JP2008236682A - 移動無線端末装置 - Google Patents

移動無線端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008236682A
JP2008236682A JP2007077308A JP2007077308A JP2008236682A JP 2008236682 A JP2008236682 A JP 2008236682A JP 2007077308 A JP2007077308 A JP 2007077308A JP 2007077308 A JP2007077308 A JP 2007077308A JP 2008236682 A JP2008236682 A JP 2008236682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
communication
station apparatus
mobile radio
radio terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007077308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4941039B2 (ja
Inventor
Kengo Kurose
賢吾 黒瀬
Miyuki Ogura
みゆき 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007077308A priority Critical patent/JP4941039B2/ja
Publication of JP2008236682A publication Critical patent/JP2008236682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4941039B2 publication Critical patent/JP4941039B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】サービスに応じたハンドオーバを実施して、ネットワーク負荷の軽減や通信の安定性の向上に寄与する移動無線端末装置および基地局装置を提供する。
【解決手段】制御部160は、現在通信に用いている基地局装置について受信品質Qを検出し、これを現在利用しているサービスに応じた閾値Qと比較して、ハンドオーバの必要性を判定する。また制御部160は、現在通信に用いている基地局装置の受信品質Qと、他の基地局装置の受信品質Qを比較してハンドオーバを行うべきかを判定する場合に、現在利用しているサービスに応じたオフセットQOFFを考慮して判定するようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば携帯電話システムなどの移動通信システムに用いられる移動無線端末装置に関する。
周知のように、次世代を担う通信システムとして、HSDPA(High Speed Data Packet Access)や、EV-DO(Evolution-Data Optimized)などの技術を取り入れた通信システムの開発が進められている(例えば、非特許文献1)。
また近時、本発明者らによって適応変調を採用する移動通信システムの開発が進められている。このシステムでは、移動局が受信品質の最も良好な基地局を選択し、そして無線伝送路品質を測定し、その値に基づいて、受信可能な伝送フォーマット(変調方式と符号化率の組合せ)を決定し、これをCQI(Channel Quality Indicator)として基地局に伝送する。これに対して、基地局は、上記移動局へ送信するデータの変調方式を上記CQIに基づく方式に切り替える。また伝送フォーマットは、基地局側で決定し、これを移動局に通知して通信を行う方式も考えられる。
このような制御により、移動局の受信状態が良好な時は誤り耐性が低いが高速なデータ伝送レートを使用して個別情報チャネルを通じた情報伝送が行われ、一方、電波状態が悪い時は低速であるが誤り耐性の高いデータ伝送レートを使用して個別情報チャネルを通じた情報伝送が行われる。
また移動局は、必要に応じて、通信に用いる基地局を切り替えるハンドオーバを要求する。そのための制御として移動局は、周期的に、周辺の基地局をサーチして近隣に存在する基地局を認識している。そして移動局は、各基地局の受信品質を予め検出し、受信品質が良好と判断した基地局に対しては通信候補基地局として、サーチ頻度や基地局切替判断の優先度を高くする。
そして、移動局は、通信候補基地局のサーチ結果に基づいて、最も受信品質が良好な基地局を選び、その基地局を切替候補基地局とし、これと現在通信している基地局の受信品質と比較する。この際、切替先の基地局の信頼性を高めるために、OFFSETを設けて基地局切替判断する。その結果、切替候補基地局の方がOFFSET以上、通信品質が良好な場合に、切替候補基地局へのハンドオーバを求める。ここで、基地局(ネットワーク)がハンドオーバを許可すれば、移動局は通信基地局を切替ることになる。
なお、本発明者らが考案した非ベストエフォート型のシステムの一例では、移動局は、現在の受信品質が、その通信に要求される受信品質を下回った場合に限って、上述したような処理を実行し、一方、ベストエフォート型のシステムでは、現在の受信品質とは無関係に、上述したような処理を実行して、常に最良の基地局と通信するようになっている。
ところで近時、移動通信システムが提供するサービスは、音声通信や電子メールの送受信、Webの閲覧など多岐にわたっている。これらのサービスの間には、伝送遅延の許容度の差や、要求される伝送レートの差があるため、あるサービスにおいてはハンドオーバの必要がある環境下でも、他のサービスではハンドオーバの必要がない場合もある。このため、従来のシステムでは、不必要なハンドオーバが行われたり、あるいは必要なときにハンドオーバが行われないという問題があった。
3GPP, TR25.814(V7.1.0), "Physical Layer Aspects for Evolved UTRA"。
