JP2006146431A - 水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システム、これに用いられる端末装置および配送スケジュール管理方法 - Google Patents

水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システム、これに用いられる端末装置および配送スケジュール管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 個別ユーザ用コジェネレーションシステムを実現し、効率のよい配送を可能とする水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システム、これに用いられる端末装置および配送スケジュール管理方法を提供する。
【解決手段】 水素残量監視装置は、物理量を検出するセンサと、センサにより検出された物理量に基づいて水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出し、水素残量が所定量以下であるか否かを判定する監視装置側判定部と、通信ネットワークを介して判定結果を管理装置へ送信する送信部と、を備え、管理装置は、通信ネットワークを介して判定結果を受信する受信部と、受信した判定結果に基づいて、水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する作成部と、作成された配送スケジュール情報を記憶する記憶部と、配送スケジュール情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、水素を吸蔵放出する水素貯蔵体を含む水素貯蔵カートリッジの水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システム、これに用いられる端末装置および配送スケジュール管理方法に関する。
水素は、環境問題を解決すると期待されている次世代のエネルギー源である。特に、最近では、水素というエネルギー源から熱および電気の両エネルギーを供給する、いわゆるコジェネレーションシステムが注目を浴びている。このコジェネレーションシステムを各家庭のエネルギー供給に応用し、環境問題を解決するとともに、エネルギー効率を向上させる需要が高まっている。その一方で、水素は、従来から水素自動車や燃料電池車の燃料として開発が進められ、水素に特有の輸送または貯蔵に関する技術が提案されてきた。
たとえば、特許文献1では、水素自動車における燃料タンクのリサイクルシステムが開示されている。このリサイクルシステムでは、管理ステ−ションからリサイクル時期になったことの連絡を受けて、交換ステ−ションへ持込まれた水素自動車の燃料タンクが、再生を行なうためにあらたな燃料タンクと交換される。ステ−ションからへ交換済みの連絡がされると、再生ステ−ションで再生された燃料タンクは交換ステ−ションへ戻される。このようにして、水素吸蔵合金の劣化に対応して水素吸蔵合金を長期間使用しうるように、燃料タンク内に充填されている水素吸蔵合金のリサイクル(再生)を行なっている。
また、たとえば、特許文献2では、水素の優位性を発揮させる水素供給方法が提案されている。この水素供給方法では、水素供給地点において水素と芳香族化合物とを反応させ、得られた水素化芳香族化合物を水素キャリアーとして貯蔵および輸送し、水素利用地点において脱水素反応に供して水素を分離する。水素は水素利用設備へ供給され、また芳香族化合物は再び水素化反応に利用される。このようにして、水素の優位性を高度に発揮しうる水素の輸送、貯蔵および供給方法を提供している。
特開平7−117498号公報 特開2003−40601号公報
しかしながら、水素エネルギーを利用するシステムを、家庭用のコジェネレーションシステムに応用するためには、水素自動車用の水素ステーションを設ける場合と同様に、水素の貯蔵および輸送の際に生じる課題を解決する必要がある。たとえば、各家庭に管により水素ガスを供給する場合には、大規模に配管の設備を整える必要があり、実際的には困難である。また、水素ガスをガスボンベに加圧充填して、輸送する方法では、充填の際の高い圧力に耐えられる容器が必要であり、容器が重くなり、輸送に適していない。
上記の特許文献に示すように、水素自動車等に関して水素貯蔵合金やリチウム系水素貯蔵材料等の水素貯蔵体を容器に充填して、リサイクルするという技術は知られていたが、水素貯蔵体を家庭等の個別ユーザ用コジェネレーションシステムに応用する方法については、知られておらず、各家庭に設置する装置や水素を補充する方法については、開発が進んでいなかった。
本発明は、個別ユーザ用コジェネレーションシステムを実現し、効率のよい配送を可能とする水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システム、これに用いられる端末装置および配送スケジュール管理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る水素貯蔵カートリッジの配送システムは、エネルギー生成装置へ供給する水素を貯蔵する水素貯蔵カートリッジ内の水素残量を監視する水素残量監視装置と、通信ネットワークを介して前記水素残量監視装置から情報を受信する管理装置とから構成された水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システムであって、前記水素残量監視装置は、前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出するための物理量を検出するセンサと、前記センサにより検出された物理量に基づいて前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出し、前記算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定する監視装置側判定部と、前記通信ネットワークを介して前記監視装置側判定部による判定結果を前記管理装置へ送信する送信部と、を備え、前記管理装置は、前記通信ネットワークを介して前記判定結果を受信する受信部と、前記受信した判定結果に基づいて、前記水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する作成部と、前記作成された配送スケジュール情報を記憶する記憶部と、前記配送スケジュール情報を出力する出力部と、を備えることを特徴としている。
このように、本発明の配送スケジュール管理システムは、監視装置側判定部が水素貯蔵カートリッジの水素残量が所定量以下であると判定したときには、通信ネットワークを介して、判定結果を管理装置に送信し、管理装置は、配送スケジュール情報を作成し、記憶し、出力する。これにより、配送作業員が水素の残量に関わらず、一定期間ごとに各ユーザに水素貯蔵カートリッジを配送する手間を無くすことができる。また、各ユーザで水素消費量が一時的に多くなる場合もあるが、そのような場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。このように、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジの配送を可能にする。
