JP2009147531A - ハンドオーバ制御方法および無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊なサービスを提供する基地局との接続を優先させるように、ハンドオーバ実行の要否を決定するハンドオーバ制御方法を得ること。
【解決手段】移動局4と通信中の基地局1は、自局が送信する無線信号の品質が劣化し所定の検出閾値を下回ったことを認識し、かつ、移動局4が属するユーザグループにサービスを提供する基地局3が存在すると判断した場合に、基地局3をハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択し、さらに、通常よりハンドオーバが速やかに実施されるように設定された所定の高速実施判定条件を指定し、移動局4に通知することとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ制御方法に関するものである。
たとえば、IMT2000,CDMA2000のような無線通信システムにおける無線アクセスネットワークにおいて、移動局は、複数の基地局が作るセルと呼ばれる通信エリアを移動しながら、基地局と通信を行っている。そして、セル境界付近へ到達し、無線通信品質が劣化して基地局との通信の継続が困難になると、無線通信品質のより良好な基地局へのハンドオーバを行う。このとき、ハンドオーバ実行の要否は、移動局がハンドオーバ元基地局との間およびハンドオーバ先基地局との間でそれぞれ通信品質を測定し、基地局が移動局から得られる通信品質を比較することにより決定される。
また、基地局によっては、移動局からハンドオーバの要求があった場合であっても、その移動局の機能や性能またはサービスクラスなどにより、接続を制限する場合がある。たとえば、下記特許文献1では、ハンドオーバが許可(または拒否)される加入者クラスを定めている。そのため、基地局では、このクラスに応じた隣接セルリスト(ハンドオーバ先候補として選択可能なセル(基地局)を登録したリスト)を保持し、ハンドオーバ判定時にこの隣接セルリストと移動局の加入者情報とを比較することにより、ハンドオーバ可否を決定している。また、下記特許文献2では、移動局の送信電力クラスに応じたセル形式(マクロセル/マイクロセル)が混在したネットワークにおいて、移動局の送信電力クラスおよびセル形式をハンドオーバ判定条件に加え、移動局が使用すべきセルをハンドオーバ先セルとして選択している(ハンドオーバの可否を決定している)。
また、上記のような無線通信システムを構成する基地局の中には、たとえば、アクセス制限等により特定ユーザグループを指定して高速データ転送や低価格サービス等の特殊なサービスを提供することが可能な基地局が存在している場合がある。このようなサービスを提供可能な基地局は、たとえば、一般的なサービスを提供する基地局がカバーするマクロセルの中に、ホットスポット的に小さなサービスエリアを形成する。上記特殊なサービスを提供可能な基地局が存在する場合、その特殊サービスを利用可能なユーザグループに属する移動局は、いずれの基地局とも通信可能であるが、ユーザの利便性を考えた場合にはできる限り特殊サービスを提供する基地局との通信を継続することが望ましい。
特表2002−512762号公報 特表平10−501393号公報
しかしながら、従来の無線通信システムでは、基地局種別(ユーザグループ属性)に関わらず予め設定された一律のハンドオーバ判定条件に従ってハンドオーバ実行タイミングが決定されている。そのため、上記の条件を満たしてしまえば、実際には上記特殊なサービスを提供する基地局との通信を継続できる状態であっても、ユーザの利便性またはユーザの意思とは関係なく他の基地局へのハンドオーバが実行されてしまう可能性がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、上記特殊なサービスを提供する基地局との接続を優先させるように、ハンドオーバ実行の要否を決定するハンドオーバ制御方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、一般的な公衆サービスを提供する基地局および特定のユーザグループに属する移動局に限定してサービスを提供する基地局を含む複数の基地局と、当該複数の基地局配下のセルを移動しながら通信を行う移動局と、を備える無線通信システムにおけるハンドオーバ制御方法であって、前記移動局が、通信中の基地局および通信可能な周辺の基地局が送信する無線信号の品質を測定し、その結果を前記通信中の基地局に報告する第1の品質測定ステップと、前記通信中の基地局が、報告内容に基づき自局が送信する無線信号の品質が劣化し所定の検出閾値を下回ったことを認識し、かつ、前記移動局が属するユーザグループにサービスを提供するサービス提供基地局が隣接基地局の中に存在すると判断した場合に、当該サービス提供基地局をハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択する基地局選択ステップと、前記サービス提供基地局が選択されている場合に、前記通信中の基地局が、通常よりハンドオーバが速やかに実施されるように設定された所定の高速実施判定条件を指定し、前記移動局に通知する判定閾値指定ステップと、前記移動局が、前記通信中の基地局から受信した無線信号の品質が劣化し前記判定条件を満たしていると判断した場合に、その旨を前記通信中の基地局へ報告する第2の品質測定ステップと、前記通信中の基地局が、報告内容に基づき前記サービス提供基地局へのハンドオーバの実行を前記移動局に指示するハンドオーバ判断ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、移動局がハンドオーバを実行する場合に、その移動局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局を、優先的にハンドオーバ先候補として選択することとした。これにより、移動局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局へのハンドオーバを速やかに実施することができる、という効果を奏する。
以下、本発明にかかるハンドオーバ制御方法および無線通信システムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるハンドオーバ制御方法を適用する無線アクセスネットワークの一構成例を示す図である。この無線アクセスネットワークは、基地局1,2,3と移動局4で構成される。また、基地局1,2,3は、移動局と無線伝送路を介して通信を行うためのセル100,200,300を形成する。
図1において、基地局1,2は、無線アクセスネットワーク内で一般的な公衆サービスを提供するとともに、移動局から受信した無線品質情報に基づいてハンドオーバ実施の要否を判定する。基地局3は、予め登録されている特定のユーザグループに高速データ転送,低価格サービス等の特殊なサービスを提供する。なお、特殊サービスを提供するための動作以外は、基地局1,2と同様である。移動局4は、上記特殊サービスを利用可能なユーザグループに属することとし、基地局1、2または3との間で無線伝送路を介して通信を行う。
