JP2010021261A - 光半導体素子の製造方法、光半導体素子及び光半導体装置の製造方法 - Google Patents

光半導体素子の製造方法、光半導体素子及び光半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出射光の光軸傾き、出射光の光量分布の不均一化及び放熱性の低下を抑止することができる光半導体素子の製造方法を提供する。
【解決手段】光半導体素子の製造方法において、主面M11に区画K毎に一対の電極3a、3bを有する発光基材11に対し、異なる区画Kにおいて隣接する電極3a、3b毎に電極3a、3bを露出させる穴部を有する樹脂層を主面M11を覆うように設ける工程と、主面M11上の樹脂層における複数の穴部に導電性材料を充填し、区画K毎の一対の電極3a、3b上の全てにポスト電極を設ける工程と、ポスト電極が区画K毎の一対の電極3a、3b上の全てに設けられた発光基材11を区画K毎に切断し、複数の光半導体素子を形成する工程とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光半導体素子の製造方法、光半導体素子及びその光半導体素子を備える光半導体装置の製造方法に関する。
発光ダイオード(LED)などの光半導体素子は、小型で、投入電極に対して得られる輝度が高く、長寿命であり、また、水銀などの有害物質が使用されていないという特徴から、白熱灯や蛍光灯などの代替光源として、一般照明、部分照明及び自動車の各種照明などへの適用が進められている。
この光半導体素子は、通常、光半導体素子を動作させるためのフレーム又は配線基板上に搭載されて用いられる。光半導体素子を実装する際には、樹脂系の接着剤やはんだを用いてフレーム又は配線基板に光半導体素子を固定し、その光半導体素子の上面の電極をワイヤボンディング方式によりフレーム又は配線基板に結線する(例えば、特許文献1参照)。一方、フリップチップ方式により配線基板上に光半導体素子を固定することもある。
特開2006−156538号公報
しかしながら、光半導体素子を実装する際に用いる樹脂やはんだの供給量制御は困難であり、樹脂やはんだが必要量以上に供給されることがあるため、光半導体素子のチップ傾きが生じやすく、出射光の光軸傾きが発生してしまう。通常の光学設計は出射光の光軸傾きがないものとして行われている。また、ワイヤボンディング方式では、ワイヤが半導体素子からの出射光を遮るため、出射光の光量分布が不均一になってしまう。一方、フリップチップ方式では、ワイヤボンディング工程がないものの、光半導体素子の放熱経路が電極バンプのみとなるため、放熱性が低下してしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、出射光の光軸傾き、出射光の光量分布の不均一化及び放熱性の低下を抑止することができる光半導体素子の製造方法、光半導体素子及び光半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、光半導体素子の製造方法において、主面に区画毎に一対の電極を有する発光基材に対し、異なる区画において隣接する電極毎に電極を露出させる穴部を有する樹脂層を主面を覆うように設ける工程と、樹脂層における複数の穴部に導電性材料を充填し、区画毎の一対の電極上の全てにポスト電極を設ける工程と、ポスト電極が区画毎の一対の電極上の全てに設けられた発光基材を区画毎に切断し、複数の光半導体素子を形成する工程とを有することである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、光半導体素子において、主面、主面に連続する第1側面及び主面に連続する第2側面を有し、光を放射する発光部材と、主面上にそれぞれ設けられた第1電極及び第2電極と、第1電極上に設けられ第1側面まで伸びる第1ポスト電極と、第2電極上に設けられ第2側面まで伸びる第2ポスト電極と、第1ポスト電極における発光部材と反対側の面及び第1側面側の面と第2ポスト電極における発光部材と反対側の面及び第2側面側の面とを露出させて主面上に設けられた樹脂部材とを備えることである。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、主面、主面に連続する第1側面及び主面に連続する第2側面を有し、光を放射する発光部材と、主面上にそれぞれ設けられた第1電極及び第2電極と、第1電極上に設けられ第1側面まで伸びる第1ポスト電極と、第2電極上に設けられ第2側面まで伸びる第2ポスト電極と、第1ポスト電極における発光部材と反対側の面及び第1側面側の面と第2ポスト電極における発光部材と反対側の面及び第2側面側の面とを露出させて主面上に設けられた樹脂部材と、を備える光半導体素子を装置基材上に設けて光半導体装置を製造する光半導体装置の製造方法において、第1ポスト電極における第1側面側の面及び第2ポスト電極における第2側面側の面と装置基材とを接合材により接合することである。