また、水素貯蔵カートリッジの配送システムは、さらに前記水素残量監視装置が、前記水素貯蔵カートリッジを有する水素供給装置、または炭化水素系ガスを供給する配管に接続され、前記配管から供給された炭化水素系ガスを水素に改質するガス改質装置のいずれか一方から前記エネルギー生成装置に対して水素が供給されるように前記水素供給装置および前記ガス改質装置の動作を制御する切替制御部を更に備え、前記切替制御部は、前記算出された水素残量が、切替必要量以下であるかどうかを判定し、水素残量が切替必要量以下である場合には、前記ガス改質装置から前記エネルギー生成装置に対して水素を供給させることが好適である。
このように、本発明の配送スケジュール管理システムでは、切替制御部が水素貯蔵カートリッジの水素残量が切替必要量以下であると判断したときには、水素供給を水素供給装置からガス改質装置に切り替える。これにより、水素貯蔵カートリッジの水素残量がほぼ無くなった場合であっても、ガス改質装置が動作することで補助的に水素を供給することができる。したがって、各ユーザが水素の不足を意識することなく、水素エネルギーを効率よく利用することを可能にする。また、水素貯蔵カートリッジの配送能力を超えて、水素消費量が一時的に多くなる場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。
また、本発明に係る水素貯蔵カートリッジの配送システムは、通信ネットワークを介して、エネルギー生成装置へ供給する水素を貯蔵する水素貯蔵カートリッジ内の水素残量を監視する水素残量監視装置および管理装置が情報を送受信する水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システムであって、前記水素残量監視装置は、前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出するための物理量を検出するセンサと、前記センサにより検出された物理量を、前記通信ネットワークを介して前記管理装置へ送信する監視装置側送受信部と、を備え、前記管理装置は、前記水素残量監視装置との間で情報を送受信する管理装置側送受信部と、前記管理装置側送受信部が受信した前記物理量に基づいて前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出し、前記算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定する管理装置側判定部と、前記管理装置側判定部による判定結果に基づいて、前記水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する作成部と、前記作成された配送スケジュール情報を記憶する記憶部と、前記配送スケジュール情報を出力する出力部と、を備えることを特徴としている。
このように、本発明の配送スケジュール管理システムは、通信ネットワークを介して信号を受けた管理装置側判定部が水素貯蔵カートリッジの水素残量が所定量以下であると判定したときには、配送スケジュール情報を作成し、記憶し、出力する。これにより、配送作業員が水素の残量に関わらず、一定期間ごとに各ユーザに水素貯蔵カートリッジを配送する手間を無くすことができる。また、各ユーザで水素消費量が一時的に多くなる場合もあるが、そのような場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。このように、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジの配送を可能にする。
また、水素貯蔵カートリッジの配送システムは、さらに前記水素残量監視装置が、前記水素貯蔵カートリッジを有する水素供給装置、または炭化水素系ガスを供給する配管に接続され、前記配管から供給された炭化水素系ガスを水素に改質するガス改質装置のいずれか一方から前記エネルギー生成装置に対して水素が供給されるように前記水素供給装置および前記ガス改質装置の動作を制御する切替制御部を更に備え、前記管理装置側判定部は、前記算出した水素残量が、切替必要量以下であるかどうかを判定し、水素残量が切替必要量以下である場合には、切替信号を前記管理装置側送受信部を介して前記水素残量監視装置へ送信し、前記切替制御部は、前記監視装置側送受信部が前記管理装置から前記切替信号を受信したときは、前記ガス改質装置から前記エネルギー生成装置に対して水素を供給させることが好適である。
このように、本発明の配送スケジュール管理システムでは、管理装置側判定部が水素貯蔵カートリッジの水素残存量が切替必要量以下であると判断したときには、水素供給を水素供給装置からガス改質装置に切り替える。これにより、水素貯蔵カートリッジの水素残量がほぼ無くなった場合であっても、ガス改質装置が動作することで補助的に水素を供給することができる。したがって、各ユーザが水素の不足を意識することなく、水素エネルギーを効率よく利用することを可能にする。また、水素貯蔵カートリッジの配送能力を超えて、水素消費量が一時的に多くなる場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。
また、水素貯蔵カートリッジの配送システムにおいては、前記水素残量監視装置は、更に前記エネルギー生成装置が生成したエネルギーの生成量、蓄積量または消費量を計測するエネルギー計測部と、前記エネルギー計測部により計測されたにエネルギーの生成量、蓄積量または消費量のデータをエネルギー情報として蓄積する監視装置側蓄積部と、を備え、前記管理装置は、更に前記エネルギー情報を蓄積する管理装置側蓄積部を備え、前記送信部は、前記監視装置側蓄積部に蓄積された前記エネルギー情報を、前記通信ネットワークを介して前記管理装置へ送信し、前記受信部は、前記通信ネットワークを介して前記エネルギー情報を受信して、前記監視装置側蓄積部に入力し、前記作成部は、前記管理装置側蓄積部に蓄積された前記エネルギー情報を読み出し、前記エネルギー情報を反映させて、前記水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成することが好適である。
このように、水素貯蔵カートリッジの配送システムは、エネルギー生成装置が生成したエネルギーの生成量、蓄積量または消費量を計測し、水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する。これにより、発電量、蓄電量または消費電力等を反映させて配送スケジュールを作成することで、さらに細かいニーズへの対応を可能にし、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジの配送を可能にする。すなわち、発電量等をモニタすることで、ユーザ側の電気の使用状況を把握し、使用状況を配送スケジュールに加味することで、オンデマンド型でさらにユーザの利便性を生かした配送スケジュール管理システムを構築することができる。
また、本発明に係る端末装置は、上記の配送スケジュール管理システムに用いられる端末装置であって、前記管理装置から出力された前記配送スケジュール情報を入力する入力部と、前記入力した前記配送スケジュール情報を表示する表示部または紙類に印刷する印刷部を備えることを特徴としている。
