JP2002201135A - ラクツロースを含有する上腹部用組成物 - Google Patents

ラクツロースを含有する上腹部用組成物

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JP2002201135A JP2000401595A JP2000401595A JP2002201135A JP 2002201135 A JP2002201135 A JP 2002201135A JP 2000401595 A JP2000401595 A JP 2000401595A JP 2000401595 A JP2000401595 A JP 2000401595A JP 2002201135 A JP2002201135 A JP 2002201135A
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Takayuki Sebe
卓之 瀬部
Masashi Mizutani
誠志 水谷
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Rohto Pharmaceutical Co Ltd
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Rohto Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上腹部不快症状、特に胃部膨満感、げっぷ、胸
つかえ、胸やけ、胃もたれ、胃重、むかつき、胃痛、吐
き気及び食欲不振等の症状の改善に有効な上腹部用の経
口組成物を提供する。 【解決手段】ラクツロースと上部消化器官に作用する成
分、特に健胃薬、消化薬、制酸薬、吸着薬、収斂薬、粘
膜保護薬、粘膜修復薬および鎮痛鎮痙薬よりなる群から
選択される少なくとも1種を含有する上腹部用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上腹部の不快症状の
改善に有効な上腹部用経口組成物に関する。より詳細に
は、本発明は胃部膨満感、胃部不快感、げっぷ、胸つか
え、胸やけ、胃もたれ、胃重、食欲不振、むかつき、胃
痛又は吐き気といった各種の不快症状の改善に有効な上
腹部用経口組成物に関する。また本発明はラクツロース
の新規用途に関する。なお、上腹部とは胃、食道、口腔
並びにその周辺部分を指す概念である。
【0002】
【従来の技術】消化器官に関する様々な愁訴(不快症
状、不快感)は、日常生活における生活リズムの乱れや
過飲・過食、あるいはストレス等により誘起される。そ
して、現代社会においては特に上腹部不定愁訴が増加し
ており、更には慢性化する傾向にある。上腹部の不定愁
訴としては、胃部膨満感、胃もたれ、胸つかえ、胃痛、
胸やけ、むかつき、吐き気、あるいはこれらに起因する
食欲不振等が代表的な症状として挙げられる。
【0003】従来から市販されている胃腸薬は、胃部膨
満感、胃もたれ、胸つかえ、胃痛、胸やけおよび食欲不
振といった症状に対して用いられているが、これらの症
状が慢性化しかつ複合的にあらわれる場合、症状を一時
的に緩快するにとどまっていた。また、従来の胃腸薬の
場合、慢性的に上記のような症状が続く場合、その症状
を改善し健全な状態に回復するまで毎日継続して服用す
る必要があるが、かかる継続的な服用は薬物の有効性や
副作用の観点から問題がある。
【0004】一方、現代社会においては健康に対する意
識が高揚し、デイリーヘルスケア、セルフメディケーシ
ョン等の気運が高まっており、日常的に健康を維持し増
進するために有用な製剤組成物や健康食品(保健機能食
品(栄養機能食品及び特定保健用食品)、病者用食品
(個別評価型病者用食品)等)の開発が期待されてい
る。また、上部消化器官の不調は、特に上腹部の不快症
状(胃部膨満感、胃もたれ、胸つかえ、胃痛、胸やけ、
むかつき、吐き気、あるいはこれらに起因する食欲不振
等)や自覚症状として現れやすい。これらの不快症状
は、体調を悪くするばかりか気分までも憂鬱にし、心身
全体に及ぼす影響は計り知れない。従って上部消化器官
の調子は、日常における健康のバロメータでもあるとも
いえる。
【0005】そこで、上部消化器官の低下した機能や調
子を健全な状態に回復し、またその健全な状態を維持す
ることによって上腹部の不快症状を改善する組成物、さ
らにかかる作用効果によって終局的には全身にわたって
健康を維持し増進する組成物が求められている。
【0006】ところでラクツロースは、1930年にミルク
中の乳糖から生産されることが見出された、ガラクトー
スとフラクトースとが結合した二糖類である。これは異
性化乳糖とも呼ばれるミルクオリゴ糖の一種で、加熱処
理された牛乳・乳製品中に広く見いだされる。
【0007】ラクツロースは胃腸の消化酵素では消化も
吸収もされないが、ヒトの腸内菌叢の大部分を占める主
要な細菌であるビフィズス菌によって資化され、ビフィ
ズス菌の維持や増殖に重要な役割を果たしていると考え
られている。ラクツロースの作用としては、従来よりビ
フィズス菌の増殖を通じた腸内菌叢の改善、腐敗細菌の
