JP2023004386A - 画像形成装置 - Google Patents

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Nobuyuki Kobayashi
昭範 三又
Akinori Mitsumata
健男 河波
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Abstract

【課題】 記録材を搬送する搬送手段と現像剤を撹拌する撹拌部材の駆動が共通化されている場合、特定の状況下で、撹拌部材の補給撹拌動作を制限し、搬送手段の駆動を制限すること。【解決手段】 画像形成装置の制御手段は、撹拌部材が現像容器内の現像剤を撹拌する補給撹拌動作が行われるように駆動部を制御する。補給撹拌動作は、画像形成装置の補給口を覆うシャッタの操作部の移動を検知した場合に行われる。制御手段は、所定の条件で、補給撹拌動作が行われている状態において補給撹拌動作が停止されるように駆動部を制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラムの表面に現像剤としてのトナーで形成したトナー像を、転写媒体としての転写材に転写することで、画像を形成する。画像形成装置に現像剤を補給する方式として、例えばプロセスカートリッジ方式やトナー補給方式が知られている。プロセスカートリッジ方式は、感光ドラムと現像容器をプロセスカートリッジとして一体化し、現像剤を使い切るとプロセスカートリッジを新品に交換する方式である。
一方、トナー補給方式は、トナーを使い切ると、新たにトナーを現像容器に補給する方式である。特許文献1では、補給を行う際に現像容器内の撹拌羽根を動作させ、現像剤を撹拌することが示されている。
特開2020-086450号公報
画像形成装置の小型化やコストダウンのためには、駆動源の数を減らすことが好ましい。記録材を搬送する搬送手段と現像剤を撹拌する撹拌部材の駆動が共通化されている場合、現像剤の撹拌動作のため、撹拌部材に駆動を伝達するときに、記録材を搬送する搬送手段にも駆動が伝達される。
記録材を搬送する搬送手段と現像剤を撹拌する撹拌部材の駆動が共通化されている場合、特定の状況下で、撹拌部材の補給撹拌動作を制限し、搬送手段の駆動を制限することが好ましい場合がある。上記の点を鑑み、本発明は搬送手段の駆動の停止が望まれる特定の状況において、撹拌部材の補給撹拌動作を制限することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、
静電潜像を担持する像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、
現像剤が収容された補給容器が取り外し可能に装着される補給口と、前記補給容器から補給された現像剤が通過する現像剤開口と、を有する補給部と、
前記補給容器から補給された前記現像剤を収容する現像容器と、
前記補給口を覆う閉鎖位置と、前記閉鎖位置から退避した退避位置と、の間で移動可能に構成されたシャッタと、
前記シャッタが前記閉鎖位置に位置される第一の位置と、前記シャッタが前記退避位置に位置される第二の位置と、の間で移動可能に構成された操作部と、
前記操作部が移動されたことを検知する操作検知部と、
記録材を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送路に存在する前記記録材を検知する検知手段と、
開閉可能であって、開状態で前記搬送手段が露出されるドアと、
前記ドアの状態を検知するドア検知部と、
前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する撹拌部材と、
前記撹拌部材及び前記搬送手段に駆動を伝達する駆動部と、 前記駆動部を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記操作検知部が前記操作部の移動を検知した場合に、前記撹拌部材が前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する補給撹拌動作が行われるように前記駆動部を制御し、
前記制御手段は、前記補給撹拌動作が行われている状態で、前記ドア検知部が前記ドアの前記開状態を検知した場合、または前記検知手段が前記記録材を検知した場合には前記補給撹拌動作が停止されるように、前記駆動部を制御することを特徴とする画像形成装置。
さらに、本発明は、
画像形成装置であって、
静電潜像を担持する像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、
現像剤が収容された補給容器が取り外し可能に装着される補給口と、前記補給容器から補給された現像剤が通過する現像剤開口と、を有する補給部と、
前記補給容器から補給された前記現像剤を収容する現像容器と、
前記補給口を覆う閉鎖位置と、前記閉鎖位置から退避した退避位置と、の間で移動可能に構成されたシャッタと、
前記シャッタが前記閉鎖位置に位置される第一の位置と、前記シャッタが前記退避位置に位置される第二の位置と、の間で移動可能に構成された操作部と、
前記操作部が移動されたことを検知する操作検知部と、
前記操作部の移動を制限するロック部と、
記録材を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送路に存在する前記記録材を検知する検知手段と、
開閉可能であって、開状態で前記搬送手段が露出されるドアと、
前記ドアの状態を検知するドア検知部と、
前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する撹拌部材と、
前記撹拌部材及び前記搬送手段に駆動を伝達する駆動部と、
前記ロック部と前記駆動部を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記操作検知部が前記操作部の移動を検知した場合に、前記撹拌部材が前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する補給撹拌動作が行われるように前記駆動部を制御し、
