JP2006156083A - 新規高イオン伝導性イオンガラス組成物およびその製造方法 - Google Patents

新規高イオン伝導性イオンガラス組成物およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006156083A
JP2006156083A JP2004343712A JP2004343712A JP2006156083A JP 2006156083 A JP2006156083 A JP 2006156083A JP 2004343712 A JP2004343712 A JP 2004343712A JP 2004343712 A JP2004343712 A JP 2004343712A JP 2006156083 A JP2006156083 A JP 2006156083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion
glass
ionic
ionic liquid
glass composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004343712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4759256B2 (ja
Inventor
Masahiro Tatsumisago
昌弘 辰巳砂
Akitoshi Hayashi
晃敏 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Prefecture
Original Assignee
Osaka Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Prefecture filed Critical Osaka Prefecture
Priority to JP2004343712A priority Critical patent/JP4759256B2/ja
Publication of JP2006156083A publication Critical patent/JP2006156083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4759256B2 publication Critical patent/JP4759256B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Conductive Materials (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】
二次電池、キャパシタ、ガスセンサー用固体電解質材料として最適なイオン伝導性ガラス材料を開発する。
【解決手段】
本発明に係わるガラス材料を、超急速冷却法を用いて構成する成分イオンがそれぞれ孤立したイオンで存在するイオンガラスを作製した。次いでこのイオンガラスと本発明に係わるイオン液体を一緒にして、常温で機械的エネルギーを付加して混合し複合化することで、高いイオン導電性を有するガラス材料を作ることに成功した。この材料はそのまま二次電池、キャパシタ、ガスセンサー用固体電解質として使用可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明は二次電池、キャパシタ、ガスセンサーなどに応用可能な固体電解質材料である、高いイオン伝導性を持つイオンガラス複合物およびその製造方法に関する。
近年IT技術の急速な発展に伴い、携帯型情報端末が進歩し、それと平行して様々な分野で二次電池が用いられるようになってきた。二次電池自身も高性能化の要求に従ってその性能が年々改良されてきており、そこで採用される電池の構造も負極に金属リチウムを用いる初期のものから、安全性に配慮した電極材料にリチウムイオンを吸蔵させたものが開発された。
しかしそれでも内部に電解液として有機溶媒を使用していることから液漏れを起こし、また過充電で電極間が短絡するなどの事故を起こすことがあった。そこで、これらの欠点を改良すべく、高分子にリチウム塩を溶解して作成した高分子固体電解質を用いた全固体リチウム二次電池が検討されているがまだ信頼性に乏しく、高い安全性と信頼性を確保するような優れた固体電解質材料の開発が待たれている。
