。このようなノーマリーホワイトで構成されている液晶パネル34を設けることにより、封入している液晶を駆動できなくなっても、図柄表示領域21L,21C,21Rを通して各リール5L,5C,5Rに描かれた図柄を視認でき、各リール5L,5C,5Rの可変表示及び停止表示を視認して、遊技を行えるようになっている。
導光板35は、透過性を有し、液晶パネル34の背面側に配置され、蛍光ランプ37a,37bからの光を液晶パネル34に導出するために設けられている。
反射フィルム36は、導光板35に導入された光を導光板35の表面側に向けて反射させるために設けられ、白色のポリエステルフィルムや、アルミ薄膜に銀蒸着膜を形成してなっている。この反射フィルム36は、反射領域36A及び非反射領域36BL,36BC,36BRを有している。反射領域36Aは、入射光を反射し、液晶パネル34の領域のうち、主に窓枠表示領域22L,22C,22R及び演出表示領域4aに対応する領域の照明手段として作動する。非反射領域36BL,36BC,36BRは、透明な材料からなり、入射光を反射することなく透過させる光透過部として形成されている。また、非反射領域36BL,36BC,36BRは、図柄表示領域21L,21C,21Rに対応して形成され、各リール5L,5C,5Rの回転が停止したときに現れる縦3個の図柄それぞれの前方に配置されている。
蛍光ランプ37a,37bは、導光板35の上端部及び下端部に沿って配置され、両端
が各ランプホルダー39a〜39dによって支持されている。蛍光ランプ37a,37bは、導光板35に導入する光を発生し、液晶パネル34の領域のうち、主に窓枠表示領域22L,22C,22R及び演出表示領域4aに対応する領域の照明手段として作動する。
が各ランプホルダー39a〜39dによって支持されている。蛍光ランプ37a,37bは、導光板35に導入する光を発生し、液晶パネル34の領域のうち、主に窓枠表示領域22L,22C,22R及び演出表示領域4aに対応する領域の照明手段として作動する。
蛍光ランプ38a,38bは、反射フィルム36背面側の上方位置及び下方位置におい
て、各リール5L,5C,5Rに向かって配置され、両端が各ランプホルダー39e〜39hによって支持されている。すなわち、蛍光ランプ38a,38bから出射した光は、各リール5L,5C,5Rの表面で反射して、非反射領域36BL,36BC,36BRに入射し、液晶パネル34を照射するようになっている。これにより、蛍光ランプ38a,38bは、各5L,5C,5R上に配置された図柄の照明手段及び反射フィルム36における図柄表示領域21L,21C,21Rに対応する領域の照明手段として作動する。
て、各リール5L,5C,5Rに向かって配置され、両端が各ランプホルダー39e〜39hによって支持されている。すなわち、蛍光ランプ38a,38bから出射した光は、各リール5L,5C,5Rの表面で反射して、非反射領域36BL,36BC,36BRに入射し、液晶パネル34を照射するようになっている。これにより、蛍光ランプ38a,38bは、各5L,5C,5R上に配置された図柄の照明手段及び反射フィルム36における図柄表示領域21L,21C,21Rに対応する領域の照明手段として作動する。
(スロットマシンの内部構成)
図7は、内部の構成を中心に示すスロットマシン1のブロック図である。スロットマシン1は、制御基板41を中心に複数の構成要素を有している。制御基板41は、マイクロコンピュータ42、乱数発生器43、サンプリング回路44、クロックパルス発生回路45及び分周器46を有している。
図7は、内部の構成を中心に示すスロットマシン1のブロック図である。スロットマシン1は、制御基板41を中心に複数の構成要素を有している。制御基板41は、マイクロコンピュータ42、乱数発生器43、サンプリング回路44、クロックパルス発生回路45及び分周器46を有している。
マイクロコンピュータ42は、CPU(Central Processing Unit)47、RAM(Random Access Memory)48及びROM(Read Only Memory)49を有している。CPU47は、ROM49に記憶されているプログラムに従い、本発明の特徴とするレート設定手段として作動する一方、I/Oポート50を介して他の構成要素との信号の入出力を行い、スロットマシン1A全体の動作制御を行う。RAM48は、CPU47が作動する際に用いるデータやプログラムが記憶される。すなわち、RAM48は、例えば、後述するサンプリング回路44によりサンプリングされる乱数値がゲーム開始後、一時的に保持されると共に、リール5L,5C,5Rのコードナンバ、図柄ナンバが記憶されている。
ROM49は、CPU47が実行するプログラムと、恒久的なデータを記憶している。また、ROM49は、本発明におけるレート記憶手段としての機能を有している。すなわち、ROM49には、後述するレート種別情報A,Bのそれぞれと複数のレートとを対応付けた第1レートテーブル(図8参照)80が記憶されている。この第1レートテーブル80は、レート種別情報として“A”、“B”を有し、その“A”、“B”それぞれについて“$1、$5、$10”又は“¢5、¢25、¢50”の3つずつのレートを有するレートグループが関連付けられている。なお、レートグループに含まれるレートのうち最も低い¢5のレートが、本発明における初期設定レートに設定されている。
乱数発生器43は、CPU47の指示に従い作動して、一定範囲の乱数を発生させる。サンプリング回路44は、CPU47の指示にしたがい、乱数発生器43が発生させた乱数の中から任意の乱数を抽出し、その抽出した乱数をCPU47に入力する。クロックパルス発生回路45は、CPU47を作動させるための基準クロックを発生させ、分周器46はその基準クロックを一定周期で分周した信号をCPU47に入力する。
また、制御基板41は、ホッパー駆動回路51、払出完了信号回路52、音制御回路53及び画像制御回路54を有している。
ホッパー駆動回路51は、CPU47の制御に従いホッパー55を駆動させる。ホッパー55は、コインの払出しを行うための動作を行い、払出口13からコインを払出させる。
払出完了信号回路52は、接続されているコイン検出部56からコインの枚数値データを入力し、その枚数値が、設定された枚数の値に達したときにコインの払出完了を通知する信号をCPU47に入力する。コイン検出部56は、ホッパー55により払い出されたコインの枚数を計測し、その計測した枚数値のデータを払出完了信号回路52に入力する。
音制御回路53は、CPU47からの指示を入力して、スピーカ15L,15Rから音を出力するための音信号を制御し、スピーカ15L,15Rから音を出力させる。これにより、スピーカ15L,15Rから、例えば、ゲーム開始後、適当な時期にゲームを盛り上げるための音が出力される。
画像制御回路54は、サブディスプレイ3及びメインディスプレイ4のそれぞれにおける画像表示を制御する。画像制御回路54は、図9に示すように、画像制御CPU54a、ワークRAM54b、プログラムROM54c、画像ROM54d、ビデオRAM54e及びVDP(Video Display Processor)54fを有している。
