JP2006154057A - プロセスカートリッジ - Google Patents

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泰臣 麻生
Yasuyuki Ishii
保之 石井
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Abstract

【課題】開封済の場合はシール部材の開封動作を禁止し、カートリッジ挿入後のファーストプリントタイムが著しく長くなることを軽減すること。
【解決手段】画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、像担持体に形成された静電潜像を現像する現像手段と、該現像手段に供給する現像剤を収納する現像剤容器と、該現像剤容器の現像剤を現像手段へ送り出す開口部を開封可能に封止したシール部材と、該シール部材の一端が固定された巻取り軸と、該巻取り軸を回転駆動するための駆動源と、駆動源が駆動した時間情報を記憶する不揮発性記憶手段とを有し、時間情報は、駆動源が所定時間駆動する度に所定値に近づくように更新され、画像形成装置本体が不揮発性記憶手段の情報の読み出し/書き込み手段と、時間情報が前記所定値であるか判断する判断手段と、前記時間情報が所定値になった場合駆動源を停止する。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子写真画像形成装置に着脱可能に装填プロセスカートリッジに関する。
ここで、電子写真画像形成装置は、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するもので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置等である。
又、プロセスカートリッジとは、帯電手段又はクリーニング手段と現像手段及び電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電手段、クリーニング手段の少なくとも1つと現像手段及び電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものを言う。
又、本発明では感光体ドラムを含むプロセスカートリッジに限定せず、感光体ドラムを有せず、トナーをホッパーに蓄積しそのホッパーと一体である現像器を持つ電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像カートリッジ及び現像カートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置も発明の対象である。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」と言う)においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
このようなプロセスカートリッジでは、感光体ドラムを備え、この感光体ドラムに形成した潜像に現像剤(トナー)を付与するために現像手段が用いられる。この現像手段は、感光体ドラムにトナーを送り出す現像ローラ等を保持する現像枠体と、トナーを収容したトナー枠体を結合してある。そして、使用前はトナー枠体の現像枠体との結合部に設けた開口部はシール部材で密封されている。
従来の画像形成装置では初めての使用に際し、画像形成装置本体へプロセスカートリッジを装着するとトナー枠体の開口部を密封してあるシール部材が自動的に開封されるシール自動開封装置を備えたプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジのシール自動開封装置を駆動可能とした画像形成装置が知られている(特許文献1〜3)。
特開平01−193872号公報 実開昭62−110954号公報 特開昭62−127876号公報
シール自動開封装置に関しては次のような問題がある。
即ち、シール部材の巻取り作業には、大きな力を必要とし、短時間で巻取り作業を行おうとするとシール部材が切れてしまい自動開封を行えないばかりか、トナー枠体から現像枠体にトナーを供給することができなくなり、画像形成が行えなくなってしまう。そのため、徐々に巻取り作業を行わなければならず、巻取り作業に長時間を要する。