このような信頼性と安全性を兼ね備えた二次電池用の固体電解質材料としては、イオンガラスが最適である。イオンガラスの構造は、例えば参考文献1に報告されているKNO3−Ca(NO32系ガラスのように、構成成分がそれぞれ全てK+、Ca2+、NO3 -のような孤立イオンの状態で存在し、通常のNa2O−SiO2系ソーダガラスのようなネットワーク構造を持たないことが知られている。Li+イオンをはじめとするアルカリ金属イオンを高濃度で構成成分にもつようなイオンガラスを作製することができれば、高いアルカリ金属イオン伝導性が期待できる。
そこで本発明者らは、アルカリ金属イオンを多量に含むイオンガラスを作製する検討を行った。その製法は参考文献2に開示されているように、出発原料の融液を冷却速度105〜106K/秒程度の超急冷法といわれる方法で冷却すると、構成成分がそれぞれ孤立イオンの状態で存在するイオンガラスが得られる。
しかしこのようにして作成したアルカリ金属イオン高濃度含有イオンガラスであっても、その中ではアルカリ金属イオンの易動度が不足なためこの材料の導電率が低く、二次電池、キャパシタ、ガスセンサー用などの固体電解質として応用するにはまだ不足であった。
(参考文献1)
C.T. Moynihan, A.J. Easteal, M.A. Debolt and J.C. Tucker, Journal of the American Ceramic Society, 59 (1976) 16.
(参考文献2)
M. Tatsumisago, T. Minami and M. Tanaka, Journal of the American Ceramic Society, 64 (1981) C97−98.
本発明は、上述の参考文献2で開示した製法で製造したイオンガラスの導電率を改良し、二次電池、キャパシタ、ガスセンサー用などの固体電解質として応用可能な材料を提供することにある。
前記イオンガラスの導電率を改良するには、該イオンガラス中のカチオンの易動度を上げることで達成可能である。
本発明で使用できるイオンガラスは、構成成分全てがイオンの状態で存在させることができるものであればどのようなイオンガラスでも使用可能であるが、特に化学式MaX−MbY(ここでMはアルカリ金属であり、X、YはそれぞれSO4、BO3、PO4、GeO4、WO4、MoO4、SiO4、NO3、BS3、PS4、SiS4、GeS4から選ばれ、aはXアニオンの価数であり、bはYアニオンの価数である)で表される組成物のものが好適である。
前記組成物のなかで、Mの種類としてはアルカリ金属全てが選択可能であるが、導電率を改良するという観点から特に好適なものは、イオン半径の小さいリチウム(Li)である。またX、YとしてはSO4、BO3、PO4、GeO4、WO4、MoO4、SiO4、NO3、BS3、PS4、SiS4、GeS4が全て使用可能であるが、該イオンガラス中のMカチオン濃度を上げるという観点からは、SO4、BO3が好適に用いられる。
前記組成物の中では、特にLi2SO4−Li3BO3が最も好適なイオンガラス組成物として用いられる。また該組成物におけるLi2SO4とLi3BO3の比率は、Li2SO4含量が30〜70mol%の範囲であることが必要である。これは参考文献3で開示されているように、この組成範囲であれば構成成分全てが孤立したイオン状態で存在するイオンガラスを作製することができるからである。
しかし、導電率を上げるにはリチウムイオン濃度を高める必要があり、そのためには適当なLi2SO4とLi3BO3の比率を選択してやる必要がある。前記イオンガラス組成物中を固体電解質として用いるには、その材料中のリチウムイオン濃度をLi2O換算で50mol%以上になるようにする事が必要である。
しかしこのようにして調整された前記イオンガラスであっても、常温における導電率が10-7S・cm-1程度でしかなく、そのままでは二次電池、キャパシタ、ガスセンサー用などの固体電解質としては用いることができない。
そこで本発明者らは、前記イオンガラス中の導電率を改良すべくいろいろ検討した結果、該イオンガラスにイオン液体を常温で機械的エネルギーを与えて複合化することで、複合物のガラス転移点を低下させることでイオンガラス中でのリチウムイオンの易動度を向上させることが可能で、その結果として該複合物の導電率が向上することを見出し、本発明に到達した。
イオン液体とは、参考文献4に開示されているようにイオン伝導性の機能性溶媒として知られており、常温では液体である。
本発明で用いられるイオン液体は、例えば参考文献4に開示されているように、窒素、酸素、リン、イオウを中心元素とするオニウム塩の有機カチオンから成るイオン液体組成物が用いられる。その中でもイミダゾリウム塩、ピリジニウム塩、ピロリジニウム塩、アンモニウム塩、フォスフォニウム塩から選ばれるイオン液体組成物が好適に用いられる。
