JP6803597B1 - ロゴデザイン作成システム、ロゴデザイン作成方法、およびロゴデザイン作成プログラム - Google Patents

ロゴデザイン作成システム、ロゴデザイン作成方法、およびロゴデザイン作成プログラム Download PDF

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Abstract

複数のロゴデザインから、シンボルマークの特徴量を抽出する特徴量抽出部と、シンボルマークおよびタイポグラフィのロゴ配置情報を抽出するロゴ配置情報抽出部と、特徴量およびロゴ配置情報を、公開されたロゴデザインとともに記憶するデータ記憶部と、新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像として受付ける参考画像受付部と、参考画像と類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択部と、構図参考画像の入力を受付ける構図参考画像受付部と、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成部と、複数のリメイク参考画像および新規タイポグラフィを結合して新規ロゴデザインを作成するロゴデザイン配置部と、を備えるロゴデザイン作成システム。

Description

本発明は、ロゴデザイン作成システム、ロゴデザイン作成方法、およびロゴデザイン作成プログラムに関する。
従来、コンピュータを用いて、ロゴデザインを自動で作成するシステムが知られている。
このようなシステムとして、下記特許文献1には、ロゴデザインのテーマと書体をユーザに選択させ、選択されたテーマによりフレームを決定するとともに、ユーザから入力された文字を選択された書体に変更することで、ロゴデザインの作成を行う構成が開示されている。
特開2015−203973号公報
しかしながら上記従来のロゴデザイン作成システムでは、文字の入力とテーマおよび書体の選択という一連の操作に対して、一つのロゴデザインを作成するシステムとなっており、大量のロゴデザインを一度に作成するという点に改善の余地があった。
そこで本発明は、一度に大量のロゴデザインを作成することができるロゴデザイン作成システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るロゴデザイン作成システムは、図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成システムであって、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出するロゴ配置情報抽出部と、特徴量抽出部において抽出された特徴量、およびロゴ配置情報抽出部において抽出されたロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶するデータ記憶部と、公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付部と、参考画像の形状の特徴量を用いて、データ記憶部に記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択部と、データ記憶部に記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付部と、ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成部と、複数のリメイク参考画像および新規タイポグラフィを、構図参考画像受付部に入力されたロゴデザインにおけるロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置部と、を備える。
また、リメイク参考画像および新規ロゴデザインのうち、少なくともいずれか一方に対して、予め記憶された図柄パターンのうちのいずれかを用いて改変を行う形状差し替え部を備えてもよい。
また、ロゴ配置情報抽出部は、画像処理技術を用いて予めシンボルマークとタイポグラフィとが区別されたデータ群を教師データとした機械学習を行うことで、公開されたロゴデザインにおけるシンボルマークとタイポグラフィとを区別し、区別したシンボルマークとタイポグラフィとの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出してもよい。
また、ロゴ配置情報抽出部は、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているタイポグラフィの文字数、文字種類、および文字フォントを抽出してもよい。
また、構図参考画像受付部は、複数の構図参考画像の入力をユーザから受付けてもよい。
また、構図参考画像受付部は、ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、候補となる構図参考画像を、ユーザに複数提示してもよい。
また、タイポグラフィ作成部は、ロゴ配置情報抽出部において抽出された文字フォントに対して類似するフォントを使用して、新規ロゴデザインを作成してもよい。
また、ロゴデザイン配置部は、ロゴ配置情報抽出部において抽出された文字数および文字種類を参照して、タイポグラフィの配置を調整してもよい。
また、新規タイポグラフィを構成する文字列の色を示す文字列色情報、および新規ロゴデザインにおけるシンボルマークの色を示すシンボルマーク色情報の入力を受け付ける作成条件受付部を更に備え、タイポグラフィ作成部は、文字列色情報を用いて、新規タイポグラフィを作成し、ロゴデザイン配置部は、シンボルマーク色情報をリメイク参考画像に適用して、新規ロゴデザインを作成してもよい。
また、本発明のロゴデザイン作成方法は、図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成方法であって、コンピュータが、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出するロゴ配置情報抽出ステップと、特徴量抽出ステップにおいて抽出された特徴量、およびロゴ配置情報抽出ステップにおいて抽出されたロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶する抽出情報記憶ステップと、公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付ステップと、参考画像の形状の特徴量を用いて、抽出情報記憶ステップにおいて記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択ステップと、抽出情報記憶ステップにおいて記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付ステップと、ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成ステップと、複数のリメイク参考画像および新規タイポグラフィを、構図参考画像受付ステップにおいて入力されたロゴデザインにおけるロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置ステップと、を実行する。