従来は、移動通信システムが提供するサービスとは関係なく、受信品質に基づいてハンドオーバが行われており、不必要なハンドオーバが行われて、ネットワーク負荷の増大やスループットの低下を招いたり、あるいは必要なときにハンドオーバが行われないために、安定した通信が行えないなどの問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、サービスに応じたハンドオーバを実施して、ネットワーク負荷の軽減や通信の安定性の向上に寄与する移動無線端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、複数の基地局装置がネットワークに収容された移動通信システムで用いられ、基地局装置を選択的に用いて無線通信する移動無線端末装置において、通信に用いている基地局装置からの受信信号の品質を検出する第1検出手段と、通信に用いていない基地局装置からの受信信号の品質を検出する第2検出手段と、通信サービスの種別に応じて閾値を決定する閾値決定手段と、第1検出手段が検出した品質が閾値を下回り、かつ第1検出手段が検出した品質とオフセット値との和が、第2検出手段が検出した品質を下回った場合に、基地局装置に対してハンドオーバを要求する要求手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、通信サービスの種別に応じた閾値を決定し、受信品質が上記閾値を下回り、かつ受信品質とオフセット値との和が、他の基地局装置の受信品質を下回った場合に、基地局装置に対してハンドオーバを要求するようにしている。
したがって、この発明によれば、現在利用している通信サービスに応じたハンドオーバ判定が行えるので、不必要なハンドオーバを行ったり、あるいは必要なハンドオーバを積極的に行えるので、ネットワーク負荷の軽減や通信の安定性の向上に寄与することが可能な移動無線端末装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明の実施形態に係わる移動通信システムの構成を示すものである。移動通信網NWは、複数の基地局装置(BS)200〜20nを収容し、移動無線端末装置100は、基地局装置200〜20nの少なくとも1つと無線通信して、移動通信網NWを通じて、VoIP(Voice over Internet Protocol)による音声通信や、電子メールの送受信、Webブラウジングやストリーミング受信といった種々の通信サービスに対応した通信を可能としている。
なお、以下の説明では、基地局装置200〜20nと、移動無線端末装置100との間では、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を用いた無線通信を行うものとし、移動無線端末装置100は、基地局装置から受信した無線信号の受信品質をCQI(Channel Quality Indicator)として、基地局装置に通知する。またこれに対して基地局装置200〜20nは、移動無線端末装置100からCQIを受信すると、これに基づいて移動無線端末装置100に宛てて送信するデータの変調方式や符号化率(レート)を決定し、これを移動無線端末装置100に通知するものとする。
まず、この発明の第1の実施例として、移動無線端末装置100が、ハンドオーバの必要性の判定に用いるパラメータを選択し、それに基づいてハンドオーバの必要性を判断する場合について説明する。
移動無線端末装置100は、図2に示すように、主な構成要素として、無線通信部110と、表示部120と、通話部130と、操作部140と、記憶部150と、制御部160とを備える。
無線通信部110は、制御部160の指示にしたがって、基地局装置200〜20nから割り当てられるサブキャリアを通じて、基地局装置200〜20nとOFDM方式による無線通信を行うものである。
表示部120は、制御部160の指示にしたがって、画像(静止画像および動画像)や文字情報などを表示して、視覚的にユーザに情報を伝達するものである。
通話部130は、ユーザの送話音声を電気信号に変換するマイクロホンや、その電気信号を符号化して音声データに変換する符号化部、通信相手から受信した音声データを復号して電気信号に変換する復号部、この電気信号を拡声出力するスピーカなどを備える。
操作部140は、複数のキースイッチなどを備え、これを通じてユーザから指示を受け付けるものである。
記憶部150は、制御部160の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータや、ダウンロードしたストリーミングデータなどを記憶するものである。
なお、記憶部150は、上記制御データの1つとして、図3に示すような判定テーブルを記憶する。この判定テーブルは、通信を開始するに先だって基地局装置から通知されたものであり、サービスを運用する上で必要とされるレート(要求レート)の高低や、サービスを運用する上で許容される伝送遅延時間の大小に基づいて分類したサービスの種別毎に、2つの閾値QおよびQOFFを記憶するものである。また記憶部150は、制御部160の制御によって定期的に取得した、現在通信に用いている基地局装置以外の基地局装置から受信した信号の受信品質Qおよびその基地局装置の識別情報を対応づけて記憶する。
ここで一例を挙げると、仮にVoIPによる音声通信と電子メールの送受信の要求レートが同一で、Webブラウジングとストリーミング受信の要求レートが同一で、かつ、VoIPとストリーミング受信の要求遅延が同一で、電子メールとWebブラウジングの要求遅延が同一の場合は、q01= q02 < q03=q04であり、qOFF1=qOFF4 < qOFF2=qOFF3である。
制御部160は、マイクロプロセッサを備え、記憶部150が記憶する制御プログラムや制御データにしたがって動作し、当該移動無線端末装置100の各部を統括して制御し、音声通信やデータ通信を実現するものである。また制御部160は、記憶部150が記憶するアプリケーションソフトウェアにしたがって動作し、電子メールの送受信や、Webブラウジング、ダウンロードしたストリーミングデータに基づいて動画像を表示部120に表示したり、VoIPにしたがった音声通信を行う通信制御機能を備える。
