JP2006155153A - 表示装置、文書データの表示方法及び表示画面、ならびに、コンピュータプログラム - Google Patents

表示装置、文書データの表示方法及び表示画面、ならびに、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 文書データの表示画面において、文書データ内におけるアクセス頻度をユーザへ視覚的に示し、頻繁にアクセスしている行を直感的に認識させることにより、ユーザが、容易に目的の行にアクセスできるようにする。
【解決手段】 表示装置は、文書データの表示画面を出力する。この表示画面においては、各行のアクセス頻度を、当該行の横に表示される行番号の背景色で示し、さらに、表示画面における表示行をスクロールさせるためのスクロールバーに、文書全体を任意の行毎に分割した各部分におけるアクセス頻度を色によって表示する。アクセス頻度は、2色のグラデーションで示される。ユーザは、スクロールバーを用いて、大まかなページ移動をした後、各行のアクセス頻度を見ながら、目的箇所を検索する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置、文書データの表示方法及び表示画面、ならびに、コンピュータプログラムに関する。
従来より、文書データを扱うアプリケーションソフトウェアは数多く存在している。このようなアプリケーションソフトウェアにおいて行数やページ数の多い文書データを扱う際、表示画面内に表示する部分をスクロールさせるためのスクロールバーや、表示画面内の表示を1画面分ずつずらしていくためのページダウンキーによって、文書データ内の目的行を探すのは非常に煩雑であり、時間と労力がかかる。そのため、既存のアプリケーションソフトウェアには、様々な検索機能が装備されている。例えば、文字列検索機能は、検索したい文字列をユーザが入力し、その文字列と一致する箇所を提示する機能である。この機能には、フォントや文字飾りなどの属性で検索できるものもある。また、条件付き検索機能は、検索したい文字列がはっきりしていない場合や、候補が多すぎる場合に、条件を指定して文字列を検索する。具体的な一例としては、「ABC*」であれば、「ABC」の後に任意の文字列が付加されている文字列を検索する、というものである。また、見出しの一覧表示機能は、文書データ内の見出しや、見出しと思われる単語を目次のように一覧表示する機能であり、ブックマーク機能は、あらかじめ指定した見出し、すなわち、ブックマークが付与された個所を表示する機能である。
また、従来、HTML(Hypertext Markup Language)などの文書を作成する際には、テキストエディタが使用されていた。特許文献1には、簡単なキーワードと表記される情報を関連させて記憶しておき、テキストエディタの使用中、メニューから簡単なキーワードが選択されると、この選択されたキーワードに関連して記憶されている情報が、エディタの画面に入力される技術について記載されている。これにより、テキストエディタを使用する際の入力の負担を軽減するとともに、入力ミスが多く発生するという問題を解決している。
特開平9−54774号公報
上述するように、文書データを扱う従来のアプリケーションソフトウェアには、様々な検索機能が装備されている。しかし、文字列検索機能は、検索したい文字列がはっきりしていない場合は、利用できなかった。加えて、検索対象の文字列が文書中に多数存在する場合、検索結果の中からさらに目的の箇所を探すためには、時間と労力が必要であった。また、条件付き検索機能では、検索のための条件式など、アプリケーションソフトウェアにおける独自のルールを覚える必要があった。例えば、ワイルドカード「*」は、任意の文字列を示すことや、複数の検索条件をAND(論理積)やOR(論理和)等で組み合わせるための検索条件式の記述方法などをユーザが覚えなくてはならず、これは、煩雑であった。また、見出しの一覧表示機能やブックマーク機能の場合、ユーザがあらかじめ自身で見出しやブックマークを登録したり、見出しとして認識可能な形式や書式を用いて文書データの編集を行ったりする必要があり、ユーザの手間がかかっていた。
このように、文書データを扱う従来のアプリケーションソフトウェアにおいて、検索機能は装備されているが、検索機能の利用にあたっての煩雑さは完全には解決できなかった。また、特許文献1は、従来のエディタにおける入力ミスの問題点を解決するものであるが、編集を行いたい箇所や、閲覧したい箇所など、文書データ中のアクセスしたい箇所を容易に検索するものではない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、文書データの表示画面において、文書データ内におけるアクセス頻度を視覚的に示し、頻繁にアクセスしている行を直感的に認識させることにより、ユーザが、容易に目的の行にアクセスすることができる表示装置、文書データの表示方法及び表示画面、ならびに、コンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の行のデータからなる文書データを表示する表示装置において、表示画面内に表示されている文書データの各行に対応した表示領域に、該各行へのアクセス頻度に対応する色を、さらに、前記表示画面内