また、本発明のロゴデザイン作成プログラムは、図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成プログラムであって、コンピュータに、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴量を抽出する特徴量抽出機能と、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出するロゴ配置情報抽出機能と、特徴量抽出機能により抽出された特徴量、およびロゴ配置情報抽出機能により抽出されたロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶する抽出情報記憶機能と、公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付機能と、参考画像の形状の特徴量を用いて、抽出情報記憶機能により記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択機能と、抽出情報記憶機能により記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付機能と、ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成機能と、複数のリメイク参考画像および新規タイポグラフィを、構図参考画像受付機能により入力されたロゴデザインにおけるロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置機能と、を実現させる。
また、本発明のロゴデザイン作成システムは、図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成システムであって、複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴を定量的に示す情報である特徴量、および複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を定量的に示す情報であるロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶するデータ記憶部と、公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付部と、参考画像の形状の特徴量を用いて、データ記憶部に記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択部と、データ記憶部に記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付部と、ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成部と、複数のリメイク参考画像および新規タイポグラフィを、構図参考画像受付部に入力されたロゴデザインにおけるロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置部と、を備えるロゴデザイン作成システム。
また、本発明のロゴデザイン作成方法は、図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成方法であって、コンピュータが、複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴を定量的に示す情報である特徴量、および複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を定量的に示す情報であるロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶する抽出情報記憶ステップと、公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付ステップと、参考画像の形状の特徴量を用いて、抽出情報記憶ステップにおいて記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択ステップと、抽出情報記憶ステップにおいて記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付ステップと、ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成ステップと、複数のリメイク参考画像および新規タイポグラフィを、構図参考画像受付ステップにおいて入力されたロゴデザインにおけるロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置ステップと、を実行する。
また、本発明のロゴデザイン作成プログラムは、図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成方法であって、コンピュータに、複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴を定量的に示す情報である特徴量、および複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を定量的に示す情報であるロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶する抽出情報記憶機能と、公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付機能と、参考画像の形状の特徴量を用いて、抽出情報記憶機能により記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択機能と、抽出情報記憶機能により記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付機能と、ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成機能と、複数のリメイク参考画像および新規タイポグラフィを、構図参考画像受付機能により入力されたロゴデザインにおけるロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置機能と、を実現させる。
本発明のロゴデザイン作成システムでは、リメイク参考画像選択部が選択した複数のリメイク参考画像と、タイポグラフィ作成部が作成したタイポグラフィと、を用いて、ロゴデザイン配置部が、新規ロゴデザインを作成する。このため、公開されたロゴデザインから、容易に新規ロゴデザインを作成することができる。
また、リメイク参考画像選択部が、新たなロゴデザインのシンボルマークの基礎となる参考画像に対して、類似度検索を行って、参考画像と類似するシンボルマークをリメイク参考画像として複数選択する。このため、参考画像を選択した数量に対して、リメイク参考画像の数量を大幅に増やすことが可能になり、結果的に作成されるロゴの数を増えることとなる、このようにして、一度に大量のロゴデザインを作成することができる。
本発明の一実施形態に係るロゴデザイン作成システムの構成例を示す模式図である。 ロゴデザイン作成システムの構成例を示すブロック図である。 ロゴデザインにおけるシンボルマークとタイポグラフィの配置関係を説明する図である。 ロゴデザイン作成システムの処理フローの前半を示す図である。 ロゴデザイン作成システムの処理フローの後半を示す図である。 ロゴデザイン作成システムにおける操作画面の第1例を説明する図である。 ロゴデザイン作成システムにおける操作画面の第2例を説明する図である。 ロゴデザイン作成システムにおける操作画面の第3例を説明する図である。 ロゴデザイン作成システムにおける操作画面の第4例を説明する図である。 ロゴデザイン作成システムにおける操作画面の第5例を説明する図である。 ロゴデザイン作成システムにおける操作画面の第6例を説明する図である。