本発明における、前記イオン液体として好適なものはイミダゾリウム塩である。本発明で特に好適に用いられるイミダゾリウム塩としては、イミダゾリウム環を構成する2個の窒素原子にそれぞれアルキル基が結合した構造のものが挙げられる。該置換基として好適なものとしては、脂肪族炭化水素や芳香族炭化水素が挙げられるが、中でもメチル基やエチル基などの脂肪族炭化水素が最も好適である。
また前記イオン液体における有機カチオンのカウンターイオンであるアニオンとしては、種々のアニオンが用いられるが、好適にはF-、Cl-、Br-、I-、CF3SO3 -、BF4 -、PF6 -、ClO4 -、NO3 -、SCN-、N(CN)2 -、N(SO2CF32 -、N(SO2252 -、B[(OCO)22 -が挙げられる。これらの中で特に好適に用いられるものとしては、BF4 -が挙げられる。
本発明におけるイオンガラスとイオン液体の複合化は従来公知の種々の方法が採用できるが、常温で機械的エネルギーを用いて混合して行うことが好ましい。例えば、容器内に所定量のイオンガラスとイオン液体を投入し、遊星型ボールミルを用いて、常温で容器を回転しイオンガラスを粉砕しながら両者を混合し複合化することができる。
本発明の前記複合体において、イオンガラスへのイオン液体の配合比率としては、1〜30%が好適であるが、より好適には5〜20%であることが好ましく、更に好適には7〜15%である。
こうして得られたイオンガラスとイオン液体の複合物は、高いイオン導電性をもち、常温における導電率が10-4S・cm-1程度の値を持ち、二次電池、キャパシタ、ガスセンサー用などの固体電解質として利用可能なイオンガラス組成物である。
(参考文献3)
M. Tatsumisago, H. Narita, T. Minami and M. Tanaka, Journal of the American Ceramic Society, 66 (1983) C210−211.
(参考文献4)
イオン性液体−開発の最前線と未来−, 大野弘幸監修, シーエムシー出版, p. 4 (2003).
以下に、本発明に係る高いイオン導電性が付与されることを特徴とするイオンガラス組成物について実施例を持って詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(イオンガラスの製造方法)
イオンガラスとして、Li2SO4−Li3BO3を用いた。その中で成分組成はLi2SO4とLi3BO3がそれぞれ50mol%であった。出発原料であるLi2SO4、Li2CO3、B23を600〜750℃で30分溶融したあと、図1に示す双ローラー超急冷法を用いて、融液を冷却速度105〜106K/秒程度で常温まで急冷した。このものの示差走査熱量計(DSC)により求めたガラス転移点は232℃であった。またこの急冷物のX線回折測定では、明確な回折ピークが観察されず、かつラマン分光測定より、構成成分であるLi+、SO4 2-、BO3 3-は全て孤立したイオン状態で存在することが分かった。
(イオンガラス−イオン液体の複合化)
実施例1で得られたイオンガラスと、イオン液体として、1−エチル−3−メチル−イミダゾリウムテトラフルオロボレート(EMIBF4)を、酸化ジルコニウム製粉砕容器へ同材質のボールと共に投入し、アルゴン雰囲気下において遊星型ボールミル装置を用いて、常温で回転数370rpmの条件で40時間粉砕混合し白色粉末の混合物を得た。この混合物のDSCによるガラス転移点は、混合前のイオンガラスに比べ約70℃低下しており、イオンガラスとイオン液体の複合体が生成していることを示している。
(導電率測定)
実施例2で得られた該複合体粉末を粉末成形用容器に充填し、プレス成形機で加圧して導電率測定試料を作製した。この試料を使って25〜180℃の温度範囲で昇温および降温しながら、前記複合体の導電率を測定した。その結果を図2に示す。図2には実施例1で作製したイオンガラスである50Li2SO4・50Li3BO3、および実施例2で使用したイオン液体EMIBF4の測定結果も示してある。
図2からは、実施例2で得られた該複合体の導電率が常温で10-4S・cm-1程度の値を示し、複合化前の該イオンガラスに比べ3桁以上高くなったことがわかった。
双ローラー超急冷法の概念図 イオンガラス−イオン液体複合体の導電率の温度依存性
符号の説明
1:溶融状態のイオンガラス組成物
2:固体状態のイオンガラス組成物
31、32:双ローラー