これにより、配送作業員は表示部または印刷された紙類を見て、配送予定を確認し、水素貯蔵カートリッジの配送を行なうことができる。特に、端末装置を配送車に搭載するか、または携帯端末とすることにより、配送途中においても配送予定を確認したり、配送の内容を照合したりすることが容易にできる。その結果、円滑で効率的な水素貯蔵カートリッジの配送を可能にする。
また、本発明に係る配送スケジュール管理方法は、エネルギー生成装置へ供給する水素を貯蔵する水素貯蔵カートリッジ内の水素残量を監視し、前記水素残量に応じて前記水素貯蔵カートリッジの配送スケジュールを管理する配送スケジュール管理方法であって、前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出するための物理量を検出するステップと、前記検出された物理量に基づいて前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出するステップと、前記算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定するステップと、前記判定結果に基づいて、前記水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成するステップと、前記作成された配送スケジュール情報を記憶するステップと、前記配送スケジュール情報を出力するステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
このように、本発明の配送スケジュール管理方法は、水素貯蔵カートリッジの水素残量が所定量以下であると判定したときには、判定結果から、配送スケジュール情報を作成し、記憶し、出力する。これにより、配送作業員が水素の残量に関わらず、一定期間ごとに各ユーザに水素貯蔵カートリッジを配送する手間を無くすことができる。また、各ユーザで水素消費量が一時的に多くなる場合もあるが、そのような場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。このように、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジの配送を可能にする。
本発明に係る配送スケジュール管理システムによれば、配送作業員が水素の残量に関わらず、一定期間ごとに各ユーザに水素貯蔵カートリッジを配送する手間を無くすことができる。また、各ユーザで水素消費量が一時的に多くなる場合もあるが、そのような場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。このように、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジの配送を可能にする。
また、本発明に係る配送スケジュール管理システムによれば、水素貯蔵カートリッジの水素残量がほぼ無くなった場合であっても、ガス改質装置が動作することで補助的に水素を供給することができる。したがって、各ユーザが水素の不足を意識することなく、水素エネルギーを効率よく利用することを可能にする。また、水素貯蔵カートリッジの配送能力を超えて、水素消費量が一時的に多くなる場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。
また、本発明に係る端末装置によれば、配送作業員は表示部または印刷された紙類を見て、配送予定を確認し、水素貯蔵カートリッジの配送を行なうことができる。特に、端末装置を配送車に搭載するか、または携帯端末とすることにより、配送途中においても配送予定を確認したり、配送の内容を照合したりすることが容易にできる。その結果、円滑で効率的な水素貯蔵カートリッジの配送を可能にする。
また、本発明に係る配送スケジュール管理方法によれば、配送作業員が水素の残量に関わらず、一定期間ごとに各ユーザに水素貯蔵カートリッジを配送する手間を無くすことができる。また、各ユーザで水素消費量が一時的に多くなる場合もあるが、そのような場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。このように、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジの配送を可能にする。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の配送スケジュール管理システムを適用する水素配送システムの一例を示す構成図である。図1に示す水素配送システムは、水素貯蔵カートリッジ10を配送することにより水素を供給するシステムであって、主に水素充填施設11、配送回収手段12、エネルギー供給システム19により構成されている。
水素充填施設11は、水素貯蔵カートリッジ10に水素を充填する施設である。水素貯蔵カートリッジ10は、加熱することにより、水素の貯蔵および放出が可能な水素貯蔵体と、水素貯蔵体を収容する水素貯蔵容器とを備えている。水素貯蔵体の材料には、La−Ni系、Ti−Cr−V系などの水素吸蔵合金やカーボンナノチューブなどのカーボン系材料の粉体系水素貯蔵材料、MgHなどの金属水素化物、NaAlHなどアラネート系材料、リチウム−窒素系あるいはリチウム−ボロン系材料等が使用される。
水素貯蔵容器は、気密な構造を有しており、たとえば10MPaまでの圧力に耐えうる材料および形状が選ばれる。水素貯蔵容器の材料および形状は、水素貯蔵体に水素を吸蔵させる際の圧力に耐えられるものとする。また、水素貯蔵容器は、加熱されることから、300℃程度の温度上昇、降下の繰返しにも、変形や変質の少ないものを使用する。水素貯蔵容器の外形は、円筒形状が好ましいが、その他角の丸い四角柱の形状としてもよい。
水素充填施設11は、加熱装置およびコンプレッサ等を有しており、水素貯蔵カートリッジ10を、水素貯蔵体に応じて水素の充填に必要な温度にし、水素を10MPa程度の圧力で水素貯蔵カートリッジ10内に圧送する。大量な水素を保持し、複数の水素貯蔵カートリッジ10に同時に水素を充填できるものが、好ましい。
配送回収手段12は、たとえばトラックなどの水素貯蔵カートリッジ10の配送・回収を可能にする手段であり、水素充填施設11と各水素供給装置20の間で水素貯蔵カートリッジ10を搬送することができるものであれば、その他の手段、または複数の手段を連結させたものであってもよい。
図1に示すように、エネルギー供給システム19は、水素貯蔵カートリッジ10、水素供給装置20、水素流通管21、ホルダ22、ガス改質装置23、都市ガス供給管24、水素供給管25、水素エンジン26、および水蒸気流通管27により構成されている。なお、一般的技術としてガス経路上にはガスの流通のためにバルブを設けるが、ここでは図面上バルブを省略して表している。エネルギー供給システム19はユーザである各家庭または各事業所等に、まとめて設置される。これにより、水素の供給とともに、電気の供給も可能となり、いわゆるコジェネレーションシステムが構築される。
水素供給装置20は、少なくとも水素貯蔵カートリッジ10を保持し、加熱する保持部(図示せず)を備えている。保持部は、開閉可能に構成され、水素貯蔵カートリッジ10を収納する。なお、一端から挿入する方式で構成されてもよい。複数の水素貯蔵カートリッジ10を保持できるように、保持部は複数設けられていてもよい。