前記制御手段は、前記ドア検知部が前記ドアの前記開状態を検知した場合、または前記検知手段が前記記録材を検知した場合に、前記操作部の移動が前記ロック部によって制限されるように前記ロック部を制御することを特徴とする。
さらに、本発明は、
画像形成装置であって、
静電潜像を担持する像担持体と、
前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、
現像剤が収容された補給容器が取り外し可能に装着される補給口と、前記補給容器から補給された現像剤が通過する現像剤開口と、を有する補給部と、
前記補給容器から補給された前記現像剤を収容する現像容器と、
前記補給口を覆う閉鎖位置と、前記閉鎖位置から退避した退避位置と、の間で移動可能に構成されたシャッタと、
前記シャッタが前記閉鎖位置に位置される第一の位置と、前記シャッタが前記退避位置に位置される第二の位置と、の間で移動可能に構成された操作部と、
前記操作部が移動されたことを検知する操作検知部と、
記録材を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送路に存在する前記記録材を検知する検知手段と、
開閉可能であって、開状態で前記搬送手段が露出されるドアと、
前記ドアの状態を検知するドア検知部と、
前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する撹拌部材と、
前記撹拌部材及び前記搬送手段に駆動を伝達する駆動部と、
前記駆動部を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記撹拌部材が前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する補給撹拌動作が行われるように前記駆動部を制御し、
前記操作検知部が前記操作部の移動を検知した場合に、前記制御手段は、(i)前記ドア検知部が前記ドアの閉状態を検知している場合、且つ前記検知手段が前記記録材を検知していない場合に前記補給撹拌動作を開始し、(ii)前記ドア検知部が前記ドアの前記開状態を検知している場合、または前記検知手段が前記記録材を検知している場合には前記補給撹拌動作を行わないことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、記録材を搬送する搬送手段と現像剤を撹拌する撹拌部材の駆動が共通化されている画像形成装置において、特定の状況下で、撹拌部材の補給撹拌動作を制限することができる画像形成装置を提供することができる。
画像形成装置の斜視図 画像形成装置の内部構成を説明する図 補給部の位置を説明するための側面図 補給部の位置を説明するための上面図 現像容器の斜視図 補給部の拡大斜視図 レバー部の回転軌跡を説明するための上面図 補給容器の構成を説明するための図 排出トレイを開閉させた状態を示す斜視図 補給容器を装着した状態を示す斜視図 補給容器を装着した状態を示す上面図 実施例1における画像形成装置の制御ブロック図 駆動源の駆動伝達の一部を示す図 実施例1における駆動制御のフローチャート 実施例2における駆動制御のフローチャート
(実施例1)
本発明における第一の実施例について説明する。第一の実施例における画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いたモノクロレーザビームプリンタであり、パーソナルコンピュータなどの外部機器から送信された画像情報に応じて、記録材としてのシートSにトナー等の現像剤による画像を形成するものである。シートSの一例としては、記録紙、ラベル紙、OHPシート、布等が挙げられる。
また、以下の説明において、画像形成装置1が水平な面に設置された場合における画像形成装置1の高さ方向(鉛直方向とは反対の方向)をZ方向とする。Z方向と交差し、後述する感光ドラム11の回転軸線方向(主走査方向)と平行な方向をX方向とする。X方向及びZ方向と交差する方向をY方向とする。X方向、Y方向、Z方向は、好ましくは互いに垂直に交差する。また便宜上、X方向においてプラス側を右側、マイナス側を左側と呼び、Y方向においてプラス側を前側または正面側、マイナス側を後側または背面側と呼び、Z方向においてプラス側を上側、マイナス側を下側と呼ぶ。
図1は画像形成装置1の斜視図を示しており、図2はX方向(感光ドラム11の回転軸線方向)に見た画像形成装置1の内部構成を説明する図である。図2は画像形成プロセスに関係のある部材だけを抜き出して図示している。
図1において画像形成装置1は、シートSが収納されるシート収納部4、排出されたシートSが積載される排出トレイ14を有している。シート収納部4はY方向に引き出せるようになっており、ユーザがシートSを補充することができる。シート収納部4から給送され、画像が形成されたシートSは排出口15から図1に記載された排出方向(Y方向)に向かって排出され、排出トレイ14に積載される。
排出方向の下流側における画像形成装置1の端面の一部(正面の一部)には前カバー70が設けられ、回路基板100を覆っている。前カバー70が設けられている箇所以外の正面の一部、画像形成装置1の側面や天面には外装カバー71が設けられている。前カバー70と外装カバー71、そして上述した排出トレイ14はともに画像形成装置1の筐体72を形成している。ここで、筐体72とは画像形成装置1の全体を覆う部材であり、後述するスキャナユニット50などのプロセス部材を内部に備えている。上述した排出口15は筐体72の一部に形成された開口であり、シートSはこの開口を通って画像形成装置1の外部へと排出される。
