JP2006151987A - ビタミンｃとカルシウムによる睡眠剤 - Google Patents

Abstract

【課題】ビタミン剤による治療においては、痴呆治療剤、更年期障害の治療薬、精神安定チューインガムなどがあるが、健康食品としても用いられる安全性の高いビタミンとミネラルを主成分とする睡眠剤を提供する。
【解決手段】ビタミンCとカルシウムを同時に大量服用することにより、睡眠効果があることを見出した。すなわち、ビタミンCとカルシウムをそれぞれ500mg以上含有することを特徴とした睡眠剤。
【選択図】なし

Description

この発明は、睡眠剤に関する。

睡眠剤としては、バルビツール系、非バルビツール系、ベンゾジアゼピン系等の各種のものが知られているが、いずれも神経系に作用するため、副作用が問題になる場合がある。

また、ビタミン剤による治療においては、痴呆治療剤、更年期障害の治療薬、精神安定チューインガムなどがある。
特開平６−１８３９７１ 特開平１−１３２５２４ 特開平２−２１２４２１ 特表平８−５０２２５９

ビタミンとミネラルを主成分とする睡眠剤を提供することをその課題とする。

本発明者は、意外にも、ビタミンCとカルシウムを同時に大量服用することにより、睡眠効果があることを見出した。
すなわち、本発明によれば、ビタミンCとカルシウムをそれぞれ500mg以上含有することを特徴とした睡眠剤が提供される。

主成分はビタミンとミネラルであり、安全性の高い保険機能食品や健康食品として用いることができる。

本発明において用いるビタミンＣとカルシウムは、健康食品としても用いられている安全性の高いものである。
本発明では、保険機能食品やビタミン剤としても、その許容範囲内において、使用することが可能である。

本発明の睡眠剤 は、前記したビタミンＣとカルシウムとからなるもので、両者の使用剤合は、１：１±４０％であり、ビタミンＣやカルシウムの質、及び吸収効率に応じて適切に決めるのが望ましい。
本発明の睡眠剤 は、必要に応じて、従来のビタミン剤や、健康食品と併用することができる。
本発明の睡眠剤 は、１回当りの摂取量は、５００ｍｇ以上、２０００ｍｇ以下が好ましい。
また、１回の服用量が比較的多いため、粉末剤、又は液剤として適用することが望ましいが、そのほかにも健康食品や、飲料の添加物として含有することも可能である。
本発明の睡眠剤 を用いたときには、その摂取後、３０分から１時間で眠気を催し、その後数時間で、快眠することができる。

ビタミン類、及び医薬品としては、ビタミンＣ（アスコルビン酸）の服用許容上限は、「なし」であるが、２０００ｍｇ以上を１度に摂取するとお腹を壊す場合があり、一応の上限がある。
また、カルシウムの許容上限は２５００ｍｇであり、前記ビタミンＣとの上限から、薬剤が１：１の割合の場合は、最大で２０００ｍｇづつの計４０００ｍｇを１回の服用量とすることができる。

保健機能食品においては、ビタミンＣとカルシウムの上限が定めされており、それぞれ1000ｍｇと６００ｍｇであることから、薬剤が１：１の割合の場合は、最大で６００ｍｇづつの計１２００ｍｇを１回の服用量とすることができる。

睡眠効果を有する医薬品、又はビタミン剤や保険機能食品として利用できる。

Claims (3)

1. 主にビタミンCとカルシウムをそれぞれ500mg以上含有する
   ことを特徴とした睡眠剤。
2. ビタミンCとカルシウムの割合が１：１±40%であり、１回の摂取量が1000mg以上である
   ことを特徴とした請求項１に記載の睡眠剤。
3. 飲物に請求項１に記載の睡眠剤を配合した
   ことを特徴とした睡眠導入飲料。