たとえば保持部には、電熱ヒータ(図示せず)が設けられ、抵抗加熱により水素貯蔵カートリッジ10を加熱する。なお、電熱ヒータの代わりに、コイルを用いてもよい。その場合には、誘導加熱により水素貯蔵カートリッジが加熱される。
水素流通管21は、水素貯蔵カートリッジ10から供給される水素ガスをホルダ22に導入する。ホルダ22は、水素貯蔵カートリッジ10が放出した、水素ガスを一時的に貯留する。ホルダ22を設けることにより、水素ガスの消費量の変化に対応することができ、供給量の平準化を図ることができる。また、たとえば、水素供給装置20の駆動に一時的に支障をきたしても、ホルダ22の水素を使用することで供給の安定性が確保できる。
ガス改質装置23は、炭化水素ガス供給管としての都市ガス供給管24に接続され、都市ガスを水素ガスに改質し、水素流通管21を介して、ホルダ22に水素ガスを供給する。水素流通管21には、センサ32が設けられており、ガスの流量を検出する。ガス改質装置23は、水素供給装置20を補助する装置として設けられており、水素供給装置20からの水素の供給が不足したときに使用される。
ガス改質装置23は、一般的に知られる改質装置である。たとえば、ガス改質装置23は、都市ガスやLPガス等の炭化水素系燃料から水素リッチな改質ガスを生成する改質器、PEFCの出力低下の原因となる改質ガス中の一酸化炭素を低減するシフト器・選択酸化器、および改質器を加熱する燃焼器の4つの反応器から構成される。
改質器では、都市ガスやLPガス等の炭化水素系ガスに水を加え、水蒸気改質により水素リッチな改質ガスを生成する。シフト器は、改質ガス中のCOをCOに変成させることによって、改質ガス中の水素濃度をさらに上げながらCO濃度を低減させる。燃焼器は、都市ガスやLPガスと空気との燃焼反応により、燃焼ガスを生成し、燃焼ガスが保有する燃焼熱を改質器の昇温に利用する。
水素供給管25は、ホルダ22に貯留された水素を水素エンジン26に供給する。エネルギー生成装置としての水素エンジン26は、一般的に知られる水素の燃焼を動力とするエンジンであり、大きさ、形状等について限定はされない。エンジンに発電装置を取り付けることにより、発電することとしてもよい。なお、水素エンジンの代わりに燃料電池により、発電してもよい。直接的には、水素エンジンの場合には運動エネルギーが生成され、燃料電池の場合には電気的エネルギーが生成される。燃料電池は、水素を燃料とするものであればよく、たとえば固体高分子型燃料電池、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物型燃料電池、アルカリ型燃料電池等を用いることができる。
水蒸気流通管27は、熱伝導部として、水素エンジン26から排出される水蒸気を熱媒体として水素供給装置20またはガス改質装置23に導入する。このように、エネルギー供給システム19は、水素エンジン26の廃熱を、水素供給装置20における水素の放出、またはガス改質装置23における水素ガスへのガスの改質に利用している。水素エンジン26の廃ガスは60℃から70℃であり、水素貯蔵カートリッジの予熱に利用可能である。これにより、エネルギー供給システム19全体のエネルギー供給の効率を高めることができる。
図2は、配送スケジュール管理システム30の電気的構成を示すブロック図である。図2に示すように、配送スケジュール管理システム30は、水素残量監視装置31、管理装置40および端末装置46から構成されている。水素残量監視装置31は、センサ32、監視装置側判定部33、切替制御部34および送信部35から構成されている。センサ32は、上記のエネルギー供給システム19の水素流通管21内に設けられており、水素ガスの流量を検出する。センサ32には、一般的な気体流量センサを用いる。その他、流量を検出できるセンサであれば、これに限定されず、圧力センサを使った装置であってもよい。なお、センサ32としては上記のように圧力センサまたは流量センサを単独で用いてもよいが、圧力センサと流量センサとを併用してもよい。これにより、水素エンジン26へ適した水素圧で水素を供給しているか否かをさらに詳細にモニタすることができる。また、図2においては、水素残量監視装置31は、水素供給装置20およびガス改質装置23からは独立した構成になっているが、水素供給装置20またはガス改質装置23の内部に組み込まれていてもよい。
監視装置側判定部33は、センサ32により検出された流量に基づいて水素貯蔵カートリッジ10の水素残量を算出し、算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定する。所定量とは、予め設定された数値により表わされる量であり、そのエネルギー供給システム19に水素貯蔵カートリッジ10を配送すべき状態になったことを示す量である。この所定量は、エネルギー供給システム19の規模や通常の水素消費量等から、エネルギー供給システム19ごとに決定される。送信部35は、監視装置側判定部33による判定結果を、通信ネットワークを介して管理装置40へ送信する。判定結果には、水素貯蔵カートリッジの水素残量が少なくなったエネルギー供給システム19のID情報を含む。監視装置側判定部33は、たとえばCPUにより構成される。
切替制御部34は、水素供給装置20、またはガス改質装置23のいずれか一方から水素エンジン26に対して水素が供給されるように、水素供給装置20およびガス改質装置23の動作を制御する。すなわち、監視装置側判定部33で算出された水素残量が、切替必要量以下であるかどうかを判定し、水素残量が切替必要量以下である場合には、ガス改質装置23から水素エンジン26に対して水素を供給させる。これにより、水素貯蔵カートリッジ10の水素残量がほぼ無くなった場合であっても、ガス改質装置23が動作することで補助的に水素を供給することができる。したがって、各ユーザが水素の不足を意識することなく、水素エネルギーを効率よく利用することを可能にする。また、水素貯蔵カートリッジ10の配送能力を超えて、水素消費量が一時的に多くなる場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。
なお、切替必要量とは、予め設定された数値により表わされる量であり、水素供給装置20から補助的に水素を供給するガス改質装置23に動作を切り替えるべき状態ことを示す量である。たとえば、水素貯蔵カートリッジ10の最初の水素残量の1%の量である。切替制御部34は、たとえばCPUにより構成される。
管理装置40は、受信部41、作成部42、記憶部43および出力部44から構成されている。管理装置40は、通信ネットワークに接続されている。そのため、特にその設置場所は限定されない。水素充填施設11内に設置してもよいし、まったく異なる場所に設置してもよい。受信部41は、水素残量監視装置31から送信された判定結果を、通信ネットワークを介して受信する。作成部42は、受信した判定結果に基づいて、水素貯蔵カートリッジ10を配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する。配送スケジュール情報とは、たとえば配送する日時、場所、水素貯蔵カートリッジの本数等を表示するためのデータである。また、配送スケジュール情報には、水素充填施設11からサービスステーションを介して配送する場合のサービスステーションからの発注のデータ等も含む。これにより、サービスステーションは在庫のカートリッジ数を少なくすることができ、効率的な運営を行なうことができる。作成部42は、たとえばCPUにより構成される。
