JP2006147369A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守作業を容易にする。構造を簡略化して製造コストを低減する。外観を向上する。連結配置を容易にする。
【解決手段】天井面11に設置する器具本体12の下側を制光体18で覆う。制光体18は、複数のバッフル41と、これらバッフル41を互いに連結する複数のピン42と、これらピン42の両端部に固定した端板部と、これら端板部及び端部に位置するバッフル41に固定した側板部44とを備える。制光体18は、長手方向に沿った一側部をヒンジ機構36により器具本体12の一側部に回動可能に支持するとともに、長手方向に沿った他側部をラッチ機構38により器具本体12の他側部に係脱可能に係合保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の制光片を棒状部材で連結した制光体を備えた照明器具に関する。
従来、器具本体のランプソケットに装着したランプの下面に制光体を備えた照明器具が用いられている。このような照明器具として、例えば、器具本体の照射開口に光制御部材を備えた構成が知られている。この光制御部材は、断面略V字状をなす一対のV字型枠部の間に、複数の制御片を配置して構成されているとともに、長手方向の両端部に、長手方向に沿って進退可能であるとともに端部から突出する方向に付勢された係止金具を備えている。そして、この光制御部材は、照明器具の両端部に位置する端板に形成した係止孔に係止金具を挿入して、器具本体に取り付けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−197024号公報(第4頁、図3)
しかしながら、上記従来の構成では、係止金具は器具本体の端板に形成した係止孔に挿入して係合されるため、光制御部材の取付には、係止金具と係止孔とを正確に位置合わせする煩雑な作業が必要となる。また、係止金具が突出するなど器具本体の端部の部分の構造が複雑になり、照明器具を長手方向に沿って連結配置することが容易でない問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、複数の制光片を棒状部材で連結した制光体を備えた照明器具であって、保守作業が容易であり、構造が簡略化され、製造コストが低減されるとともに、外観を容易に向上でき、さらに、長手方向に沿って連結配置することが容易な照明器具を提供することを目的とする。
請求項1記載の照明器具は、器具本体と;器具本体に取り付けられたランプソケットと;複数の制光片と、これら制光片を連結する複数の棒状部材と、器具本体の両端部に位置し棒状部材の両端部が接合される端板部及びランプソケットを覆うとともに被係合部を設けた側板部を有するカバーとを備えた制光体と;棒状部材を回転軸として用い制光体の一側部を器具本体に回動可能に支持するヒンジ機構と;被係合部に係合して制光体の他側部を器具本体に支持する係合部と、器具本体の側部に位置し係合部と被係合部との係合を解除させる操作部とを備えた係合保持機構と;を具備しているものである。
制光片は、例えば金属製の平板状のバッフルである。
そして、この構成では、複数の制光片を棒状部材で連結した制光体を備えた照明器具であって、この制光体により制光が行われるとともにランプが保護される。そして、操作部を操作して制光体の他側部を支持する係合保持機構の係合を解除することにより、一側部を支点として制光体が回動して、ランプの交換などの保守作業が容易に行われる。また、制光片を連結する棒状部材をヒンジ機構に利用するため、構造が簡略化され、製造コストが低減される。さらに、制光体の棒状部材の両端部を端板部に接合したため、制光体の剛性が向上し、この制光体が取り付けられた照明器具全体の剛性が向上して、変形が抑制され、外観が向上する。また、制光体の側板部によりランプソケットが覆われるとともに、係合保持機構の一部を覆うことも容易であるため、外観が向上するとともに、側板部により制光体の剛性が向上する。被係合部は、制光体の端板部ではなく、側板部に設け、また、操作部も器具本体の側部に位置するため、照明器具の長手方向の端部の構造が簡略化され、照明器具を長手方向に沿って連結配置することが容易になる。