画像制御CPU54aは、マイクロコンピュータ42で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM54cに予め記憶されている(サブディスプレイ3及びメインディスプレイ4での表示に関する)画像制御プログラムに従い、サブディスプレイ3及びメインディスプレイ4に表示される画像を決定する。ワークRAM54bは、画像制御CPU54aが画像制御プログラムを実行するときの一時記憶手段として構成されている。プログラムROM54cは、画像制御プログラムや各種選択テーブル等を記憶している。画像ROM54dは、画像を形成するためのドットデータを記憶している。ビデオRAM54eは、VDP54fにより画像を形成するときの一時記憶手段として構成されている。VDP54fは、制御RAM54gを有し、画像制御CPU54aで決定されたサブディスプレイ3及びメインディスプレイ4の表示内容に応じた画像を形成し、その形成された各画像をサブディスプレイ3及びメインディスプレイ4に出力して表示させる。
制御基板41には、ICチップリーダライタ12c、リール駆動ユニット57及びタッチパネル58が接続されている。
ICチップリーダライタ12cは、本発明における読取手段であって、図示しないヘッドを有し、RFID(Radio Frequency Identification)システムによりヘッドを介してフィギア70A,70BのICチップ74と近接した状態で通信を行い、ICチップ74から後述するフィギアIDの読込みを行うようになっている。
リール駆動ユニット57は、リール5L,5C,5Rのそれぞれの位置を検出するリール位置検出回路59と、各リール5L,5C,5Rを回転させるためのモータM1,M2,M3に駆動信号を入力するモータ駆動回路60を有している。このモータ駆動回路60から駆動信号が入力されることによって、モータM1,M2,M3が作動し、それぞれリール5L,5C,5Rを回転させる。
タッチパネル58は、本発明におけるレート選択手段であって、メインディスプレイ4の前面側における保護ガラス32の表面を覆うように設けられている。タッチパネル58は、遊技者の指、その他の接触体が触れた位置(接触位置)を検出し、その接触位置に対応する対応入力情報をCPU47に入力する。例えば、タッチパネル58はメインディスプレイ4に表示されるレートグループに属する各レートのうち、設定レートを特定するための情報として遊技者の指等の接触位置に対応する対応入力情報をCPU47に入力する。
また、制御基板41には、投入コインセンサ7a、挿入紙幣センサ8a、スピンスイッチ9、1BETスイッチ10及び最大BETスイッチ11が接続されており、それぞれから制御基板41に信号が入力されるようになっている。
(フィギアの構成)
次に、フィギア70A,70Bの構成について説明する。図10は、フィギア70A,70Bの構成を示す分解斜視図であり、(a)は高額のレート(以下、高レートという)を模したフィギア70Aであり、(b)は低額のレート(以下、低レートという)を模したフィギア70Bである。
次に、フィギア70A,70Bの構成について説明する。図10は、フィギア70A,70Bの構成を示す分解斜視図であり、(a)は高額のレート(以下、高レートという)を模したフィギア70Aであり、(b)は低額のレート(以下、低レートという)を模したフィギア70Bである。
フィギア70A,70Bは、本発明における遊技用物品であって、台座部71と、レートの種別を模したフィギア本体部72とを有している。
台座部71は、台座装着部12aの窪みに対応した大きさを有し、中空の圧肉円板状に形成されている。台座部71は、天頂部73aを有する有底円筒状の台座本体部73とICチップ74とを有し、台座本体部73の開放端部にICチップ74が嵌め込み固定された構成を有している。また、台座本体部73の天頂部73aの略中央に突起部73bを有している。ICチップ74は、フィギア本体部72に対応するフィギアIDを記憶している。
フィギアIDは、各フィギアを識別可能なように各フィギアに対してユニーク(固有)である。また、フィギアIDには、種別の異なるフィギア70Aとフィギア70Bとを識別可能なように、本発明におけるレート種別情報が含まれている。例えば、フィギア70AのフィギアIDは“A001”、“A002”、“A003”・・・のようになっており、フィギア70BのフィギアIDは“B001”、“B002”、“B003”・・・のようになっていて、先頭の1桁のコードがレート種別情報、下3桁がフィギアを特定するためのコードとなっている。また、このレート種別情報A,Bは、レートの種別(高レート又は低レート)を表すものとなっている(詳しくは後述する)。
フィギア本体部72は、突起部73bに対応する凹部75aを有し上部がドーム状を呈している脚座部75を有している。そのため、フィギア本体部72は、凹部75aを台座本体部73の突起部73bに嵌め込むことで、台座部71の天頂部73aに固定されている。
また、フィギア本体部72は、脚座部75の上部に一体的に形成され、模型部76a,76bを有している。模型部76a,76bは立体的形状を有しており、フィギア設置ユニット12にセットしたときに遊技者及び周囲の者にその存在を強く印象付け、フィギア70A,70B本体の全体を認識させることができるものとなっている。具体的には、模型部76aは、一般的に高価格であると認識されているリムジン(豪華な箱型自動車)型の自動車を模しており、この外観により遊技者及び周囲の者に高価格を認識ないし連想させることができるものとなっている。そのため、フィギア70AのICチップ74に記憶されているレート種別情報Aは、この模型部76aの外観に対応して、高レートを表すものとなっている。また、模型部76bは、一般的に低価格であると認識されている小型の自動車を模しており、この外観により遊技者及び周囲の者に低価格を認識ないし連想させるものとなっている。そのため、フィギア70BのICチップ74に記憶されているレート種別情報Bは、この模型部76bの外観に対応して。低レートを表すものとなっている。
(スロットマシンの動作内容)
次に、以上の構成を有するスロットマシン1Aの動作内容について、図11〜図13に示すフローチャートを参照して説明する。図11は、スロットマシン1Aのゲーム開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。図12は、図11に示したゲーム開始処理の動作手順を示すフローチャートである。図13は、図11に示したレート設定処理の動作手順を示すフローチャートである。なお、図11〜図13では、ステップをSと略記している。
次に、以上の構成を有するスロットマシン1Aの動作内容について、図11〜図13に示すフローチャートを参照して説明する。図11は、スロットマシン1Aのゲーム開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。図12は、図11に示したゲーム開始処理の動作手順を示すフローチャートである。図13は、図11に示したレート設定処理の動作手順を示すフローチャートである。なお、図11〜図13では、ステップをSと略記している。
本実施形態に係るスロットマシン1Aでは、通常のゲームを行う通常遊技態様の他に、特別遊技態様を有している。そして、遊技態様が通常遊技態様にあるときには通常ゲームが行われるが、遊技態様が特別遊技態様に移行すると、遊技者に有利なボーナスゲームが実行されるようになっている。