画像形成装置本体としては、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に脱着される毎に新品のプロセスカートリッジが挿入された可能性があるとしてモータを毎回回転させシール巻取り動作を行ってしまう。従って、既にシールも巻取り作業が済んだプロセスカートリッジにこの動作を行うことはカートリッジ挿入後のファーストプリントタイムを著しく低下させてしまうものである。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、開封済の場合はシール部材の開封動作を禁止し、カートリッジ挿入後のファーストプリントタイムが著しく長くなることを軽減することができるプロセスカートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、像担持体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像手段と、前記現像手段に供給する現像剤を収納する現像剤容器と、前記現像剤容器の現像剤を現像手段へ送り出す開口部を開封可能に封止したシール部材と、前記シール部材の一端が固定された巻取り軸と、前記巻取り軸を回転駆動するための駆動源と、駆動源が駆動した時間情報を記憶する不揮発性記憶手段とを有し、前記時間情報は、駆動源が所定時間駆動する度に所定値に近づくように更新され、前記画像形成装置本体が前記不揮発性記憶手段の情報の読み出し/書き込み手段と、前記時間情報が前記所定値であるか判断する判断手段と、前記時間情報が所定値になった場合駆動源を停止することを特徴とする。
本発明によれば、記憶手段を搭載し現像剤容器の現像手段へ現像剤を送り出す開口部を開封可能に封止したシール部材を自動開封するようにしたプロセスカートリッジにおいて、記憶手段を用いてシール部材の開封状態を判断して、開封済の場合はシール部材の開封動作を禁止し、カートリッジ挿入後のファーストプリントタイムが著しく長くなることを軽減することができる。
本発明に係るプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジを用いる画像形成装置の実施の形態について図を用いて説明する。
先ず、画像形成装置の全体構成について、図1に基づいて説明する。図1は画像形成装置 の一態様であるプロセスカートリッジBを画像形成装置本体A内に装填したレーザープリンタの構成図、図2はプロセスカートリッジBの構成図である。
画像形成装置Aは、図1に示すように、光学系1から画像情報に基づいた光像を照射して電子写真感光体である感光体ドラム7に現像剤像(以下、「トナー像」と称す)を形成する。そして、トナー像の形成と同期して記録媒体である被記録材2を搬送手段3によって搬送し、且つ、プロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された画像形成部において、感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段4によって被記録材2に転写し、その被記録材2を加圧ローラ5aと加熱ローラ5bを有する定着手段5に搬送し、転写トナー像を定着して排出部6へ排出する。
{画像形成装置}
次に、画像形成装置Aの各部の構成について図1により説明する。
(光学系)
光学系1は、外部装置等から読み込んだ画像情報に基づいて感光ドラム7ヘ光像を照射するものであり、装置本体15の光学ユニット1aには、図示しないレーザーダイオード及びポリゴンミラー1b、スキャナーモータ1c、結像レンズ1d、反射ミラー1eが収納されている。
そして、外部機器等から画像信号が与えられると、レーザーダイオードが画像信号に応じて発光し、ポリゴンミラー1bに画像光として照射する。このポリゴンミラー1bは、スキャナーモータ1cによって高速回転し、ポリゴンミラー1bで反射した画像光が結像レンズ1d及び反射ミラー1eを介して感光体ドラム7へ照射し、感光体ドラム7の表面を選択的に露光する。
(被記録材搬送手段)
次に、被記録材2を搬送するための搬送手段3の構成についで説明する。
本実施の形態に係る被記録材2は、手差し給紙と、カセット給紙の2種類の給紙が可能になっている。手差し給紙するための構成は、図1に示すように、給紙トレイ3aに被記録材2をセットして画像形成を開始すると、ピックアップローラ3bによって給紙トレイ3a上の被記録材2を装置内へ送り込むと共に、分離ローラ対3c1,3c2によって1枚ずつ分離給送し、被記録材2の先端がレジストローラ対3d1,3d2に突き当たるように搬送する。