また、図2は、本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態1の構成例を示す図である。なお、図中の点線で示した構成要素については、本実施の形態では動作しない。
図2に示す各基地局において、無線送信部11は、所定の送信処理で移動局4へ無線信号を送信する。無線受信部12は、所定の受信処理で移動局4から送信される無線信号を受信する。制御部13は、自装置内の状態や予め保持している情報に基づいて装置内各部の制御を行うとともに、移動局4に通知すべき情報を無線送信部11経由で無線伝送路へ送出するための制御を行う。ハンドオーバ判定部14は、移動局4から受信した通信品質情報や予め保持している情報に基づいてハンドオーバ実施の要否を判定する。グループ登録管理部15−1,15−2は、隣接基地局のユーザグループの登録状況を管理する。
また、移動局4において、無線送信部21は、所定の送信処理で基地局へ無線信号を送信する。無線受信部22は、所定の受信処理で基地局から送信される無線信号を受信するとともに、無線信号の品質を測定する。制御部23は、自装置内の状態や受信した情報に基づいて装置内各部の制御を行うとともに、基地局に対して通知すべき情報を無線送信部21経由で無線伝送路へ送出するための制御を行う。
つづいて、本発明にかかるハンドオーバ制御方法を適用した無線アクセスネットワーク内におけるハンドオーバ動作を、図1、図2および図3を用いて説明する。図3は、ハンドオーバ実施判定の様子を示す図である。ここでは、ハンドオーバ実施の要否を判定するための条件、が示されている。
セル100を介して基地局1と通信中の移動局4は、移動によりセル100とセル200,300が重なるエリアへ到達すると、基地局2,3から送信された無線信号を受信することが可能な状態となる。なお、基地局1と通信中の移動局4では、無線受信部22にて基地局1から受信した無線信号の品質を測定し、その結果を基地局1に報告している。
上記にように、基地局2,3から送信された無線信号を受信することが可能な状態となり、さらに、基地局1からの無線信号の品質が劣化して予め規定された無線信号品質劣化検出閾値を下回ったことを検出すると、無線受信部22では、基地局1との間の品質測定に加えて、基地局2,3からの無線信号の品質測定を開始する。そして、制御部23は、その測定結果を無線送信部21経由で基地局1へ報告する。
一方、基地局1,2,3は、それぞれ、グループ登録管理部15−1,15−2に登録されている上記ユーザグループを一意に示す情報(たとえば識別子など)を、自局配下のセル100,200,300内にある不特定の移動局へ報知している。移動局4の制御部23は、報知された情報からユーザグループへの自局の登録状況を認識し、その登録状況を基地局1へ報告する。本実施の形態では、移動局4が、基地局3が管理する特定のユーザグループにのみ登録されている場合について説明する。
基地局1のハンドオーバ判定部14は、移動局4からの報告により無線信号品質が劣化して無線信号品質劣化検出閾値を下回ったことを認識すると、自局に隣接して配置されハンドオーバ可能な基地局として登録されている複数の基地局(以降、隣接基地局と記載する)の中から、ハンドオーバ先基地局の候補を選択する。この際、基地局1のハンドオーバ判定部14は、移動局4から報告されたユーザグループ登録状況をグループ登録管理部15−1へ問い合わせて、その報告内容の正当性を検証する。たとえば、移動局4が属しているユーザグループにサービスを提供する基地局3が隣接基地局の中に存在する場合、ハンドオーバ判定部14では、この基地局3をハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択する。そして、選択した基地局3に応じたハンドオーバ判定閾値を制御部13へ通知する。
本実施の形態では、上記選択処理において、移動局4が属するユーザグループにサービスを提供する基地局3が優先的に選択されているので、通常よりハンドオーバが速やかに実施されるように設定したハンドオーバ判定閾値(図3の「変更後のハンドオーバ判定閾値B」に対応)が指定される。なお、ハンドオーバ先候補となる基地局が移動局4の属しているユーザグループにサービスを提供していない場合には、予め設定されたハンドオーバ判定閾値の基準値(図3の「通常のハンドオーバ判定閾値A」に対応)がハンドオーバ判定部14により指定される。
基地局1の制御部13は、上記で選択された基地局3に応じたハンドオーバ判定閾値を、移動局4に対して通知する制御を行う。また同時に、制御部13は、移動局4に対して、「基地局1との間の無線信号品質がさらに劣化し、その無線通信品質と、基地局3との間の無線信号品質と、の差分が指定したハンドオーバ判定閾値を超えた場合」に、その旨を報告するように指示する制御を行う。
その後、移動局4が移動を継続し基地局1から受信した無線信号の無線信号品質が基地局3から受信した無線信号の無線信号品質を下回り、さらにその差分が指定されたハンドオーバ判定閾値Bを越えると、移動局4の制御部23では、その測定結果を無線送信部21経由で基地局1へ報告する。図3には、移動局4が測定した無線信号品質の変化の様子とハンドオーバ実施判定との関係が詳細に示されている。この報告を受けた基地局1のハンドオーバ判定部14では、基地局3へのハンドオーバを実施する旨を制御部13へ通知する。そして、制御部13は、無線送信部11経由で、移動局4に対してハンドオーバの実行を指示する。
基地局1からハンドオーバの実行を指示された移動局4は、その指示に従って通信相手を基地局1から基地局3へ切り替えるハンドオーバを実行する。これにより、通常より早いタイミングで基地局3へのハンドオーバが行われることになる。
つづいて、移動局4が移動して通信中の基地局3から離れていき、基地局3から基地局1へのハンドオーバを実行する場合の動作を、図4,図5を用いて説明する。図4は、移動局4が基地局3から基地局1へのハンドオーバを実行する際の接続状態を示す図である。また、図5は、ハンドオーバ実施判定の様子を示す図であり、詳細には、移動局4が測定した無線信号品質の変化の様子とハンドオーバ実施判定との関係が示されている。なお、以下では、移動局4が、通信中の基地局3から受信した無線信号の無線信号品質を測定しており、その測定結果を基地局3に報告していることを前提とする。
移動局4の無線受信部22では、基地局3との間の無線信号品質が劣化して予め規定された無線信号品質劣化検出閾値を下回ったことを検出すると、この時点から、基地局1,2(図4では基地局2を図示していない)から送られてくる無線信号についても品質測定を開始する。そして、制御部23が、それらの測定結果を無線送信部21経由で基地局3へ報告する。また同時に、制御部23では、基地局1,2から報知される情報から、自局が登録しているユーザグループが管理されていないことを認識し、その旨を基地局3へ報告する。
