JP2006154913A - データ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 検知された情報から簡便な設定が可能で、用紙情報を自動的に追加登録していくことで、ユーザにとってより最適な設定を可能にするプリンティングシステム等を提供すること。
【解決手段】 プリンティングシステムは、メディアセンサを搭載し用紙を判別する機能を持つカラープリンタ101と、用紙情報を登録する機能を有したプリンタドライバを実行する環境であるPCなどのデータ処理装置102と、その二つの装置を接続する双方向通信インタフェース103とによって構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 プリンティングシステムは、メディアセンサを搭載し用紙を判別する機能を持つカラープリンタ101と、用紙情報を登録する機能を有したプリンタドライバを実行する環境であるPCなどのデータ処理装置102と、その二つの装置を接続する双方向通信インタフェース103とによって構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印刷対象となる記録媒体(用紙)の種類を自動的に判別して、用紙に適した印刷モードまたは印刷モード群を選定・自動設定し、また履歴をプリンタドライバUIに追加して誤検知や記録媒体が判別できない場合にも簡便に印刷設定を行うことが可能なプリンタ等のデータ処理装置、及びそのデータ処理装置を備えたプリンティングシステムに関する。
従来、プリンティングシステムは、カラー出力を可能とするプリンタと、そのプリンタを制御し印刷データを生成するホストコンピュータと、その双方を接続する通信インタフェースとから構成されるのが一般的である。
殊にインクジェットプリンタは、その用途に応じて普通紙や光沢紙、OHP、アイロンプリント用転写紙など様々な用紙を使い分ける。
それらの用紙に印刷する際、予め印刷対象となる記録媒体(用紙)に基づいた適切な印刷を行うように構成されている。
また最近では、用紙の種類を自動的に判別するセンサを搭載したメディアセンサ付きのプリンタが考案されている。このようなプリンタでは、例えば用紙表面へ光を照射し、その反射光強度によって、分類するメディアのタイプを大きく分けて4〜5種類程度に判別することができる。
又、別の従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2000-280578号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては以下のような問題点があった。
メディアセンサを搭載していない一般的なインクジェットプリンタの場合、ユーザは印刷対象となる用紙の種類を、詳細設定画面を開き、プリントする度に設定する必要があった。所望の用紙の種類を多数の選択肢の中から選択する煩雑さや選択意図とは異なる誤設定等、用紙の種類に適した印刷ができないことがあった。
また、メディアセンサを搭載したプリンタにおいても、図6に示すように判別できる用紙の種類が限定されてしまうことが多く、誤検知なども含め、対象となる用紙に最適な設定を行うことは難しい。センサの精度や同一用紙内での特性のばらつき、及び市販されている全てのメディア・新規メディアに対応する必要も加味されなければならない。図6に示す5種類の大まかな用紙の種類のうち、例えば同じ光沢紙でも高品位光沢紙・中品位光沢紙・廉価版光沢紙など、コート紙では厚手コート紙・薄手コート紙など多種のメディア種類があり、夫々でインク打ち込み量や発色特性が異なるため、メディアセンスされた情報から、より詳細なメディア種類による設定が必要である。
本発明は上記課題に鑑み、検知された情報から簡便な設定が可能で、用紙情報を自動的に追加登録していくことで、ユーザにとってより最適な設定を可能にするプリンティングシステム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のデータ処理装置またはプリンティングシステムでは、印刷データに基づいて記録媒体に印刷を行う印刷装置と通信が可能に接続されたデータ処理装置において、前記印刷装置側にセットされている前記記録媒体の種類を判別するための判別情報を生成する判別情報生成手段と、前記判別情報による判別結果に基づいて自動で記録媒体群を設定し、記録媒体群より対応媒体グループを表示して、その中から選択する印刷設定手段と、前記印刷設定手段による設定内容を外部に通知する通知手段と、外部より記録媒体に関する情報の入力を可能にする入力手段と、前記入力手段によって入力された記録媒体に関する情報と前記判別情報生成手段によって生成された判別情報とをリンクして前記印刷設定のための登録を行う登録手段とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、プリンタドライバのプロパティ中での記録媒体の種類設定を容易に行うことができ、また使用するメディアをプリンタドライバUIに追加することによって、メディアセンサが動作しない場合や誤検知の場合でも簡便に印刷設定を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<プリンティングシステムの構成>