図2を用いて、シートSに対する画像形成動作の流れについて説明する。画像形成装置1に対して画像情報が送信されプリント開始が指示されると、回転体である感光ドラム11(像担持体)は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。スキャナユニット50は、入力された画像情報に基づいて、感光ドラム11に向けてレーザ光を照射する。スキャナユニット50は、レーザ光を出力するレーザ発振器、レーザ光を感光ドラム11に照射するためのポリゴンミラーやレンズ、ポリゴンミラーを回転させるためのスキャナモータ、そしてこれらの部材を一体的に支持するフレームを備えたユニットである。感光ドラム11は、帯電ローラ17により予め帯電されており、レーザ光が照射されることで感光ドラム11上には静電潜像が形成される。その後、現像容器18に収容されているトナーが現像ローラ12(現像剤担持体)により感光ドラム11(感光体)へ運ばれることにより、この静電潜像が現像され、感光ドラム11上にトナー像が形成される。
上述の画像形成プロセスと並行して、シート収納部4からはシートSが給送される。画像形成装置1の搬送路上には、ピックアップローラ3、給送ローラ5a、搬送ローラ対5c、レジストレーションセンサ(以下、レジセンサ)19が設けられている。ピックアップローラ3はシート収納部4に収容されているシートSの内、最も上部に位置するものと接触し、ローラ自身が回転することでシートSを給送する。給送ローラ5aとこれに圧接する分離ローラ5bは分離ニップを形成している。シートS同士の摩擦力の影響によって複数枚のシートSが分離ニップに給送されてしまった場合、給送ローラ5aと分離ローラ5bは複数枚のシートSを分離し、最も上部に位置するもののみを下流側に給送する。
シート収納部4から給送されたシートSは、搬送手段としての搬送ローラ対5cによって転写ローラ7に向けて搬送され、搬送路に存在するシートSを検知する検知手段としてのレジセンサ19で検知され転写ローラ7に到達する。転写ローラ7に転写バイアスが印加されることで、感光ドラム11上に形成されたトナー像がシートSに転写される。転写ローラ7によってトナー像が転写されたシートSは定着装置9によって加熱・加圧処理され、シートSにトナー像が定着される。定着装置9は、定着ヒータ9cを内蔵する加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに向けて付勢される加圧ローラ9bによって構成される。そして、トナー像が定着されたシートSは、定着装置9の下流に設けられた排紙センサ20で検知され排出ローラ対10によって排出トレイ14に排出される。
シートSの両面に画像を形成する場合、排出ローラ対10は、第1面に画像が形成されたシートSが排紙センサ20を通過した後、排紙ローラ対10を通過するまでの所定のタイミングでスイッチバックさせることで、シートSを両面搬送路16に案内する。両面搬送路16に案内されたシートSは両面搬送ローラ対5dによって再び転写ローラ7に向けて搬送される。シートSは転写ローラ7によって第2面に画像が形成された後、排出ローラ対10によって機外に排出される。
また、シートSにトナー像が転写された後、感光ドラム11上に残存したトナーはクリーニングユニット13によってクリーニングされる。
ここで、プリント中にシートSが正しく搬送されない場合について説明する。レジセンサ19や排紙センサ20がシートSの有無を検知することによって、その搬送が正しく行われているかを判断している。例えば、レジセンサ19がシートS無しから有りに変わったタイミングから排紙センサ20がシートS無しから有りに変わったタイミングがあまりにも長ければ、シートSはレジセンサ19と排紙センサ20の間のどこかで搬送が正しく行われていない状態に陥ったと判断する。この場合、画像形成装置は緊急停止を行い、正しく搬送されていないシートSを除去する必要が生じる。
ここで、本実施例では、正しく搬送されなかったシートSを除去するための構成として、ドア21と搬送ユニットドア22を持つ。図2においてドア21は点線で囲まれた部分を画像形成装置1本体の後側へ開く構成になっており、両面搬送路16の一部と、両面搬送ローラ対5dのうち画像形成装置1の後側のローラが含まれる。ドア21を開くと両面搬送路16上にアクセスすることができ、両面搬送路上でシートSが停止している場合に除去することが可能となる。
また同様に、図2において搬送ユニットドア22はドア21に含まれない両面搬送ローラ対5dのうち画像形成装置1本体の前側のローラと、転写ローラ7と、搬送ローラ対5cののうち画像形成装置1本体の後側のローラが含まれる。そしてドア21が開いた状態からさらに、搬送ユニットドア22を画像形成装置1本体の後側へ開く構成となっている。搬送ユニットドア22を開くと搬送路へアクセスすることができ、搬送路上でシートSが停止している場合に除去することが可能となる。また、画像形成装置1にはドア22の開閉の状態を検知するドア検知部303が設けられている。
図2に示すように、画像形成装置1は回路基板100を有している。回路基板100は、絶縁体でできた配線板101と、配線板101にはんだ付けされた電子部品111、121によって構成されている。配線板101の板の上や内部には導体の配線が施されているため、電子部品111、121は電気的に接続されている。回路基板100は、画像形成装置1の外部から供給された交流電流を直流に変換する機能や、画像形成プロセスに必要な所定の電圧値を得るために入力電圧を変換する機能をもつ。
図2に示すように、配線板101の面が排出方向と交差するような向きに回路基板100は配置されている。さらに、配線板101は排出方向において前カバー70とスキャナユニット50の間に設けられている。電子部品111、121は配線板101上においてスキャナユニット50と対向する側の面に設けられている。
[補給部の配置と構成]
次に、図3乃至図8を用いて、補給部200について説明する。画像形成装置1には現像容器18内のトナー残量が少なくなった場合に、トナー収容部としての現像容器18を筐体72から外すことなく、ユーザやサービスマンが外部からトナーを補給することができる補給部200が設けられている。補給部200には後述するトナー収容容器である補給容器210が着脱可能な構成となっている。また、補給容器210は、画像形成装置1に補給容器210の一部を露出した状態で取り付け可能である。
