JP2006148836A - ハンドオフ制御方法及び移動通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させる。
【解決手段】 まず、現在の基地局が送信する第1パイロット信号の受信レベルAと、上記基地局以外の基地局が送信する第2パイロット信号の受信レベルBとを測定し、マルチキャストコンテンツの配信状況に応じたハンドオフ閾値の補正値Dを取得するとともに、ハンドオフ閾値Cを取得する。次に、第2パイロット信号の受信レベルBと、第1パイロット信号の受信レベルAとの差が、ハンドオフ閾値Cと補正値Dとの和よりも大きい場合には、アイドルハンドオフを開始する。これにより、同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局に対してはアイドルハンドオフし易く、そうでない基地局に対してはアイドルハンドオフし難くする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、移動体通信システムにおけるハンドオフ制御方法及びそれを用いた移動通信端末に関する。
近年、映像や音声等のコンテンツを、ADSLやFTTHのような有線ブロードバンド回線を介して、複数のユーザに対して放送的に配信するサービスが広まりつつある。このようなマルチキャストサービスには、IGMP(Internet Group Management Protocol)に代表されるIPマルチキャスト技術が利用されている。
一方、携帯電話の普及、高機能化に伴い、無線によるマルチキャストサービス提供に対する期待感が高まっている。携帯電話を用いたマルチキャストサービスを提供するための具体的な方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。各セルには、マルチキャストサービス用に設けられた下りトラフィックチャネルがあり、サービスを利用する全移動機がこの同一チャネルをモニタすることになる。また、マルチキャストサービス利用中の移動機がセル間を移動した場合には、通常のアイドルハンドオフ処理を行い、その後、移動先のセルにおいて改めてマルチキャストサービスの受信を行う。
ここで、一般的なアイドルハンドオフ方法は以下のとおりである。
(1)第1のセルで待受状態となっている移動通信端末が、第2のセルの方へ移動する。
(2)第1セルのパイロット信号の受信レベルが徐々に低くなり、第2セルのパイロット信号の受信レベルが徐々に高くなる。
(3)第2セルのパイロット信号の受信レベルと、第1セルのパイロット信号の受信レベルとの差が、ある閾値よりも大きくなったら、第2セルにおいて待受処理を開始する。
ここで、上記閾値は、例えばあらかじめ定められた一定値であることが考えられる。しかし、アイドルハンドオフには、受信レベルの高いパイロット信号を積極的に捕捉することで良好な着信率を実現する役割がある一方で、頻繁にアイドルハンドオフすることは消費電力の観点から望ましくないという問題もある。そこで、パイロット信号の受信レベルに応じて可変にしたり(例えば特許文献2参照)、また、パイロット信号の受信レベルの瞬時値ではなく、時間的な平均値を用いたりして(例えば特許文献3参照)、突発的な電波環境の変動によってアイドルハンドオフ回数が増えてしまうことを抑制する方法が提案されている。
特開2001−308856号公報 特開平11−113042号公報 特開平6−335051号公報
しかしながら、マルチキャストサービス利用中の場合、必ずしも積極的に受信レベルの高いパイロット信号を捕捉することが望ましいとは限らない。それは、各セルで配信されるマルチキャストコンテンツが異なるためである。例えば、第1セルで配信しているマルチキャストコンテンツが、第2セルでは配信されていない(配信できない)場合を考える。該マルチキャストコンテンツを受信している状態で、第1セルから第2セルへ移動する、もしくは、第1セルと第2セルの境界近傍に留まり続けると、第2セルのパイロット信号が強くなり、第1セルから第2セルにアイドルハンドオフしてしまう場合がある。第2セルにアイドルハンドオフしてしまうと、第2セルでは該マルチキャストコンテンツを配信していないため、該受信を継続することができない。この場合、ユーザによっては、多少受信状況が悪くとも、該マルチキャストコンテンツの受信を継続することが望ましい。もしくは、該マルチキャストコンテンツを配信している基地局にはアイドルハンドオフし易くし、そうでない基地局にはアイドルハンドオフし難くすることが望ましい。
そこで本発明は、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるハンドオフ制御方法及び移動通信端末を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明によるハンドオフ制御方法は、マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末のハンドオフ制御方法において、前記移動通信端末が在圏する無線基地局から送信される第1パイロット信号の受信レベルを測定するステップと、前記無線基地局の近隣無線基地局のうちのいずれか1つから送信される第2パイロット信号の受信レベルを測定するステップと、前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得するステップと、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ閾値を調整するステップと、前記第2パイロット信号の受信レベルと前記第1パイロット信号の受信レベルとの差分が、前記ハンドオフ閾値と等しいか、もしくは大きくなったときにハンドオフ処理を開始するステップとを含むことを特徴とする。
また、上記目的達成のため、請求項2記載の発明によるハンドオフ制御方法は、マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末のハンドオフ制御方法において、前記移動通信端末が在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定するステップと、前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得するステップと、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の追加判定閾値を決定するステップと、前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の追加判定閾値と等しいか、もしくは大きくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補として追加する処理を開始するステップとを含むことを特徴とする。