記憶部43は、作成された配送スケジュール情報を記憶する。記憶部43は、たとえばRAM等により構成される。出力部44は、配送スケジュール情報を出力する。これにより、配送作業員が水素の残量に関わらず、一定期間ごとに各ユーザに水素貯蔵カートリッジ10を配送する手間を無くすことができる。また、各ユーザで水素消費量が一時的に多くなる場合もあるが、そのような場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。このように、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジ10の配送を可能にする。出力は、通信ネットワークを介して、端末装置46で行なう。出力は、通信ネットワークを介する必要はなく、直接ケーブルを接続して行なってもよい。
端末装置46は、入力部47、表示部48および印刷部49から構成されている。端末装置46は、デスクトップPC等の据え置き型のものであってもよいし、携帯電話機のような携帯型であってもよい。また、配送用のトラック等に設置されているものであってもよい。
入力部47は、入力部として管理装置40から出力された配送スケジュール情報を受信する。表示部48は、入力された配送スケジュール情報を、たとえばディスプレイにより画像表示する。これにより、配送作業員は表示部48または印刷された紙類を見て、配送予定を確認し、水素貯蔵カートリッジ10の配送を行なうことができる。特に、端末装置46を配送車に搭載するか、または携帯端末とすることにより、配送途中においても配送予定を確認したり、配送の内容を照合したりすることが容易にできる。その結果、円滑で効率的な水素貯蔵カートリッジ10の配送を可能にする。
ディスプレイの種類としては、CRT、液晶、エレクトロルミネッセンス等によるものを用いることができ、特に限定されない。印刷部49は、上記画像表示の内容を紙類に印刷する。印刷内容は、印刷用にまとめられた内容であってもよい。紙類とは、紙以外にもフィルム等も含む。端末装置46は、表示部48および印刷部のいずれか一方を有するものであってもよい。
なお、端末装置に制御部を設け、配送スケジュール情報をもとに配送コース等の画像を作成させ、表示部48に表示させてもよい。さらに、GPS機能を搭載させて、道路案内をさせてもよい。
次に、配送スケジュール管理システム30の動作について説明する。図3は、配送スケジュール管理システム30の特徴的な動作を示すフローチャートである。あらかじめ、水素供給装置20は、水素貯蔵カートリッジ10を搭載し、水素エンジン26への水素の供給を行なっているものとする。まず、水素流通管21内に設置されたセンサ32が水素流量を検出する(ステップS1)。次に、センサ32からの入力信号を受けた監視装置側判定部33は、供給した時間について積分し水素消費量を算出する。そして、当初の水素貯蔵カートリッジ10が貯蔵する水素量から水素消費量の差をとることにより、水素残量を算出する(ステップS2)。
次に、監視装置側判定部33は水素残量が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS3)。水素残量が所定値以下でないと判定された場合には、ステップS1に戻る。水素残量が所定値以下であると判定された場合には、送信部35は通信ネットワークを介して判定結果を管理装置40に送信する。管理装置側の受信部41は判定結果を受信し、作成部42はその判定結果にもとづき、水素貯蔵カートリッジ10を配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する(ステップS4)。そして、記憶部43は、その配送スケジュール情報を記憶する(ステップS5)。一方、出力部44は、その配送スケジュール情報を出力する(ステップS6)。出力された配送スケジュール情報は、通信ネットワークを介して、端末装置46で表示または印刷される。
次に、水素流通管21内に設置されたセンサ32が水素流量を検出する(ステップS7)。そして、センサ32からの入力信号を受けた監視装置側判定部33は、ステップ2と同様にして水素残量を算出する(ステップS8)。次に、算出された水素残量をもとに切替制御部34は、水素残量が切替必要量以下であるか否かを判定する(ステップS9)。水素残量が切替必要量以下でないと判定されたときには、ステップ7に戻る。水素残量が切替必要量以下であると判定されたときには、切替制御部34は、水素供給装置20からガス改質装置に動作を切り替える(ステップS10)。動作を切り替えるとは、水素供給装置20の駆動を止めると同時にガス改質装置23の駆動を始め、水素流通管21のバルブを制御して、水素供給装置20側のバルブを閉じ、ガス改質装置23側のバルブを開けることをいう。このようにして、配送スケジュール管理システムの動作が終了する。
図4は、配送スケジュール管理システムの応用例を示す概念図である。図3の応用例においては、まずセメント工場50の廃熱を利用して、発電設備51において発電する。発電設備51で得た電力の大部分は、電力会社等に売却されるが、セメント工場50の廃熱のエネルギーは大きいため、余剰電力が生じる。この余剰電力を、都市ガス、天然ガス等の大規模な水素製造装置52に供給し、水素を発生させる。発生させた水素は、水素充填施設11で水素貯蔵カートリッジ10に充填される。水素貯蔵カートリッジ10を一人の配送作業員が扱えるように、水素貯蔵カートリッジ10の容量は20Lとし、重量を15kg程度とする。
水素貯蔵容器の材料には、耐圧性を考慮しステンレスを用いる。上記の容量で、リチウム系の水素貯蔵体を用いた場合、平均的な家庭の消費電力を10kWh/日とすると、1本の水素貯蔵カートリッジ10あたり、2日程度の水素を貯蔵できることになる。このような仕様に水素貯蔵カートリッジ10が設計され、水素配送システムの運用が行なわれるとしても、水素供給装置20が保持できる本数は、装置の仕様により、任意に変えられるため、不都合は生じない。
水素充填施設11は、一定の地域(コロニー)ごとに設ける。たとえば、半径20kmとしてもよいし、100世帯を一つのコロニーとしてもよい。その一定の地域のエネルギー供給システム19には、担当の水素充填施設11から水素貯蔵カートリッジ10が配送される。
水素が充填された水素貯蔵カートリッジ10は、トラック55により配送され、代わりに水素が放出された水素貯蔵カートリッジ10は、トラック55により回収され、水素充填施設11に戻される。トラック55は、配送作業員により運転される。トラックによる配送および回収により、たとえば1日100本の水素貯蔵カートリッジが配送された場合には、トラック1台あたり365000kWhのエネルギーの輸送が実現可能である。