基地局3のハンドオーバ判定部14は、移動局4からの報告により無線信号品質が劣化して予め規定された無線信号品質劣化検出閾値を下回ったことを認識すると、隣接基地局の中からハンドオーバ先基地局の候補を選択する。具体的には、ハンドオーバ判定部14は、移動局4から報告されるユーザグループ登録状況をグループ登録管理部15−2へ通知する。そして、グループ登録管理部15−2からの応答により、移動局4の属しているユーザグループにサービスを提供している基地局が上記隣接基地局の中に無いことを認識する。そのため、ハンドオーバ判定部14では、ハンドオーバ先候補の基地局を通常の条件で選択する。以降、通常の条件で選択されたハンドオーバ先候補として、基地局1が選択された場合について説明する。
基地局3の制御部13は、上記の選択結果に従い、移動局4に対して、「基地局3との間の無線信号品質がさらに劣化し、その無線通信品質と、基地局1との間の無線信号品質と、の差分が指定したハンドオーバ判定閾値を超えた場合」に、その旨を報告するように指示する制御を行う。
また、基地局3の制御部13では、ハンドオーバ先候補となる基地局1が移動局4の属しているユーザグループにサービスを提供していないため、予め設定されたハンドオーバ判定閾値の基準値(図5の通常のハンドオーバ判定閾値Cに対応)ではなく、図5の変更後のハンドオーバ判定閾値Dを指定する。このハンドオーバ判定閾値Dは、通常よりハンドオーバの実施を遅らせて可能な限り基地局3との通信を継続するように設定した値である。そして、制御部13は、上記で指定したハンドオーバ判定閾値を、移動局4に対して通知する制御を行う。
その後、移動局4が移動を継続し基地局3から受信した無線信号の無線信号品質が基地局1から受信した無線信号の無線信号品質を下回り、さらにその差分が指定されたハンドオーバ判定閾値Dを越えると、移動局4の制御部23では、その測定結果を無線送信部21経由で基地局3へ報告する。この報告を受けた基地局3のハンドオーバ判定部14では、基地局1へのハンドオーバを実施する旨を制御部13へ通知する。そして、制御部13は、無線送信部11経由で、移動局4に対してハンドオーバの実行を指示する。
基地局3からハンドオーバの実行を指示された移動局4は、その指示に従って通信相手を基地局3から基地局1へ切り替えるハンドオーバを実行する。これにより、通常より遅いタイミングで基地局1へのハンドオーバが行われることになる。
このように、本実施の形態によれば、移動局がハンドオーバを実行する場合には、その移動局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局を、優先的にハンドオーバ先候補として選択することとした。また、上記と同様の場合には、その移動局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局との通信が可能な限り長くなるように、ハンドオーバタイミングを決定することとした。これにより、移動局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局へのハンドオーバについては、速やかに実施することができ、一方で、移動局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局から提供しない基地局へのハンドオーバについては、可能な限りハンドオーバ元基地局との通信を継続することができるので、ユーザ利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、移動局4が、隣接基地局が報知する情報に基づき、隣接基地局の中に、所定のユーザグループ(移動局が登録されているユーザグループに限らない)にサービスを提供する基地局があるかどうかだけを確認し、その基地局の有無を接続中の基地局1へ報告することとしてもよい。このような報告が行われる場合、基地局1では、ハンドオーバ判定部14が、グループ登録管理部15−1の登録内容を検索し、移動局4が属するユーザグループにサービスを提供する基地局の存在を検出することになる。これにより、移動局4は、自局のユーザグループ登録状況を記憶しておく必要が無いので、自局内で管理する情報を削減することができる。また、移動局4から基地局1へ通知する情報が削減されるので、無線リソースの使用効率を改善することができる。
また、本実施の形態においては、移動局が、登録ユーザグループにサービスを提供する基地局の無線信号品質測定を優先的に実施することとしてもよい。たとえば、移動局と通信中の基地局は、隣接基地局の中に、所定のユーザグループ(移動局が登録されているユーザグループに限らない)にサービスを提供する基地局が存在する場合、それらのユーザグループにサービスを提供する基地局に対する品質測定を優先的に実行しその測定結果を優先的に報告するように、移動局に対して指示する。一方で、隣接基地局の中にユーザグループにサービスを提供する基地局が無い場合には、品質測定を行わないように指示する。そして、移動局は、上記ユーザグループにサービスを提供する基地局の中に、自局が登録しているユーザグループにサービスを提供する基地局が存在する場合、この登録ユーザグループを管理する基地局の品質を優先的に測定し、その測定結果を通信中基地局へ報告する。この報告を受けた通信中基地局では、上記登録ユーザグループを管理する基地局へ登録情報を照会し、報告内容の正当性を確認できた場合に、この基地局をハンドオーバ先基地局として選択する。これにより、移動局が登録されたユーザグループにサービスを提供する基地局を、優先的にハンドオーバ先候補として扱うことができる。また、ユーザグループにサービスを提供する基地局が無い場合には、移動局による不必要な品質測定を防止することができる。
また、本実施の形態においては、基地局からユーザグループに関する情報を移動局へ通知し、移動局側で優先的に扱うべき基地局の有無を識別することとしてもよい。たとえば、移動局と通信中の基地局は、隣接基地局の中に、所定のユーザグループ(移動局が登録されているユーザグループに限らない)にサービスを提供する基地局が存在する場合、ユーザグループにサービスを提供する隣接基地局の情報としてそのユーザグループの識別子を、移動局へ通知する。移動局では、自局が登録されているユーザグループの識別子がこの通知に含まれている場合、該当する基地局に対する品質測定を優先的に行う。一方、自局が登録されているユーザグループの識別子がこの通知に含まれていない場合には、品質測定を行わない。これにより、移動局が登録されたユーザグループにサービスを提供する基地局を、優先的にハンドオーバ先候補として扱うことができる。また、ユーザグループにサービスを提供する基地局が無い場合には、移動局による不必要な品質測定を防止することができる。
実施の形態2.