図1は、本発明の実施の一形態に係るプリンティングシステムの構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の実施の一形態に係るプリンティングシステムの構成を示すブロック図である。
図中の101は、画像形成を行うインクジェット方式のカラープリンタであり、パーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)102で生成された印刷データに基づいて画像の形成を行う。プリンタの種類については特に問わないが、ここではインクジェット方式のカラープリンタを想定している。プリンタ101は、各種ブロック104〜108によって構成されている。
102は、印刷データの生成や接続されたプリンタ101の制御を行うデータ処理装置である。ここではPCを想定している。印刷の設定に関するユーザからの指示や入力を受ける役割も果たす。PC102は、各種機能ブロック109〜117によって構成される。
103は、PC102とカラープリンタ101を接続する通信インタフェースである。ここでは仮にUSBを想定しているが、シリアルインタフェースのUSBのほかに、IEEE1394、IrDA、IEEE802.11、電力線など、パラレルインタフェースとしてはセントロニクス、SCSIなど複数の種類が想定されるが、双方向の通信を実現するものであれば有線/無線を問わずどのようなインタフェースであっても構わない。
このように、本実施形態におけるプリンティングシステムとは単体の装置ではなく、データ処理装置102と画像形成を行うカラープリンタ101とが特定の双方向インタフェースで接続された構成をとる。なお、カラープリンタ101及びPC102とも本実施形態の特徴を説明する上で特に必要とないと思われるものは省略する。
104は、記録媒体Pの種類や大きさを特定するための情報を得る用紙認識センサ(メディアセンサ)である。記録媒体Pは、プリンタ101に備え付けられた給紙トレイやカセットなどに積載されているものとする。用紙の種類を判別するための特徴量を把握する手段としては、予め記録媒体である用紙にマーキングを施し、そのマークを光学的に検出する手段、直接もしくは間接的に表面粗さを測定する手段、光の透過率を測定する手段など多種多様なものが存在する。他にも用紙の重さ、厚さ、摩擦係数、誘電率や電気抵抗値、吸水率、及び2次元イメージを撮像し特徴量から判別する手段などの多種多様なものが存在する。これらの検出手段は単体でも複数組み合わせることでも用紙認識機能を実現する。ここでは特にメディアセンサの原理や構成については問わないが、最低限想定している用紙の種類を判別できる機能を有しているものとする。
105は、メディアセンサ104で把握した用紙に関する情報(特徴量)を格納するセンス情報格納部である。センス情報は履歴と合わせて複数格納される構成でもよい。
106は、プリンタ101のインタフェース機能を司るI/F制御部である。ここでは想定しているインタフェースがUSBであるため、USB周辺機器側のコントローラによって構成されるものとする。用紙情報の送信や、印刷データ及び制御コマンドの受信などが行われる。また、プリンタ本体で発生したエラーや通信状態などのステータス情報に関しても要求があればPC102に対して返す。
107はPC102から送信されてきた印刷データを受けてプリンタエンジンに展開する印刷制御部である。送信される印刷データは既に用紙の種類や大きさなどを含めた印刷設定に基づいてPC102側で画像処理が行われたデータであり、ここでは印刷データに含まれる印刷制御用のコマンドに従ってプリンタエンジンの制御を行う。具体的には、印刷用の2値データ(場合によっては2値化前の中間データ)とインクの打ち込み量、パス数、印刷方向及び用紙の搬送量を制御する各種コマンドによって構成されるデータを使用する。
108は、印刷部(プリンタエンジン)である。印刷制御部107で展開された印刷データに基づき記録媒体Pに対して印刷を行う。本カラープリンタ101はインクジェット方式のプリンタであるため、インクの吐出によって画像形成を行う。
109は、PC102のインタフェース機能を司るI/F制御部である。USBのホスト側のコントローラによって構成され、USBホストとしての機能を有する。USBホストとしての機能の一部はOSやドライバなどソフトウェアによっても構成される。
110は、印刷のための各種設定や印刷データの生成及びプリンタの制御をPC102上で行うためのソフトウェアであるプリンタドライバである。111から114までの各種機能ブロック及び不図示の印刷データ生成処理機能ブロックなどによって構成される。