ユーザである家庭または事業所等には、エネルギー供給システム19が設置されており、水素供給装置20、ガス改質装置23および水素エンジン26が設けられている。水素供給装置20には、水素貯蔵カートリッジ10が複数本取り付けられており、たとえば、水素残量があと1/4本分の貯蔵量となったときには、配送スケジュール管理システム30により管理装置40にそのユーザへの配送が組み込まれた配送スケジュールが記憶され、配送作業員は水素充填施設11の端末装置46または携帯の端末装置46により、その配送スケジュールを確認する。配送作業員は、その配送スケジュールに従って、配送を行なう。このようにして、ユーザである各家庭または事業所等には、常に水素が充填された水素貯蔵カートリッジ10が設置され、効率の良い配送および回収が実現される。
また、各ユーザは、水素を用いたコジェネレーションシステムを構築することができる。たとえば、水素エンジン26の動力により発電機を駆動させて、交流電力を得ることができる。また、水素エンジン26または水素供給装置20の余剰熱を暖房設備や温水供給装置に用いることができ、さらには防火用水に転用することも可能である。また、水素貯蔵カートリッジ10を利用できる水素自動車58があれば、その自動車にも配送された水素貯蔵カートリッジ10を用いることもできる。このように、効率のよいコジェネレーションシステムを構築することができ、環境問題の解決に寄与することができる。さらに、補助的に太陽光発電装置57を設けたシステムとすれば、エネルギーの自給率が上がり、システムの普及に有利となる。また、このような配送システムを構築することで、一定のコロニーの中で効率よくエネルギーを循環させ、水素利用を地域に定着させることができる。
[実施形態2]
上記の実施形態1の配送スケジュール管理システム30では、水素残量を算出し、所定値と比較する判定部を水素残量監視装置31側に有していたが、管理装置40側に有する構成としてもよい。図5は、管理装置70が管理装置側判定部72を有する配送スケジュール管理システム60の電気的な構成を示すブロック図である。
図5に示すように、配送スケジュール管理システム60は、水素残量監視装置61、管理装置70および端末装置77から構成されている。水素残量監視装置61は、センサ62、切替制御部63および送受信部64から構成されている。センサ62は、上記のエネルギー供給システム19の水素流通管21内に設けられており、水素ガスの流量を検出する。センサ62には、一般的な気体流量センサを用いる。その他、流量を検出できるセンサであれば限定されず、圧力センサを使った装置であってもよい。送受信部64は、監視装置側送受信部として、センサにより検出された流量を、通信ネットワークを介して管理装置70へ送信する。流量のデータの送信は、常時送信する方式により行なってもよいが、定期的に送信を行なう方式としてもよい。
切替制御部63は、水素供給装置20、またはガス改質装置23のいずれか一方から水素エンジン26に対して水素が供給されるように、水素供給装置20およびガス改質装置23の動作を制御する。すなわち、一定の場合には、ガス改質装置23から水素エンジン26に対して水素を供給させる。
管理装置70は、送受信部71、管理装置側判定部72、作成部73、記憶部74および出力部75から構成されている。管理装置70は、通信ネットワークに接続されている。送受信部71は、管理装置側送受信部として水素残量監視装置61から送信された流量データを、通信ネットワークを介して受信する。
管理装置側判定部72は、送受信部71が受けた流量のデータに基づいて水素貯蔵カートリッジ10の水素残量を算出し、算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定する。管理装置側判定部72は、さらに算出された水素残量が、切替必要量以下であるかどうかを判定し、水素残量が切替必要量以下である場合には、ガス改質装置23から水素エンジン26に対して水素を供給させる。これにより、水素貯蔵カートリッジ10の水素残量がほぼ無くなった場合であっても、ガス改質装置23が動作することで補助的に水素を供給することができる。したがって、各ユーザが水素の不足を意識することなく、水素エネルギーを効率よく利用することを可能にする。また、水素貯蔵カートリッジの配送能力を超えて、水素消費量が一時的に多くなる場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。なお、管理装置側判定部72は、たとえばCPUにより構成される。
記憶部74は、作成された配送スケジュール情報を記憶する。記憶部74は、たとえばRAM等により構成される。出力部75は、配送スケジュール情報を出力する。これにより、配送作業員が水素の残量に関わらず、一定期間ごとに各ユーザに水素貯蔵カートリッジ10を配送する手間を無くすことができる。また、各ユーザで水素消費量が一時的に多くなる場合もあるが、そのような場合でも貯蔵水素不足に迅速に対応することが可能となる。このように、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジ10の配送を可能にする。出力は、通信ネットワークを介して、端末装置77へ行なう。通信ネットワークを介さないで、直接ケーブルにより行なってもよい。
作成部73は、受信した判定結果に基づいて、水素貯蔵カートリッジ10を配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する。作成部73は、たとえばCPUにより構成される。
端末装置77は、入力部78、表示部79および印刷部80から構成されている。入力部78は、入力部として管理装置70から出力された配送スケジュール情報を受信する。表示部79は、入力された配送スケジュール情報を、たとえばディスプレイにより画像表示する。印刷部80は、上記画像表示の内容を紙類に印刷する。紙類とは、紙以外にもフィルム等も含む。端末装置77は、表示部79および印刷部80のいずれか一方を有するものであってもよい。
配送スケジュール管理システム60の動作は、実施形態1の配送スケジュール管理システム60とほぼ同様である。ただし、水素残量の算出、およびその水素残量が所定量以下であるか、または切替必要量以下であるかの判定については、管理装置側判定部72が水素残量監視装置61からの信号を通信ネットワークを介して受信し、行なう。なお、実施形態2においても、実施形態1と同様の変形例がその概念に含まれる。
[実施形態3]
上記の実施形態1の配送スケジュール管理システム30では、水素貯蔵カートリッジ10の水素残量の判定結果から配送スケジュールを作成するが、水素エンジン26の生成した電力の生成量、蓄積量または消費量を計測し、そのエネルギー情報に基いて配送スケジュールを作成することとしてもよい。
図6は、エネルギー情報に基いて配送スケジュールを作成する配送スケジュール管理システム100の電気的な構成を示すブロック図である。図6に示すように、配送スケジュール管理システム100は、水素残量監視装置101、管理装置110および端末装置116から構成されている。水素残量監視装置101は、センサ102、監視装置側判定部103、切替制御部104、送信部105、発電量計測部106(エネルギー計測部)、および監視装置側蓄積部107から構成されている。センサ102は、エネルギー供給システム19の水素流通管21内に設けられており、水素ガスの流量を検出する。センサ102には、一般的な気体流量センサを用いる。その他、流量を検出できるセンサであれば、これに限定されず、圧力センサを使った装置であってもよい。
