JP2006154365A - 光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】 円筒体や球体の全外周の画像を1つの平面画像として像面に同時に結像させるか、像面に配置された1つの平面画像を円筒体や球体の全周に同時に投影するための解像力の良い光学系。
【解決手段】 物体Sの全外周の画像を像面30に結像させるか像面30に配置された画像を物体Sの全周に投影する光学系であって、中心軸1の周りで回転対称な少なくとも1面の反射面11〜13を含む前群10と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群20と、後群20と同軸に配置された円形の開口21とを備えており、結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、物体Sの外周から前群10に入射した光束は、前群10と後群20を順に経て像面30の中心軸1から外れた位置に結像する光学系。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学系に関し、特に、円筒体、球体等の物体の全外周の画像を1つの平面画像として像面に同時に結像させるか像面に配置された1つの平面画像を物体の全周に同時に投影するための光学系に関するものである。
従来、円筒体等の対象物の全外周の画像を同時に撮影するための光学系として、特許文献1において、対象物を円錐形の内面ミラー内に配置し、平面鏡と組み合わせて撮影するものが知られている。
また、球状物体の外周に回路を焼き付けるために回転楕円ミラーの一方の焦点に球状物体を配置して回転楕円ミラーで反射された集束光で周囲から照明するものが、特許文献2、特許文献3で知られている。
特開2003−195394号公報 特開平11−111609号公報 特開2000−39558号公報
しかし、特許文献1の光学系は、円錐形の中心軸を含む断面内ではミラーは平面であり、結像に寄与していないだけでなく、収差補正を担っていないので、解像力の良い全外周の画像を撮影することはできなかった。また、対象物が平面鏡にかかる部分は、対象物自体が邪魔になり全外周を撮影することはできなかった。
一方、特許文献1、2の光学系は、球状物体の外周を照明するだけであるので、球状物体の全外周の画像を撮影したり、像面に配置された1つの平面画像を球状物体の全周に投影することはできなかった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、円筒体や球体の全外周の画像を1つの平面画像として像面に同時に結像させるか、あるいは、像面に配置された1つの平面画像を円筒体や球体の全周に同時に投影するための解像力の良い光学系を提供することである。
上記目的を達成する本発明の光学系は、物体の全外周の画像を像面に結像させるか像面に配置された画像を物体の全外周に投影する光学系であって、
中心軸の周りで回転対称な少なくとも1面の反射面を含む前群と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群と、前記後群と同軸に配置された円形の開口とを備えており、
結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、前記物体の外周から前記前群に入射した光束は、前記前群と前記後群を順に経て像面の中心軸から外れた位置に結像することを特徴とするものである。
この場合に、前記物体の外周から前記前群に入射する光束は前記前群内で中心軸に対して片側のみに位置する前記反射面を通ることようにすることが望ましい。
また、中心軸を含む断面内で、前記開口の中心を通る各光線は、前記物体の外周から相互に平行で中心軸に直交するように前記前群に入射するようにするか、あるいは、前記物体の外周から中心軸上の特定の1点から出るように前記前群に入射するようにすることが望ましい。
また、中心軸を含む断面内で、前記開口の中心を通る各光線は、前記後群から像面に相互に平行で垂直に入射するようにすることが望ましい。
また、前記は中心軸の周りで回転対称な2面以上の反射面を備えることが望ましい。
また、前記前群は、中心軸の周りで回転対称な透明媒体を有し、前記透明媒体は、少なくとも1面の内面反射面と少なくとも2面の屈折面を持ち、結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、入射面の屈折面を経て透明媒体内に入り、内面反射面で順に反射されて射出面の屈折面を経て透明媒体から外に出て、前記後群を経て像面の中心軸から外れた位置に結像するようにしてもよい。
また、前記前群は、前記物体の外周から入射する中心光束の中心光線の入射角が45°以下の反射面を少なくとも1面有することが望ましい。
また、少なくとも1面の反射面は対称面を持たない任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することが望ましい。
あるいは、少なくとも1面の反射面は奇数次項を含む任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することが望ましい。
以上の本発明によると、円筒体や球体等の物体の全外周の画像を1つの平面画像として像面に同時に結像させるか、あるいは、像面に配置された1つの平面画像を円筒体や球体等の全外周に同時に投影するための解像力の良い光学系を得ることができる。
