JP7244039B2 - 水素水生成装置及び同装置に使用する水素ガスボンベの水素ガス充填配送システム - Google Patents

水素水生成装置及び同装置に使用する水素ガスボンベの水素ガス充填配送システム Download PDF

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Description

この発明は、水素ガスボンベを用いた水素水生成装置でありながら、装置の構造構成を安全に組み立てることができるようにし、かつ水素ガスボンベの安全な着脱が行えるようにし、更には家庭で生成できる水素水の材料となる高圧の水素ガスが充填された水素ガスボンベを安全に管理しながら、かつ家庭で簡易に高濃度の水素水を生成でき、しかも消費した後の水素ガスボンベを専門のガス充填業者に充填させて家庭に水素ガスボンベを簡易に配達できるようにした水素水生成装置及び同装置に使用する水素ガスボンベ水素ガス充填配送システムに関する。
従来、水素水が健康向上に貢献する研究データ等から水素水の需要が急激に高まっている。かかる需要にこたえるべく水素水をペットボトルに充填して手軽に水素水の摂取が可能な時代になった。
しかし、水素水をペットボトルやアルミパウチ等に充填しても所詮完全なガス漏洩防止は行えないため水素の含有量は1PPMから2.5PPMくらいにとどまっているのが現状である。そこで、より多量の水素を含有する水素水とするためには、水の電気分解で発生した水素ガスをそのまま水に溶解して水素水を生成したり予め水素ガスを発生する水素発生部材をガス透過膜の収納袋に収納しそのままペットボトルに投入してペット内で水素水を生成しそのまま飲用したりする方法等の技術が現われた。
しかし、これらの技術は一長一短があり、水の電気分解技術は多量の水素水を得ることが困難であり、装置が高価につき家庭内用として普及できない欠点があり、また水素ガス発生剤を封入した袋をペットボトルに投入する技術は簡易であるが発生までに約一日を要し即応性がないと共に、また金属イオンの流出防止を完全に行うための技術が不十分であり総合的に水素発生の技術としては煩雑となる欠点があった。
そこで、本発明者は家庭用の水素ボンベを使用して溶解水素水を生成し、しかも水素の濃度も充分に確保しうる水素水生成技術を模索していた。そこで家庭にシステム的に配送しうる水素ガスボンベを使用しながら水素ガスボンベから直接に水素ガスを放出しそのまま水に溶解すればガスの圧力調整次第で高濃度の水素濃度を有した水素水の生成が可能であるという発想に達した。
このような、水素ガスボンベを用いた水素水の供給装置としては、所定濃度以上の水素水の供給を可能とするために、水素ガス供給手段としての水素ガスボンベと、水素ガスボンベから供給される水素ガスのガス圧を制御するガス圧調整手段と、水素ガスボンベから供給される水素ガスを水道水に溶解させて水素水を生成する水素ガス溶解手段と、を備え、水素ガス溶解手段に供給される水素ガスのガス圧が検出された水温によって規定される範囲内に収まるようにガス圧調整手段を制御する制御手段を備えた水素水供給装置が開示されている(特許文献1参照。)。
特開2016-077987
ところが、かかる水素ガスボンベを使用する発想は工場的な大規模で行う水素水生成であれば簡易であるが、水素ガスは軽量かつ危険な特有の性質を有し、特に爆発の危険性を充分に考慮した利用方法が確立されなければならない。他方、家庭でコンパクトな水素ガスボンベを使用した水素水生成装置については水素ガスボンベの取扱いや新たな水素ガス充填の作業をハード的に確立することはできるとしても家庭においてハンディに水素ボンベを自分で取扱い専門家に継続的に供給してもらいながら旧ボンベと取り換える、すなわち、ガス消費のたびに新たに水素の充填が行えるようなガス供給システムがソフト的に確立することは煩雑であり水素ガスボンベ由来の水素水生成装置が普及しない一因となっていた。
特に、水素ガスという特性から水素ガスボンベへの水素ガスの充填が専門業者でなければできないという法規制と技術上の特殊性がある。そこで、家庭内に設置した水素生成装置に装着した簡易な水素ボンベに水素ガスを継続的に安全迅速に供給することは装置の構
造上からも困難な状況であった。そこで、水素水生成装置の家庭内設置から水素ガスボンベのガス充填配送、及びこれらのメンテナンスに至るまでの総合的な水素水生成システムというビジネスモデルが必要となる。
加えて、装置としての水素水生成技術については、最近、健康志向の風潮に合致して水素水生成装置が多数考案されている。水素水発生技術はすでに公知であり、AlやMgの金属と酸化Caや水酸化Ca等の水素発生剤の混合粉に水を反応させることにより水素ガスを生成することができ、かかる水素ガスを飲料水に接触溶解させることにより水素水が生成される。
例えば、水素発生剤は不織布等の小袋中に水素発生剤を収納し、この小袋をペットボトル等の飲料水容器中に投入する技術(例えば、特許文献1参照。)が出現した。
ところが、これらの実施形態において最も重要なことは、水素反応生成時にAlやMgから派生する金属イオンが飲料水中に溶出しないようにいかに金属イオンをブロックするかという技術課題があった。
かかる課題は、水素発生剤を用いて水素ガスを発生させる場合どうしても避けて通れない技術課題となり、そのために水素発生剤中に金属イオンをブロックする成分を混入したり、発生剤収納袋自体を金属イオンブロック成分で加工したりする技術が用いられてきた。
そこで予め水素ガスボンベを用いれば水素発生剤から溶出する金属イオンのブロック課題は解消するという発想に至り、水素ガスボンベを用いることにより直接的に水素ガスを水に溶解して水素水を生成する技術が考えられた。
すなわち、予め水素ガスが収納されたガスボンベを使用してボンベから水素ガスを取り出しそのまま水に溶存させる技術である。
しかし、水素ガスボンベはその取扱いに安全上の高度な注意を要することとボンベ交換等の手間や安全性等の煩雑な課題を解消する必要があるために家庭や職場等において簡易に水素水生成装置に水素ガスボンベを使用するというビジネスモデルはいまだに普及しない原因となっていた。
本発明は、上記課題を解決するために、小型の水素ガスボンベを用いることにより簡単な構造装置として容易に水素水を生成でき、しかも水素ガスボンベの取換え等の作業も専門的な業者によって安全にかつ効率的に行えるシステムを構築して家庭内で即座に水素水を生成し飲料に供することができ、従来の水素水のように保存する手間や保存器具等を必要とせず手軽に所定濃度の水素溶存水を生成することができる水素水生成装置を提供することを目的とし、更には、家庭用の水素水生成装置を使用するユーザー、家庭用の水素水生成装置を製造・販売する業者、水素水生成装置で消費した水素ガスボンベのメンテナンスを行う複数の業者により通信ネットワークを構築し、水素水の生成が家庭で容易に行え、かつ生成水素水の水素含有濃度は従来の水素水に比し格段に向上し水素の人体に及ぼす効能効果を充分に得ることができる家庭用の水素水生成装置に使用する水素水生成装置及び同装置に使用する水素ガスボンベ水素ガス充填配送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明は、水素ガスボンベのノズル先端にガスバルブユニットを一体に連設固定し、
前記ガスバルブユニットにおけるガス流通操作バルブの下手側に位置するガス送出端部には取外し自在にガス送気管の基端である端部を連通連設し、
前記ガス送気管の先端は内部を密閉空間とした水素水生成槽に連通連設し、
前記水素水生成槽には、前記ガス送気管より供給された水素と給水管より供給された水とが混合した水素水を吐水する水素水吐水部を設け、
前記ガスバルブユニットは、
前記水素ガスボンベの雌ネジが切られたノズル先端に螺合連設した雄パイプと、
前記雄パイプに一体に螺合連設した雌パイプと、
前記雌パイプの先端に設けた前記ガス流通操作バルブと、
該バルブの下手側に連通連設したガス送出端部と、
よりなり、
前記雄パイプは、全長に亘って雄ネジが切られ、一端側が前記水素ガスボンベの前記ノズルに螺合するとともに、他端側が前記雌パイプに螺合し、
前記雌パイプは、全長に亘って雌ネジが切られ、一端側が前記雄パイプの他端側に螺合するとともに、他端側が前記ガス流通操作バルブの上手側の雄ネジが切られた一端部に螺合し、
前記ガス流通操作バルブは、下手側の雄ネジが切られた他端部が前記ガス送出端部を構成し、
前記水素ガスボンベから、前記ノズル、前記雄パイプ、前記雌パイプ、前記ガス流通操作バルブを介して前記ガス送出端部に至る流路を水素ガス流通路とし、
前記水素水生成槽は水素ガスが充満するだけの内部密閉空間とした装置ケースに収納され、
前記装置ケースは側面に収容部を備え、
前記収容部には、
前記ガス送気管の端部と、このガス送気管の端部に一端側が取付けられ雌ネジが切られた連結ボルト筒と、が露出しているとともに、
前記連結ボルト筒に螺合する雄ネジが切られたガス送出端部を有するガスバルブユニットと、このガスバルブユニットを連通連結する水素ガスボンベと、を有する水素ガス流通メンバー部材が収容され、
前記ガスバルブユニットの前記ガス送出端部と、ガス送気管に取付けられた前記連結ボルト筒の端部とは、螺合機構を介して取外し自在に連通連結するように構成された、
ことを特徴とする水素水生成装置を提供せんとするものである。
また、前記水素ガスボンベから前記ガス送気管を介して前記水素水生成槽に供給される水素ガスの圧力を一定に調整保持するガス調圧機構を備えたことにも特徴を有する。
前記水素水吐水部は、生成水素水の吐水・止水を行う止水弁がその流路の中途に配されているとともに、
前記止水弁は、電気的又は機械的に止水弁を制御する制御機構と接続され、
前記制御機構は、前記給水管の中途にて通水状態と止水状態とに切替を行う水切替弁、前記ガス送気管の中途にて通気状態と止水状態とに切替を行うガス切替弁、と接続されていることにも特徴を有する。
また、この発明は、水素水生成装置に使用する水素ガスボンベ水素ガス充填配送システムであって、家庭用の前記水素水生成装置に装着した前記水素ガスボンベに対する水素ガス充填配送サービスを行うシステムサーバと、水素ガスの充填配送サービスに係る会員がそれぞれ有する会員用端末と、公衆通信回線網を介して前記システムサーバと前記会員用端末とがそれぞれ相互に通信可能に接続された水素ガス充填配送システムであって、前記システムサーバは、前記水素水生成装置の製造業者と、前記水素水生成装置の販売業者と、前記水素水生成装置で消費した水素ガスボンベの回収を行うボンベ回収業者と、前記水素水生成装置で消費した水素ガスを水素ガスボンベに充填するガス充填業者と、前記水素水生成装置を使用するユーザーと、を水素ガス充填配送システムの会員として登録する会員登録手段と、前記ユーザーが使用する前記水素水生成装置の装置特性情報であって、水素水生成装置を使用するユーザー名、住所、電話・FAX番号、水素水生成装置の製造業者名、水素水生成装置の型番、水素水生成装置の販売業者名、水素水生成装置の仕様から構成される装置特性情報を登録する装置特性登録手段と、前記販売業者が前記水素水生成装置をユーザーに販売する際の販売特性情報であって、購入契約書の契約年月日、契約内容、水素水生成装置の支払い方法、購入金額、水素水生成装置の販売業者名、水素水生成装置のユーザー名から構成される販売特性情報を登録する販売特性登録手段と、前記ボンベ回収業者が前記水素ガスボンベを回収するためのボンベ回収特性情報であって、前回のボンベ回収日時、次回のボンベ回収予定日時、ボンベ内のガス残量検査日時、ガス調圧機構着脱の記録、水素ガスボンベのガス充填業者名、ボンベ着脱回収費用から構成されるボンベ回収特性情報を登録するボンベ回収登録手段と、前記ガス充填業者が水素ガスを前記水素ガスボンベに充填するためのガス充填特性情報であって、水素ガスボンベ受領日時、ガス充填完了日時、ボンベ回収業者への引渡日時、ボンベ回収業者名、ガス充填費用で構成されるガス充填特性情報を登録するガス充填登録手段と、を備えたことを特徴とすることを特徴とする水素ガス充填配送システムとした。