に表示する前記文書データの行を指定するための表示領域に、前記文書データ内の行全体を分割した各分割部分へのアクセス頻度に対応する色を表示する表示指示手段、を備えることを特徴とする表示装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置であって、文書データの各行へのアクセス数を記憶するアクセス数記憶手段と、前記表示画面内における前記文書データの各行へのアクセス数を前記アクセス数記憶手段に書き込むアクセス数書込み手段と、前記アクセス数記憶手段内に記憶されている前記文書データの各行へのアクセス数を参照して、前記文書データの各行へのアクセス頻度と、前記分割部分へのアクセス頻度とを得るアクセス頻度取得手段と、をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の表示装置であって、前記アクセス数書込み手段は、前記表示画面においてカーソルが置かれたとき、または、編集が行われたとき、カーソルが置かれた行、または、編集が行われた行に対応する前記アクセス数記憶手段内のアクセス数を増加させる、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の表示装置であって、前記アクセス頻度取得手段は、前記表示画面内に表示されている各行へのアクセス数と、前記文書データ内の各行へのアクセス数のうち最大のアクセス数とを基に前記表示画面内に表示されている各行へのアクセス頻度を得るとともに、前記各分割部分に含まれる行への平均のアクセス数と前記最大のアクセス数とを基に該各分割部分へのアクセス頻度を得る、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4記載の表示装置であって、前記表示指示手段は、アクセス頻度に対応して、任意の2つの色の割合を段階的に変化させた色を表示する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかの項に記載の表示装置であって、文書データの各行に対応した前記表示領域は、各行の横に表示される当該行の行番号の背景である、ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6に記載の表示装置であって、表示画面内に表示する行を指定するための前記表示領域は、前記表示画面内における前記文書データの表示のスクロールを指示するためのスクロールバーである、ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、複数の行のデータからなる文書データを表示する表示装置に用いられる文書データの表示方法であって、表示画面内に表示されている文書データの各行に対応した表示領域に、該各行へのアクセス頻度に対応する色を、さらに、前記表示画面内に表示する前記文書データの行を指定するための表示領域に、前記文書データ内の行全体を分割した各分割部分へのアクセス頻度に対応する色を表示する、ことを特徴とする文書データの表示方法である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の文書データの表示方法であって、前記表示画面内における前記文書データの各行へのアクセス数をアクセス数記憶手段に書き込み、前記アクセス数記憶手段内に記憶されている前記文書データの各行へのアクセス数を参照して、前記文書データの各行へのアクセス頻度と、前記分割部分へのアクセス頻度とを得る、ことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、複数の行のデータからなる文書データの表示画面において、当該表示画面内に表示されている文書データの各行に対応して、該各行へのアクセス頻度に対応する色が表示される第1の表示領域と、前記文書データ内の行全体を分割した各分割部分へのアクセス頻度に対応する色が表示され、当該表示画面内に表示する前記文書データの行を指定するための第2の表示領域と、を有することを特徴とする文書データの表示画面である。
請求項11に記載の発明は、複数の行のデータからなる文書データを表示する表示装置に用いられるコンピュータプログラムであって、表示画面内に表示されている文書データの各行に対応した表示領域に、該各行へのアクセス頻度に対応する色を、さらに、前記表示画面内に表示する前記文書データの行を指定するための表示領域に、前記文書データ内の行全体を分割した各分割部分へのアクセス頻度に対応する色を表示するステップ、をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のコンピュータプログラムであって、前記表示画面内における前記文書データの各行へのアクセス数をアクセス数記憶手段に書き込むステップと、前記アクセス数記憶手段内に記憶されている前記文書データの各行へのアクセス数を参照して、前記文書データの各行へのアクセス頻度と、前記分割部分へのアクセス頻度とを得るステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1、8、10及び11の発明によれば、文書データの表示画面において、表示画面内に表示されている各行ごとのアクセス頻度を色で示し、さらに、表示画面内に表示する文書データの行を指定するための表示領域に、文書データの各分割部分ごとのアクセス頻度を色で示す。