JP2006151079A - マニュアルエアコン - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンプレッサを効率的に運転するようにしたマニュアルエアコンを提供する。
【解決手段】 吹き出しモード手動設定手段42と、吹き出し温度手動設定手段43と、ファン風量手動設定手段44と、冷媒を蒸発させて空調用空気を冷却するエバポレータ22と、冷媒を圧縮するコンプレッサ20と、エンジン16からコンプレッサ20への動力伝達を断接するクラッチ24と、エバポレータ出口温度が目標温度となるようにクラッチを制御するクラッチ制御装置41を備え、クラッチ制御装置41は、吹き出しモード手動設定手段42と、吹き出し温度手動設定手段43の設定状態にもとづいて可変設定した第1目標温度と、ファン風量手動設定手段の設定状態にもとづいて可変設定した第2目標温度を求め、第1目標温度と第2目標温度を比較して低い方の温度を目標温度とするエバポレータ出口目標温度設定手段45を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明はマニュアルエアコンに関し、特に、コンプレッサを効率的に運転するマニュアルエアコンに関する。
従来、マニュアルエアコンでの冷房方式は、蒸気圧縮式である。蒸気圧縮式の冷凍サイクルは、コンプレッサ(圧縮機)、コンデンサ(凝縮器)、膨張弁、エバポレータ(蒸発器)により構成され、この密閉された回路(冷凍サイクル)へ冷媒を循環させ、冷媒の気化熱を車室内空気から吸熱して冷房を行う。この原理を、冷媒の流れに沿って説明する。液化冷媒は、膨張弁を通り断熱膨張をし、圧力と温度が下がり霧状でエバポレータへ入り、車室内空気より熱を吸収して気化(蒸発)し、加熱蒸気となってコンプレッサに吸入され、断熱圧縮して高温高圧のガスの状態で、コンデンサに達し、外部に熱を放出し最初の状態に戻る。
上記のような冷凍サイクルを持つマニュアルエアコンにおいて、手動で吹き出しモード、吹き出し温度およびファン風量を設定するようにしたマニュアルエアコンが開示されている(例えば、特許文献1参照)。マニュアルエアコンでは、エバポレータ出口温度がエバポレータの凍結を防止するために設定した一定温度(例えば3℃)となるようにコンプレッサを制御していた。
実用新案登録第2595564号公報
従来のマニュアルエアコンでは、コンプレッサは、エアコンの負荷状況に係わらず常にエバポレータ出口温度が3℃近辺となるように制御されているので、効率的な運転ができないという問題がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、コンプレッサを効率的に運転するようにしたマニュアルエアコンを提供することにある。
本発明に係るマニュアルエアコンは、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
第1のマニュアルエアコン(請求項1に対応)は、吹き出しモードを手動で設定する吹き出しモード手動設定手段と、吹き出し温度を手動で設定する吹き出し温度手動設定手段と、ファン風量を手動で設定するファン風量手動設定手段と、冷媒を蒸発させて空調用空気を冷却するエバポレータと、冷媒を圧縮するコンプレッサと、エンジンと、エンジンからコンプレッサへの動力伝達を断接するクラッチと、エバポレータ出口温度が目標温度となるようにクラッチを制御するクラッチ制御装置を備えるマニュアルエアコンにおいて、クラッチ制御装置は、吹き出しモード手動設定手段と、吹き出し温度手動設定手段の設定状態にもとづいて可変設定した第1目標温度と、ファン風量手動設定手段の設定状態にもとづいて可変設定した第2目標温度を求め、第1目標温度と第2目標温度を比較して低い方の温度を目標温度とするエバポレータ出口目標温度設定手段を備えることで特徴づけられる。
第2のマニュアルエアコン(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは第1目標温度は、吹き出しモードがベントモードまたはバイレベルモードのときに、吹き出し温度手動設定手段が低温側から高温側に移動するのにともなって上昇するとともに、吹き出しモードがヒートモード、ヒートデフモードまたはデフモードのときに、吹き出し温度手動設定手段が低温側から高温側に移動するのにともなって下降するようにしたことで特徴づけられる。