スロットマシン1Aは、図11に示すようにメイン処理を開始すると、ステップ1に進みゲーム開始処理を行い、続くステップ2でレート設定処理を行う。続いて、ステップ3〜7において順次、スタート受付処理、抽選処理、通常ゲーム処理、ボーナスゲームの移行条件の判定及びボーナスゲーム処理が行われ、メイン処理が終了する。以下、各ブロックの詳細について説明する。
まず、ステップ1に進みゲーム開始処理が開始されると、図12に示すステップ11に進み、CPU47がメッセージ出力処理を行い、画像制御回路54に指示して、フィギア70A,70Bを用いてゲームを行うか否かを区別するためのフィギア有り、無しの選択画面をメインディスプレイ4に表示させる。続くステップ12では、タッチパネル58のタッチがあるまで待機して、タッチがあるとステップ13に進み、ステップ12でフィギア有りを選択したか否かを判定する。ここで、フィギア有りが選択された場合はステップ14に進み、そうでなければゲーム開始処理が終了する。
そして、ステップ14に進むと、フィギア70A,70Bのセット要求メッセージ出力処理を行う。すなわち、CPU47が画像制御回路54に指示して、メインディスプレイ4にフィギア70A,70Bをフィギア設置ユニット12に設置し、フィギアIDを読取るセッティングを要求するメッセージを表示する。続くステップ15では、ICチップリーダライタ12cによるフィギアIDの読取りが終わるまで待機する。ここで、遊技者が表示されるメッセージに従いフィギア70A,70Bをフィギア設置ユニット12にセットすると、ICチップリーダライタ12cがフィギア70A,70BのICチップ74に記憶されているフィギアIDを読取ってCPU47に入力し、そのフィギアIDの入力を受けてステップ16に進む。ステップ16では、フィギア設置ユニット12によるフィギアIDの読取り(フィギアのセッティング)が行われたことを示すフィギア有りフラグに所定のデータ(本実施形態では“1”)をセットし、ゲーム開始処理が終了する。
次に、ステップ2に進み、CPU47が本発明におけるレート設定手段として作動して、レート設定処理が行われる。レート設定処理が開始されると、図13に示すように、ステップ21に進み、ゲーム開始処理の結果から、フィギア有りフラグに所定のデータがセットされている(セット有り)か否かを判定し、その判定結果に応じてステップ22又はステップ23に処理を分岐させる。すなわち、フィギア有りフラグのセット有りのときはステップ22に進み、そうでないときはステップ23に進んでスロットマシン1Aの設定レートを初期設定レート(¢5)に設定し、レート設定処理が終了する。一方、ステップ22に進むと、図12のステップ15で読取ったフィギアIDに含まれるレート種別情報A,Bを取得する。そして、ステップ24に進み、図8に示した第1レートテーブルを参照し、ステップ22で取得したレート種別情報A,Bに対応するレートグループに属する3つのレートを取得する。
そして、ステップ25に進み、CPU47が画像制御回路54に指示して、ステップ24で取得した3つのレートを遊技者に選択させるレート選択画面を、本発明における表示手段であるメインディスプレイ4に表示させる。すなわち、ステップ22で取得されたレート種別情報が“A”であった場合には、“$1、$5、$10”の3つのレートと、それらのうちいずれか1つの選択を促すためのメッセージを含む画像とをメインディスプレイ4に表示させ、ステップ22で取得されたレート種別情報が“B”であった場合には、“¢5、¢25、¢50”の3つのレートと、それらのうちいずれか1つの選択を促すためのメッセージを含む画像とをメインディスプレイ4に表示させる。続くステップ26では、ステップ25で表示された3つのレートのうちいずれかについて、遊技者によるタッチパネル58のタッチがあるまで待機して、対応入力情報の入力があるとタッチがあったとしてステップ27に進み、対応入力情報によって特定されるレートを設定レートとして、レート設定処理が終了する。具体的には、各レートグループに属し、メインディスプレイ4に表示された$1、$5、$10の3つのレートのうち、遊技者が$1に対応する箇所をタッチした場合にはレートグループの中から$1のレートが特定され設定レートにされる。$5又は$10に対応する箇所をタッチした場合も同じく、レートグループの中から$5又は$10のレートが特定され設定レートにされる。
次に、ステップ3に進み、スタート受付処理が行われる。すなわち、遊技者は、コイン投入口7に所望の枚数のコインを投入し、クレジットが残っているときは1BETスイッチ10又は最大BETスイッチ11を操作する。続いて、スピンスイッチ9の操作(以下、これらの操作を「開始操作」という)を行う。この開始操作により、スタート信号がスピンスイッチ9からCPU47に入力される。
次に、ステップ4に進み、抽選処理が行われる。この抽選処理では、スタート信号の入力によりCPU47が作動して、入賞ラインL1に停止させる図示しない図柄(停止図柄)を各リール5L,5C,5Rについて決定する。そして、ROM49に記憶されている入賞判定テーブルを参照し、各リール5L,5C,5Rの停止図柄の組合せに対応して、ゲームの入賞可否を判定する。続いて、CPU47がROM49に記憶されている態様テーブルを参照し、入賞していたときは入賞態様を判定する(「入賞態様」は「役」ともいう)。態様テーブルは入賞中の態様(入賞態様)を決めるためのもので、上述したレート設定処理で設定された設定レート及び各入賞態様に応じた配当が登録されている。また、この抽選処理では、特定の図柄が入賞ラインL1に現れた場合に、ボーナスゲームが行われるようになっている。
次に、ステップ5に進み、通常ゲーム処理が開始されると、スロットゲームが開始される。このとき、CPU47がモータ駆動回路60に指示して、モータM1,M2,M3を作動させる。すると、リール5L,5C,5Rが一定時間回転する。そして、CPU47は、モータ駆動回路60に指示して、ステップ4の抽選処理によって決定された停止図柄が入賞ラインL1に現れるようにして、各リール5L,5C,5Rを停止させる。このとき、ステップ4の抽選処理によって入賞と判定されていた場合には、CPU47がホッパー駆動回路51に指示してホッパー55を駆動させ、入賞態様に応じた配当の枚数のコインの払出しが行われる。
次に、ステップ6に進み、ステップ4の抽選処理によってボーナスゲームの移行条件が成立しているか否かを判定する。そして、移行条件が成立していない場合にはメイン処理が終了し、移行条件が成立している場合にはステップ7に進んでボーナスゲーム処理が行われた後にメイン処理が終了する。ここで、ボーナスゲームとしては、上記と同様のスロットゲームでもよいが、メインディスプレイ4にトランプのカードを示すカード画像を表示して行われるカードゲーム等、スロットゲームと異なるその他のゲームでもよい。
以上のように、本実施形態に係るスロットマシン1Aでは、高級感を与える高レートのフィギア70Aと高級感を与えるものでない低レートのフィギア70Bとを用いている。これにより、遊技者以外の周囲の者でも、高レートで遊技を行っている遊技者と低レートで遊技を行っている遊技者とをフィギア70A,70Bの外観により容易に識別することができる。従って、特に高レートで遊技を行っている遊技者にとっては、自らが高レートで遊技を行っていることを周囲の者にアピールすることができることとなる。その結果、遊技者のアピールしたいという欲求を満たすことができると共に、遊技を面白みのあるものとすることができる。