このように、アクセス頻度が視覚的に示されるため、ユーザは、色という視覚的刺激によって、アクセス頻度を直感的に認識することができる。そして、各分割部分に対応する色を見ながらアクセス頻度の高いページへ大まかな移動をした後、各行に対応する領域の色を見ながらアクセス頻度の高い行を認識し、目的箇所を検索することができる。従って、何度も同じ箇所を見ることが多いマニュアル類の文書を閲覧する場合や、何度も同じ箇所を書き換えることが多い文書編集などを行う場合に、非常に有効である。また、検索したい文字列がはっきりしていない場合や、多数存在している場合でも、頻繁にアクセスしている箇所を認識することができる。
請求項2、9及び12の発明によれば、各行へのアクセス数を自動的に収集するため、文書データを利用した実績を基に、ユーザが最も必要な箇所を容易に検索することが可能となる。従って、ユーザ自身が見出しやブックマークを登録するなどの手間が省けるとともに、見出しがないような文書データに対しても必要な箇所へ簡易にアクセスすることが可能となる。
請求項3の発明によれば、ユーザの操作の種類に基づいて各行へのアクセス数を収集することができる。
請求項4の発明によれば、文書データ内の各行へのアクセス数のうち最大のアクセス数に基づきアクセス頻度を算出するため、文書データ全体における相対的な頻度を色により表示することができる。
請求項5の発明によれば、2色の色の段階的変化によりアクセス頻度に対応する色を表示するため、直感的にアクセス頻度を認識しやすくすることができる。
請求項6の発明によれば、各表示画面内の各行の横に表示される行番号の背景にアクセス頻度を表す色を表示するため、文書データの閲覧や編集を妨げることなく、行単位でアクセス頻度の高い箇所を認識することができる。
請求項7の発明によれば、表示画面内のスクロールバーに、文書データの各分割部分に対するアクセス頻度を表す色を表示するため、簡易にアクセス頻度の高い部分を指定し、表示させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。
本実施の形態においては、色彩心理学と色温度を用い、文書データ内におけるアクセス頻度を、色のグラデーションによって視覚的にユーザに示す。これにより、頻繁にアクセスしている行をユーザに直感的に認識させる。
色温度とは、ある色の光が黒体を熱したときにどの温度で発っせられる色であるかを判定し、そのときの絶対温度をいう。単位は、K(ケルビン)である。色温度が高い光ほど短波調光を多く含んで青っぽく、色温度の低いほど長波調光を含んで赤っぽい色となる。
また、色相別に連想される意味には共通性がある。すなわち、赤・オレンジ・黄色からの連想はエネルギッシュになりがちであり、一方、青や緑からの連想は比較的静かなものである。この差異は、「暖色」対「寒色」という最も一貫した連想に沿ったものである。「暖色」の「暖かい」色相には、赤・オレンジそして時々黄色が含まれ、「寒色」の「冷たい」色相には、青と時々緑が含まれる。色彩心理学と色温度とはこのように相互に関連している。
なお、複数の文章のデータからなる文書データにおいて、改行コードにより明示的に改行が指定された文章のデータの行を「論理行」と呼ぶ。本実施の形態において、「行」とは、「論理行」を示す。「論理行」を用いることで、表示画面内における表示文字数の制限等による見かけ上の改行の変化を受けない。なお、この見かけ上改行されているように見える行を「物理行」という。
図1は、本発明の一実施の形態による表示装置が表示する文書データの表示画面の画面イメージを示す。
同図に示す文書データの表示画面において、文書データの各行の表示の左側には、当該行の行番号を表示するための行番号表示領域G1が表示されている。行番号表示領域G1内の行番号の背景には、各行ごとのアクセス頻度を「暖色」と「寒色」の2色のグラデーションで示している。すなわち、アクセス頻度が高い場合には、より「暖色」の割合が多く、アクセス頻度が低い場合には、より「寒色」の割合が多い色を表示する。
また、この表示画面内の右端には、スクロールバーG2が表示されている。スクロールバーとは、表示画面内の表示行を上下にスクロールさせるためのものである。スクロールバーG2は、表示画面内の表示行を上または下にどれだけスクロールさせるかを指定するための細長い箱型の四角いつまみ、すなわち、スクロールボックスG3を有する。スクロールボックスG3をマウスで上または下に動かすか、スクロールバーG2の上端または下端に表示されている矢印G4をクリックするか、あるいは、スクロールボックスG3の上または下のスクロールバーG2自体をクリックことにより、表示画面内に表示する部分が上または下にスクロールする。また、このスクロールボックスG3の位置により、現在表示画面中に、文書のどの部分が表示されているかが示される。さらに、スクロールバーG2においてスクロールボックスG3の占める割合が、文書全体において現在表示画面に表示されている文書の部分の割合を表わしている。
同図において、スクロールバーG2上には、文書全体を任意の行毎に分割した各部分(表示画面に見えていない部分も含む)におけるアクセス頻度が一目で見渡せるように、各部分のアクセス頻度を、行番号表示領域G1と同様、「暖色」と「寒色」の2色のグラデーションで示している。