以下、実施例に基づいて本発明の光学系について説明する。
図1は、後記する実施例1の光学系を中心軸(回転対称軸)に沿ってとった断面図であり、図2はその光学系内の光路を示す平面図である。この図1、図2を用いて本発明の光学系を説明する。以下、本発明の光学系50を像面30への結像系として説明する。
本発明の光学系50は、中心軸1に略同心に配置された円筒状の物体、あるいは、中心軸1上の1点P(図5)に略同心に配置された球状の物体の全外周の画像を像面30に結像させて撮像するためのものであり、この光学系50は、前群10と、その射出側に配置された円形の絞り21を含む後群20とからなり、前群10は、中心軸1の周りで回転対称な面形状をした少なくとも1面の反射面11、12、13を持つものである。また、後群20は、中心軸1の周りで回転対称で正パワーを有するものである。
そして、中心軸1に略同心に配置された物体の外周から前群10に入射した光束2、2’、2”は、前群10を構成する中心軸1の周りで回転対称な形状の反射面11、12、13で順に反射されて(図1の場合は、反射面11〜13が3面であるから3回反射されて)前群10から外に出る。
前群10から射出した光束は、後群20を構成する回転対称光学系、図1の実施例1の場合はレンズ系に入射し、その後群20の入射側、レンズ系中、あるいは射出側に配置された絞り21を介して像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。
そして、本発明の光学系50においては、中心軸1に略同心に配置された物体の外周から入射する光束2、2’、2”は、前群10内で中心軸1に対して片側のみに位置する反射面11〜13を通る。このように構成すると、前群10内を通る有効光束が特に一部の反射面で干渉されてケラレることを容易に避けることができ、中心軸1方向の範囲を広くとることが可能となる。
図1の実施例においては、中心軸1を含む断面内(図1の面内)で、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、物体の外周から相互に平行で中心軸1に直交するように前群10に入射するように構成される。これはこの断面内で物体側にテレセントリックであるという意味であり、したがって、中心軸1に対して物体の表面が中心光線20 、2’0 、2”0 の方向にずれていても、同じ倍率で像面に結像するということであり、中心軸1に略同心に配置された円筒状投影面に投影する投影光学系の場合は、投影面が中心軸1に直交する方向にずれていても、投影面に同じ倍率で投影できることを意味する。このように、物体側にテレセントリックであるため、本発明の光学系は、中心軸1に略同心に配置された円筒状の物体の外周面の寸法等を測定する測定光学系に適したものとなり、また、中心軸1に略同心に配置された円筒状投影面に所定のパターンを投影する投影光学系に適したものとなる。
図5は、後記する実施例3の光学系を中心軸(回転対称軸)に沿ってとった断面図であり、図6はその光学系内の光路を示す平面図である。この実施例においては、中心軸1を含む断面内(図5の面内)で、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、中心軸1上の1点Pに略同心に配置された球状の物体Sの外周から中心軸1上のその特定の点Pから放射状に出るように前群10に入射するように構成される。この構成の本発明の光学系の場合は、点Pに略同心に配置された球状の物体Sの外周面の寸法等を測定する測定光学系に適したものとなり、また、点Pに略同心に配置された球状投影面に所定のパターンを投影する投影光学系に適したものとなる。
さらに、図1、図5の実施例においては、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、後群20から像面30に相互に平行で垂直に入射するに構成される。これは像側にテレセントリックであるという意味であり、像面30が中心軸1の方向にずれても、中心軸1に略同心に配置された円筒状投影面、あるいは、中心軸1上の1点P(図5)に略同心に配置された球状投影面に同じ倍率で投影できることを意味する。あるいは、焦点調節のために像面30を中心軸1の方向に移動させても、このような投影面あるいは像面30に結像される像の倍率は変化しないことになる。
ところで、前群10に含まれる反射面は1面であってもよいが、偏心配置の反射面で発生する偏心収差を良好に補正するためには、中心軸1の周りで回転対称な2面以上の反射面を備えるようにすることが望ましい。
また、前群10の反射面では上記のように偏心収差が発生しやいので、前群10は、物体の外周から入射する中心光束2の中心光線20 の入射角が45°以下の反射面を少なくとも1面有することことにより、偏心収差の発生を少なくすることが可能となる。
また、図5の実施例のように、前群10は、中心軸1の周りで回転対称な形状の透明媒体19を有し、その透明媒体19は、少なくとも1面の内面反射面11、12、13と少なくとも2面の屈折面14、15を持つものとしてもよい。その透明媒体19は中心軸1の周りで回転対称な形状であり、その内面反射面11〜13も屈折面14、15も中心軸1の周りで回転対称な形状をしている。
この場合、中心軸1に略同心に配置された物体の外周からの光束2、2’、2”は、前群10を構成するこの透明媒体19の入射面の屈折面14を経て透明媒体19内に入り、内面反射面11、12、13で順に反射されて(図5の場合は、内面反射面11、12、13が3面であるから3回反射されて)射出面の屈折面15を経て透明媒体19から外に出て、後群20に入射する。