また、スロットマシン1Aでは、レート設定処理において、フィギア有りフラグにセット有りでないときには設定レートを初期設定レートにしているため、ICチップリーダライタ12cによりレート種別情報A,Bの読取りが行われなくても遊技を行うことができる。
さらに、スロットマシン1Aでは、遊技者がタッチパネル58を操作することで自らレートを選択することができるようになっている。
(第2実施形態)
第2実施形態におけるスロットマシン1Bは、上述した第1実施形態のスロットマシン1Aと同じ構成を有しているが、ICチップリーダライタ12cの動作及びROM49が第2レートテーブルを記憶している点が相違する。また、ICチップ74が、フィギアIDに加えてフィギアの使用履歴情報を記憶している点で相違する。さらに、スロットマシン1Bは、上述したスロットマシン1Aと内部における処理が相違する。以下では、これらの相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第2実施形態におけるスロットマシン1Bは、上述した第1実施形態のスロットマシン1Aと同じ構成を有しているが、ICチップリーダライタ12cの動作及びROM49が第2レートテーブルを記憶している点が相違する。また、ICチップ74が、フィギアIDに加えてフィギアの使用履歴情報を記憶している点で相違する。さらに、スロットマシン1Bは、上述したスロットマシン1Aと内部における処理が相違する。以下では、これらの相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
(スロットマシンの内部構成)
スロットマシン1Bは、第1実施形態に係るスロットマシン1Aと内部構成が同じであり、制御基板41にROM49を有している(図7参照)。ROM49は、本発明におけるレート記憶手段としての機能を有している。すなわち、ROM49には、後述する“レート区分1”〜“レート区分3”及びレート種別情報A,Bのそれぞれの組合せとレートとを対応付けた第2レートテーブル(図14参照)81が記憶されている。この第2レートテーブル81は、所定の閾値によって区分けされた使用履歴情報の区分である“レート区分1”〜“レート区分3”を有し、この“レート区分1”〜“レート区分3”それぞれについてレート種別情報A,Bに対応するレートが関連付けられている。具体的には、レート種別情報が“A”であってかつ“レート区分1”のときのレートは$1であり、“A”であってかつ“レート区分2”の時のレートは$5であり、“A”であってかつ“レート区分3”のときのレートは$10である。また、レート種別情報が“B”であってかつ“レート区分1”のときのレートは¢5であり、“B”であってかつ“レート区分2”のときのレートは¢25であり、“B”であってかつ“レート区分3”のときのレートは¢50である。このように、“レート区分1”〜“レート区分3”に対応するレートは、それぞれ$1、$5、$10(又は¢5、¢25、¢50)であり、使用回数の増加に伴って段階的にレートが高くなるものとなっている。
スロットマシン1Bは、第1実施形態に係るスロットマシン1Aと内部構成が同じであり、制御基板41にROM49を有している(図7参照)。ROM49は、本発明におけるレート記憶手段としての機能を有している。すなわち、ROM49には、後述する“レート区分1”〜“レート区分3”及びレート種別情報A,Bのそれぞれの組合せとレートとを対応付けた第2レートテーブル(図14参照)81が記憶されている。この第2レートテーブル81は、所定の閾値によって区分けされた使用履歴情報の区分である“レート区分1”〜“レート区分3”を有し、この“レート区分1”〜“レート区分3”それぞれについてレート種別情報A,Bに対応するレートが関連付けられている。具体的には、レート種別情報が“A”であってかつ“レート区分1”のときのレートは$1であり、“A”であってかつ“レート区分2”の時のレートは$5であり、“A”であってかつ“レート区分3”のときのレートは$10である。また、レート種別情報が“B”であってかつ“レート区分1”のときのレートは¢5であり、“B”であってかつ“レート区分2”のときのレートは¢25であり、“B”であってかつ“レート区分3”のときのレートは¢50である。このように、“レート区分1”〜“レート区分3”に対応するレートは、それぞれ$1、$5、$10(又は¢5、¢25、¢50)であり、使用回数の増加に伴って段階的にレートが高くなるものとなっている。
また、制御基板41には、ICチップリーダライタ12cが接続されている。ICチップリーダライタ12cは、本発明における読取り手段であって、図示しないヘッドを介してICチップ74からフィギアID及びフィギア70A,70Bの使用履歴を表す使用履歴情報(詳しくは後述する)の読込みを行うと共に、ICチップ74に使用履歴情報の書込みを行うようになっている。
(フィギアの構成)
フィギア70A,70Bは、ICチップ74がレート種別情報を含むフィギアIDを記憶していると共に、フィギアの使用回数や使用時間等の使用履歴情報を更に記憶している。この使用履歴情報は、フィギア70A,70Bがフィギア設置ユニット12に設置された状態で、ICチップリーダライタ12cにより読み書きされる。ここで、フィギアの使用回数は、フィギア70A,70Bをフィギア設置ユニット12に設置した状態において、スロットマシン1Bのメイン処理が行われた回数を累積した回数である。また、フィギアの使用時間は、フィギア70A,70Bをフィギア設置ユニット12に設置している間の累積時間である。なお、フィギアが全く使用されていない初期状態では、ICチップ74には使用履歴情報として“0”が記憶されている。
フィギア70A,70Bは、ICチップ74がレート種別情報を含むフィギアIDを記憶していると共に、フィギアの使用回数や使用時間等の使用履歴情報を更に記憶している。この使用履歴情報は、フィギア70A,70Bがフィギア設置ユニット12に設置された状態で、ICチップリーダライタ12cにより読み書きされる。ここで、フィギアの使用回数は、フィギア70A,70Bをフィギア設置ユニット12に設置した状態において、スロットマシン1Bのメイン処理が行われた回数を累積した回数である。また、フィギアの使用時間は、フィギア70A,70Bをフィギア設置ユニット12に設置している間の累積時間である。なお、フィギアが全く使用されていない初期状態では、ICチップ74には使用履歴情報として“0”が記憶されている。
(スロットマシンの動作内容)
次に、以上の構成を有するスロットマシン1Bの動作内容について、図14〜図18を参照して説明する。図14は、第2レートテーブルの内容を示す図である。図15は、スロットマシン1Bのゲーム開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。図16は、図15に示したゲーム終了処理の動作手順を示すフローチャートである。図17は、図15に示したレート設定処理の動作手順を示すフローチャートである。図18は、図15に示したゲーム終了処理の動作手順を示すフローチャートである。なお、図15〜図18では、ステップをSと略記している。