この発明によれば、水素ガスボンベのノズル先端にガスバルブユニットを一体に連設固定し、ガスバルブユニットにおけるガス流通操作バルブの下手側に位置するガス送出端部には取外し自在にガス送気管の基端である端部を連通連設し、ガス送気管の先端は内部を密閉空間とした水素水生成槽に連通連設し、水素水生成槽には水素水吐水部を設けたことにより、水素ガスボンベからガスバルブユニットを介したガス送出端部までが一体構成のガス流通メンバー部材となり、かかる一体のガス流通メンバー部材における最下手側のガス送出端部が水素水生成メンバー部材の始端となるガス送気管と取外し自在であるために、仮に水素ガスボンベの水素ガスが消費された場合に水素ガスボンベ単体を取り替えるのではなく、水素ガスボンベからガスバルブユニットを介したガス送出端部までの水素ガス流通路を一体構成したガス流通メンバー部材を水素水生成メンバー部材の始端であるガス送気管から取外してガス流通操作バルブを開放操作してガス送出端部の開口端部から別途用意した液体水素注入装置より液体水素を注入する。液体水素が水素ガスボンベに供給されるとガス流通操作バルブを閉塞操作してガス送出端部の開口端部から水素ガスが流出しない状態とする。その後、ガス送出端部に水素水生成メンバー部材の始端となるガス送気管を接続しガス流通操作バルブを開放操作することにより、水素ガスボンベ内で液体水素からガス化した水素ガスはガス送気管を介して水素水生成槽に送られて水素水の生成を行うことができることになる。
すなわち、ガスボンベを有するガス流通メンバー部材と水素水生成槽を有する水素水生成メンバー部材とを取外し自在の別体としてガス流通の遮断・流通を自在に構成したことにより、ガスボンベを設けたガス流通メンバー部材単体を切り離して水素ガスボンベへの液体水素注入作業を行うことができることになり、特殊技能を有するガス取扱い主任等によってガスボンベ自体の取り替え等の作業を必要とせず簡便に液体水素の補充が可能となり、水素水生成技術の普及に大いに貢献することができる効果がある。
また、請求項2の発明によれば、前記水素ガスボンベから前記送気管を介して前記水素水生成槽に供給される水素ガスの圧力を一定に調整保持するガス調圧機構を備えたことにより、一定の圧力で水素ガスを水素水生成槽に混入させることで、例えば水素ガスボンベの交換後であっても水素水生成装置で生成される水素水に含まれる水素が規定の高濃度を維持できるようになる。
また、請求項3の発明によれば、前記水素水吐水部は、生成水素水の吐水・止水を行う止水弁がその流路の中途に配されているとともに、前記止水弁は、前記電気的又は機械的に止水弁を制御する制御機構と接続され、前記制御機構は、給水管の中途にて通水状態と止水状態とに切替を行う水切替弁、前記ガス送気管の中途にて通気状態と止水状態とに切替を行うガス切替弁、と接続されていることにより、制御機構によってガスと水との効率的な混合動作による水素水の生成作業が可能となる。
請求項4の発明によれば、水素水の生成が家庭で容易に行え、かつ生成水素水の水素含有濃度は従来の水素水に比し格段に向上し、効能効果を充分に得ることができる家庭用の水素水生成装置に使用する水素ガスボンベ水素ガス充填配送システムを提供することができる。
本実施形態の水素ガス充填配送システムの概要を示す図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの構成を示す図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムのシステムサーバの構成を説明するブロック図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの会員登録手段である関連業者登録処理を説明するフローチャートである。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの会員登録手段であるユーザー会員登録処理を説明するフローチャートである。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの関連業者登録情報を説明する図である。 実施形態の水素ガス充填配送システムのユーザー会員登録情報を説明する図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの装置特性情報を説明する図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの販売特性情報を説明する図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムのボンベ回収特性情報を説明する図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムのガス充填特性情報を説明する図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの水素ガス充填配送サイトにおける初期画面を説明する図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの水素ガス充填配送サイトにおける会員のログイン画面を説明する図である。 本実施形態の水素ガス充填配送システムの水素ガス充填配送サイトにおける会員用メニュー画面を説明する図である。 本発明の水素水生成装置の外観を示した概略説明図である。 水素ガス流通メンバー部材の構成を示した分解断面図である。 本発明の水素水生成装置の概略説明図である。 本発明の水素水生成装置において水素ガスボンベの取替えのための分解作業図である。
この発明の要旨は、水素ガスボンベのノズル先端にガスバルブユニットを一体に連設固定し、ガスバルブユニットにおけるガス流通操作バルブの下手側に位置するガス送出端部には取外し自在にガス送気管の基端を連通連設し、ガス送気管の先端は内部を密閉空間とした水素水生成槽に連通連設し、水素水生成槽には水素水吐水部を設けてなる水素水生成装置に関する。
また、ガスバルブユニットは、水素ガスボンベのノズル先端に固設した雄パイプと、雄パイプに一体に螺合連設した雌パイプと、雌パイプの先端に設けたガス流通操作バルブと、該バルブの下手側に連通連設したガス送出端部とよりなり、水素ガスボンベからノズル、雄パイプ、雌パイプ、ガス流通操作バルブを介してガス送出端部に至る流路を水素ガス流通路としたことに関する。
また、ガスバルブユニットのガス送出端部とガス送気管の基端とは、螺合機構を介して取外し自在に連通連結することにより、水素ガスボンベへの水素ガスの充填は水素ガスボンベと一体のガスバルブユニットにおけるガス送出端部をガス送気管から取外してガスバルブユニットにおけるガス送出端部から水素ガス流通路を介して水素ガスボンベへ水素ガスの注入充填を行うことに関する。
この発明の実施例を、図15に示す。図15は、水素水生成装置30の一例を示した説明図である。水素水生成装置30は、箱型状に形成された装置ケース31の側面に水素ガスボンベ32を備えた水素ガス流通メンバー部材32aを収容する収容部32bが形成され、また、給水管32cが接続されており、前面に形成した水素水吐水部37の注出ハンドル37aを操作することにより、水素ガス流通メンバー部材32aより供給される水素と、給水管32cより供給される水とを混合して水素水を生成し、水素水吐水部37に形成した注出口37bより水素水を吐出させて飲用等に供することができるよう構成している。
また、本実施形態に係る水素水生成装置30では、水素ガスボンベ32のノズル先端にガスバルブユニット38を一体に連設固定し、ガスバルブユニット38におけるガス流通操作バルブ33の下手側に位置するガス送出端部33aはガス送気管35の基端と取外し自在に連通連設可能に構成しており、かかる連続した構成部材、すなわち、水素ガス流通メンバー部材32aとしている。
更には、かかる一体のガス流通メンバー部材32aにおける最下手側のガス送出端部33aには、ガス送気管35とガス送気管35の先端に連通連設した内部密閉空間の水素水生成槽36と水素水生成槽36に設けた水素水吐水部37とが連続して連通連設されており、これらのガス送気管35と水素水吐水部37を有する水素水生成槽36とにより水素水生成メンバー部材を構成している。
すなわち、水素ガスボンベ32からガスバルブユニット38を介したガス送出端部33aまでが一体構成のガス流通メンバー部材32aとなり、かかる一体のガス流通メンバー部材32aにおける最下手端のガス送出端部33aは水素水生成メンバー部材であるガス送気管35と切離自在に連通連設されている。
かかるガス流通メンバー部材32aと水素水生成メンバー部材とが切離自在に連通連設
されているために、ガスボンベ単体のみの取替えではなくガスボンベを含むガス流通メンバー部材32a全体を水素水メンバー部材から切離して取り替える作業形態を考案した。すなわち、空になったガスボンベに予め水素ガスを充填した新たなガス流通メンバー部材32aを連結すれば良いように構成している。
かかる作業形態とした理由は、水素ガスボンベ32に水素ガスを注入する作業が水素ガスという危険性のある特殊ガスであるという理由による。
一般のガス取扱い環境では水素ガスは危険であるため国家的なガス取扱いの資格認定を受けた専門家による取扱いとすると共に、取扱い時にもボンベ単体への水素ガス充填作業とボンベの単体装着作業をするのではなく、水素ガスボンベ32を一体としたガス流通メンバー部材32a全体を水素水生成メンバー部材へ接続する作業とした。かかる作業形態では、各メンバーを接続する際にまずガス流通メンバー部材32aにおけるガス流通操作バルブを閉塞状態に操作しておきそのまま水素水生成メンバー部材を接続する。
具体的には、ガス流通メンバー部材32aのガス送出端部33aと水素水生成メンバー部材のガス送気管35とを螺合機構を介して接続して連通連結状態とする。
かかる作業形態では、作業者は現場でガス流通操作バルブ33を閉塞操作してガス流通メンバー部材32aと水素水生成メンバー部材を接続するだけであるため水素ガスの遺漏等の事故を未然に防止しながら安全迅速にボンベへのガス充填作業を行うことができる。
本発明の重要な技術的課題解決の一つはこの点にある。