減少に伴うインドール、スカトール、フェノール、p-ク
レゾールなどの腸内腐敗産物の減少、糞便水分の増加に
よる軟便化、排便回数の増加、並びに他の腸内環境や腸
管運動を整える整腸作用が認められている(日本臨床、
第46巻、増刊号、第1077〜1083頁、1988年)。さらに
ラクツロースは、カルシウムやマグネシウムといったミ
ネラルの吸収促進効果を有し、骨強度向上に寄与するこ
とが知られている。また現在、ラクツロースはビフィズ
ス菌の増殖を通じた整腸作用を利用して、育児用調整粉
乳をはじめとする様々な食品として販売されている。ま
た、医薬品にも腸管機能改善剤、便秘薬及び高アンモニ
ア血症薬の成分として多くの国で利用されている。
【0008】しかしながら、ラクツロースが胃や食道等
の上部消化器官に作用する成分と協同して該成分の作用
効果を増強若しくは向上する作用を有することについて
は知られていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上腹部不快
症状、具体的には胃部膨満感、胸つかえ、胃もたれ、胃
痛、胸やけ、むかつき、吐き気、胃痛または食欲不振と
いった各種症状の改善に有効な上腹部用の経口組成物を
提供することを目的とするものである。また、本発明は
ラクツロースが上部消化器官に作用する成分と協同する
ことによって発揮する、当該成分の効果向上作用に基づ
いて、ラクツロースの新規用途を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ラクツロースに健
胃薬等の上部消化器官に作用する成分の作用効果を増強
する作用があり、ラクツロースとこれらの成分を併用す
ることによって、前述する各種の上腹部不快症状(胃部
膨満感、げっぷ、胸つかえ、胸やけ、胃もたれ、胃重、
むかつき、吐き気、胃痛や食欲不振)の改善効果に優れ
た組成物が調製できることを見いだした。本発明はかか
る知見に基づいて開発されたものである。
【0011】すなわち、本発明は下記(1)〜(3)に
掲げる上腹部不快感症状改善用組成物である: (1)ラクツロースと上部消化器官に作用する成分を含
有する上腹部不快感症状改善用組成物。 (2)上部消化器官に作用する成分が健胃薬、消化薬、
制酸薬、吸着薬、収斂薬、粘膜保護薬、粘膜修復薬およ
び鎮痛鎮痙薬よりなる群から選択される少なくとも1種
である(1)記載の上腹部不快感症状改善用組成物。 (3)上腹部不快症状が、胃部膨満感、げっぷ、胸つか
え、胸やけ、胃もたれ、胃重、むかつき、吐き気、胃痛
及び食欲不振よりなる群から選択される少なくとも1つ
の症状を有するものである(1)又は(2)記載の上腹
部不快感症状改善用組成物。
【0012】また本発明は、ラクツロースが有する作用
に基づいて、ラクツロースの(4)および(5)に記載
する新規用途を提供するものである: (4)ラクツロースを有効成分とする、上部消化器官に
作用する成分の効果向上剤。 (5)ラクツロースを上部消化器官に作用する成分と併
用することからなる、上部消化器官に作用する成分の効
果向上方法。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の上腹部不快感症状改善用
組成物は、ラクツロースと上部消化器官に作用する成分
を含有することを特徴とするものである。
【0014】本発明で使用されるラクツロースは、ガラ
クトースとフラクトースとが結合した二糖類(4-O-β-D
-ガラクトピラノシル-D-グルコース)であり、公知の方
法に従って乳糖をアルカリ異性化することによって製造
することができる(例えば、特許第874954号公
報、特許第893340号公報)。当該ラクツロースは
商業的に入手可能であり、例えば簡便には商品名「ラク
ツロース・末」(日研化学(株)販売)等を使用するこ
とができる。
【0015】本発明において上部消化器官に作用する成
分とは、上部消化器官に作用することによって消化管の
機能(例えば消化管の運動、消化液の分泌等)を改善し
たり、疾患を治療・改善するために用いられる成分であ
り、具体的には、健胃薬、消化薬、制酸薬、吸着薬、粘
膜保護薬、粘膜修復薬および鎮痛鎮痙薬の成分を挙げる
ことができる。なお、本発明において上部消化器官と
は、胃、食道、口腔、十二指腸、小腸といった食物の消
化分解に関与する器官を意味する。
【0016】ここで健胃薬には一般に a.苦味薬、芳香
性・辛味性健胃薬、b.酸薬および c.消化機能賦活剤等
が含まれる。具体的には、a.苦味薬、芳香性・辛味制健
胃薬の成分としては、アニス実、アロエ、茴香、鬱金、
烏薬、延命草、黄ごん、黄柏、黄連、加工大蒜、ガジュ
ツ、かっ香、キナ、ホミカ、ショウキョウ、カラムス
根、乾薑、枳殻、只実、桂皮、ゲンチアナ、コウジン、
厚朴、呉茱萸、胡椒、コロンボ、コンズランゴ、山椒、
山奈、紫蘇子、縮砂、生姜、ショウズク、青皮、石菖
根、センタウリウム草、センブリ、蒼朮、蘇葉、大茴
香、大黄、竹節人参、丁字、陳皮、唐辛子、トウヒ、動
物胆、ニガキ、ニクズク、人参、薄荷、ヒハツ、白朮、
ホップ、ホミカエキス、睡菜葉、木香、益知、竜胆、良
姜、クジン、ゴバイシ、サンザシ、ヨウバイヒ、赤芽