そして、レジストローラ対3d1,3d2が画像形成動作に応じて駆動回転して被記録材2を画像形成部へと搬送する。更に、画像形成後の被記録材2を定着手段5へと搬送し、次いで中間排出ローラ3e及び排出ローラ対3f1,3f2によって反転搬送路を経由して排出部6へ排出するように構成している。尚、前記各ローラ間には被記録材2を搬送ガイドするためのガイド部材3gが設けてある。又、給紙トレイ3aは、内部材3a1と外部材3a2とから成り、非使用時には内部材3a1は、外部材3a2内に収納され、外部材3a1が装置本体15の外装を形成するように構成されている。
一方、カセット給紙するための構成は、装置本体Aの内底部にカセット3hの装填部を有し、被記録材2が手差し給紙されないときは前記装填部に装填した給紙カセット3h内の被記録材2をピックアップローラ3i及び給送ローラ3jによって上部から1枚ずつレジストローラ対3d1,3d2へ給送するように構成している。そして、レジストローラ対3d1,3d2以降は前記手差しの場合と同様の部材によって搬送するように構成している。
(転写手段)
転写手段4は、画像形成部で感光体ドラム7に形成されたトナー像を被記録材2に転写するものであり、本実施の形態の転写手段4は、転写ローラ4によって構成している。即ち、装着したプロセスカートリッジBの感光体ドラム7に転写ローラ4によって被記録材2を押圧し、転写ローラ4に感光体ドラム7に形成されたトナー像と逆極性の電圧を印加することにより、感光体ドラム7上のトナーを被記録材2に転写する。
(定着手段)
定着手段5は、転写ローラ4の電圧印加によって被記録材2に転写したトナー像を定着させるものであり、図1に示すように、駆動回転する駆動ローラ5aと、内部に発熱部材を有し、前記駆動ローラ5aと圧接して従動回転する定着ローラ5bとから成る。即ち、画像形成部でトナー像を転写された被記録材2を駆動ローラ5aと定着ローラ5b間を通過させる際に、両ローラ5a,5bの押圧によって圧力を印加し、且つ、定着ローラ5bの発熱によって熱を印加するように構成し、これによって被記録材2に転写したトナーを定着させるものである。
(プロセスカートリッジ)
プロセスカートリッジBは、電子写真感光体と少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであり、プロセス手段としては、例えば電子写真感光体の表面を帯電させる帯電手段、電子写真感光体にトナー像を形成する現像手段、電子写真感光体の表面に残留したトナーをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。本発明においては、上述のように現像カートリッジもこのプロセスカートリッジから感光体ドラム7を除き現像手段を有するものとして考える。
本実施の形態のプロセスカートリッジBは、図2に示すように、電子写真感光体である感光体ドラム7の周囲に、帯電手段としての帯電ローラ8、露光部9、現像手段である現像ローラ10、クリーニング手段11を配置し、これらを現像枠体13及びクリーニング枠体20から成るハウジングで覆ってトナー容器12と一体化し、装置本体15に着脱可能に構成している。又、トナー容器12のトナー収納部12bに収納されたトナーを撹拌して現像ローラ10へ送り出す撹拌部材10aが設けてある。
図1において、開閉部14をヒンジ14aを中心にして上方へ回動して開くと、装置本体15の左右の内壁には装着方向に従って前下がりのガイドレール(不図示)が設けてある。前記ガイドレールにプロセスカートリッジBの左右に設けた不図示のガイド部を係合して装入する。ガイド部は、感光体ドラム7と同軸上に設けられ、ガイドレールの末端にガイド部が嵌合してプロセスカートリッジBの位置が定まる。
(シール部材自動開封装置)
次に、プロセスカートリッジBのシール部材開封機構を図に基づいて説明する。
プロセスカートリッジBには、図3に示すように、トナーが収容されたトナー容器12と現像室21(図2参照)との間に設けられた仕切り壁12aにトナー供給用の開口部22が形成されていて、この開口部22がホットメルト等により熱溶着されたシール部材23によって封止され、トナーをトナー容器12内に密封している。
シール部材23は、図3中、開口部22の右側から左側に延びる封止部23cを開口部22の周縁に貼り付けて開口部22を封止し、更に左側の折り返し部23dで折り返されて右側に向けて延び、この折り返し部23dより後の先端部23eが巻取り軸24に固定されている。図4に示すように、シール部材23の後端部(右端部)23fには粘着剤23aが塗布してあり、その上面には剥離紙23bが重ねられていて、シール部材23同士が付着することを防止している。又、シール部材23の後端部(右端部)23fより突出した剥離紙23bの端部は、トナー容器12にファスナー36等により固着されている。