なお、水素ガスボンベ32への水素ガスの充填は水素ガスボンベ32と一体のガスバルブユニット38におけるガス送出端部33aをガス送気管35から取外してガスバルブユニット38におけるガス送出端部33aから水素ガス流通路を介して水素ガスボンベ32へ水素ガスの注入充填を行う。
以下に水素ガス流通メンバー部材32aの各構成部材について、図16を参照しつつ詳細に説明する。図16は、水素ガス流通メンバー部材32aの構成を示した分解断面図である。
水素ガスボンベ32は、75~90cc程度の容量を有する鋼鉄製の容器であり、所定圧力に圧搾された水素ガスを充填可能としている。
水素ガスボンベ32にはガスバルブユニット38が一体に連接されている。すなわち、水素ガスボンベのノズル先端には雄パイプ38aを螺合固設して一体とし、この雄パイプ38aには雌パイプ38bを一体に螺合固設し、雌パイプ38bの先端にはガス流通操作バルブ33を連結固定し、該バルブの下手側最終端部はガス送出端部33aとして開放状の開口端としている。
以上の連結構成により、水素ガスボンベ32からノズル、雄パイプ38a、雌パイプ38b、ガス流通操作バルブ33を介してガス送出端部33aに至るまでの流路と水素ガス流通路としている。
ガス流通操作バルブ33は、ボールバルブ弁やバタフライ弁等を使用しており、ハンドル操作によりガスの流通・遮断を行うことができる。
ガス送出端部33aは、ガス流通操作バルブ33に連通した排出側パイプ33bのガス
排出端部であり、端部には連結用ネジを形成している。
ガス送気管35は、水素水生成メンバー部材の始端部材であり、端部35aに連結用ネジを形成しており、水素水生成メンバー部材の最終部材であるガス送出端部33aの連結用ネジと連結ボルト筒35bを介して取外し自在に連結している。
すなわち、通常はガス流通操作バルブ33に連通した排出側パイプ33bとガス送気管35とは連結ボルト筒35bとの螺合によって互いに連通連設されているが、水素ガスボンベ32の取替えに際して水素水生成メンバー部材からガス流通メンバー部材32aを取外す場合は、連結ボルト筒35bを治具により弛緩方向に回転させることにより排出側パイプ33bとガス送気管35との一方は連結ボルト筒35bとの螺合が解除され分離可能となり、ガス流通メンバー部材32aを水素水生成メンバー部材から分離独立状態とすることができる。
その後は分離したガス流通メンバー部材32aを水素ガスの充填された新しいガス流通メンバー部材32aに取替え、連結ボルト筒35bを介して連結することによりガス充填と同様の作業が完了することになる。
図17は、水素水生成装置30の内部構成を簡略化して示した模式図である。水素水生成槽36は、水素ガスが充満するだけの内部密閉空間としたケースであり、上方から水を噴霧可能に構成している。
すなわち、水素ガス充満の空間に水を散水することにより水の粒子表面とガスとの接触面積を可及的に拡大して水素ガス溶存率を向上し短時間で多量の水素水を生成する。
水素水吐水部37は、水素水生成槽36の下部に設けた生成水素水を回収するための排水機構部である。水素水吐水部37には生成水素水の吐水・止水を行う止水弁28がその流路の中途に配されており、電気的又は機械的に止水弁28を制御する制御機構37cと接続されている。また、制御機構37cは、給水管32cの中途にて通水状態と止水状態とに切替を行う水切替弁37dや、ガス送気管35の中途にて通気状態と止状態とに切替を行うガス切替弁37eとも接続されており、生成水素水はコック状の注出ハンドル37aを開放操作することにより、制御機構37cを介して36内への水の噴霧及び水素ガスの吹き付けがなされると共に、止水弁28が開状態となって注出口37bから吐出され、適宜容器に入れて飲用することができる。
なお、分離したガス流通メンバー部材32aにおける水素ガスボンベ32へ水素ガスを充填する作業はガスバルブユニット38におけるガス送出端部33aから水素ガス流通路の逆方向に水素ガスを送入して水素ガスボンベ32へ水素ガス充填を行う。
また、上記した水素水生成装置に使用する水素ガス充填配送システムの要旨は次のとおりである。すなわち、本発明は、家庭用の水素水生成装置に装着した水素ボンベに対する水素ガス充填配送サービスを行うシステムサーバと、水素ガスの充填配送サービスに係る会員がそれぞれ有する会員用端末と、公衆通信回線網を介して前記システムサーバと前記会員用端末とがそれぞれ相互に通信可能に接続された水素ガス充填配送システムであって、前記システムサーバは、前記水素水生成装置の製造業者と、前記水素水生成装置の販売業者と、前記水素水生成装置で消費した水素ガスボンベの回収を行うボンベ回収業者と、前記水素水生成装置で消費した水素ガスを水素ガスボンベに充填するガス充填業者と、前記水素水生成装置を使用するユーザーと、を水素ガス充填配送システムの会員として登録する会員登録手段と、前記ユーザーが使用する前記水素水生成装置の装置特性情報を登録する装置特性登録手段と、前記販売業者が前記水素水生成装置をユーザーに販売する際の販売特性情報を登録する販売特性登録手段と、前記ボンベ回収業者が水素ガスボンベを回収するためのボンベ回収特性情報を登録するボンベ回収登録手段と、前記ガス充填業者が水素ガスを水素ガスボンベに充填するためのガス充填特性情報を登録するガス充填登録手段と、を備えたことを特徴とする水素ガス充填配送システムに関する。
[1.水素ガス充填配送システムの概要]
以下、本実施形態における水素ガス充填配送システムの概要を、図1を参照して説明する。
図1に示すように、水素ガス充填配送システム1は、家庭用の水素水生成装置30を製造する製造業者(A)と、製造業者(A)が製造した家庭用の水素水生成装置30を一般家庭の消費者(以下、ユーザーという。)に販売する販売業者(B)と、家庭用の水素水生成装置30を購入して一般家庭で使用するユーザー(C)と、ユーザー(C)が購入した水素水生成装置30で水素ガスを消費した水素ガスボンベの交換・回収を行うボンベ回収業者(D)と、水素水生成装置30で消費された水素ガスを水素ガスボンベに充填するガス充填業者(E)と、により構成されている。
ここで、本実施形態で使用される水素水生成装置30の基本的な構成を説明する。水素水生成装置30は、装置ケース31と、装置ケース31に収納自在に内蔵した水素ガスボンベ32と、水素ガスボンベ32に着脱自在に装着したガス調圧機構34と、水素ガスボンベ32のガス排出バルブ33に連通した送気管35と、送気管35の先端開口部に連通した水素水生成槽36と、水素水生成槽36に連通して設けた水素水吐水部37と、水素水吐水部37の途中に設けられた止水弁28と、から構成されている。
装置ケース31は、箱型の筐体で構成されており、上記水素水生成装置30を構成する各種部品や装置が収納されている、また、装置ケース31には、水素水の生成を開始及び停止する各種操作スイッチ(図示せず)が設けられている。水素ガスボンベ32は、所定容量(例えば、75cc~90cc)の水素ガスが所定圧力(例えば、14、7MPa)で充填されている。ガス調圧機構34は、水素ガスボンベ32から送気管35を介して水素水生成槽36に供給される水素ガスの圧力を調整(例えば、一定の圧力に保つ)するための装置である。水素水生成槽36は、図示しない水源(例えば、水道等)から供給された所定量の水が貯水されており、この所定量の水に水素ガスを所定の圧力で混入することにより、所定濃度(10ppm~20ppm)の水素水が生成される。そして、この水素水生成槽36で生成された水素水は、水素水吐水部37に設けられた止水弁28を開放することで、水素水生成装置30の外部に排出されることになる。
製造業者(A)は、家庭用の水素水生成装置30の製造業者(所謂、メーカー)であり、販売業者(B)は、製造業者(A)が製造した水素水生成装置30を一般のユーザーへ販売を行う販売代行業者である。販売業者(B)は、水素水生成装置30を購入したユーザー宅に水素水生成装置30を搬送し設置する作業を行う。
ユーザー(C)は、水素ガス充填配送システム1において、販売業者(B)から購入した家庭用の水素水生成装置30を使用する複数の消費者である。本実施形態における水素水生成装置30の使用を希望するユーザー(C)は、販売業者(B)へ水素水生成装置30を注文する。詳細は後述するが、ユーザー(C)が水素水生成装置30の注文を販売業者(B)に行うと同時に、水素ガス充填配送システム1において会員登録を行うことで、注文したユーザーのユーザー会員登録情報(図7参照)が登録される。ここで登録されたユーザー会員登録情報は、販売業者(B)やボンベ回収業者(D)により参照される。これにより、水素ガス充填配送システム1において、ユーザー(C)が使用する水素水生成装置30の水素ガスボンベ32の交換時期(つまり、回収・交換する日時)が管理され、定期的にボンベ回収業者(D)により水素ガスボンベが回収・交換される。このようにすることで、ユーザー(C)は、生成水素水の水素含有濃度が従来の水素水に比し格段に向上した高濃度(例えば、10ppm~20ppm)の水素水の生成を家庭で容易に行うことができ、効能効果を充分に得ることができる。
ボンベ回収業者(D)は、ユーザー(C)が購入した水素水生成装置30の水素ガスボンベの回収・交換作業を行う複数の専門業者である。すなわち、本実施形態における水素ガス充填配送システム1では、水素ガスボンベの交換作業は複数の専門業者であるボンベ回収業者(D)が行うことにしている。これは、水素ガスは軽量かつ危険であるという特有の性質を有し、特に高圧の水素ガスが充填された水素ガスボンベ32は爆発の危険性があるため、ユーザーが水素ガスボンベ32の交換作業を行うことに伴う危険を防止するためである。この複数のボンベ回収業者(D)は、水素ガス充填配送システム1に予め参入を申し込み、水素ガス充填配送システム1の管理者に認可を受けて会員として登録された複数の専門業者で構成される。
また、水素水生成装置30は、上述したように一定の圧力で水素ガスを水素水生成槽36に貯留された水(水道水)に混入するためのガス調圧機構34が設けられており、このガス調圧機構34に水素ガスボンベ32が取り付けられている。このガス調圧機構34はデリケートな装置であり、このガス調圧機構34の設定が狂うと、規定の高濃度(例えば、10ppm~20ppm)の水素水が生成されなくなる可能性がある。このため、本実施形態における水素ガス充填配送システム1では、水素水生成装置30の水素ガスボンベ32の交換(取り外し又は再装着)は、専門のボンベ回収業者(D)が行うことで、一般のユーザー(C)が水素ガスボンベ32の交換に伴いガス調圧機構34を扱うことがないようにして、水素水生成装置30で生成される水素水に含まれる水素が規定の高濃度を維持できるようにしている。
ガス充填業者(E)は、水素ガスを消費した水素ガスボンベ32に水素を充填する複数の専門業者である。この複数のガス充填業者(E)も、上述したボンベ回収業者(D)と同様に、水素ガス充填配送システム1に予め参入を申し込み、水素ガス充填配送システム1の管理者に認可を受け、会員として登録された複数の専門業者で構成される。このように専門のガス充填業者により水素ガスボンベ32に所定容量及び所定圧力の水素ガス充填することで、水素ガスの特性から水素ガスボンベ32に対する水素ガス充填がガス専門業者でなければできないという法規制と技術上の特殊性を満たすことができる。