また、上記目的達成のため、請求項3記載の発明によるハンドオフ制御方法は、マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末のハンドオフ制御方法において、前記移動通信端末が在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定するステップと、前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得するステップと、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の削除判定閾値を決定するステップと、前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の削除判定閾値と等しいか、もしくは小さくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除する処理を開始するステップとを含むことを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項4記載のように、請求項1ないし3のいずれかに記載のハンドオフ制御方法において、前記配信状況は、前記近隣無線基地局において前記マルチキャストコンテンツが配信されているか、配信可能であるが配信されていないか、または、配信不可であるかのいずれかを示すものであってもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項5記載のように、請求項1ないし3のいずれかに記載のハンドオフ制御方法において、前記配信状況を取得するステップは、前記近隣無線基地局での配信状況を、前記移動通信端末が在圏する前記無線基地局によって送信されるマルチキャストサービス基地局情報メッセージから取得するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項6記載のように、請求項5記載のハンドオフ制御方法において、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージは、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、近隣無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報とを少なくとも含むようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項7記載のように、請求項5記載のハンドオフ制御方法において、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージは、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、該マルチキャストコンテンツが近隣無線基地局により配信可能であるか否かを示す情報とを少なくとも含むようにしてもよい。
また、上記目的達成のため、請求項8記載の発明による移動通信端末は、マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末において、在圏する無線基地局から送信される第1パイロット信号の受信レベルを測定する第1測定手段と、前記無線基地局の近隣無線基地局のうちのいずれか1つから送信される第2パイロット信号の受信レベルを測定する第2測定手段と、前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得する配信状況取得手段と、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ閾値を調整する調整手段と、前記第2パイロット信号の受信レベルと前記第1パイロット信号の受信レベルとの差分が、前記ハンドオフ閾値と等しいか、もしくは大きくなったときにハンドオフ処理を開始するハンドオフ制御手段とを具備することを特徴とする。
また、上記目的達成のため、請求項9記載の発明による移動通信端末は、マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末において、在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定する測定手段と、前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得する配信状況取得手段と、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の追加判定閾値を決定する追加判定閾値決定手段と、前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の追加判定閾値と等しいか、もしくは大きくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補として追加する処理を開始するハンドオフ制御手段とを具備することを特徴とする。
また、上記目的達成のため、請求項10記載の発明による移動通信端末は、マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末において、在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定する測定手段と、前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得する配信状況取得手段と、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の削除判定閾値を決定する削除判定閾値決定手段と、前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の削除判定閾値と等しいか、もしくは小さくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除する処理を開始するハンドオフ制御手段とを具備することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項11記載のように、請求項8ないし10のいずれかに記載の移動通信端末において、前記配信状況は、前記近隣無線基地局において前記マルチキャストコンテンツが配信されているか、配信可能であるが配信されていないか、または、配信不可であるかのいずれかを示すようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項12記載のように、請求項8ないし10のいずれかに記載の移動通信端末において、前記配信状況取得手段は、前記近隣無線基地局での配信状況を、前記移動通信端末が在圏する前記無線基地局によって送信されるマルチキャストサービス基地局情報メッセージから取得するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項13記載のように、請求項12記載の移動通信端末において、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージは、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、近隣無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報とを少なくとも含むようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項14記載のように、請求項12記載の移動通信端末において、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージは、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、該マルチキャストコンテンツが近隣無線基地局により配信可能であるか否かを示す情報とを少なくとも含むようにしてもよい。