また制御部160は、基地局装置ごとに無線通信部110が受信した信号の受信品質Qを測定し、この測定結果を基地局装置に通知するCQI送信制御機能や、定期的に無線通信部110を制御して、現在通信に用いている基地局装置以外の基地局装置から受信した信号の受信品質Qを測定するハンドオーバ準備制御機能、そして、上記受信品質Qや利用するサービス、上記ハンドオーバ準備制御機能で測定した受信品質Qなどに応じて、ハンドオーバを要求するハンドオーバ制御機能を備える。
次に、上記構成の移動無線端末装置100の動作について説明する。以下の説明では特に、この発明に係わるハンドオーバ制御機能について説明する。図4は、制御部160によってなされるハンドオーバ制御機能を説明するフローチャートである。この図に示す処理は、通信が開始されると、通信が終了するまで繰り返し実行される。以下、この図を参照して説明する。
ここで、移動無線端末装置100は、基地局装置200を通じて通信を行っている。また移動無線端末装置100の近傍には、ハンドオーバに適した基地局装置201が存在し、これをハンドオーバ先の候補として、その受信品質Qを、図4に示す処理と並行して定期的に検出しているものとする。
まずステップ4aにおいて制御部160は、現在行っている通信のサービスタイプを検出するとともに、無線通信部110が受信した信号から、基地局装置200の受信品質Qを検出し、ステップ4bに移行する。サービスタイプとしては、要求されるレートが低く、許容できる伝送遅延時間が小さいVoIPによる音声通信などに代表されるサービスと、要求されるレートが低く、許容できる伝送遅延時間が大きい電子メールの送受信などに代表されるサービスと、要求されるレートが高く、許容できる伝送遅延時間が大きいWebブラウジングなどに代表されるサービスと、要求されるレートが高く、許容できる伝送遅延時間が小さいストリーミング受信などに代表されるサービスなどが考えられる。
ステップ4bにおいて制御部160は、ステップ4aで検出したサービスのタイプに対応する2つの閾値Q、QOFFを記憶部150が記憶する判定テーブルから読み出し、ステップ4cに移行する。
ステップ4cにおいて制御部160は、基地局装置200の受信品質Qと閾値Qを比較し、受信品質Qが閾値Qを下回っているか否かを判定する。ここで、受信品質Qが閾値Qを下回っている場合には、ステップ4eに移行し、一方、受信品質Qが閾値Q以上の場合には、当該処理を終了する。
ステップ4dにおいて制御部160は、基地局装置200の受信品質Qと閾値オフセットQOFFとの和と、ハンドオーバの候補である基地局装置201の受信品質Qとを比較し、受信品質Q+QOFFと受信品質Qの大小判定する。ここで、受信品質QがQ+QOFFを上回っている場合には、ステップ4eに移行し、一方、受信品質QがQ+QOFF以下の場合には、当該処理を終了する。
ステップ4eにおいて制御部160は、基地局装置201にハンドオーバを行う必要がある通信環境に居るものとみなし、無線通信部110を制御して、現在通信に用いている基地局装置200に対して、基地局装置201の識別情報を送信してハンドオーバを要求し、当該処理を終了する。
この後、移動無線端末装置100は、基地局装置201に対してハンドオーバを試みる。移動無線端末装置100からハンドオーバの要求を受け付けた基地局装置200は、上記識別情報を移動通信網NWに収容されるセンタ装置(図示しない)に通知する。これにより、センタ装置は、上記識別情報に対応する基地局装置201に指示を与えて、移動無線端末装置100からのハンドオーバ要求を受け付けるよう指示する。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置100では、現在通信に用いている基地局装置200について受信品質Qを検出し、これを現在利用しているサービスに応じた閾値Qと比較して、ハンドオーバの必要性を判定するようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置100によれば、現在利用しているサービスに応じた判定が行えるので、不必要なハンドオーバを行ったり、あるいは必要なハンドオーバを積極的に行えるので、ネットワーク負荷の軽減や通信の安定性の向上に寄与することができる。
例えば、現在通信に用いている基地局装置200の受信品質Qと、他の基地局装置201の受信品質Qが例えば図5に示すように変化したとする。時刻Tにおいて図4のステップ4dの処理によれば、電子メールの送受信などのサービスの場合、閾値Q=q02であるため、受信品質Qは閾値Q以上であり、制御部160は、ハンドオーバは不要であると判定する。一方、Webブラウジングなどのサービスの場合、閾値Q=q03であるため、受信品質Qは閾値Qより小さく、制御部160は、ハンドオーバが必要であると判定する。
また上記構成の移動無線端末装置100では、現在通信に用いている基地局装置200の受信品質Qと、他の基地局装置201の受信品質Qを比較してハンドオーバを行うべきかを判定する場合に、現在利用しているサービスに応じたオフセットQOFFを考慮して判定するようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置100によれば、現在通信に用いている基地局装置200の比較対象としている基地局装置201がハンドオーバに適しているかを、現在利用しているサービスに応じた基準で判定できるので、不必要なハンドオーバを行ったり、あるいは必要なハンドオーバを積極的に行えるので、ネットワーク負荷の軽減や通信の安定性の向上に寄与することができる。
例えば、現在通信に用いている基地局装置200の受信品質Qと、他の基地局装置201の受信品質Qが例えば図6に示すように変化したとする。時刻Tにおいて図4のステップ4eによれば、電子メールなどのサービスの場合、閾値QOFF=qOFF2であるため、Q−QがqOFF2より小さければ、基地局装置201にハンドオーバを行う。しかし、VoIPによる音声通信などのサービスの場合、閾値QOFF=qOFF1(<qOFF2)であるため、例えQ−QがqOFF2より小さくても、qOFF1より小さくない限り、基地局装置201へのハンドオーバは行われない。