上述してきたように、本実施形態の水素ガス充填配送システム1によれば、複数の各専門業者(製造業者(A)、販売業者(B)、ボンベ回収業者(D)及びガス充填業者(E)等であり、以下、単に関連業者という。)により、家庭内への水素水生成装置30の設置から水素水生成装置30のメンテナンス(具体的には、水素水生成装置30に装着した水素ガスボンベ32に対する水素ガスを継続的に安全迅速に供給する。)を行うことができる総合的な水素ガス充填配送システム1を構築することが可能となる。なお、本実施形態に係る水素水生成装置30は、必ずしもユーザーが購入する形態ではなく、販売業者(B)がユーザー(C)に水素水生成装置30をレンタルする形態でもよい。
また、詳細は後述するが、本実施形態の水素ガス充填配送システム1においては、販売業者(B)がユーザー(C)へ販売した水素水生成装置30の水素ガスボンベ32の交換時期等の管理業務を行うこともできる。この管理業務は、例えば、水素ガスを消費した水素ガスボンベ32の交換時期(水素水生成装置30からの水素ガスボンベ32の回収及び消費した水素ガスを再充填した水素ガスボンベ32の水素水生成装置30への再装着)が水素ガス充填配送システム1を運用する管理業者が運用するシステムサーバ等により管理され、システムサーバから水素ガスボンベ32の回収・交換作業を行うボンベ回収業者(
D)に知らされることになる。
[2.水素ガス充填配送システムの構成]
続いて、本実施形態における水素ガス充填配送システムの構成の概要を、図2を参照して説明する。
図2に示すように、水素ガス充填配送システム1は、この水素ガス充填配送システム1を運用する事業者が管理するシステムサーバ10と、水素ガス充填配送システム1に会員登録した複数のユーザーが所有するユーザー端末20A、同じく水素ガス充填配送システム1に会員登録した複数の関連業者(製造業者、販売業者、ボンベ回収業者、ガス充填業者)が所有する業者端末20Bからなる会員用端末20と、が公衆通信回線網50により相互に通信可能なように接続されている。なお、本実施形態における水素ガス充填配送システム1はサイト運営を主体とする専門の事業者が運用してもよいし、また、関連業者のうちの製造業者又は販売業者等が運用することもできる。
システムサーバ10、複数の会員用端末20としては、周知のコンピュータが好適に使用される。なお、周知のコンピュータは、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット型パソコン等であり、公衆通信回線網50を介して相互に通信可能な機能を備えたものであればよい。なお、公衆通信回線網50は、周知のインターネット回線網、携帯電話通信回線網等の公共の通信回線網である。
本実施形態における水素ガス充填配送システム1のシステムサーバ10は、水素ガスボンベに対する水素ガス充填配送サイトを運用するとともに、このサイトに水素ガス充填配送のための各種情報(例えば、後述の、会員登録しているユーザーのユーザー登録会員情報、同じく会員登録している関連業者(製造業者、販売業者、ボンベ回収業者、ガス充填業者)の関連業者登録情報、水素水生成装置の水素ガスボンベのメンテナンスに必要な水素ガス充填配送情報等を登録・管理している。このユーザー登録会員情報、関連業者登録情報及び水素ガス充填配送情報については、詳細は後述する。
システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトは、水素ガス充填配送システム1に会員登録された複数の会員(製造業者、販売業者、ユーザー、ボンベ回収業者、ガス充填業者であり、以下、単に会員という)が所持する会員用端末20(ユーザー端末20A及び業者端末20B)により公衆通信回線網50を介してアクセスすることができる。
つまり、本実施形態においては、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトが管理する水素ガスボンベのメンテナンスのために必要な水素ガス充填配送情報は、会員が有する会員用端末20で公衆通信回線網50を介して会員登録時に発行されるユーザーID、暗証番号を用いてアクセスすることにより、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトと会員用端末20とが接続されて、会員が必要な水素ガス充填配送情報を閲覧可能な構成としている。
上記構成により、本実施形態の水素ガス充填配送システム1においては、水素水生成装置を使用するユーザーを会員として募る(つまり、会員登録を促す)と共に、水素水生成装置の製造業者、販売業者、水素ガスを消費(消耗)した使用済みの水素ガスボンベからガス調圧機構を離脱して回収するボンベ回収業者、回収した水素ガスボンベに水素ガスを充填するガス充填業者が必要とする水素ガス充填配送情報を、水素ガス充填配送システム1のシステムサーバ10に登録している。この水素ガス充填配送システム1に登録されている水素ガス充填配送情報は、水素ガス充填配送サイトを介して登録会員に対して無料で公開又は必要に応じて閲覧可能としている。
これにより、確かな営業実績や経験のある複数の関連業者会員と信頼性と安全性の高い水素ガス充填配送情報のみを登録した水素ガス充填配送システム1を構成することができる。さらに、これらの情報はこの信頼性と安全性の高い複数の会員として登録された関連業者間で共有することができる。
システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトには、上述したユーザーID、暗証番号を用いてアクセス可能なサイトの他に、公衆通信回線網50を介して複数の一般ユーザーが所有する一般端末(図示せず)からもアクセス可能に接続されている。但し、この一般端末からアクセスできる水素ガス充填配送サイトの情報は、後述の水素ガス充填搬送サイト初期画面(図12参照)だけである。この水素ガス充填搬送サイト初期画面において、水素ガス充填配送システム1へ新規参入を希望する関連業者、又は、水素水生成装置の購入(又はレンタル)を希望する一般ユーザーが、水素ガス充填配送サイトに会員登録することを可能としている。
すなわち、本実施形態における水素ガス充填配送システム1の水素ガス充填配送サイトは、システムサーバ10において既に水素水生成装置を使用している会員登録済みのユーザーや同じく会員登録済みの関連業者のみがアクセス可能な水素ガス充填配送サイトと、本水素ガス充填配送システム1に参入を希望する未登録の一般関連業者や将来水素水生成装置の使用(購入又はレンタル)を希望する一般ユーザーがアクセス可能な水素ガス充填配送サイトとを有する。
[3.システムサーバ10の構成]
以下、図3を参照して、本実施形態の水素ガス充填配送システム1におけるシステムサーバ10の構成を説明する。システムサーバ10は、記憶部11、入出力制御部12、制御部13、外部通信I/F(InterFace)制御部14などから構成されている。
記憶部11は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等により構成され、本実施形態における複数のユーザー会員登録情報(図7参照)、水素水生成装置に関連する会員としての関連業者登録情報(図6参照)や、水素ガス充填配送情報等を蓄積して記憶する。
入出力制御部12は、システムサーバ10に接続されている液晶表示装置15や、キーボード/マウス16などの外部入出力装置との通信を制御する。
制御部13は、図示しないCPU(中央演算装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどで構成されている。また、この制御部13のCPUは、ROM及び記憶部11に予め記憶されている各種プログラムを実行することにより、後述の会員登録手段、装置特性登録手段、販売特性登録手段、ボンベ回収登録手段、ガス充填登録手段等として機能することになる。
外部通信I/F制御部14は、外部の公衆通信回線網50と接続され、制御部13の指示に基づいて、水素ガス充填配送システム1における複数の会員用端末20(ユーザー端末20A、業者端末20B)との通信を制御する。また、外部通信I/F制御部14は、詳細は後述するが、制御部13の指示に基づいて、会員用端末20からの会員登録のための情報及び水素ガス充填配送情報を受信する制御を行う。ここで受信された会員登録のための情報及び水素ガス充填配送情報は記憶部11に記憶されることになる。
また、本実施形態における水素ガス充填配送システム1の水素ガス充填配送サイトは、上述したように、会員のみがアクセス可能な水素ガス充填配送サイトだけではなく、一般
用端末(図示せず)を有する一般ユーザーがアクセス可能な水素ガス充填配送サイトを備えている。
[4.会員登録手段]
以下、図4及び図6を参照して、本実施形態の水素ガス充填配送システム1における会員登録手段である関連業者登録処理と関連業者登録情報の概要を説明する。なお、この関連業者登録処理は上述したシステムサーバ10の制御部13(以下、制御部13という。)において実行される処理である。
図4に示すように、関連業者登録処理を実行する制御部13は、本実施形態の水素ガス充填配送システム1への参入を希望する関連業者(製造業者(A)、販売業者(B)、ボンベ回収業者(D)、ガス充填業者(E)(図1参照))から関連業者登録情報を取得する(ステップS10)。この関連業者登録情報は、図6に示すように、関連業者が営業する会社の「商号又は名称」、「代表者氏名」、「住所」、「電話・FAX番号」、「水素ガス取扱い業者の認可」、「取引金融機関」、「メールアドレス」等である。本実施形態における「水素ガス取扱い業者の認可」とは、特定高圧ガス(圧縮水素等)を取り扱う製造・販売業者が、高圧ガスの販売の事業を営むため都道府県知事へ届出を行っているか否か、又は、特定高圧ガスを取扱うことができる有資格者(例えば、特定高圧ガス取扱主任者)を有するか否かである。
この関連業者登録情報の取得は、水素ガス充填配送システム1に新規参入を希望する関連業者が、自身が所有する会員用端末20から公衆通信回線網50を介して水素ガス充填配送システム1におけるシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアクセスすることで実行される。具体的には、関連事業者が所有する会員用端末20からシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアクセスすると、図12に示すように、水素ガス充填配送サイトのトップページである水素ガス充填搬送サイト初期画面210が会員用端末20の表示画面21(液晶表示装置等)に表示される。水素ガス充填搬送サイト初期画面210には、上段から選択ツールであるチェックボックス(ラジオボタン)211、212,213が表示されている。チェックボックス213の右側には、水素ガス充填配送サイトへのアクセスを切断するチェックボックス214(ログアウト)が表示されている。