このように、前群10を中心軸1の周りで回転対称な形状の透明媒体19で構成することにより、前群10を小型化し、光学系50全体を小型化することができる。
なお、本発明の光学系50の前群10の役割は、中心軸1から2次元あるいは3次元的に放射状に出てくる映像を円環状の空中像に変換する働きをしている。後群20の役割は、この円環状の空中像を像面30の平面上に投影することである。
また、以下の実施例1〜4では、前群10を構成する反射面、屈折面は、後記する非球面やYトーリック面で構成してあるが、その代わりに、後記するY回転自由曲面等の対称面を持たない任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状の面、あるいは、奇数次項を含む任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状の面で構成してもよい。
以下に、本発明の光学系の実施例1〜4を説明する。これら光学系の構成パラメータは後記する。これら実施例の構成パラメータは、例えば図1に示すように、中心軸1近傍に配置される物体面から前群10と後群20を経て像面30に至る順光線追跡の結果に基づくものである。
座標系は、順光線追跡において、例えば図1に示すように、物体面中心近傍の中心軸1上の点Pを偏心光学系の偏心光学面の原点とし、回転対称軸(中心軸)1の光の像面30方向に沿う方向をZ軸正方向とし、図1の紙面内をY−Z平面とする。そして、図1の紙面内の中心軸1近傍の物体面から光が進む方向をY軸正方向とし、Y軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸をX軸正方向とする。
偏心面については、その面が定義される座標系の上記光学系の原点の中心からの偏心量(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、光学系の原点に定義される座標系のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする各面を定義する座標系の傾き角(それぞれα,β,γ(°))とが与えられている。その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、各面を定義する座標系を光学系の原点に定義される座標系のまずX軸の回りで反時計回りにα回転させ、次に、その回転した新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転させ、次いで、その回転した別の新たな座標系のZ軸の回りで時計回りにγ回転させるものである。
また、各実施例の光学系を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられており、その他、面の曲率半径、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
なお、後記の構成パラメータ中にデータの記載されていない非球面に関する項は0である。屈折率、アッベ数については、d線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。各面の偏心は、上記のように、像面30からの偏心量で表わす。
なお、非球面は、以下の定義式で与えられる回転対称非球面である。
Z=(Y2 /R)/[1+{1−(1+k)Y2 /R2 1 /2
+aY4 +bY6 +cY8 +dY10+・・・
・・・(a)
ただし、Zを光の進行方向を正とした光軸(軸上主光線)とし、Yを光軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは近軸曲率半径、kは円錐定数、a、b、c、d、…はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。
トーリック面にはXトーリック面とYトーリック面があり、それぞれ以下の式により定義する。なお、面形状の原点を通り、光学面に垂直な直線がトーリック面の軸となる。面形状の原点に対してXYZ直交座標系をとると、
Xトーリック面は、
F(X)=Cx・X2 /[1+{1−(1+k)Cx2 ・X2 1/2 ] +aX4 +bX6 +cX8 +dX10・・・
Z=F(X)+(1/2)Cy{Y2 +Z2 −F(X)2 } ・・・(b)
Z軸方向のY軸方向曲率Cyの中心を通ってX軸に平行な軸の周りで曲線F(X)を回転する。その結果、その面はX−Z面内で非球面になり、Y−Z面内で円になる。
Yトーリック面は、
F(Y)=Cy・Y2 /[1+{1−(1+k)Cy2 ・Y2 1/2 ] +aY4 +bY6 +cY8 +dY10・・・
Z=F(Y)+(1/2)Cx{X2 +Z2 −F(Y)2 } ・・・(c)
Z軸方向のX軸方向曲率Cxの中心を通ってY軸に平行な軸の周りで曲線F(Y)を回転する。その結果、その面はY−Z面内で非球面になり、X−Z面内で円になる。
ただし、Zは面形状の原点に対する接平面からのズレ量、CxはX軸方向曲率、CyはY軸方向曲率、kは円錐係数、a、b、c、dは非球面係数である。なお、X軸方向曲率半径Rx、Y軸方向曲率半径Ryと曲率Cx、Cyとの間には、
Rx=1/Cx,Ry=1/Cy
の関係にある。
また、次の定義式(d)でY回転自由曲面が定義される。
R(Y)=C1 +C2 Y+C3 2 +C4 3 +C5 4 +C6 5 +C7 6