図3は感光ドラム11の回転軸方向からみたときの画像形成装置1の左側面図である。図3において外装カバー71、左側板フレーム73は外されている。補給部200は補給容器210(図3では不図示)が取り付けられる補給口204、円筒形状のトナー受け部202、現像容器18とトナー受け部202をつなぐ補給経路部203を有する。後述するように、補給部200は、補給容器210から補給されたトナーが通過するトナー開口(現像剤開口、受け入れ開口)としての側面開口205を有する。トナーは補給口204を通過してトナー受け部202、補給経路部203の順に移動し、最終的に現像容器18へ供給される。
図4は外装カバー71を外した画像形成装置1の上面図である。補給口204は、その上部に操作部としてのレバー部201を備えている。レバー部201は第一の位置と第二の位置の間で移動可能に構成されている。図4に記載されている通り、X方向における補給部200の幅はX方向における現像容器18の幅よりも短い。また、図3に示すように画像形成装置1にはレバー部201をロックすることのできるロック部30が備わっている。言い換えれば、ロック部30は、操作部の移動を制限することができる。
図5は現像容器18と補給部200によって構成される現像ユニット230の斜視図である。なお、図5において一部の部材は省略している。図5に記載されている通り、円筒形状のトナー受け部202の内壁には補給経路部203へとつながる側面開口205が形成されている。補給容器210から補給されたトナーはトナー受け部202からこの側面開口205を通って補給経路部203へと導かれた後、補給経路部203を通って現像容器18へと収容される。
図6は補給部200の拡大斜視図である。図6(a)において、トナー受け部202に形成された側面開口205は開閉可能なシャッタ206によってふさがれており、実際には見えないため点線で示されている。シャッタ206は、側面開口205を覆う閉鎖位置(閉状態)と、閉鎖位置から退避した退避位置(開状態)の間を移動可能に構成されている。シャッタ206が開状態のとき、現像容器18は補給容器210からトナーを受け入れることができ、シャッタ206が閉状態のとき、現像容器18は補給容器210からトナーを受け入れることができない。
シャッタ206はトナー受け部202と同心の円筒形状の部材であり、トナー受け部202の内側に設けられている。シャッタ206にもトナーが通過するための開口207が形成されているが、実際には見えない位置にあるため点線で示されている。図6(a)において側面開口205と開口207はずれた位置にあるため、シャッタ206は側面開口205覆い、側面開口205は遮断されている。
また、レバー部201、そしてシャッタ206は、補給容器210を装着したときにそれぞれが補給容器シャッタ214と係合するため、共に回転する状態となる。言い換えれば、補給容器210を装着すると、シャッタ206はレバー部201の移動と連動して移動することになる。それにより、ユーザがレバー部201を移動することで、シャッタ206は、図6(a)に示す閉鎖位置と、図6(b)に示す退避位置との間を移動する。言い換えれば、レバー部201が第一の位置にあるとき、シャッタ206は閉鎖位置に位置される(図6(a))。レバー部201が第二の位置にあるとき、シャッタ206は退避位置に位置される(図6(b))。
具体的には、ユーザがレバー部201を把持し、図6(a)の状態から図6(b)の状態までレバー部201を約90°回転させることで、シャッタ206をトナー受け部202の中で回転させることができる。図6(b)において側面開口205と開口207は重なった位置にあるため、側面開口205は開放され、側面開口205を通してトナーを補給することが許容される。本実施例ではレバー部201とシャッタ206は、補給容器210を装着したときに、補給容器シャッタ214を介して連結され、共に回転する構成とした。レバー部201とシャッタ206は、補給容器210が装着されていない状態でも連結され、共に回転する構成としても良い。
シートSに画像形成を行う際には、撹拌部材40によって現像容器18内においてトナーが撹拌され、側面開口205からトナーが漏れ出さないように、側面開口205を遮断する必要がある。従って、画像形成時には図6(a)に示す第一の位置にレバー部201を移動させる。この位置をレバー部201の初期位置または動作位置と呼ぶこともできる。一方、補給容器210から現像容器18へトナーを補給する際には、側面開口205を開く必要がある。従って、トナー補給時には図6(b)に示す第二の位置にレバー部201を移動させる。この位置をレバー部201の補給位置と呼ぶこともできる。
また、図7に記載されている通り、補給部200の内部には位置合わせリブ208が設けられている。位置合わせリブ208の役割について詳しくは後述する。
[補給容器の構成]
次に、図8を用いて補給容器210(補給容器)の構成について説明する。補給容器210は、補給するトナーの入ったパウチ部211、補給口204に挿入する円筒形状のベース部212、ベース部212の側面に形成されたトナーが出入りする開口213、開口213からトナーが漏れないように蓋をする補給容器シャッタ214を備えている。さらに、補給容器210は円錐台形状のパック底部215を備えており、パック底部215はベース部212に対して抜けて外れないように固定されている。また、パウチ部211はベース部212とは反対側に向かうにつれて扁平な形状をしており、その端には所定の方向にのびたパウチ端部216が形成されている。
補給容器シャッタ214はベース部212と同心の円筒形状の部材であり、ベース部212の外側に設けられている。補給容器シャッタ214はベース部212に対して回転することができるようになっている。また、図示されていないが補給容器シャッタ214にも開口が形成されており、補給容器シャッタ214が回転して補給容器シャッタ214の開口とベース部212の開口213が一致すると、補給容器210からトナーを補給することができる。
図8(a)において、ベース部212に形成された開口213は補給容器シャッタ214によって覆われて実際には見えないため点線で示されている。図8(b)は図8(a)とは異なる角度から補給容器210を見たときの図である。パック底部215の一部には位置合わせ切り欠け217が形成されている。位置合わせ切り欠け217の役割について詳しくは後述する。