請求項2記載の照明器具は、請求項1記載の照明器具において、ヒンジ機構は、棒状部材の1本を回転可能に支持するとともに制光片に当接して制光体を棒状部材の軸方向に位置決めするヒンジ片を備えたものである。
例えば、ヒンジ片は金属板を屈曲して形成される。
そして、この構成では、ヒンジ機構と制光片とを利用して、制光体の軸方向の位置決めが可能であり、構成を簡略化し、製造コストが低減される。
本発明の照明器具によれば、複数の制光片を棒状部材で連結した制光体を備えた照明器具について、保守作業を容易にでき、構造を簡略化して製造コストを低減できるとともに、外観を容易に向上でき、さらに、長手方向に沿って容易に連結配置できる照明器具を提供することを目的とする。
以下、本発明の照明器具の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の照明器具の一実施の形態を示す断面図である。図2は同上照明器具の制光体18を開き反射板及び点灯装置を取り外した状態の斜視図である。図3は同上照明器具の一部を拡大した斜視図である。図4は同上照明器具の平面図である。図5は同上照明器具の側面図である。図6は同上照明器具の一部を拡大した下面図である。
図1ないし図6において、10は照明器具で、この照明器具10は、例えば電車など鉄道の車両内の天井面11などの設置面に一部を埋め込んだ状態で直付設置される車両用の直付形の蛍光灯照明器具であり、天井面11に直付設置される器具本体12と、この器具本体12に取り付けられる点灯装置14、ランプソケット15、反射板16、直管形の蛍光ランプであるランプL、及びバッフル組立である制光体18などを備えたバッフル付き照明器具が構成されている。なお、以下、照明器具10を天井面11に取り付けた状態で、照明器具10から光が照射される正面側を下側として説明する。
そして、器具本体12は、例えば白色に塗装した金属板を折曲などして形成され、基板部12aと、この基板部12aの長手方向に沿った両側部から下方に折曲された一対の側縁板部12bと、基板部12aの長手方向の両端部から下方に折曲された一対の端縁板部12cとを備えている。なお、この実施の形態では、天井面11の形状に応じて、基板部12aには長手方向に沿って段部12dが形成されている。また、基板部12aには、長手方向の一端部に位置して、矩形状の通孔である部品配置部12eが形成されている。さらに、基板部12aには、適宜の複数の位置に、照明器具10を天井面11に取り付けるためのねじなどの取付具が挿通する取付孔12fが形成されている。
また、点灯装置14は、ケースの内側に蛍光ランプを点灯する安定器を収納したもので、基板部12aの部品配置部12eに挿入された状態で、すなわち一部を天井面11の上側に挿入した状態で、点灯装置取付具21により基板部12aに取り付けられている。この点灯装置取付具21は、例えば白色に塗装した金属板を折曲などして形成され、図5及び図6に示すように、点灯装置14を載置する平板状の取付具本体部21aと、この取付具本体部21aの両端部から上側に延設されさらに外側に折曲されたL字状の取付具取付部21bとを備えている。そして、この取付具取付部21bをそれぞれねじなどの固定具22で下側から基板部12aに取り外し可能に取り付けることにより、器具本体12の所定位置に点灯装置14が配置される。また、この点灯装置14からは、電源接続用の配線23と、ランプソケット接続用の配線24とが導出され、各配線23,24の先端部には、それぞれコネクタ23a,24aが設けられている。そして、電源接続用の配線23のコネクタ23aには、天井内に配置された電源線25のコネクタ25aが接続される。
また、ランプソケット15は、基板部12aの両端部近傍に相対向して配置され、ランプソケット取付金具27を用いて基板部12aに取り付けられている。また、ランプソケット取付金具27は、図1に示すように、基板部12aに溶接などして固定された第1の金具28と、この第1の金具28に下側からねじなどの固定具29にて取り外し可能に取り付けられる第2の金具30とを備えている。そして、各ランプソケット15は、直管形の蛍光ランプであるランプLの両端部の口金がそれぞれ装着されるようになっている。また、図6に示すように、各ランプソケット15からは、配線32が導出され、この配線32の先端部に設けたコネクタ32aが、点灯装置14の配線24のコネクタ24aに接続される。