次に、この発明の第2の実施例として、基地局装置200〜20nが、移動無線端末装置100に提供するサービスに応じて、ハンドオーバの必要性の判定に用いるパラメータを通知し、それに基づいて移動無線端末装置100がハンドオーバの必要性を判断する場合について説明する。なお、基地局装置200〜20nは、いずれも発明に関わる構成は同様であることより、以下の説明では、基地局装置200を例に挙げて説明する。また移動無線端末装置100については、図2に示した構成と同様であることより、基地局装置200を中心に説明する。
基地局装置200は、図7に示すように、主な構成要素として、ネットワーク通信部210と、無線通信部220と、記憶部230と、制御部240とを備える。
ネットワーク通信部210は、制御部240の指示にしたがって、移動通信網NWと通信するものである。
無線通信部220は、制御部240の指示にしたがって、予め設定された周期で当該基地局装置200に固有に割り当てられた識別情報を送信したり、移動無線端末装置100と通信リンクを確立して無線通信を行うものである。
記憶部230は、制御部240の制御プログラムや制御データなどを記憶するものである。なお、記憶部230は、上記制御データの1つとして、図3に示した判定テーブルを記憶する。
制御部240は、マイクロプロセッサを備え、記憶部230が記憶する制御プログラムや制御データにしたがって動作し、当該基地局装置200の各部を統括して制御し、音声通信やデータ通信を実現するものである。また制御部240は、移動無線端末装置100が要求するサービスに応じて、ハンドオーバの必要性の判定に必要なパラメータを移動無線端末装置100に通知するパラメータ通知機能を備える。
次に、上記構成の基地局装置200の動作について説明する。以下の説明では特に、この発明に係わるパラメータ通知機能について説明する。図8は、制御部240によってなされるパラメータ通知機能を説明するフローチャートである。この図に示す処理は、移動無線端末装置100から通信開始の要求がなされると、実行される。以下、この図を参照して説明する。
まずステップ8aにおいて制御部240は、移動無線端末装置100から信号を受信して、移動無線端末装置100が要求する通信のサービスタイプを検出し、ステップ8bに移行する。サービスタイプとしては、要求されるレートが低く、許容できる伝送遅延時間が小さいVoIPによる音声通信などに代表されるサービスと、要求されるレートが低く、許容できる伝送遅延時間が大きい電子メールの送受信などに代表されるサービスと、要求されるレートが高く、許容できる伝送遅延時間が大きいWebブラウジングなどに代表されるサービスと、要求されるレートが高く、許容できる伝送遅延時間が小さいストリーミング受信などに代表されるサービスなどが考えられる。また、移動無線端末装置100は、サービスタイプを示す情報を通信初期時のみに送信するようにしてもよい。
ステップ8bにおいて制御部240は、無線通信部220を制御して、当該基地局装置200を通じて通信している移動無線端末装置100からCQIを受信し、これを記憶部230に記録してステップ8cに移行する。なお、移動無線端末装置100から送信されるCQIには、移動無線端末装置100が当該基地局装置200から受信した信号の品質を示す受信品質Qと、移動無線端末装置100の識別情報が含まれる。また、ステップ8aで受信した通信のサービスタイプを示す情報と、ステップ8bで受信したCQIの受信タイミングは同時でもよい。
ステップ8cにおいて制御部240は、ステップ8aで取得したCQIおよびステップ8bで検出したサービスタイプに基づいて、変調方式と符号化率を決定し、ステップ8dに移行する。
ステップ8dにおいて制御部240は、記憶部230が記憶する判定テーブルを参照し、ステップ8bで検出したサービスのタイプに対応する2つの閾値Q、QOFFを記憶部240が記憶する判定テーブルから読み出し、ステップ8eに移行する。
ステップ8eにおいて制御部240は、無線通信部220を制御して、ステップ8cで決定した変調方式と符号化率、およびステップ8dで読み出した2つの閾値Q、QOFFを示すパラメータを移動無線端末装置100に宛てて送信し、当該処理を終了する。なお、上記した判定閾値を示すパラメータの送信は、通信開始後、初回のみでもよい。また、複数のサービスを同時に享受する場合には、ハンドオフを行い易くすべきサービスの判定閾値を選択するようにしても良い。
次に、移動無線端末装置100の動作について説明する。以下の説明では特に、この発明に係わるハンドオーバ制御機能について説明する。図9は、制御部160によってなされるハンドオーバ制御機能を説明するフローチャートである。この図に示す処理は、基地局装置200に対して通信を要求した後、基地局装置200との通信が開始されると、繰り返し実行される。以下、図9を参照して説明する。
なお、移動無線端末装置100の近傍には、ハンドオーバに適した基地局装置201が存在し、これをハンドオーバ先の候補として、その受信品質Qを、図9に示す処理と並行して定期的に検出しているものとする。
まずステップ9aにおいて制御部160は、無線通信部100を制御して、基地局装置200から送信される信号を受信し、この信号から上記パラメータを検出し、ステップ9bに移行する。
ステップ9bにおいて制御部160は、基地局装置200の受信品質Qと基地局装置200からパラメータとして受信した閾値Qを比較し、受信品質Qが閾値Qを下回っているか否かを判定する。ここで、受信品質Qが閾値Qを下回っている場合には、ステップ9cに移行し、一方、受信品質Qが閾値Q以上の場合には、当該処理を終了する。
ステップ9cにおいて制御部160は、基地局装置200の受信品質Qと閾値オフセットQOFFとの和と、ハンドオーバの候補である基地局装置201の受信品質Qとを比較し、受信品質Q+QOFFと受信品質Qの大小判定する。ここで、受信品質QがQ+QOFFを上回っている場合には、ステップ9eに移行し、一方、受信品質QがQ+QOFF以下の場合には、当該処理を終了する。
ステップ9dにおいて制御部160は、基地局装置201にハンドオーバを行う必要がある通信環境に居るものとみなし、無線通信部110を制御して、現在通信に用いている基地局装置200に対して、基地局装置201の識別情報を送信してハンドオーバを要求し、当該処理を終了する。