監視装置側判定部103は、センサ102により検出された流量に基づいて水素貯蔵カートリッジ10の水素残量を算出し、算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定する。送信部105は、監視装置側判定部103による判定結果を、通信ネットワークを介して管理装置110へ送信する。判定結果には、水素貯蔵カートリッジの水素残量が少なくなったエネルギー供給システム19のID情報を含む。監視装置側判定部103は、たとえばCPUにより構成される。
切替制御部104は、水素供給装置20、またはガス改質装置23のいずれか一方から水素エンジン26に対して水素が供給されるように、水素供給装置20およびガス改質装置23の動作を制御する。すなわち、監視装置側判定部103で算出された水素残量が、切替必要量以下であるかどうかを判定し、水素残量が切替必要量以下である場合には、ガス改質装置23から水素エンジン26に対して水素を供給させる。切替制御部104は、たとえばCPUにより構成される。
発電量計測部106は、水素エンジンが発電した発電量を計測する。発電量計測部106としては、一般的な電力測定器を用いることができる。発電量計測部106は、電力およびこれを積算した電力量のデータを計測する。監視装置側蓄積部107は、発電量計測部106が計測した発電量のデータを蓄積する。発電量のデータは、たとえば時刻とともに経時的に蓄積される。監視装置側蓄積部107は、RAM等のメモリ、ハードディスク等により構成される。
管理装置110は、受信部111、作成部112、記憶部113、出力部114および管理装置側蓄積部から構成されている。管理装置110は、通信ネットワークに接続されている。そのため、特にその設置場所は限定されない。水素充填施設11内に設置してもよいし、まったく異なる場所に設置してもよい。受信部111は、水素残量監視装置111から送信された判定結果を、通信ネットワークを介して受信する。作成部112は、受信した判定結果に基づいて、水素貯蔵カートリッジ10を配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する。作成部112は、たとえばCPUにより構成される。
記憶部113は、作成された配送スケジュール情報を記憶する。記憶部113は、たとえばRAM等により構成される。出力部114は、配送スケジュール情報を出力する。出力は、通信ネットワークを介して、端末装置116で行なう。出力は、通信ネットワークを介する必要はなく、直接ケーブルを接続して行なってもよい。管理装置側蓄積部115は、受信部111が受信した発電量のデータを蓄積する。たとえば、管理装置側蓄積部115は、RAM等のメモリ、ハードディスク等により構成される。
端末装置116は、入力部117、表示部118および印刷部119から構成されている。入力部117は、入力部として管理装置110から出力された配送スケジュール情報を受信する。表示部118は、入力された配送スケジュール情報を、たとえばディスプレイにより画像表示する。
ディスプレイの種類としては、CRT、液晶、エレクトロルミネッセンス等によるものを用いることができ、特に限定されない。印刷部119は、上記画像表示の内容を紙類に印刷する。印刷内容は、印刷用にまとめられた内容であってもよい。
以下に、配送スケジュール管理システム100の特徴的な動作を説明する。基本的な動作は、実施形態1の配送スケジュール管理システム30と同様であるが、次の動作が平行して行なわれる。まず、発電量計測部106が水素エンジンが発電した発電量を計測する。次に、監視装置側蓄積部107が、計測された発電量の情報(エネルギー情報)を蓄積する。送信部は、監視装置側蓄積部107に蓄積された発電量の情報を定期的に、通信ネットワークを介し、管理装置に送信する。管理装置の受信部は、通信ネットワークを介し、発電量の情報を受信し、管理装置側蓄積部115に蓄積する。そして、作成部が管理装置側蓄積部115から発電量の情報を読み取り、これを反映させて、配送スケジュールを作成する。
家庭の電力消費量は、曜日によって異なる場合がある。たとえば、平日の電力消費量に比べて土曜日や日曜日等の休日の電力消費量が多い場合には、必要となる発電量も多くなり休日に水素貯蔵カートリッジ10内の水素を急激に消費することになる。あらかじめ、このようなユーザごとの電力消費パターンをデータにより把握しておき、休日に水素貯蔵カートリッジ10が空になる可能性が50%以上である場合には休日の前日に水素貯蔵カートリッジ10を配送する配送スケジュールを作成するというような処理を行なう。このようにして、さらに細かいニーズへの対応を可能にし、無駄のない効率的な水素貯蔵カートリッジ10の配送を可能にする。すなわち、発電量等をモニタすることで、ユーザ側の電気の使用状況を把握し、使用状況を配送スケジュールに加味することで、オンデマンド型でさらにユーザの利便性を生かした配送スケジュール管理システムの構築を可能にする。
なお、エネルギー計測部としては、発電量計測部106以外にも、消費電力を計測する消費電力計測部や蓄電量を計測する蓄電量計測部も含まれる。この場合にも、エネルギー計測部は、電力およびこれを積算した電力量のデータを計測する。また、たとえば、エネルギー生成装置は水素エンジンではなく、水素ガスヒータであってもよく、その場合には、エネルギー計測部として熱エネルギー計測器を用いることも可能である。この場合には、発生する熱エネルギーおよびその積算値が計測される。また、実施形態3においても、実施形態1および実施形態2と同様の変形例がその概念に含まれる。
本発明を適用する水素配送システムの例を示す構成図である。 本発明に係る配送スケジュール管理システムの電気的構成を示すブロック図である。 本発明に係る配送スケジュール管理システムの動作を示すフローチャートである。 本発明に係る配送スケジュール管理システムの応用例を示す概念図である。 本発明に係る配送スケジュール管理システムの電気的構成を示すブロック図である。 本発明に係る配送スケジュール管理システムの電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 水素貯蔵カートリッジ
19 エネルギー供給システム
20 水素供給装置
21 水素流通管
22 ホルダ
23 ガス改質装置
26 水素エンジン(エネルギー生成装置)
27 水蒸気流通管
30、60、100 配送スケジュール管理システム
31、61、101 水素残量監視装置
32、62、102 センサ
33、103 監視装置側判定部
34、63、104 切替制御部
35、105 送信部
40、70、110 管理装置
41、111 受信部
42、73、112 作成部
43、74、113 記憶部
44、75、114 出力部
46、77、116 端末装置
47、78、117 入力部
48、79、118 表示部
49、80、119 印刷部
64 送受信部(監視装置側送受信部)
71 送受信部(管理装置側送受信部)
72 管理装置側判定部
106 発電量計測部(エネルギー計測部)
107 監視装置側蓄積部
115 管理装置側蓄積部

Claims (7)