本発明の一実施形態に係るロゴデザイン作成システム100について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るロゴデザイン作成システム100の構成例を示す模式図である。
図1に示すロゴデザイン作成システム100は、ユーザ10が新たなロゴデザイン(以下、新規ロゴデザインという)を作成する際に用いられるシステムであり、一度に大量の新規ロゴデザインをユーザ10に提供するシステムである。なお、この説明において、ロゴデザインとは、図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成される標章を指している。
ここで、ロゴデザイン作成システム100を使用するユーザ10としては、自身が使用するロゴデザインを作成するものであってもよいし、依頼者からの依頼に基づいて、採用されるロゴデザインの候補を複数作成して、依頼者に提案するデザイナー等であってもよい。
図1に示すように、ロゴデザイン作成システム100は、ネットワーク50を介して接続されたユーザ端末20により操作される。図示の例では、ネットワーク50に、ユーザ10の携帯端末4が接続されている。携帯端末4は、ネットワーク50に無線通信により接続されている。なお、ロゴデザイン作成システム100は、携帯端末やタブレット端末により操作されてもよい。
図1に示すように、ネットワーク50は、ユーザ10が操作するユーザ端末20と、ロゴデザイン作成システム100と、を接続する電気通信網であり、例えば、無線ネットワークや有線ネットワークである。
具体的には、ネットワーク50は、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMA(code division multiple access)、WCDMA(登録商標)、イーサネット(登録商標)などである。
また、ネットワーク50は、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、ブルートゥースローエナジー(Bluetooth Low Energy)、光回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線、衛星通信網などであってもよく、どのようなネットワークであってもよい。
また、ネットワーク50は、例えば、NB−IoT(Narrow Band IoT)や、eMTC(enhanced Machine Type Communication)であってもよい。なお、NB−IoTやeMTCは、IoT向けの無線通信方式であり、低コスト、低消費電力で長距離通信が可能なネットワークである。
また、ネットワーク50は、これらの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク50は、これらの例を組み合わせた複数の異なるネットワークを含むものであってもよい。
例えば、ネットワーク50は、LTEによる無線ネットワークと、閉域網であるイントラネットなどの有線ネットワークと、を含むものであってもよい。
図2に示すように、ロゴデザイン作成システム100は、データ通信部110と、データ記憶部120と、データ取得部130と、データ作成部140と、を備えている。
データ通信部110は、ネットワーク50を介して、各種のデータを送受信する通信インターフェースである。データ通信部110が受信する各種のデータとして、ロゴデザイン情報や作成条件が含まれる。これらの各データの詳細については後述する。
また、データ通信部110は、データ作成部140が作成した新規ロゴデザインを操作端末に出力する送信部としても機能する。
データ記憶部120は、ロゴデザイン作成システム100の各機能部が動作するうえで必要となる各種の制御プログラムや、データ通信部110が外部から受信した各種のデータや、データ作成部140が作成した新規ロゴデザインに関するデータを記憶する。
データ記憶部120は、例えば、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。
データ記憶部120に記憶された制御プログラムを実行することで、各機能部が、ロゴデザイン作成システム100として実現すべき各機能を実現する。ここでいう各機能とは、特徴量抽出機能、ロゴ配置情報抽出機能、抽出情報記憶機能、参考画像受付機能、リメイク参考画像選択機能、構図参考画像選択機能、タイポグラフィ作成機能、ロゴデザイン配置機能、形状差し替え機能、作成条件受付機能を含んでいる。
データ取得部130は、例えばデータ記憶部120に記憶された制御プログラムを実行するコンピュータであり、例えば、中央処理装置(CPU)やマイクロプロセッサ、ASIC、FPGAなどであってもよい。
なお、データ取得部130は、これらの例に限られず、制御プログラムを実行するコンピュータであれば、どのようなものであってもよい。
データ取得部130は、外部から、新規ロゴデザインの作成に必要な情報を外部から取得する複数の機能部により構成されている。データ取得部130は、作成条件受付部131、特徴量抽出部132、およびロゴ配置情報抽出部133を備えている。
作成条件受付部131は、ユーザ10から、新規タイポグラフィの文字列、文字列色情報、およびシンボルマーク色情報の入力を受け付ける。
ここで、新規タイポグラフィの文字列とは、ロゴデザイン作成システム100が作成する新規ロゴデザインにおけるタイポグラフィ(新規タイポグラフィ)を構成する文字の内容を指す。
文字列色情報とは、当該文字列の色を示す情報である。色を示す情報としては、単色であってもよいし、複数色であってもよい。また、タイポグラフィを構成する文字に、グラディエーション等の特殊な彩色がされている場合には、そのような処理の内容を情報として取得してもよい。
また、シンボルマーク色情報とは、ロゴデザイン作成システム100が作成する新規ロゴデザインにおけるシンボルマーク(以下、新規シンボルマークという)の色を示す情報である。シンボルマーク色情報とは、当該シンボルマークの色を示す情報である。色を示す情報としては、単色であってもよいし、複数色であってもよい。また、シンボルマークにグラディエーション等の特殊な彩色がされている場合には、そのような処理の内容を情報として取得してもよい。
特徴量抽出部132は、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴量を抽出する。
ここで、形状の特徴量とは、図形により表現されるシンボルマークの幾何的特徴を定量的に評価した値を指す。特徴量は、シンボルマークに対して画像認識処理を行い、認識されたデータを、例えば4096次元のような多次元のベクトル座標によって表現した値である。なお、形状の特徴量として表現されるベクトル座標の次元数は任意に変更することができる。
ロゴ配置情報抽出部133は、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出する。この点について、図3を用いて詳述する。図3は、ロゴデザインにおけるシンボルマークとタイポグラフィの配置関係を説明する図である。
図3に示すように、公開されたロゴデザイン情報には、シンボルマークの領域Aと、タイポグラフィの領域Bとが存在する。そして、それぞれの位置関係は、例えば、それぞれの領域における左上の位置座標C(0,0)を原点とした場合における位置座標D(X,Y)を把握することで認識することができる。原点の位置は任意に変更することができる。