本発明によれば、出射光の光軸傾き、出射光の光量分布の不均一化及び放熱性の低下を抑止することができる。
本発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。
(光半導体素子)
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態に係る光半導体素子1は、第1主面M1a及び第1主面M1aに対向する第2主面M1bを有して光を放射する発光部材2と、第2主面M1b上に設けられた第1電極3a及び第2電極3bと、第1電極3a上に設けられた第1ポスト電極4aと、第2電極3b上に設けられた第2ポスト電極4bと、第1ポスト電極4aの一部及び第2ポスト電極4bの一部を露出させて第2主面M1b上に設けられた樹脂部材5とを備えている。
発光部材2は、基材となる素子基体、その素子基体上に設けられ光を放射する発光層(光半導体層)及びその発光層上に設けられた電極層などを備えている。この発光部材2は、例えば直方体形状に形成されている。発光部材2の厚さは、例えば100μm程度である。
第1電極3a及び第2電極3bは、発光部材2の発光層に電圧を印加するための一対の電極である。これらの第1電極3a及び第2電極3bは発光部材2の第2主面M1b上であって同一直線上で離間するように形成されている。
第1ポスト電極4a及び第2ポスト電極4bは、第1電極3a及び第2電極3bに電流を流す一対の電流線路として機能する。第1ポスト電極4aは、第1電極3a上に積層され、発光部材2の第1側面M1cまで伸びている。第2ポスト電極4bは、第2電極3b上に積層され、発光部材2の第2側面M1dまで伸びている。これにより、第1ポスト電極4aにおける第1側面M1c側の面M2aと第2ポスト電極4bにおける第2側面M1d側の面M3aとは露出している。第1ポスト電極4a及び第2ポスト電極4bの厚さは、発光部材2の厚さとほぼ同じであり、例えば100μm程度であるが、これに限るものではなく、数μmでも数十μmでもよい。
樹脂部材5は、例えば直方体形状に形成された絶縁性のプリプレグ部材である。この樹脂部材5は、第1ポスト電極4a及び第2ポスト電極4bの一部、すなわち、第1ポスト電極4aにおける発光部材2の第1側面M1c側の面M2a及び発光部材2と反対側の面M2bと、第2ポスト電極4bにおける発光部材2の第2側面M1d側の面M3a及び発光部材2と反対側の面M3bとを露出させて、発光部材2の第2主面M1b上に設けられている。なお、樹脂部材5の材料としては、熱伝導率が高い材料を用いることが好ましく、例えばAlなどのフィラーを含有する樹脂材料を用いることが可能である。樹脂部材5の厚さは、発光部材2の厚さとほぼ同じであり、例えば100μm程度であるが、これに限るものではなく、数μmでも数十μmでもよい。
このような光半導体素子1は、はんだや樹脂などの接合材を用いてフレームや配線基板などの他部材に密着させて接合される(詳しくは、後述する)。この光半導体素子1は、第1ポスト電極4a及び第2ポスト電極4bに電圧が供給されると、第1電極3a及び第2電極3bに電圧が印加され、発光部材2により光を放射する。ここで、第1電極3a及び第2電極3bは第1ポスト電極4a、第2ポスト電極4b及び樹脂部材5により完全に覆われているが、第1ポスト電極4a及び第2ポスト電極4bを介して電流が供給される。なお、発光部材2で発生した熱は、第1電極3a、第2電極3b、第1ポスト電極4a及び第2ポスト電極4bを伝わって放散され(放熱)、さらに、フレームや配線基板などの他部材に密着した状態の樹脂部材5を伝わって放散される。
(光半導体素子の製造方法)
次に、前述の光半導体素子1の製造方法について説明する。