この後、移動無線端末装置100は、基地局装置201に対してハンドオーバを試みる。移動無線端末装置100からハンドオーバの要求を受け付けた基地局装置200は、上記識別情報を移動通信網NWに収容されるセンタ装置(図示しない)に通知する。これにより、センタ装置は、上記識別情報に対応する基地局装置201に指示を与えて、移動無線端末装置100からのハンドオーバ要求を受け付けるよう指示する。
以上のように、上記構成の基地局装置200は、通信を要求した移動無線端末装置100に対して、要求されたサービスに応じた2つの閾値Q、QOFFを通知し、移動無線端末装置100は、基地局装置200について受信品質Qを検出し、これを基地局装置200から通知された閾値Qと比較して、ハンドオーバの必要性を判定するようにしている。
したがって、上記構成の基地局装置200および移動無線端末装置100によれば、現在利用しているサービスに応じた判定が行えるので、不必要なハンドオーバを行ったり、あるいは必要なハンドオーバを積極的に行えるので、ネットワーク負荷の軽減や通信の安定性の向上に寄与することができる。
例えば、現在通信に用いている基地局装置200の受信品質Qと、他の基地局装置201の受信品質Qが例えば図5に示すように変化したとする。時刻Tにおいて図9のステップ9bの処理によれば、電子メールの送受信などのサービスの場合、閾値Q=q02であるため、受信品質Qは閾値Q以上であり、制御部160は、ハンドオーバは不要であると判定する。一方、Webブラウジングなどのサービスの場合、閾値Q=q03であるため、受信品質Qは閾値Qより小さく、制御部160は、ハンドオーバが必要であると判定する。
また上記構成の基地局装置200および移動無線端末装置100では、移動無線端末装置100が現在通信に用いている基地局装置200の受信品質Qと他の基地局装置201の受信品質Qを比較して、ハンドオーバを行うべきかを判定する場合に、現在利用しているサービスに応じたオフセットQOFFを考慮して判定するようにしている。
したがって、上記構成の基地局装置200および移動無線端末装置100によれば、他の基地局装置201がハンドオーバに適しているかを、現在利用しているサービスに応じた基準で判定できるので、不必要なハンドオーバを行ったり、あるいは必要なハンドオーバを積極的に行えるので、ネットワーク負荷の軽減や通信の安定性の向上に寄与することができる。
例えば、基地局装置200の受信品質Qと、他の基地局装置201の受信品質Qが例えば図6に示すように変化したとする。時刻Tにおいて図9のステップ9cによれば、電子メールの送受信などのサービスの場合、閾値QOFF=qOFF2であるため、Q−QがqOFF2より小さければ、他の基地局装置にハンドオーバを行う。しかし、VoIPによる音声通信などのサービスの場合、閾値QOFF=qOFF1(<qOFF2)であるため、例えQ−QがqOFF2より小さくても、qOFF1より小さくない限り、他の基地局装置201へのハンドオーバは行われない。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、2つの閾値QおよびQOFF(<0)を共に、種々の条件により可変するものとして説明したが、いずれか一方を固定した値にしてもよい。
また、上記実施の形態では、移動無線端末装置100が基地局装置ごとに測定した1つの受信品質Qを閾値Qで判定するようにした。この受信品質Qは、例えばリソースブロックごとの受信品質から求めるようにしてもよい。例えば、リソースブロックごとの受信品質の平均値から求めることが考えられる。
また、上記実施の形態では、移動無線端末装置100が基地局装置ごとに測定した1つの受信品質Qを閾値Qで判定するようにした(ステップ4cやステップ9b)が、リソースブロックごとの受信品質を閾値Qで判定するようにしてもよいし、CQI送信単位のリソースブロックごとの受信品質を閾値Qで判定するようにしてもよい。このとき、CQI送信単位のリソースブロックごとに判定を行うのであれば、閾値Qはサーチ結果を示す受信品質ではなくCQI値を適用することも可能である。
この場合、例えば、すべてのリソースブロックの受信品質が閾値Qよりも低いか否かを判定する。さらに、ステップ4dやステップ9cにおいては、上記実施例1や実施例2のように、1つの受信品質Qを用いて判定を行ってもよいし、すべてのリソースブロックの受信品質がステップ4dやステップ9cの条件を満たすか否かを判定するようにしてもよい。このようにリソースブロックごとの判定を行うようにすれば、1つの受信品質を用いる場合に比べて、より柔軟な判定が行える。
また実施例2においては、さらに制御部240が当該基地局装置200のリソースの空き状況を監視し、それに応じて2つの閾値QおよびQOFFの少なくとも一方を可変して、移動無線端末装置100に通知するようにしてもよい。例えば、制御部240が移動通信網NWとの間の空き回線数、無線通信部220が利用可能な空き無線回線数の少なくとも一方を検出し、この検出結果に基づいて上記閾値を設定する。
すなわち、回線が混み合って十分なサービスが提供できなくなる虞がある場合には、積極的にハンドオーバを要求するように閾値を小さくし、一方、回線に空きが十分にある場合には、閾値を大きくしてハンドオーバを要求しにくくする。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
この発明に係わる移動通信システムの一実施形態の構成を示す図。 図1に示した移動無線端末装置の構成を示す回路ブロック図。 図1に示した移動無線端末装置の記憶部が記憶する判定テーブルの一例を示す図。 図2に示した移動無線端末装置のハンドオーバ制御機能を説明するためのフローチャート。 移動無線端末装置における2つの基地局装置の受信品質の変動を示す図。 移動無線端末装置における2つの基地局装置の受信品質の変動を示す図。 図1に示した基地局装置の構成を示す回路ブロック図。 図7に示した基地局装置のパラメータ通知機能を説明するためのフローチャート。 図2に示した移動無線端末装置のハンドオーバ制御機能を説明するためのフローチャート。