また、それぞれの領域の上下および左右の大きさを把握することで、各領域のサイズを認識することができる。なお、シンボルマークの領域Aと、タイポグラフィの領域Bは、互いに重複していてもよい。
そして、ロゴ配置情報とは、ロゴデザインに使用されているタイポグラフィの文字列、文字数、文字サイズ、文字種類、文字フォント、シンボルマークの大きさ、およびタイポグラフィとシンボルマークの位置関係を示す情報を含んでいる。ここで、文字列とは文字の内容を指し、文字種類は大文字や小文字の別を指す。
ロゴ配置情報抽出部133は、例えば、画像処理技術を用いて予めシンボルマークとタイポグラフィとが区別されたデータ群を教師データとした機械学習を行う。
これにより、ロゴ配置情報抽出部133は、公開されたロゴデザインにおけるシンボルマークとタイポグラフィとを区別し、区別したシンボルマークとタイポグラフィとの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出する。
なお、ロゴ配置情報抽出部133は、画像処理におけるその他の処理を行って、ロゴ配置情報を抽出してもよい。
そして、特徴量抽出部132において抽出された特徴量、およびロゴ配置情報抽出部133において抽出されたロゴ配置情報は、当該公開されたロゴデザインとともにデータ記憶部120に記憶される。
すなわち、データ記憶部120に記憶された公開されたロゴデザインは、シンボルマークの形状の特徴量、およびタイポグラフィの文字列、文字数、文字サイズ、文字種類、文字フォント、シンボルマークの大きさ、およびタイポグラフィとシンボルマークの位置関係を示す情報と紐づけられた状態となっている。
また、公開されたロゴデザインは、前述したデータの他に、当該ロゴデザインが使用されていた業界や企業名を示すカテゴリ情報、ロゴデザイン自体のイメージを示すパラメータ情報、ロゴデザインがアルファベットを模したものである場合に当該アルファベットを示すアルファベット情報のような、ロゴデザインを説明する情報を、例えばテキストデータとして有していることがある。
このような場合には、これらのロゴデザインに関する情報として、これらのロゴデザインを説明する情報も、データ記憶部に記憶される。なお、ロゴデザインを説明する情報は、ロゴデザインをデータ記憶部120に記憶させる際に、新たに入力して記憶させてもよい。
図2に示すように、データ作成部140は、データ記憶部120に記憶された各情報を用いて、新規ロゴデザインを作成する機能部を複数備えている。
データ作成部140は、参考画像受付部141、リメイク参考画像選択部142、構図参考画像受付部143、タイポグラフィ作成部144、ロゴデザイン配置部145、形状差し替え部146を備えている。
参考画像受付部141は、ユーザ10から参考画像を受け付ける。参考画像とは、公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを示す画像を指している。すなわち、参考画像にはシンボルマークが含まれ、タイポグラフィは含まれない。
ここで、基礎として採用されるとは、シンボルマークの形状の概容が、新たに作成したいと考えている新規ロゴデザインのシンボルマークのイメージと合致しているために、素材として用いられるという意味である。
リメイク参考画像選択部142は、参考画像に基づいて選択されるリメイク参考画像を複数選択する。ここで、リメイク参考画像とは、参考画像と形状が類似するシンボルマークを示す画像である。すなわち、リメイク参考画像にはシンボルマークが含まれ、タイポグラフィは含まれない。そして、リメイク参考画像は、新規ロゴデザインを作成する上で参照されるシンボルマークの画像を指す。
参考画像とリメイク参考画像とのシンボルマークの類似度については、形状の特徴量を用いて評価される。すなわち、データ記憶部120に記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、参考画像と類似するリメイク参考画像が複数選択される。
類似度検索の一例を説明する。まず、リメイク参考画像選択部142が、参考画像のシンボルマークの特徴量Eを参照する。次に、データ記憶部120に記憶された公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量と比較する。そして、特徴量Eに対して、所定の閾値の範囲内にあるシンボルマークを、参考画像と類似するリメイク参考画像として選択する。
参考画像が仮に複数選択されている場合には、それぞれの参考画像に対して、同様の類似度検索を行う。すなわち、類似度検索とは例えば、既知の特徴量に対して、所定の閾値の範囲内にあるシンボルマークを検索することである。類似度検索は他の手法により行ってもよい。
このように、参考画像と類似するリメイク参考画像を複数選択することで、新規ロゴデザインのバリエーションを豊富にすることができる。
構図参考画像受付部143は、ユーザ10から構図参考画像の入力を受け付ける。ここで、構図参考画像とは、新規ロゴデザインのシンボルマークおよびタイポグラフィの構図の基礎として、ロゴ配置情報を参照するロゴデザインを示す画像である。すなわち、構図参考画像には、シンボルマークとタイポグラフィが含まれている。
構図参考画像の入力は、ユーザ10に対して複数の構図参考画像を表示し、ユーザ10が選択する方法により行うことができる。
構図参考画像受付部143は、複数の構図参考画像の入力をユーザ10から受付ける。構図参考画像受付部143は、ユーザ10から入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、候補となる構図参考画像を、ユーザ10に複数提示する。
すなわち、ユーザ10が新たに入力したタイポグラフィの文字列を参照し、データ記憶部120に記憶されたロゴデザインのうち、文数列が類似するタイポグィを含むロゴデザインを、構図参考画像の候補としてユーザ10に提示する。
タイポグラフィ作成部144は、新規タイポグラフィを作成する。この際、タイポグラフィ作成部144は、ユーザ10から入力された新規タイポグラフィの文字列、および文字列色情報を用いて、新規タイポグラフィを作成する。
また、タイポグラフィ作成部144は、選択された構図参考画像に対して、ロゴ配置情報抽出部133が抽出した文字フォントに類似するフォントを使用して、新規ロゴデザインを作成する。
ロゴデザイン配置部145は、複数のリメイク参考画像および新規タイポグラフィを、構図参考画像受付部143に入力された構図参考画像のロゴデザインにおけるロゴ配置情報を適用しながら結合する。これにより、ロゴデザイン配置部145は、新規ロゴデザインを複数作成する。
ロゴデザイン配置部145は、ロゴ配置情報抽出部133において抽出された文字数および文字種類を参照して、タイポグラフィの配置を調整する。
ロゴデザイン配置部145は、シンボルマーク色情報をリメイク参考画像に適用して、新規ロゴデザインを作成する。すなわち、シンボルマーク色情報がユーザ10から入力されている場合は、リメイク参考画像のシンボルマークに対して、当該色を適用する。仮に、シンボルマーク色情報がユーザ10から入力されていない場合には、リメイク参考画像のシンボルマークの色を変更せずに、リメイク参考画像のシンボルマークをそのまま使用する。
形状差し替え部146は、リメイク参考画像および新規ロゴデザインのうち、少なくともいずれか一方に対して、予め記憶された図柄パターンのうちのいずれかを用いて改変を行う。すなわち、データ記憶部120は、図柄パターンを複数記憶している。