ユーザは、「エネルギッシュな」印象を与える「暖色」の割合がより多い色で表示されている部分は、より頻繁にアクセスしている部分であることを感じ取る。これにより、スクロールバーG2を用いて、大まかなページ移動をした後、行番号表示領域G1に表示されている各行のアクセス頻度を見ながら、目的箇所を検索できる。
なお、以下では、文書データ全体を任意の行毎に分割した各部分を「セクション」と記載する。
図2は、本発明の一実施の形態による表示装置1の構成を示すブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。表示装置1は、例えば、パーソナルコンピュータであり、制御手段2、文書データ編集手段3、記憶手段4、アクセス頻度表示制御手段5、表示手段6、及び、入力手段7を備える。
制御手段2は、CPU(central processing unit)及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。表示手段6は、CRT(cathode ray tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイである。入力手段7は、マウスなどのポインティングデバイス、キーボード、ボタンなどであり、ユーザ操作による入力を受ける。
文書データ編集手段3は、文書データを編集するためのアプリケーションソフトウェアであり、例えば、ワープロやテキストエディタなどである。文書データ編集手段3は、表示手段6へ表示させる文書データの表示画面を提供する。また、文書データの表示画面において、文書データの閲覧や編集を行う機能を提供する。
記憶手段4は、文書データ、アクセステーブル、アクセス頻度決定テーブル、及び、表示色決定テーブルを記憶する。
文書データは、文書データ編集手段3において扱えるように任意の文書を電子化したデータである。文書データは、複数の文章のデータからなる。文章のデータには、例えばテキストデータなどの文字や記号のデータのみから構成されるものや、文字や記号のデータと、絵や図、表などの図形データとから構成されるものがある。また、文書データには、文章のデータのほか、さらに、レイアウト、文字の色、フォント、文字の飾り(アンダーライン、太字、斜体など)等のデータが含まれ得る。文書データは、例えば、プログラムのファイルなどでもありうる。
アクセステーブルは、文書データの各行毎に、アクセスの種類別のアクセス数と、アクセスの種類別にアクセス数の重みを変えて点数化したアクセススコアを保持する。
アクセス頻度決定テーブルは、文書データ内の最高のアクセススコアと、各行または各セクションのアクセススコアとから、アクセス頻度を表す段階を取得するためデータを保持する。
表示色決定テーブルは、アクセス頻度を表す段階から、表示色を決定するためのデータを保持する。
アクセス頻度表示制御手段5は、アクセス頻度取得手段51、表示指示手段52、及び、アクセス数書込み手段53を備える。
アクセス頻度取得手段51は、アクセステーブルから各行のアクセススコアを取得する。さらに、アクセス頻度決定テーブルを参照し、取得した各行のアクセススコアを基に、文書データ内の各行へのアクセス頻度の段階と、各セクションへのアクセス頻度の段階を得る。
表示指示手段52は、表示色決定テーブルを参照して、文書データの各行及び各セクションへのアクセス頻度の段階に対応した表示色を読み出す。また、表示画面内における行番号表示領域G1の行番号表示の背景に、当該行へのアクセス頻度の段階に対応する表示色を表示する。さらに、表示画面内に表示する行を指定するための表示領域、ここでは、スクロールバーG2に、各セクションへのアクセス頻度に対応する表示色を表示する。なお、スクロールバーG2に表示する表示色は、各セクションに含まれる行の平均アクセススコアを求め、この平均アクセススコアからセクションに相当するスクロールバーG2上の色を決定する。
アクセス数書込み手段53は、文書データ内の各行へのアクセス数をアクセステーブルに書き込む。アクセス数書込み手段53は、表示画面においてユーザがカーソルを置いたとき、または、ユーザが編集をおこなったときに行へのアクセスがあったと判断する。
図3は、アクセステーブルの設定例を示す図である。
同図において、アクセステーブルは、行番号毎に、アクセスの種類別のアクセス回数と、アクセスの種類によりアクセス回数に重み付けを行った結果のアクセススコアを保持している。アクセスの種類は、表示画面においてユーザがカーソルを置いた、ユーザが編集を行った、の2種類である。ここでは、ユーザが編集を行った場合の重みをユーザがカーソルを置いた場合の重みの2倍とする。そこで、ユーザがカーソルを置いた場合は、アクセス数1回を1点とし、ユーザが編集を行った場合は、アクセス数1回を2点としてアクセススコアを算出する。例えば、1行目のアクセススコアは、
(カーソルを置いた回数)4回×1点+(編集を行った回数)1回×2点=6点
となる。