請求項1記載の発明によれば、前記移動通信端末が在圏する無線基地局から送信される第1パイロット信号の受信レベルを測定し、前記無線基地局の近隣無線基地局のうちのいずれか1つから送信される第2パイロット信号の受信レベルを測定し、前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得し、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ閾値を調整し、前記第2パイロット信号の受信レベルと前記第1パイロット信号の受信レベルとの差分が、前記ハンドオフ閾値と等しいか、もしくは大きくなったときにハンドオフ処理を開始するようにしたので、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局に対してはアイドルハンドオフし易く、そうでない基地局に対してはアイドルハンドオフし難くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項2記載の発明によれば、前記移動通信端末が在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定し、前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得し、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の追加判定閾値を決定し、前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の追加判定閾値と等しいか、もしくは大きくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補として追加する処理を開始するようにしたので、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局をハンドオフ先無線基地局の候補に追加し易く、そうでない基地局をハンドオフ先無線基地局の候補に追加し難くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項3記載の発明によれば、前記移動通信端末が在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定し、前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得し、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の削除判定閾値を決定し、前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の削除判定閾値と等しいか、もしくは小さくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除する処理を開始するようにしたので、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除し難く、そうでない基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除し易くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項4記載の発明によれば、前記配信状況を、前記近隣無線基地局において前記マルチキャストコンテンツが配信されているか、配信可能であるが配信されていないか、または、配信不可であるかのいずれかを示すようにしたので、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項5記載によれば、前記配信状況を取得する際、前記近隣無線基地局での配信状況を、前記移動通信端末が在圏する前記無線基地局によって送信されるマルチキャストサービス基地局情報メッセージから取得するようにしたので、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項6記載の発明によれば、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージに、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、近隣無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報とを少なくとも含むようにしたので、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項7記載の発明によれば、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージに、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、該マルチキャストコンテンツが近隣無線基地局により配信可能であるか否かを示す情報とを少なくとも含むようにしたので、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項8記載の発明によれば、第1測定手段によって、在圏する無線基地局から送信される第1パイロット信号の受信レベルを測定し、第2測定手段によって、前記無線基地局の近隣無線基地局のうちのいずれか1つから送信される第2パイロット信号の受信レベルを測定し、配信状況取得手段によって、前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得し、調整手段によって、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ閾値を調整し、ハンドオフ制御手段によって、前記第2パイロット信号の受信レベルと前記第1パイロット信号の受信レベルとの差分が、前記ハンドオフ閾値と等しいか、もしくは大きくなったときにハンドオフ処理を開始するようにしたので、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局に対してはアイドルハンドオフし易く、そうでない基地局に対してはアイドルハンドオフし難くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項9記載の発明によれば、測定手段によって、在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定し、配信状況取得手段によって、前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得し、追加判定閾値決定手段によって、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の追加判定閾値を決定し、ハンドオフ制御手段によって、前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の追加判定閾値と等しいか、もしくは大きくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補として追加する処理を開始するようにしたので、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局をハンドオフ先無線基地局の候補に追加し易く、そうでない基地局をハンドオフ先無線基地局の候補に追加し難くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項10記載によれば、測定手段によって、在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定し、配信状況取得手段によって、前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得し、削除判定閾値決定手段によって、少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の削除判定閾値を決定し、ハンドオフ制御手段によって、前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の削除判定閾値と等しいか、もしくは小さくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