柏、アセンヤク、ウバイ、ケツメイシ、ゲンノショウ
コ、ロートエキス、レモン油、l−メントール及びdl
−メントール等の生薬や精油、並びに塩酸ベタイン、グ
ルタミン酸塩酸塩、塩化カルニチン、塩化ベタネコー
ル、トリメプチン、乾燥酵母等を例示することができ
る。好ましくはアニス実、アロエ、茴香、鬱金、烏薬、
延命草、黄ごん、黄柏、黄連、加工大蒜、かっ香、カラ
ムス根、乾薑、枳殻、只実、桂皮、ゲンチアナ、コウジ
ン、厚朴、呉茱萸、胡椒、コロンボ、コンズランゴ、山
椒、山奈、紫蘇子、縮砂、生姜、ショウズク、青皮、石
菖根、センタウリウム草、センブリ、蒼朮、蘇葉、大茴
香、大黄、竹節人参、丁字、陳皮、唐辛子、トウヒ、動
物胆、ニガキ、ニクズク、人参、薄荷、ヒハツ、白朮、
ホップ、ホミカエキス、睡菜葉、木香、益知、竜胆、良
姜、ロートエキス、ウイキョウ油、ケイヒ油、ショウキ
ョウ油、ショウズク油、チョウジ油、トウヒ油、ハッカ
油、レモン油、l−メントール及びdl−メントールま
たはこれらを含む精油、塩化カルニチンまたはトリメプ
チンであり、より好ましくは塩化カルニチン、桂皮、唐
辛子、人参、木香、ロートエキス、l−メントール及び
dl−メントールまたはこれらを含む精油である。また
b.酸薬の成分としては、希塩酸、塩酸リモナーデ、ペ
プシンリモナーデ、赤酒リモナーデおよびアチドールペ
プシン等を;c.消化機能賦活剤の成分としてはAclato
nium napadisilate、カルニチン、ネオスチグミン、ベ
タネコール、カルプロニウム、トラゾリン等の副交感神
経興奮剤、メトクロプラミド、ドンペリドン、スルピリ
ド等の抗ドパミン薬、その他の成分として トリメブチ
ン及びそれらの塩を例示することができる。尚これらの
各成分は1種単独で用いられてもよいし、また2種以上
を任意に組み合わせて使用することもできる。
【0017】尚、本発明が対象とする上記並びに後述す
る各成分は、その態様並びに形状を何ら問うことなく、
塩や水和物の態様、又はエキス、粉末又は油等の任意の
形状を有することができる。
【0018】消化薬の成分としては、澱粉消化酵素、蛋
白消化酵素、脂肪消化酵素、繊維素消化酵素、ウルソデ
オキシコール酸、オキシコーラン酸塩酸塩、コール酸、
胆汁末、胆汁エキス、デヒドロコール酸、動物胆などを
例示することができる。好ましくは澱粉消化酵素、蛋白
消化酵素、脂肪消化酵素、又はウルソデオキシコール酸
である。尚、酵素としては、例えばジアスターゼ、パン
クレアチン、ペプシン、プチアリン、β−ガラクトシダ
ーゼ、アミラーゼ、トリプシン、パパイン、プロテアー
ゼ、リパーゼ、セルラーゼ、パンクレアチンなどが挙げ
られ、動物由来、植物由来、さらには微生物由来のもの
が適宜使用できる。尚これらの各成分は1種単独で用い
られてもよいし、また2種以上を任意に組み合わせて使
用することもできる。
【0019】制酸薬とは胃液の酸を中和する作用を有す
るものであり、かかる成分として具体的には、乾燥水酸
化アルミニウムゲル、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウ
ム、ヒドロタルサイト、水酸化アルミナマグネシウム、
水酸化アルミニウムゲル、水酸化アルミニウム・炭酸水
素ナトリウム共沈生成物、水酸化アルミニウム・炭酸マ
グネシウム混合乾燥ゲル、水酸化アルミニウム・炭酸マ
グネシウム・炭酸カルシウム共沈生成物、アミノ酢酸ジ
ヒドロキシアルミニウム、ジヒドロキシアルミニウムア
ミノアセテートなどのアルミニウム系制酸剤、炭酸マグ
ネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムおよ
びケイ酸マグネシウムなどのマグネシウム系制酸剤、無
水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム、沈降
炭酸カルシウム、乳酸カルシウムおよび水酸化カルシウ
ムなどのカルシウム系制酸剤、炭酸水素ナトリウム、ク
エン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等のナトリウム系制
酸剤、アミノ酢酸及びポリアミノメチレン樹脂等の陰イ
オン交換樹脂、ファモチジン,ラニチジン及びシメチジ
ン等のH2受容体拮抗薬、プロトンポンプ阻害薬、その
他、胃ムチン、烏賊骨、石決明、牡蠣、ロートエキスを
例示することができる。好ましくは乾燥水酸化アルミニ
ウムゲル、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ヒドロタル
サイト、水酸化マグネシウム、乾燥水酸化アルミニウム
ゲル、ゲル炭酸水素ナトリウム、炭酸マグネシウム、沈
降炭酸カルシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウ
ム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、ロー
トエキス、又はファモチジン,ラニチジン及びシメチジ
ン等のH2受容体拮抗薬である。より好ましくはヒドロ
タルサイト、炭酸水素ナトリウム、炭酸マグネシウム、
乾燥水酸化アルミニウムゲル、水酸化マグネシウム、沈