本発明の実施の形態に係る光半導体素子1の製造工程は、図3及び図4に示すようなサファイアウェハなどの発光基材11を用いて複数の光半導体素子1を製造する工程である。この製造工程は、図5に示すように、発光基材11の主面M11上に全面樹脂層(全面プリプレグ層)12を積層する積層工程と、図6に示すように、発光基材11上の全面樹脂層12を部分的に除去して複数の穴部Hを有する樹脂層(プリプレグ層)13を形成する除去工程と、図7に示すように、樹脂層13の各穴部Hに導電性材料14を充填する充填工程と、最後に、充填済の発光基材11を切断して小片化する切断工程とを有している。
発光基材11の主面M11には、図3及び図4に示すように、求める光半導体素子1の大きさ(設計値)に応じた区画K毎に、第1電極3a及び第2電極3b(一対の電極)が設けられている。発光基材11は各発光部材2の集合体であり、発光基材11の主面M11は各発光部材2の第2主面M1bの集合体である。発光基材11の厚さは、例えば100μm程度である。
積層工程では、図5に示すように、樹脂シート(プリプレグシート)が発光基材11の主面M11上に貼り付けられ、全面樹脂層12が発光基材11の主面M11上に積層され、その後、仮硬化が行われる。これにより、発光基材11の主面M11、各第1電極3a及び各第2電極3b(区画K毎の一対の電極3a、3b)は全面樹脂層12により完全に覆われる。全面樹脂層12の厚さは、例えば100μm程度である。なお、樹脂シートの材料としては、例えば、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を用いることが可能であり、熱伝導性向上のため、例えばAlなどのフィラーを含有する樹脂材料を用いることが好ましい。また、樹脂供給方法としては、樹脂シートを用いた貼るプロセス以外にも、絶縁樹脂を塗布する塗布プロセス(例えば、スピンコート)を用いることが可能である。
除去工程では、図6に示すように、炭酸ガスレーザなどにより発光基材11の主面M11上の全面樹脂層12が部分的に除去され、その全面樹脂層12に異なる区画Kにおいて隣接する電極3a、3b毎に電極3a、3bを露出させる穴部Hが形成される。これにより、各穴部Hを有する樹脂層13が形成される。ここで、図6では、隣接する第1電極3a及び第2電極3bに対して、1つの穴部Hが形成されている。このとき、各第1電極3a及び各第2電極3bにおける発光基材11と反対側の面は各穴部Hにより露出しており、さらに、隣接する第1電極3a及び第2電極3bにおける互いの対向面も各穴部Hにより露出している。
なお、本実施の形態においては、発光基材11の主面M11上に全面樹脂層12を積層し、その全面樹脂層12を部分的に除去することにより、発光基材11の主面M11上に、各穴部Hを有する樹脂層13を設けているが、これに限るものではなく、例えば、金型などを用いてあらかじめ各穴部Hを有する樹脂シートを形成し、発光基材11の主面M11上に設けるようにしてもよい。この場合には、発光基材11に対して樹脂シートの位置合わせを行う必要があるが、前述の部分除去を行う場合に比べ、工程数を削減することができる。
充填工程では、図7に示すように、Cuペーストなどの導電性材料14が発光基材11上の樹脂層13の各穴部Hに印刷供給されて充填され、その後、本硬化が行われる。この導電性材料14は、次工程である切断工程後に各第1ポスト電極4a及び各第2ポスト電極4bとなる。なお、本実施の形態においては、各穴部Hに導電性材料14を印刷により供給しているが、これに限るものではなく、例えば、メッキ処理により供給するようにしてもよい。
切断工程では、図7に示すように、導電性材料14が各穴部Hに充填された発光基材11が区画K毎の切断位置(スクライブ位置)Sから切断される。すなわち、ダイシングブレードが切断位置Sにあてられ、導電性材料14充填済みの発光基材11がダイシングされて小片化される。これにより、図1及び図2に示すような光半導体素子1が複数個一度で製造される。なお、本実施の形態においては、区画Kを長方形状にしているが、これに限るものではなく、その形状は限定されない。
(光半導体装置の製造方法)
次に、前述の光半導体素子1を備える光半導体装置21の製造方法について説明する。
本発明の実施の形態に係る光半導体装置21の製造工程は、図8及び図9に示すように、フレームや配線基板などの装置基材22に前述の光半導体素子1を接合して光半導体装置21を製造する工程である。この製造工程は、図8に示すように、装置基材22の各電極パッド22a、22b上にそれぞれ未硬化の接合材23を供給する供給工程と、接合材23が供給された装置基材22上に前述の光半導体素子1を載置する載置工程と、図9に示すように、光半導体素子1の載置後、接合材23を溶融させてから固化させ、光半導体素子1と装置基材22とを接合する接合工程とを有している。