さらに、反射板16は、図1に示すように、例えば白色に塗装した金属板などにて細長い平板状に形成された主板部16aと、この主板部16aの他側の縁部を上側に折曲した側板部16bとを備えている。そして、この反射板16は、基板部12aに溶接あるいはねじなどにて固定された反射板取付金具34にねじなどにて取り外し可能に取り付けられ、基板部12aの下方に若干離間した状態で配置されている。そして、この反射板16と基板部12aとの間に、配線24,32及びコネクタ24a,32aが配置され、これら配線24,32及びコネクタ24a,32aが案内されるとともに、外部すなわち下方からはこれら配線24,32及びコネクタ24a,32aが見えないようになっている。
そして、制光体18は、器具本体12の下側のほぼ前面を覆い、ランプLから照射される光を制光してまぶしさなどを防止するとともに、ランプLなどを機械的にガードすなわち保護するもので、長手方向に沿った一側部が、ヒンジ機構36により器具本体12の一側部に回動可能に支持されるとともに、長手方向に沿った他側部が、係合保持機構としてのラッチ機構38により器具本体12の他側部に係脱可能に係合保持されている。
そして、制光体18は、複数例えば10枚の制光片としてのバッフル41と、これらバッフル41に溶接されてこれらバッフル41を互いに連結する棒状部材としての複数例えば4本のピン42と、これらピン42の両端部に溶接などして固定された端板部43と、これら端板部43及び端部に位置するバッフル41に溶接などして固定された側板部44とを備えている。そして、各バッフル41は、例えば金属板により、円弧状の平板状で、面を両端側に向けて互いに平行に配置されている。また、各ピン42は、金属製の細長い円柱状で、容易に曲がらない剛性を有するように形成されている。なお、この実施の形態では、中央部の2本は、両側部の2本より径寸法が大きく形成されている。また、端板部43は、例えば金属板により器具本体12の形状に合わせて半円状の平板状に形成され、各バッフル41と平行に配置されている。さらに、側板部44は、例えば金属板により、端板部43と端部に位置するバッフル41との外周縁に沿うように曲面状に形成され、この側板部44と端板部43とで構成されたカバー45により、各ランプソケット15が下方から見えないように覆われている。また、各側板部44の他側部には、ラッチ機構38を構成する被係合部としてのラッチ受部46が形成されている。このラッチ受部46は、図3に示すように、側板部44の他側の縁部を器具本体12の長手方向に沿って切り欠くとともに、側板部44の縁部に沿って別体の金属製の当板47を接合し、この当板47の縁部が開口に臨む係合受部48となっている。また、この当板47は、側板部44を構成する部材より強度が大きい材質あるいは厚さに形成されており、例えば、側板部44が1mm厚の鉄板で構成され、当板47は1.5mm厚のステンレス板で構成されている。
また、ヒンジ機構36は、図1及び図2に示すように、一側に位置する1本のピン42と、このピン42を回動自在に支持する単数あるいは複数の、本実施の形態では3個のヒンジ片52とを備えている。このヒンジ片52は、図1及び図3に示すように、例えば金属板を屈曲して形成され、ねじなどの固定具53で器具本体12の側縁板部12bに取り付けられる平板状のヒンジ片側取付部52aと、このヒンジ片側取付部52aの下端部に連続し、円環状に屈曲されて、ピン42を回動可能に支持するカール部である軸支部52bとを備えている。また、中央部に位置するヒンジ片52は、器具本体12の長手方向に沿った長手寸法がバッフル41の位置に応じて設定され、ヒンジ片52両端部がそれぞれバッフル41に当接するかわずかな間隔を介して対向し、器具本体12の長手方向について制光体18を位置決めできるようになっている。さらに、ヒンジ片側取付部52aと器具本体12との間には、必要に応じて補強板52cが配置されている。