+・・・・+C2120+・・・・+Cn+1 n +・・・・
Z=±R(Y)[1−{X/R(Y)}2 1/2 ・・・(d)
このY回転自由曲面は、Y軸の周りで曲線R(Y)を回転してできる回転対称面である。その結果、その面はY−Z面内で自由曲面(自由曲線)になり、X−Z面内で半径|C1 |の円になる。
実施例1の光学系50を中心軸(回転対称軸)に沿ってとった断面図を図1に、この光学系50内の光路を示す平面図を図2に示す。なお、図1のY−Z断面図には物体面中心近傍の中心軸1に対してとる座標系を記入してある。以下、同じ。
この実施例の光学系50は、中心軸1に略同心に配置された円筒状の物体S(中心軸1そのもの)の全外周の画像を像面30に結像させて撮像するためのものであり、正パワーを有する回転対称光学系のレンズ系からなる後群20の入射側に、中心軸1の周りで回転対称な形状の3枚の反射面11、12、13からなる前群10を配置して、中心軸1が垂直方向に向き、像面30が上方に向いている場合、円筒状の物体Sの下端近傍の外周面が画像の中心方向に向き、上端近傍の外周面が画像の外側の円になるような円環状の画像を像面30に結像させるものであり、前群10は、中心軸1の周りで回転対称で、何れも回転対称軸1上に面頂を有する非球面からなる反射面11と、反射面12と、反射面13とからなる。また、後群20は、円形の絞り21と、中心軸1の周りで回転対称で、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2の接合レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3と両凸正レンズL4の接合レンズと、両凸正レンズL5と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6の接合レンズとからなる3群6枚構成の正レンズ系からなる。そして、中心軸1に略同心に配置された円筒状の物体Sの外周から入射する光束2、2’、2”は、前群10を構成する中心軸1の周りで回転対称な形状の反射面11、12、13で順に反射されて前群10から外に出て、絞り21と後群20の回転対称レンズ系を介して像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。
そして、この実施例においては、前群10内で、中心軸1に対して片側のみに位置する反射面11、12、13を通る。そして、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、中心軸1に略同心に配置された円筒状の物体Sの外周から相互に平行で中心軸1に直交するように前群10に入射する。さらに、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、後群20から像面30に相互に平行で垂直に入射する。
この実施例1の仕様は、
物体高 ±4.00mm
入射NA 0.01
絞り径 φ0.40mm
像の大きさ φ1.24〜φ5.86mm
である。
実施例2の光学系50を中心軸(回転対称軸)に沿ってとった断面図を図3に、この光学系50内の光路を示す平面図を図4に示す。
この実施例の光学系50は、中心軸1に略同心に配置された円筒状の物体Sの全外周の画像を像面30に結像させて撮像するためのものであり、正パワーを有する回転対称光学系のレンズ系からなる後群20の入射側に、中心軸1の周りで回転対称な形状の透明媒体19からなり、3つの内面反射面11、12、13と2面の屈折面14、15を持つ反射屈折光学系の前群10を配置して、中心軸1が垂直方向に向き、像面30が上方に向いている場合、円筒状の物体Sの上端近傍の外周面が画像の中心方向に向き、下端近傍の外周面が画像の外側の円になるような円環状の画像を像面30に結像させるものであり、前群10は、中心軸1の周りで回転対称で、Yトーリック面(中心軸1の周りで回転対称な円筒面)からなる入射面(屈折面)14と、何れも回転対称軸1上に面頂を有する非球面からなる内面反射面11〜13と、回転対称軸1上に面頂を有する非球面からなる射出面(屈折面)15とからなる透明媒体19からなる。また、後群20は、円形の絞り21と、中心軸1の周りで回転対称で、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と両凸正レンズL3の接合レンズと、両凸正レンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6の接合レンズとからなる4群6枚構成の正レンズ系からなる。そして、中心軸1に略同心に配置された円筒状の物体Sの外周から入射する光束2、2’、2”は、前群10を構成する透明媒体19の入射面の屈折面14を経て透明媒体19内に入り、内面反射面11と、内面反射面12と、内面反射面13とで順に3回反射されて、射出面の屈折面15を経て透明媒体19から外に出て、絞り21と後群20の回転対称レンズ系を介して像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。
そして、この実施例においては、前群10の透明媒体19内で、中心軸1に対して片側のみに位置する反射面11、12、13と屈折面14、15を通る。そして、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、中心軸1に略同心に配置された円筒状の物体Sの外周から相互に平行で中心軸1に直交するように前群10の透明媒体19に入射する。さらに、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、後群20から像面30に相互に平行で垂直に入射する。