なお、アクセステーブルは文書データ内に保存され、このアクセステーブルを保存する文書データは、汎用的な編集・閲覧ソフトウェアにより編集、閲覧が可能な形式のファイルにより保存することもでき、編集・閲覧ソフトウェアの独自に設定された形式のファイルに保存することもできる。あるいは、アクセステーブルは、文書データ外に保存することもできる。また、アクセステーブルを文書データ外に保存する場合は、汎用的な編集・閲覧ソフトウェアでは閲覧のみが可能な形式、または、編集も閲覧もできない形式のファイルとして保存することもできる。
図4は、アクセス頻度決定テーブルの設定例を示す図である。
同図において、アクセス頻度決定テーブルには、文書データ内の各行のアクセススコアうち最高アクセススコアと、対象の行またはセクションのアクセススコアとからアクセス頻度の段階を得るためのデータを保持している。ここでは、アクセス頻度の段階は、1〜10の10段階とする。文書データ内の全行のアクセススコアのうち、最高のアクセススコアが30点未満であった場合、アクセススコアが2〜3点のときは段階「1」、4〜6点のときは段階「2」、…、28〜29点のときは段階「10」であることを示している。また、文書データ内の全行のアクセススコアのうち、最高のアクセススコアが30〜39点であった場合、アクセススコアが2〜4点のときは段階「1」、5〜8点のときは段階「2」、…、37〜39点のときは段階「10」である。なお、段階「1」にアクセススコア1点を含めないことにより、偶然カーソルを置いた行などではなく、ユーザが意識的にアクセスした行のみにアクセス頻度を表す色を表示することができる。また、最高のアクセススコアに応じてアクセス頻度を表す各段階に対応するアクセススコアを変えることにより、何度も同じ文書を閲覧・編集した場合に、アクセス頻度が高いことを示す色の行やセクションが増えすぎることを防ぐ。
図5は、表示色決定テーブルの設定例を示す図である。
同図において、表示色決定テーブルは、アクセス頻度を表す段階から表示色を決定するためのデータを保持しており、表示色は、2つの色を混ぜる割合により示される。ここでは、アクセス頻度の段階を表す表示色のグラデーションは、指定された2色を1/9刻みの均一な重み付けによって割合を変えてブレンドし、決定する。
具体的には、アクセス頻度が最も低い段階「1」のときの表示色を「色A=青」とし、アクセス頻度が最も高い段階「10」のときの表示色を「色B=赤」とする。そして、アクセス頻度が1段階上がる毎に、色Aの割合を1/9ずつ減らし、色Bの割合を1/9ずつ増やす。例えば、段階「2」の場合、色Aを8/9、色Bを1/9の割合で混ぜた色が、段階「3」の場合、色Aを7/9、色Bを2/9の割合で混ぜた色が表示色となる。
図4に示すアクセステーブルと図5に示す表示色決定テーブルにより、例えば、アクセステーブル内の最高アクセススコアが30点未満ならば、2点〜29点を10段階に分けて指定された2色のグラデーションを表示する。また、アクセステーブル内の最高のアクセス数が30点以上の場合は、2点〜[(最高アクセス数より多い10で割り切れる数)−1]点を10段階に分けて指定された2色のグラデーションで表示する。
図6は、表示装置1の動作を示すフローチャートである。
先ず、ユーザは、表示装置1の文書データを編集するためのアプリケーションソフトウェアを起動し、ファイル名など、編集を行う対象の文書データを特定するための文書特定情報を入力する。表示装置1の文書データ編集手段3は、入力手段7を介して文書特定情報を受信し、この文書特定情報で特定される文書データを記憶手段4から読み出す。そして、文書データ編集手段3は、読み出した文書データを表示及び編集するための表示画面を生成する。この表示画面においては、行番号表示領域G1、及び、スクロールバーG2の表示が含まれる。また、アクセス頻度表示制御手段5は、当該文書データのアクセステーブルを記憶手段4から読み出してアクセス頻度表示制御手段5内で使用する内部のメモリに記憶しておく。以下、処理の終了まで、アクセス頻度表示制御手段5内の各手段は、内部のメモリ上のアクセステーブルを参照あるいは編集する。
まず、ユーザは、表示画面内に表示されている文書データの任意の行にカーソルを置くか、文書の編集を行う。ここでは、アクセスがあった行を「n行」とする。アクセス数書込み手段53は、入力手段7を介して、文書データのn行にアクセスがあったことの通知を受ける(ステップS110)。アクセス数書込み手段53は、記憶手段4内に、当該文書データのアクセステーブルが登録されているか否かを判断する(ステップS115)。これは、アクセス頻度表示制御手段5が使用する内部のメモリに当該文書データのアクセステーブルが記憶されているか否かによって判断する。アクセステーブルが登録されていないと判断した場合、アクセス数書込み手段53は、内部のメモリに新たに当該文書データのアクセステーブルの領域を確保する(ステップS120)。
続いて、アクセス数書込み手段53は、ステップS110においてアクセスがあったn行が、アクセステーブル内にエントリされているか否かを判断する(ステップS125)。アクセステーブル内にアクセスされたn行がエントリされていなければ、当該n行を新たに追加する(ステップS130)
そして、アクセス数書込み手段53は、アクセスされたn行について、実行されたアクセスの種類に応じて現在登録されているアクセス数を1加算してアクセステーブルへ書き込む(ステップS135)。さらに、アクセス数書込み手段53は、更新されたアクセス数により当該行のアクセススコアを更新する。
