JP2006151502A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器本体部41と、この容器本体部41の表面側に重ねられてその一部が接着された被覆部とを備える。被覆部は、容器本体部と接着される残存部92と、開口部を形成するために残存部92から分離される分離部とを備える。分離部は、折り目線98を介して区分された分離部本体97と折り曲げ片とを備える。折り曲げ片は、上記折り目線98から折り曲げて分離部本体97と重ねた状態で剥離部本体97からはみ出す係止部分96を備え、この係止部分96を容器本体部41と残存部22との一部との間の挿入部101に挿入して係止をなす。
【選択図】 図5
Description
本願発明の他の目的は、容器本体部と被覆部と係止に関して、紙などのシート状体の弾性を有効利用して蓋体の確実な係止を実現する、シート状体からなる容器を提供することにある。
本願の請求項2に係る発明は、容器本体部と残存部との一部との間に両者が接着されていない挿入部が形成され、係止部分を挿入部に挿入することによって分離部の係止をなすことを特徴とする請求項1記載の、シート状体からなる容器を提供する。
本願の請求項3に係る発明は、容器本体部と、この容器本体部の表面側にその一部が接着された被覆部とを備え、被覆部は、容器本体部と接着される残存部と、開口部を形成するために残存部から分離される分離部とを備え、分離部は、折り目線を介して区分された分離部本体と折り曲げ片とを備え、折り曲げ片は、上記折り目線から折り曲げて分離部本体と重ねた状態で容器本体部と被覆部との少なくとも何れか一方に係止されるものであり、分離部本体に折り重ねられた折り曲げ片により分離部の係止をなすことを特徴とする、シート状体からなる容器を提供する。
本願の請求項4に係る発明は、被覆部は、周囲が分離部に囲まれた引掛片を備え、引掛片は、開封時に分離部が残存部から分離された際に、容器本体部に残存するものであり、上記のように折り曲げ片により分離部が係止された際に、折り曲げ片の一部と引掛片の一部とが係合可能とされたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の、シート状体からなる容器を提供する。
本願の請求項4に係る発明は、折り曲げ片の一部と引掛片の一部とが係合可能とされたことにより、誤って分離部のみを持ち、容器を持ち上げてしまった場合でも、容器本体部に対して分離部が係止されているため、粉末洗剤などの被収納物をこぼしてしまう可能性を低減できたものである。
図1は本願発明の第1の実施の形態に係る紙製容器の展開図であり、図2は同紙製容器の斜視図、図3は同紙製容器の開蓋状態の斜視図、図4は同紙製容器の蓋体の係止過程を示す斜視図、図5は図4の要部拡大図、図6は同紙製容器の閉蓋状態の斜視図、図7は図6の VII−VII 線に沿う断面を示すもので、(A)は開蓋時の断面図、(B)は閉蓋時の断面図である。なお、本願の各図において、特別な断りがない限り、破線はミシン目を示し、2点鎖線は折り目線を示す。また、本願の各説明において、特別な断りがない限り、上下前後左右は相対的な位置関係を示すに止まり、絶対的な位置を示すものではない。
また、容器の材質は、本例のような紙製に限られたものではなく、シート状体であれば、樹脂などからなるものであっても良い。ただし、樹脂製シートを用いた場合は、紙とは異なり層間剥離をさせることができないためにハーフカットは採用できず、シート状体の切断はミシン目によって単純に2分割されるものとなる。
このように、第1カット81及び第2カット82によって規定された部分が、上面部31に形成される本体上分離部84と、前面部41に形成される本体前分離部85であり、両者を併せて本体分離部86と呼ぶ。この本体分離部86が開口部を開閉することとなる。 なお、第1カット81、第2カット82は直線のものを示したが、これに限らず、図8に示すように、第1カット81を波線にすることによって、第1カット81の端部で人が手を切ると言った恐怖感を少なくすることができる。このように、第1カット81や第2カット82の具体的形状は、適宜変更し得る。
なお、本例の容器においては、図1に実線で示したように、前被覆部21の図示下端と折り曲げ片95の図示下端とが一致したものとされているが、これに限られず、図1において破線で示したように、前被覆部21が延長部21aの分、図示下方に延長されたものとされ、前被覆部21の図示下端よりも折り曲げ片95の図示下端の方が上方に位置するものであっても良い。
