JP2006156512A - プリント配線基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高価な設備投資を必要とすることなく、既存の配線パターンの修正の作業効率が高くて、比較的低廉なプリント配線基板を提供する。
【解決手段】 所定の配線パターン2が形成されたプリント配線基板であって、配線パターン2の修正をおこなうために配線パターン2とは別に形成された複数の修正配線5と、複数の修正配線5にそれぞれ交差するように形成された延長配線6と、配線パターン2及び延長配線6のうちいずれかとの接続を選択可能に形成された切替パッド7と、複数の修正配線5と延長配線6との交点にそれぞれ形成され交点における修正配線5と延長配線6との接続の有無を選択可能に形成された修正パッド8と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 所定の配線パターン2が形成されたプリント配線基板であって、配線パターン2の修正をおこなうために配線パターン2とは別に形成された複数の修正配線5と、複数の修正配線5にそれぞれ交差するように形成された延長配線6と、配線パターン2及び延長配線6のうちいずれかとの接続を選択可能に形成された切替パッド7と、複数の修正配線5と延長配線6との交点にそれぞれ形成され交点における修正配線5と延長配線6との接続の有無を選択可能に形成された修正パッド8と、を備える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、プリント配線基板に関し、特に、多層構造からなる多層プリント配線基板に関するものである。
従来から、比較的軽微な設計変更等に対応するために、プリント配線基板に形成された配線パターンの修正(変更)が適宜におこなわれている。
ところが、近年のプリント配線基板は、実装部品のピン数が増加するとともに、ピン間のピッチが微細化されている。また、プリント配線基板に形成される配線パターンも微細化されている。そのため、プリント配線基板に形成された既存の配線パターンを修正しようとしても、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうのが困難になっている。
ところが、近年のプリント配線基板は、実装部品のピン数が増加するとともに、ピン間のピッチが微細化されている。また、プリント配線基板に形成される配線パターンも微細化されている。そのため、プリント配線基板に形成された既存の配線パターンを修正しようとしても、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうのが困難になっている。
特許文献1、特許文献2等には、配線パターンと補修パターンとを予めプリント配線基板の層中に配置しておくことで、ジャンパー線の追加をおこなわずに配線を変更する技術が開示されている。
詳しくは、プリント配線基板には、デバイスの接続端子を囲む配線パターンと、配線パターンと隣接するローカル補修パターンと、ローカル補修パターン同士を接続するためのメイン補修パターンと、が形成されている。そして、プリント配線基板のパターン変更をおこなうときには、まず、レーザービームによって内層にあるパターンカット部と隣接する配線の接続領域を露呈させる。そして、レーザービームによってパターンカットをおこない、接続領域のはんだ付けをおこなう。
詳しくは、プリント配線基板には、デバイスの接続端子を囲む配線パターンと、配線パターンと隣接するローカル補修パターンと、ローカル補修パターン同士を接続するためのメイン補修パターンと、が形成されている。そして、プリント配線基板のパターン変更をおこなうときには、まず、レーザービームによって内層にあるパターンカット部と隣接する配線の接続領域を露呈させる。そして、レーザービームによってパターンカットをおこない、接続領域のはんだ付けをおこなう。
特許文献3等には、プリント配線基板にある既存の信号線を器具を用いてパターンカットした後に、予め用意されている補修用ビアをジャンパー線を用いて接続することでパターン変更する技術が開示されている。
上述した従来の技術は、プリント配線基板に形成された既存の配線パターンを修正する場合に、種々の不具合が発生する可能性があった。
すなわち、プリント配線基板に形成された既存の配線を切断する場合には、カッター、ドリル等の工具を使用して基板表面や内層の配線を切断することになる。そのため、修正を必要としない他の配線に損傷を与えて、プリント配線基板を修復できない状態にしてしまう可能性が高かった。
また、布線のためのジャンパー線用パッドを素子の端子近傍に設けてジャンパー線を追加する場合には、ジャンパー線が空中配線になる。そのため、高速動作が要求される信号の配線変更には向かなかった。また、ジャンパー線を設けることで、外観や均一性が損なわれ、工程数も増加するために、市販されるプリント配線基板には積極的に適用できなかった。
また、布線のためのジャンパー線用パッドを素子の端子近傍に設けてジャンパー線を追加する場合には、ジャンパー線が空中配線になる。そのため、高速動作が要求される信号の配線変更には向かなかった。また、ジャンパー線を設けることで、外観や均一性が損なわれ、工程数も増加するために、市販されるプリント配線基板には積極的に適用できなかった。
他方、レーザーによる配線パターンの切断をおこなったり、金属結晶を成長させて配線を修復・変更したりすることも可能であるが、それらをおこなうための特殊な装置が必要となるために、プリント配線基板のコストが高くなる可能性が高かった。