次に、以上の構成を有するスロットマシン1Bの動作内容について、図14〜図18を参照して説明する。図14は、第2レートテーブルの内容を示す図である。図15は、スロットマシン1Bのゲーム開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。図16は、図15に示したゲーム終了処理の動作手順を示すフローチャートである。図17は、図15に示したレート設定処理の動作手順を示すフローチャートである。図18は、図15に示したゲーム終了処理の動作手順を示すフローチャートである。なお、図15〜図18では、ステップをSと略記している。
本実施形態に係るスロットマシン1Bでは、フィギア70A,70Bが記憶している使用履歴情報に応じてレートが設定されるようになっている。なお、本実施形態では、使用履歴情報がフィギアの使用回数である場合を例にとって説明するが、使用履歴情報がフィギアの使用時間である場合にも同様の処理となる。
スロットマシン1Bは、図15に示すようにメイン処理を開始すると、ステップ31に進みゲーム開始処理を行い、続くステップ32でレート設定処理を行う。続いて、ステップ3〜6において、第1実施形態と同じ処理が順次行われ、ステップ6でボーナスゲームの移行条件が成立している場合にはステップ7に進みボーナスゲーム処理が行われた後にステップ33に進むが、成立していなければボーナスゲームゲーム処理が行われずにステップ33に進む。そして、ステップ33でゲーム終了処理が行われた後、メイン処理が終了する。以下、各ブロックの詳細について説明する。
まず、ステップ31に進みゲーム開始処理が開始されると、図16に示すステップ34に進み、フィギア有りフラグにセット有りか否かを判定する。すなわち、フィギア70A,70Bをセットしたまま遊技を継続している場合には、フィギア有りフラグのセット有りであるので、ステップ11〜16の処理が省略され、ゲーム開始処理が終了する。一方、新規にフィギア70A,70Bをセットして遊技を行う場合には、フィギア有りフラグのセット有りでないので、続くステップ11〜14に進み、第1実施形態と同じ処理が行われる。続くステップ35では、ICチップリーダライタ12cによるフィギアID及びフィギアの使用回数の読取りが終わるまで待機する。すなわち、遊技者が表示されるメッセージに従いフィギア70A,70Bをフィギア設置ユニット12にセットして、ICチップリーダライタ12cがフィギア70A,70BのICチップ74に記憶されているフィギアID及び使用回数を読取ったフィギアID及び使用回数が入力されるまで待機して、それらの入力があるとステップ36に進んで、読取った使用回数をRAM48に一時的に記憶させる。すると、ステップ16に進み、第1実施形態と同じくフィギア有りフラグをセットして、ゲーム開始処理が終了する。
次に、ステップ32に進み、CPU47が本発明におけるレート設定手段として作動して、レート設定処理が行われる。レート設定処理が開始されると、図17に示すように、ステップ41に進み、ゲーム開始処理の結果からフィギア有りフラグにセット有りか否かを判定し、その判定結果に応じてステップ42又はステップ43に処理を分岐させる。すなわち、フィギア有りフラグのセット有りのときはステップ42に進み、そうでないときはステップ43に進んでスロットマシン1Bの設定レートを初期設定レート(¢5)にして、レート設定処理が終了する。一方、ステップ42に進むと、図16のステップ35で読取ったフィギアIDに含まれるレート種別情報A,Bを取得する。続くステップ44では、図16のステップ35でRAM48に記憶されている使用回数(これは、フィギアから読取った使用回数)が50回以上であるか否かを判定し、使用回数が50回以上でないと判定した場合にはステップ45に進んで、使用回数の第1区分である“レート区分1”に設定する。一方、使用回数が50回以上であると判定した場合にはステップ46に進んで、使用回数が100回以上であるか否かを判定し、使用回数が100回以上でないと判定した場合にはステップ47に進んで、使用回数の第2区分である“レート区分2”に設定する。一方、使用回数が100回以上であると判定した場合にはステップ48に進んで、使用回数の第3区分である“レート区分3”に設定する。
このように、ステップ45,47,48で使用回数の区分を“レート区分1”〜“レート区分3”のいずれかに設定した後、ステップ49に進んでレート種別情報A,B及び“レート区分1”〜“レート区分3”をサーチキーに設定し、第2レートテーブル(ROM49に記憶されている)81をサーチして、対応するレートを設定レートにする。具体的には、図16のステップ34で読取ったフィギアIDに含まれるフィギアレート種別情報が“A”であって、RAM48に記憶されているフィギアの使用回数が50回未満の場合はレート区分が“1”なので$1が設定レートにされ、使用回数が50回以上100回未満の場合はレート区分が“2”なので$5が設定レートにされ、使用回数が100回以上の場合はレート区分が“3”なので$10が設定レートにされる。また、図16のステップ35で読取ったレート種別情報が“B”である場合も、上述したレート種別情報が“A”である場合と同様に、レート区分により¢5、¢25、¢50のいずれかが設定レートにされる。
その後、ステップ33に進み、ゲーム終了処理が行われる。ゲーム終了処理が開始されると、図18に示すステップ51に進み、現在RAM48に記憶されている使用回数を読み出したうえで、“1”を加える使用回数の更新を行って、再びRAM48に記憶させる。続くステップ52では、CPU47が画像制御回路54に指示して、ゲームを終了するか否かの選択を要求するメッセージとその選択画面とをメインディスプレイ4に表示させる。続くステップ53では、遊技者によるタッチパネル58のタッチがあるまで待機して、タッチがあるとステップ54に進み、ステップ54でゲーム終了を選択したか否かを判定する。ここで、ゲーム終了が選択された場合はステップ55に進み、そうでなければゲーム終了処理が終了する。
そして、ステップ55に進むと、CPU47を作動させて、RAM48に記憶されている使用回数を読出してICチップリーダライタ12cによりフィギア70A,70BのICチップ74に書込ませる書込処理を行う。続くステップ56では、フィギア有りフラグに所定のデータ(本実施の形態では“0”)をセット(クリア)し、ゲーム終了処理が終了する。
以上のように、本実施形態に係るスロットマシン1Bでも、第1実施形態に係るスロットマシン1Aと同じく、高級感を与える高レートのフィギア70Aと高級感を与えるものでない低レートのフィギア70Bとを用いている。これにより、遊技者以外の周囲の者でも、高レートで遊技を行っている遊技者と低レートで遊技を行っている遊技者とをフィギア70A,70Bの外観により容易に識別することができる。従って、特に高レートで遊技を行っている遊技者にとっては、自らが高レートで遊技を行っていることを周囲の者にアピールすることができることとなる。その結果、遊技者のアピールしたいという欲求を満たすことができると共に、遊技を面白みのあるものとすることができる。
また、スロットマシン1Bでは、第1実施形態に係るスロットマシン1Aと同じく、レート設定処理において、フィギア有りフラグにセット有りでないときには設定レートを初期設定レートにしているため、ICチップリーダライタ12cによりレート種別情報A,Bの読取りが行われなくても遊技を行うことができる。