除する処理を開始するようにしたので、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除し難く、そうでない基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除し易くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項11記載の発明によれば、前記配信状況によって、前記近隣無線基地局において前記マルチキャストコンテンツが配信されているか、配信可能であるが配信されていないか、または、配信不可であるかのいずれかを示すようにしたので、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項12記載によれば、前記配信状況取得手段によって、前記近隣無線基地局での配信状況を、前記移動通信端末が在圏する前記無線基地局によって送信されるマルチキャストサービス基地局情報メッセージから取得するようにしたので、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項13記載の発明によれば、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージに、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、近隣無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報とを少なくとも含むようにしたので、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
また、請求項14記載の発明によれば、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージに、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、該マルチキャストコンテンツが近隣無線基地局により配信可能であるか否かを示す情報とを少なくとも含むようにしたので、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができ、マルチキャストコンテンツ受信に際する利便性を向上させることができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態による移動通信端末の構成を示すブロック図である。図において、移動通信端末100は、送受信部101、変復調部102、記憶部103、表示部104、キー入力部105、音声入出力部106、制御部107を備えている。送受信部101は、無線信号の送信及び受信を行う。また、送受信部101は、無線基地局から受信した信号、特にパイロット信号の受信レベルを測定する。変復調部102は、送受信するデータの変調・復調を行う。記憶部103は、プログラム、音声、映像、メール、ウェブ、その他のユーザデータ等を記憶するものである。なお、記憶部103は、通信端末に内蔵されたメモリ、取り外し可能なメモリカード等の外部メモリのいずれであっても構わない。
表示部104は、液晶ディスプレイ等の表示画面で、受信したマルチキャストコンテンツの映像や、メール、ウェブ、基本操作画面等を表示する。なお、表示部104は、メイン画面・サブ画面等の複数の表示画面を備えていても構わない。キー入力部105は、テンキー、ファンクションキー、タッチパネル、音声入力等によりユーザからの入力を受け付ける。音声入出力部106は、入力された音声を信号に変換するマイク等の音声入力部、音声を出力するスピーカ等の音声出力部を備えている。
制御部107は、移動通信端末全体、すなわち、送受信部101、変復調部102、記憶部103、表示部104、キー入力部105、音声入出力部106等の制御を行う。例えば、ユーザがキー入力部105を介して音声通話操作を行った場合、制御部107は、記憶部103に格納された音声通話用の通信回線確立処理プログラムに基づいて送受信部101を制御し、通信回線を確立する。通信回線が確立すると、その旨を表示部104に表示し、音声入出力部106から入力された音声信号を変復調部102により変調し、送受信部101を介して通話相手に送信し、一方、送受信部101を介して受信した音声データを変復調部102により復調し、音声入出力部106から音声信号として出力する、といった制御を行う。また、制御部107は、送受信部101及び変復調部102を介してマルチキャストコンテンツを受信した場合に、記憶部103に格納されたマルチキャストコンテンツ再生プログラムに基づいてマルチキャストコンテンツの再生を行い、その映像を表示部104に表示し、音声を音声入出力部106から出力させる、といった制御を行う。
A−2.第1実施形態の動作
次に、図2は、本第1実施形態によるアイドルハンドオフ制御処理を説明するためのフローチャートである。移動通信端末100は、図2に示すシーケンスを定期的に繰り返すことで、アイドルハンドオフを実行するのに最適なタイミングを探る。以下、ステップ毎に動作を説明する。
まず、制御部107は、現在、移動通信端末100が待ち受けている基地局が送信するパイロット信号(これを、第1パイロット信号とする)の受信レベルを、送受信部101を介して測定する(ステップS10)。これは、瞬時値であっても時間平均値であっても良い。この受信レベルの値をAとする。
次に、上記基地局以外の基地局が送信するパイロット信号のうちの1つ(これを、第2パイロット信号とする)の受信レベルを、送受信部101を介して測定する(ステップS12)。これも、瞬時値であっても時間平均値であっても良い。この受信レベルの値をBとする。
なお、上記第2パイロット信号は、第1パイロット信号を送信する基地局とは異なる基地局から送信されるとしたが、同一基地局が複数のセルを有し、各セルに異なるパイロット信号を送信している場合には、第2パイロット信号と第1パイロット信号とを送信する基地局が同一であっても良い。また、移動通信端末100が、複数のパイロット信号を同時に受信することが可能である場合、上記第2パイロット信号に該当するパイロット信号が複数存在することがある。この場合、該当する全ての第2パイロット信号の数だけ本シーケンスを繰り返したり、受信レベルの最も高いものについてのみ本シーケンスを適用したり、受信レベルの高いものの中の幾つかについて本シーケンスを適用したりする方法が考えられる。
2つのパイロット信号の受信レベルA,Bを測定した後、制御部107は、マルチキャストサービスを利用中か否かを判定する(ステップS14)。この判定は、記憶部103に格納されたマルチキャストコンテンツ再生プログラムが作動しているか否かを確認したり、送受信部101及び変復調部102を介してマルチキャストサービス用の制御メッセージのやり取りを行っているか否かを確認したりすることで判定できる。
ここで、マルチキャストサービス利用中であると判定した場合には、制御部107は、受信しているマルチキャストコンテンツのIDを取得する(S16)。一般的なマルチキャストサービスでは、マルチキャストサービスを提供する各基地局は、自分が配信可能なマルチキャストコンテンツを報知するために、マルチキャストコンテンツIDやマルチキャストコンテンツの送信条件(周波数や伝送レートなど)を含む制御メッセージ(マルチキャストサービス基地局情報メッセージ)を、エリア内の移動通信端末に送信している。