一方、ラッチ機構38は、図1及び図3に示すように、制光体18の側板部44に設けられたラッチ受部46と、このラッチ受部46に係合可能な係合部としてのラッチ部54を設けたラッチ金具55、このラッチ金具55を器具本体12に取り付けるラッチ取付金具56、軸ピン57、及び図示しない付勢手段を備えている。そして、ラッチ金具55は、例えば金属板を屈曲し、円環状をなす軸受部55aと、この軸受部55aの一側に延設され略S字状などに屈曲されたラッチ部54と、軸受部55aの一側に延設された略L字状などに屈曲された操作部58とを備えている。また、ラッチ取付金具56は、ヒンジ片52と同様の形状をなし、器具本体12の基板部12aに溶接などして取り付けられる平板状の取付部56aと、この取付部56aから延設されて円環状に屈曲された軸支部56bとを備え、この軸支部56bに、器具本体12の長手方向に沿って軸ピン57を支持している。そして、この軸ピン57が軸受部55aに挿入され、ラッチ金具55を回動可能に支持している。さらに、付勢手段は、例えばコイル状のねじりばねなどの弾性体であり、ラッチ金具55を所定方向すなわちラッチ部54及び操作部58が外側(図1に示す矢印A方向)に突出する方向に付勢している。また、器具本体12の側縁板部12bには、ラッチ金具55が配置されるラッチ金具配置部12gが切り欠き形成されている。すなわち、ラッチ金具55は、図1に示すように、外部から力が加わっていない状態では、付勢手段により外側すなわち矢印A方向に付勢され、実線で示す位置に配置される。また、操作部58を外側から内側すなわち矢印B方向に押動すると、ラッチ金具55は、付勢手段の付勢力に抗して、軸ピン57を回転軸として、矢印B方向に回動し、想像線Cで示す位置に移動する。
そして、制光体18は、ヒンジ機構36に軸支され、一側のピン42を回転軸として、実線に示す位置から、想像線D,Eなどに示す位置へと回動する。そして、制光体18の他側部を器具本体12側に持ち上げると、ラッチ部54に当板47が当接して、付勢手段の付勢力に抗してラッチ部54すなわちラッチ金具55を内側(矢印B方向)に回動させる。そして、当板47がラッチ部54の頂部を通過すると、付勢手段の付勢力によりラッチ部54すなわちラッチ金具55は外側(矢印A方向)に回動し、ラッチ部54がラッチ受部46の係合受部48に当接する。この状態で、制光体18が所定の位置に保持される。また、制光体18を所定の位置に保持した状態で、操作部58を内側に押動することにより、ラッチ部54がラッチ受部46が離れ、すなわち係合が解除されて、制光体18を開くことができる。
このように、本実施の形態によれば、器具本体12とバッフル組立である制光体18を備えたいわばバッフル付きの照明器具10において、制光体18の一側をヒンジ機構36で回動可能に支持し、他側をラッチ機構38で係脱可能に支持したため、開いた状態の制光体18を一側を軸として他側を持ち上げて回動させるのみで制光体18を所定の位置に確実に係合保持できるとともに、他側に配置されたラッチ金具55の操作部58を押動するのみで係合を解除してヒンジ機構36を開くことができ、ねじを用いる構成や照明器具10の両端面に操作部が配置された構成に比べ、作業者が1人でも容易に制光体18を開閉でき、ランプLの交換などの保守作業の作業性を向上できる。すなわち、照明器具10の両端部にラッチ機構を設けると、1人の作業者では手が両端のラッチ機構に届かず、複数の作業者が必要になる場合がある。また、照明器具10の両端部にラッチ機構を設けると、ラッチ機構の係合部及び係合受部などの寸法が十分に確保できない場合がある。
また、ラッチ機構38の付勢手段は、ラッチ金具55を制光体18の移動方向に交差する方向に付勢するため、バネ材を用いて制光体を吊り下げ支持する構成に比べ、付勢手段の経年劣化による影響は小さく、制光体18の垂れ下がりなどを抑制し、外観を向上できる。
そして、ラッチ機構38の操作部58などが照明器具10の端部ではなく側部に配置されているため、照明器具10の端部での作業が不要になり、また、照明器具10の端部の構造が簡略になり、複数の照明器具10を容易に連結配置できる。
また、制光体18は、バッフル41同士を連結する全てのピン42を端部まで設けて端板部43に固着しており、ピン42を制光体18の全長すなわち照明器具10の略全長に設けたため、制光体18及びこの制光体18が取り付けられた器具本体11、ひいては照明器具10全体の強度を向上でき、制光体18や器具本体11の自重などによる変形を抑制し、外観を向上できるとともに、異音の発生を抑制できる。