  1. エネルギー生成装置へ供給する水素を貯蔵する水素貯蔵カートリッジ内の水素残量を監視する水素残量監視装置と、通信ネットワークを介して前記水素残量監視装置から情報を受信する管理装置とから構成された水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システムであって、
    前記水素残量監視装置は、
    前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出するための物理量を検出するセンサと、
    前記センサにより検出された物理量に基づいて前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出し、前記算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定する監視装置側判定部と、
    前記通信ネットワークを介して前記監視装置側判定部による判定結果を前記管理装置へ送信する送信部と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記通信ネットワークを介して前記判定結果を受信する受信部と、
    前記受信した判定結果に基づいて、前記水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する作成部と、
    前記作成された配送スケジュール情報を記憶する記憶部と、
    前記配送スケジュール情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする配送スケジュール管理システム。
  2. 前記水素残量監視装置は、
    前記水素貯蔵カートリッジを有する水素供給装置、または炭化水素系ガスを供給する配管に接続され、前記配管から供給された炭化水素系ガスを水素に改質するガス改質装置のいずれか一方から前記エネルギー生成装置に対して水素が供給されるように前記水素供給装置および前記ガス改質装置の動作を制御する切替制御部を更に備え、
    前記切替制御部は、前記算出された水素残量が、切替必要量以下であるかどうかを判定し、水素残量が切替必要量以下である場合には、前記ガス改質装置から前記エネルギー生成装置に対して水素を供給させることを特徴とする請求項1記載の配送スケジュール管理システム。
  3. 通信ネットワークを介して、エネルギー生成装置へ供給する水素を貯蔵する水素貯蔵カートリッジ内の水素残量を監視する水素残量監視装置および管理装置が情報を送受信する水素貯蔵カートリッジの配送スケジュール管理システムであって、
    前記水素残量監視装置は、
    前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出するための物理量を検出するセンサと、
    前記センサにより検出された物理量を、前記通信ネットワークを介して前記管理装置へ送信する監視装置側送受信部と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記水素残量監視装置との間で情報を送受信する管理装置側送受信部と、
    前記管理装置側送受信部が受信した前記物理量に基づいて前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出し、前記算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定する管理装置側判定部と、
    前記管理装置側判定部による判定結果に基づいて、前記水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成する作成部と、
    前記作成された配送スケジュール情報を記憶する記憶部と、
    前記配送スケジュール情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする配送スケジュール管理システム。
  4. 前記水素残量監視装置は、
    前記水素貯蔵カートリッジを有する水素供給装置、または炭化水素系ガスを供給する配管に接続され、前記配管から供給された炭化水素系ガスを水素に改質するガス改質装置のいずれか一方から前記エネルギー生成装置に対して水素が供給されるように前記水素供給装置および前記ガス改質装置の動作を制御する切替制御部を更に備え、
    前記管理装置側判定部は、前記算出した水素残量が、切替必要量以下であるかどうかを判定し、水素残量が切替必要量以下である場合には、切替信号を前記管理装置側送受信部を介して前記水素残量監視装置へ送信し、
    前記切替制御部は、前記監視装置側送受信部が前記管理装置から前記切替信号を受信したときは、前記ガス改質装置から前記エネルギー生成装置に対して水素を供給させることを特徴とする請求項3記載の配送スケジュール管理システム。
  5. 前記水素残量監視装置は、更に
    前記エネルギー生成装置が生成したエネルギーの生成量、蓄積量または消費量を計測するエネルギー計測部と、
    前記エネルギー計測部により計測されたにエネルギーの生成量、蓄積量または消費量のデータをエネルギー情報として蓄積する監視装置側蓄積部と、を備え、
    前記管理装置は、更に
    前記エネルギー情報を蓄積する管理装置側蓄積部を備え、
    前記送信部は、前記監視装置側蓄積部に蓄積された前記エネルギー情報を、前記通信ネットワークを介して前記管理装置へ送信し、
    前記受信部は、前記通信ネットワークを介して前記エネルギー情報を受信して、前記監視装置側蓄積部に入力し、
    前記作成部は、前記管理装置側蓄積部に蓄積された前記エネルギー情報を読み出し、前記エネルギー情報を反映させて、前記水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の配送スケジュール管理システム。
  6. 前記請求項1から請求項5のいずれかに記載された配送スケジュール管理システムに用いられる端末装置であって、
    前記管理装置から出力された前記配送スケジュール情報を入力する入力部と、
    前記入力した前記配送スケジュール情報を表示する表示部または紙類に印刷する印刷部を備えることを特徴とする端末装置。
  7. エネルギー生成装置へ供給する水素を貯蔵する水素貯蔵カートリッジ内の水素残量を監視し、前記水素残量に応じて前記水素貯蔵カートリッジの配送スケジュールを管理する配送スケジュール管理方法であって、
    前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出するための物理量を検出するステップと、
    前記検出された物理量に基づいて前記水素貯蔵カートリッジの水素残量を算出するステップと、
    前記算出した水素残量が所定量以下であるか否かを判定するステップと、
    前記判定結果に基づいて、前記水素貯蔵カートリッジを配送する配送期間を含む配送スケジュール情報を作成するステップと、
    前記作成された配送スケジュール情報を記憶するステップと、
    前記配送スケジュール情報を出力するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする配送スケジュール管理方法。


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