上述した特許文献1、特許文献2等の技術は、レーザービーム等の専用機器が必要になるために、プリント配線基板のコストが高くなる可能性が高かった。さらに、パターンカットをおこなう工程と、接続する領域が露呈する工程と、が必要になるために、修正を必要としない他の配線に損傷を与えてしまう可能性が高かった。
上述した特許文献3等の技術も、パターンカットをおこなう工程が必要となるために、他の配線に損傷を与えてしまう可能性が高かった。さらに、ジャンパー線を用いるために、高速動作が要求されたプリント配線基板等に適用すると誤作動する可能性が高かった。
上述した特許文献3等の技術も、パターンカットをおこなう工程が必要となるために、他の配線に損傷を与えてしまう可能性が高かった。さらに、ジャンパー線を用いるために、高速動作が要求されたプリント配線基板等に適用すると誤作動する可能性が高かった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、高価な設備投資を必要とすることなく、既存の配線パターンの修正の作業効率が高くて、比較的低廉なプリント配線基板を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるプリント配線基板は、所定の配線パターンが形成されたプリント配線基板であって、前記配線パターンの修正をおこなうために当該配線パターンとは別に形成された複数の修正配線と、前記複数の修正配線にそれぞれ交差するように形成された延長配線と、前記配線パターン及び前記延長配線のうちいずれかとの接続を選択可能に形成された切替パッドと、前記複数の修正配線と前記延長配線との交点にそれぞれ形成され、当該交点における前記修正配線と前記延長配線との接続の有無を選択可能に形成された修正パッドと、を備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかるプリント配線基板は、前記請求項1に記載の発明において、前記切替パッドは、素子端子に接続され、該素子端子と前記配線パターン及び前記延長配線のうちいずれかとの接続を選択可能に形成されたランド構造からなるものである。
また、請求項3記載の発明にかかるプリント配線基板は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、多層構造からなり、前記複数の修正配線は、前記多層構造の層中にそれぞれ形成され、前記延長配線は、基板表面に形成され、前記修正パッドは、前記基板表面に通じるビアを介して前記交点における前記修正配線と前記延長配線との接続の有無を選択可能に形成されたランド構造からなるものである。
また、請求項4記載の発明にかかるプリント配線基板は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記切替パッド及び前記修正パッドは、基板表面に形成されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかるプリント配線基板は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、グランド層を備え、前記複数の修正配線と前記グランド層との接続の有無をそれぞれ選択可能に形成された接地パッドを基板表面に備えたものである。
また、請求項6記載の発明にかかるプリント配線基板は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記複数の修正配線のうち少なくとも1つの修正配線は、前記修正パッド間で複数に分割された分割修正配線からなり、隣接する2つの前記分割修正配線の接続の有無を選択可能に形成された接続パッドを基板表面に備えたものである。
また、請求項7記載の発明にかかるプリント配線基板は、前記請求項6に記載の発明において、多層構造からなり、前記分割修正配線は、前記多層構造の層中に形成され、前記接続パッドは、前記基板表面に通じるビアを介して前記隣接する2つの前記分割修正配線の接続の有無を選択可能に形成されたものである。
また、請求項8記載の発明にかかるプリント配線基板は、前記請求項6又は請求項7に記載の発明において、グランド層を備え、前記分割修正配線と前記グランド層との接続の有無をそれぞれ選択可能に形成された接地パッドを基板表面に備えたものである。
本発明は、所定の配線パターンとは別に、複数の修正配線、延長配線、切替パッド、修正パッドを設けて、パターンカットやジャンパー線の追加をおこなうことなく、配線パターンの修正や修理がおこなえるように構成している。これにより、高価な設備投資を必要とすることなく、既存の配線パターンの修正の作業効率が高くて、比較的低廉なプリント配線基板を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図6にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1は、実施の形態1におけるプリント配線基板1を示す構成図である。図2は、そのプリント配線基板1を示す断面図である。
図1及び図2において、1は多層構造からなるプリント配線基板、2はプリント配線基板1に形成される所定の配線パターン(既存配線)、3はプリント配線基板1の基板表面1aに載置される素子、4は素子3の素子端子3aに接続された端子配線、5はプリント配線基板1に配線パターン2とは別に予め形成された複数の修正配線、6は複数の修正配線5にそれぞれ交差するように形成された延長配線、7は配線パターン2と延長配線6とのうちいずれかと端子配線4とを接続するための切替パッド、8はいずれかの修正配線5と延長配線6とを接続するための修正パッド、を示す。