符号の説明
100…移動無線端末装置、110…無線通信部、120…表示部、130…通話部、140…操作部、150…記憶部、160…制御部、200…基地局装置、201…基地局装置、210…ネットワーク通信部、220…無線通信部、230…記憶部、240…制御部、NW…移動通信網。

Claims (10)

  1. 複数の基地局装置がネットワークに収容された移動通信システムで用いられ、前記基地局装置を選択的に用いて無線通信する移動無線端末装置において、
    通信に用いている基地局装置からの受信信号の品質を検出する第1検出手段と、
    通信に用いていない基地局装置からの受信信号の品質を検出する第2検出手段と、
    通信サービスの種別に応じて閾値を決定する閾値決定手段と、
    前記第1検出手段が検出した品質が前記閾値を下回り、かつ前記第1検出手段が検出した品質とオフセット値との和が、前記第2検出手段が検出した品質を下回った場合に、基地局装置に対してハンドオーバを要求する要求手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  2. さらに、通信サービスの種別に応じて前記オフセット値を決定するオフセット値決定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  3. 前記閾値決定手段は、通信サービスのうち、相対的に必要とする伝送レートが高いサービスについては、必要とする伝送レートが低いサービスよりも高い閾値を決定することを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  4. 複数の基地局装置がネットワークに収容された移動通信システムで用いられ、前記基地局装置を選択的に用いて無線通信する移動無線端末装置において、
    通信に用いている基地局装置からの受信信号の品質を検出する第1検出手段と、
    通信に用いていない基地局装置からの受信信号の品質を検出する第2検出手段と、
    通信サービスの種別に応じてオフセット値を決定するオフセット値決定手段と、
    前記第1検出手段が検出した品質と前記オフセット値との和が、前記第2検出手段が検出した品質を下回った場合に、基地局装置に対してハンドオーバを要求する要求手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  5. 前記オフセット値決定手段は、通信サービスのうち、相対的に許容できる遅延時間が長いサービスについては、許容できる遅延時間が短いサービスよりも大きなオフセット値を決定することを特徴とする請求項2または請求項4に記載の移動無線端末装置。
  6. 複数の基地局装置がネットワークに収容された移動通信システムで用いられ、前記基地局装置を選択的に用いて無線通信する移動無線端末装置において、
    通信に用いている基地局装置からの受信信号の品質を検出する第1検出手段と、
    通信に用いていない基地局装置からの受信信号の品質を検出する第2検出手段と、
    通信に用いている基地局装置から受信した受信信号から、通信サービスの種別に応じた閾値を検出する閾値検出手段と、
    前記第1検出手段が検出した品質が前記閾値を下回り、かつ前記第1検出手段が検出した品質とオフセット値との和が、前記第2検出手段が検出した品質を下回った場合に、基地局装置に対してハンドオーバを要求する要求手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  7. さらに、通信に用いている基地局装置から受信した受信信号から、通信サービスの種別に応じた前記オフセット値を検出するオフセット値検出手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の移動無線端末装置。
  8. 前記閾値検出手段は、通信サービスのうち、相対的に必要とする伝送レートが高いサービスについては、必要とする伝送レートが低いサービスよりも高い閾値を、前記基地局装置から受信した受信信号から検出することを特徴とする請求項6に記載の移動無線端末装置。
  9. 複数の基地局装置がネットワークに収容された移動通信システムで用いられ、前記基地局装置を選択的に用いて無線通信する移動無線端末装置において、
    通信に用いている基地局装置からの受信信号の品質を検出する第1検出手段と、
    通信に用いていない基地局装置からの受信信号の品質を検出する第2検出手段と、
    通信に用いている基地局装置から受信した受信信号から、通信サービスの種別に応じたオフセット値を検出するオフセット値検出手段と、
    前記第1検出手段が検出した品質と前記オフセット値との和が、前記第2検出手段が検出した品質を下回った場合に、基地局装置に対してハンドオーバを要求する要求手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
  10. 前記オフセット値検出手段は、通信サービスのうち、相対的に許容できる遅延時間が長いサービスについては、許容できる遅延時間が短いサービスよりも大きなオフセット値を、前記基地局装置から受信した受信信号から検出することを特徴とする請求項7または請求項9に記載の移動無線端末装置。
JP2007077308A 2007-03-23 2007-03-23 移動無線端末装置 Expired - Fee Related JP4941039B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007077308A JP4941039B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 移動無線端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007077308A JP4941039B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 移動無線端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008236682A true JP2008236682A (ja) 2008-10-02