この実施例2の仕様は、
物体高 ±4.00mm
入射NA 0.02
絞り径 φ0.45mm
像の大きさ φ1.38〜φ6.13mm
である。
実施例3の光学系50を中心軸(回転対称軸)に沿ってとった断面図を図5に、この光学系50内の光路を示す平面図を図6に示す。
この実施例の光学系50は、中心軸1上の1点Pに略同心に配置された球状の物体Sの中心軸1に略直交する方向の全外周の画像を像面30に結像させて撮像するためのものであり、正パワーを有する回転対称光学系のレンズ系からなる後群20の入射側に、中心軸1の周りで回転対称な形状の透明媒体19からなり、3つの内面反射面11、12、13と2面の屈折面14、15を持つ反射屈折光学系の前群10を配置して、中心軸1が垂直方向に向き、像面30が上方に向いている場合、球状の物体Sの上半球の外周面が画像の中心方向に向き、下半球の外周面が画像の外側の円になるような円環状の画像を像面30に結像させるものであり、前群10は、中心軸1の周りで回転対称で、Yトーリック面(中心軸1の周りで回転対称な円筒面)からなる入射面(屈折面)14と、何れも回転対称軸1上に面頂を有する非球面からなる内面反射面12〜13と、回転対称軸1上に面頂を有する非球面からなる射出面(屈折面)15とからなる透明媒体19からなる。また、後群20は、円形の絞り21と、中心軸1の周りで回転対称で、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と両凸正レンズL3の接合レンズと、両凸正レンズL4と、両凸正レンズL5と凹平負レンズL6の接合レンズとからなる4群6枚構成の正レンズ系からなる。そして、中心軸1上の1点Pに略同心に配置された球状の物体Sの外周から入射する光束2、2’、2”は、前群10を構成する透明媒体19の入射面の屈折面14を経て透明媒体19内に入り、内面反射面11と、内面反射面12と、内面反射面13とで順に3回反射されて、射出面の屈折面15を経て透明媒体19から外に出て、絞り21と後群20の回転対称レンズ系を介して像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。
そして、この実施例においては、前群10の透明媒体19内で、中心軸1に対して片側のみに位置する反射面11、12、13と屈折面14、15を通る。そして、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、中心軸1上の点Pに略同心に配置された球状の物体Sの外周から中心軸1上のその点Pから放射状に出るように前群10の透明媒体19に入射する。さらに、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、後群20から像面30に相互に平行で垂直に入射する。
この実施例3の仕様は、
物体高 ±4.00mm
入射NA 0.05
絞り径 φ0.36mm
像の大きさ φ2.84〜φ6.14mm
である。
実施例4の光学系50を中心軸(回転対称軸)に沿ってとった断面図を図7に、この光学系50内の光路を示す平面図を図8に示す。
この実施例の光学系50は、中心軸1上の1点Pに略同心に配置された球状の物体Sの中心軸1直交する方向の全外周の画像を像面30に結像させて撮像するためのものであり、正パワーを有する回転対称光学系のレンズ系からなる後群20の入射側に、中心軸1の周りで回転対称な形状の透明媒体19からなり、2つの内面反射面11、12と2面の屈折面14、15を持つ反射屈折光学系の前群10を配置して、中心軸1が垂直方向に向き、像面30が上方に向いている場合、球状の物体Sの下半球の外周面が画像の中心方向に向き、上半球の外周面が画像の外側の円になるような円環状の画像を像面30に結像させるものであり、前群10は、中心軸1の周りで回転対称で、Yトーリック面(中心軸1の周りで回転対称な円筒面)からなる入射面(屈折面)14と、何れも回転対称軸1上に面頂を有する非球面からなる内面反射面12、12と、回転対称軸1上に面頂を有する非球面からなる射出面(屈折面)15とからなる透明媒体19からなる。また、後群20は、中心軸1の周りで回転対称で、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、円形の絞り21と、両凹負レンズL2と両凸正レンズL3の接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凸正レンズL5と、両凸正レンズL6と像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7の接合レンズとからなる5群7枚構成の正レンズ系からなる。そして、中心軸1上の1点Pに略同心に配置された球状の物体Sの外周から入射する光束2、2’、2”は、前群10を構成する透明媒体19の入射面の屈折面14を経て透明媒体19内に入り、内面反射面11と、内面反射面12とで順に2回反射されて、射出面の屈折面15を経て透明媒体19から外に出て、後群20の回転対称レンズ系を介して像面30の中心軸1から外れた半径方向の所定位置に結像する。
