JP2006153196A - 部材の固定方法及び回転駆動部の固定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の部材及び回転駆動部の固定方法は、一方の部材(回転軸)3と他方の部材(歯車)5とを補助材7を介して接着固定する部材の固定方法であって、補助材7は一方の部材3との接着面及び他方の部材5との接着面を備え、補助材7の夫々の接着面には接着剤を収容する接着剤収容部13を設けるようにしている。
【選択図】 図1
Description
囲に反応硬化性の接着剤で中間層を形成し、中間層の部分に歯車(他方の部材)の取付穴
を嵌合させ、回転軸を一定速度で回転しながら調整手段により回転軸に対する歯車の偏心
や傾きが少なくなるように、歯車の取付位置を調整している。そして歯車の取付位置を調
整した後は、接着剤に硬化エネルギーを与えて接着剤を硬化させ、回転体と歯車とを固定し
ている。
の深さが外周側で緩やかな斜面となっているので、接着剤6の毛管力が作用する領域が緩やかとなり、且つ接着層の厚みの変化も緩やかになるため、硬化収縮量の分布も緩やかになり、接着剤収容部内の接着強度の分布も緩やかになる。従って、外部からの衝撃荷重が掛かっても接着部分の界面で衝撃を緩やかに緩和させることができるので、界面剥離を防ぐ効果が期待できる。
回転軸3に対して歯車5が相対的に移動しても、常に補助材7の双方の面が接触することが可能であるため、接着面の信頼性を確保することができる。
このように互いの位置関係を理想的に把持させた上で接合させることにより回転軸3を基準に歯車5は偏心を抑えた状態で組み立てることができる。特にカラーの画像形成装置の感光体や、転写ベルト、ドラムなどに用いることにより色間のずれ量が低減できて良好な画像を形成することができるようになる。
3 回転軸(一方の部材)
5 歯車(他方の部材)
6 接着剤
7 補助材
9 環状突起(条状突起)
13 接着剤収容部
15 連通口
17 大気開放口
19 スリーブ
23 フランジ
25 案内溝
27 突部
29 規制部材
Claims (21)
- 一方の部材と他方の部材とを補助材を介して接着固定する部材の固定方法であって、補助材は一方の部材との接着面及び他方の部材との接着面を備え、補助材の夫々の接着面には接着剤を収容する接着剤収容部を設けてあることを特徴とする部材の固定方法。
- 補助材は部材との接着面から突出する条状突起を備え、条状突起に囲まれた領域に接着剤収容部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の部材の固定方法。
- 接着剤収容部の深さが中心部に向かうにつれて深くなっていることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
- 接着剤収容部の深さが外周側で緩やかな斜面となっており、内周側で急な斜面となっていることを特徴とする請求項3に記載の部材の固定方法。
- 条状突起は同心状になっており、条状突起によって接着剤収容部を複数の領域に分けていることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
- 夫々の接着剤収容部には複数の種類の接着剤を充填しており、接着剤収容部の外周側に粘度の高い接着剤を充填し、接着剤収容部の中心側に粘度の低い接着剤を充填していることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
- 夫々の接着剤収容部には複数の種類の接着剤を充填しており、接着剤収容部の中心側に粘度の高い接着剤を充填し、接着剤収容部の外周側に粘度の低い接着剤を充填していることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
- 夫々の接着剤収容部には複数の種類の接着剤を充填しており、接着剤収容部の外周側に硬化後のヤング率が高い接着剤を充填し、接着剤収容部の中心側に硬化後のヤング率の低い接着剤を充填していることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
- 夫々の接着剤収容部には複数の種類の接着剤を充填しており、接着剤収容部の中心側に硬化後のヤング率が高い接着剤を充填し、接着剤収容部の外周側に硬化後のヤング率の低い接着剤を充填していることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
- 部材又は補助材には接着剤収容部内に接着剤を充填する連通口が設けてあることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
- 部材又は補助材には収容部内と大気とを連通する大気開放口を設けてあることを特徴とする請求項2又は10に記載の部材の固定方法。
- 一方の部材は像担持体の回転軸であり、他方の部材は回転軸に連動して回転する歯車であり、請求項1〜11の何れか一項に記載の固定方法により回転軸と歯車とを固定することを特徴とする回転駆動部の固定方法。
- 回転軸の外周にはスリーブが設けられており、スリーブの外周面と補助材の一方の接着面とを接着しており、歯車と補助材の他方の接着面とを接着していることを特徴とする請求項12に記載の回転駆動部の固定方法。
- スリーブには回転軸の半径方向に突出するフランジが形成されており、フランジと歯車とは略同一平面上にあり、補助材の一方の接着面と他方の接着面とが略水平になっていることを特徴とする請求項13に記載の回転駆動部の固定方法。
- 補助材は回転軸の周方向に間隔を開けて備えたことを特徴とする請求項12に記載の回転駆動部の固定方法。
- 補助材は波長が可視光線以下の短波長を透過する材質からなり、接着剤は光により架橋反応する材質であることを特徴とする請求項13に記載の回転駆動部の固定方法。
- 歯車、回転軸及びスリーブは波長が可視光線以下の短波長を透過する材質からなることを特徴とする請求項16に記載の回転駆動部の固定方法。
- 歯車の補助材が固定される位置に半径方向の案内溝が形成されており、補助材には案内溝に係合する突部が形成されており、歯車を回転軸に組付ける際に案内溝に突部を係合させて歯車の固定位置を調整していることを特徴とする請求項12に記載の回転駆動部の固定方法。
- 回転駆動部には歯車の外周に当接する規制部材を設けており、歯車を規制部材で位置決めしてから補助材で回転軸と歯車とを接着固定することを特徴とする請求項12に記載の回転駆動部の固定方法。
- 接着剤収容部には単一の接着剤を充填しており、接着剤収容部の外周側が中心側よりも光照射量が多くなるようにしていることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
- 接着剤収容部には単一の接着剤を充填しており、接着剤収容部の中心側が外周側よりも光照射量が多くなるようにしていることを特徴とする請求項2に記載の部材の固定方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0565923A (ja) * | 1991-09-06 | 1993-03-19 | Toyota Motor Corp | 複合材料製駆動軸の接着構造 |
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-
2004
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