また、図1や図11に破線で示したように、前被覆部21に延長部21aを設け、その延長部21aに、同じく破線で図示したように、半円形状などの貫通穴からなる凹部41bを設けても良い。この凹部41bは、前面部41に前被覆部21が重ね合わされた際、前被覆部21の表面から一段低くなるものであり、これにより、折り曲げ片95に対して指を差し込みやすくできる。なお、この凹部41bは、上記のような貫通穴の形態に限られるものではなく、前被覆部21を層間剥離させたものとしても良い。また、前被覆部21には延長部21aを設けず、前面部41のうち指の触れる部分に凹部41bを設けても良く、種々の形態で実施し得る。
ここで、図3に破線で示したように、前被覆分離部23を貫通するスリット106を形成しておき、上記の折り曲げ片95の折り返しの際に、図5に破線で示すように、折り曲げ片95の一部(図5に示したものでは、折り返した状態における上端)をスリット106に挟み込み、折り曲げ片95を折り返した形態のまま固定できるものとしても良い。
また、この場合では、挿入が容易なように、谷折り目線104と山折り目線105とを設けておくことが望ましい。また図示は省略するが、残存部92に切り込みや孔を設けて、この切り込みなどに係止部分96を挿入するようにしてもよい。
上記のように開封後に前面部41に残存した引掛片107は、折り曲げ片95を先端折り目線98から折り返し、図15(A)に示すように閉蓋状態とされた際において、図15(B)に示すように、折り曲げ片95の端面95aと引掛片107の下端面107aとが係合可能とされたものである。この例においては、閉蓋状態において、折り曲げ片95の端面95aと引掛片107の下端面107aとが、図15(B)に示すように当接するものとされているが、両端面95a,107aが移動することにより当接可能な位置関係にあれば、閉蓋状態において離れていても良い。
ここで、上記後者のように、折り曲げ片95を手前側へと引き起こすことにより係止状態を解除させる場合には、この引き起こし動作に伴い、前被覆残存部22の挿入部101が手前側へと変形させられる。よってこの場合は、挿入部101が軽い力で変形可能なように、挿入部101に対し、折り曲げ片95を上方に引き抜いて開蓋する方法をとる場合に比べ、係止部分96を小さ目に形成しておくことが望ましい。また、この折り曲げ片95の引き起こしが容易になされるように、例えば幅狭部97の上端に折り目線を設けておいても良い。
12 上被覆残存部
13 上被覆分離部
21 前被覆部
22 前被覆残存部
23 前被覆分離部
31 上面部
41 前面部
51 下面部
61 後面部
71 左上面延設部
72 右上面延設部
73 左前面延設部
74 右前面延設部
75 左下面延設部
76 右下面延設部
77 左後面延設部
78 右後面延設部
81 第1カット
82 第2カット
83 層間剥離部分
84 本体上分離部
85 本体前分離部
86 本体分離部
87 中間折り目線
91 分離線
92 残存部
93 分離部
94 ヒンジ用折り目線
95 折り曲げ片
96 係止部分
97 幅狭部
98 先端折り目線
99 中間折り目線
100 蓋体
101 挿入部
102 切り込み
103 広幅部
104 谷折り目線
105 山折り目線
107 引掛片
Claims (4)
- 容器本体部と、この容器本体部の表面側に重ねられてその一部が接着された被覆部とを備え、
被覆部は、容器本体部と接着される残存部と、開口部を形成するために残存部から分離される分離部とを備え、
分離部は、折り目線を介して区分された分離部本体と折り曲げ片とを備え,
折り曲げ片は、上記折り目線から折り曲げて分離部本体と重ねた状態で分離部本体からはみ出す係止部分を備え、分離部本体からはみ出した係止部分により分離部の係止をなすことを特徴とする、シート状体からなる容器。 - 容器本体部と残存部との一部との間に両者が接着されていない挿入部が形成され、係止部分を挿入部に挿入することによって分離部の係止をなすことを特徴とする請求項1記載の、シート状体からなる容器。
- 容器本体部と、この容器本体部の表面側にその一部が接着された被覆部とを備え、
被覆部は、容器本体部と接着される残存部と、開口部を形成するために残存部から分離される分離部とを備え、
分離部は、折り目線を介して区分された分離部本体と折り曲げ片とを備え,
折り曲げ片は、上記折り目線から折り曲げて分離部本体と重ねた状態で容器本体部と被覆部との少なくとも何れか一方に係止されるものであり、分離部本体に折り重ねられた折り曲げ片により分離部の係止をなすことを特徴とする、シート状体からなる容器。 - 被覆部は、周囲が分離部に囲まれた引掛片を備え、
引掛片は、開封時に分離部が残存部から分離された際に、容器本体部に残存するものであり、
上記のように折り曲げ片により分離部が係止された際に、折り曲げ片の一部と引掛片の一部とが係合可能とされたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の、シート状体からなる容器。
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