さらに、スロットマシン1Bは、レート種別情報A,Bに加え、フィギア70A,70Bの使用回数又は使用時間等といった使用履歴情報に応じてレートが設定されるため、フィギア70A,70Bの使用履歴に応じた適切なレートを設定レートとすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態におけるスロットマシン1Cは、上述した第1又は第2実施形態のスロットマシン1A,1Bの内部における処理が同じであるが、いわゆるビデオスロットマシンである点で構成が相違する。以下では、特に構成における相違を中心に説明し、重複する説明は省略する。
第3実施形態におけるスロットマシン1Cは、上述した第1又は第2実施形態のスロットマシン1A,1Bの内部における処理が同じであるが、いわゆるビデオスロットマシンである点で構成が相違する。以下では、特に構成における相違を中心に説明し、重複する説明は省略する。
(スロットマシンの全体構成)
図19は、スロットマシン1Cの全体構成を示す斜視図である。スロットマシン1Cは、本発明における遊技機であって、遊技に用いられる遊技用画像を表示するメインディスプレイ4を有している。メインディスプレイ4には、複数の図柄を有する機械式のリールを複数(3つ)並べた様子を示し、各リールがあたかも回転するかのような可変表示画像(リール画像)が表示される。このスロットマシン1Cは、メインディスプレイ4に表示される各リール(画像で表示されるリールは「擬似リール」ともいう)が停止した時点の図柄の組合せによって入賞可否を決めるスロットゲームを行えるビデオスロットマシンとなっている。
図19は、スロットマシン1Cの全体構成を示す斜視図である。スロットマシン1Cは、本発明における遊技機であって、遊技に用いられる遊技用画像を表示するメインディスプレイ4を有している。メインディスプレイ4には、複数の図柄を有する機械式のリールを複数(3つ)並べた様子を示し、各リールがあたかも回転するかのような可変表示画像(リール画像)が表示される。このスロットマシン1Cは、メインディスプレイ4に表示される各リール(画像で表示されるリールは「擬似リール」ともいう)が停止した時点の図柄の組合せによって入賞可否を決めるスロットゲームを行えるビデオスロットマシンとなっている。
メインディスプレイ4には、縦3列に配置された可変表示部82L,82C,82Rが表示されるようになっている。また、メインディスプレイ4には、通常遊技態様(通常ゲーム)及び特別遊技態様(ボーナスゲーム)のいずれにおいても、各可変表示部82L,82C,82Rに、複数の図柄が上から下に向かって移動しながらスクロールするかのような可変表示画像が表示されるようになっている。また、可変表示が停止状態のときには、各可変表示部82L,82C,82Rに3つの図柄が縦に並んで表示されるようになっている。メインディスプレイ4の各可変表示部82L,82C,82R以外の領域には、遊技者の興趣を増大させるための演出や、遊技者が遊技を有利に進めるための情報が表示される。
この各可変表示部82L,82C,82Rに対応して、メインディスプレイ4上には、図19に示すように、水平に伸びる3本の入賞ラインL11〜L13が表示されるようになっている。図19では、この入賞ラインL11〜L13上にそれぞれ図柄が停止している状態を示している。なお、入賞ラインL11〜L13に加えて、更に斜めに二本の入賞ラインを表示するようにしてもよい。
(スロットマシンの内部構成)
図20は、内部の構成を中心に示す第3実施形態のスロットマシン1Cのブロック図である。スロットマシン1Cは、制御基板41に画像制御回路54を有している。この画像制御回路54は、サブディスプレイ3及びメインディスプレイ4のそれぞれにおける画像表示を制御して、複数の図柄の可変表示画像等の各種の画像をメインディスプレイ4に表示させる。また、画像制御回路54は、第1実施形態と同じく、画像ROM54dを有している(図8参照)。この画像ROM54dには、画像を形成するためのドットデータが記憶されており、本実施形態では通常ゲーム及びボーナスゲームで使用される各図柄を示す図柄画像データが含まれている。
図20は、内部の構成を中心に示す第3実施形態のスロットマシン1Cのブロック図である。スロットマシン1Cは、制御基板41に画像制御回路54を有している。この画像制御回路54は、サブディスプレイ3及びメインディスプレイ4のそれぞれにおける画像表示を制御して、複数の図柄の可変表示画像等の各種の画像をメインディスプレイ4に表示させる。また、画像制御回路54は、第1実施形態と同じく、画像ROM54dを有している(図8参照)。この画像ROM54dには、画像を形成するためのドットデータが記憶されており、本実施形態では通常ゲーム及びボーナスゲームで使用される各図柄を示す図柄画像データが含まれている。
(スロットマシンの動作内容)
本実施形態に係るスロットマシン1Cは、第1又は第2実施形態に係るスロットマシン1A,1Bと動作内容が同じである。すなわち、スロットマシン1Cが第1実施形態に係るスロットマシン1Aと同じ動作をする場合には、フィギア70A,70Bによって高レート又は低レートで遊技することができると共に、メインディスプレイ4に表示される複数のレートのうち、タッチパネル58のタッチによって遊技者が選択したレートが設定レートにされる。一方、スロットマシン1Cが第2実施形態に係るスロットマシン1Bと同じ動作をする場合には、フィギア70A,70Bによって高レート又は低レートで遊技することができると共に、レート種別情報A,B及び使用履歴情報の区分である“レート区分1”〜“レート区分3”をサーチキーに設定し、第2レートテーブル81(図14参照)をサーチして、対応するレートを設定レートにする。
本実施形態に係るスロットマシン1Cは、第1又は第2実施形態に係るスロットマシン1A,1Bと動作内容が同じである。すなわち、スロットマシン1Cが第1実施形態に係るスロットマシン1Aと同じ動作をする場合には、フィギア70A,70Bによって高レート又は低レートで遊技することができると共に、メインディスプレイ4に表示される複数のレートのうち、タッチパネル58のタッチによって遊技者が選択したレートが設定レートにされる。一方、スロットマシン1Cが第2実施形態に係るスロットマシン1Bと同じ動作をする場合には、フィギア70A,70Bによって高レート又は低レートで遊技することができると共に、レート種別情報A,B及び使用履歴情報の区分である“レート区分1”〜“レート区分3”をサーチキーに設定し、第2レートテーブル81(図14参照)をサーチして、対応するレートを設定レートにする。
以上のように、本実施形態に係るスロットマシン1Cでは、第1又は第2実施形態に係るスロットマシン1A,1Bと同じ作用効果を奏する。
(第4実施形態)
第4実施形態では、複数の遊技機及びサーバからなる遊技システムに本発明を適用した場合として、以下の遊技システム100を例にとって説明する。
第4実施形態では、複数の遊技機及びサーバからなる遊技システムに本発明を適用した場合として、以下の遊技システム100を例にとって説明する。
(遊技システムの全体構成)
図21は、複数のスロットマシン101及び店舗サーバ201を備えた遊技システム100のシステム構成図である。遊技システム100は、遊技店舗に設置されている店舗サーバ201と、専用回線202を介して通信可能に接続された複数(本実施形態では4台)のスロットマシン101とを有している。遊技システム100では、各スロットマシン101と店舗サーバ201とが専用回線202によりそれぞれ接続され、LAN(Local Area Network)を形成している。