この図柄パターンのうち、使用する図柄パターンをユーザ10が選択すると、例えば新規ロゴデザインのうちの一部の形状と図柄パターンの形状を差し替える。また、新規ロゴデザインの一部を差し替えることなく、図柄パターンをそのまま追加してもよい。
なお、形状差し替え部146は、新規ロゴデザインではなく、リメイク参考画像に対して、図柄パターンによる改変をおこなってもよい。
次に、図4および図5を用いて、ロゴデザイン作成システム100による処理の内容について説明する。図4は、ロゴデザイン作成システム100における処理フローの前半を示す図である。図5は、ロゴデザイン作成システム100における処理フローの後半を示す図である。また、それぞれの処理における操作画面として、図6から図11を適宜説明する。
図4に示すように、まず、データ取得部130が、公開されたロゴデザインのデータにアクセスする(S10)。世間に公開されているロゴデザインのうち、数多くのロゴデザインは、ネットワークを介して接続された通信環境内にアクセス可能な状態で公開されている。これらの公開されたロゴデザインにアクセスし、それらのデータを取得する。
次に、特徴量抽出部132が、公開されたロゴデザインにおけるシンボルマークの特徴量を抽出する(S11:特徴量抽出ステップ)。
この際、特徴量抽出部132は、シンボルマークに対して画像認識処理を行い、認識されたデータを、4096次元の多次元のベクトル座標によって表現する。このベクトル座標がシンボルマークの形状の特徴量となる。取得された特徴量は、ロゴデザインと関連付けて、データ記憶部120に記憶される(抽出情報記憶ステップ)。
次に、ロゴ配置情報抽出部133が、公開されたロゴデザインにおけるロゴ配置情報を取得する(S12:ロゴ配置情報取得ステップ)。この際、ロゴ配置情報抽出部133は、ロゴデザインに使用されているタイポグラフィの文字列、文字数、文字サイズ、文字種類、文字フォント、シンボルマークの大きさ、およびタイポグラフィとシンボルマークの位置関係を示す情報を取得する。取得されたロゴ配置情報は、ロゴデザインと関連付けて、データ記憶部120に記憶される(抽出情報記憶ステップ)。
次に、ユーザ10が、新規ロゴデザインの作成条件を入力する(S13:作成条件入力ステップ)。この際、図6に示すように、ユーザ10は、新規タイポグラフィの文字列、文字の大きさ、フォント等の各属性を入力する。図6は、本システムにおける操作画面の第1例であって、新規ロゴデザインの作成条件を入力する操作を行う画面である。
図6に示すように、タイポグラフィを入力する欄は上下に2行設けられている。タイポグラフィを2行作成する場合には、上下の入力欄にそれぞれ入力し、上欄に入力した文字列と下欄に入力した文字列とのうち、どちらをメインにするかサブにするかを選択する。
ここで、メインにするとは、例えば文字の大きさをサブよりも大きくして、際立たせることを意味している。タイポグラフィを1行作成する場合には、下欄には文字列を入力せずに、無効の欄にチェックを入れる。
次に、図4に示すように、ユーザ10から、参考画像の入力を受け付ける(S14:参考画像受付ステップ)。この際、図7に示すように、複数の公開されたロゴデザインにおけるシンボルマークが、参考画像の候補として表示されている。図7は、本システムにおける操作画面の第2例であって、参考画像を選択して入力する操作を行う画面である。
図7に示すように、この操作画面の左側には、ユーザ10が参考画像として所望するロゴデザインを、データ記憶部120から検索することができる検索部が設けられている。
類似画像検索では、ユーザ10が、任意の画像データを添付することで、当該画像データと類似するロゴデザインを、データ記憶部120から検索する。ここで用いられる任意の画像データとしては、ロゴデザインに関するデータであってもよいし、例えば風景や動物を撮影した画像データのようなものであってもよい。
また、ロゴデザインとともにデータ記憶部120に記憶されたロゴデザインを説明する情報を用いて、データ記憶部120から所望するロゴデザインを検索することもできる。
カテゴリ検索では、ロゴデザインのカテゴリ情報に基づいて、業界や企業名により検索することができる。アルファベット選択では、任意のアルファベットを入力することで、アルファベットを模したロゴデザインを検索することができる。キーワード検索では、その他のテキスト情報に記載された内容により、ロゴデザインを検索することができる。
また、ロゴデザイン自体のイメージを示すパラメータ情報により、データ記憶部120から所望するロゴデザインを検索することもできる。パラメータ選択として、所望するパラメータ(イメージ)を選択することにより、該当するパラメータが付されたロゴデザインを記憶部120から検索することができる。
次に、図4に示すように、リメイク参考画像選択部142が、リメイク参考画像を複数選択する(S15:リメイク参考画像選択ステップ)。リメイク参考画像選択部142は、シンボルマークの形状の類似度を評価して、参考画像として選択されたシンボルマークと類似するシンボルマークをデータ記憶部120から複数選択する。
この際、いくつのリメイク参考画像を選択するかは、任意に設定することができる。また、類似度の評価において、類似していると設定する範囲についても、任意に設定することができる。
次に、図4に示すように、ユーザ10に構図参考画像を提示する(S16)。この際、図8に示すように、ユーザ10から入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、構図参考画像を提示する。図8は、本システムにおける操作画面の第3例であって、ユーザ10が提示された構図参考画像の候補から、構図参考画像を選択する操作を行う画面である。
構図参考画像の選択においても、参考画像と同じように、ロゴデザインを説明する情報を用いて、データ記憶部120に記憶されたロゴデザインを検索することができる。
この例では、新規タイポグラフィの文字列として、「ABCDE」という文字列が入力されている。そして、構図参考画像受付部143は、この文字列の文字数と一致する文字数のタイポグラフィを備えたロゴデザインを、データ記憶部120から検索して、構図参考画像の候補としてユーザ10に提示している。
そして、図5に示すように、このように提示された構図参考画像の候補の中から、ユーザ10が構図参考画像を選択する(S17:構図参考画像受付ステップ)。この際、ユーザ10が、構図参考画像を複数選択してもよい。
次に、タイポグラフィ作成部144が、新規タイポグラフィを作成する(S18:タイポグラフィ作成ステップ)。この際、タイポグラフィ作成部144は、作成条件受付部131にユーザ10から入力された作成条件を用いて、新規タイポグラフィを作成する。また、作成条件のうち、ユーザ10から入力されていない属性については、構図参考画像として選択されたロゴデザインのタイポグラフィにおいて対応する属性を採用してもよい。
次に、ロゴデザイン配置部145が、リメイク参考画像と新規タイポグラフィを用いて、新規ロゴデザインを作成する(S19:ロゴデザイン配置ステップ)。図9は、本システムにおける操作画面の第4例であり、新規ロゴデザインが作成され、表示された状態を示す画面である。
図9に示すように、ロゴデザイン配置部145は、構図参考画像におけるロゴ配置情報を用いて、リメイク参考画像に示されるシンボルマークの少なくとも一部と、タイポグラフィ作成部144が作成した新規タイポグラフィと、を配置する。なお、この図の例では、入力条件であるタイポグラフィの文字列として、「OK Surveying」と入力している。