供給工程では、図8に示すように、接合材23が各電極パッド22a、22bの一部に供給される。このとき、接合材23は、各電極パッド22a、22bにおいて光半導体素子1が載置される載置領域の一部を含む領域に供給される。これにより、光半導体素子1が装置基材22上に載置された場合には、未硬化の接合材23と光半導体素子1とが接触するので、未硬化の接合材23の粘着性により載置後の光半導体素子1の移動を防止することができる。ここで、接合材23としては、例えばはんだ(はんだペースト)や樹脂系の接着剤などを用いる。
なお、本実施の形態においては、各電極パッド22a、22bにおける光半導体素子1の載置領域の一部を含む領域に接合材23を供給しているが、これに限るものではなく、例えば、その載置領域を含まない領域のみに接合材23を供給するようにしてもよい。この場合には、接合材23は接合工程において溶融して電極パッド22a、22bに沿って移動し、載置状態の光半導体素子1に接触することになる。
載置工程では、図8に示すように、光半導体素子1が接合材23供給後の装置基材22に対して位置合わせされ、その装置基材22上に載置される。なお、光半導体素子1は各電極パッド22a、22bの間に位置付けられる。
接合工程では、図9に示すように、光半導体素子1が載置された装置基材22がリフロー炉(リフロー装置)に入れられ、接合材23が加熱溶融される。このとき、光半導体素子1は装置基材22に密着するように押圧される。その後、接合材23が冷却され、光半導体素子1と装置基材22とが接合されて光半導体装置21が完成する。詳しくは、第1ポスト電極4aにおける第1側面M1c側の面M2aと装置基材22の電極パッド22aとが接合材23により接合され、第2ポスト電極4bにおける第2側面M1d側の面M3aと装置基材22の電極パッド22bとが接合材23により接合される。これにより、光半導体素子1は装置基材22に固定される。
このように光半導体素子1は、はんだや樹脂などの接合材23を用いてフレームや配線基板などの装置基材22に固定される。したがって、光半導体素子1は、ワイヤボンディング工程を行うことなく装置基材22に接合され、さらに、その装置基材22に密着した密着状態で接合される。これにより、ワイヤボンディング方式を用いる必要がなくなり、ワイヤボンディング工程に起因するチップ傾きが発生しないので、出射光の光軸傾きを抑止することができる。加えて、ワイヤを用いることがなくなるので、ワイヤに起因する出射光の光量分布の不均一化を抑止することができる。さらに、チップの放熱経路が電極バンプのみとなるフリップチップ方式に比べ、光半導体素子1の底面全体が装置基材22に密着し、放熱面積が増加するので、放熱性の低下を抑止することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、区画K毎に一対の電極3a、3bを有する発光基材11に対し、異なる区画Kにおいて隣接する電極3a、3b毎に電極3a、3bを露出させる穴部Hを有する樹脂層13を主面M11を覆うように設け、その樹脂層13の各穴部Hに導電性材料14を充填し、区画K毎の一対の電極3a、3b上の全てにポスト電極4a、4bを設け、ポスト電極4a、4bが区画K毎の一対の電極3a、3b上の全てに設けられた発光基材11を区画K毎に切断し、複数の光半導体素子1を形成することによって、一度に複数の光半導体素子1が製造される。
この光半導体素子1をフレームや配線基板などの装置基材22に設ける場合には、はんだや樹脂などの接合材23を用いて、第1ポスト電極4aにおける第1側面M1c側の面M2a及び第2ポスト電極4bにおける第2側面M1d側の面M3aと装置基材22とを接合する。これにより、光半導体素子1は装置基材22に密着した状態で装置基材22に固定される。
したがって、光半導体素子1はワイヤボンディング工程を行うことなくフレームや配線基板などの装置基材22に接合され、さらに、その装置基材22に密着した密着状態で接合される。これにより、ワイヤボンディング方式を用いる必要がなくなり、さらに、チップの放熱経路が電極バンプのみとなるフリップチップ方式に比べ、光半導体素子1の底面全体が装置基材22に密着して放熱面積が増加するので、出射光の光軸傾き、出射光の光量分布の不均一化及び放熱性の低下を抑止することができる。