111は、用紙の設定や印刷品位の設定などを含む各種印刷設定を行う印刷設定処理部である。ユーザからの指示や入力を受け付け、設定された内容を表示もしくは通知する機能を有する。
112は、メディアセンサ104の出力結果に基づき、用紙種類を判別する用紙種類判別処理部である。本実施形態では参照用のテーブルを用いて用紙の種類を判別する。
113は、用紙種類登録処理部である。処理の内容については図2を用いて説明しているのでここでは省略する。
114は、用紙種類判別処理部112で用紙を判別する際に使用する参照用のテーブルである。テーブルの値は更新することが可能である。このテーブルは用紙種類判別処理部112で用紙種類を判別する際に使用される他、用紙種類登録処理部113で登録された用紙情報の反映も行われる。
115は、PC102の各種機能を制御する中央制御部であり、CPUの持つ機能がこれに該当する。116は、印刷設定入力操作部であり、ユーザの意図を印刷に反映させるための各種入力機器から構成される。117は、印刷設定をユーザに通知する設定情報通知部である。通知方法としては、モニタなどの表示装置を使用する場合や音声による通知などが考えられる。
このように本発明のプリンティングシステムは、メディアセンサを搭載し用紙を判別する機能を持つカラープリンタ101と、用紙情報を登録する機能を有したプリンタドライバを実行する環境であるPCなどのデータ処理装置102と、その二つの装置を接続する双方向通信インタフェース103とによって構成される。
<用紙情報登録の全体的な処理>
図2は、本実施形態における用紙情報登録の処理の流れを示すフローチャートである。
図2は、本実施形態における用紙情報登録の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201では、メディアセンサによる用紙種類のセンス結果(用紙特徴量の把握)に基づいて、メディア群を判別する。ここでは仮に参照用のテーブルを使用して、普通紙、コート紙、光沢紙、光沢フィルム及びOHPフィルムの5つのカテゴリに分類するものとする。この例では参照テーブルの使用を前提にしたが、特徴量をパラメータとした数値演算による判別基準を算出し判別に使用する構成でも構わない。
ステップS202では、センスした結果得られた特徴量のデータから判断して、ユーザが過去に登録しているもしくは既存のメディア群情報と合致するかを調べ、ステップS201で行った用紙群の判別結果が正しいか、またはメディアセンサが動作しているかどうかを判別する。判別結果が正しい場合はステップS203へ、正しくない場合またはメディアセンサが動作していない場合はステップS207へ進む。
ステップS203では、ユーザが印刷の対象となるメディアがドライバ設定項目の中に無い新規なメディアかどうか、及び登録されていないメディアであるかどうかを判断する。ドライバ設定項目の中に無い用紙種類の場合はステップS209へ、予め用意されているかもしくは以前ユーザが登録した用紙種類である場合はステップS204へ進む。
ステップS204では、設定メディア群の中から、対象となる用紙のメディアタイプを選択する。この選択肢は現在ドライバで設定可能な全用紙種類が対象となる。メディアセンサによる自動判別では上記で仮定したように5つのカテゴリを想定しているが、マニュアルで設定可能な用紙種類は例えば同じ光沢紙の中でもより写真調の印刷を可能にする用紙等自動設定時に選択可能な用紙種類の数より多く、そのより多い選択肢の中から選ぶことが可能である。
ステップS205では、用紙種類の登録だけではなく、その用紙を使用する際の印刷設定まで併せて登録するかどうかを判断する。印刷品位は仮に登録されたとしても後から変更することは可能である。ここで設定する印刷品位は対象となる用紙が選択された場合もしくは自動で設定された場合のデフォルトの設定となる。印刷品位も併せて登録する場合はステップS206へ進む。そうでない場合はステップS206の処理をスキップする。
ステップS206では、対象となる用紙の印刷品位を設定する。ここでは、高品位優先の高画質、印刷速度優先の高速及びそれらの折衷である標準の3つの印刷品位を想定している。
ステップS207では、メディアセンサ104を用いた用紙特徴量の把握を行う。なお、この処理を繰り返してより多くのデータの取得が可能であることも同様である。
ステップS208では、ステップS207のセンス結果を受け、メディア群の登録・設定を行う。
ステップS209では、対象となる用紙を新たにユーザ自らが登録するかどうかを判断する。登録する意思のある場合はステップS210へ進む。登録をしない場合はステップS212へ進み、既存のメディアタイプから選択することによって、用紙情報登録の処理を終了する。