図1〜図6にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1は、実施の形態1におけるプリント配線基板1を示す構成図である。図2は、そのプリント配線基板1を示す断面図である。
図1及び図2において、1は多層構造からなるプリント配線基板、2はプリント配線基板1に形成される所定の配線パターン(既存配線)、3はプリント配線基板1の基板表面1aに載置される素子、4は素子3の素子端子3aに接続された端子配線、5はプリント配線基板1に配線パターン2とは別に予め形成された複数の修正配線、6は複数の修正配線5にそれぞれ交差するように形成された延長配線、7は配線パターン2と延長配線6とのうちいずれかと端子配線4とを接続するための切替パッド、8はいずれかの修正配線5と延長配線6とを接続するための修正パッド、を示す。
このように構成されたプリント配線基板1において、例えば、図2に示すように既存の配線パターン2が断線して基板1の修正(修理)が必要な場合に、所定の修正配線5と延長配線6とを素子配線4に接続することになる。詳しくは、切替パッド7によって延長配線6と端子配線4とを接続して、修正パッド8によって所定の修正配線5と延長配線6とを接続する。
図3及び図4にて、切替パッド7について詳述する。
図3(A)は切替パッド7の近傍を上方からみた図であって、図3(B)は切替パッド7の近傍を側方からみた断面図である。図3(A)及び図3(B)に示すように、切替パッド7は、基板表面1aに形成されるとともに、ランド構造(複数のランドの集合体)にて形成されている。
図3(A)は切替パッド7の近傍を上方からみた図であって、図3(B)は切替パッド7の近傍を側方からみた断面図である。図3(A)及び図3(B)に示すように、切替パッド7は、基板表面1aに形成されるとともに、ランド構造(複数のランドの集合体)にて形成されている。
このように構成された切替パッド7は、図4(A)又は図4(B)のように接続状態が選択される。
具体的に、図4(A)では、はんだ12を用いて短絡素子16が同図に示す位置に実装されている。この状態では、素子配線4(素子3)と既存の配線パターン2とが、短絡素子16及びビア14を介して電気的に接続されている。既存の配線パターン2に修正の必要がない場合には、図4(A)の接続状態が選択される。
これに対して、図4(B)では、はんだ12を用いて短絡素子16が同図に示す位置に実装されている。この状態では、素子配線4(素子3)と延長配線6とが、短絡素子16を介して電気的に接続されている。既存の配線パターン2に修正の必要がある場合には、図4(B)の接続状態が選択される。
具体的に、図4(A)では、はんだ12を用いて短絡素子16が同図に示す位置に実装されている。この状態では、素子配線4(素子3)と既存の配線パターン2とが、短絡素子16及びビア14を介して電気的に接続されている。既存の配線パターン2に修正の必要がない場合には、図4(A)の接続状態が選択される。
これに対して、図4(B)では、はんだ12を用いて短絡素子16が同図に示す位置に実装されている。この状態では、素子配線4(素子3)と延長配線6とが、短絡素子16を介して電気的に接続されている。既存の配線パターン2に修正の必要がある場合には、図4(B)の接続状態が選択される。
図5及び図6にて、修正パッド8について詳述する。
図5(A)は修正パッド8の近傍を上方からみた図である。図5(B1)は修正パッド8を所定の修正配線5に接続した状態を示す側方断面図であって、図5(B2)は修正パッド8を別の修正配線5に接続するために延長配線6を延長した状態を示す側方断面図である。さらに、図6(A)は延長配線6と修正配線5と修正パッド8との全体的な配列を示す概略図であって、図6(B)はその断面図である。
図5及び図6に示すように、修正パッド8は、延長配線6と修正配線5とが交差する位置(交点)であって基板表面1aに形成されるとともに、ランド構造にて形成されている。
図5(A)は修正パッド8の近傍を上方からみた図である。図5(B1)は修正パッド8を所定の修正配線5に接続した状態を示す側方断面図であって、図5(B2)は修正パッド8を別の修正配線5に接続するために延長配線6を延長した状態を示す側方断面図である。さらに、図6(A)は延長配線6と修正配線5と修正パッド8との全体的な配列を示す概略図であって、図6(B)はその断面図である。
図5及び図6に示すように、修正パッド8は、延長配線6と修正配線5とが交差する位置(交点)であって基板表面1aに形成されるとともに、ランド構造にて形成されている。
このように構成された修正パッド8は、図5(B1)又は図5(B2)のように接続状態が選択される。
具体的に、図5(B1)では、はんだ12が同図に示す位置(左側のランド位置である。)に設けられている。この状態では、はんだ12が設けられた位置の修正配線5と延長配線6とが、ビア14を介して電気的に接続されている。
これに対して、図5(B2)では、はんだ12が同図に示す位置(右側のランド位置である。)に設けられている。この状態では、延長配線6同士が接続されて延長配線6が延長される。延長配線6を別の修正配線5に接続する場合に、その修正配線5との交差位置まで延長配線6が延長されることになる。
具体的に、図5(B1)では、はんだ12が同図に示す位置(左側のランド位置である。)に設けられている。この状態では、はんだ12が設けられた位置の修正配線5と延長配線6とが、ビア14を介して電気的に接続されている。