[補給容器の取り付け手順]
次に、図9乃至図11を用いて、補給容器210を用いたトナーの補給手順について説明する。図9は画像形成装置1の斜視図を示している。本実施例において排出トレイ14は、補給部200及び操作部としてのレバー部201を覆っている。また、排出口15から排出されたシートSを積載可能な図9(a)に示す位置と、補給部200を露出させた図9(b)に示す位置の間で移動可能な構成となっている。補給部200は画像形成装置1の本体前面の上部に設けられているため、補給時にもユーザがアクセスしやすい。画像形成をする際は補給容器210は画像形成装置1から取り外された状態で行われる。
トナーを補給するときには、排出トレイ14に積載されたシートSを取り除き、排出トレイ14を開いて図9(b)に示す位置に移動させる。排出トレイ14を開くと、補給部200と補給部200と隣接して設けられた天面部240、天面部240上に位置する補給口204が露出する。そして、露出された補給部200に補給容器210を挿入する。この時、補給部200に設けられた位置合わせリブ208(図7)と、補給容器210に設けられた位置合わせ切り欠け217(図8)の位置が一致するように補給容器210を挿入する。位置合わせリブ208と位置合わせ切り欠け217の位置が一致しない場合は、パック底部215が位置合わせリブ208と干渉し、補給容器210を挿入することができないようになっている。
図10(a)は補給部200に補給容器210を挿入した状態を示している。本実施例においては、図10(a)に示すようにパウチ端部216がのびた方向DがX方向と平行になるような向きのときに、補給容器210を挿入することができる。補給容器210を補給部200の奥まで挿入すると、不図示の係合機構によって補給部200のシャッタ206(図6)と補給容器210の補給容器シャッタ214(図8)が係合する。
図10(b)はレバー部201を初期位置から補給位置へと動かした状態を示している。このとき、不図示のロック機構によって補給容器210が補給部200に対してZ方向を固定される。そして前述した通り、レバー部201を動かすと、補給部200に設けられたシャッタ206は回転する。さらに、補給部200のシャッタ206と補給容器210の補給容器シャッタ214は係合しているので、シャッタ206とともに補給容器シャッタ214は回転する。その結果、レバー部201を補給位置へと動かすことで、トナー受け部202に形成された側面開口205(図6)が開くとともに、ベース部212に形成された開口213(図8)も開くように構成されている。
トナー受け部202に形成された側面開口205と、ベース部212に形成された開口213は、補給容器210を補給部200に挿入した時点で互いに向かい合うような位置関係にある。そのため、レバー部201を初期位置から補給位置へと動かした時点で、補給容器210と補給部200と現像容器18がつながり、トナーを補給することが可能となる。
ここでロック部30の構成を説明する。ロック部30は、不図示のソレノイドを有した機構であり、ロック制御部314がソレノイドが通電をしていない通常状態ではロック部30とシャッタ206は係合しており、ユーザはレバー部201を回せない。ロック制御部314がソレノイドを通電させている間はシャッタ206との係合が解除され、ユーザはレバー部201を回転させることが可能となる。
図11は、図10(b)の状態を上方から見たときの上面図である。画像形成装置1に装着された補給容器210を見ると、前述した通り、パウチ端部216ののびた方向DがX方向と平行となっていることがわかる。また、排出トレイ14を開くことで露出した天面部240のY方向プラス側(正面側)の端にはZ方向プラス側(上側)に盛り上がった凸部241が形成されている。凸部241の一部には切り欠け242が形成されており、切り欠け242が設けられた位置はレバー部201の回転軌跡に対応している。図11において初期位置にあるレバー部201は点線で示されている。また、本実施例において画像形成装置1の制御部302は、補給容器210が取り付けられた状態では画像形成動作の実行を制限する。
トナー補給完了後、レバー部201を元の初期位置に戻す操作をする。この時、初期位置へのレバー操作と共に、まず補給部200のシャッタ206と補給容器210の補給容器シャッタ214がともに回転し、双方の側面開口205と開口213が閉まる。そして、補給部200と補給容器210のロックが外れ、補給容器210を補給部200から取り外すことが可能になる。これにより、補給容器210が画像形成装置1の補給部200に挿入されていない場合は補給容器シャッタ214が閉まっていることになり、トナーの漏れを防ぐことが可能になる。
次に、図12乃至図15を用いて本実施例における補給撹拌動作の動作について説明する。図12は、本実施例における画像形成装置の制御に関連する構成ブロック図である。制御部302は画像形成装置に内包され、ジャム検知部503、ドア検知部303、駆動制御部304、送受信部305、残量算出部306、ロック制御部314をそれぞれ制御する。ここで、制御手段(制御装置)としてのCPU(Central Processing Unit)は、制御部302、ジャム検知部503、ドア検知部303、駆動制御部304、残量算出部306、ロック制御部314を含む。
搬送路にシートSが停滞することを、ジャムと呼ぶ。検知手段としての搬送路センサ510は、搬送路におけるシートSの有無に応じて、搬送路センサ信号507を出力する。ジャム検知部503は、搬送路センサ信号507に基づき、ジャムが発生しているか否かを判断する。ここで、本実施例における搬送路センサ510とは、図2に記載したレジセンサ19および排紙センサ20を指す。
ドア検知部303はドアの開閉状態を検知するドアセンサ310からのドア検知信号307に基づき、ドア310の状態を検知する。駆動制御部304は駆動部311の駆動制御を行い、プリントやその前段階準備動作等、必要に応じて駆動部311を制御する。
