JP2006151394A - ブレーキ倍力装置の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】直接温度を計測することなく、弁機構を開くために必要なソレノイド電流を供給するために、増圧時は、弁機構が開いて圧力が変化したときのソレノイド電流(増圧開始電流学習値)を記録し、その後弁機構が閉じた後に再度弁機構を開く際には、前記記録した増圧開始電流学習値に基づいて算出したソレノイド電流を流すようにする。
【選択図】図1
Description
102と、圧力センサ103と、電流源104と、増圧制御機能107と、増圧時の圧力−電流指令変換機能108と、増圧開始電流指令の学習機能113と、圧力保持時の圧力−電流指令変換機能109と、減圧制御機能110と、減圧時の圧力−電流指令変換機能111と、減圧開始電流指令の学習機能114と、圧力指令ゼロ時の電流指令機能115と、電流指令の切り換え判定機能105と、切り換え判定機能105の結果に基づいて電流指令を切り換える電流切り換え機能112からなる。倍力装置101は、ソレノイドに電流を流すことにより弁機構の開閉を制御し、マスターシリンダ内の圧力を制御する機能を持つ。増圧時の圧力−電流指令変換手段108は、あらかじめ測定してある増圧時のソレノイド電流と圧力センサの関係を使って、圧力指令PRUから電流指令IRUに変換する。減圧時の圧力−電流指令変換手段111にも、同様にして減圧時の電流と圧力センサの関係を使って、圧力指令PRUから電流指令IREFに変換する。
205に遷移する。また、圧力指令PCMD が減少か一定になっており(圧力指令の時間微分d/dt PCMDが負またはゼロ)、かつ圧力指令PCMD と圧力センサ値PM/C との差
(以下、圧力偏差ΔP)が所定値PB 未満の場合には保持状態201に遷移する。前記条件が成立しない場合には、増圧状態203を継続する。
205に遷移する。また、圧力指令PCMD が増加しており(圧力指令の時間微分d/dtPCMD が正)、かつ圧力偏差ΔPが所定値PA 以上の場合には増圧状態203に遷移する。一方、圧力指令PCMD が減少しており(圧力指令の時間微分d/dt PCMDが負)、かつ圧力偏差ΔPが所定値「−PA 」未満の場合には減圧状態204に遷移する。前記3つの条件が成立しない場合には、保持状態201を継続する。
(圧力指令の時間微分d/dt PCMDが正またはゼロ)、かつ圧力偏差ΔPが所定値−PB 以上の場合には保持状態201に遷移する。前記2つの条件が成立しない場合には、減圧状態204を継続する。
PM/Cと所定値PG との大小を比べ、圧力センサ値PM/Cが小さい場合にはステップ504を行う。圧力センサ値PM/C が大きい場合にはステップ505の判定を行う。ステップ
504は、圧力センサ値PM/C が所定値PG を越えていないので、カウンタBをゼロクリアし、また増圧開始電流学習値ILUを前回の記録値のままとする。ステップ505においては、カウンタAと所定値TF とを比較し、カウンタAが小さい場合にはステップ506の判定を行い、カウンタAが大きい場合にはステップ507の判定を行う。ステップ506においては、圧力指令PCMD と圧力センサ値PM/C とを比較する。圧力センサ値PM/C が圧力指令PCMD より大きい場合には、ステップ508において、増圧開始電流学習値ILUを前回の記録値より所定値だけ小さくした値として更新する。また、カウンタBを最大値に設定し、増圧開始電流学習値ILUの更新を終了する。ステップ506で圧力センサ値
PM/C が圧力指令PCMD より小さい場合には、ステップ509において増圧開始電流学習値ILUを学習中であり、カウンタBを1増やして終了する。
T2 で学習した増圧開始電流学習値ILUを考慮することにより、圧力指令がゼロから大きくなり始めてからΔT56で圧力センサ値が立ち上がり、第一回目のΔT12より短くなっている。そして、本装置の動作温度に関係なく前記ソレノイド電流学習の処理フローを実行することにより、常に適切なソレノイド電流をブースタ倍力装置に供給することが可能となり、スムーズな増圧が実現できる。
401からソレノイド電流I3 をソレノイド機構402にする。時刻T4 までは圧力センサ値PM/C は一定値である。この区間において真空弁404は閉じており、後に説明する図8の処理フローによりソレノイド電流の供給を徐々に小さくしている。時刻T4 においてソレノイド電流I4 になると、真空弁404が開き、経路409を通して作動圧室405の大気が定圧室406に流れ込み、さらに通路410を通して真空源407に流出する。このとき大気弁403は閉じているので、定圧室406と作動圧室405の間の圧力差は減少し、圧力差を源にした力はマスターシリンダ内のピストンから徐々に抜け、マスターシリンダ内の圧力が減少し、ブレーキが解除される。図8の処理フローによりソレノイド電流の供給を適宜変更することにより、圧力指令PCMD に応じて圧力センサ値PM/C を制御することができる。
IREF を計算する。
Claims (6)
- 少なくともブレーキペダルの入力に基づいて増幅した出力を出力する機能と、制御弁に電磁力を作用して出力を増減する機能とを備え、制御装置を起動後に初めてマスターシリンダ内に圧力を供給する際に電磁石に流す電流の初期値と、2回目以降にマスターシリンダ内に圧力を供給する際に電磁石に流す電流の初期値を変化させることを特徴とする倍力装置。
- 少なくともブレーキペダルの入力に基づいて増幅した出力を出力する機能と、制御弁に電磁力を作用して出力を増減する機能とを備え、制御装置を起動後にマスターシリンダ内の圧力を低下させる際に電磁石に流す電流の初期値と、次回以降にマスターシリンダ内の圧力を低下させる際に電磁石に流す電流の初期値を変化させることを特徴とする倍力装置。
- 少なくともブレーキペダルの入力に基づいて増幅した出力を出力する機能と、制御弁に電磁力を作用して出力を増減する機能とを備えた倍力装置を運転する方法において、
制御装置を起動後に初めてマスターシリンダ内に圧力を供給する際に電磁石に流す電流の初期値と、2回目以降にマスターシリンダ内に圧力を供給する際に電磁石に流す電流の初期値を変化させることを特徴とする方法。 - 請求項3の倍力装置を運転する方法において、
今回のマスターシリンダ内に圧力を供給する際にソレノイドに流す電流と、検出されたマスターシリンダ内の圧力の関係を記録し、次回のマスターシリンダ内に圧力を供給する際に電磁石に流す電流の初期値を、前記記録に基づいて設定することを特徴とする方法。 - 請求項3の倍力装置を運転する方法において、マスターシリンダ内に供給される圧力が検出され、今回のマスターシリンダ内の圧力を低下させる際にソレノイドに流す電流と、検出されたマスターシリンダ内の圧力の関係を記録し、次回のマスターシリンダ内に圧力を低下させる際に電磁石に流す電流の初期値を、前記記録に基づいて設定することを特徴とする方法。
- 少なくともブレーキペダルの入力に基づいて増幅した出力を出力する機能と、制御弁に電磁力を作用して出力を増減する機能とを備え、制御装置を起動後に初めてマスターシリンダ内に圧力を供給する際に電磁石に流す電流の初期値と、2回目以降にマスターシリンダ内に圧力を供給する際に電磁石に流す電流の初期値を変化させることを特徴とする倍力装置を搭載した車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006075880A JP2006151394A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | ブレーキ倍力装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006075880A JP2006151394A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | ブレーキ倍力装置の制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001053424A Division JP3861609B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | ブレーキ倍力装置の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006151394A true JP2006151394A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36630153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006075880A Pending JP2006151394A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | ブレーキ倍力装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006151394A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62114858U (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-21 | ||
JPH11171498A (ja) * | 1997-12-15 | 1999-06-29 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 産業車両の油圧回路における電磁弁制御装置 |
JPH11510124A (ja) * | 1995-07-27 | 1999-09-07 | ルーカス・インダストリーズ・パブリック・リミテッド・カンパニー | 電磁作動装置 |
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2006
- 2006-03-20 JP JP2006075880A patent/JP2006151394A/ja active Pending
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JPH11171498A (ja) * | 1997-12-15 | 1999-06-29 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 産業車両の油圧回路における電磁弁制御装置 |
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