Claims (9)

  1. イオンガラスにイオン液体が導入されていることを特徴とする、高イオン導電性イオンガラス組成物。
  2. 前記イオンガラスが、化学式MaX−MbY(ここでMはアルカリ金属であり、X、YはそれぞれSO4、BO3、PO4、GeO4、WO4、MoO4、SiO4、NO3、BS3、PS4、SiS4、GeS4から選ばれ、aはXアニオンの価数であり、bはYアニオンの価数である)で表される、請求項1記載の高イオン導電性イオンガラス組成物。
  3. MがLiである請求項2に記載の高イオン導電性イオンガラス組成物。
  4. イオンガラス中におけるリチウムイオン濃度がLi2O換算で50モル%以上である、請求項2に記載の高イオン導電性イオンガラス組成物。
  5. 前記イオン液体が、窒素、酸素、リン、イオウを中心元素とするオニウム塩の有機カチオンから成るイオン液体組成物である、請求項1〜3のいずれかに記載の高イオン導電性イオンガラス組成物。
  6. 前記イオン液体組成物が、イミダゾリウム塩、ピリジニウム塩、ピロリジニウム塩、アンモニウム塩、フォスフォニウム塩から選ばれる請求項5に記載の高イオン導電性イオンガラス組成物。
  7. 該イオン液体が、イミダゾリウムカチオンと、F-、Cl-、Br-、I-、CF3SO3 -、BF4 -、PF6 -、ClO4 -、NO3 -、SCN-、N(CN)2 -、N(SO2CF32 -、N(SO2252 -、B[(OCO)22 -から選ばれるアニオンから成る塩である、請求項1〜6のいずれかに記載の高イオン導電性イオン液体組成物。
  8. イオンガラスと、イオン液体とを、常温で機械的エネルギーを用いて混合し、複合化することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の高イオン導電性イオンガラス組成物の製造方法。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の高イオン導電性イオンガラス組成物が固体電解質として用いられる二次電池。
JP2004343712A 2004-11-29 2004-11-29 新規高イオン伝導性イオンガラス組成物およびその製造方法 Active JP4759256B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004343712A JP4759256B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 新規高イオン伝導性イオンガラス組成物およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004343712A JP4759256B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 新規高イオン伝導性イオンガラス組成物およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006156083A true JP2006156083A (ja) 2006-06-15
JP4759256B2 JP4759256B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=36634109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004343712A Active JP4759256B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 新規高イオン伝導性イオンガラス組成物およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4759256B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010063624A1 (en) * 2008-12-01 2010-06-10 Msa Auer Gmbh Electrochemical gas sensors with ionic liquid electrolyte systems
JP2015176854A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 公立大学法人大阪府立大学 酸化物系固体電解質及びその用途
JPWO2016098509A1 (ja) * 2014-12-16 2017-09-28 ソニー株式会社 二次電池用電解液、二次電池、電池パック、電動車両、電力貯蔵システム、電動工具および電子機器
JP2018530100A (ja) * 2015-06-18 2018-10-11 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 水溶媒和ガラス/非晶質固体イオン伝導体
WO2019022095A1 (ja) 2017-07-24 2019-01-31 公立大学法人首都大学東京 電解質組成物、電解質膜及び電池
JP2019522369A (ja) * 2016-07-11 2019-08-08 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 自己充電および/または自己サイクリング電気化学セル
US20210020983A1 (en) * 2018-05-16 2021-01-21 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Ionic conductor and lithium battery

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05310418A (ja) * 1992-05-12 1993-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非晶質リチウムイオン伝導性固体電解質並びにその合成法
JPH11134937A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Osaka Prefecture イオン伝導性硫化物ガラスの製造方法、イオン伝導性硫化物ガラス、固体型電解質及び全固体型二次電池

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05310418A (ja) * 1992-05-12 1993-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非晶質リチウムイオン伝導性固体電解質並びにその合成法
JPH11134937A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Osaka Prefecture イオン伝導性硫化物ガラスの製造方法、イオン伝導性硫化物ガラス、固体型電解質及び全固体型二次電池