さらに、制光体18は、長手方向の端部近傍に側板部44を備えたカバー45を設け、ランプソケット15を覆っているとともに、この側板部44を備えたカバー45により、ラッチ機構38も操作部58を除いて収納されほぼ外部から直視できなくなり、外観を向上できる。さらに、操作部58は、器具本体12と同様の色とし、制光体18を保持した状態で、操作部58が器具本体12の側縁板部12bとほぼ同一面に位置するように設定することにより、外観を向上できる。
そして、この側板部44は、バッフル41及び端板部43に固着され、制光体18の強度を向上できる。
また、制光体18は、断面形状が略半円形状であり、バッフル41、これらバッフル41同士を連結するピン42、これらピン42同士を連結する端板部43及び側板部44で構成されているため、ガードとしての印象が小さく、意匠性を向上できる。
また、ヒンジ機構36は、バッフル41を連結するピン42の1本を回転軸として兼用するため、構成を簡略化し、製造コスト低減できる。
さらに、ヒンジ機構36のヒンジ片52を、バッフル41に当接するかわずかな間隔を介して対向させ、器具本体12の長手方向について制光体18を位置決めする位置決め機構として兼用するため、構成を簡略化し、製造コスト低減できる。また、この位置決め機構としてのヒンジ片52は、長さ寸法を調整することにより、両端部をバッフル41に対向させることができ、バッフル41の位置を自由に設定でき、例えば、等間隔に配置することもできる。また、1個のヒンジ片52の両端部により位置決めする他、複数のヒンジ片52の互いに反体側の端部をそれぞれバッフル41に対向させることにより、制光体18を位置決めすることもできる。
また、点灯装置14及びランプソケット15は、器具本体12に、いずれも下側からの作業によりねじなどの固定具22,29で取り付けられているとともに、配線23,24,32は互いにコネクタ23a,24a,32aで接続されている。そこで、制光体18を開いた状態で、ランプLや反射板16を取り外せば、コネクタ23a,24a,32aを外し下側からねじを外すのみで点灯装置14及びランプソケット15の交換などの保守作業が容易にでき、保守作業の作業性を向上できる。
なお、係合保持機構は、上記の構成のラッチ機構38に限られず、制光体18を器具本体12に係脱可能に保持するものであれば良い。また、制光体18を器具本体12に固定するため、ねじなどの固定具を用いることもできる。
本発明は、例えば、鉄道の車両内の天井に取り付けられる照明器具として利用できる。
本発明の照明器具の一実施の形態を示す断面図である。 同上照明器具の制光体を開き反射板及び点灯装置を取り外した状態の斜視図である。 同上照明器具の一部を拡大した斜視図である。 同上照明器具の平面図である。 同上照明器具の側面図である。 同上照明器具の一部を拡大した下面図である。
符号の説明
10 照明器具
12 器具本体
15 ランプソケット
18 制光体
36 ヒンジ機構
38 係合保持機構としてのラッチ機構
41 制光片としてのバッフル
42 棒状部材としてのピン
43 端板部
44 側板部
45 カバー
46 被係合部としてのラッチ受部
52 ヒンジ片
54 係合部としてのラッチ部
58 操作部

Claims (2)

  1. 器具本体と;
    器具本体に取り付けられたランプソケットと;
    複数の制光片と、これら制光片を連結する複数の棒状部材と、器具本体の両端部に位置し棒状部材の両端部が接合される端板部及びランプソケットを覆うとともに被係合部を設けた側板部を有するカバーとを備えた制光体と;
    棒状部材を回転軸として用い制光体の一側部を器具本体に回動可能に支持するヒンジ機構と;
    被係合部に係合して制光体の他側部を器具本体に支持する係合部と、器具本体の側部に位置し係合部と被係合部との係合を解除させる操作部とを備えた係合保持機構と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
  2. ヒンジ機構は、棒状部材の1本を回転可能に支持するとともに制光片に当接して制光体を棒状部材の軸方向に位置決めするヒンジ片を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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