図6は、本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態2の構成例を示す図である。図6において、本実施の形態の基地局3aは、前述した実施の形態1の基地局3と比較すると、ハンドオーバ判定部14に代えてハンドオーバ判定部14aを備えている点が異なっている。なお、前述した実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、無線アクセスシステムの構成は、基地局3に代えて基地局3aを備えること以外、前述した実施の形態1と同様である。また、図6において、基地局2は説明の便宜上記載していない。
また、図7は、ハンドオーバ実施判定の様子を示す図であり、詳細には、移動局4が測定した無線信号品質の変化の様子とハンドオーバ実施判定との関係が示されている。
ここで、実施の形態2のハンドオーバ制御方法を、上記図6および図7にしたがって説明する。以降、前述した実施の形態1と異なる処理を中心に説明する。なお、移動局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局(基地局3aに相当)へのハンドオーバについては、前述の実施の形態1と同様に実行する(図1,2,3参照)。また、移動局4に対してハンドオーバ判定閾値Dを通知する動作についても、前述の実施の形態1と同様に実行する。
本実施の形態の基地局3aのハンドオーバ判定部14aは、移動局4と自局との間の無線信号品質が無線信号品質劣化検出閾値を下回ったことを認識した場合に、実施の形態1と同様の処理で、たとえば、基地局1を選択する。一方で、ハンドオーバ判定部14aは、移動局4の属しているユーザグループにサービスを提供している基地局が隣接基地局の中に無いことを認識し、それを認識した時点よりハンドオーバを禁止する。
また、基地局3aのハンドオーバ判定部14aでは、移動局4からの報告によって、基地局3aから受信した無線信号の無線信号品質が基地局1から受信した無線信号の無線信号品質を下回り、さらにその差分がハンドオーバ判定閾値Dを越えたことを認識した場合であっても、上記のとおりハンドオーバを禁止しているため、その報告を無視してハンドオーバを実施しないと判断する。これにより、基地局3aは、移動局4との通信をさらに継続することとなる。
その後、さらに移動局4が移動し、移動局4と基地局3aとの間の無線信号品質がさらに劣化し、移動局4と基地局3aとの間の通信が切断されると、移動局4は、これまでの無線信号品質の測定によって通信可能な状態であることが分かっている基地局1に対して再接続要求を行う。すなわち、移動局4では、ハンドオーバではなく、改めて基地局1との通信接続を確立(再接続)することによって、通信を行う基地局を切り替える。
このように、本実施の形態によれば、移動局が自局の属しているユーザグループにサービスを提供している基地局と通信を行っている状況では、移動局が無線信号品質の劣化によりハンドオーバを希望した場合であっても、上記ユーザグループにサービスを提供している基地局が隣接基地局の中に無いことを理由として、他の基地局へのハンドオーバを禁止することとした。また、無線信号品質のさらなる劣化により上記移動局と基地局との通信が切断された場合、移動局は、ハンドオーバではなく、改めて無線信号品質の良好な基地局との通信接続を確立することによって、基地局を切り替えることとした。これにより、限界までハンドオーバ元基地局との通信を継続することができるので、その結果としてユーザ利便性のさらなる向上が可能となる。
なお、本実施の形態では、上記と異なる方法により、限界までハンドオーバ元基地局との通信を継続することとしてもよい。たとえば、基地局3aが、移動局4からの報告により、自局の無線信号品質が無線信号品質劣化検出閾値を下回ったことを認識した場合であっても、ハンドオーバ先基地局の候補となる基地局1に対する無線信号品質の測定を行わないように制御することによって、ハンドオーバの実施を禁止する。これにより、ハンドオーバ先基地局に対する無線信号品質の測定が行われず、ハンドオーバ元基地局でのハンドオーバ判定も行われないので、結果として移動局および基地局の処理負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態では、移動局が、ハンドオーバ先基地局の候補に対する無線信号品質の測定指示を無視することで、自律的にハンドオーバを禁止することとしてもよい。また、移動局が、ハンドオーバ先基地局の候補に対する無線信号品質の測定およびその報告、またはそのいずれか一方、の頻度を下げる動作を行うことで、自律的にハンドオーバを抑制することとしてもよい。これにより、移動局の処理負荷をさらに軽減することができる。また、移動局によるハンドオーバ禁止動作または抑制動作を、ユーザによる設定に基づき選択的に実施することとしてもよい。これにより、移動局の使用状況や目的に応じてユーザがハンドオーバを制御することが可能となる。
また、本実施の形態では、移動局が無線信号品質の劣化によって通信の継続が困難な状態であることを検出した場合に、移動局またはその報告を受けた基地局による自立的な処理で、上記ハンドオーバ禁止動作または上記抑制動作を解除することとしてもよい。これにより、無線信号品質の劣化による通信の切断を防止することができる。
実施の形態3.