残量算出部306は現像容器18近傍に配置された残量検知部312が出力する残量検知信号309に基づき、現像容器18に収容されているトナーの量を算出する。送受信部305はPC(不図示)などのホストから画像情報を受け取るコントローラ313と情報の送受信を行う。本実施例では特に現像容器18に収容されている前述のトナーの量を残量情報308として送信する。
ここで、送受信部305はトナーの残量を、例えば現像容器18が収容可能なトナー量を100%とした際の現在のトナー量を百分率でコントローラ313へ送信する。また残量検知信号309は残量検知部312の構成によるものの、例えば現像残量に基づき電圧が変化するアナログ信号であったり、例えば一定周期のパルスが出力され、トナー残量に応じてH/Lのパルス幅が変化するパルス信号であったりする。
また、制御手段としてのロック制御部314はロック部30を制御することでレバー部30の移動を制限する。
本実施例では前述のとおり、補給容器210を補給部200に装着することでトナーの補給を行う。この時、トナーが現像容器18に正しく供給され、且つどの程度までトナー残量が増加したかを残量算出部306によって算出し、その算出結果である残量情報308をコントローラ313に報知することが望ましい。そして、トナーの量を残量検知部312が正しく検知できるためには、撹拌動作が充分に行われ、現像容器18内のトナーが均一な状態になっていることが望ましい。
本実施例ではトナーの補給中に駆動部311を駆動させ、撹拌部材40を回転させる構成となっている。補給中に撹拌部材40を回転させることで、現像容器18の一部にトナーがまとまってしまい、詰まってしまうことを避けている。また、補給中から撹拌部材40を回転させることで補給をしながら現像容器18内のトナーを均一にでき、ユーザが補給を終えてから残量算出が終わるまでの時間を短縮できる。
図13は、駆動源の駆動伝達の一部を示す図である。本実施例における画像形成装置では、装置自体の小型化、低コスト化のため、駆動源60がこの画像形成装置1に備わる駆動部311として、駆動伝達路70を介して撹拌部材40と搬送手段に駆動力を伝えている。そのため、駆動制御部304によって駆動源60が駆動すると、撹拌部材40と搬送手段はそれぞれ駆動力を受け取る。具体的には、駆動伝達路70は、少なくとも一つのギアを含むギア列である。また、駆動伝達路70には、撹拌部材40と搬送手段の一方のみを選択的に駆動する手段(クラッチ等)は含まれていない。したがって、駆動源60は、撹拌部材40と搬送手段の両方を駆動することが許容される一方、撹拌部材40と搬送手段の一方のみを駆動することは許容されない。
図14は、本実施例における制御のフローチャートである。ここで、補給容器210から現像容器18にトナーを補給する際に、撹拌部材40が現像容器18内の現像剤を撹拌する動作を補給撹拌動作と呼ぶ。補給撹拌動作は、補給容器210から現像容器18へのトナーの補給に関連する操作に連動して行われる。言い換えれば、制御部302は、補給容器210から現像容器18へのトナーの補給に関連する操作が行われた際に、補給撹拌動作が行われるように駆動源60を制御する。
本実施例においては、補給撹拌動作は、レバー部201の操作(補給部200のシャッタ206と補給容器210の補給容器シャッタ214を開く操作)に連動して開始される。具体的には、シャッタ206と補給容器シャッタ214が開かれるようにレバー部201の操作が実行された際に、制御部302の駆動制御部304は、駆動源60を駆動する。そして、撹拌部材40と搬送手段が駆動される。
本実施例において、画像形成装置1は、レバー部201が移動されたこと検知する操作検知部としてのレバー検知部80を備えている。レバー検知部80によってレバー部201の操作が検知される。シャッタ206と補給容器シャッタ214が開かれるようにレバー部201が移動され、レバー部201の移動がレバー検知部80によって検知されたとき、制御部302は駆動源60を駆動する。
排出トレイ14が開くことで補給フローが開始されると、制御部302はドア検知部303がドア21の閉状態を検知している事と、ジャム検知部503がジャムを検知した状態にないことを確認する(S101)。この時、ドア21の開状態やジャムが検知されたことを制御部302が確認した場合、制御部302は異常があると判断し、レバー部201はロック部30にロックをされ、ユーザはレバー部201を操作できず、補給をすることができない。
つまり、レバー部201の移動を制限することによって、駆動部311を動作させるべきでない状態で、ユーザがトナーを補給してしまうことを防ぎ、補給撹拌動作が行われないようにすることができる。本実施例においては、レバー部201をロック部30でロックすることで、レバー部201の移動が制限される。しかし、ドア検知部303がドア21の開状態を検知している場合や、ジャム検知部503がジャムを検知している場合に、排出トレイ14をロックするように構成してもよい。排出トレイ14がロックされることにより、補給部200への補給容器210の取り付けや、ユーザがレバー部201にアクセスし、レバー部201を移動することが制限される。
その結果、ドア検知部303がドア21の開状態を検知している場合や、ジャム検知部503がジャムを検知している場合に、補給撹拌動作が行われ、搬送手段が駆動されることを防止することができる。
異常がない場合、レバー部201のロックが解除される(S102)。ロックの解除条件はその他にも、トナーの残量が所定の量以下であることや他に故障がないか等の条件があっても良い。
ユーザが補給容器210を補給部200に装着し、レバー部201を回す。レバー部201が回され、シャッタ206が開状態になったときに補給撹拌動作が開始する(S103)。言い換えれば、制御部302の駆動制御部304は、レバー部201の操作が検知されたときに、補給撹拌動作が開始されるように駆動源60を制御する。また、制御部302はこの補給撹拌動作によって撹拌部材40だけでなく、搬送手段も駆動をする。