次に、表示装置1は、行及びセクションに対応した表示領域の表示色を決定する(ステップS140)。すなわち、アクセス頻度取得手段51は、表示している文書データのアクセステーブルから、最大のアクセススコアと、現在表示画面内に表示されている行のアクセススコアを読み出す。表示指示手段52は、アクセス頻度決定テーブルを参照し、アクセス頻度取得手段51が読み出した最大のアクセススコアと、各行のアクセススコアとから、各行の表示色を取得する。
さらに、アクセス頻度取得手段51は、文書データ内の行を、所定の行数毎にまとめたセクションに分割する。例えば、100行からなる文書データを、10行毎にまとめ、10個のセクションに分割する。そして、表示している文書データのアクセステーブルから、全ての行のアクセススコアを読み出して、各セクションに含まれる行の平均のアクセススコアを算出する。例えば、1つめのセクションであれば、1行〜10行目のアクセススコアの平均を算出する。表示指示手段52は、アクセス頻度決定テーブルを参照し、アクセス頻度取得手段51が読み出した最大のアクセススコアと、各セクションの平均のアクセススコアとから、各セクションの表示色を取得する。
続いて、表示指示手段52は、表示画面にアクセス頻度に対応した表示色を表示する(ステップS145)。すなわち、行番号表示領域G1に表示されている行番号の背景に、当該行について取得した表示色を表示する。さらに、スクロールバーG2全体を文書データに含まれるセクションの数で分割し、上から順に、1番目、2番目、3番目、…のセクションについて取得した表示色を表示する。例えば、文書データが10セクションに分割される場合、スクロールバーG2は10分割される。そして、最も上の分割部分には、1番目のセクションについて取得した表示色、その下の分割部分には、2番目のセクションについて取得した表示色、さらに、下の分割部分には、3番目のセクションについて取得した表示色、…、最も下の分割部分には10番目のセクションについて取得した表示色を表示する。
次に、アクセス数書込み手段53は、ユーザが行を追加または削除したかどうかを判定する(ステップS150)。
行が追加された場合、アクセステーブル内の行数のうち、追加された行の行番号以上の行番号全てに1を加算する。そして、追加された行の行番号を新たにアクセステーブルに追加し、アクセス数及びアクセススコアを書き込む。例えば、100行からなる文書データに、10行目が追加された場合、アクセステーブル内の行番号10〜100について、全て1を加算する。これにより、アクセステーブル内には、行番号1〜9、及び、11〜101が登録されている状態になる。次に、追加された行番号10を新たにアクセステーブルに追加し、アクセス数及びアクセススコアを書き込む。なお、複数の行が追加された場合、追加された行の行番号以上の行番号全てに追加された行の数が追加されることになる。例えば、10行目から3行追加された場合には、アクセステーブル内の行番号10以上の行番号全てに追加された行の数「3」が加算され、新たに行番号10〜12の3行のエントリが追加される。
また、行が削除された場合、アクセステーブルから、削除された行の行番号のエントリを削除し、この削除された行番号より大きな番号の行番号全てから1を減算する。例えば、100行からなる文書データにおいて、10行目が削除された場合、アクセステーブル内の10行目のエントリを削除する。これにより、アクセステーブル内には、行番号1〜9、及び、11〜100が登録されている状態になる。そして、アクセステーブル内の行番号11〜100について、全て1を減算する。これにより、アクセステーブル内には、行番号1〜99が登録されている状態になる。なお、複数の行が削除された場合、削除された行の行番号より大きい行番号全てから削除された行の数が減算されることになる。例えば、10行目から3行削除された場合には、アクセステーブル内の行番号10〜12の3行のエントリを削除し、行番号13以上の行番号全てから削除された行の数「3」が減算される。
表示装置1は、変更されたアクセステーブルを用いて、ステップS140〜S145と同様の処理を行い、行番号表示領域G1の行番号表示の背景とスクロールバーG2にアクセス頻度に応じた表示色を表示する(ステップS160〜S165)。
表示装置1は、ユーザから終了の指示の入力があったかを判定する(ステップS170)。終了の指示の入力がなかった場合は、ステップS110からの処理を繰り返す。また、終了の指示の入力があった場合には、処理を終了する。文書データを保存する場合には、文書データ編集手段3は、編集された文書データを記憶手段4に登録し、アクセス頻度表示制御手段5は、内部のメモリに保持していたアクセステーブルを記憶手段4内に登録する。
なお、上記実施の形態においては、アクセス頻度を表すグラデーションを構成する色A及び色Bの2色に、デフォルトとして青から赤へのグラデーションを用いているが、任意の2色を用いてもよい。例えば、表示装置1に、色マップやRGB値により色を選択するための画面を表示し、ユーザがアクセス頻度を表すグラデーションを構成する2色を指定する。