一方の移動通信端末100は、前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージを受信して、受信した前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージからマルチキャストコンテンツIDやマルチキャストコンテンツの送信条件を取得して、マルチキャストコンテンツの受信を開始する。よって、マルチキャストコンテンツの受信を開始した時点で、制御部107は、該マルチキャストコンテンツのIDを記憶部103に記憶して、ステップS16においてこれを読み出せば良い。
次に、制御部107は、ステップS16で取得したマルチキャストコンテンツIDで特定されるマルチキャストコンテンツと同じものが、近隣の基地局でも配信されているか否かを示す配信状況を取得する(ステップS18)。具体的な例として、マルチキャストサービス基地局情報メッセージに、自基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツのIDだけでなく、近隣基地局と該近隣基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツのIDとの対応関係を示す情報が含まれる場合には、マルチキャストサービス基地局情報メッセージから取得すれば良い。
ここで、図3ないし図5は、近隣基地局と該近隣基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツのIDとの対応関係を示す情報の具体的なデータ構造例を示す概念図である。図3で示すデータ構造では、マルチキャストコンテンツID301と、近隣基地局302と、各マルチキャストコンテンツが各近隣基地局において配信可能か否かを示す情報303とを、少なくとも含んでいる。
図4で示すデータ構造では、マルチキャストコンテンツID401と、各マルチキャストコンテンツを配信可能な近隣基地局数402と、各マルチキャストコンテンツを配信可能な近隣基地局403とを、少なくとも含んでいる。また、図5で示すデータ構造では、近隣基地局501と、各近隣基地局で配信可能なマルチキャストコンテンツ数502と、各近隣基地局で配信可能なマルチキャストコンテンツID503とを、少なくとも含んでいる。なお、図3ないし図5に示したものは一例であり、これに限るものではない。
いずれの場合も、マルチキャストコンテンツIDとそれを配信する近隣基地局との対応関係が分かるので、ステップS16で取得したマルチキャストコンテンツIDで特定されるマルチキャストコンテンツと同じものが、ステップS12で受信レベルを測定した第2パイロット信号を送信している近隣基地局で配信可能かどうかの配信状況を知ることができる。なお、マルチキャストサービス基地局情報メッセージから取得する以外に、ネットワーク上のサーバから取得する方法であっても良い。
近隣基地局での配信状況を取得した後、制御部107は、上記配信状況に応じたハンドオフ閾値の補正値を取得する(ステップS20)。この補正値をDとする。具体例としては、該第2パイロット信号を送信している近隣基地局で、ステップS16で取得したマルチキャストコンテンツIDで特定されるマルチキャストコンテンツと同じものが配信可能であった場合には、ハンドオフ閾値の補正値として負の値を選択し、配信不可であった場合には、ハンドオフ閾値の補正値として0を選択する方法が考えられる。
また、別の例として、配信可能であった場合には、ハンドオフ閾値の補正値として0を選択し、配信不可であった場合には、ハンドオフ閾値の補正値として正の値を選択する方法が考えられる。いずれの場合も、配信可能な基地局に対してはアイドルハンドオフしやすくし、配信不可の基地局に対してはアイドルハンドオフし難くする効果を持たせることができる。また、マルチキャストコンテンツ配信不可の基地局に対するハンドオフ閾値を無限大とすれば、マルチキャストコンテンツ配信不可の基地局にはアイドルハンドオフさせないことも可能となる。他にも同様の効果を持つものであれば、ハンドオフ閾値の補正値選択方法は上記の例以外でも構わない。
一方、ステップS14において、マルチキャストサービス利用中でないと判定した場合には、制御部107は、ハンドオフ閾値の補正値として0を選択する(ステップS22)。これは、通常のアイドルハンドオフ制御を行うことを意味する。
ステップS20またはステップS22においてハンドオフ閾値の補正値Dを取得した後、制御部107は、ハンドオフ閾値を取得する(ステップS24)。このハンドオフ閾値をCとする。このハンドオフ閾値Cは、一般的なアイドルハンドオフ制御に用いられるものであり、記憶部103に記憶された固定値であったり、第1パイロット信号の受信レベルに応じて可変の値であったりする。
ハンドオフ閾値Cを取得した後、制御部107は、第2パイロット信号の受信レベルBと、第1パイロット信号の受信レベルAとの差が、ハンドオフ閾値Cと補正値Dとの和よりも大きいか否か、すなわち、不等式B―A>C+Dを満たすか否かを判断する(ステップS26)。そして、上記条件を満たした場合、アイドルハンドオフを開始し(ステップS28)、上記条件を満たさない場合、当該処理を終了する。
上述した第1実施形態によれば、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局に対してはアイドルハンドオフし易く、そうでない基地局に対してはアイドルハンドオフし難くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができる。
B.第2実施形態
次に、本発明による第2実施形態について説明する。なお、移動通信端末10の構成は、図1と同様であるので説明を省略する。図6は、本第2実施形態によるアイドルハンドオフ制御方法において、パイロット信号の受信レベルが高くなった基地局を、アイドルハンドオフ先の候補となる基地局(Candidate Setと呼ぶ)として追加する処理を説明するためのフローチャートである。以下、ステップ毎に動作を説明する。
まず、制御部107は、パイロット信号の受信レベルを、送受信部101を介して測定する(ステップS30)。この受信レベルをAとする。ここでいうパイロット信号とは、移動通信端末100が待ち受けている基地局が送信するパイロット信号と、それとは異なる基地局のうち、アイドルハンドオフ先候補となっているものが送信するパイロット信号とを除いたもののことである。この条件に該当するパイロット信号が複数存在する場合には、該パイロット信号の数だけ本シーケンスを繰り返しても良い。
以下、ステップ32〜S36までの処理は、図2のステップS14〜S18までの処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS36までにおいて近隣基地局での配信状況を取得した後、制御部107は、基地局をCandidate Setに追加するための条件として使用するパイロット信号受信レベルの閾値T_Addの補正値を、上記配信状況に応じて取得する(ステップS38)。この補正値をCとする。具体例としては、該パイロット信号を送信している近隣基地局で、ステップS34で取得したマルチキャストコンテンツIDで特定されるマルチキャストコンテンツと同じものが配信可能であった場合には、T_Add補正値として負の値を選択し、配信不可であった場合には、T_Add補正値として0を選択する方法が考えられる。
また、別の例として、配信可能であった場合には、T_Add補正値として0を選択し、配信不可であった場合には、T_Add補正値として正の値を選択する方法が考えられる。いずれの場合も、配信可能な基地局はCandidate Setに追加されやすく、配信不可の基地局はCandidate Setに追加されにくくする効果を持たせることができる。また、マルチキャストコンテンツ配信不可の基地局に対するT_Add補正値を無限大とすれば、マルチキャストコンテンツ配信不可の基地局をCandidate Setに追加しないようにすることも可能となる。他にも、同様の効果を持つものであれば、T_Add補正値選択方法は上記の例以外でも構わない。