図21は、複数のスロットマシン101及び店舗サーバ201を備えた遊技システム100のシステム構成図である。遊技システム100は、遊技店舗に設置されている店舗サーバ201と、専用回線202を介して通信可能に接続された複数(本実施形態では4台)のスロットマシン101とを有している。遊技システム100では、各スロットマシン101と店舗サーバ201とが専用回線202によりそれぞれ接続され、LAN(Local Area Network)を形成している。
(スロットマシンの構成)
スロットマシン101は、本発明における遊技機であって、図21に簡略的に示すように、CPU47、RAM48及びROM49からなるマイクロコンピュータ42と、ICチップリーダライタ12cと、通信制御部102と、通信処理部103とを有している。なお、その他の構成については、第1〜第3実施形態に係るスロットマシン1A〜1Cと同じであり、機械式のリール又はメインディスプレイ4に表示される擬似リールにより複数の図柄の可変表示を行う。
スロットマシン101は、本発明における遊技機であって、図21に簡略的に示すように、CPU47、RAM48及びROM49からなるマイクロコンピュータ42と、ICチップリーダライタ12cと、通信制御部102と、通信処理部103とを有している。なお、その他の構成については、第1〜第3実施形態に係るスロットマシン1A〜1Cと同じであり、機械式のリール又はメインディスプレイ4に表示される擬似リールにより複数の図柄の可変表示を行う。
スロットマシン101における通信制御部102は、CPU47の指示に従い作動して、店舗サーバ201と通信を行うための回線の接続及び切断を制御する。通信処理部103は、通信制御部102の指示に従い作動して、専用回線202を介してICチップリーダライタ12cで読取ったフィギアID及び使用履歴情報(フィギアデータ)を店舗サーバ201に送信し、このフィギアデータに応じて店舗サーバ201で設定されたレートを含む情報(レート情報)を店舗サーバ201から受信する。
(店舗サーバの構成)
店舗サーバ201は、本発明におけるサーバであって、図21に示すように、CPU202、ROM203、RAM204、通信制御部205及び通信処理部206を有している。そして、CPU202がROM203に記憶されているプログラムに従いRAM204にデータを読み書きしながら作動する。また、通信制御部205がCPU202の指示に従い通信処理部206を作動させる。そして、店舗サーバ201は、専用回線202を介してフィギアデータを各スロットマシン101から受信し、このフィギアデータに応じて設定したレート情報を含む情報を各スロットマシン101に送信する。
店舗サーバ201は、本発明におけるサーバであって、図21に示すように、CPU202、ROM203、RAM204、通信制御部205及び通信処理部206を有している。そして、CPU202がROM203に記憶されているプログラムに従いRAM204にデータを読み書きしながら作動する。また、通信制御部205がCPU202の指示に従い通信処理部206を作動させる。そして、店舗サーバ201は、専用回線202を介してフィギアデータを各スロットマシン101から受信し、このフィギアデータに応じて設定したレート情報を含む情報を各スロットマシン101に送信する。
(スロットマシン及び店舗サーバの動作内容)
次に、以上の構成を有するスロットマシン101及び店舗サーバ201の動作内容について、図16〜図18及び図22を参照して説明する。図22は、スロットマシン101及び店舗サーバ201の間で行われる動作シーケンスを示すシーケンスチャートである。なお、図22では、ステップをSと略記している。
次に、以上の構成を有するスロットマシン101及び店舗サーバ201の動作内容について、図16〜図18及び図22を参照して説明する。図22は、スロットマシン101及び店舗サーバ201の間で行われる動作シーケンスを示すシーケンスチャートである。なお、図22では、ステップをSと略記している。
スロットマシン101は、図22に示すようにメイン処理を開始すると、ステップ101に進み、図16に示されるゲーム開始処理が行われる。続いて、ステップ102に進み、通信制御部102が通信処理部103を作動させて、図16のステップ35で読取ったフィギアID及び使用回数を店舗サーバ201に送信する。
すると、店舗サーバ201では、ステップ103に進んで、図17に示されるレート設定処理が行われ、ステップ102で送信されたフィギアIDに含まれるレート種別情報A,B及び使用回数の区分である“レート区分1”〜“レート区分3”をサーチキーに設定し、第2レートテーブル81(図14参照)をサーチして、対応するレートを設定レートにする。続いて、ステップ104では、通信制御部205が通信処理部206を作動させて、設定レートを含むレート情報をスロットマシン101に送信させる。
スロットマシン101では、ステップ102でフィギアID及び使用回数を店舗サーバ201に送信した後にステップ105に進み、店舗サーバ201からのレート情報の受信を待つ待ち状態となる。そして、店舗サーバ201からレート情報を受信するとステップ106に進んでスタート受付処理を行い、ステップ107で抽選処理を行った後、ステップ108で遊技態様が通常遊技態様のまま通常ゲーム処理が行われる。続くステップ109では、ステップ107における抽選処理の結果を受けて、ボーナスゲームへの移行条件成立の可否を判定する。ここで、移行条件が成立していなければステップ110に進むが、成立していなければステップ111に進んでボーナスゲーム処理が行われた後にステップ110に進む。ステップ110では、図18に示されるゲーム終了処理が行われた後、メイン処理が終了する。
以上のように、本実施形態に係る遊技システム100におけるスロットマシン101でも、第1〜第3実施形態に係るスロットマシン1A〜1Cと同じく、高級感を与える高レートのフィギア70Aと高級感を与えるものでない低レートのフィギア70Bとを用いている。これにより、遊技者以外の周囲の者でも、高レートで遊技を行っている遊技者と低レートで遊技を行っている遊技者とをフィギア70A,70Bの外観により容易に識別することができる。従って、特に高レートで遊技を行っている遊技者にとっては、自らが高レートで遊技を行っていることを周囲の者にアピールすることができることとなる。その結果、遊技者のアピールしたいという欲求を満たすことができると共に、遊技を面白みのあるものとすることができる。
また、遊技システム100では、第1〜第3実施形態に係るスロットマシン1A〜1Cと同じく、店舗サーバ201におけるレート設定処理において、フィギア有りフラグにセット有りでないときには設定レートを初期設定レートにしているため、スロットマシン101においてICチップリーダライタ12cによりレート種別情報A,Bの読取りが行われなくても遊技を行うことができる。
さらに、店舗サーバ201は、レート種別情報A,Bに加え、フィギア70A,70Bの使用回数又は使用時間等といった使用履歴情報に応じてレートが設定されるため、フィギア70A,70Bの使用履歴に応じた設定レートとすることができる。