これに対して、図5(B2)では、はんだ12が同図に示す位置(右側のランド位置である。)に設けられている。この状態では、延長配線6同士が接続されて延長配線6が延長される。延長配線6を別の修正配線5に接続する場合に、その修正配線5との交差位置まで延長配線6が延長されることになる。
以上のように構成されたプリント配線基板1では、通常時(既存の配線パターン2の修正を必要としないときである。)に、各素子3の端子配線4が切替パッド7を経由して既存の配線パターン2に接続される。これに対して、配線パターン2の断線や回路変更のための配線変更をおこなう場合には、切替パッド7の短絡素子16の実装位置を変更して端子配線4を延長配線6に接続するとともに、所定の修正配線5に対応した修正パッド8をはんだ付けして延長配線6を修正配線5に接続する。
ここで、配線修正が複数になる場合には、使用済みの修正配線5を回避して別の修正配線5に接続するために、修正パッド8のはんだ付け位置の選択によって延長配線6を延長して、別の修正配線5に対応した修正パッド8のはんだ付けをおこなう。
以上説明したように、本実施の形態1では、所定の配線パターン2とは別に、複数の修正配線5、延長配線6、切替パッド7、修正パッド8を設けて、パターンカットやジャンパー線の追加をおこなうことなく、ドリル等による機械的なパターン加工をおこなったりレーザービーム等の特殊な装置を使用したりすることなく、配線パターン2の修正がおこなえるように構成している。これにより、比較的低廉に、断線の修正や改造のための配線変更の作業効率が高いプリント配線基板を提供することができる。
また、切替パッド7における接続状態の選択には短絡素子16が使用されているために、自動組み立て機を用いて通常時の組み立てをおこなうことができる。したがって、本実施の形態1のプリント配線基板1は、量産用の多層プリント配線基板として充分に適用することができる。
また、切替パッド7における接続状態の選択には短絡素子16が使用されているために、自動組み立て機を用いて通常時の組み立てをおこなうことができる。したがって、本実施の形態1のプリント配線基板1は、量産用の多層プリント配線基板として充分に適用することができる。
実施の形態2.
図7にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図7(A)は、実施の形態2におけるプリント配線基板1の切替パッド7の近傍を上方からみた図である。図7(B1)は素子配線4と配線パターン2とを接続するように切替パッド7を選択した状態を示す側方断面図であって、図7(B2)は素子配線4と延長配線6とを接続するように切替パッド7を選択した状態を示す側方断面図である。本実施の形態2の切替パッド7は、短絡素子16を実装しないではんだ12を用いて接続状態の変更をおこなう点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図7にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図7(A)は、実施の形態2におけるプリント配線基板1の切替パッド7の近傍を上方からみた図である。図7(B1)は素子配線4と配線パターン2とを接続するように切替パッド7を選択した状態を示す側方断面図であって、図7(B2)は素子配線4と延長配線6とを接続するように切替パッド7を選択した状態を示す側方断面図である。本実施の形態2の切替パッド7は、短絡素子16を実装しないではんだ12を用いて接続状態の変更をおこなう点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図7(A)に示すように、本実施の形態2の切替パッド7は、前記実施の形態1の修正パッド8の構成に類似している。すなわち、本実施の形態2の切替パッド7は、はんだ付けの位置によって接続状態の選択がおこなわれる。
具体的に、図7(B1)では、はんだ12が同図の左側のランドに着設されている。この状態では、素子配線4(素子3)と既存の配線パターン2とが、ビア14を介して電気的に接続されている。既存の配線パターン2に修正の必要がない場合には、図7(B1)の接続状態が選択される。
これに対して、図7(B2)では、はんだ12が同図の右側のランドに着設されている。この状態では、素子配線4(素子3)と延長配線6とが電気的に接続されている。既存の配線パターン2に修正の必要がある場合には、図7(B2)の接続状態が選択される。
具体的に、図7(B1)では、はんだ12が同図の左側のランドに着設されている。この状態では、素子配線4(素子3)と既存の配線パターン2とが、ビア14を介して電気的に接続されている。既存の配線パターン2に修正の必要がない場合には、図7(B1)の接続状態が選択される。
これに対して、図7(B2)では、はんだ12が同図の右側のランドに着設されている。この状態では、素子配線4(素子3)と延長配線6とが電気的に接続されている。既存の配線パターン2に修正の必要がある場合には、図7(B2)の接続状態が選択される。
以上説明したように、本実施の形態2でも、前記実施の形態1と同様に、所定の配線パターン2とは別に、複数の修正配線5、延長配線6、切替パッド7、修正パッド8を設けて、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうことなく、配線パターン2の修正がおこなえるように構成している。これにより、比較的低廉に、断線の修正や改造のための配線変更の作業効率が高いプリント配線基板を提供することができる。
実施の形態3.