図8は、本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態3の構成例を示す図である。本実施の形態では、前述した実施の形態1と比較して、基地局3bがハンドオーバ判定部14に代えてハンドオーバ判定部14bを備えている点、移動局4bが制御部23に代えて制御部23bを備えている点、さらに、移動局4bにハンドオーバ条件選択部24bが追加されている点、が異なっている。なお、前述した実施の形態1または2と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、無線アクセスシステムの構成は、移動局4に代えて移動局4bを備えることと、基地局3に代えて基地局3bを備えること以外、前述した実施の形態1と同様である。また、図8において、基地局2は説明の便宜上記載していない。
ここで、実施の形態3のハンドオーバ制御方法を、上記図8にしたがって説明する。以降、前述した実施の形態1または2と異なる処理を中心に説明する。なお、移動局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局(基地局3bに相当)へのハンドオーバについては、前述の実施の形態1と同様に実行する(図1,2,3参照)。
本実施の形態の移動局4bの制御部23bは、実施の形態1と同様の処理で、基地局1,2から報知される情報から、自局が登録しているユーザグループにサービスを提供していないことを認識し、その旨を基地局3bへ報告する。さらに、上記自局が登録しているユーザグループにサービスを提供していないこと、をハンドオーバ条件選択部24bへ通知する。ハンドオーバ条件選択部24bでは、この通知内容を移動局4bのユーザへ画面表示や音声案内などによって通知する。ユーザは、この通知に従い、現在通信中の基地局3bとの接続を可能な限り継続するかどうか、を自身の判断によって決定する。そして、その決定内容をキー操作などの手動操作によってハンドオーバ条件選択部24bへ通知する。そして、ハンドオーバ条件選択部24bは、この決定内容を制御部23bへ通知し、制御部23bが、これを無線送信部21経由で基地局3bへ報告する。
基地局3bのハンドオーバ判定部14bでは、基地局3bとの接続を可能な限り継続する旨の報告を受けた場合、実施の形態1の図4,図5で説明したように、ハンドオーバ判定条件を変更する動作を行う。または、図6,図7で説明したように、ハンドオーバを禁止する動作を行う。一方、基地局3bとの接続を可能な限り継続する旨の報告を受けなかった場合には、上記の動作を行わずに、通常の設定に従いハンドオーバの実施を判断する。
また、基地局3bのハンドオーバ判定部14bが上記ハンドオーバ判定条件を変更する動作または上記ハンドオーバを禁止する動作を行っている状態で、ユーザが基地局3bから他の基地局へのハンドオーバを実施しても良いと判断し、手動設定によってその旨の設定を行った場合、移動局4bのハンドオーバ条件選択部24bでは、制御部23bおよび無線送信部21経由で、設定された内容を基地局3bへ通知する制御を行う。そして、基地局3bのハンドオーバ判定部14bは、上記動作を元に戻し、通常の設定に従いハンドオーバの実施を判断する。
このように、本実施の形態によれば、移動局が、外部からの設定に基づき、現在通信中の基地局との接続を可能な限り継続するかどうかを決定することとした。また、通信中の基地局は、その決定内容に基づいて、上記ハンドオーバ判定条件を変更する動作、上記ハンドオーバを禁止する動作、または通常の設定に従ったハンドオーバの実施判断、を行うこととした。これにより、ユーザ利便性のさらなる向上が可能となる。
実施の形態4.
前述した実施の形態1では、移動局4が、基地局1,3から受信した無線信号の品質を測定し、基地局が、無線信号品質の差分をハンドオーバ判定条件として、動的にハンドオーバタイミングを変更していた。実施の形態4では、上記差分ではなく、無線信号品質自体をハンドオーバ判定条件として、動的にハンドオーバタイミングを変更する場合について説明する。なお、無線アクセスシステム、移動局および基地局の構成は、前述した実施の形態1と同様である。
図9,図10は、ハンドオーバ判定条件を基地局3の無線信号品質とした場合の、ハンドオーバ実施判定の様子を示す図であり、詳細には、移動局4が測定した無線信号品質の変化の様子とハンドオーバ実施判定との関係が示されている。
図9において、基地局1のハンドオーバ判定部14は、移動局4に対して、基地局1の無線信号品質が指定した変更後の判定閾値を超えた場合にその旨を報告するように、指示する制御を行う。そして、基地局1では、移動局4から、無線信号品質が上記判定閾値を超えた旨の報告を受けた時点で、自局から基地局3へのハンドオーバ実施を決定する。
また、図10において、基地局3のハンドオーバ判定部14は、移動局4に対して、基地局3の無線信号品質が指定した変更後の判定閾値を下回った場合にその旨を報告するように、指示する制御を行う。そして、基地局3では、移動局4から、無線信号品質が上記判定閾値を下回った旨の報告を受けた時点で、自局から基地局1へのハンドオーバ実施を決定する。
なお、上記図9および図10に基づくハンドオーバ実施判定処理以外については、前述した実施の形態1と同様である。
このように、本実施の形態によれば、移動局は、ユーザグループ登録された基地局との間で問題なく通信ができる状態となった時点で、ハンドオーバ元基地局の無線信号品質の状態に関係なく速やかにハンドオーバを実施することとした。また、移動局は、ユーザグループ登録された基地局との間で問題なく通信ができる状態である判断している場合については、ハンドオーバ先基地局の無線信号品質の状態に関係なく現在の通信を継続することとした。これにより、確実にユーザグループ登録された基地局との通信が維持されることとなるので、前述した実施の形態1と同様に、ユーザの利便性を向上させることができる。
実施の形態5.