なお、本実施例において、補給撹拌動作の開始はレバー部201を回したときとしたが、他の操作に連動して、補給撹拌動作が開始される構成であってもよい。例えば、補給部200に補給容器210を挿入する操作に連動して、補給撹拌動作が開始される構成であってもよい。
補給撹拌動作が開始されると、残量算出部406は残量検知部312が出力する残量検知信号309に基づき、逐次残量算出動作を行う(S104)。そして残量算出動作を行いつつ、補給が完了したか(S105)を確認する。ここでの補給の完了は、レバー部201の閉状態の検知をしたかで判断する。レバー部201が開いている間(補給が完了していない場合)、ドア21の状態やジャム確認をする(S109)。そこでドア21の開状態やジャムを検知した場合、例え補給撹拌動作自体に異常がなくとも駆動制御部304は駆動部311を停止する(S108)。
つまり、制御部302の駆動制御部304は、補給撹拌動作が行われている状態で、ドア検知部303がドア21の開状態を検知した場合や、ジャム検知部503がジャムを検知した場合には、補給撹拌動作が停止されるように、駆動源60を制御する。その結果、ドア検知部303がドア21の開状態を検知した場合や、ジャム検知部503がジャムを検知した場合に、補給撹拌動作を停止し、搬送手段を停止することができる。
異常がなければ、制御部302は、残量算出を続けながら補給の完了を待つ。
補給撹拌動作自体の異常とは例えば、レバー部201が開状態になったにも関わらず残量検知部312が出力する残量検知信号309に基づき残量算出部306が算出したトナー残量が増えないといったことである。この場合何らかのエラー判定をし、表示をしても良い。ユーザが補給を終え、レバー部201を閉じると(S105)、残量算出動作を行う(S106)。この残量算出をする間(S107)、S105と同様にドア21が開状態にならないか、ジャムを検知しないかを確認する(110)。ドア21の開状態の検知もしくはジャムを検知した場合、駆動を停止する(108)。異常がなければ残量算出を続ける。残量算出動作の終了条件は、レバー部201を閉じてから一定時間後や、残量算出の結果が一定の振れ幅を下回った時としても良い。そして制御部302は、補給撹拌動作を残量算出が終了したときに終える(S108)。
(実施例2)
次に、本発明における第二の実施例について説明する。本実施例は、第一の実施例と同様の構成の画像形成装置におけるものである。そのため、本実施例における画像形成装置やその構成部材や呼称は第一の実施例と同じものを用いる。
実施例1においては、ドア検知部303がドア21の開状態を検知している場合や、ジャム検知部503がジャムを検知している場合に、レバー部201の移動を制限することにより、補給撹拌動作の実行が制限されていた。本実施例においては、ドア検知部303がドア21の開状態を検知している場合や、ジャム検知部503がジャムを検知している場合に、レバー部201が移動した場合でも、制御部302は補給撹拌動作を実行しない。
本実施例における制御のフローチャートを図15に示す。操作部としてのレバー部201が移動をすると、レバー部201の移動がレバー検知部80によって検知される(S201)。その後、制御部302はドア検知部303がドア21の開状態を検知していないか、ジャム検知部503がジャムを検知していないかを確認する(S202)。そして制御部302は、異常がなければ補給撹拌動作を開始する(S203)。制御部302は、異常があった場合は駆動を開始しない(S204)。また、制御部302はS203において補給撹拌動作を開始した場合、第一の実施例におけるS103からS108と同様の制御がなされるため、説明を省略する。
本実施例によれば、ドア21が開いた状態、またはジャムしている状態でレバー部201が移動された場合でも、制御部302は補給撹拌動作を行わない。その結果、ドア21が開いた状態、またはジャムしている状態で搬送手段が駆動をされない。
以上説明したように、本発明によれば、ドアが開く、またはジャムが発生した状態で、補給撹拌動作が行われ、搬送手段が駆動されることを防ぐことができる。これにより、本実施例における撹拌部材40と搬送手段が共通の駆動源によって駆動される構成において、補給撹拌動作中にユーザが動作中の搬送手段に触れてしまうことや、搬送手段や駆動源60、またはその支持部に負荷がかかることを防ぐことができる。
1 画像形成装置
11 感光ドラム
12 現像ローラ
14 排出トレイ
18 現像容器
200 補給部
204 補給口
210 補給容器
230 現像ユニット

Claims (9)

  1. 画像形成装置であって、
    静電潜像を担持する像担持体と、
    前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、
    現像剤が収容された補給容器が取り外し可能に装着される補給口と、前記補給容器から補給された現像剤が通過する現像剤開口と、を有する補給部と、
    前記補給容器から補給された前記現像剤を収容する現像容器と、
    前記補給口を覆う閉鎖位置と、前記閉鎖位置から退避した退避位置と、の間で移動可能に構成されたシャッタと、
    前記シャッタが前記閉鎖位置に位置される第一の位置と、前記シャッタが前記退避位置に位置される第二の位置と、の間で移動可能に構成された操作部と、
    前記操作部が移動されたことを検知する操作検知部と、
    記録材を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送路に存在する前記記録材を検知する検知手段と、
    開閉可能であって、開状態で前記搬送手段が露出されるドアと、
    前記ドアの状態を検知するドア検知部と、
    前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材及び前記搬送手段に駆動を伝達する駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記操作検知部が前記操作部の移動を検知した場合に、前記撹拌部材が前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する補給撹拌動作が行われるように前記駆動部を制御し、