一方、シール部材23は、図5に示すように、その後端部23f(巻取り軸24に対して巻き取られた最後の部分)に塗布された粘着剤23aにより巻取り軸24に巻き取られた状態を維持することができる。
巻取り軸24は、図3に示すように、トナー容器12の枠体と一体に形成された巻取り軸収納部50内に配置され、その軸方向は開口部22の短辺側に沿った方向とされている。巻取り軸収納部50は、トナー容器12の長手方向でトナー収納部12bと壁を隔てて隣接している。
次に、巻取り軸部の機構について説明する。
図6は巻取り軸部のギアの配置を示している。巻取り軸24はトナー容器12に回転自在に支持されている。巻取り軸24にはシール部材23が溶着されており、巻取り軸24の上方には巻取りギア25が配置固定されている。このギア25は、ウォーム26に噛み合いウォーム26を固定した回転軸26aが巻取り軸24の縦から横に軸方向を変換される。回転軸26aは、トナー容器12に不図示の軸受を介して支持されている。このウォーム26の軸26aには平歯車27が固定されている。
平歯車27は、段ギア31を介してモータ30の出力軸28のギア29に噛み合っていく。段ギア31はトナー容器12に固定した固定軸31aに回転自在に嵌合している。モータ30は、プロセスカートリッジB内に不図示の手段にて固定させており、このモータ30には不図示のハーネスがあり、装置本体Aの電源からモータ30への給電が行われる。又は、モータ30及びモータ軸28に固定したギア29を装置本体Aに備えている。後者の場合、プロセスカートリッジBを装置本体Aに装着するとプロセスカートリッジBのギア31が装置本体15のギア29と噛み合う。即ち、ギア29は装置本体Aの連結部であり、ギア31はプロセスカートリッジBの連結部であって、プロセスカートリッジBを装置本体Aへ装着すると両連結部は結合される。又、本実施の形態では、シール部材自動開封装置の駆動源であるモータをシール部材自動開封装置専用のモータを使用したが、プロセスカートリッジ及び装置本体の駆動源から駆動をさせても良い。
(記憶手段)
又、プロセスカートリッジBには図2に示すような不揮発性の記憶手段60が設けられ、図3に示すようなトナー供給用の開口部22をホットメルト等により熱溶着され封止したシール部材23を巻き取ったカウント(時間)情報が記憶される。
本実施の形態に使用される不揮発性記憶手段としては、信号情報を書き換え可能に記憶、保持するものならば特に制限は受けないが、例えばRAMや書き換え可能なROM等の電気的な記憶手段、磁気記憶媒体や磁気バブルメモリ、光磁気メモリ等の磁気的記憶手段等が使用される。本実施の形態においては、取り扱い易さやコストの点から接触型であるNV(Non Volatile)RAMを使用したが、非接触型の不揮発性記憶手段としても良い。
本実施の形態においては、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に正しく装着されたときにのみ、
初めて記憶手段60の全ての接続端子が本体接点に接続される構成となっており、カートリッジの正しい装着状況の判断をこの記憶手段60の書き込み/読み出しを通じて行うこともできる。
(表示手段)
記憶手段60に巻取りカウントを更新する度に装置本体に搭載されている表示手段69に巻き取られている様子が分かるように表示を行う。例えば、液晶パネル等の表示手段に巻取りが完了した割合や巻取り完了までの時間等を表示する(図7)。
図8によって、本実施の形態におけるシール部材自動開封システムの詳細について説明する。
図8には本実施の形態の自動開封システムのブロック図が示される。図2においてプロセスカートリッジBには、不揮発性記憶手段60である記憶手段60が設けられ、
その不揮発性記憶手段60に巻取りカウントXが記憶されている。
巻取りカウントXは、シール部材23を巻き取ったカウント(時間)を意味する。これは、シール部材自動開封装置が動作すると装置本体A内に設けられた時計61を用い時間計測手段で動作時間を計測し、所定時間経過する度にX−1に更新される。そして、巻取りカウントXが0(所定値)になったときシール部材自動開封装置の動作を停止させる。