以上、本発明における遊技機及び遊技システムについて詳述したが、上述の実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。
すなわち、本実施形態では、フィギア70A,70Bの種類を示すレート種別情報A,Bに複数のレートを対応付けたレートグループを用いて、1種類のフィギアに対して複数のレートを対応付けたものとしているが、1種類のフィギアに対して1つのレートを対応付けたものとしてもよい(フィギア対レートを1対1にする)。この場合も、フィギアの外観をレートの高低に応じて高級感を与えるものからそうでないものへと順次変化させることが好ましい。こうすると、高レートか低レートかの区別のみならず、個々のレートの区別ができるようになる。
また、本実施形態では、使用履歴情報に応じて段階的にレートを高くしているが、使用履歴情報に応じて遊技者が選択できるレートを増やし、第1実施形態に係るスロットマシン1Aと同様にそれらの複数のレートのうちから1つのレートをタッチパネル58によって選択させてもよい。
また、本実施形態では、模型部76aがリムジン型の大型の自動車を模し、模型部76bが小型の自動車を模しているが、模型部76aと模型部76bとが対比可能であって、遊技者及び周囲の者が高レートのフィギアと低レートのフィギアとを認識ないし連想可能な立体的形状を有していればよい。例えば、ライオンとネズミ、ジェット機と自動車、又は金塊とコイン等の対比によって高レートのフィギアと低レートのフィギアとを認識ないし連想可能にしてもよい。
また、本実施形態では、レートグループに含まれるレートの数が3つであり、額が“$1、$5、$10”(又は“¢5、¢25、¢50”)であるものとしたが、これに限られずレートの数又は額を適宜変更してもよい。
また、本実施形態では、使用回数の閾値を50回と100回の2つとしたが、閾値及びその回数を適宜変更してもよい。なお、フィギアの使用時間やその他の使用履歴情報においても同様である。
また、本実施形態では、レート種別情報として“A”と“B”の2つを用いたが、その他に“C”、“D”、“E”・・・等を用いてその数を適宜変更してもよい。さらに、“A”、“B”は米国通貨、“C”、“D”は欧州通貨、“E”、“F”は日本通貨等として、各国の通貨に応じたレート種別情報を設けてもよい。
また、遊技用物品は、フィギアに限定されず、カードやカセット等であってもよい。更に、本実施形態では、ICチップ74にフィギアIDを記憶させたが、これに限られずフィギアID等のフィギアに固有なデータをバーコードや2次元コードで表し、これらのバーコードや2次元コードを印刷したシール等を貼付し、あるいはこれらを遊技用物品に直接印刷又は刻印する等することで、遊技用物品にフィギアID等を記憶させてもよい。これらのバーコードや2次元コード等を読取る際には、読取手段としてのICチップリーダライタ12cに替えてバーコードリーダ等を設けるようにする。なお、2次元コードは2次元バーコードともいい、例えばQRコード(株式会社デンソーウェーブの登録商標)がある。この2次元コードには、バーコードの数十倍から数百倍のデータが含まれている。
1A,1B,1C,101…スロットマシン、2…筐体-、3…サブディスプレイ、4…メインディスプレイ、4a…演出表示領域、5L,5C,5R…リール、6…操作パネル、12…フィギア設置ユニット、12a…台座装着部、12b…リーダライタ部、41…制御基板、42…マイクロコンピュータ、47,202…CPU、48,204…RAM、49,203…ROM、50…I/Oポート、54…画像制御回路、58…タッチパネル、70…フィギア、71…台座部、72…フィギア本体部、73…台座本体部、73a…天頂部、73b…突起部、74…ICチップ、75…脚座部、75a…凹部、76a,76b…模型部、80…第1レートテーブル、81…第2レートテーブル、82L,82C,82R…可変表示部、100…遊技システム、102,205…通信制御部、103,206…通信処理部、201…店舗サーバ、L1,L11〜L13…入賞ライン。
Claims (6)
- 設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う遊技機であって、
前記各レートの種別を示すレート種別情報を記憶した遊技用物品から、記憶されている前記レート種別情報を読取る読取手段と、
前記複数のレートのうち、前記読取手段により読取った前記レート種別情報に対応するレートを前記設定レートにするレート設定手段とを有することを特徴とする遊技機。 - 設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う遊技機であって、
前記各レートの種別を示すレート種別情報を記憶した遊技用物品から、記憶されている前記レート種別情報を読取る読取手段と、
前記レート種別情報と、複数のレートを含むレートグループとが対応して記憶されているレート記憶手段と、
前記読取手段が読取った前記レート種別情報に対応するレートグループに含まれている複数のレートのうちいずれか1つのレートを前記レート記憶手段から読出し、該レートを前記設定レートにするレート設定手段とを有することを特徴とする遊技機。 - 前記読取手段により読取った前記レート種別情報に対応するレートグループに含まれている複数のレートを表示する表示手段と、
前記表示手段により表示される複数のレートのうちいずれか1つのレートを遊技者が選択するためのレート選択手段とを更に有し、
前記レート設定手段が、前記レート選択手段で選択されたレートを前記設定レートにすることを特徴とする請求項2記載の遊技機。 - 設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う遊技機であって、
前記各レートの種別を示すレート種別情報及び使用履歴を示す使用履歴情報を記憶した遊技用物品から、記憶されている前記レート種別情報及び前記使用履歴情報を読取る読取手段と、
前記複数のレートのうち、前記読取手段により読取った前記レート種別情報及び前記使用履歴情報に対応するレートを前記設定レートにするレート設定手段とを有することを特徴とする遊技機。 - 前記レート設定手段は、前記読取手段により前記レート種別情報の読取りが行われないときに、前記各レートのうちの最も値の小さい初期設定レートを前記設定レートにすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の遊技機。
- 設定可能な複数のレートのうちの設定されている設定レートに応じた配当の払出を行う遊技機と、該遊技機と通信を行うサーバとを有する遊技システムであって、
前記遊技機が、前記各レートの種別を示すレート種別情報及び使用履歴を示す使用履歴情報を記憶した遊技用物品から、記憶されている前記レート種別情報及び前記使用履歴情報を読取る読取手段と、該読取手段により読取った前記レート種別情報及び前記使用履歴情報を前記サーバに送信する送信手段とを有し、
前記サーバが、前記送信手段により送信された前記レート識別情報及び前記使用履歴情報を受信する受信手段と、前記複数のレートのうち、前記受信手段により受信した前記レート識別情報及び前記使用履歴情報に対応するレートを示すレート情報を前記遊技機に送信するレート送信手段とを有することを特徴とする遊技システム。
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