前述した実施の形態1では、基地局1,2が、それぞれ自局と隣接基地局のユーザグループ登録状況を管理し、ハンドオーバ判定条件を制御していた。実施の形態5では、各基地局が自局のユーザグループ登録状況のみを管理し、ハンドオーバ判定を行う際には、移動局と接続中の基地局が、隣接基地局へその移動局に関するユーザグループ登録状況を問い合わせる構成とした。
図11は、本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態5の構成例を示す図である。本実施の形態では、前述した実施の形態1の基地局1と比較して、基地局1cが、制御部13に代えて制御部13cを備えている点、ハンドオーバ判定部14に代えてハンドオーバ判定部14cを備えている点、グループ登録管理部15−1に代えてグループ登録管理部15−1cを備えている点、が異なっている。また、前述した実施の形態1の基地局3と比較して、基地局3cが、制御部13に代えて制御部13cを備えている点、ハンドオーバ判定部14に代えてハンドオーバ判定部14cを備えている点、グループ登録管理部15−2に代えてグループ登録管理部15−2cを備えている点、が異なっている。グループ登録管理部15−1c,15−2cは、自局のユーザグループの登録状況を管理する。
なお、前述した実施の形態1〜4と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本実施の形態の無線アクセスシステムの構成は、基地局1,2,3に代えて基地局1c,2c、3cを備えること以外、前述した実施の形態1と同様である。また、図11において、基地局2c(基地局1cと同様の構成)は説明の便宜上記載していない。以降の説明では、前述した実施の形態1と異なる処理を中心に説明する。
本実施の形態の基地局1c,3cは、それぞれグループ登録管理部15−1c,15−2cに登録されているユーザグループを示す情報を報知している。移動局4の制御部23では、各基地局から報知された情報から、ユーザグループへの自局の登録状況を認識し、その登録状況を基地局1cへ報告する。なお、移動局4は、基地局3cが管理するユーザグループにのみ登録されていることとする。
基地局1cのハンドオーバ判定部14cでは、移動機4からの報告により、無線信号品質が劣化して予め規定された無線信号品質劣化検出閾値を下回ったことを認識すると、隣接基地局の中からハンドオーバ先基地局の候補を選択する。
具体的には、まず、ハンドオーバ判定部14cが、移動局4から報告されたユーザグループ登録状況を制御部13cへ通知する。そして、制御部13cが、上記登録状況を隣接基地局へ照会する。
上記登録状況を受け取った基地局3cの制御部13cでは、グループ登録管理部15−2cで管理している自局の登録状況に基づき照会内容を確認し、その確認結果を基地局1cへ返信する。
基地局1cのハンドオーバ判定部14cでは、基地局3cからの返信内容に基づき、たとえば、基地局3cが移動局4からの報告どおり移動局4の属しているユーザグループにサービスを提供している場合、この基地局3cをハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択する。そして、選択した基地局に応じたハンドオーバ判定条件を、制御部13cへ通知する。これにより、ハンドオーバ判定条件を動的に変更することが可能となる。
なお、上記ハンドオーバ先基地局候補を優先的に選択する処理以外の処理については、前述した実施の形態1、2、3または4と同様である。
このように、本実施の形態によれば、各基地局が、隣接基地局のユーザグループ登録状況を管理する必要が無い構成とした。これにより、基地局内で管理する情報量を削減できると同時に、管理負荷を軽減することができる。
実施の形態6.
前述した実施の形態5では、各基地局が、自局のユーザグループ登録状況のみを管理し、ハンドオーバ判定を行う際には、移動局と接続中の基地局が、隣接基地局へその移動局に関するユーザグループ登録状況を問い合わせる構成としていた。実施の形態6では、各基地局におけるユーザグループ登録状況を外部のサーバにより一括管理し、ハンドオーバ判定時には、移動局に関するユーザグループ登録状況をこの外部サーバへ問い合わせる構成とした。
図12は、本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態6の構成例を示す図である。本実施の形態では、前述した実施の形態5の基地局1cと比較して、基地局1dが制御部13cに代えて制御部13dを備えている点が異なっている。また、前述した実施の形態1の基地局3cと比較して、基地局3dが制御部13cに代えて制御部13dを備えている点が異なっている。
なお、前述した実施の形態1〜5と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本実施の形態の無線アクセスシステムの構成は、前述した実施の形態1の構成と比較して、基地局1,2,3に代えて基地局1d,2d、3dを備え、さらに、各基地局におけるユーザグループ登録状況を一括管理するグループ登録管理サーバ5dが追加された構成となっている。また、図12において、基地局2d(基地局1dと同様の構成)は説明の便宜上記載していない。以降の説明では、前述した実施の形態5と異なる処理を中心に説明する。
本実施の形態の基地局1d,3dは、それぞれグループ登録管理部15−1c,15−2cに登録されているユーザグループを示す情報を報知している。移動局4の制御部23では、各基地局から報知された情報から、ユーザグループへの自局の登録状況を認識し、その登録状況を基地局1dへ報告する。なお、移動局4は、基地局3dが管理するユーザグループにのみ登録されていることとする。
基地局1dのハンドオーバ判定部14cでは、移動機4からの報告により、無線信号品質が劣化して予め規定された無線信号品質劣化検出閾値を下回ったことを認識すると、隣接基地局の中からハンドオーバ先基地局の候補を選択する。
具体的には、まず、ハンドオーバ判定部14cが、移動局4から報告されたユーザグループ登録状況を制御部13dへ通知する。そして、制御部13dが、上記登録状況をグループ登録管理サーバ5dへ照会する。
上記登録状況を受け取った基地局3dのグループ登録管理サーバ5dでは、内部で管理している各基地局におけるユーザグループ登録状況に基づき照会内容を確認し、その確認結果を基地局1dへ返信する。
基地局1dのハンドオーバ判定部14cでは、グループ登録管理サーバ5dからの返信内容に基づき、たとえば、基地局3dが移動局4からの報告どおり移動局4の属しているユーザグループにサービスを提供している場合、この基地局3dをハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択する。そして、選択した基地局に応じたハンドオーバ判定条件を、制御部13dへ通知する。これにより、ハンドオーバ判定条件を動的に変更することが可能となる。
なお、上記ハンドオーバ先基地局候補を優先的に選択する処理以外の処理については、前述した実施の形態1、2、3または4と同様である。
このように、本実施の形態によれば、各基地局が隣接基地局のユーザグループ登録状況を管理する必要が無く、さらに、ハンドオーバ元基地局が複数の隣接基地局へユーザグループ登録状況を個別に照会する必要が無い構成とした。これにより、基地局内で管理する情報量を削減できると同時に、管理負荷をさらに軽減することができる。
以上のように、本発明にかかるハンドオーバ制御方法は、様々なサービスを提供する通信エリアが混在する無線アクセスネットワークに有用であり、特に、特殊なサービスを提供する基地局をハンドオーバ先基地局として優先的に選択する場合に適している。