水素ガス充填搬送サイト初期画面210の下部には、本実施形態の水素ガス充填配送システム1の内容を記載した案内画像215が表示されている。この案内画像215には、水素ガス充填配送システム1のシステム概要、サービスの内容、本システムでユーザーが購入可能な家庭用水素水生成装置の画像、装置の価格、性能及び仕様等が画像データ(動画データも含む)やテキストデータにより表示されている。
水素ガス充填搬送サイト初期画面210が会員用端末20の表示画面21に表示された状態で、新規参入を希望する関連業者がチェックボックス212(新規参入を希望する業者様はここを選択)を選択すると、水素ガス充填配送サイトの関連業者登録画面(図示せず)にサイトのページが切り替わり、関連業者登録情報を入力することが可能となる。具体的には、関連業者登録を希望する関連業者は、会員用端末20を介してシステムサーバ10へアクセスすることで、関連業者登録情報を入力できる所定フォーマットの関連業者登録情報入力フォームを、水素ガス充填配送サイトから会員用端末20にダウンロードする。そして、所定の関連業者登録情報を入力した後にシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアップロードする。システムサーバ10にアップロードされた関連業者登録情報は、システムサーバ10の記憶部11に記憶される。
なお、関連業者登録情報の取得は、上記実施例に限らず、例えば、システムサーバ10の水素ガス充填配送システム1を運用する管理業者(以下、単に管理業者という)に、電
話、FAX、電子メール等で入会の申し込みを行い、管理業者からFAX又は電子メール等で送信された所定の加入申込書に所定事項を記入して、管理業者に返信し、加入申込書を受信した管理業者によりシステムサーバ10に関連業者登録情報を入力することで、システムサーバ10の記憶部11に記憶するようにしてもよい。
制御部13は、取得した関連業者登録情報の判定を行う(ステップS11)。この関連業者登録情報の判定では、図6に示す関連業者登録情報に誤記や虚偽の記載かあるか否かを判定する。さらに、入力されたメールアドレスに対して受信確認を求める入会案内等を送信して、会員登録を希望する関連業者が所有する会員用端末20から返信があるか否かの営業確認等も行う。
そして、取得した関連業者登録情報に問題がなければステップS12へ処理を移す(ステップS11:Yes)。一方、取得した関連業者登録情報に問題があった場合にはステップS16へ処理を移す(ステップS11:No)。
制御部13は、会員登録を希望する関連業者の会員用端末20へ基本契約書を送信し、基本契約書その他の取引に必要なフォーマットの返信を要求する(ステップS12)。基本契約書を受け取った関連業者は、契約内容を確認し同意する場合は、署名捺印した基本契約書の写し等を、スキャナー等でファイル化(例えば、PDFファイル等)して、会員用端末20からシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトに送付する。この取引基本契約書は、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトを運用する管理業者と会員登録を希望する関連業者との基本契約書であるので、後日水素ガス充填配送サイトを運用する管理業者に郵送にて送付する。また、関連業者は、水素ガス取り扱い業者の認可等の許可証も、スキャナー等でファイル化(例えば、PDFファイル等)して、会員用端末20からシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトに送付する。
制御部13は、基本契約書と水素ガス取り扱い業者の認可を取得する(ステップS13)。そして、それを確認し、会員登録の可否を判定する(ステップS14)。そして、問題がなければステップS15へ処理を移す(ステップS14:Yes)。一方、問題があった場合にはステップ16へ処理を移す(ステップS14:No)。
ステップS15では、制御部13は、会員登録される関連業者のユーザーID及びパスワードを生成して、ステップS17に処理を移す。ステップS16では、制御部13は、会員登録ができない場合はその原因(例えば、銀行信用の不備や商取引欠陥等)とともに登録不可メッセージを生成してステップS17に処理を移す。
ステップS17では、制御部13は、会員登録の許可された入会を希望する関連業者に、上記ステップS15で生成したユーザーID及びパスワードを送付する。一方、会員登録が許可されなかった関連業者には、上記ステップS16で生成した登録不可メッセージをメール等で送付する。そしてこの処理が終了すると関連業者登録処理を終了する。
このように、本実施形態に係る水素ガス充填配送システム1では、システムに参加を希望する関連業者は、必要な一定の資格を有し、さらに、水素ガスボンベを装着した水素水生成装置30に関する各種作業を行える関連業者間で水素ガス充填配送情報を共有することができるので、水素ガスボンベという危険な物品を取扱う業態にもかかわらず安全で精度の高い水素水生成装置の普及と水素ガス充填配送システム1を構築することが可能となる。
以下、図5及び図7を参照して、本実施形態の水素ガス充填配送システム1における会員登録手段であるユーザー会員登録処理とユーザー会員登録情報の概要を説明する。なお
、このユーザー会員登録処理は上述したシステムサーバ10の制御部13(以下、制御部13という。)において実行される処理である。なお、本実施形態における会員登録手段は、上述した水素ガス充填配送システム1へ参加を希望する関連業者を会員として登録する関連業者登録処理(図4参照)と、以下に説明するユーザー会員登録処理とにより構成されている。
このユーザー会員登録処理は、上述した関連業者登録処理(図4参照)と同様に、図12に示すように、水素ガス充填搬送サイト初期画面210が会員用端末20の表示画面21に表示された状態で、会員登録を希望するユーザーがチェックボックス213(新規ユーザー様はここを選択)を選択することで実行される。
ユーザー会員登録処理を実行する制御部13は、水素ガス充填配送サイトの水素水生成装置の購入画面(図示せず)にページを切り替える。この状態において、ユーザーにより購入(又はレンタル)を希望する水素水生成装置が選択され、制御部13は、ユーザーにより選択された水素水生成装置を取得する(ステップS20)。
ユーザーによる水素水生成装置の購入を具体的に説明すると、水素水生成装置の販売業者ごとに、ユーザーが購入可能な複数の水素水生成装置の一覧画面(図示せず)が会員用端末20の表示画面21に表示される。この一覧画面には、水素水生成装置の製造業者、水素水生成装置の型式、価格、仕様・性能等がユーザーに解り易く表示されている。ユーザーは、複数の水素水生成装置の一覧画面(図示せず)の中から自身が購入を希望する水素水生成装置を選択して決定する。
制御部13は、本実施形態の水素ガス充填配送システム1において、水素水生成装置を購入し、水素ガス充填配送システム1への会員登録を希望するユーザーからユーザー会員登録情報を取得する(ステップS21)。このユーザー会員登録情報は、図7に示すように、会員登録を希望するユーザーの「氏名」、「住所」、「電話・FAX番号」、「水素水生成装置の製造者名」、「水素水生成装置の型番(品番)」、「水素水生成装置30の販売業者名」、「メールアドレス」等である。この中で、「水素水生成装置の製造者名」、「水素水生成装置の型番(品番)」、「水素水生成装置30の販売業者名」については、上述したステップS20において、ユーザーが購入を選択した水素水生成装置の情報(例えば、後述の装置特性情報)である。
具体的には、会員登録を希望するユーザーは、会員用端末20を介してシステムサーバ10へアクセスすることで、ユーザー会員登録情報を入力できる所定フォーマットのユーザー会員登録情報入力フォームが、水素ガス充填配送サイトから会員用端末20にダウンロードされる。なお、ユーザー会員登録情報入力フォームには、予めステップS20において、ユーザーが購入を選択した水素水生成装置に関する基本情報は入力されている。そして、所定のユーザー会員登録情報を入力した後に、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアップロードする。システムサーバ10にアップロードされたユーザー会員登録情報は、システムサーバ10の記憶部11に記憶される。
制御部13は、本実施形態の水素ガス充填配送システム1において、水素水生成装置30を購入し、水素ガス充填配送システム1への会員登録を希望するユーザーから購入契約書を取得する(ステップS22)。この購入契約書は、ユーザーによる水素水生成装置の購入契約書であり、購入同意書、契約内容(購入又はレンタル)、購入(又は、レンタル)にかかる金額の支払い方法(現金又はカード払い、一括又は分割払い等)等である。また、この本実施形態の水素ガス充填配送システム1の会員としての注意事項等も含まれており、水素水生成装置で消費される水素ガスボンベのメンテナンスを行う際の、上記ユーザー会員登録情報を関連業者に開示するための同意書等も含まれている。
具体的には、会員登録を希望するユーザーは、会員用端末20を介してシステムサーバ10へアクセスすることで、ユーザー会員登録情報を入力できる所定フォーマットの購入契約書入力フォームを、水素ガス充填配送サイトから会員用端末20にダウンロードする。なお、そして、購入契約書入力フォームに必要事項を入力した後にシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアップロードする。システムサーバ10にアップロードされた購入契約書の関連する各種情報は、後述のステップS27の処理において、水素ガス充填配送情報の一つである販売特性情報としてシステムサーバ10の記憶部11に記憶される。
なお、この購入契約書は、あくまでオンライン上の仮契約とし、本契約はシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトを運用する管理者からユーザーへ本契約書を郵送し、ユーザーから署名捺印等を得た上で返送されたものを、管理者が保管するようにしてもよい。
制御部13は、取得したユーザー会員登録情報及び購入契約書の内容を確認し、新規ユーザーの会員登録の可否を判定する(ステップS23)。そして、問題がなければステップS24へ処理を移す(ステップS23:Yes)。一方、問題があった場合(例えば、情報の記載不備や虚偽の記載があった場合)にはステップ25へ処理を移す(ステップS23:No)。
ステップS24では、制御部13は、会員登録が許可されたユーザーのユーザーID及びパスワードを生成して、ステップS26に処理を移す。
ステップS25では、制御部13は、水素水生成装置の購入及び水素ガス充填配送システム1に会員登録を希望するユーザーに対して会員登録ができないことをその理由とともにユーザーの登録不可のメッセージとして作成してステップS26に処理を移す。
ステップS26では、制御部13は、会員登録の許可された入会を希望するユーザーに、上記ステップS24で生成したユーザーID及びパスワードを送付する。一方、会員登録が許可されなかったユーザーには、上記ステップS25で生成した登録不可メッセージをメール等で送付する。