降炭酸カルシウム、ロートエキス、ファモチジン、ラニ
チジン及びシメチジンである。尚、これらの各成分は1
種単独で用いられてもよいし、また2種以上を任意に組
み合わせて使用することもできる。
【0020】吸着薬とは、胃内の毒物、ガス、細菌およ
び胃液等の、胃粘膜を刺激する原因となるものを吸着除
去することによって、胃を保護するか又は胃障害を防止
し改善する薬物をいう。かかる薬物成分としては細菌性
毒素等を吸着して胃を保護したり胃液を吸着して除去す
るケイ酸アルミニウム(天然・合成)やケイ酸マグネシ
ウム(タルク)等のケイ酸塩、胃内又は胃内壁に付着し
たガス気泡を吸着してガスを除去するジメチルポリシロ
キサン、胃液の酸を直接吸着し排出する陰イオン交換樹
脂、カオリン、ペクチン、薬用炭等を例示することがで
きる。好ましくはジメチルポリシロキサンである。これ
らの各成分は1種単独で用いられてもよいし、また2種
以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
【0021】収斂薬とは、胃粘膜表面に作用して蛋白質
を結合沈殿させて不溶性の被膜を形成することによって
収斂作用を呈し、胃の炎症の拡大を阻止する薬物をい
う。かかる薬物成分としては、次サリチル酸ビスマス、
次炭酸ビスマス、次硝酸ビスマスおよび次没食子酸ビス
マス等のビスマスの塩基性塩類;タンニン酸、タンニン
酸アルブミン、並びにタンニン酸を含む種々の生薬(ア
センヤク、ゲンノウショウコ等)を挙げることができ
る。これらの各成分は1種単独で用いられてもよいし、
また2種以上を任意に組み合わせて使用することもでき
る。
【0022】粘膜保護薬とは、胃粘膜に付着して胃粘膜
を刺激から保護して炎症を緩和したり組織を修復する薬
物をいう。かかる粘膜保護薬としては、アラビアゴム、
トラガント、バレイショデンプン、カッコン、デキスト
リン等を例示することができる。これらの各成分は1種
単独で用いられてもよいし、また2種以上を任意に組み
合わせて使用することもできる。
【0023】粘膜修復薬としては、損傷した胃粘膜を修
復するのに有効な薬物であり、具体的にはアズレンスル
ホン酸ナトリウム、アルジオキサ、グリチルリチン酸及
びその塩類並びに甘草抽出物、L−グルタミン、銅クロ
ロフィリンカリウム、銅クロロフィリンナトリウム、塩
酸ヒスチジン、ブタ胃壁ペプシン分解物、ブタ胃壁酸加
水分解物、メチルメチオニンスルホニウムクロライド、
赤芽柏、延胡索、甘草、ショ糖硫酸エステルアルミニウ
ム塩(スクラルファート)、塩酸セトラキサート、ソフ
ァルコン、オルノプロスチル、スルピリド、塩酸セトラ
キサートなどのシクロヘキサンカルボン酸エステル類、
ゲファルナート、テプレノン、プラウノトールなどのテ
ルペノイド化合物、アセグルタミドアルミニウム、メチ
ルメチオニンスルフォニウムクロリドなどを例示するこ
とができる。好ましくはアズレンスルホン酸ナトリウ
ム、アルジオキサ、L−グルタミン、銅クロロフィリン
カリウム、銅クロロフィリンナトリウム、メチルメチオ
ニンスルホニウムクロライド、甘草又はその抽出物、シ
ョ糖硫酸エステルアルミニウム塩(スクラルファート)
であり、より好ましくはショ糖硫酸エステルアルミニウ
ム塩(スクラルファート)、アズレンスルホン酸ナトリ
ウム、アルジオキサ、銅クロロフィリンカリウム、銅ク
ロロフィリンナトリウム、甘草、L−グルタミンであ
る。これらの各成分は1種単独で用いられてもよいし、
また2種以上を任意に組み合わせて使用することもでき
る。
【0024】鎮痛鎮痙剤としては、塩酸パパベリン、ア
ミノ安息香酸エチル、臭化水素酸スコポラミン、臭化メ
チルスコポラミン、延胡索、甘草、厚朴、芍薬、臭化チ
メピジウム、塩酸オキシフェンサイクリミン、塩酸ジサ
イクロミン、塩酸メチキセン、臭化メチルアトロピン、
臭化メチル−l−ヒヨスチアミン、臭化メチルベナクチ
ジウム、ベラドンナエキス、ロートエキス、ヨウ化ジフ
ェニルピペリジノメチルジオキソラン、ロート根総アル
カノイドクエン酸塩等を例示することができる。好まし
くは臭化メチルスコポラミン、臭化チメピジウム、臭化
メチルアトロピンである。これらの各成分は1種単独で
用いられてもよいし、また2種以上を任意に組み合わせ
て使用することもできる。
【0025】これら健胃薬、消化薬、制酸薬、吸着薬、
粘膜保護薬、粘膜修復薬および鎮痛鎮痙薬の各成分は1
種単独で用いられてもよいし、また2種以上を任意に組
み合わせて使用することもできる。2種以上を組み合わ
せて使用する場合、その組合せとしては、例えば制酸薬
と健胃薬、消化薬、吸着薬、粘膜修復薬または鎮痛鎮痙
薬のいずれか少なくとも1種との組み合わせ、健胃薬と
消化薬、吸着薬、粘膜修復薬および鎮痛鎮痙薬のいずれ
か少なくとも1種との組み合わせ、消化薬と吸着薬およ
び鎮痛鎮痙薬のいずれか少なくとも1種との組み合わせ
を挙げることができる。
【0026】本発明の組成物は、1投与形態あたりに、
上腹部に作用する上記薬物成分をその薬物の所望作用を
発揮するために通常使用される用量で配合することがで
きる。1日投与量に換算した場合、通常各薬物成分は医
薬品製造指針等に従って使用することができるが、具体