本発明にかかるハンドオーバ制御方法を適用する無線アクセスネットワークの一構成例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態1の構成例を示す図である。 ハンドオーバ実施判定の一例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態1の構成例を示す図である。 ハンドオーバ実施判定の一例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態2の構成例を示す図である。 ハンドオーバ実施判定の一例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態3の構成例を示す図である。 ハンドオーバ実施判定の一例を示す図である。 ハンドオーバ実施判定の一例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態5の構成例を示す図である。 本発明にかかるハンドオーバ制御方法を実現するための基地局および移動局の実施の形態6の構成例を示す図である。
符号の説明
1,1c,1d,2,3,3a,3b,3c,3d 基地局
4,4b 移動局
5d グループ登録管理サーバ
11 無線送信部
12 無線受信部
13,13c,13d 制御部
14,14a,14b,14c ハンドオーバ判定部
15−1,15−1c,15−2,15−2c グループ登録管理部
21 無線送信部
22 無線受信部
23,23b 制御部
24b ハンドオーバ条件選択部
100,200,300 セル

Claims (27)

  1. 一般的な公衆サービスを提供する基地局および特定のユーザグループに属する移動局に限定してサービスを提供する基地局を含む複数の基地局と、当該複数の基地局配下のセルを移動しながら通信を行う移動局と、を備える無線通信システムにおけるハンドオーバ制御方法であって、
    前記移動局が、通信中の基地局および通信可能な周辺の基地局が送信する無線信号の品質を測定し、その結果を前記通信中の基地局に報告する第1の品質測定ステップと、
    前記通信中の基地局が、前記移動局が属するユーザグループにサービスを提供するサービス提供基地局が隣接基地局の中に存在すると判断した場合に、当該サービス提供基地局をハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択する基地局選択ステップと、
    前記サービス提供基地局が選択されている場合に、前記通信中の基地局が、通常よりハンドオーバが速やかに実施されるように設定された所定の高速実施判定条件を指定し、前記移動局に通知する判定閾値指定ステップと、
    前記移動局が、前記通信中の基地局から受信した無線信号の品質が劣化し前記判定条件を満たしていると判断した場合に、その旨を前記通信中の基地局へ報告する第2の品質測定ステップと、
    前記通信中の基地局が、報告内容に基づき前記サービス提供基地局へのハンドオーバの実行を前記移動局に指示するハンドオーバ判断ステップと、
    を含むことを特徴とするハンドオーバ制御方法。
  2. 前記高速実施判定条件を満たしているかどうかの判断基準として所定の高速実施判定閾値を採用し、
    前記第2の品質測定ステップでは、
    前記通信中の基地局から受信した無線信号の品質が前記サービス提供基地局から受信した無線信号の品質を下回り、さらにその差分が所定の高速実施判定閾値に達した時点で、その旨を前記通信中の基地局へ報告することを特徴とする請求項1に記載のハンドオーバ制御方法。
  3. 前記高速実施判定条件を満たしているかどうかの判断基準として所定の高速実施判定閾値を採用し、
    前記第2の品質測定ステップでは、
    前記サービス提供基地局から受信した無線信号の品質が所定の高速実施判定閾値に達した時点で、その旨を前記通信中の基地局へ報告することを特徴とする請求項1に記載のハンドオーバ制御方法。
  4. 前記判定閾値指定ステップでは、
    前記通信中の基地局が前記サービス提供基地局であり、かつ、前記基地局選択ステップで選択されたハンドオーバ先基地局が前記サービス提供基地局以外の基地局である場合、通常よりハンドオーバの実施を遅らせて可能な限り前記通信中の基地局との通信が継続できるように設定された所定の低速実施判定条件を指定し、前記移動局に通知することを特徴とする請求項1、2または3に記載のハンドオーバ制御方法。
  5. 前記低速実施判定条件を満たしているかどうかの判断基準として所定の低速実施判定閾値を採用し、
    前記第2の品質測定ステップでは、
    前記通信中のサービス提供基地局から受信した無線信号の品質が前記ハンドオーバ先基地局から受信した無線信号の品質を下回り、さらにその差分が所定の低速実施判定閾値に達した時点で、その旨を前記通信中のサービス提供基地局へ報告することを特徴とする請求項4に記載のハンドオーバ制御方法。
  6. 前記低速実施判定条件を満たしているかどうかの判断基準として所定の低速実施判定閾値を採用し、
    前記第2の品質測定ステップでは、
    前記通信中のサービス提供基地局から受信した無線信号の品質が所定の低速実施判定閾値に達した時点で、その旨を前記通信中のサービス提供基地局へ報告することを特徴とする請求項4に記載のハンドオーバ制御方法。
  7. システムを構成するすべての基地局が、自局の管理するユーザグループの識別情報を報知する報知ステップと、
    前記移動局が、識別情報に基づいて自局のユーザグループへの登録状況を確認し、その登録状況を前記通信中の基地局へ報告する報告ステップと、
    をさらに含み、
    前記通信中の基地局が全隣接基地局におけるユーザグループの登録状況を管理する場合、前記基地局選択ステップでは、
    前記通信中の基地局が、前記移動局から報告された登録状況の内容の正当性を検証し、前記移動局が属するユーザグループにサービスを提供可能なサービス提供基地局が存在する場合に、当該サービス提供基地局をハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択することを特徴とする請求項4、5または6に記載のハンドオーバ制御方法。
  8. システムを構成するすべての基地局が、自局の管理するユーザグループの識別情報を報知する報知ステップと、
    前記移動局が、識別情報に基づいて、ユーザグループにサービスを提供する基地局が隣接基地局の中に存在するがどうかを確認し、その基地局の有無に関する情報を前記通信中の基地局へ報告する報告ステップと、
    をさらに含み、
    前記基地局選択ステップでは、前記通信中の基地局が、前記移動局から報告された情報に基づいて、前記移動局が属するユーザグループにサービスを提供するサービス提供基地局が存在しているかどうかを検索し、存在する場合に、当該サービス提供基地局をハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択することを特徴とする請求項4、5または6に記載のハンドオーバ制御方法。
  9. システムを構成するすべての基地局が、自局の管理するユーザグループの識別情報を報知する報知ステップと、
    前記移動局が、識別情報に基づいて自局のユーザグループへの登録状況を確認し、その登録状況を前記通信中の基地局へ報告する報告ステップと、
    をさらに含み、