そして、この実施例においては、前群10の透明媒体19内で、中心軸1に対して片側のみに位置する反射面11、12と屈折面14、15を通る。そして、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、中心軸1上の点Pに略同心に配置された球状の物体Sの外周から中心軸1上のその点Pから放射状に出るように前群10の透明媒体19に入射する。さらに、円形の絞り21の中心を通る各光線20 、2’0 、2”0 は、後群20から像面30に相互に平行で垂直に入射する。
この実施例4の仕様は、
物体高 ±0.60mm
入射NA 0.05
絞り径 φ0.24mm
像の大きさ φ2.49〜φ5.96mm
である。
以下に、上記実施例1〜4の構成パラメータを示す。なお、以下の表中の“YTR”はYトーリック面、“ASS”は非球面、“RE”は反射面をそれぞれ示す。

実施例1
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ 偏心(1)
1 ASS[1] (RE) 偏心(2)
2 ASS[2] (RE) 偏心(3)
3 ASS[3] (RE) 偏心(4)
4 ∞(絞り) 偏心(5)
5 2.71 偏心(6) 1.6772 31.6
6 1.79 偏心(7) 1.5691 44.9
8 2.63 偏心(8)
9 5.47 偏心(9) 1.7538 29.0
10 2.47 偏心(10) 1.4897 70.1
11 -4.81 偏心(11)
12 5.29 偏心(12) 1.5023 62.3
13 -3.35 偏心(13) 1.6501 54.9
14 -7.74 偏心(14)
像 面 ∞ 偏心(15)
ASS[1]
R 0.10
k -3.4000
a 1.1141 ×10-5
b 1.9961 ×10-8
ASS[2]
R -0.4174 ×10-8
k -2.6931 ×1025
a -4.0808 ×10-5
b 2.0827 ×10-8
ASS[3]
R -0.10
k -6.4705
a 5.6316 ×10-4
b -8.7338 ×10-7
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 0.00 Z -12.49
偏心(3)
X 0.00 Y 0.00 Z 25.09
偏心(4)
X 0.00 Y 0.00 Z 15.09
偏心(5)
X 0.00 Y 0.00 Z 20.94
偏心(6)
X 0.00 Y 0.00 Z 22.28
偏心(7)
X 0.00 Y 0.00 Z 22.78
偏心(8)
X 0.00 Y 0.00 Z 25.78
偏心(9)
X 0.00 Y 0.00 Z 25.88
偏心(10)
X 0.00 Y 0.00 Z 26.38
偏心(11)
X 0.00 Y 0.00 Z 28.88
偏心(12)
X 0.00 Y 0.00 Z 28.98
偏心(13)
X 0.00 Y 0.00 Z 31.98
偏心(14)
X 0.00 Y 0.00 Z 32.48
偏心(15)
X 0.00 Y 0.00 Z 34.48 。

実施例2
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 YTR[1] 偏心(1)
1 YTR[2] 偏心(2) 1.5163 64.1
2 ASS[1] (RE) 偏心(3) 1.5163 64.1
3 ASS[2] (RE) 偏心(4) 1.5163 64.1
4 ASS[3] (RE) 偏心(5) 1.5163 64.1
5 ASS[4] 偏心(6)
6 ∞(絞り) 偏心(7)
7 2.72 偏心(8) 1.7544 28.3
8 3.48 偏心(9)
9 -6.28 偏心(10) 1.7518 31.2
10 2.59 偏心(11) 1.4875 70.4
11 -4.31 偏心(12)
12 45.39 偏心(13) 1.6209 60.2
13 -11.05 偏心(14)
14 6.16 偏心(15) 1.7296 46.0
15 86.30 偏心(16) 1.6980 30.5
16 6.96 偏心(17)
像 面 ∞ 偏心(18)
YTR[1]
Ry ∞
Rx -1.00
YTR[2]
Ry ∞
Rx -2.00
ASS[1]
R 0.10
k -2.3000
a 2.1953 ×10-5
b 4.9524 ×10-8
ASS[2]
R -0.10
k -2.0000
a -1.3358 ×10-5
b 1.8691 ×10-7
ASS[3]
R -0.10
k -2.7093
a 1.8138 ×10-4
b -7.5338 ×10-7
ASS[4]
R 0.10
k -1.5001 ×101
偏心(1)
X 0.00 Y 1.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 2.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y 0.00 Z -10.44
偏心(4)
X 0.00 Y 0.00 Z 17.72
偏心(5)
X 0.00 Y 0.00 Z 9.44
偏心(6)
X 0.00 Y 0.00 Z 11.50
偏心(7)
X 0.00 Y 0.00 Z 21.03
偏心(8)
X 0.00 Y 0.00 Z 23.84
偏心(9)
X 0.00 Y 0.00 Z 24.84
偏心(10)
X 0.00 Y 0.00 Z 25.84
偏心(11)
X 0.00 Y 0.00 Z 26.34
偏心(12)
X 0.00 Y 0.00 Z 29.34
偏心(13)