的には用いる薬物成分の種類に応じて下記表1〜8に掲
げる用量(上限及び下限)を参考にすることができる。
【0027】
【表1】 例えば具体的な健胃薬として、塩化ベタネコールは0.
001〜0.06g/日、精油類は0.001〜0.5g
/日、乾燥酵母は1〜20g/日、塩酸ベタイン・グル
タミン酸塩酸塩・塩化カルニチンは0.01〜2g/日
の範囲で用いることができる。
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】 例えば具体的な非酵素消化薬としてウルコデスオキシコ
ール酸は0.001〜0.6g/日の範囲で用いることが
できる。
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】 例えば具体的な吸着薬としてジメチルポリシロキサンは
0.01〜0.5g/日の範囲で用いることができる。
【0032】
【表6】 例えば具体的な粘膜修復薬として、アルジオキサや銅ク
ロロフィリン塩は0.01〜0.5g/日、アズレンスル
ホン酸ナトリウムは0.0001〜0.01g/日の範囲
で用いることができる。
【0033】
【表7】
【0034】
【表8】 また本発明の組成物に配合するラクツロースの割合は、
併用する上記薬物成分の種類によって異なり、一概に規
定することはできないが、一日投与量に換算して通常
0.05〜20gの範囲で適宜用いることができる。具
体的には、例えば一日のラクツロースの投与量として
0.1〜10g、0.1〜5gまたは0.5〜2gを挙
げることができる。
【0035】ラクツロースと上部消化器官に作用する成
分との配合割合は、用いる薬物成分の種類に応じて下記
表9〜15に掲げる割合(上限及び下限)を参考にする
ことができる。なお、表にはラクツロース1重量部に対
する下記薬物の配合割合を記載する。
【0036】
【表9】
【0037】
【表10】
【0038】
【表11】
【0039】
【表12】
【0040】
【表13】
【0041】
【表14】
【0042】
【表15】 本発明の組成物は、上記成分に加えて、他成分として通
常当業界で使用される充填剤、増量剤、結合剤、補形
剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤、徐放化剤な
どの希釈剤や賦形剤を配合することもできる。その他、
製剤の剤型などに応じて溶解補助剤、緩衝剤、保存剤、
可溶化剤、等張化剤、乳化剤、懸濁化剤、分散剤、増粘
剤、ゲル剤、硬化剤、吸収剤、粘着剤、弾性剤、可塑
剤、吸着剤、香料、着色剤、矯味剤、抗酸化剤、保存
剤、保湿剤、遮光剤、光沢剤、帯電防止剤、コーティン
グ剤などを用いることもできる。具体的には、賦形剤と
して、ショ糖、炭酸カルシウム、乳糖、コーンスター
チ、マンニトール、D−ソルビトール、結晶セルロー
ス、エリスリトール、白糖など;結合剤としてヒドロキ
シプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、メチルセル
ロース、α化デンプンなど;崩壊剤として、カルメロー
スカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、カルボ
キシメチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセ
ルロース、架橋化ポリビニルピロリドンなど;滑沢剤と
してステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、タルクなど;香料としては、l−メントール、バニ
リン、レモン油、ケイヒ油、ハッカ油などのフレーバー
や芳香油を例示することができる。
【0043】さらに本発明の組成物は、本発明の効果を
妨げないことを限度として、必要により他の生理活性成
分や薬理活性成分を配合することもできる。かかる成分
としては、具体的に解熱鎮痛薬、抗炎症薬、各種生薬成
分、抗アレルギー薬、感冒薬、鎮咳薬、去痰薬、鎮痛
薬、鼻炎用薬、整腸薬、止しゃ薬、便秘薬、滋養強壮
薬、または抗生物質などを例示することができる。
【0044】また、必要に応じて、ビタミン類を配合す
ることができる。かかるビタミン類としては、ビタミン
C類、ビタミンB1類、ビタミンB6類、ビタミンB12
類、ビタミンB2類、ビタミンD類、ビタミンE類、ビ
タミンA類等が例示でき、具体的にはチアミン、ジセチ
アミン、ビスチアミン、チアミンジスルフィド、ベンフ
ォチアミン、プロスルチアミン、フルスルチアミン、ビ
スベンチアミン、シコチアミン、オクトチアミン、アリ
チアミン、チアミンプロピルジスルフィド、チアミンテ
トラヒドロフルフリルジスルフィド、チアミンジセチル
硫酸エステル、塩酸ヒドロキソコバラミン、コハク酸d
-α-トコフェロール、コハク酸dl-α-トコフェロー
ル、コハク酸dl-α-トコフェロールカルシウム、ビス
ブチアミン、ビスイブチアミン、チアミンモノホスフェ
イトジスルフィド、チアミンピロリン酸、シコチアミ
ン、ピリドキシン、ピリドキサール、メコパラミン、シ
アノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、メチルコバラ