    前記通信中の基地局が自局におけるユーザグループの登録状況を管理する場合、前記基地局選択ステップでは、
    前記通信中の基地局が、前記移動局から報告された登録状況の内容を隣接基地局に通知し、当該隣接基地局が通知内容の正当性を検証しその結果を返信し、隣接基地局の中の一つがサービス提供基地局として前記移動局が属するユーザグループにサービスを提供可能な場合に、前記通信中の基地局が、当該サービス提供基地局をハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択することを特徴とする請求項4、5または6に記載のハンドオーバ制御方法。
  10. システムを構成するすべての基地局が、自局の管理するユーザグループの識別情報を報知する報知ステップと、
    前記移動局が、識別情報に基づいて自局のユーザグループへの登録状況を確認し、その登録状況を前記通信中の基地局へ報告する報告ステップと、
    をさらに含み、
    前記システム内の所定のサーバが全基地局におけるユーザグループの登録状況を一括管理する場合、
    前記通信中の基地局が、前記移動局から報告された登録状況の内容を前記サーバに通知し、当該サーバが通知内容の正当性を検証しその結果を返信し、隣接基地局の中の一つがサービス提供基地局として前記移動局が属するユーザグループにサービスを提供可能な場合に、前記通信中の基地局が、当該サービス提供基地局をハンドオーバ先基地局の候補として優先的に選択することを特徴とする請求項4、5または6に記載のハンドオーバ制御方法。
  11. 前記移動局が、前記報知ステップにて報知される識別情報に基づいて、自局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局が存在しないことを認識した場合に、その旨をユーザへ通知するユーザ通知ステップ、
    を含み、
    前記所定の低速実施判定条件を指定するかどうかを、前記移動局の操作により選択可能とすることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法。
  12. 前記通信中の基地局が前記サービス提供基地局であり、かつ、前記通信中の基地局が前記所定の低速実施判定条件を指定している場合、
    前記移動局の操作により前記所定の低速実施判定条件の指定を解除可能とすることを特徴とする請求項11に記載のハンドオーバ制御方法。
  13. 前記通信中の基地局は、自局が前記移動局にサービスを提供するサービス提供基地局である場合に、ハンドオーバを禁止することを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法。
  14. 前記第1の品質測定ステップで前記移動局から報告される測定結果を無視することにより、ハンドオーバを禁止することを特徴とする請求項13に記載のハンドオーバ制御方法。
  15. 前記移動局にサービスを提供しない基地局がハンドオーバ先基地局の候補として選択された場合に、当該基地局に対する無線信号品質測定を行わないように制御することにより、ハンドオーバを禁止することを特徴とする請求項13に記載のハンドオーバ制御方法。
  16. 前記通信中の基地局は、前記移動局から、無線信号品質の劣化によって通信の継続が困難な状態である旨の報告を受けた場合、前記ハンドオーバを禁止する動作を解除することを特徴とする請求項13、14または15に記載のハンドオーバ制御方法。
  17. 前記移動局が、前記報知ステップにて報知される識別情報に基づいて、自局が属するユーザグループにサービスを提供する基地局が存在しないことを認識した場合に、その旨をユーザへ通知するユーザ通知ステップ、
    を含み、
    前記ハンドオーバを禁止する動作を実施するかどうかを、前記移動局の操作により選択可能とすることを特徴とする請求項13〜16のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法。
  18. 前記通信中の基地局が前記サービス提供基地局であり、かつ、前記通信中の基地局がハンドオーバを禁止している場合、
    前記移動局の操作により前記ハンドオーバを禁止する動作を解除可能とすることを特徴とする請求項17に記載のハンドオーバ制御方法。
  19. 前記移動局は、前記通信中の基地局が自局にサービスを提供するサービス提供基地局である場合、ハンドオーバ先基地局の候補に対する無線信号品質の測定指示を無視することで、ハンドオーバを禁止することを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法。
  20. 前記移動局は、前記通信中の基地局が自局にサービスを提供するサービス提供基地局である場合、ハンドオーバ先基地局の候補に対する無線信号品質の測定および当該測定結果の報告、またはそのいずれか一方、の頻度を下げる動作を行うことで、ハンドオーバを抑制することを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法。
  21. 請求項19に記載のハンドオーバを禁止する動作または請求項20に記載のハンドオーバを抑制する動作を、前記移動局の操作により選択的に実施可能とすることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法。
  22. 前記移動局は、無線信号品質の劣化によって通信の継続が困難な状態であることを検出した場合、前記ハンドオーバを禁止する動作または前記ハンドオーバを抑制する動作を解除することを特徴とする請求項19、20または21に記載のハンドオーバ制御方法。
  23. 前記通信中の基地局は、ユーザグループにサービスを提供する基地局が隣接基地局の中に存在する場合に、ユーザグループにサービスを提供する基地局に対する品質測定を優先的に実行しその測定結果を優先的に報告するように、前記移動局に対して指示することを特徴とする請求項1〜22のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法。
  24. 前記通信中の基地局は、ユーザグループにサービスを提供する基地局が隣接基地局の中に無い場合に、前記移動局に対して品質測定を行わないように指示することを特徴とする請求項23に記載のハンドオーバ制御方法。
  25. 前記通信中の基地局は、ユーザグループにサービスを提供する基地局が隣接基地局の中に存在する場合に、当該ユーザグループの識別情報を前記移動局へ通知し、
    前記移動局では、自局が属するユーザグループの識別情報が前記通知内容に含まれている場合に、自局が属するユーザグループを管理する基地局に対する品質測定を優先的に行うことを特徴とする請求項1〜22のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法。
  26. 前記移動局では、自局が属するユーザグループの識別情報が前記通信中の基地局からの通知内容に含まれていない場合に、品質測定を行わないことを特徴とする請求項25に記載のハンドオーバ制御方法。
  27. 一般的な公衆サービスを提供する基地局および特定のユーザグループに属する移動局に限定してサービスを提供する基地局を含む複数の基地局と、当該複数の基地局配下のセルを移動しながら通信を行う移動局と、を備える無線通信システムであって、
    請求項1〜26のいずれか一つに記載のハンドオーバ制御方法を実行可能とすることを特徴とする無線通信システム
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