図8及び図9にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図8(A)は、実施の形態3におけるプリント配線基板1の修正パッド8の近傍を上方からみた図であって、図8(B)は修正パッド8近傍を側方からみた断面図である。図9(A)は修正パッド8を別の修正配線5に接続するために延長配線6を延長した状態を示す側方断面図であって、図9(B)は修正パッド8を所定の修正配線5に接続した状態を示す側方断面図である。
本実施の形態3の修正パッド8は、短絡素子16及びはんだ12を用いて接続状態の変更をおこなう点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図8及び図9にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図8(A)は、実施の形態3におけるプリント配線基板1の修正パッド8の近傍を上方からみた図であって、図8(B)は修正パッド8近傍を側方からみた断面図である。図9(A)は修正パッド8を別の修正配線5に接続するために延長配線6を延長した状態を示す側方断面図であって、図9(B)は修正パッド8を所定の修正配線5に接続した状態を示す側方断面図である。
本実施の形態3の修正パッド8は、短絡素子16及びはんだ12を用いて接続状態の変更をおこなう点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図8に示すように、本実施の形態3の修正パッド8は、前記実施の形態1の切替パッド7の構成に類似している。すなわち、本実施の形態3の修正パッド8は、短絡素子16の実装又ははんだ付けによって接続状態の選択がおこなわれる。
具体的に、図9(A)では、はんだ12を用いて短絡素子16が同図に示す位置に実装されている。この状態では、延長配線6同士が接続されて延長配線6が延長される。延長配線6を別の修正配線5に接続する場合に、その修正配線5との交差位置まで延長配線6が延長されることになる。
これに対して、図9(B)では、はんだ12が同図に示す位置に着設されている。この状態では、はんだ12が設けられた位置の修正配線5と延長配線6とが、ビア14を介して電気的に接続される。
具体的に、図9(A)では、はんだ12を用いて短絡素子16が同図に示す位置に実装されている。この状態では、延長配線6同士が接続されて延長配線6が延長される。延長配線6を別の修正配線5に接続する場合に、その修正配線5との交差位置まで延長配線6が延長されることになる。
これに対して、図9(B)では、はんだ12が同図に示す位置に着設されている。この状態では、はんだ12が設けられた位置の修正配線5と延長配線6とが、ビア14を介して電気的に接続される。
以上説明したように、本実施の形態3でも、前記実施の形態1と同様に、所定の配線パターン2とは別に、複数の修正配線5、延長配線6、切替パッド7、修正パッド8を設けて、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうことなく、配線パターン2の修正がおこなえるように構成している。これにより、比較的低廉に、断線の修正や改造のための配線変更の作業効率が高いプリント配線基板を提供することができる。
実施の形態4.
図10にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図10(A)は、実施の形態4におけるプリント配線基板1の修正パッド8の近傍を上方からみた図である。図10(B1)は延長配線6を延長した状態を示す側方断面図であって、図10(B2)は修正パッド8を所定の修正配線5に接続した状態を示す側方断面図である。
図10にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図10(A)は、実施の形態4におけるプリント配線基板1の修正パッド8の近傍を上方からみた図である。図10(B1)は延長配線6を延長した状態を示す側方断面図であって、図10(B2)は修正パッド8を所定の修正配線5に接続した状態を示す側方断面図である。
図10に示すように、本実施の形態4の修正パッド8は、環状のランド構造からなり、はんだ付けの有無によって接続状態の選択がおこなわれる。
具体的に、図10(B1)では、修正パッド8へのはんだ付けはおこなわれていない。この状態では、一続きの延長配線6によって延長配線6が延長される。延長配線6を別の修正配線5に接続する場合に、その修正配線5との交差位置まで延長配線6が延長されることになる。
これに対して、図10(B2)では、はんだ12による修正パッド8へのはんだ付けがおこなわれている。この状態では、はんだ12が設けられた位置の修正配線5と延長配線6とが、ビア14を介して電気的に接続される。
具体的に、図10(B1)では、修正パッド8へのはんだ付けはおこなわれていない。この状態では、一続きの延長配線6によって延長配線6が延長される。延長配線6を別の修正配線5に接続する場合に、その修正配線5との交差位置まで延長配線6が延長されることになる。
これに対して、図10(B2)では、はんだ12による修正パッド8へのはんだ付けがおこなわれている。この状態では、はんだ12が設けられた位置の修正配線5と延長配線6とが、ビア14を介して電気的に接続される。
以上説明したように、本実施の形態4でも、前記各実施の形態と同様に、所定の配線パターン2とは別に、複数の修正配線5、延長配線6、切替パッド7、修正パッド8を設けて、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうことなく、配線パターン2の修正がおこなえるように構成している。これにより、比較的低廉に、断線の修正や改造のための配線変更の作業効率が高いプリント配線基板を提供することができる。
実施の形態5.