そして、構図参考画像におけるタイポグラフィとシンボルマークの位置関係や、構図参考画像に使用されているタイポグラフィの文字列、文字数、文字サイズ、文字種類、文字フォント、シンボルマークの大きさ等が、ロゴデザイン配置部145により参照されている。
次に、図5に示すように、ユーザ10が、挿入する図柄パターンを選択する(S20)。この図柄パターンは、図10に示すように、データ記憶部120に記憶された図柄をユーザ10に一覧表示することができる。
図10は、本システムにおける操作画面の第5例であり、差し替え図柄を一覧表示し、ユーザ10に選択させる操作を行う新規ロゴデザインが作成され、表示された状態を示す図である。
次に、形状差し替え部146が、新規ロゴデザインとして、先ほどロゴデザイン配置部145が作成した新たなロゴデザインに対して、差し替え図柄を用いて改変を行う。
この際、新たなロゴデザインに、選択された図柄パターンを挿入してもよいし、新たなロゴデザインの一部を、選択された図柄パターンと交換してもよい(S21:形状差し替えステップ)。
これにより、新規ロゴデザインが完成する(S22)。図11は、本システムにおける操作画面の第6例であり、形状差し替え部146が、新規ロゴデザインを表示する画面である。
この例では、図9で選択された最上段右端のロゴデザインに対して、図10で選択された最上段中央の差し替え図柄が採用され、新規ロゴデザインには、選択された図柄パターンLが右上に追加配置されている。
以上説明したように、本実施形態に係るロゴデザイン作成システム100によれば、リメイク参考画像選択部142が選択した複数のリメイク参考画像と、タイポグラフィ作成部144が作成したタイポグラフィと、を用いて、ロゴデザイン配置部145が、新規ロゴデザインを作成する。このため、公開されたロゴデザインから、容易に新規ロゴデザインを作成することができる。
また、リメイク参考画像選択部142が、新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎となる参考画像に対して、類似度検索を行って、参考画像と類似するシンボルマークをリメイク参考画像として複数選択する。
このため、参考画像を選択した数量に対して、リメイク参考画像の数量を大幅に増やすことが可能になり、結果的に作成されるロゴの数を増えることとなる、このようにして、一度に大量のロゴデザインを作成することができる。
また、形状差し替え部146が、リメイク参考画像および新規ロゴデザインのうち、少なくともいずれか一方に対して、予め記憶された図柄パターンのうちのいずれかを用いて改変を行う。このため、予め記憶された図柄パターンを用いて、豊富なバリエーションのロゴデザインを作成することができる。
また、ロゴ配置情報抽出部133が、画像処理技術を用いて予めシンボルマークとタイポグラフィとが区別されたデータ群を教師データとした機械学習を行う。そして、ロゴ情報抽出部が、公開されたロゴデザインにおけるシンボルマークとタイポグラフィとを区別し、区別したシンボルマークとタイポグラフィとの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出する。
これにより、シンボルマークとロゴデザインとの位置関係を含む情報を抽出することができる。
また、ロゴ配置情報抽出部133が、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているタイポグラフィの文字数、文字種類、および文字フォントを抽出する。これにより、公開されたロゴデザインを構成する各種の情報を活用して、新規ロゴデザインを作成することができる。
また、構図参考画像受付部143が、複数の構図参考画像の入力をユーザ10から受付ける。これにより、一つの構図参考画像の入力を受け付ける構成と比較して、構図参考画像を複数参照することで、豊富なバリエーションのロゴデザインを作成することができる。
また、構図参考画像受付部143は、ユーザ10から入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、候補となる構図参考画像を、ユーザ10に複数提示するので、これから作成するタイプグラフィに対して、シンボルマークの配置がバランスの良い構図参考画像をユーザ10に提案することができる。これにより、数多くの構図参考画像の中から、新規タイポグラフィに適した構図参考画像を容易に選択することができる。
また、タイポグラフィ作成部144が、ロゴ配置情報抽出部133において抽出された文字フォントに対して類似するフォントを使用して、新規ロゴデザインを作成する。このため、配置バランスについて検討が既に済んでいる公開されたタイポグラフィのバランスを受け継ぐことが可能になり、容易に新規タイポグラフィのバランスを良くすることができる。
また、ロゴデザイン配置部145が、ロゴ配置情報抽出部133において抽出された文字数および文字種類を参照して、タイポグラフィの配置を調整する。このため、文字数や文字種類を、配置バランスについて過去に検討が済んでいる公開されたタイポグラフィと合わせることで、容易に新規タイポグラフィにおける文字数や文字種類のバランスを良くすることができる。
また、タイポグラフィ作成部144が、作成条件受付部131に入力された文字列色情報を用いて、新規タイポグラフィを作成し、ロゴデザイン配置部145が、作成条件受付部131に入力されたシンボルマーク色情報をリメイク参考画像に適用して、新規ロゴデザインを作成する。これにより、ユーザ10が希望する文字列の色や、シンボルマークの色を採用することで、ユーザ10が希望するロゴデザインを作成することができる。
なお、ロゴデザイン作成システム100は、上記実施形態に限定されるものではなく、他の手法により実現されてもよいことは言うまでもない。以下、各種変形例について説明する。
例えば、上記実施形態の制御プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、制御プログラムを記憶可能である。記憶媒体は、HDDやSDDなどの任意の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、制御プログラムを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
また、ロゴデザイン作成システム100は、例えば、記憶媒体に記憶された制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムを実行することによって、実施形態に示す各機能を実現することができる。
また、当該制御プログラムは、任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、ロゴデザイン作成システム100に提供されてもよい。ロゴデザイン作成システム100は、例えば、インターネット等を介してダウンロードした制御プログラムを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、当該制御プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective―C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装してもよい。
ロゴデザイン作成システム100における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。また、ロゴデザイン作成システム100の各機能部は、上記実施形態に示した機能を実現する1または複数の回路によって実現されてもよく、1の回路により複数の機能部の機能が実現されることとしてもよい。