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101640103B1 (ko) 2008-12-01 2016-07-15 엠에스에이 유럽 게엠베하 이온성 액체 전해질을 구비한 전기화학적 가스 센서
US9945806B2 (en) 2008-12-01 2018-04-17 Msa Europe Gmbh Electrochemical gas sensors with ionic liquid electrolyte systems
RU2502067C2 (ru) * 2008-12-01 2013-12-20 МСА АУЭР ГмбХ Электрохимические газовые датчики с ионовыми жидкими электролитическими системами
CN103926306A (zh) * 2008-12-01 2014-07-16 Msa奥尔有限责任公司 具有离子液体电解质系统的电化学气体传感器
US9063079B2 (en) 2008-12-01 2015-06-23 Msa Europe Gmbh Electrochemical gas sensors with ionic liquid electrolyte systems
WO2010063624A1 (en) * 2008-12-01 2010-06-10 Msa Auer Gmbh Electrochemical gas sensors with ionic liquid electrolyte systems
KR20110096559A (ko) * 2008-12-01 2011-08-30 엠에스에이 아우어 게엠베하 이온성 액체 전해질을 구비한 전기화학적 가스 센서
JP2015176854A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 公立大学法人大阪府立大学 酸化物系固体電解質及びその用途
JPWO2016098509A1 (ja) * 2014-12-16 2017-09-28 ソニー株式会社 二次電池用電解液、二次電池、電池パック、電動車両、電力貯蔵システム、電動工具および電子機器
US10326167B2 (en) 2014-12-16 2019-06-18 Murata Manufacturing Inc. Secondary battery-use electrolytic solution, secondary battery, battery pack, electric vehicle, electric power storage system, electric power tool, and electronic apparatus
JP2018530100A (ja) * 2015-06-18 2018-10-11 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 水溶媒和ガラス/非晶質固体イオン伝導体
JP2019522369A (ja) * 2016-07-11 2019-08-08 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 自己充電および/または自己サイクリング電気化学セル
WO2019022095A1 (ja) 2017-07-24 2019-01-31 公立大学法人首都大学東京 電解質組成物、電解質膜及び電池
KR20200032102A (ko) 2017-07-24 2020-03-25 도쿄 메트로폴리탄 유니버시티 전해질 조성물, 전해질막 및 전지
US20210020983A1 (en) * 2018-05-16 2021-01-21 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Ionic conductor and lithium battery

Also Published As

Publication number Publication date
JP4759256B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Li et al. Ether-based electrolytes for sodium ion batteries
Zhou et al. Intermolecular chemistry in solid polymer electrolytes for high‐energy‐density lithium batteries
Ujiie et al. Structure, ionic conductivity and electrochemical stability of Li2S–P2S5–LiI glass and glass–ceramic electrolytes
Recham et al. Ionothermal synthesis of tailor-made LiFePO4 powders for Li-ion battery applications
Berbano et al. Formation and structure of Na2S+ P2S5 amorphous materials prepared by melt-quenching and mechanical milling
KR101181148B1 (ko) 리튬 이온 전도성 황화물계 결정화 유리 및 그의 제조방법
CA2969193C (en) Ionic conductor and method for producing the same
Dai et al. Inorganic glass electrolytes with polymer-like viscoelasticity
CN104064774B (zh) 固体锂离子导体以及电化学元件
Minami et al. Mechanochemical synthesis of Li2S–P2S5 glass electrolytes with lithium salts
Hibi et al. Preparation of sodium ion conducting Na3PS4–NaI glasses by a mechanochemical technique
Moustafa et al. NASICON-type lithium iron germanium phosphate glass ceramic nanocomposites as anode materials for lithium ion batteries
JP7172433B2 (ja) 固体電解質材料およびその成形体
JP6118521B2 (ja) 硫化物系固体電解質を含む電極層、硫化物系固体電解質を含む電解質層及びそれらを用いた全固体電池
JPWO2013133020A1 (ja) イオン伝導性ガラスセラミックス、その製造方法及びそれを含む全固体二次電池
Nayak et al. Asymmetric reaction pathway of Na+-ion during fast cycling in α-and γ-Fe 2 O 3 thin film anode for sodium-ion battery
Sadok et al. Effect of Na2SO4 substitution for Na2O on the structural and electrical properties of a sodium borophosphate glass
Martin Glass and glass-ceramic sulfide and oxy-sulfide solid electrolytes
JP4759256B2 (ja) 新規高イオン伝導性イオンガラス組成物およびその製造方法
Hiratsuka et al. Vitrification of maricite NaFePO4 crystal by laser irradiation and enhanced sodium ion battery performance
Bini et al. Insight into cation disorder of Li2Fe0. 5Mn0. 5SiO4
WO2020040044A1 (ja) LiCB9H10の高温相を含むイオン伝導体およびその製造方法、並びに該イオン伝導体を含む全固体電池用固体電解質
Viallet et al. Glasses and glass-ceramics for solid-state battery applications
JP2017050195A (ja) 蓄電デバイス用負極活物質
WO2019167813A1 (ja) Li2B12H12およびLiBH4を含むイオン伝導体およびその製造方法、並びに該イオン伝導体を含む全固体電池用固体電解質

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071108

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4759256

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250