ステップS27では、制御部13は、システムサーバ10にアップロードされたユーザー会員登録情報、関連業者登録情報に基づいて水素ガス充填配送情報を作成してシステムサーバ10の記憶部11に登録する。そして、この処理が終了するとユーザー会員登録処理を終了する。
ここで、本実施形態にける水素ガス充填配送情報は、ユーザーが購入した水素水生成装置の装置特性情報、販売業者が水素水生成装置をユーザーに販売する際の販売特性情報、ボンベ回収業者が水素ガスボンベを回収するためのボンベ回収特性情報、ガス充填業者が水素ガスを水素ガスボンベに充填するためのガス充填特性情報等の各種情報から構成されている。
すなわち、このステップS27の処理においては、上述した関連業者登録情報、ユーザー会員登録情報、水素水生成装置の購入契約書等から、ユーザーが使用する水素水生成装置の水素ガスボンベに対するメンテナンス(交換・回収)を行うための各種情報が水素ガス充填配送情報として作成されて、システムサーバ10の記憶部11に登録される。つまり、このステップS27の処理は、本実施形態における装置特性登録手段、販売特性登録手段、ボンベ回収登録手段、ガス充填登録手段の各手段として機能することになる。なお
、この各種手段については、詳細は後述する。
本実施形態に係る水素ガス充填配送システム1では、会員(関連業者やユーザー)が登録を申請した多数の項目に亘る詳細情報に基づいて構築された水素ガス充填配送情報がシステムサーバ10の記憶部11に記憶されている。このため、事実と異なった水素ガス充填配送情報が誤ってシステムサーバ10に登録されることを防ぐことができ、水素ガス充填配送に係る関連業者や水素水生成装置の購入者であるユーザーの利益を守り、安全で信頼度の高い水素ガス充填配送システム1を構築することができる。
このように、本実施形態に係る水素ガス充填配送システム1では、システムに参加を希望するユーザーは、自身が購入(又はレンタル)する水素水生成装置を選択して決定し、装置購入後のメンテナンス契約といえる会員登録を行うことで、水素ガスボンベという危険な物品の取扱いを専門の業者に委託することができ、安全に家庭用の水素水生成装置に使用する水素ガスボンベのガス充填サービスを受けることができる。
[5.装置特性登録手段]
以下、本実施形態の水素ガス充填配送システム1における水素ガス充填配送情報の一つである装置特性情報を登録する装置特性登録手段を説明する。なお、上述したように、この装置特性登録手段は、上述したユーザー会員登録処理(図5参照)のステップS27において、システムサーバ10の制御部13(以下、制御部13という。)により実行される処理である。
制御部13は、水素水生成装置の特性を特定するための装置特性情報を、図8に示すように、水素水生成装置を使用する「ユーザー名」、「住所」、電話・FAX番号」、「水素水生成装置の製造業者名」、「水素水生成装置の型番(品番)」、「水素水生成装置の販売業者名」、「水素水生成装置の仕様」等から構成して、システムサーバ10の記憶部11に記憶する。「水素水生成装置の仕様」は、水素水生成装置の仕様(水素ガスボンベの容量、水素ガスの充填圧力等)やそれに関連して家庭での使用に際しての水素水生成装置の操作手順やその有効性や外観、色彩、大きさ、消費電力、購入価格等が記載された所定の形式(例えばPDF等)の仕様書を、閲覧又はダウンロードするためのリンク先が添付されている。
この図8に示す装置特性情報は、本実施形態の水素ガス充填配送システム1に登録されている会員であれば、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにおいて、自由に閲覧可能としている。これにより、例えば、ユーザーは、自身が使用している水素水生成装置の仕様(操作手順等)を必要な時に確認することができる。また、ボンベ回収業者であれば、自身が担当するユーザーが使用している水素水生成装置の仕様(水素ガスボンベの容量、水素ガスの充填圧力等)をいつでも確認することができる。つまり、本実施形態に係る水素ガス充填配送システム1では、会員登録しているユーザーや関連業者に対して、水素ガス充填配送情報である装置特性情報を公開している。
[6.販売特性登録手段]
以下、本実施形態の水素ガス充填配送システム1における水素ガス充填配送情報の一つである販売特性情報を登録する販売特性登録手段を説明する。なお、上述した装置特性登録手段と同様に、この販売特性登録手段も上述したユーザー会員登録処理(図5参照)のステップS27において、システムサーバ10の制御部13(以下、制御部13という。)により実行される処理である。
制御部13は、販売特性登録手段で登録される販売特性情報を、販売業者の関連業者登録情報(図6参照)と、水素水生成装置を購入したユーザーのユーザー会員登録情報(図
7参照)と、ユーザーと販売業者との間で水素水生成装置の販売の契約が完成した後に締結される購入契約書の情報とにより構成して、システムサーバ10の記憶部11に記憶する。
なお、購入契約書の情報である販売特性情報は、図9に示すように、「契約年月日」、「契約内容」、「支払い方法」、「購入金額」、「水素水生成装置の販売業者名」、「ユーザー名」等で構成され、販売特性情報としてシステムサーバ10の記憶部11に記憶されている。
この販売特性情報も上述した装置特性情報と同様に、本実施形態の水素ガス充填配送システム1に登録されている会員であれば、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにおいて自由に閲覧可能としている。これにより、例えば、ユーザーは、自身が使用している水素水生成装置の購入契約書の内容を必要な時に確認できる。また、水素水生成装置の販売業者は、自身が販売した水素水生成装置の契約内容をいつでも確認することができる。
[7.ボンベ回収登録手段]
以下、本実施形態の水素ガス充填配送システム1における水素ガス充填配送情報の一つであるボンベ回収特性情報を登録するボンベ回収登録手段を説明する。なお、上述した装置特性登録手段及び販売特性登録手段と同様に、このボンベ回収登録手段も上述したユーザー会員登録処理(図5参照)のステップS27において、システムサーバ10の制御部13(以下、制御部13という。)により実行される処理である。
制御部13は、ボンベ回収登録手段で登録されるボンベ回収特性情報を、ボンベ回収作業を行うボンベ回収業者の関連業者登録情報(図6参照)やボンベ回収作業の対象となるユーザー会員登録情報(図7参照)に加えて、図10に示すように、ボンベ回収特性情報として、「前回のボンベ回収日時」、「次回のボンベ回収予定日時」、「ボンベ内のガス残量検査日時」、「ガス調圧機構着脱の記録(回数)」、「水素ガスボンベのガス充填業者名」、「ボンベ着脱回収費用」等の情報で構成して、システムサーバ10の記憶部11に記憶する。
なお、図10に示すボンベ回収特性情報の「前回のボンベ回収日時」は、対象ユーザーが使用している水素水生成装置の水素ガスボンベを回収・交換した直近の日時である。「次回のボンベ回収予定日時」は、対象ユーザーが使用している水素水生成装置の水素ガスボンベを回収・交換を行う次回の予定日である。「ボンベ内のガス残量検査日時」は、対象ユーザーが使用している水素水生成装置の水素ガスボンベで消費した水素ガスの残量を検査売る日時である。「ガス調圧機構着脱の記録(回数)」は、対象ユーザーが使用している水素水生成装置の水素ガスボンベを回収・交換した回数の記録である。「水素ガスボンベのガス充填業者名」は、回収した水素ガスボンベに水素ガスを充填するガス充填業者の名前である。「ボンベ着脱回収費用」は、水素ガスボンベの回収・交換に係る費用(ガス充填業者による水素ガスの充填費用も含む)である。
また、ボンベ回収特性情報は、ユーザーが本実施形態の水素ガス充填配送システム1に会員登録した際に、ユーザー会員登録処理(図5参照)のステップS27において、システムサーバ10の制御部13(以下、制御部13という。)により、最初のボンベ回収特性情報が作成されてシステムサーバ10の記憶部11に登録(記憶)される。しかしながら、2回目以降は、ボンベ回収作業を行うボンベ回収業者が、対象となるユーザーが使用する水素水生成装置の水素ガスボンベの回収作業を行ったときに、その都度更新される情報である。
また、ボンベ回収特性情報は、上述した装置特性情報及び販売特性情報と同様に、本実施形態の水素ガス充填配送システム1に登録されている会員であれば、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにおいて、自由に閲覧可能としている。これにより、例えば、ユーザーは、自身が使用している水素水生成装置の水素ガスボンベの回収・交換日時を必要な時に確認できる。また、水素水生成装置のボンベ回収業者は、自身が担当するユーザーの水素水生成装置における水素ガスボンベの回収日時をいつでも確認することができる。
本実施形態の水素ガス充填配送システム1では、高圧の水素ガスを使用する危険性のある水素ガスボンベの交換作業に係る危険を回避するために、水素ガスの取扱い資格を有する専門業者(ボンベ回収業者、ガス充填業者)が、ユーザーからの水素ガスボンベの消費情報、又は、定期的(例えば、ユーザーが水素水生成装置を使用した所定期間(例えば、3カ月毎)に基づいて、水素水生成装置における水素ガスボンベの回収・交換作業を行う。つまり、ボンベ回収業者が担当するユーザーが使用する水素水生成装置の水素ガスボンベ内の水素ガスが消費されたと認知すると、ユーザーの自宅まで赴き、水素ガスボンベの回収・交換作業を行う。そして、回収した空の水素ガスボンベをガス充填業者(E)の工場等に持ち込んで、空いた水素ガスボンベに対して水素ガスの充填を行う。
ここで、会員登録されたユーザーから水素水生成装置に用いる水素ガスボンベの消費情報の送信例を具体的に説明する。ユーザーは、自身が使用する水素水生成装置に用いる水素ガスボンベの消費量が所定値以下になったことを検知すると、自身が所有する会員用端末20(ユーザー端末20A)からシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアクセスして、使用している水素水生成装置に用いる水素ガスボンベの回収・交換を要求する。この水素ガスボンベの容量が少ないことを検知する方法としては、水素水生成装置に水素ガスボンベの圧力を検知する圧力検知手段を設け、水素ガスボンベの圧力が所定値以下となったことを検知すると、水素水生成装置に設けられた水素ガスボンベの交換を知らせるランプ(図示しない)を点灯させることで、ユーザーに水素ガスボンベの容量が少ないこと報知し、これに気付いたユーザーが、ユーザーが所有する会員用端末20からシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアクセスして、使用している水素水生成装置に用いる水素ガスボンベの交換を要求するようにすることもできる。