ミン、アスコルビン酸、アスコルビン酸カルシウム、ア
スコルビン酸ナトリウム、酢酸レチノール、パルミチン
酸レチノール、ビタミンA油、肝油、強肝油、エルゴカ
ルシフェロール、コレカルシフェロール、酢酸d−α−
トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、d−
α−トコフェロール、dl−α−トコフェロール、フラ
ビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、リボフラビ
ン、リン酸リボフラビンナトリウム、酪酸リボフラビ
ン、塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール、ビオチ
ン、ニコチン酸類(ニコチン酸、ニコチン酸アミド、イ
ノシトールヘキサニコチネートなど)、パントテン酸類
(パンテノール、パントテン酸またはその塩等)が挙げ
られる。
【0045】これらのビタミン類の投与量は特に制限さ
れないが、一日投与量に換算した場合を例に挙げると、
ビタミンA類では25〜5000I.U.(適宜ビタミンA
として換算)、ビタミンB1類では0.1〜300mg
(分子構造により、適宜、硝酸チアミン、チアミンジス
ルフィド、塩酸チアミン又はフルスルチアミンとして換
算)、ビタミンB12類では0.1〜2000μg(適宜
ヒドロキソコバラミンとして換算)、ビタミンC類では
5〜5000mg(アスコルビン酸として換算)、ビタ
ミンE類では1〜1000mg(適宜コハク酸dl-α-ト
コフェロールとして換算)、ニコチン酸類では1〜50
0mgを例示することができる。
【0046】また必要に応じて、アミノエチルスルホン
酸、カフェイン類、γ−オリザノール、カフェイン、無
水カフェイン、L−システイン、L−塩酸システイン、
グルクロラクトン、グルクロン酸アミド、アスパラギン
酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウム、コンドロイ
チン硫酸ナトリウム、グリセロリン酸カルシウム、グル
コン酸カルシウム、オロチン酸、無機塩類などを配合す
ることができる。
【0047】本発明の組成物は、経口投与可能な種々の
剤型に調製することができる。具体的には錠剤、咀嚼剤
(チュアブル剤)、丸剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、カプ
セル剤、トローチ剤等の固形製剤;水溶液剤、油性液
剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、エリキシル剤などの液
体製剤の剤型を挙げることができる。なお、錠剤はコー
ティング錠、2重錠などの多層錠の形態を有していても
良い。
【0048】これらの剤型への製剤化は、その製剤形態
に応じて、慣用の方法により行うことができ、各種の形
態の製剤を調製することができる(仲井由宣 編集、医
薬品の開発・11巻、「製剤の単位操作と機械」、(株)廣
川書店、平成1年11月10日発行)。
【0049】本発明の組成物は、恐らくは上部消化器官
に作用してその低下した機能を健常な状態に回復する作
用を有するものと考えられる。そして本発明の組成物
は、この作用に基づいて、胃等の上腹部の不快症状(胃
部膨満感、げっぷ、胸つかえ、胸やけ、胃もたれ、胃
重、むかつき、吐き気、胃痛または食欲不振等、不定愁
訴症状を含む)を緩和及び改善することができる。よっ
て本発明の組成物は、上腹部不快症状の改善剤、具体的
には胃部膨満感、げっぷ、胸つかえ、胸やけ、胃もた
れ、胃重、むかつき、吐き気、胃痛または食欲不振のい
ずれか少なくとも1つの症状の改善剤として有効に使用
することができる。
【0050】本発明の組成物の1回投与あたりの用量
は、被験者の年齢、体重、性別、改善すべき症状やその
程度などに応じて適宜調整することができるが、通常は
本発明の組成物に含まれる上部消化器官に作用する成分
が通常投与される用量に従ってその範囲で用いられる。
尚、本発明の組成物は、症状にあわせて頓服的に使用さ
れてもよいし、1日に1回若しくは数回にわけて例えば
食前、食後又は食間に投与することができる。また、本
発明の組成物は継続して服用することが可能である。
【0051】さらに、本発明の組成物は、常法に従って
各種食品の形態に調製することができ、これによって健
康食品(保健機能食品(栄養機能食品及び特定保健用食
品)、病者用食品(個別評価型病者用食品)等)を提供
することができる。
【0052】本発明は、ラクツロースを上部消化器官に
作用する成分と併用することによって、該成分の上部消
化器官に対する作用効果が向上するという知見に基づく
ものである。従って本発明はラクツロースの上部消化器
官に作用する成分の作用効果向上剤としての新規用途を
提供するものである。また本発明は、ラクツロースを上
部消化器官に作用する成分と併用することによる、該成
分の効果向上方法という新規用途を提供するものであ
る。尚、上部消化器官に作用する成分としては前述のも
のを挙げることができ、併用することによって改善若し