JP4941039B2 JP4941039B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=39908866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007077308A Expired - Fee Related JP4941039B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 移動無線端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4941039B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232930A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Kyocera Corp 無線通信端末、無線通信システムおよび無線通信方法
JP2011259306A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Hitachi Ltd 無線通信システム及び無線基地局
JP2012010300A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Kyocera Corp 無線基地局及び通信制御方法
JP2012034057A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kyocera Corp 無線基地局及び通信制御方法
JP2012525808A (ja) * 2009-05-21 2012-10-22 モトローラ モビリティ エルエルシー マルチモードモバイル装置の無線ハンドオーバ時にリソースを節約して使用するための方法
JP2013236336A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Ntt Docomo Inc 移動端末、通信システム、及び通信方法
KR20180035713A (ko) * 2016-09-29 2018-04-06 한국전자통신연구원 이동통신시스템에서 핸드오버를 위한 단말의 동작 방법
JP2018133719A (ja) * 2017-02-16 2018-08-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 基地局及び通信方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025253A1 (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Fujitsu Limited ハンドオーバ方法及び基地局制御装置
JP2006148836A (ja) * 2004-11-25 2006-06-08 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd ハンドオフ制御方法及び移動通信端末
JP2007013553A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Kyocera Corp 無線通信システム、無線基地局装置、及び無線通信端末装置
JP2007027952A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末装置及びそれを備えた無線通信システム並びに無線端末装置のハンドオーバ制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005025253A1 (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Fujitsu Limited ハンドオーバ方法及び基地局制御装置
JP2006148836A (ja) * 2004-11-25 2006-06-08 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd ハンドオフ制御方法及び移動通信端末
JP2007013553A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Kyocera Corp 無線通信システム、無線基地局装置、及び無線通信端末装置
JP2007027952A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末装置及びそれを備えた無線通信システム並びに無線端末装置のハンドオーバ制御方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232930A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Kyocera Corp 無線通信端末、無線通信システムおよび無線通信方法
JP2012525808A (ja) * 2009-05-21 2012-10-22 モトローラ モビリティ エルエルシー マルチモードモバイル装置の無線ハンドオーバ時にリソースを節約して使用するための方法
US8750249B2 (en) 2009-05-21 2014-06-10 Motorola Mobility Llc Method for conserving resources during wireless handover of a dual mode mobile station
US9094878B2 (en) 2009-05-21 2015-07-28 Google Technology Holdings LLC Method for conserving resources during wireless handover of a dual mode mobile station