これにより、会員登録されたユーザーの水素水生成装置を担当するボンベ回収業者の会員用端末20に対して、システムサーバ10からユーザー会員登録情報(図7参照)や上述したボンベ回収特性情報(図10参照)が水素ガスボンベの回収・交換指示として送信される。この水素ガスボンベ交換指示を会員用端末20で受信したボンベ回収業者は、ユーザーと直接連絡を取って、水素ガスボンベの交換作業を行う。
ボンベ回収業者は、対象となるユーザーの水素水生成装置の水素ガスボンベの交換を行う。この交換作業は次のような手順で行う。まず、家庭内に設置された水素水生成装置30のうちガス流通メンバー部材32aを、水素水生成メンバー部材から取外し、ガス流通メンバー部材32aを単体として入れ替える。すなわち、予めボンベの残存水素ガスを認知して、ガス流通操作バルブ33を閉にし、図18に示すようにガス流通メンバー部材32aの最上手(終端位置)にあるガス送出端部33aと、水素水生成メンバー部材の最下手(始端位置)にあるガス送気管35との螺合機構を外して各メンバー部材を分離し、水素ガスボンベ32を備えたガス流通メンバー部材32aを単体として取扱い可能とする。そして、この空の水素ガスボンベ32を具備したガス流通メンバー部材32a毎持ち去り、これにかわる予め水素ガスが充填されている水素ガスボンベ32のガス流通メンバー部材32aをユーザー宅に持参し、水素ガスボンベ32を水素水生成装置に取付ける作業(つまり、水素ガスボンベ32の交換作業)を行う。こうすることで、ユーザーは速やかに水素水生成装置30を使用することが可能となる。
そして、ボンベ回収業者は、回収した空の水素ガスボンベ32のガス流通メンバー部材32aをガス充填業者の工場等に持ち込んで、空いた水素ガスボンベに対して水素ガスの充填を行った後は、ボンベ回収業者の会員用端末20からシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアクセスして、上述したボンベ回収特性情報(図10参照)の必要な情報(例えば、ガス調圧機構の着脱の記録(回数)等)を更新する。
このようにわざわざ一旦ガス流通メンバー部材32aを取外してガス充填業者に空のボンベを引き渡しガス専門業者にガス充填作業を行わせ、その後に水素水生成メンバー部材を再度装着するという煩雑な迂回作業工程が必要な理由は次の通りである。
すなわち、全ては水素ガスと言う危険性の高いガス充填作業であることに起因するのであり、ガス操作バルブ機構の着脱や複雑な操作を必要とする水素ガスの充填作業は、不用意なガス漏れなどの事故を生起し易いため関連業者の責任負担が重い。従ってガスの専門業者は一般にかかる作業を嫌がり拒絶する。このため、かかるガス操作バルブ機構に関する脱着作業は予めボンベ回収業者が分担して行いガス充填業者はガス調圧機構の操作を行うことなく水素ガスの充填だけを行うシステムとしている。
[8.ガス充填登録手段]
以下、本実施形態の水素ガス充填配送システム1における水素ガス充填配送情報の一つであるガス充填特性情報を登録するガス充填登録手段を説明する。なお、上述した装置特性登録手段、販売特性登録手段及びボンベ回収登録手段と同様に、このガス充填登録手段も上述したユーザー会員登録処理(図5参照)のステップS27において、システムサーバ10の制御部13(以下、制御部13という。)により実行される処理である。
制御部13は、ガス充填登録手段で登録されるガス充填特性情報を、水素ガスボンベにガス充填作業を行うガス充填業者の関連業者登録情報(図6参照)に加えて、図11に示すように、ガス充填特性情報として「水素ガスボンベ受領日時」、「ガス充填完了日時」、「ボンベ回収業者への引渡日時」、「ボンベ回収業者名」、「ガス充填費用」等の情報で構成して、システムサーバ10の記憶部11に記憶する。
なお、図11に示すガス充填特性情報の「水素ガスボンベ受領日時」は、ボンベ回収業者から消費した水素ガスボンベ(つまり、水素ガスの充填が必要な空の水素ガスボンベ)を受け取った日時である。「ガス充填完了日時」は、ボンベ回収業者が持ち込んだ水素ガスボンベに水素ガスを充填した日時である。「ボンベ回収業者への引渡日時」は、水素ガスを充填完了した水素ガスボンベをボンベ回収業者に引き渡した日時である。「ボンベ回収業者名」は、消費した水素ガスボンベの持ち込み及び水素ガスを充填した水素ガスボンベの引き渡しを行うボンベ回収業者の名前である。「ガス充填費用」は、水素ガスボンベの水素ガスの充填に係る費用である。
また、ガス充填特性情報は、ユーザーが本実施形態の水素ガス充填配送システム1に会員登録した際に、ユーザー会員登録処理(図5参照)のステップS27において、システムサーバ10の制御部13(以下、制御部13という。)により、最初のボガス充填特性情報が作成されてシステムサーバ10の記憶部11に登録(記憶)される。しかしながら、2回目以降は、水素ガスの充填作業を行うガス充填業者が、ボンベ回収業者が消費した水素ガスボンベの持ち込んだ時、及び、水素ガスを充填した水素ガスボンベをボンベ回収業者に引き渡したときに、その度に制御部13により更新される情報である。
また、ガス充填特性情報は、上述した装置特性情報、販売特性情報及びボンベ回収特性情報と同様に、本実施形態の水素ガス充填配送システム1に登録されている会員であれば、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにおいて、自由に閲覧可能としている。これにより、例えば、ユーザーは、自身が使用している水素水生成装置の水素ガスボンベに係る水素ガスの充填費用を確認できる。また、ガス充填業者は、自身が行った水素ガスボンベへの水素ガスの充填作業の日時やそれにかかった費用等をいつでも確認することができる。
[9.具体的なアクセス実施例]
本実施形態の水素ガス充填配送システム1において、水素ガス充填配送情報を検索したい会員(ユーザー、関連業者)は、会員用端末20から公衆通信回線網50を介してシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアクセスする。これにより、水素ガス充填搬送サイト初期画面210が会員用端末20の表示画面21に表示された状態(図12参照)となる。この状態で、会員がチェックボックス211(会員の方はここを選択)を選択すると、図13に示す水素ガス充填配送システム1の会員用のログイン画面220が会員用端末20の表示画面21に表示される。このログイン画面220において、会員登録時にシステムサーバ10から次受信したユーザーID221及びパスワード222を入力して、送信ボタン223を押下する。
正しいユーザーID221及びパスワード222を受け付けると、図14に示す水素ガス充填配送システム1におけるシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトの会員用メニュー画面230が会員用端末20の表示画面21に表示される。この会員用メニュー画面230は、「関連業者登録情報一覧231」、「ユーザー会員登録情報一覧232」、「装置特性情報一覧233」、「販売特性情報一覧234」、「ボンベ回収特性情報一覧235」、「ガス充填特性情報一覧236」、「パスワード変更237」、「ログアウト238」等の複数のチェックボックスで構成されている。この「関連業者登録情報一覧231」、「ユーザー会員登録情報一覧」232、「装置特性情報一覧233」、「販売特性情報一覧234」、「ボンベ回収特性情報一覧235」、「ガス充填特性情報一覧236」は、本実施形態の水素ガス充填配送情報を構成する各種情報である。
会員用端末20の表示画面21に会員用メニュー画面230が表示された状態で、会員が「関連業者登録情報一覧231」を選択すると、水素ガス充填配送システム1に登録している複数の関連業者を選択する画面が会員用端末20の表示画面21に表示される。この関連業者を選択する画面では、会員登録している関連業者(製造業者、販売業者、ボンベ回収業者、ガス充填業者)毎の項目がメニューとして表示され、会員は自身が閲覧したい関連業者の項目を選択する。これにより選択された関連業者毎の関連業者登録情報(図6参照)の一覧が、会員用端末20の表示画面21に表示される。
会員用端末20の表示画面21に会員用メニュー画面230が表示された状態で、会員が「ユーザー会員登録情報一覧232」を選択すると、水素ガス充填配送システム1に登録している複数のユーザーの一覧画面が会員用端末20の表示画面21に表示される。会員は自身が閲覧したいユーザーを選択する。これにより選択されたユーザーのユーザー会員登録情報(図7参照)が、会員用端末20の表示画面21に表示される。
会員用端末20の表示画面21に会員用メニュー画面230が表示された状態で、会員が「装置特性情報一覧233」を選択すると、水素ガス充填配送システム1に登録しているユーザーが使用している水素水生成装置の特性を特定するための装置特性情報(図8参照)が会員用端末20の表示画面21に表示される。
会員用端末20の表示画面21に会員用メニュー画面230が表示された状態で、会員が「販売特性情報一覧234」を選択すると、水素ガス充填配送システム1に登録しているユーザーが使用している水素水生成装置の販売特性を特定するための、水素水生成装置
の販売業者の関連業者登録情報(図6参照)、水素水生成装置を購入したユーザーのユーザー会員登録情報(図7参照)、販売特性情報(図9参照)が会員用端末20の表示画面21に表示される。
会員用端末20の表示画面21に会員用メニュー画面230が表示された状態で、会員が「ボンベ回収特性情報一覧235」を選択すると、ボンベ回収作業を行うボンベ回収業者の関連業者登録情報(図6参照)やボンベ回収作業の対象となるユーザー会員登録情報(図7参照)に加えて、ボンベ回収特性情報(図10参照)が会員用端末20の表示画面21に表示される。
会員用端末20の表示画面21に会員用メニュー画面230が表示された状態で、会員が「ガス充填特性情報一覧236」を選択すると、水素ガスボンベにガス充填作業を行うガス充填業者の関連業者登録情報(図6参照)に加えて、ガス充填特性情報(図11参照)が会員用端末20の表示画面21に表示される。
会員用端末20の表示画面21に会員用メニュー画面230が表示された状態で、会員が「パスワード変更237」を選択すると、会員登録時にシステムサーバ10で自動生成されて発行されたパスワードを会員が所望するパスワードに変更する事ができる。
つまり、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトからパスワード変更画面が、会員用端末20にダウンロードされて会員用端末20の表示画面21に表示される。パスワードを変更したい会員は、パスワード変更画面に新しいパスワードを入力してシステムサーバ10にアップロードすることで、当該会員のパスワードが変更されて、システムサーバ10の記憶部11に記憶されている会員情報が更新されることになる。なお、パスワードの変更だけではなくユーザーIDも変更できるようにしてもよい。
最後に、会員用端末20の表示画面21に会員用メニュー画面230が表示された状態で、会員が「ログアウト238」を選択すると、システムサーバ10の水素ガス充填配送サイトからログアウトして、会員用端末20からシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトへの公衆通信回線網50を介した接続が終了する。