本発明によれば、目標温度を手動設定した吹き出しモード、吹き出し温度およびファン風量で定まる負荷状況に応じて設定できるので、コンプレッサを手動設定した吹き出しモード、吹き出し温度およびファン風量に応じて効率的に運転することができる。また、目標温度を冷房要求が大きい領域と防曇要求が大きい領域では比較的低くそれ以外の領域では比較的高く設定できるので、コンプレッサを冷房性能、防曇性能を維持しながら効率的に運転することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るマニュアルエアコンを備える自動車の前半部の側面から見た構成を概略的に示す。図1では、自動車11の車室12の部分とエンジンルーム13の部分が示されている。車室12にはシート14に着座した運転者15が示されている。エンジンルーム13内にはエンジン16が配置されている。エンジン16から出力される動力を伝達する駆動力伝達機構の図示は省略されている。
空調装置(マニュアルエアコン)17に関係する構成を説明する。上記エンジン16の前側(図1中左側)にはコンデンサ18および図示しないコンデンサファンが配置される。そのコンデンサ18とコンプレッサ20と膨張弁21とエバポレータ22とを冷媒配管23で環状に連結して冷凍サイクルを形成している。
コンプレッサ20は、クラッチ24を介してエンジン16により駆動される。このコンプレッサ20は、エバポレータ22内で蒸発した低温低圧のガス冷媒を吸入口から吸入し、圧縮により高温高圧になったガス冷媒を吐出口から吐出してコンデンサ18へ送り込む。
コンデンサ18は、図示しないコンデンサファンにより通過する外気と熱交換することにより、コンプレッサ20から送り込まれた高温高圧のガス冷媒を凝縮(液化)させる。そして、ガス冷媒が凝縮された結果生じる液冷媒を膨張弁21へ送り込む。
膨張弁21は、液冷媒(高温高圧)を減圧膨張させて霧状の冷媒(低温低圧)にする。エバポレータ22は、車両の空調ダクト25内に配され、送風ファン26により、空調ダクト25内に流れる導入空気を霧状の冷媒と熱交換させることにより、通過する導入空気を冷却する。
また、空調装置17は、配管27と配管28によりヒータコア29を経由して温水の循環流路(ヒータ回路)を形成する。ヒータコア29は熱交換器である。上記の循環流路においてヒータコア用配管28には図示しないウォータバルブが設けられている。ヒータコア29は、空調ダクト25内に配置されている。
空調ダクト25には、エンジンルーム13側に位置する上流側から、送風ファン26、エバポレータ(室内熱交換器)22、開閉自在のエアミックスドア31、上記のヒータコア29、および吹き出し口33,34,35が設けられている。エバポレータ22は送風ファン(送風機)26から送られてくる空気を冷却する。吹き出し口33はベント用吹き出し口であり、吹き出し口34はフット用吹き出し口であり、吹き出し口35は窓の内側へ向かう吹き出し口である。吹き出し口34には、ヒートドア36が設けられており、そのヒートドア36は、乗員の下半身側へ向かう吹き出し口34を開閉する。吹き出し口33には、ベントドア37が設けられており、そのベントドア37は、乗員の上半身側へ向かう吹き出し口33を開閉する。吹き出し口35には、デフドア38が設けられており、そのデフドア38は、窓の内側へ向かう吹き出し口35を開閉する。また、エバポレータ22の出口側の空調ダクト25内には、エバポレータ出口温度検出センサ39が配置される(図2参照)。このエバポレータ出口温度検出センサ39は、エバポレータ出口温度Teを検出するためのものであり、そのセンサ出力はクラッチ制御装置41に入力される(図2参照)。
空調ダクト25では、上記のエアミックスドア31によって、空調ダクト25内を通過する空気をヒータコア29を通過させる部分(ホット側空気、図2の空気部分63)とヒータコア29をバイパスさせる部分(非ホット側空気、図2の空気部分61)に振り分けられる。こうして、空調ダクト25の構成によれば、車室12内に温度調整された空気を供給することができる。図1において40は車室12とエンジンルーム13とを隔てる隔壁を示す線である。
上記の空調装置17によれば、冷凍サイクル回路のエバポレータ22において、ここを通過する空気を冷却することができ、冷たい空気を車室12へ供給することができる。
図2は、本発明に係る空調装置(マニュアルエアコン)17の制御系を含めた構成を示す図である。空調装置17の構造は前述した通りであり、図1で説明した要素と同一の要素には同一の符号が付されている。図2に示すように、この空調装置17には、吹き出しモード手動設定ノブ42と吹き出し温度手動設定ノブ43とファン風量手動設定ノブ44とクラッチ制御装置41を備えている。
吹き出しモード手動設定ノブ42は、吹き出しモードを手動で設定し、そのノブによりモードポジションを手動で設定することにより、ヒートドア36、ベントドア37、デフドア38の開閉を設定する。モードポジションには、デフモード、ヒートデフモード、ベントモード、バイレベルモード、ヒートモードがあり、各モードが選択できるようになっている。デフモードとヒートデフモードとヒートモードでデフドア38は開く。ベントモードとバイレベルモードでベントドア37は開く。ヒートモードとヒートデフモードとバイレベルモードでヒートドア36は開く。また、設定されたモードポジションに係る信号は、クラッチ制御装置41に送られる。
吹き出し温度手動設定ノブ43は、吹き出し温度を手動で設定するためのノブであり、そのノブにより、温度ポジションを設定することでエアミックスドア31の開度を設定する。また、設定された温度ポジションに係る信号は、クラッチ制御装置41に送られる。
ファン風量手動設定ノブ44は、ファン風量を手動で設定するためのノブであり、このノブにより、図示しないファンモータに加える電圧であるファンポジションを設定する。また、ファンポジションに係る信号はクラッチ制御装置41に送られる。
クラッチ制御装置41は、エバポレータ出口温度Teが目標温度となるようにクラッチ24を制御する。そして、クラッチ制御装置41は、吹き出しモード手動設定ノブ42と、吹き出し温度手動設定ノブ43の設定状態にもとづいて可変設定した第1目標温度Te1と、ファン風量手動設定ノブ44の設定状態にもとづいて可変設定した第2目標温度Te2を求め、第1目標温度Te1と第2目標温度Te2を比較して低い方の温度を目標温度Teoとするエバポレータ出口目標温度設定部45を備えている。
そして、第1目標温度Te1は、吹き出しモードがベントモードまたはバイレベルモードのときに、吹き出し温度手動設定ノブ43が低温側から高温側に移動するのにともなって上昇するとともに、吹き出しモードがヒートモード、ヒートデフモードまたはデフモードのときに、吹き出し温度手動設定ノブ43が低温側から高温側に移動するのにともなって下降するようにした。クラッチ制御装置41は自動車に搭載されたコンピュータで実現される。
クラッチ制御装置41には、入力信号として、エバポレータ出口温度検出センサ39からのTe(エバポレータ出口温度)、ファン風量手動設定ノブ44からのファンポジションに係る信号と、吹き出し温度手動設定ノブ43からの温度ポジションに係る信号と、吹き出しモード手動設定ノブ42からのモードポジションに係る信号が入力されている。
上記のような各種の信号を入力したクラッチ制御装置41は、後述する制御フローに基づいてクラッチ24を制御する。
次に、上記の図2と、さらに図3〜図9を参照しながら、クラッチ制御装置41の制御を説明する。図3は、クラッチ制御装置41のクラッチ24を制御するときのフローチャートである。
最初のステップS101では、吹き出しモード手動設定ノブ42からモードポジションと吹き出し温度手動設定ノブ43から温度ポジションとファン風量手動設定ノブ44からファンポジションを読み込む。
ステップS101で読み込まれた入力信号を用いてかつ図5で示すTeoの演算フローに基づいて目標温度(Teo)を算出する(ステップS102)。
エバポレータ出口温度検出センサ39で検出した温度Teを読み込む(ステップS103)。
ステップS104では、TeがTeo以下かどうか判断する。
ステップS104でTeがTeo以下のときは、クラッチをオフに制御して(ステップS105)、リターンする。
ステップS104でTeがTeoより大きいときは、クラッチをオンに制御して(ステップS106)、リターンする。
ここでのクラッチのオンオフには1℃のヒステリシスを設定する。図4において、横軸は、Teを示し、縦軸は、クラッチのオンオフを示す。TeがTeoよりも低い温度から上昇するときは、TeがTeoより1℃高くなったときクラッチがオンとなる。また、TeがTeoよりも高い温度から減少するときは、TeがTeoより低くなったらオフとなる。このように、クラッチのオンオフにはヒステリシスを有している。
次に、図5を参照しながら、目標温度Teoの演算を説明する。図5は、Teo演算のフローチャートである。