また、発光基材11の主面M11上に樹脂層13を設ける場合には、発光基材11の主面M11上に、主面M11及び区画K毎の一対の電極3a、電極3bを覆う全面樹脂層12を積層し、主面M11上の全面樹脂層12を部分除去して主面M11上の全面樹脂層12に複数の穴部Hを形成し、発光基材11に対して樹脂層13を設けることから、金型などを用いることなく、簡略な工程で各穴部Hを有する樹脂層13を設けることができる。
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、前述の実施の形態においては、各種の材料を挙げているが、それらの材料は例示であり、限定されるものではない。また、各種の数値を挙げているが、これらの数値は例示であり、限定されるものではない。
本発明の実施の一形態に係る光半導体素子の概略構成を示す外観斜視図である。 図1のA1−A1線断面図である。 図1及び図2に示す光半導体素子の製造に用いる発光基材を示す斜視図である。 図3に示す発光基材の主面を拡大して示す斜視図である。 図1及び図2に示す光半導体素子の製造工程を示す第1工程断面図である。 第2工程断面図である。 第3工程断面図である。 光半導体装置の製造工程を示す第1工程断面図である。 第2工程断面図である。
符号の説明
1…光半導体素子、2…発光部材、3a…第1電極、3b…第2電極、4a…第1ポスト電極、4b…第2ポスト電極、5…樹脂部材、11…発光基材、12…全面樹脂層、13…樹脂層、14…導電性材料、H…穴部、K…区画、M1b…主面(第2主面)、M1c…第1側面、M1d…第2側面、M11…主面、M2a…面、M2b…面、M3a…面、M3b…面、21…光半導体装置、22…装置部材、23…接合材

Claims (4)

  1. 主面に区画毎に一対の電極を有する発光基材に対し、異なる前記区画において隣接する前記電極毎に前記電極を露出させる穴部を有する樹脂層を前記主面を覆うように設ける工程と、
    前記樹脂層における複数の前記穴部に導電性材料を充填し、前記区画毎の一対の電極上の全てにポスト電極を設ける工程と、
    前記ポスト電極が前記区画毎の一対の電極上の全てに設けられた前記発光基材を前記区画毎に切断し、複数の光半導体素子を形成する工程と、
    を有することを特徴とする光半導体素子の製造方法。
  2. 前記樹脂層を設ける工程では、前記発光基材の前記主面上に、前記主面及び前記区画毎の一対の電極を覆う全面樹脂層を積層し、前記主面上の前記全面樹脂層を部分除去して前記主面上の前記全面樹脂層に複数の前記穴部を形成し、前記発光基材に対して前記樹脂層を設けることを特徴とする請求項1記載の光半導体素子の製造方法。
  3. 主面、前記主面に連続する第1側面及び前記主面に連続する第2側面を有し、光を放射する発光部材と、
    前記主面上にそれぞれ設けられた第1電極及び第2電極と、
    前記第1電極上に設けられ、前記第1側面まで伸びる第1ポスト電極と、
    前記第2電極上に設けられ、前記第2側面まで伸びる第2ポスト電極と、
    前記第1ポスト電極における前記発光部材と反対側の面及び前記第1側面側の面と前記第2ポスト電極における前記発光部材と反対側の面及び前記第2側面側の面とを露出させて前記主面上に設けられた樹脂部材と、
    を備えることを特徴とする光半導体素子。
  4. 主面、前記主面に連続する第1側面及び前記主面に連続する第2側面を有し、光を放射する発光部材と、前記主面上にそれぞれ設けられた第1電極及び第2電極と、前記第1電極上に設けられ前記第1側面まで伸びる第1ポスト電極と、前記第2電極上に設けられ前記第2側面まで伸びる第2ポスト電極と、前記第1ポスト電極における前記発光部材と反対側の面及び前記第1側面側の面と前記第2ポスト電極における前記発光部材と反対側の面及び前記第2側面側の面とを露出させて前記主面上に設けられた樹脂部材と、を備える光半導体素子を装置基材上に設けて光半導体装置を製造する光半導体装置の製造方法において、
    前記第1ポスト電極における前記第1側面側の面及び前記第2ポスト電極における前記第2側面側の面と前記装置基材とを接合材により接合することを特徴とする光半導体装置の製造方法。
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