図11にて、この発明の実施の形態5について詳細に説明する。
図11(A)は、実施の形態5におけるプリント配線基板1の修正パッド8の近傍を上方からみた図である。図11(B1)は延長配線6を延長した状態を示す側方断面図であって、図11(B2)は修正パッド8を所定の修正配線5に接続した状態を示す側方断面図である。
図11にて、この発明の実施の形態5について詳細に説明する。
図11(A)は、実施の形態5におけるプリント配線基板1の修正パッド8の近傍を上方からみた図である。図11(B1)は延長配線6を延長した状態を示す側方断面図であって、図11(B2)は修正パッド8を所定の修正配線5に接続した状態を示す側方断面図である。
図11に示すように、本実施の形態5の修正パッド8は、予め電気的に接続された一続きの延長配線6上に形成され、はんだ付けの有無によって接続状態の選択がおこなわれる。
具体的に、図11(B1)では、修正パッド8へのはんだ付けはおこなわれていない。この状態では、一続きの延長配線6によって延長配線6が延長される。延長配線6を別の修正配線5に接続する場合に、その修正配線5との交差位置まで延長配線6が延長されることになる。
これに対して、図11(B2)では、はんだ12による修正パッド8へのはんだ付けがおこなわれている。この状態では、はんだ12が設けられた位置の修正配線5と延長配線6とが、ビア14を介して電気的に接続される。
具体的に、図11(B1)では、修正パッド8へのはんだ付けはおこなわれていない。この状態では、一続きの延長配線6によって延長配線6が延長される。延長配線6を別の修正配線5に接続する場合に、その修正配線5との交差位置まで延長配線6が延長されることになる。
これに対して、図11(B2)では、はんだ12による修正パッド8へのはんだ付けがおこなわれている。この状態では、はんだ12が設けられた位置の修正配線5と延長配線6とが、ビア14を介して電気的に接続される。
以上説明したように、本実施の形態5でも、前記各実施の形態と同様に、所定の配線パターン2とは別に、複数の修正配線5、延長配線6、切替パッド7、修正パッド8を設けて、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうことなく、配線パターン2の修正がおこなえるように構成している。これにより、比較的低廉に、断線の修正や改造のための配線変更の作業効率が高いプリント配線基板を提供することができる。
実施の形態6.
図12にて、この発明の実施の形態6について詳細に説明する。
図12(A)は、実施の形態6におけるプリント配線基板1を側方からみた断面図である。図12(B)は図12(A)における接地パッド23を示す部分拡大図であって、図12(C)はその接地パッド23を下方からみた図である。
図12にて、この発明の実施の形態6について詳細に説明する。
図12(A)は、実施の形態6におけるプリント配線基板1を側方からみた断面図である。図12(B)は図12(A)における接地パッド23を示す部分拡大図であって、図12(C)はその接地パッド23を下方からみた図である。
図12に示すように、本実施の形態6の多層プリント配線基板1には、その層中にグランド層20が形成されている。接地パッド23は、基板表面1a(下面である。)に形成されるとともに、修正配線側のランド23aが修正配線側ビア21を介して修正配線5に接続され、グランド層側のランド23bがグランド層側ビア22を介してグランド層20に接続されている。
このように構成された接地パッド23を用いて、修正配線5とグランド層20との接続の有無が選択される。
具体的に、修正配線5を配線変更に使用する場合には、修正配線5に接続された接地パッド23を開放状態のままとする。これに対して、修正配線5を配線変更に使用しない場合には、その修正配線5に接続された接地パッド23をはんだ付けしてグランド層20に電気的に接続することで、未使用の修正配線5をシールド線として機能させることができる。例えば、並列に配置された複数の修正配線5において、配線変更に使用する修正配線5を一本おきとして、未使用の修正配線5の接地パッド23をはんだ付けしてその修正配線5をシールド線として用いることができる。
具体的に、修正配線5を配線変更に使用する場合には、修正配線5に接続された接地パッド23を開放状態のままとする。これに対して、修正配線5を配線変更に使用しない場合には、その修正配線5に接続された接地パッド23をはんだ付けしてグランド層20に電気的に接続することで、未使用の修正配線5をシールド線として機能させることができる。例えば、並列に配置された複数の修正配線5において、配線変更に使用する修正配線5を一本おきとして、未使用の修正配線5の接地パッド23をはんだ付けしてその修正配線5をシールド線として用いることができる。
以上説明したように、本実施の形態6でも、前記各実施の形態と同様に、所定の配線パターン2とは別に、複数の修正配線5、延長配線6、切替パッド7、修正パッド8を設けて、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうことなく、配線パターン2の修正がおこなえるように構成している。これにより、比較的低廉に、断線の修正や改造のための配線変更の作業効率が高いプリント配線基板を提供することができる。
さらに、本実施の形態6では、グランド層20に接続された接地パッド23を各修正配線5に接続可能に設けているために、未使用の修正配線5をシールド線として使用することができる。
さらに、本実施の形態6では、グランド層20に接続された接地パッド23を各修正配線5に接続可能に設けているために、未使用の修正配線5をシールド線として使用することができる。
実施の形態7.