上述してきたように、本実施形態の水素ガス充填配送システム1に登録している会員(関連業者及びユーザー)であれば、本実施形態の水素ガス充填配送情報を構成する各種情報(「関連業者登録情報一覧231」、「ユーザー会員登録情報一覧」232、「装置特性情報一覧233」、「販売特性情報一覧234」、「ボンベ回収特性情報一覧235」、「ガス充填特性情報一覧236」)を必要な時に確認可能としている。つまり、本実施形態に係る水素ガス充填配送システム1では、会員登録しているユーザーや関連業者に対して、水素ガス充填配送情報を無料で公開している。
ここで、図1を参照して、水素ガス充填配送システム1に登録している複数の会員(製造業者(A)、販売業者(B)、ユーザー(C)、ボンベ回収業者(D)、ガス充填業者(E))間の代金の決済について説明する。
ユーザー(C)が自身の会員用端末20によりシステムサーバ10の水素ガス充填配送サイトにアクセスして、水素水生成装置30の購入及び水素ガス充填配送システム1に会員登録すると、ユーザー(C)が購入を決定した水素水生成装置30の販売業者(B)は、製造業者(A)から水素水生成装置30を仕入れて、会員登録されたユーザー(C)の住所(ユーザー会員登録情報(図7参照)の住所)に水素水生成装置30を搬入して設置し、水素水生成装置30の代金の決済を行う。この代金の決済は、上述した販売特性情報(図9参照)に記載されている「支払い方法」に基づいて行われる。
販売業者(B)は、製造業者(A)に対して仕入れた水素水生成装置30の代金の決済を行う。この代金の決済を現金、手形決済又は電子決済するかなどの手段については当事者(販売業者(B)及び製造業者(A))間の契約によって決定される。
販売業者(B)は、ユーザー(C)に水素水生成装置30の引渡が完了すると、自身の会員用端末20からシステムサーバ10に対して、水素水生成装置30の設置完了を報告する。これにより、システムサーバ10で登録された装置特性情報(図8参照)、ボンベ回収特性情報(図10参照)等の水素ガス充填配送情報が、システムサーバ10からボンベ回収業者(D)の会員用端末20に送信される。
ユーザー(C)が水素水生成装置30を使用するうちに水素ガスの消耗が進み水素水生成装置30の水素ガスボンベ32内のガスが無くなると、その状況が自動的に、或いはユーザー会員からの報知により、システムサーバ10を介してボンベ回収業者(D)にその旨の情報(ボンベ交換指示)が送信される。ボンベ回収業者(D)は、ユーザーと直接連絡を取って、ユーザー(C)の住所に赴き、水素水生成装置30の水素ガスボンベ32の交換・回収作業を行う。
ボンベ回収業者(D)とユーザー(C)との水素ガスボンベ32の交換・回収作業に係る代金は、ボンベ回収特性情報(図10参照)をシステムサーバ10からユーザー(C)の会員用端末20に送信することにより、予めユーザー(C)に知らされて報知承認されている。水素ガスボンベ32の交換・回収作業に係る費用(ボンベ着脱回収費用)は、ユーザー(C)よりボンベ回収業者(D)に支払われる。支払いの方法は別途各業者との間の契約で定められる。
ボンベ回収業者(D)は、回収した水素ガスボンベ32をガス充填業者(E)の会社に持ち込み、空の水素ガスボンベ32に対する水素ガスの充填をガス充填業者(E)に依頼する。ボンベ回収業者(D)とガス充填業者(E)との水素ガスボンベ32に対する水素ガスの充填に係る代金は、ガス充填特性情報(図11参照)をシステムサーバ10からボンベ回収業者(D)の会員用端末20に送信することにより、予めボンベ回収業者(D)に知らされて報知承認されている。水素ガスボンベ32への水素ガスの充填費用(ガス充填費用)は、ボンベ回収業者(D)よりガス充填業者(E)に支払われる。支払いの時期や決済方法(例えば、月決め決済等)は別途各業者との間の契約で定められる。ここで、ユーザー(C)がボンベ回収業者(D)に支払うボンベ着脱回収費用には、予めガス充填業者(E)に支払われるガス充填費用を含んだ費用とすることが望ましい、これにより、ユーザー(C)は、ボンベ回収業者(D)にボンベ着脱回収費用を支払うだけで、別途水素ガスの充填費用(ガス充填費用)をガス充填業者(E)に支払う必要がなくなり、水素ガスボンベ32の回収・交換に係る費用の支払いにおけるユーザー(C)の手間を軽減することができる。
各関連業者間の費用の決済方法に関しては、水各関連業者間(製造業者(A)、販売業者(B)、ボンベ回収業者(D)、ガス充填業者(E))で、水素水生成装置30の売買取引に関する実務、水素ガスボンベ32の回収・交換作業に関する実務、水素ガスボンベ32への水素ガスの充填作業に関する実務が適用され、現金、手形決済又は電子決済等の決済方法については関連業者の当事者間の契約によって決定される。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明の具体的な構成は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
1 ガス充填配送システム
10 システムサーバ
20 会員用端末
30 水素水生成装置
32 水素ガスボンベ
34 ガス調圧機構
33 ガス流通操作バルブ
33a ガス送出端部
35 ガス送気管
36 水素水生成槽
38 ガスバルブユニット
38a 雄パイプ
38b 雌パイプ
50 公衆通信回線網
A 製造業者
B 販売業者
C ユーザー
D ボンベ回収業者
E ガス充填業者

Claims (4)

  1. 素ガスボンベのノズル先端にガスバルブユニットを一体に連設固定し、
    前記ガスバルブユニットにおけるガス流通操作バルブの下手側に位置するガス送出端部には取外し自在にガス送気管の基端である端部を連通連設し、
    前記ガス送気管の先端は内部を密閉空間とした水素水生成槽に連通連設し、
    前記水素水生成槽には、前記ガス送気管より供給された水素と給水管より供給された水とが混合した水素水を吐水する水素水吐水部を設け、
    前記ガスバルブユニットは、
    前記水素ガスボンベの雌ネジが切られたノズル先端に螺合連設した雄パイプと、
    前記雄パイプに一体に螺合連設した雌パイプと、
    前記雌パイプの先端に設けた前記ガス流通操作バルブと、
    該バルブの下手側に連通連設したガス送出端部と、
    よりなり、
    前記雄パイプは、全長に亘って雄ネジが切られ、一端側が前記水素ガスボンベの前記ノズルに螺合するとともに、他端側が前記雌パイプに螺合し、
    前記雌パイプは、全長に亘って雌ネジが切られ、一端側が前記雄パイプの他端側に螺合するとともに、他端側が前記ガス流通操作バルブの上手側の雄ネジが切られた一端部に螺合し、
    前記ガス流通操作バルブは、下手側の雄ネジが切られた他端部が前記ガス送出端部を構成し、
    前記水素ガスボンベから、前記ノズル、前記雄パイプ、前記雌パイプ、前記ガス流通操作バルブを介して前記ガス送出端部に至る流路を水素ガス流通路とし、
    前記水素水生成槽は水素ガスが充満するだけの内部密閉空間とした装置ケースに収納され、
    前記装置ケースは側面に収容部を備え、
    前記収容部には、
    前記ガス送気管の端部と、このガス送気管の端部に一端側が取付けられ雌ネジが切られた連結ボルト筒と、が露出しているとともに、
    前記連結ボルト筒に螺合する雄ネジが切られたガス送出端部を有するガスバルブユニットと、このガスバルブユニットを連通連結する水素ガスボンベと、を有する水素ガス流通メンバー部材が収容され、
    前記ガスバルブユニットの前記ガス送出端部と、ガス送気管に取付けられた前記連結ボルト筒の端部とは、螺合機構を介して取外し自在に連通連結するように構成された、
    ことを特徴とする水素水生成装置。
  2. 前記水素ガスボンベから前記ガス送気管を介して前記水素水生成槽に供給される水素ガスの圧力を一定に調整保持するガス調圧機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の水素水生成装置。
  3. 前記水素水吐水部は、生成水素水の吐水・止水を行う止水弁がその流路の中途に配されているとともに、
    前記止水弁は、電気的又は機械的に止水弁を制御する制御機構と接続され、
    前記制御機構は、前記給水管の中途にて通水状態と止水状態とに切替を行う水切替弁、前記ガス送気管の中途にて通気状態と止水状態とに切替を行うガス切替弁、と接続されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の水素水生成装置。
  4. 請求項1~3のいずれかの水素水生成装置に使用する水素ガスボンベの水素ガス充填配送システムであって、
    家庭用の前記水素水生成装置に装着した前記水素ガスボンベに対する水素ガス充填配送サービスを行うシステムサーバと、
    水素ガスの充填配送サービスに係る会員がそれぞれ有する会員用端末と、
    公衆通信回線網を介して前記システムサーバと前記会員用端末とがそれぞれ相互に通信可能に接続された水素ガス充填配送システムであって、
    前記システムサーバは、
    前記水素水生成装置の製造業者と、前記水素水生成装置の販売業者と、前記水素水生成装置で消費した水素ガスボンベの回収を行うボンベ回収業者と、前記水素水生成装置で消費した水素ガスを水素ガスボンベに充填するガス充填業者と、前記水素水生成装置を使用するユーザーと、を水素ガス充填配送システムの会員として登録する会員登録手段と、
    前記ユーザーが使用する前記水素水生成装置の装置特性情報であって、水素水生成装置を使用するユーザー名、住所、電話・FAX番号、水素水生成装置の製造業者名、水素水生成装置の型番、水素水生成装置の販売業者名、水素水生成装置の仕様から構成される装置特性情報を登録する装置特性登録手段と、
    前記販売業者が前記水素水生成装置をユーザーに販売する際の販売特性情報であって、購入契約書の契約年月日、契約内容、水素水生成装置の支払い方法、購入金額、水素水生成装置の販売業者名、水素水生成装置のユーザー名から構成される販売特性情報を登録する販売特性登録手段と、
    前記ボンベ回収業者が前記水素ガスボンベを回収するためのボンベ回収特性情報であって、前回のボンベ回収日時、次回のボンベ回収予定日時、ボンベ内のガス残量検査日時、ガス調圧機構着脱の記録、水素ガスボンベのガス充填業者名、ボンベ着脱回収費用から構成されるボンベ回収特性情報を登録するボンベ回収登録手段と、
    前記ガス充填業者が水素ガスを前記水素ガスボンベに充填するためのガス充填特性情報であって、水素ガスボンベ受領日時、ガス充填完了日時、ボンベ回収業者への引渡日時、ボンベ回収業者名、ガス充填費用で構成されるガス充填特性情報を登録するガス充填登録手段と、
    を備えたことを特徴とする水素水生成装置に使用する水素ガスボンベ水素ガス充填配送システム。
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