また、上記実施形態では、ロゴデザイン作成システム100と操作端末とを別の装置とした例について説明したが、このような態様に限られない。ロゴデザイン作成システム100の一部又は全ての機能を、操作端末が備えていてもよい。
また、本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
100 ロゴデザイン作成システム
120 データ記憶部
130 データ取得部
131 作成条件受付部
132 特徴量抽出部
133 ロゴ配置情報抽出部
140 データ作成部
141 参考画像受付部
142 リメイク参考画像選択部
143 構図参考画像受付部
144 タイポグラフィ作成部
145 ロゴデザイン配置部
146 形状差し替え部

Claims (14)

  1. 図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成システムであって、
    複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
    複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出するロゴ配置情報抽出部と、
    前記特徴量抽出部において抽出された特徴量、および前記ロゴ配置情報抽出部において抽出されたロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶するデータ記憶部と、
    公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付部と、
    前記参考画像の形状の特徴量を用いて、前記データ記憶部に記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、前記参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択部と、
    前記データ記憶部に記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付部と、
    ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成部と、
    複数の前記リメイク参考画像および前記新規タイポグラフィを、前記構図参考画像受付部に入力されたロゴデザインにおける前記ロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置部と、を備えるロゴデザイン作成システム。
  2. 前記リメイク参考画像および前記新規ロゴデザインのうち、少なくともいずれか一方に対して、予め記憶された図柄パターンのうちのいずれかを用いて改変を行う形状差し替え部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のロゴデザイン作成システム。
  3. 前記ロゴ配置情報抽出部は、画像処理技術を用いて予めシンボルマークとタイポグラフィとが区別されたデータ群を教師データとした機械学習を行うことで、公開されたロゴデザインにおけるシンボルマークとタイポグラフィとを区別し、区別したシンボルマークとタイポグラフィとの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載のロゴデザイン作成システム。
  4. 前記ロゴ配置情報抽出部は、複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているタイポグラフィの文字数、文字種類、および文字フォントを抽出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のロゴデザイン作成システム。
  5. 前記構図参考画像受付部は、複数の構図参考画像の入力をユーザから受付けることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のロゴデザイン作成システム。
  6. 前記構図参考画像受付部は、ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、候補となる構図参考画像を、ユーザに複数提示することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のロゴデザイン作成システム。
  7. 前記タイポグラフィ作成部は、前記ロゴ配置情報抽出部において抽出された文字フォントに対して類似するフォントを使用して、新規ロゴデザインを作成することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のロゴデザイン作成システム。
  8. 前記ロゴデザイン配置部は、前記ロゴ配置情報抽出部において抽出された文字数および文字種類を参照して、前記タイポグラフィの配置を調整することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のロゴデザイン作成システム。
  9. 新規タイポグラフィを構成する文字列の色を示す文字列色情報、および新規ロゴデザインにおけるシンボルマークの色を示すシンボルマーク色情報の入力を受け付ける作成条件受付部を更に備え、
    前記タイポグラフィ作成部は、前記文字列色情報を用いて、前記新規タイポグラフィを作成し、
    前記ロゴデザイン配置部は、前記シンボルマーク色情報を前記リメイク参考画像に適用して、新規ロゴデザインを作成することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のロゴデザイン作成システム。
  10. 図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成方法であって、
    コンピュータが、
    複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出するロゴ配置情報抽出ステップと、
    前記特徴量抽出ステップにおいて抽出された特徴量、および前記ロゴ配置情報抽出ステップにおいて抽出されたロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶する抽出情報記憶ステップと、
    公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付ステップと、
    前記参考画像の形状の特徴量を用いて、前記抽出情報記憶ステップにおいて記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、前記参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択ステップと、
    前記抽出情報記憶ステップにおいて記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付ステップと、
    ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成ステップと、
    複数の前記リメイク参考画像および前記新規タイポグラフィを、前記構図参考画像受付ステップにおいて入力されたロゴデザインにおける前記ロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置ステップと、を実行するロゴデザイン作成方法。