図13にて、この発明の実施の形態7について詳細に説明する。
図13(A)は、実施の形態7におけるプリント配線基板1を側方からみた断面図である。図13(B)は図13(A)における接続パッド31を示す部分拡大図であって、図13(C)はその接続パッド31を下方からみた図である。
図13にて、この発明の実施の形態7について詳細に説明する。
図13(A)は、実施の形態7におけるプリント配線基板1を側方からみた断面図である。図13(B)は図13(A)における接続パッド31を示す部分拡大図であって、図13(C)はその接続パッド31を下方からみた図である。
図13に示すように、本実施の形態7のプリント配線基板1における修正配線は、修正パッド8間で分割された複数の分割修正配線30で構成される。接続パッド31は、基板表面1a(下面である。)に形成されるとともに、各ランド31a、31bがビア32を介して隣接する分割修正配線30にそれぞれ接続されている。
このように構成された接続パッド31を用いて、隣接する2つの分割修正配線30の接続の有無が選択される。
具体的に、配線変更をおこなわずに既存の配線パターン2を使用する場合には、分割修正配線30に接続された接続パッド31を開放状態のままとする。これに対して、配線変更をおこなう場合には、必要な分割修正配線30に対応する接続パッド31をはんだ付けしてそれらの分割修正配線30を修正配線として使用する。このように、分割修正配線30ははんだ付けされていない接続パッド31によって分離されるので、同一線上にある分割修正配線30を複数の配線変更に使用することができる。
具体的に、配線変更をおこなわずに既存の配線パターン2を使用する場合には、分割修正配線30に接続された接続パッド31を開放状態のままとする。これに対して、配線変更をおこなう場合には、必要な分割修正配線30に対応する接続パッド31をはんだ付けしてそれらの分割修正配線30を修正配線として使用する。このように、分割修正配線30ははんだ付けされていない接続パッド31によって分離されるので、同一線上にある分割修正配線30を複数の配線変更に使用することができる。
以上説明したように、本実施の形態7でも、前記各実施の形態と同様に、所定の配線パターン2とは別に、複数の修正配線(分割修正配線30)、延長配線6、切替パッド7、修正パッド8を設けて、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうことなく、配線パターン2の修正がおこなえるように構成している。これにより、比較的低廉に、断線の修正や改造のための配線変更の作業効率が高いプリント配線基板を提供することができる。
さらに、本実施の形態7では、修正配線を複数の分割修正配線30に分割しているために、修正配線が必要以上に長くなることで発生する反射等の影響を防止することができる。
さらに、本実施の形態7では、修正配線を複数の分割修正配線30に分割しているために、修正配線が必要以上に長くなることで発生する反射等の影響を防止することができる。
実施の形態8.
図14にて、この発明の実施の形態8について詳細に説明する。
図14(A)は、実施の形態8におけるプリント配線基板1を側方からみた断面図である。図14(B)は図14(A)における接地パッド23を示す部分拡大図であって、図14(C)はその接地パッド23を下方からみた図である。
本実施の形態8は、前記実施の形態6における接地パッド23が設けられている点が、前記実施の形態7とは相違する。
図14にて、この発明の実施の形態8について詳細に説明する。
図14(A)は、実施の形態8におけるプリント配線基板1を側方からみた断面図である。図14(B)は図14(A)における接地パッド23を示す部分拡大図であって、図14(C)はその接地パッド23を下方からみた図である。
本実施の形態8は、前記実施の形態6における接地パッド23が設けられている点が、前記実施の形態7とは相違する。
図14に示すように、本実施の形態8のプリント配線基板1には、前記実施の形態7と同様に、接続パッド31に接続された複数の分割修正配線30が設けられている。さらに、本実施の形態6と同様に、多層構造からなるプリント配線基板1の層中には、グランド層20が形成されている。そして、接地パッド23は、一方のランド23aがビア32を介して分割修正配線30に接続され、他方のランド23bがビア32を介してグランド層20に接続されている。
このように構成された接地パッド23を用いて、分割修正配線30とグランド層20との接続の有無が選択される。
具体的に、配線変更に使用する分割修正配線30については、その分割修正配線30に接続された接地パッド23を開放状態のままとする。これに対して、配線変更に使用しない分割修正配線30については、その修正配線5に接続された接地パッド23をはんだ付けしてグランド層20に電気的に接続することで、未使用の分割修正配線30をシールド線として機能させることができる。
具体的に、配線変更に使用する分割修正配線30については、その分割修正配線30に接続された接地パッド23を開放状態のままとする。これに対して、配線変更に使用しない分割修正配線30については、その修正配線5に接続された接地パッド23をはんだ付けしてグランド層20に電気的に接続することで、未使用の分割修正配線30をシールド線として機能させることができる。
以上説明したように、本実施の形態8でも、前記各実施の形態と同様に、所定の配線パターン2とは別に、複数の修正配線(分割修正配線30)、延長配線6、切替パッド7、修正パッド8を設けて、パターンカットやジャンパー線の追加等をおこなうことなく、配線パターン2の修正がおこなえるように構成している。これにより、比較的低廉に、断線の修正や改造のための配線変更の作業効率が高いプリント配線基板を提供することができる。
さらに、本実施の形態8では、修正配線を複数の分割修正配線30に分割して、グランド層20に接続された接地パッド23を各分割修正配線30に接続可能に設けているために、未使用の分割修正配線30をシールド線として使用して基板1のシールド性を高めることができる。
さらに、本実施の形態8では、修正配線を複数の分割修正配線30に分割して、グランド層20に接続された接地パッド23を各分割修正配線30に接続可能に設けているために、未使用の分割修正配線30をシールド線として使用して基板1のシールド性を高めることができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 プリント配線基板(基板)、 1a 基板表面、
2 配線パターン(既存配線)、
3 素子、 3a 素子端子、 4 端子配線、
5 修正配線、 6 延長配線、
7 切替パッド、
8 修正パッド、 12 はんだ、
14、32 ビア、 16 短絡素子、
20 グランド層、
21 修正配線側ビア、 22 グランド層側ビア、
23 接地パッド、 23a、23b ランド、
30 分割修正配線、
31 接続パッド、 31a、31b ランド。
2 配線パターン(既存配線)、