ステップS210では、対象となる用紙の名称を入力し、ステップS211で新メディアタイプとして登録する。入力された用紙名称は自動・マニュアルを問わず、用紙種類の選択肢に組み込まれることになる。
ステップS213では、それまでの処理を踏まえて用紙および印刷品位情報を登録する。登録する際にはユーザが入力および選択した用紙情報と、メディアセンサ104による用紙特徴量とを併せて登録処理と行う。なお、登録された情報は後から変更することも可能であるし、また必要の無くなった用紙情報については削除することも可能である。
このようにユーザが任意に用紙種類を登録することができる環境を提供する。
<メディア群判別処理の詳細>
図2のステップS202についての詳細を補足する。
図2のステップS202についての詳細を補足する。
図3は、正反射光と拡散反射光の各強度を用いたメディア群判別を行うための光学センサによる判別マップ図である。図中の304は普通紙として判別されるエリアである。図3の302はユーザが任意に登録した用紙種類に対応するエリアである。エリア302内の点302aが登録時に取得した用紙の特徴量に相当し、マージンをみて斜線で示された矩形エリア内を対象となる用紙に関連付けている。
ユーザが登録を行った結果、矩形エリア303のように、コート紙のエリア301と普通紙のエリア304を跨ぐ場合が想定される。その場合も各デフォルトエリアの設定ではなくユーザによって登録された設定を優先する。また、矩形エリア302と303のようにユーザ登録情報が重なる場合も考えられるが、その場合は後から登録した情報である矩形エリア403を優先する。但しその際、次に選択をする可能性がある用紙として、矩形エリア302の用紙種類についても併せて表示できる機能を付加しても良い。なお、図3中の303aは、登録時に取得した用紙の特徴量に相当する。
このようにユーザが任意で設定した場合や誤検知の場合、またあらゆるメディアへの対応ができるように、メディア群を設定し、その中からメディアタイプを選択するように設定を行うと、設定ミスも少なく、容易に適切な印刷設定が可能となる。
<設定ダイアログの一例>
図4は、本実施形態における印刷モードや各種用紙設定を行う際に表示される設定ダイアログの一例を示す図である。
図4は、本実施形態における印刷モードや各種用紙設定を行う際に表示される設定ダイアログの一例を示す図である。
401は、印刷設定のダイアログである。402から429までの各表示エリアから構成される。印刷設定では表示する項目が非常に多いため、タブシートを使用して設定項目を内容ごとに分けて見やすい構成にするのが通例である。本実施形態でもタブを使用する。
402は、全体設定のタブであり、印刷全般に関する内容を表示する。詳細については後述する。
403は、ページ設定のタブであり、用紙の大きさ、印刷方向、印刷部数、印刷レイアウト(複数ページ印刷)などの各種ページ設定に関する内容を表示する。同時にユーザによる上記設定内容の変更指示や入力を受け付ける。
404は、特殊効果のタブであり、各種画像補正やセピア調など特殊な効果を画像に与える場合に使用する機能の選択画面を表示する。
405は、ユーティリティのタブであり、ヘッドの調整やクリーニングなどの機能の選択画面を表示する。
406は、全体設定の簡易表示エリアであり、文字情報だけでなく視覚に訴える形で、設定された情報を表示する。
407は、設定されている用紙の種類(メディアタイプ)を表示するエリアである。
408は、メディア群を表示するフィールドである。自動設定の場合は、センス結果に基づいて判別したメディア群をここに表示する。
409は、メディア群を自動で設定する場合に選択するチェックボックスである。次で説明するマニュアル設定のチェックボックスとは排他的な関係にあり、どちらか一方しか選択することはできない。このチェックボックスが選択されている場合は、センス結果に基づいて判別したメディア群の中から412でメディアタイプを選択できる。
410は、メディア群をマニュアルで設定する場合に選択するチェックボックスである。このチェックボックスが選択されている場合は、ユーザは任意に用紙の種類を選択することができる。メディア群がユーザによって任意に指定される場合は、411の詳細設定より設定を変更することが可能である。
412は、該メディア群中のメディアタイプを表示するフィールドである。既に設定済みのメディアタイプは、このフィールドのリストから選択されることになる。また、新規メディアの場合は413でメディア名称を入力し、新たなメディアタイプとしてリストに追加することが可能である。名称の入力にはキーボードや音声入力が使用される。更に、新規メディアのメディア群を414により設定する。
415は、登録しようとしている用紙の特徴量を把握するメディアセンス動作を実行するためのボタンである。
416は登録ボタンであり、入力エリア413で入力した名称とリストエリア414で選択した用紙のプロファイルと、事前にもしくはボタン415によるメディアセンス動作によって把握された用紙の特徴量とをそれぞれリンクして登録するためのボタンである。既存の用紙情報の更新や特徴量把握によるデータ補正のこのボタンで実行される。