くは向上する作用効果としては、胃部膨満感、げっぷ、
胸つかえ、胸やけ、胃もたれ、胃重、むかつき、吐き
気、胃痛または食欲不振といった各種上腹部不快症状の
緩和及び改善を挙げることができる。
【0053】この場合、上部消化器官に作用する成分と
併用して用いられるラクツロースの割合としては、本発
明の効果を奏することを限度に特に制限されないが、1
投与形態あたりのラクツロースの配合割合として、通常
0.1〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、
より好ましくは1〜10重量%を例示することができ
る。
【0054】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明は当該実施例に何ら限定されるもので
はない。実施例1〜3、比較例1 上部消化器官に作用する成分としてリョウキョウエキス
(健胃薬)、ジメチルポリシロキサン(吸着薬)および
アルジオキサ(粘膜修復薬)を用いて錠剤を調製した。
具体的には、上記成分(リョウキョウエキス、ジメチル
ポリシロキサンおよびアルジオキサ)にラクツロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロースおよび
D−マンニトール、ステアリン酸マグネシウムをそれぞ
れ表16の記載の割合で添加して、常法に従って打錠し
て、錠剤(1錠剤あたり1200mg)として調製した。
【0055】
【表16】 <試験例>上記で調整した実施例1〜3の製剤と、比較
例1の製剤を、10名の被験者に一週間連続服用(1日
3回食事30分前服用)させることによって、本製剤の
効果を試験した。10名の被験者として、食事の摂取状
況にかかわらず、常に慢性的な上腹部の不快症状である
胃部膨満感、胃もたれ、胸つかえ、食欲不振を訴えてい
るものを選択した。
【0056】効果の判定は、服用をはじめて2日目及び
7日目における、食間の上腹部の症状(胃部膨満感、胃
もたれ・胸つかえ)の有無及び食事直前の食欲不振の有
無について、それぞれ午前と午後の2回行った。結果
は、10名の被験者中、不快症状があると回答した人数
を、表17に示す。
【0057】
【表17】 上記結果からわかるように、本発明の製剤(実施例1〜
3)では、上腹部不快症状が有意に緩和または軽減され
ており、該症状に対して改善効果があることが認められ
た。この効果は、服用後2日目からあらわれはじめ、1
週間の連続服用によってさらに顕著に得られた。また、
その後服用をやめても上腹部不快症状の改善効果はその
後も持続し、その持続効果は服用期間が長いほど高いこ
とがわかった(結果示さず)。なお、7日間の連続服用
によっても副作用は認められなかった。
【0058】それに対して比較例の製剤(比較例1)で
は、本発明の製剤と比べて上腹部の不快な症状に対する
改善効果は殆ど認められなかった。
【0059】このような結果から、上部消化器官に作用
する成分にラクツロースを配合した本発明の組成物によ
れば、低下した上部消化器官の機能を健常な状態に回復
させ、胃部膨満感、胃もたれ・胸つかえ、食欲不振等の
不快症状を有意に改善することができることが判明し
た。また本発明の製剤(実施例1〜3)によって上腹部
の不快症状が回復し健常な状態が持続的に維持されるこ
とから、本発明の経口組成物によれば、上部消化器官の
機能を回復する効果のみならず、回復した機能を維持す
る効果をも兼ね備えていることがわかった。
【0060】 <処方例>処方例1 錠剤 ケイヒ末 435 (mg/day) カンゾウ末 225 ニンジン末 225 アルジオキサ 150 L−グルタミン 405 L−ヒドロキシプロピルセルロース 115 結晶セルロース 215 ラクツロース 1470 ステアリン酸マグネシウム 60 合 計 3300 mg/day。
【0061】 処方例2 錠剤 アルジオキサ 100 (mg/day) ケイ酸アルミン酸マグネシウム 200 ラクツロース 998 結晶セルロース 160 甘味料(アスパルテーム) 15 l-メントール 15 ステアリン酸マグネシウム 12 合 計 1500 mg/day。
【0062】 処方例3 錠剤 L−グルタミン 300(mg/day) アズレンスルホン酸ナトリウム 2 メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 200 炭酸水素マグネシウム 600 炭酸マグネシウム 60 沈降炭酸マグネシウム 180 ロートエキス 10 ラクツロース 2968.5 甘味料(ステビア) 10 香料 4.5 結晶セルロース 75 ステアリン酸マグネシウム 90 合 計 4500 mg/day。
【0063】 処方例4 錠剤 塩化カルニチン 60(mg/day) ウルソデスオキシコール酸 15 澱粉分解酵素(ビオジアスターゼ2000) 120 蛋白分解酵素(プロザイム6) 9 脂肪分解酵素(リパーゼAP6) 45 ラクツロース 800 甘味料(エリスリトール) 96.8 香料 1.2 結晶セルロース 25 軽質無水ケイ酸 10 ステアリン酸マグネシウム 18 合 計 1200 mg/day。