3 素子、 3a 素子端子、 4 端子配線、
5 修正配線、 6 延長配線、
7 切替パッド、
8 修正パッド、 12 はんだ、
14、32 ビア、 16 短絡素子、
20 グランド層、
21 修正配線側ビア、 22 グランド層側ビア、
23 接地パッド、 23a、23b ランド、
30 分割修正配線、
31 接続パッド、 31a、31b ランド。
Claims (8)
- 所定の配線パターンが形成されたプリント配線基板であって、
前記配線パターンの修正をおこなうために当該配線パターンとは別に形成された複数の修正配線と、
前記複数の修正配線にそれぞれ交差するように形成された延長配線と、
前記配線パターン及び前記延長配線のうちいずれかとの接続を選択可能に形成された切替パッドと、
前記複数の修正配線と前記延長配線との交点にそれぞれ形成され、当該交点における前記修正配線と前記延長配線との接続の有無を選択可能に形成された修正パッドと、
を備えたことを特徴とするプリント配線基板。 - 前記切替パッドは、素子端子に接続され、該素子端子と前記配線パターン及び前記延長配線のうちいずれかとの接続を選択可能に形成されたランド構造からなることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線基板。
- 多層構造からなり、
前記複数の修正配線は、前記多層構造の層中にそれぞれ形成され、
前記延長配線は、基板表面に形成され、
前記修正パッドは、前記基板表面に通じるビアを介して前記交点における前記修正配線と前記延長配線との接続の有無を選択可能に形成されたランド構造からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリント配線基板。 - 前記切替パッド及び前記修正パッドは、基板表面に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のプリント配線基板。
- グランド層を備え、
前記複数の修正配線と前記グランド層との接続の有無をそれぞれ選択可能に形成された接地パッドを基板表面に備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のプリント配線基板。 - 前記複数の修正配線のうち少なくとも1つの修正配線は、前記修正パッド間で複数に分割された分割修正配線からなり、
隣接する2つの前記分割修正配線の接続の有無を選択可能に形成された接続パッドを基板表面に備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のプリント配線基板。 - 多層構造からなり、
前記分割修正配線は、前記多層構造の層中に形成され、
前記接続パッドは、前記基板表面に通じるビアを介して前記隣接する2つの前記分割修正配線の接続の有無を選択可能に形成されたことを特徴とする請求項6に記載のプリント配線基板。 - グランド層を備え、
前記分割修正配線と前記グランド層との接続の有無をそれぞれ選択可能に形成された接地パッドを基板表面に備えたことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のプリント配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004341479A JP2006156512A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | プリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004341479A JP2006156512A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | プリント配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006156512A true JP2006156512A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36634432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004341479A Pending JP2006156512A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | プリント配線基板 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006156512A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8030580B2 (en) | 2007-07-13 | 2011-10-04 | Ricoh Company, Ltd. | Printed wiring board and electronic apparatus including same |
WO2012171596A1 (de) * | 2011-04-09 | 2012-12-20 | Johnson Controls Gmbh | Leiterbahnanordnung für ein kraftfahrzeug-ausstattungsteil |
WO2017199617A1 (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-23 | 株式会社村田製作所 | モジュール部品 |
-
2004
- 2004-11-26 JP JP2004341479A patent/JP2006156512A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8030580B2 (en) | 2007-07-13 | 2011-10-04 | Ricoh Company, Ltd. | Printed wiring board and electronic apparatus including same |
WO2012171596A1 (de) * | 2011-04-09 | 2012-12-20 | Johnson Controls Gmbh | Leiterbahnanordnung für ein kraftfahrzeug-ausstattungsteil |
WO2017199617A1 (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-23 | 株式会社村田製作所 | モジュール部品 |
US10595406B2 (en) | 2016-05-18 | 2020-03-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Module component |
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