417は、過去に登録した用紙情報を削除するための削除ボタンである。
418は、設定されている印刷品位を表示するエリアである。
419は、印刷の品位を表示するフィールドである。自動設定の場合は、メディア群リスト408またはメディアタイプフィールド412で表示されている用紙の種類に最適な印刷品位を自動的に選択し設定する。マニュアル設定の場合は、複数の印刷品位リストとして表示し、その中からユーザが選択する構成をとる。
420は、印刷品位を自動で設定する場合に選択するチェックボックスである。次に説明するマニュアル設定のチェックボックスとは排他的な関係にあり、どちらか一方しか選択することができない。このチェックボックスが選択されている場合は、設定された用紙の種類に基づいて予め規定されている印刷品位を印刷品位フィールド419に表示する。
421は、印刷の品位をマニュアルで設定する場合に使用するボタンで、このボタンを選択することで詳細設定の画面へと移行する。本実施形態では自動で設定できる印刷品位を仮に3段階(印刷品位優先の高画質、印刷速度優先の高速、及びその折衷の標準の各モード)としているが、マニュアルの設定ではより多いレベルの印刷品位の設定ができることを想定している。但し用紙の種類によって選択可能な印刷品位は規定されているため、用意された全ての印刷品位のレベルを設定できるわけではない。
423は、給紙方法を選択するリストである。ユーザは手差しもしくはオートシートフィーダのどちらかを選択する。
424は、色調整を自動で行う場合に選択するチェックボックスである。次で説明するマニュアル設定のチェックボックスとは排他的な関係にあり、どちらか一方しか選択することができない。このチェックボックスが選択されている場合は、自動で色調整を行う。
425は、色調整をマニュアルで設定する場合に選択するチェックボックスである。このチェックボックスが選択されている場合は、ユーザは426の詳細設定から任意の色調を調整することができる。
427は、OKボタンである。この設定条件でユーザが問題ないと判断した場合は、このOKボタンを押すことによって開いた印刷設定が閉じ、プリントダイアログの表示に移行する。
428は、キャンセルボタンである。最初の設定でも問題ないとユーザが判断した場合には、このキャンセルボタンを押すことによって印刷設定が閉じ、プリントダイアログも閉じる。
429は、ヘルプボタンである。プリンタドライバで管理する各種印刷設定に関する内容について不明な点がある場合はこのボタンを押すことで、関連する設定の詳細が示される。
またここには記載しなかったが、設定内容を更新する更新ボタンを付加する構成でも良い。
このように設定ダイアログはユーザにとって必要な項目がひとまとめになった画面構成となっており、どのような印刷設定がされているのかを瞬時に確認することができる構成となっている。
図4に示される用紙設定や印刷品位設定に用意されている自動設定モードを選択することで設定の自動化が図られる。その際に、プリンタやプリンタドライバでどのような判断をし、設定がされているのかを確認できる構成になっており、ユーザとのコミュニケーションが図られる。その結果、ユーザの意図を優先しつつも誤った印刷の少ない、好ましい画像形成を行えるプリンティングシステムを実現することができる。
<記録媒体のメモリマップ>
図5は、本実施形態における記録媒体のメモリマップを示す図である。
図5は、本実施形態における記録媒体のメモリマップを示す図である。
本発明は、前述した本実施形態の機能を実現するソフトウェアであるプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、FD(フレキシブルディスク)、ハードディスク、CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-RAMなどの光ディスク、MOなどの光磁気ディスク、磁気テープ、フラッシュメモリなどの不揮発性のメモリカード、ROMなどが該当し、これらを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
更には、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図2のフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになる。それを簡単に説明すると、図5のメモリマップ例に示す各モジュールを記憶媒体に格納することになる。即ち、少なくとも印刷設定モジュール501、用紙種類判別モジュール502、用紙種類登録モジュール503、通信モジュール504及びユーザインタフェースモジュール505の各プログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