最初のステップS201では、吹き出しモード手動設定ノブ42から送られるモードポジションを判定する。もし、モードポジションがヒートモード、ヒートデフモード、デフモードであるならば、ステップS202を実行する。ステップS201でモードポジションがベントモード、バイレベルモードであるならば、ステップS203を実行する。
ステップS202では、吹き出し温度手動設定ノブ43から送られる温度ポジションを判定する。ここで、温度ポジションは図6と図8に示すようにコールド位置からホット位置まで連続に変えることができる。もし、温度ポジションがコールドから図8で示す1/2ホットの範囲であるならば、第1目標温度Te1は、Te1=9−(6×A/M開度)/50(ここで、A/M開度は、エアミックスドア31の開度を示す。)と計算し、Te1として(ステップS204)、ステップS208を実行する。また、ステップS202で温度ポジションが1/2ホットからホットではTe1=3℃として(ステップS205)、ステップS208を実行する。
ステップS203で温度ポジションがコールドから図6で示す1/2ホットのときは、第1目標温度Te1は、Te1=3+(6×A/M開度)/50を計算し(ステップS206)、ステップS208を実行する。また、ステップS203で温度ポジションが1/2ホットからホットのときには、Te1=9℃にし(ステップS207)、ステップS208を実行する。
次に、ステップS208では、ファンポジションを判定する。具体的にはファン電圧FANVが12V以上かどうか判断する。ここで、ファンポジションは、図7と図9に示すようにファン電圧が4VのときLO、12VのときHIで、連続に変えることができる。
もし、ステップS208でFANVが12V以上のときは、図7で示すように、第2目標温度Te2をTe2=3℃にし(ステップS209)。ステップS213を実行する。また、ステップS208でFANVが12V以上でないとき、ステップS210を実行する。
ステップS210でファンポジションを判定する。具体的にはファン電圧FANVが4V以下かどうか判断する。
もし、ステップS210でFANVが4V以下のときは、図7で示すように第2目標温度Te2をTe2=7℃とし(ステップS211)、ステップS213を実行する。また、FANVが4V以下ではないときは、Te2=3+(FANV−4)/2を計算し(ステップS212)、ステップS213を実行する。
ステップS213では、第1目標温度Te1が第2目標温度Te2以上かどうか判断する。もし、Te1がTe2以上のときは、Teo=Te2として(ステップS214)、リターンする。また、Te1がTe2より小さいとき、Teo=Te1として(ステップS215)、リターンする。
以上のフローでのTe1とTe2とTeoの関係を図により説明する。図6は、吹き出しモードがベント、バイレベルのときのTe1と温度ポジションの関係を示すグラフである。横軸が温度ポジションを示し、コールドからホットまで変化する。縦軸は、Te1である。曲線C10が温度ポジションとTe1の関係を示す。まず。コールドのときは、Te1が3℃であり、コールドから1/2ホットでは直線L20に沿って変化し、1/2ホットでTe1は9℃となる。そして、1/2ホットからホットの範囲では、Te1は9℃である。
図7は、吹き出しモードがベント、バイレベルのときのTe2とファンポジションの関係を示すグラフである。横軸がファンポジションを示し、LO(4V)からHI(12V)まで変化する。縦軸は、Te2である。直線L11がファンポジションとTe2の関係を示す。まず。LOのときは、Te2が7℃であり、LOからHIでは直線L11に沿って変化し、HIでTe2は3℃となる。
図6と図7により、吹き出しモードがベント、バイレベルのときは、温度ポジションからTe1を求め、ファンポジションからTe2を求め、Te1とTe2を比較して低い方の温度をTeoとする。
図8は、吹き出しモードがヒート、ヒートデフ、デフのときのTe1と温度ポジションの関係を示すグラフである。横軸が温度ポジションを示し、コールドからホットまで変化する。縦軸は、Te1である。曲線C12が温度ポジションとTe1の関係を示す。まず、コールドのときは、Te1が9℃であり、コールドから1/2ホットでは直線L21に沿って変化し、1/2ホットでTe1は3℃となる。そして、1/2ホットからホットの範囲では、Te1は3℃である。
図9は、吹き出しモードがヒート、ヒートデフ、デフのときのTe2とファンポジションの関係を示すグラフである。横軸がファンポジションを示し、LO(4V)からHI(12V)まで変化する。縦軸は、Te2である。直線L13がファンポジションとTe2の関係を示す。まず。LOのときは、Te2が7℃であり、LOからHIでは直線L13に沿って変化し、HIでTe2は3℃となる。
図8と図9により、吹き出しモードがヒート、ヒートデフ、デフのときは、温度ポジションからTe1を求め、ファンポジションからTe2を求め、Te1とTe2を比較して低い方の温度をTeoとする。
上記のようにして目標温度を手動設定した吹き出しモード、吹き出し温度およびファン風量で定まる負荷状況に応じて設定できるので、コンプレッサを手動設定した吹き出しモード、吹き出し温度およびファン風量に応じて効率的に運転することができる。また、目標温度を冷房要求が大きい領域と防曇要求が大きい領域では比較的低くそれ以外の領域では比較的高く設定できるので、コンプレッサを冷房性能、防曇性能を維持しながら効率的に運転することができる。
なお、本実施形態では、各手動設定手段としては、ノブを用いたが、ノブの代わりに、設定位置を切り換えることができるようにしたレバーやスイッチ等でもよい。
本発明は、コンプレッサを効率的に運転するようにしたマニュアルエアコンとして利用される。
本発明に係るマニュアルエアコンを備える自動車の前半部の側面から見た構成の概略図である。 本発明に係るマニュアルエアコンの制御系を含めた構成を示す図である。 クラッチ制御装置のクラッチ制御のフローチャートである。 クラッチのオンオフでのヒステリシスを示す図である。 Teo演算のフローチャートである。 吹き出しモードがベント、バイレベルのときのTe1と温度ポジションの関係を示すグラフである。 吹き出しモードがベント、バイレベルのときのTe2とファンポジションの関係を示すグラフである。 吹き出しモードがヒート、ヒートデフ、デフのときのTe1と温度ポジションの関係を示すグラフである。 吹き出しモードがヒート、ヒートデフ、デフのときのTe2とファンポジションの関係を示すグラフである。
符号の説明
11 自動車
12 車室
13 エンジンルーム
14 シート
15 運転者
16 エンジン
17 空調装置(マニュアルエアコン)
18 コンデンサ
20 コンプレッサ
21 膨張弁
22 エバポレータ
23 冷媒配管
24 クラッチ
25 空調ダクト
26 送風ファン
29 ヒータコア
31 エアミックスドア
36 ヒートドア
37 ベントドア
38 デフドア
39 エバポレータ出口温度検出センサ
41 クラッチ制御装置
42 吹き出しモード手動設定ノブ
43 吹き出し温度手動設定ノブ
44 ファン風量手動設定ノブ
45 エバポレータ出口目標温度設定部

Claims (2)

  1. 吹き出しモードを手動で設定する吹き出しモード手動設定手段と、
    吹き出し温度を手動で設定する吹き出し温度手動設定手段と、
    ファン風量を手動で設定するファン風量手動設定手段と、
    冷媒を蒸発させて空調用空気を冷却するエバポレータと、
    冷媒を圧縮するコンプレッサと、
    エンジンと、前記エンジンから前記コンプレッサへの動力伝達を断接するクラッチと、
    エバポレータ出口温度が目標温度となるように前記クラッチを制御するクラッチ制御装置を備えるマニュアルエアコンにおいて、
    前記クラッチ制御装置は、前記吹き出しモード手動設定手段と、前記吹き出し温度手動設定手段の設定状態にもとづいて可変設定した第1目標温度と、前記ファン風量手動設定手段の設定状態にもとづいて可変設定した第2目標温度を求め、前記第1目標温度と前記第2目標温度を比較して低い方の温度を目標温度とするエバポレータ出口目標温度設定手段を備えることを特徴とするマニュアルエアコン。
  2. 前記第1目標温度は、吹き出しモードがベントモードまたはバイレベルモードのときに、前記吹き出し温度手動設定手段が低温側から高温側に移動するのにともなって上昇するとともに、吹き出しモードがヒートモード、ヒートデフモードまたはデフモードのときに、前記吹き出し温度手動設定手段が低温側から高温側に移動するのにともなって下降するようにしたことを特徴とする請求項1記載のマニュアルエアコン。
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