【0064】 処方例5 錠剤 塩化カルニチン 600 (mg/day) アルジオキサ 90 ジメチルポリシロキサン 120 ラクツロース 660 β−カロチン 0.6 リボフラビン 0.8 D−マンニトール 1992.2 ヒドロキシプロピルセルロース 75 結晶セルロース 342 甘味料(アスパルテーム) 1 l−メントール 0.9 レモン油 3 ステアリン酸マグネシウム 14.5 合 計 3900.0 mg/day。
【0065】 処方例6 ドリンク剤 ニコチン酸アミド 60 mg(/瓶) 硝酸チアミン 30 mg アスコルビン酸ナトリウム 100 mg 酢酸d−αトコフェロール 60 mg クエン酸 360 mg クエン酸ナトリウム 200 mg 安息香酸ナトリウム 8 mg ハッカ油 15 mg ラクツロース 20g 香料 微量 精製水 残 量 合 計 100 mL/瓶・day。
【0066】 処方例7 スクラルファート 1500 (mg/day) ウルソデスオキシコール酸 30 沈降炭酸カルシウム 600 結晶セルロース 176.4 ラクツロース 1500 ヒドロキシプロピルセルロース 15 香料 3.6 合 計 3825 mg/day
【0067】
【発明の効果】本発明の組成物によれば、上腹部の不快
症状、特に胃部膨満感、げっぷ、胸つかえ、胸やけ、胃
もたれ、胃重、むかつき、吐き気、胃痛及び食欲不振等
の症状を有意に改善することができる。胃、食道並びに
それらの周辺部のいわゆる上腹部は、不具合や不調が特
に自覚症状として現れやすい器官である。ゆえに上腹部
が不調で不快感を伴う場合は、その日一日中、体調が悪
く、気分も憂鬱となり、心身全体の調子が優れないのが
一般である。このため上腹部の機能や調子は心身の健康
のバロメータともいえる。すなわち本発明の組成物は、
上腹部の低下した機能や調子を健全な状態に回復し、ま
たその健全な状態を維持することによって、終局的には
全身にわたって健康を維持し増進できる医薬品や食品と
して利用できる。また、本発明の組成物の上腹部に対す
る改善効果は、日常的に継続して服用することによって
より増強される。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C084 AA19 NA05 ZA661 ZA662 ZC751 4C086 AA01 EA02 EA03 MA02 MA04 NA05 ZA66 ZC75

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラクツロースと上部消化器官に作用する成
    分を含有する上腹部不快症状改善用組成物。
  2. 【請求項2】上部消化器官に作用する成分が健胃薬、消
    化薬、制酸薬、吸着薬、収斂薬、粘膜保護薬、粘膜修復
    薬および鎮痛鎮痙薬よりなる群から選択される少なくと
    も1種である請求項1記載の上腹部不快症状改善用組成
    物。
  3. 【請求項3】上腹部不快症状が、胃部膨満感、げっぷ、
    胸つかえ、胸やけ、胃もたれ、胃重、むかつき、吐き
    気、胃痛及び食欲不振よりなる群から選択される少なく
    とも1つの症状を伴うものである請求項1又は2に記載
    の上腹部不快症状改善用組成物。
  4. 【請求項4】ラクツロースを有効成分とする、上部消化
    器に作用する成分の効果向上剤。
  5. 【請求項5】ラクツロースを上部消化器官に作用する成
    分と併用することからなる、上部消化器官に作用する成
    分の効果向上方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2315596C1 (ru) * 2006-09-28 2008-01-27 Александр Владимирович Диковский Фармацевтическая композиция, обладающая антацидным и репаративным действием, получение и применение
JP2011037715A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Morinaga & Co Ltd 体重変動抑制剤
JP2014024793A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Rohto Pharmaceut Co Ltd 内服用固形製剤の吸湿性・流動性の改善方法、吸湿性・流動性が改善されてなる内服用固形製剤、及び該内服用固形製剤の製造法
JP2016069292A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 小林製薬株式会社 チュアブル錠
JP2016106125A (ja) * 2016-02-26 2016-06-16 ロート製薬株式会社 内服用固形製剤の吸湿性・流動性の改善方法、吸湿性・流動性が改善されてなる内服用固形製剤、及び該内服用固形製剤の製造法

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