また、上記実施の形態においては、アクセスの種類による重み付けを、カーソルを置いた場合に1点、編集した場合に2点としているが、この重み付けを任意に設定してもよい。例えば、カーソルを置いた場合のみを考慮したいときには、カーソルを置いたときのアクセス数をアクセススコアとして扱い、また、編集した場合のみ考慮したいときには、編集した場合のアクセス数をアクセススコアとして扱う。
また、アクセステーブル内のアクセス数は、ユーザが変更してもよい。これにより、もはや編集が必要なくなった部分や、もはや頻繁には参照しない部分に対応する行のアクセス数をクリアし、アクセス頻度が低いことを示す色を表示させるようにする。
なお、上記実施の形態においては、各行のアクセス頻度の段階に対応する表示色を行番号表示領域G1の行番号表示の背景に表示しているが、当該行を表示している背景に表示してもよく、また、当該行の文字の色として表示することでもよい。
また、上記実施の形態においては、各セクションのアクセス頻度の段階に対応する表示色をスクロールバーG2に表示しているが、セクションを見出しにより分割された行とすることで、文書データ内に存在する見出しの一覧を表示するとともに、この見出しをクリックすることにより当該見出しに対応する行を表示画面に表示するための見出し表示領域に、当該見出しにおけるアクセス頻度の段階に対応する表示色を表示してもよい。このとき、見出しの表示の背景、または、見出しを表示する文字に当該見出しのアクセス頻度の段階に対応する表示色を表示する。
上記実施の形態においては、文書を編集する場合について記載しているが、文書データ編集手段3のかわりに、文書データを閲覧する機能のみを持つ文書データ閲覧手段を備えることでもよい。この場合、文書データにカーソルを置いた回数のみがアクセス数としてカウントされる。
なお、文書データを構成する行及びセクションのアクセス頻度の段階、あるいは、初期値のアクセススコアが設定されたアクセステーブルを予め記憶しておくことでもよい。これにより、例えば、文書データがマニュアルなどであれば、ユーザがよく見そうな行へ容易に誘導することができる。
本実施の形態によれば、文書データの表示画面にアクセス頻度を視覚的に示すため、ユーザは、色という視覚的刺激により、頻繁にアクセスしている行を直感的に認識し、容易に目的の行にアクセスすることが可能となる。すなわち、表示画面に表示されている文書データの各行の行番号表示の背景に、各行ごとのアクセス頻度を色で示す。さらに、表示画面のスクロールバー上には、画面にみえていない行も含む文書全体の各部分におけるアクセス頻度を色によって表示する。これにより、スクロールバーで大まかなページ移動をした後、各行のアクセス頻度を見ながら、目的箇所を検索できる。従って、何度も同じ箇所を見ることが多いマニュアル類の文書を閲覧する場合や、何度も同じ箇所を書き換えることが多い文書編集などを行う場合に、非常に有効である。
また、上記実施の形態によれば、文字列検索機能のように、検索したい文字列がはっきりしていない場合でも、頻繁にアクセスしている箇所を認識することができる。従って、容易に検索を行うことができる。また、検索した文字列が文書中に多数存在する場合であっても、頻繁にアクセスしている箇所から調べていくことにより、検索の効率化を望むことができる。さらに、文字列検索機能と本実施の形態を組み合わせ、頻繁にアクセスしている箇所から順に文字列を検索することにより、検索の利便性の相乗効果が得られる。
また、上記実施の形態によれば、条件付き検索のように、煩わしい検索の条件式や、アプリケーションソフトウェア独自のルールを覚えることなく、色という視覚情報によって、直感的に頻繁にアクセスする箇所を認識することができる。さらに、条件付き検索機能と本実施の形態を組み合わせ、頻繁にアクセスしている箇所から順に条件付き検索を行うことにより、検索の利便性の相乗効果が得られる。
また、上記実施の形態によれば、ユーザが行にアクセスする毎に、自動的にアクセス数を蓄積する。従って、見出しの一覧表示機能やブックマーク機能のように、ユーザ自身がわざわざブックマークをつけたりする等の手間が省けるとともに、見出しがないような文書データに対しても有効である。
なお、上述の表示装置1は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した表示装置1の文書データ編集手段3、記憶手段4、及び、アクセス頻度表示制御手段5の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明の一実施の形態による表示装置が出力する文書データの表示画面イメージを示す図である。 同実施の形態による表示装置の構成を示すブロック図である。 同実施の形態によるアクセステーブルの設定例を示す図である。 同実施の形態によるアクセス頻度決定テーブルの設定例を示す図である。 同実施の形態による表示色決定テーブルの設定例を示す図である。 同実施の形態による表示装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…表示装置
2…制御手段
3…文書データ編集手段
4…記憶手段
5…アクセス頻度表示制御手段
6…表示手段
7…入力手段
51…アクセス頻度取得手段
52…表示指示手段
53…アクセス数書込み手段

Claims (12)

  1. 複数の行のデータからなる文書データを表示する表示装置において、