但し、本発明においては、巻取りカウントが0(所定値)になったときにシール部材起動開封装置制御手段の動作を停止させるとしたが、この閾値はどんな値を用いても良く、又、所定時間シール部材自動開封装置が動作する度に巻取りカウントがX−1に更新されるとしたが、所定時間シール部材自動開封装置が動作する度に巻取りカウントが閾値に近づくように更新されるというシステムであれば良いことは言うまでもない。
又、記憶手段60は、装置本体15と複数の電気接点(不図示)を持ち、電気信号としての情報をやり取りするため、装置本体15には記憶手段60上の情報、即ち巻取りカウントXを読み出しする読み出し手段62と書き込みをする書き込み手段63が設けられている。
又、装置本体に正確な読み取りをしているかを判断する判断手段を設けることによりプロセスカートリッジが装置本体内に正確に搭載されているかどうかのプロセスカートリッジ有無検知を行うこともできる。
又、不揮発性記憶手段に記憶されている巻取りカウントXが所定値になっているかどうかで、プロセスカートリッジの新品検知を兼ねることもできる。
次に、本発明のシステムを用いた実際の動作シーケンスについて図8のブロック図と図9のフローチャートを用いて説明する。
先ず、ユーザがプロセスカートリッジを挿入するため、 図1に記載の装置本体15の開閉部14を開くと、開閉スイッチ(不図示)がオフになり、ユーザを感電等からの事故から守るための動力装置の通電が遮断される。ユーザが、装置本体15にプロセスカートリッジBを挿入し、開閉部14を閉じる(s1)。
すると、図8に記載の巻取りカウント読み出し手段62が記憶手段60上の巻取りカウントXを読み出し(s2)、巻取りカウント判断手段64が巻取りカウントX が0であるかを判断し(S3)、0でないと新品のプロセスカートリッジである若しくはシール部材23が引かれていないと巻取りカウント判断手段64が判断してCPU65がモータ30に対して電圧を供給ようにモータ制御手段66に命令を下す。それと同時に所定時間経過したか計測する時間計測手段67にも命令を下し、計測を開始する(s4)。所定時間経過すると時間計測手段67がCPU65に所定時間経過したことを伝え、CPU65が巻取りカウント書き込み手段63に(巻取りカウントX)−1を記憶手段60に書き込みように指示する。
又、同時に計算手段68にも所定時間経過したことを伝え、計算手段68は、計算手段68に記憶されているシール部材巻取り完了までの時間と比較及び計算を行い、計算結果であるシール部材の巻き取った割合や巻取り完了までの時間を表示手段69に表示するように命令を下す(s5)。巻取りカウント読み出し手段62が巻取りカウントXを読み出す。この作業を複数回繰り返し、巻取りカウントXが0であると判断した場合シール部材巻取り作業が完了したと巻取りカウント判断手段64は判断してCPU65がモータ30に対する電圧供給を止めるためモータ制御手段66に命令を下す。又、同時にCPU65は、表示手段69に印刷可能と表示するように命令を下す(S6)。このとき、フレッシュなトナーが現像室に流入するためこのトナーが画像形成に適したレベルになるためにシールではなく、現像器そのものが空回転する場合がある。
又、 自動開封装置作動中に停電、装置本体の誤作動、ユーザの誤使用により装置本体電源、装置本体開閉部の開閉等によりシール部材開封中に動作を停止されるという場合がある。そのような場合、途中まで自動開封したところから自動開封を再開することができ、ファーストプリントアウトまでの時間短縮に繋がる。
又、トナーが残り少なくなった時にトナー無し予告を行う画像形成装置でトナー無し予告が行われた場合において、プロセスカートリッジのトナー枠体や現像装置の一部に未使用トナーが滞留していることがある。そのため、トナー無し予告が行われた場合にユーザーがプロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り出し、そのプロセスカートリッジを振ることで未使用トナーの滞留を解くためにプロセスカートリッジの脱着をしばしば行う。このような場合、不揮発性記憶手段に記憶されている巻取りカウントXは0となっているため、シール部材自動開封装置をの動作を禁止する。
又、装置本体に読み出し判断手段を設けると、巻取りカウントXが読めない場合は画像形成装置AにプロセスカートリッジBが装着されてないか、若しくは装着不良と判断し、画像形成装置に設けられている液晶パネル等の表示手段に警告を表示し、プロセスカートリッジBの適切な装着を促すこともできる。