以上説明したように、機能を実現する構成がコンピュータによる読み出しが可能なプログラムコードが格納された記憶媒体及びプログラムコード自体であるソフトウェアであっても、ユーザが任意に用紙情報を追加登録できる環境を提供し、特定の用紙を自動的かつ詳細に設定することを可能とするプリンティングシステムを提供できるのも同様である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。本発明の特徴としてプリンティングシステムの構成要素の一つであるデータ処理を説明するのに、実施形態ではPCを想定したが、何もPCに固有の機能を有しているわけではない。即ち、上記実施形態で説明してきたように、データ処理装置側で印刷の自動設定や任意な用紙情報の登録ができる機能を備えていればその種類については問わない。
このように、印刷の設定において煩雑な設定が必要であり、好ましくない印刷が行われている可能性も否定できない。こうした場合にも、なるべくユーザの負荷を減らせるよう印刷対象となる記録媒体の情報を事前に登録し、複雑な印刷設定を自動化することで、大きな効果をあげることができる。
また印刷の品位といったユーザの意思に一任される部分も併せて設定項目に含めてしまうことで、より簡単に画像形成を実現することができるプリンティングシステムを提供することが可能となる。
101 カラープリンタ
102 データ処理装置
103 通信インタフェース
104 メディアセンサ
105 センス情報格納部
106 I/F制御部
107 印刷制御部
108 印刷部
109 I/F制御部
110 プリンタドライバ
111 印刷設定処理部
112 用紙種類判別処理部
113 用紙種類登録処理部
114 参照用テーブル
115 中央制御部
116 印刷設定入力操作部
117 設定情報通知部
102 データ処理装置
103 通信インタフェース
104 メディアセンサ
105 センス情報格納部
106 I/F制御部
107 印刷制御部
108 印刷部
109 I/F制御部
110 プリンタドライバ
111 印刷設定処理部
112 用紙種類判別処理部
113 用紙種類登録処理部
114 参照用テーブル
115 中央制御部
116 印刷設定入力操作部
117 設定情報通知部
Claims (8)
- 印刷データに基づいて記録媒体に印刷を行う印刷装置と通信が可能に接続されたデータ処理装置において、
前記印刷装置側にセットされている前記記録媒体の種類を判別するための判別情報を生成する判別情報生成手段と、
前記判別情報による判別結果に基づいて自動で記録媒体群を設定し、該記録媒体群より対応媒体グループを表示して、その中から選択する印刷設定手段と、
前記印刷設定手段による設定内容を外部に通知する通知手段と、外部より記録媒体に関する情報の入力を可能にする入力手段と、
前記入力手段によって入力された記録媒体に関する情報と前記判別情報生成手段によって生成された判別情報とをリンクして前記印刷設定のための登録を行う登録手段とを備えたことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記入力手段は、前記印刷設定の選択肢は前記記録媒体群の選択肢にない対応媒体の名称及び媒体群の種類を入力可能であることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記判別手段は、前記判別情報を入力とし前記判断結果を出力とする系を構成する参照テーブルを使用して記録媒体群の判別を行うことを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
- 前記判別手段は、前記判別情報を入力とし前記判別結果を出力とする系を数値演算によって実行し、記録媒体群の判別を行うことを特徴とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
- 前記判別手段は、予め登録されている記録媒体の種類よりも、前記登録手段によって新たに登録された記録媒体の種類を優先して判別することを特徴とする請求項1乃至4記載のデータ処理装置。
- 前記登録手段は、登録済みの記録媒体に関する情報を前記判別情報生成手段による情報に基づいて変更する手段を有することを特徴とする請求項1乃至5記載のデータ処理装置。
- 前記登録手段は、前記記録媒体に関する情報とこれに対応した印刷品位に関する情報とを併せて登録する手段を有することを特徴とする請求項1乃至6記載のデータ処理装置。
- 前記登録手段により、登録された記録媒体に関する情報のみを表示するプリンタドライバUIをもつ請求項1乃至6記載のデータ処理装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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