X 0.00 Y 0.00 Z 29.44
偏心(14)
X 0.00 Y 0.00 Z 30.94
偏心(15)
X 0.00 Y 0.00 Z 31.04
偏心(16)
X 0.00 Y 0.00 Z 34.04
偏心(17)
X 0.00 Y 0.00 Z 35.04
偏心(18)
X 0.00 Y 0.00 Z 39.38 。

実施例3
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 -1.00 偏心(1)
1 YTR[1] 偏心(2) 1.5163 64.1
2 ASS[1] (RE) 偏心(3) 1.5163 64.1
3 ASS[2] (RE) 偏心(4) 1.5163 64.1
4 ASS[3] (RE) 偏心(5) 1.5163 64.1
5 ASS[4] 偏心(6)
6 ∞(絞り) 偏心(7)
7 1.44 偏心(8) 1.7552 27.6
8 1.52 偏心(9)
9 -2.60 偏心(10) 1.7552 27.6
10 2.34 偏心(11) 1.4875 70.4
11 -2.59 偏心(12)
12 7.10 偏心(13) 1.7440 44.8
13 -17.16 偏心(14)
14 8.06 偏心(15) 1.5334 51.1
15 -4.25 偏心(16) 1.7440 44.8
16 ∞ 偏心(17)
像 面 ∞ 偏心(18)
YTR[1]
Ry ∞
Rx -2.00
ASS[1]
R 0.10
k -2.9475
a 1.2521 ×10-4
b 1.1501 ×10-6
ASS[2]
R -0.10
k -3.2500 ×101
a 9.4011 ×10-6
b -5.1597 ×10-8
ASS[3]
R -0.10
k -5.5122 ×101
a -9.0679 ×10-5
b 9.6550 ×10-7
ASS[4]
R 0.10
k -3.9095
偏心(1)
X 0.00 Y 1.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 2.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y 0.00 Z -7.52
偏心(4)
X 0.00 Y 0.00 Z 4.24
偏心(5)
X 0.00 Y 0.00 Z -0.63
偏心(6)
X 0.00 Y 0.00 Z 2.41
偏心(7)
X 0.00 Y 0.00 Z 12.41
偏心(8)
X 0.00 Y 0.00 Z 13.43
偏心(9)
X 0.00 Y 0.00 Z 13.93
偏心(10)
X 0.00 Y 0.00 Z 15.45
偏心(11)
X 0.00 Y 0.00 Z 15.95
偏心(12)
X 0.00 Y 0.00 Z 17.95
偏心(13)
X 0.00 Y 0.00 Z 18.05
偏心(14)
X 0.00 Y 0.00 Z 20.55
偏心(15)
X 0.00 Y 0.00 Z 20.65
偏心(16)
X 0.00 Y 0.00 Z 23.65
偏心(17)
X 0.00 Y 0.00 Z 24.65
偏心(18)
X 0.00 Y 0.00 Z 28.52 。

実施例4
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 -1.00 偏心(1)
1 YTR[1] 偏心(2) 1.5163 64.1
2 ASS[1] (RE) 偏心(3) 1.5163 64.1
3 ASS[2] (RE) 偏心(4) 1.5163 64.1
4 ASS[3] 偏心(5)
5 2.59 偏心(6) 1.6204 60.3
6 9.55 偏心(7)
7 ∞(絞り) 偏心(8)
8 -1.09 偏心(9) 1.7493 34.5
9 1.49 偏心(10) 1.5571 64.1
10 -0.85 偏心(11)
11 -0.84 偏心(12) 1.7552 27.6
12 -2.02 偏心(13)
13 14.47 偏心(14) 1.7300 46.0
14 -5.84 偏心(15)
15 10.86 偏心(16) 1.4875 70.4
16 -4.31 偏心(17) 1.6356 44.2
17 -26.22 偏心(18)
像 面 ∞ 偏心(19)
YTR[1]
Ry ∞
Rx -2.00
ASS[1]
R -0.10
k -2.0768
a -4.0626 ×10-5
b -4.4169 ×10-6
ASS[2]
R -0.10
k -1.7833 ×101
a 4.3739 ×10-5
b -1.0924 ×10-7
ASS[3]
R 0.10
k -6.3057
a -1.0000 ×10-4
偏心(1)
X 0.00 Y 1.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(2)
X 0.00 Y 2.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(3)
X 0.00 Y 0.00 Z 10.17
偏心(4)
X 0.00 Y 0.00 Z -1.50
偏心(5)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.17
偏心(6)
X 0.00 Y 0.00 Z 13.36
偏心(7)
X 0.00 Y 0.00 Z 13.86
偏心(8)
X 0.00 Y 0.00 Z 14.86
偏心(9)