JP2011259306A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Hitachi Ltd 無線通信システム及び無線基地局
JP2012010300A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Kyocera Corp 無線基地局及び通信制御方法
JP2012034057A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Kyocera Corp 無線基地局及び通信制御方法
JP2013236336A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Ntt Docomo Inc 移動端末、通信システム、及び通信方法
KR20180035713A (ko) * 2016-09-29 2018-04-06 한국전자통신연구원 이동통신시스템에서 핸드오버를 위한 단말의 동작 방법
KR102327006B1 (ko) * 2016-09-29 2021-11-16 한국전자통신연구원 이동통신시스템에서 핸드오버를 위한 단말의 동작 방법
JP2018133719A (ja) * 2017-02-16 2018-08-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 基地局及び通信方法
US11259221B2 (en) 2017-02-16 2022-02-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Base station and communication method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4941039B2 (ja) 2012-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4941039B2 (ja) 移動無線端末装置
KR101181874B1 (ko) 무선통신시스템에서 핸드오버에 있어서 호를 다루는 방법 및 이를 이용한 무선통신장치
CA2534976C (en) Passive probing for handover in a local area network
JP4080950B2 (ja) 端末装置
US20120184277A1 (en) Method for selecting communications network utilizing quality of service measurements
US9002389B2 (en) Method, apparatus, and terminal for determining transmission mode
TWI420938B (zh) 利用測距負載因數測距的方法和系統
US20110026481A1 (en) Wireless communication method and wireless communication system
US8855641B2 (en) Wireless communication device capable of efficient radio access technology measurements
US20110032857A1 (en) Wireless terminal device, Method of controlling wireless terminal device, and control program of wireless terminal device to station, station control method, and station control program
JP2007134993A (ja) 通信システム、移動通信端末装置及び制御局
JPWO2008123206A1 (ja) 無線基地局及び無線通信方法
JP4672029B2 (ja) 通信手段変更方法およびそれを利用した端末装置
JP5051128B2 (ja) 移動無線通信システム及び同システムにおけるハンドオーバー実行方法
JPWO2011013678A1 (ja) 無線基地局及びハンドオーバ制御方法
JP2013030867A (ja) 無線通信システムおよび通信制御方法
JP2007027952A (ja) 無線端末装置及びそれを備えた無線通信システム並びに無線端末装置のハンドオーバ制御方法
US8615239B2 (en) Radio base station and communication control method
JP3923967B2 (ja) 移動通信システムとその移動通信端末
JP5349578B2 (ja) 通信システム、通信制御装置、無線基地局及び通信制御方法
JP2011004262A (ja) 移動無線端末装置
EP2587692A1 (en) Method, device and system for processing transmission gap pattern sequence
KR101170207B1 (ko) 무선 기지국, 무선 통신 단말, 무선 통신 시스템 및 무선통신 방법
JP2006140705A (ja) 無線通信端末
US20220095190A1 (en) Wireless device, and wireless communication method of wireless device, wireless terminal, and wireless communication method of wireless terminal, and wireless base station, and wireless communication method of wireless base station

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100113

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees