JP2006147985A - 表面実装型発光ダイオード - Google Patents

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Abstract

【課題】半田層を薄くして表面実装型LEDを配線基板へ実装した場合、電極と半田層の接触が不十分なために実装不良となることがあった。
【解決手段】表面実装型LEDを半田パッドへ配置すると、重心が半田パッドによって支えられる範囲に無いため、配線基板に対して傾いてしまうことが分かった。そこで、表面実装型LEDまたは配線基板に、表面実装型LEDを配線基板に対して平行に保つための支持部材を設けることとした。これにより、電極と半田層を十分に接触させたままリフローを行えるため、接続不良率の低減を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表面実装型発光ダイオード(以下、LED)の実装に関する。より詳しくは、表面実装型LEDを基板に実装する方法及び構成に関する。
表面実装型LEDとして、特に横方向発光型LEDとしては図5(a)のようなものが知られている。即ち、LED戴置基板6上に配置されたLEDチップ5が、その発光方向が横方向へ向くように半田パッド3上に配置され、これが半田2で実装基板上に接続されてなる。この場合、電流は実装基板の配線(図示せず),半田パッド3及び半田2を通じて電極4、そしてそこに接続されているLEDチップ5に供給され、発光する。この発光はレンズ1によって様々な配光特性を与えられ、外部に放出される。
特開平10−107326
近年、電子機器の小型化に伴い、基板に実装される基板や電子部品の薄型化、低背化が進められてきた。特に基板実装においては、半田パッド上に形成される半田層の厚さをより薄くすることが求められている。しかし、上記した表面実装型LEDを従来より薄い半田層を用いて実装する場合、実装不良が多く出るという新たな問題が発生した。
本願の発明者らは、鋭意検討の結果、次のような原因を特定するに至った。図5(b)にこの問題点を説明する図を示す。この図は図5(a)の横方向実装型LEDを横から見た図である。横から見た図より明らかなように、表面実装型LEDを半田パッド3に置くと、レンズ1の重さによって傾いてしまうことが分かる。この結果、電極4と半田層2が完全に接触しないままリフローが行われ、接続不良となっていた。
発明者らは、次の手段によって本問題を解決することを発案し、本発明を完成させた。即ち、本発明は配線基板の半田パッド上にLEDを配置した時にLEDが傾かないよう、LEDを配線基板に対して平行になるように支持する部材を設置するものである。
また、LEDチップが複数戴置されている、いわゆるマルチカラーLEDなどでは3つ以上の半田パッドによって配線基板に接続されることとなるが、この場合でもLEDの重心が半田パッド同士を結んだ際にできる多角形上になければ傾くこととなる。しかし、この場合でもLEDが配線基板に対して傾かないよう、平行に支持する部材を設置することで課題の解決が可能である。
好適には、この支持部材は、配線基板上に設けたダミーパッド、シール、レジストである。いずれも数百μm程度の高さの調節に好適であり、基板上に簡単且つ安価に形成可能である。また、表面実装型LED製造時のダイシング工程等の工夫によってLEDの形状自体にこの支持部材を含ませても良い。
近年になって、本課題が顕在化してきた理由を図5(b)を参照しつつ示す。即ち、従来は半田パッド3は厚さ50μm程度、半田層2は、2Aに示すように150μm程度に設定されていた。この場合、レンズ1の重さによって傾いても電極4は半田層2Aに十分に接触しているため接続不良となることはほとんどなかった。しかし、近年になって薄型化により半田層2の厚さを2Bのように100μm又はそれ以下に設定されることが要求され、これに伴って電極4と半田層2が完全に接触しないことが増えてきた。そのような状態でリフローを行った場合、半田層2によって電極4が十分に濡れず、良好なフィレットを形成せずに接続不良となりやすい。従って、従来はこの問題が顕在化せず、近年になってこの種の接続不良が増大したことと思われる。
しかしながら、本発明により表面実装型LEDを半田パッド3に対して平行に保ったまま配線基板上に配置することができる。この結果、半田層を薄くしても半田層と電極の接触する面積が増大するため、このままリフローを行った場合には良好なフィレットを形成し接続不良率が低減する。
以下に、本発明の好適な実施形態を示す。
図1(a),(b)に、本発明を使用した場合の横方向発光型LEDの実装の図を示す。LED戴置基板6上に配置されたLEDチップ5は、その発光方向が横方向へ向くように半田パッド3上に配置され、これが半田2で実装基板上に接続される。電流は実装基板の配線(図示せず),半田パッド3及び半田2を通じて電極4、そしてそこに接続されているLEDチップ5に供給され、発光する。この発光はレンズ1によって様々な配光特性を与えられ、外部に放出される。ここで、従来技術と相違する点は、配線基板上に支持部材10として白色樹脂製のダミーパッドが形成されているところである。このダミーパッドの高さは半田パッド3と略同一であり、これによって横方向発光型LEDの傾きを矯正することができる。
従来方法による実装と本発明による実装を行い、その不良率を調べたところ、従来方法で2%の実装不良があったのに対し、本発明によるダミーパッドを配線基板上に形成した場合は0.1%以下まで低減された。
本実施例において、白色樹脂製のダミーパッドを予め基板上に形成して横方向実装型LEDを支えることとしたが、白色のレジストや金属膜、予め厚さを調整したシールなどであっても良い。また、図1(a)にあるようにレンズ1の一部分を支えるのみならず、LEDチップ戴置基板6まで延在してもよい。また、半田パッド3をLEDチップ戴置基板6またはレンズ1の下まで延在させ、上記ダミーパッドの機能を持たせることも可能である。
図2は、本発明の第2の実施形態を表した図である。この図において、同一の部材については図1と同一の番号を付与している。ここで図1と相違し、予め半田パッド3と略同一の高さの支持部10は、表面実装型LEDのレンズ1に形成されている。これにより、本実施例になる横方向発光LEDは配線基板に水平に配置することができ、実装時の不良を低減できる。
このような構造の横方向発光型LEDは、図3のように製造する。即ち、図3(a)のようにLEDチップ(図示せず)を配置したLEDチップ戴置基板6上に蒲鉾状のレンズ1を形成したあと、図3(b)のように基板裏側から破線に沿ってダイシングする。このダイシングの際、図3(c)のように厚さの異なる2種類の刃を用い、LEDチップ戴置基板部分6を厚い刃でカットした後、レンズ部分1を薄い刃で切るのである。従って、一般に用いられている量産工程を若干改良することで本発明による表面実装型LEDを量産することができるという利点を有する。
なお、LEDチップ戴置基板6からレンズ1に向かって段差を形成せず、LEDチップ戴置基板6からレンズ1に向かってLEDチップ戴置基板6側が狭く、レンズ1側が広くなるようダイシングされる側面が傾斜するようにダイシングしても良い。また、実施例としてレンズ1と支持部10が同一部材で一体化したものを挙げたが、レンズ1にシール等別の部材を貼り付けて支持部10を形成してもよい。この場合、前述の量産工程を用いることはできないが、支持部10の厚さを要求によって自在に変更可能であり、少量生産に好適となる。
図4は、本発明の第3の実施形態を表した図である。この図において、同一の部材については図1,2と同一の番号を付与している。前記図と相違する点は、予め半田パッド3と略同一の高さの支持部10が表面実装型LEDのレンズ1とLEDチップ戴置基板6に形成されていることである。これにより、本実施例になる横方向発光LEDは配線基板に水平に配置することができ、実装時の不良を低減できる。
この支持部10はLEDチップ戴置基板6と同一部材で一体化したものでもよいし、シール等の別の材料を貼り付けて支持部としてもよい。
(a)本発明の発光装置の第一の実施形態の斜視図 (b)側面図 (a)本発明の発光装置の第二の実施形態の斜視図 (b)側面図 本発明に関わる発光装置の製造方法 (a)本発明の発光装置の第三の実施形態の斜視図 (a)従来の発光装置の斜視図 (b)問題点を示す図
1 レンズ
2 半田層
3 半田パッド
4 電極
5 LEDチップ
6 LEDチップ戴置基板
10 支持部材

Claims (4)

  1. 表面実装型発光ダイオードが配線基板に実装された発光装置であって、半田パッドへ配置された際に前記表面実装型発光ダイオードが傾くことを防止するための支持部材が、前記表面実装型発光ダイオードと配線基板の少なくとも何れかに形成されていることを特徴とする、発光装置。
  2. 前記支持部材は、前記配線基板上に形成されたダミーパッド、シール、レジストのいずれかで形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記支持部材は、前記表面実装型発光ダイオードのレンズと発光ダイオードチップ戴置基板の少なくとも何れかに形成された、前記レンズ又は前記発光ダイオード戴置基板と同一の部材であることを特徴とする、請求項1に記載の発光装置。
  4. 前記支持部材は、前記表面実装型発光ダイオードのレンズと発光ダイオードチップ戴置基板の少なくとも何れかに形成されたシール又は白色樹脂膜であることを特徴とする、請求項1に記載の発光装置。
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