一方、ステップS32において、マルチキャストサービス利用中でない場合には、制御部107は、T_Add補正値Cとして0を選択する(ステップS40)。これは、通常のCandidate Set追加処理を行うことを意味する。
ステップS38またはステップS40においてT_Add補正値Cを取得した後、制御部107は、T_Addを取得する(ステップS42)。このT_Addの値をBとする。このT_Add(B)は、一般的なCandidate Set追加処理に用いられるものであり、記憶部103に記憶された固定値であったり、待ち受けている基地局が送信するパイロット信号の受信レベルに応じて可変の値であったりする。
次に、T_Add(B)を取得した後、制御部107は、該パイロット信号の受信レベルAが、T_Add(B)と補正値Cとの和よりも大きいか否か、すなわち、不等式A>B+Cを満たすか否かを判断する(ステップS44)。そして、上記条件を満たした場合には、該パイロット信号を送信している基地局をCandidate Setに追加し(ステップS46)、上記条件を満たさない場合には、当該処理を終了する。
上述した第2実施形態によれば、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局はCandidate Setに追加され易く、そうでない基地局はCandidate Setに追加され難くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができる。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、移動通信端末10の構成は、図1と同様であるので説明を省略する。図7は、本第3実施形態によるアイドルハンドオフ制御方法において、パイロット信号の受信レベルが低くなった基地局を、アイドルハンドオフ先の候補となる基地局(Candidate Set)から削除する処理を説明するためのフローチャートである。以下、ステップ毎に動作を説明する。
まず、制御部107は、パイロット信号の受信レベルを、送受信部101を介して測定する(ステップS50)。この受信レベルをAとする。ここでいうパイロット信号とは、移動通信端末100のアイドルハンドオフ先候補となっている基地局が送信するパイロット信号のうちの1つである。この条件に該当するパイロット信号が複数存在する場合には、該パイロット信号の数だけ本シーケンスを繰り返しても良い。
以下、ステップS52〜S56までの処理は、図6のステップS32〜S36までの処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS56において近隣基地局での配信状況を取得した後、制御部107は、基地局をCandidate Setから削除するための条件として使用するパイロット信号受信レベルの閾値T_Dropの補正値を、上記配信状況に応じて取得する(ステップS58)。この補正値をCとする。具体例は示さないが、ステップS38で述べた方法と同様である。これにより、配信可能な基地局はCandidate Setから削除され難く、配信不可の基地局はCandidate Setから削除され易くする効果を持たせることができる。同様の効果を持つものであれば、T_Drop補正値選択方法は上記の例以外でも構わない。
一方、ステップS52において、マルチキャストサービス利用中でないと判定した場合には、制御部107は、T_Drop補正値Cとして0を選択する(ステップS60)。これは、通常のCandidate Set削除処理を行うことを意味する。
ステップS38またはステップS40においてT_Drop補正値Cを取得した後、制御部107は、T_Dropを取得する(ステップS62)。このT_Dropの値をBとする。このT_Drop(B)は、一般的なCandidate Set削除処理に用いられるものであり、記憶部103に記憶された固定値であったり、待ち受けている基地局が送信するパイロット信号の受信レベルに応じて可変の値であったりする。
次に、T_Drop(B)を取得した後、制御部107は、該パイロット信号の受信レベルAが、T_Drop(B)と補正値Cとの和よりも小さいか否か、すなわち、不等式A<B+Cを満たすか否かを判断する(ステップS64)。そして、上記条件を満たした場合には、該パイロット信号を送信している基地局をCandidate Setから削除し(ステップS66)、上記条件を満たさない場合には、当該処理を終了する。
上述した第3実施形態によれば、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局はCandidate Setから削除され難く、そうでない基地局はCandidate Setから削除されに易くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができる。
D.第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態について説明する。移動通信端末10の構成は、図1と同様であるので説明を省略する。図8は、本第4実施形態によるアイドルハンドオフ制御方法を説明するためのフローチャートである。移動通信端末100は、図8に示すシーケンスを定期的に繰り返すことで、アイドルハンドオフを実行するのに最適なタイミングを探る。以下、ステップ毎に動作を説明する。
ステップS70及びステップS72は、図2に示すステップS101及びステップS12と同様の処理であるので説明を省略する。2つのパイロット信号の受信レベルA,Bを測定した後、制御部107は、記憶部103に記憶されたハンドオフ閾値テーブルからハンドオフ閾値を取得する(ステップS74)。このハンドオフ閾値をCとする。
ここで、ハンドオフ閾値テーブルの具体的なデータ構造例を図9に示す。ハンドオフ閾値テーブルは、近隣基地局901と、ハンドオフ閾値902とを、少なくとも含んでいる。ハンドオフ閾値902の初期値には、一般的なアイドルハンドオフ制御に使用されるものと同じ値が用いられ、記憶部103に記憶された固定値であったり、移動通信端末が待ち受けている基地局が送信するパイロット信号の受信レベルに応じて可変の値であったりする。このハンドオフ閾値を、マルチキャストサービスの利用状況に応じて更新させる方法については後述する。なお、図9に示したものは一例であり、これに限るものではない。
上記ステップ74の具体的な動作として、制御部107は、第2パイロット信号を送信している基地局をハンドオフ閾値テーブルから探索し、その基地局に対するハンドオフ閾値を読み出す。ハンドオフ閾値を取得した後、制御部107は、第2パイロット信号の受信レベルBと、第1パイロット信号の受信レベルAとの差が、ハンドオフ閾値Cよりも大きいか否か、すなわち、不等式B―A>Cを満たすか否かを判断する(ステップS76)。そして、上記条件を満たした場合には、アイドルハンドオフを開始し(ステップS78)、上記条件を満たさない場合には、当該処理を終了する。
次に、ハンドオフ閾値テーブルの更新手順について説明する。ここで、図10及び図11は、ハンドオフ閾値テーブルの更新手順を説明するためのフローチャートである。図10は、マルチキャストコンテンツ受信開始時にハンドオフ閾値テーブルの更新手順を説明するためのフローチャートである。
まず、マルチキャストコンテンツの受信を開始する前に、少なくとも一度、基地局からマルチキャストサービス基地局情報メッセージを受信しておく(ステップS80)。これにより、移動通信端末100は、そのマルチキャストコンテンツが受信可能であるかを知り得る。その状態で、制御部107は、マルチキャストコンテンツの受信開始が要求されるの待つ(ステップS82)。
そして、キー入力部105を介したユーザ操作等により、マルチキャストコンテンツの受信開始が要求されると、制御部107は、該マルチキャストコンテンツのIDを取得する(ステップS84)。次に、制御部107は、ステップS84で取得したマルチキャストコンテンツIDで特定されるマルチキャストコンテンツと同じものが、近隣の基地局でも配信されているか否かの配信状況を取得する(ステップS86)。これは、図2に示すステップS18と同様の処理である。
次に、近隣基地局での配信状況を取得した後、制御部107は、上記配信状況に応じてハンドオフ閾値テーブルを更新する(ステップS88)。具体例としては、初期状態においてハンドオフ閾値テーブルが図9のT900aに示すように、全ての基地局に対して同じハンドオフ閾値が設定されていた場合に、基地局bでは、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じコンテンツを配信しているので、T900bに示すように、そのハンドオフ閾値を小さい値に変更することで、基地局bにはアイドルハンドオフし易くすることができる。逆に、基地局dでは、マルチキャストサービスを全く提供していないので、そのハンドオフ閾値を大きい値に変更することで(同じくT900b)、基地局dにはアイドルハンドオフし難くすることができる。なお、上述した説明は一例であり、これに限るものではない。また、マルチキャストコンテンツの配信状況以外の要因に基づいて、ハンドオフ閾値テーブルを更新しても良い。また、図示しないが、マルチキャストコンテンツの受信を終了する時には、ハンドオフ閾値テーブルを初期状態に戻すのが望ましい。
次に、図11は、マルチキャストコンテンツを受信している間に、ハンドオフ閾値テーブルを更新する手順を説明するためのフローチャートである。マルチキャストコンテンツ受信中は、継続的に基地局からマルチキャストサービス基地局情報メッセージを受信する(ステップS90)。次に、受信したマルチキャストサービス基地局情報メッセージの内容が、前回受信したものと同じか否かを判断する(ステップS92)。そして、更新されていなければ、そのまま当該処理を終了する。
一方、メッセージの内容が前回から更新されていれば、現在マルチキャストコンテンツを受信中であるか否かを判断する(ステップS94)。そして、マルチキャストコンテンツ受信中でなければ、そのまま当該処理を終了する。
一方、マルチキャストコンテンツ受信中の場合には、ステップS96〜S100までの処理を行う。これらは、図10に示すステップS84〜S88までの処理と同様であるので説明を省略する。
上述した第4実施形態によれば、図10及び図11に示したような方法でハンドオフ閾値テーブルを更新することで、図8に示したアイドルハンドオフ制御により、現在受信しているマルチキャストコンテンツと同じマルチキャストコンテンツを配信している近隣基地局に対してはアイドルハンドオフし易く、そうでない基地局にはアイドルハンドオフし難くすることができるため、アイドルハンドオフによりマルチキャストコンテンツの受信が継続できなくなる機会を減らすことができる。
なお、前述した図8ないし図11で説明したのと同様の方法で、Candidate Setへの追加処理やCandidate Setからの削除処理を行う例も考えられる。
また、制御部107が、上述した第1ないし第4実施形態で述べたアイドルハンドオフ制御方法を実行するか、通常のアイドルハンドオフ制御方法を実行するのかを、ユーザ操作により選択できるようにしても良い。
また、上述した第1ないし第4実施形態においては、図2のステップS26、図6のステップS44、図7のステップS64、図8のステップS76で条件式を満たしたらすぐにアイドルハンドオフを開始するとしたが、条件式を満たした後に所定の時間だけチャタリングを監視してからアイドルハンドオフを開始する方法でも良い。
また、上述した第1ないし第4実施形態では、いずれもアイドルハンドオフ制御方法について述べたが、他のハンドオフ制御であっても、同様の制御方法であれば、本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態による移動通信端末の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態によるアイドルハンドオフ制御処理を説明するためのフローチャートである。 近隣基地局と該近隣基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツのIDとの対応関係を示す情報の第1のデータ構造例を示す概念図である。 近隣基地局と該近隣基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツのIDとの対応関係を示す情報の第2のデータ構造例を示す概念図である。 近隣基地局と該近隣基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツのIDとの対応関係を示す情報の第3のデータ構造例を示す概念図である。 本発明の第2実施形態によるアイドルハンドオフ制御手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態によるアイドルハンドオフ制御手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4実施形態によるアイドルハンドオフ制御方法を説明するためのフローチャートである。 本第4実施形態におけるハンドオフ閾値テーブルのデータ構造例を示す概念図である。 本第4実施形態におけるハンドオフ閾値テーブル更新手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本第4実施形態におけるハンドオフ閾値テーブル更新手順の他の例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 移動通信端末
101 送受信部(第1測定手段、第2測定手段、測定手段)
102 変復調部
103 記憶部
104 表示部
105 キー入力部
106 音声入出力部
107 制御部(第1測定手段、第2測定手段、配信状況取得手段、調整手段、ハンドオフ制御手段、測定手段、追加判定閾値決定手段、削除判定閾値決定手段)

Claims (14)

  1. マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末のハンドオフ制御方法において、
    前記移動通信端末が在圏する無線基地局から送信される第1パイロット信号の受信レベルを測定するステップと、
    前記無線基地局の近隣無線基地局のうちのいずれか1つから送信される第2パイロット信号の受信レベルを測定するステップと、
    前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得するステップと、
    少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ閾値を調整するステップと、
    前記第2パイロット信号の受信レベルと前記第1パイロット信号の受信レベルとの差分が、前記ハンドオフ閾値と等しいか、もしくは大きくなったときにハンドオフ処理を開始するステップと
    を含むことを特徴とするハンドオフ制御方法。
  2. マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末のハンドオフ制御方法において、
    前記移動通信端末が在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定するステップと、
    前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得するステップと、
    少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の追加判定閾値を決定するステップと、
    前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の追加判定閾値と等しいか、もしくは大きくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補として追加する処理を開始するステップと
    を含むことを特徴とするハンドオフ制御方法。
  3. マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末のハンドオフ制御方法において、
    前記移動通信端末が在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定するステップと、
    前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得するステップと、
    少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の削除判定閾値を決定するステップと、
    前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の削除判定閾値と等しいか、もしくは小さくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除する処理を開始するステップと
    を含むことを特徴とするハンドオフ制御方法。
  4. 前記配信状況は、前記近隣無線基地局において前記マルチキャストコンテンツが配信されているか、配信可能であるが配信されていないか、または、配信不可であるかのいずれかを示すことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のハンドオフ制御方法。
  5. 前記配信状況を取得するステップは、前記近隣無線基地局での配信状況を、前記移動通信端末が在圏する前記無線基地局によって送信されるマルチキャストサービス基地局情報メッセージから取得することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のハンドオフ制御方法。
  6. 前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージは、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、近隣無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項5記載のハンドオフ制御方法。
  7. 前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージは、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、該マルチキャストコンテンツが近隣無線基地局により配信可能であるか否かを示す情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項5記載のハンドオフ制御方法。
  8. マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末において、
    在圏する無線基地局から送信される第1パイロット信号の受信レベルを測定する第1測定手段と、
    前記無線基地局の近隣無線基地局のうちのいずれか1つから送信される第2パイロット信号の受信レベルを測定する第2測定手段と、
    前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得する配信状況取得手段と、
    少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ閾値を調整する調整手段と、
    前記第2パイロット信号の受信レベルと前記第1パイロット信号の受信レベルとの差分が、前記ハンドオフ閾値と等しいか、もしくは大きくなったときにハンドオフ処理を開始するハンドオフ制御手段と
    を具備することを特徴とする移動通信端末。
  9. マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末において、
    在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定する測定手段と、
    前記移動通信端末が前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得する配信状況取得手段と、
    少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の追加判定閾値を決定する追加判定閾値決定手段と、
    前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の追加判定閾値と等しいか、もしくは大きくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補として追加する処理を開始するハンドオフ制御手段と
    を具備することを特徴とする移動通信端末。
  10. マルチキャストサービスを提供する移動体通信システムに用いられる移動通信端末において、
    在圏する無線基地局の近隣無線基地局から送信されるパイロット信号の受信レベルを測定する測定手段と、
    前記無線基地局から受信しているマルチキャストコンテンツと同一のマルチキャストコンテンツの、前記近隣無線基地局での配信状況を取得する配信状況取得手段と、
    少なくとも前記配信状況に基づいてハンドオフ先候補の削除判定閾値を決定する削除判定閾値決定手段と、
    前記パイロット信号の受信レベルが、前記ハンドオフ先候補の削除判定閾値と等しいか、もしくは小さくなったときに、該パイロット信号を送信する無線基地局をハンドオフ先無線基地局の候補から削除する処理を開始するハンドオフ制御手段と
    を具備することを特徴とする移動通信端末。
  11. 前記配信状況は、前記近隣無線基地局において前記マルチキャストコンテンツが配信されているか、配信可能であるが配信されていないか、または、配信不可であるかのいずれかを示すことを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の移動通信端末。
  12. 前記配信状況取得手段は、前記近隣無線基地局での配信状況を、前記移動通信端末が在圏する前記無線基地局によって送信されるマルチキャストサービス基地局情報メッセージから取得することを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の移動通信端末。
  13. 前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージは、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、近隣無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項12記載の移動通信端末。
  14. 前記マルチキャストサービス基地局情報メッセージは、前記無線基地局が配信可能なマルチキャストコンテンツを特定する情報と、該マルチキャストコンテンツが近隣無線基地局により配信可能であるか否かを示す情報とを少なくとも含むことを特徴とする請求項12記載の移動通信端末。
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