    表示画面内に表示されている文書データの各行に対応した表示領域に、該各行へのアクセス頻度に対応する色を、さらに、前記表示画面内に表示する前記文書データの行を指定するための表示領域に、前記文書データ内の行全体を分割した各分割部分へのアクセス頻度に対応する色を表示する表示指示手段、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 文書データの各行へのアクセス数を記憶するアクセス数記憶手段と、
    前記表示画面内における前記文書データの各行へのアクセス数を前記アクセス数記憶手段に書き込むアクセス数書込み手段と、
    前記アクセス数記憶手段内に記憶されている前記文書データの各行へのアクセス数を参照して、前記文書データの各行へのアクセス頻度と、前記分割部分へのアクセス頻度とを得るアクセス頻度取得手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記アクセス数書込み手段は、前記表示画面においてカーソルが置かれたとき、または、編集が行われたとき、カーソルが置かれた行、または、編集が行われた行に対応する前記アクセス数記憶手段内のアクセス数を増加させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記アクセス頻度取得手段は、前記表示画面内に表示されている各行へのアクセス数と、前記文書データ内の各行へのアクセス数のうち最大のアクセス数とを基に前記表示画面内に表示されている各行へのアクセス頻度を得るとともに、前記各分割部分に含まれる行への平均のアクセス数と前記最大のアクセス数とを基に該各分割部分へのアクセス頻度を得る、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記表示指示手段は、アクセス頻度に対応して、任意の2つの色の割合を段階的に変化させた色を表示する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4記載の表示装置。
  6. 文書データの各行に対応した前記表示領域は、各行の横に表示される当該行の行番号の背景である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかの項に記載の表示装置。
  7. 表示画面内に表示する行を指定するための前記表示領域は、前記表示画面内における前記文書データの表示のスクロールを指示するためのスクロールバーである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6に記載の表示装置。
  8. 複数の行のデータからなる文書データを表示する表示装置に用いられる文書データの表示方法であって、
    表示画面内に表示されている文書データの各行に対応した表示領域に、該各行へのアクセス頻度に対応する色を、さらに、前記表示画面内に表示する前記文書データの行を指定するための表示領域に、前記文書データ内の行全体を分割した各分割部分へのアクセス頻度に対応する色を表示する、
    ことを特徴とする文書データの表示方法。
  9. 前記表示画面内における前記文書データの各行へのアクセス数をアクセス数記憶手段に書き込み、
    前記アクセス数記憶手段内に記憶されている前記文書データの各行へのアクセス数を参照して、前記文書データの各行へのアクセス頻度と、前記分割部分へのアクセス頻度とを得る、
    ことを特徴とする請求項8に記載の文書データの表示方法。
  10. 複数の行のデータからなる文書データの表示画面において、
    当該表示画面内に表示されている文書データの各行に対応して、該各行へのアクセス頻度に対応する色が表示される第1の表示領域と、
    前記文書データ内の行全体を分割した各分割部分へのアクセス頻度に対応する色が表示され、当該表示画面内に表示する前記文書データの行を指定するための第2の表示領域と、
    を有することを特徴とする文書データの表示画面。
  11. 複数の行のデータからなる文書データを表示する表示装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    表示画面内に表示されている文書データの各行に対応した表示領域に、該各行へのアクセス頻度に対応する色を、さらに、前記表示画面内に表示する前記文書データの行を指定するための表示領域に、前記文書データ内の行全体を分割した各分割部分へのアクセス頻度に対応する色を表示するステップ、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 前記表示画面内における前記文書データの各行へのアクセス数をアクセス数記憶手段に書き込むステップと、
    前記アクセス数記憶手段内に記憶されている前記文書データの各行へのアクセス数を参照して、前記文書データの各行へのアクセス頻度と、前記分割部分へのアクセス頻度とを得るステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11に記載のコンピュータプログラム。

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