    前記制御手段は、前記補給撹拌動作が行われている状態で、前記ドア検知部が前記ドアの前記開状態を検知した場合、または前記検知手段が前記記録材を検知した場合には前記補給撹拌動作が停止されるように、前記駆動部を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置であって、
    静電潜像を担持する像担持体と、
    前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、
    現像剤が収容された補給容器が取り外し可能に装着される補給口と、前記補給容器から補給された現像剤が通過する現像剤開口と、を有する補給部と、
    前記補給容器から補給された前記現像剤を収容する現像容器と、
    前記補給口を覆う閉鎖位置と、前記閉鎖位置から退避した退避位置と、の間で移動可能に構成されたシャッタと、
    前記シャッタが前記閉鎖位置に位置される第一の位置と、前記シャッタが前記退避位置に位置される第二の位置と、の間で移動可能に構成された操作部と、
    前記操作部が移動されたことを検知する操作検知部と、
    前記操作部の移動を制限するロック部と、
    記録材を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送路に存在する前記記録材を検知する検知手段と、
    開閉可能であって、開状態で前記搬送手段が露出されるドアと、
    前記ドアの状態を検知するドア検知部と、
    前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材及び前記搬送手段に駆動を伝達する駆動部と、
    前記ロック部と前記駆動部を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記操作検知部が前記操作部の移動を検知した場合に、前記撹拌部材が前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する補給撹拌動作が行われるように前記駆動部を制御し、
    前記制御手段は、前記ドア検知部が前記ドアの前記開状態を検知した場合、または前記検知手段が前記記録材を検知した場合に、前記操作部の移動が前記ロック部によって制限されるように前記ロック部を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 画像形成装置であって、
    静電潜像を担持する像担持体と、
    前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、
    現像剤が収容された補給容器が取り外し可能に装着される補給口と、前記補給容器から補給された現像剤が通過する現像剤開口と、を有する補給部と、
    前記補給容器から補給された前記現像剤を収容する現像容器と、
    前記補給口を覆う閉鎖位置と、前記閉鎖位置から退避した退避位置と、の間で移動可能に構成されたシャッタと、
    前記シャッタが前記閉鎖位置に位置される第一の位置と、前記シャッタが前記退避位置に位置される第二の位置と、の間で移動可能に構成された操作部と、
    前記操作部が移動されたことを検知する操作検知部と、
    記録材を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送路に存在する前記記録材を検知する検知手段と、
    開閉可能であって、開状態で前記搬送手段が露出されるドアと、
    前記ドアの状態を検知するドア検知部と、
    前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する撹拌部材と、
    前記撹拌部材及び前記搬送手段に駆動を伝達する駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記撹拌部材が前記現像容器内の前記現像剤を撹拌する補給撹拌動作が行われるように前記駆動部を制御し、
    前記操作検知部が前記操作部の移動を検知した場合に、前記制御手段は、(i)前記ドア検知部が前記ドアの閉状態を検知している場合、且つ前記検知手段が前記記録材を検知していない場合に前記補給撹拌動作を開始し、(ii)前記ドア検知部が前記ドアの前記開状態を検知している場合、または前記検知手段が前記記録材を検知している場合には前記補給撹拌動作を行わないことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御手段は前記補給撹拌動作を前記シャッタが開状態になったときに開始することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記補給撹拌動作を、前記現像容器内の前記現像剤の量を算出する残量算出が終了したときに終えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記残量算出を前記シャッタが閉状態になってから一定時間後に終了することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記補給容器は、前記画像形成装置から前記補給容器の一部が露出した状態で前記画像形成装置に取り付け可能であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記補給容器が取り付けられた状態で画像形成が実行されることを制限することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記操作部と前記シャッタは、前記補給容器を介して連結されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の画像形成装置。
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