  11. 図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成プログラムであって、
    コンピュータに、
    複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴量を抽出する特徴量抽出機能と、
    複数の公開されたロゴデザインから、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を示すロゴ配置情報を抽出するロゴ配置情報抽出機能と、
    前記特徴量抽出機能により抽出された特徴量、および前記ロゴ配置情報抽出機能により抽出されたロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶する抽出情報記憶機能と、
    公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付機能と、
    前記参考画像の形状の特徴量を用いて、前記抽出情報記憶機能により記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、前記参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択機能と、
    前記抽出情報記憶機能により記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付機能と、
    ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成機能と、
    複数の前記リメイク参考画像および前記新規タイポグラフィを、前記構図参考画像受付機能により入力されたロゴデザインにおける前記ロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置機能と、を実現させるロゴデザイン作成プログラム。
  12. 図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成システムであって、
    複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴を定量的に示す情報である特徴量、および複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を定量的に示す情報であるロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶するデータ記憶部と、
    公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付部と、
    前記参考画像の形状の特徴量を用いて、前記データ記憶部に記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、前記参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択部と、
    前記データ記憶部に記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付部と、
    ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成部と、
    複数の前記リメイク参考画像および前記新規タイポグラフィを、前記構図参考画像受付部に入力されたロゴデザインにおける前記ロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置部と、を備えるロゴデザイン作成システム。
  13. 図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成方法であって、
    コンピュータが、
    複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴を定量的に示す情報である特徴量、および複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を定量的に示す情報であるロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶する抽出情報記憶ステップと、
    公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付ステップと、
    前記参考画像の形状の特徴量を用いて、前記抽出情報記憶ステップにおいて記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、前記参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択ステップと、
    前記抽出情報記憶ステップにおいて記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付ステップと、
    ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成ステップと、
    複数の前記リメイク参考画像および前記新規タイポグラフィを、前記構図参考画像受付ステップにおいて入力されたロゴデザインにおける前記ロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置ステップと、を実行するロゴデザイン作成方法。
  14. 図形を示すシンボルマーク、および文字列を示すタイポグラフィから構成されるロゴデザインを作成するロゴデザイン作成プログラムであって、
    コンピュータに、
    複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークの形状の特徴を定量的に示す情報である特徴量、および複数の公開されたロゴデザインから抽出され、当該ロゴデザインに使用されているシンボルマークおよびタイポグラフィの位置関係を定量的に示す情報であるロゴ配置情報を、当該公開されたロゴデザインとともに記憶する抽出情報記憶機能と、
    公開されたロゴデザインのシンボルマークのうち、新たに作成する新規ロゴデザインのシンボルマークの基礎として採用されるシンボルマークを、参考画像としてユーザから受付ける参考画像受付機能と、
    前記参考画像の形状の特徴量を用いて、前記抽出情報記憶機能により記憶されている公開されたロゴデザインのシンボルマークの特徴量に対して類似度検索を行うことにより、前記参考画像と形状が類似するリメイク参考画像を複数選択するリメイク参考画像選択機能と、
    前記抽出情報記憶機能により記憶されたロゴデザインから、新規ロゴデザインの構図の基礎となる構図参考画像について、ユーザからの入力を受け付ける構図参考画像受付機能と、
    ユーザから入力された新規タイポグラフィの文字列を用いて、新規タイポグラフィを作成するタイポグラフィ作成機能と、
    複数の前記リメイク参考画像および前記新規タイポグラフィを、前記構図参考画像受付機能により入力されたロゴデザインにおける前記ロゴ配置情報を適用しながら結合することで、新規ロゴデザインを複数作成するロゴデザイン配置機能と、を実現させるロゴデザイン作成プログラム
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