X 0.00 Y 0.00 Z 15.36
偏心(10)
X 0.00 Y 0.00 Z 15.86
偏心(11)
X 0.00 Y 0.00 Z 16.86
偏心(12)
X 0.00 Y 0.00 Z 16.96
偏心(13)
X 0.00 Y 0.00 Z 17.96
偏心(14)
X 0.00 Y 0.00 Z 18.06
偏心(15)
X 0.00 Y 0.00 Z 20.56
偏心(16)
X 0.00 Y 0.00 Z 20.66
偏心(17)
X 0.00 Y 0.00 Z 23.66
偏心(18)
X 0.00 Y 0.00 Z 24.66
偏心(19)
X 0.00 Y 0.00 Z 30.57 。
以上、本発明の光学系を中心軸(回転対称軸)に略同心に配置された円筒状の物体、あるいは、中心軸上の1点に略同心に配置された球状の物体の全外周の画像を同時に得る撮像あるいは観察光学系として説明してきたが、本発明は撮影光学系、観察光学系に限定されず、光路を逆にとって、像面に配置された1つの平面画像をそのような物体の全周に同時に投影する投影光学系として用いることもできる。また、本発明の光学系は、物体側にテレセントリックな光学系であるので、特に測定・検査光学系、投影焼付光学系として適したものである。
本発明の実施例1の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例1の光学系内の光路を示す平面図である。 本発明の実施例2の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例2の光学系内の光路を示す平面図である。 本発明の実施例3の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例3の光学系内の光路を示す平面図である。 本発明の実施例4の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例4の光学系内の光路を示す平面図である。
符号の説明
1…中心軸(回転対称軸)
2、2’、2”…物体からの光束
0 、2’0 、2”0 …絞りの中心を通る光線
10…前群
11、12、13…反射面(内面反射面)
14…屈折面(入射面)
15…屈折面(射出面)
19…透明媒体
20…後群
21…円形の絞り
30…像面
50…光学系(本発明)
P…中心軸上の点
S…物体
L1〜L7…レンズ

Claims (10)

  1. 物体の全外周の画像を像面に結像させるか像面に配置された画像を物体の全外周に投影する光学系であって、
    中心軸の周りで回転対称な少なくとも1面の反射面を含む前群と、中心軸の周りで回転対称で正パワーを有する後群と、前記後群と同軸に配置された円形の開口とを備えており、
    結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、前記物体の外周から前記前群に入射した光束は、前記前群と前記後群を順に経て像面の中心軸から外れた位置に結像することを特徴とする光学系。
  2. 前記物体の外周から前記前群に入射する光束は前記前群内で中心軸に対して片側のみに位置する前記反射面を通ることを特徴とする請求項1記載の光学系。
  3. 中心軸を含む断面内で、前記開口の中心を通る各光線は、前記物体の外周から相互に平行で中心軸に直交するように前記前群に入射することを特徴とする請求項1又は2記載の光学系。
  4. 中心軸を含む断面内で、前記開口の中心を通る各光線は、前記物体の外周から中心軸上の特定の1点から出るように前記前群に入射することを特徴とする請求項1又は2記載の光学系。
  5. 中心軸を含む断面内で、前記開口の中心を通る各光線は、前記後群から像面に相互に平行で垂直に入射することを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の光学系。
  6. 前記は中心軸の周りで回転対称な2面以上の反射面を備えることを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載の光学系。
  7. 前記前群は、中心軸の周りで回転対称な透明媒体を有し、前記透明媒体は、少なくとも1面の内面反射面と少なくとも2面の屈折面を持ち、結像系の場合は光線の進む順に、投影系の場合は光線の進む順とは反対に、入射面の屈折面を経て透明媒体内に入り、内面反射面で順に反射されて射出面の屈折面を経て透明媒体から外に出て、前記後群を経て像面の中心軸から外れた位置に結像することを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の光学系。
  8. 前記前群は、前記物体の外周から入射する中心光束の中心光線の入射角が45°以下の反射面を少なくとも1面有することを特徴とする請求項1から7の何れか1項記載の光学系。
  9. 少なくとも1面の反射面は対称面を持たない任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とする請求項1から8の何れか1項記載の光学系。
  10. 少なくとも1面の反射面は奇数次項を含む任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される回転対称な形状を有することを特徴とする請求項1から8の何れか1項記載の光学系。
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