本発明が対象とするレーザビームプリンタの縦断面図である。 本発明が対象とするプロセスカートリッジの内部を説明する縦断面図である。 シール自動巻取り装置の基本構成を示す斜視図である。 シール部材を巻き取った後のシールのばらけを防止する粘着剤の構成を説明する平面図である。 シール部材を巻き取った後のシールのばらけを防止する粘着剤の構成を説明する平面図である。 本発明の具体的実施形態を示すシール部材の巻取りをモータが行う構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態の表示例を示すものである。 本発明の実施形態のモータ制御の構成を示すブロック図である。 プロセスカートリッジが画像形成装置本体に挿入されてシール部材の巻取り検知及びその剥離作業を進める上でのシーケンスを示すフローチャートである。
符号の説明
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
1 光学系
1a 光学ユニット
1b ポリゴンミラー
1c スキャナーモータ
1d 結像レンズ
1e 反射ミラー
2 被記録材
3 搬送手段
3a 給紙トレイ
3a1 内部材
3a2 外部材
3b ピックアップローラ
3c1,3c2 分離ローラ
3d1,3d2 レジストローラ対
3e 中間排出ローラ
3f1,3f2 排出ローラ対
3g ガイド部材
3h カセット
3i ピックアップローラ
3j 給送ローラ
4 転写手段(転写ローラ)
5 定着手段
5a 加圧ローラ
5b 加熱ローラ
6 排出部
7 感光体ドラム
9 露光部
10 現像ローラ
10a 撹拌部材
11 クリーニング手段
12 トナー容器
12a 仕切り壁
12b トナー収納部
13 現像枠体
14 開閉カバー
14a ヒンジ
15 装置本体
20 クリーニング枠体
21 現像室
22 開口部
23 シール部材
23a 粘着剤
23b 剥離紙
23c 封止部
23d 折り返し部
23e 先端部
24 巻取り軸
25 巻取りギア
26 ウオーム
26a 回転軸
27 平歯車
28 モータ出力軸
29 モータ軸のギア
30 モータ
31 段ギア
31a 固定軸
32 DC電源
33 DCコントローラ
34 電流検知回路
36 ファスナー
50 巻取り軸収納部
60 記憶手段
61 時計
62 巻取りカウント読み出し手段
63 巻取りカウント書き出し手段
64 巻取りカウント判断手段
65 CPU
66 モータ制御手段
67 時計計測手段
68 計算手段
69 表示手段

Claims (5)

  1. 画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    像担持体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像手段と、前記現像手段に供給する現像剤を収納する現像剤容器と、前記現像剤容器の現像剤を現像手段へ送り出す開口部を開封可能に封止したシール部材と、前記シール部材の一端が固定された巻取り軸と、前記巻取り軸を回転駆動するための駆動源と、駆動源が駆動した時間情報を記憶する不揮発性記憶手段とを有し、前記時間情報は、駆動源が所定時間駆動する度に所定値に近づくように更新され、前記画像形成装置本体が前記不揮発性記憶手段の情報の読み出し/書き込み手段と、前記時間情報が前記所定値であるか判断する判断手段と、前記時間情報が所定値になった場合駆動源を停止することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記時間情報が所定値である場合、前記プロセスカートリッジが新品でないことを判断できることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 画像形成装置本体に装着された際に前記連結部と連結する駆動源を有することを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  4. 少なくとも現像手段を有し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1〜3の何れかに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記記憶手段は少なくとも前記駆動源が駆動した時間情報に関する情報を記憶することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプロセスカートリッジ。
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