JP2019219783A - 配送計画生成システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な配送ルートとを含めた総合的な配送計画を自動的に生成する配送計画生成システムを提供する。【解決手段】配送計画生成システムS1は、消費材300の残量を検出する残量検出手段10(11)と、残量検出手段で検出された残量値データD3を送信する送信手段12と、残量値データを受信する受信手段150と、受信手段で受信した残量値データと、予め入力されている消費材の配送に関するデータD5とを格納する格納手段102と、残量値データと消費材の配送に関するデータとに基づいて配送時期と配送ルートを算出する演算手段103と、算出した配送時期と配送ルートとを端末装置200Aに配信する配信手段105とを備え、消費材の配送に関するデータは、配送員の勤務シフトのデータ、配送車両の積載量のデータ、配送車両の走行距離のデータ、消費材の在庫量のデータの少なくとも1つを含んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、LPガスボンベや燃料電池等の消費材の配送計画を生成する配送計画生成システムおよびプログラムに関するものである。
従来において、LPガスボンベや燃料電池等の消費材の配送計画は、人員による使用量の検針結果に基づいて残量を予測し、その残量予測に基づいて配送計画を作成していた。
ところが、ガスメータ等の検針装置に関する技術の進展により、ガスの使用量等の情報を送受信し、その情報に基づいて配送計画を算出する技術が提案されている(特許文献1等参照)。
特開平7−129666
一方で、LPガスボンベや燃料電池等を配送する際には、配送効率を高めるために、1回の配送業務で複数箇所の消費者間を効率的に巡回することが求められる。
しかしながら、配送トラック等のルート検索に関する技術は種々提案されているものの、LPガスボンベ等の消費材の配送時期と、効率的な配送ルートとを含めた総合的な配送計画を自動的に生成する配送計画生成システムは未だ開発されていない。
本発明は、上述のような課題を解決すべくなされたものであり、LPガスボンベ等の消費材の配送時期と、効率的な配送ルートとを含めた総合的な配送計画を自動的に生成する配送計画生成システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る配送計画生成システムは、消費材の残量を検出する残量検出手段と、前記残量検出手段で検出された残量値データを送信する送信手段と、前記送信手段から送信された残量値データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した残量値データと、予め入力されている前記消費材の配送に関するデータとを格納する格納手段と、前記残量値データと前記消費材の配送に関するデータとに基づいて配送時期と配送ルートを算出する演算手段と、算出した配送時期と配送ルートとを端末装置に配信する配信手段とを備えた配送計画生成システムであって、前記消費材の配送に関するデータは、配送員の勤務シフトのデータ、配送車両の積載量のデータ、前記配送車両の走行距離のデータ、前記消費材の在庫量のデータの少なくとも1つを含むことを要旨とする。
これにより、LPガスボンベ等の消費材の配送時期と、効率的な配送ルートとを含めた総合的な配送計画を自動的に生成することができる。
請求項2に係る配送計画生成システムは、請求項1に記載の発明において、前記消費材の配送に関するデータは、前記配送員の作業負担を平均化するためのデータをさらに含み、前記作業負担を平均化するためのデータは、前記配送員の運転距離、前記消費材の重量、体積、配送先のエレベータの有無、配送作業で使用する階段の段数の少なくとも1つを含むことを要旨とする。
これにより、配送員の負担を平均化することができ、労務環境を向上することができる。
請求項3に係る配送計画生成システムは、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記演算手段は、前記配送ルートを算出する際に、配送地域にプロットした複数の配送先までの距離に基づいて大まかな巡回ルートとなる第1の配送ルートを算出し、前記第1の配送ルートを予め格納した地図データに照らし合わせて、実際の走行ルートとなる第2の配送ルートを決定することを要旨とする。
これにより、いきなり実際の走行ルートを検索する処理に比して、より高速に最適な配送ルートを検索することが可能となり、利便性を向上することができる。
請求項4に係る配送計画生成システムは、請求項3に記載の発明において、前記演算手段は、前記残量値データに基づく優先順位を勘案して前記第2の配送ルートを選択することを要旨とする。
これにより、残量値がより少ない配送先に優先的に配送すること等の措置を取ることができ、効率性と共に顧客満足度を向上することができる。
請求項5に係る配送計画生成システムは、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記消費材は、ガスボンベに充填されるLPガスおよび燃料電池に充填される水素ガスを含むことを要旨とする。
請求項6に係る配送計画生成プログラムは、消費材の残量を検出する残量検出過程と、前記残量検出手段で検出された残量値データを送信する送信過程と、前記送信手段から送信された残量値データを受信する受信過程と、前記受信過程で受信した残量値データと、予め入力されている前記消費材の配送に関するデータとに基づいて配送時期と配送ルートを算出する演算過程とを有する配送計画生成プログラムであって、前記消費材の配送に関するデータは、配送員の勤務シフトのデータ、配送車両の積載量のデータ、前記配送車両の走行距離のデータ、前記消費材の在庫量のデータの少なくとも1つを含むことを要旨とする。
本発明によれば、効率的な配送ルートとを含めた総合的な配送計画を自動的に生成する配送計画生成システムを実現することができる。
実施の形態に係る配送計画生成システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態に係る配送計画生成システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る配送計画生成システムに適用されるサーバの構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る配送計画生成システムで実行される配送計画作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る配送計画生成システムで作成された第1の配送ルートの例を示す説明図である。 実施の形態に係る配送計画生成システムで作成された配送計画(第2の配送ルート)の例を示す説明図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1から図6を参照して、本実施の形態に係る配送計画生成システムS1について説明する。
ここで、図1は、本実施の形態に係る配送計画生成システムS1の機能構成を示す機能ブロック図、図2は、配送計画生成システムS1の構成を示すブロック図、図3は、配送計画生成システムS1に適用されるサーバ100の構成例を示すブロック図、図4は、配送計画生成システムS1で実行される配送計画作成処理の処理手順を示すフローチャート、図5は、配送計画生成システムS1で作成された配送ルートの例を示す説明図、図6は、配送計画生成システムS1で作成された配送計画の例を示す説明図である。
(配送計画生成システムの構成)
図1の機能ブロックおよび図2のブロック図を参照して、本実施の形態に係る配送計画生成システムS1の機能構成および構成例について説明する。
配送計画生成システムS1は、ガスボンベに充填されるLPガスや、燃料電池に充填される水素ガス等の消費材300の残量を検出するガスメータ10或いは電力メータ11等で構成される残量検出手段と、残量検出手段10(11)で検出された残量値データD3(D1、D2)を送信する指針集計システム等で構成される送信手段12と、送信手段12から送信された残量値データを受信する受信手段150と、受信手段150で受信した残量値データD3と、予め入力されている消費材300の配送に関するデータD5とを格納するサーバ100のデータベース等で構成される格納手段102と、残量値データD3と消費材の配送に関するデータD5とに基づいて配送時期と配送ルートを算出するCPU等を備えるビッグデータ処理システム等で構成される演算手段103と、算出した配送時期と配送ルートとを複数の端末装置(モバイル端末等)200A、200Bに配信する配信手段105とを備える。
図1に示すように、消費材300、残量検出手段10(11)および送信手段12は、配送先400としての消費者の住居等に配置される。なお、配送先(顧客)400は、配送地域内に複数存在するものとする。
消費材の配送に関するデータD5としては、配送員の勤務シフトのデータ、配送車両の積載量のデータ、配送車両の走行距離のデータ、消費材300の在庫量のデータの少なくとも1つが含まれる。
また、消費材の配送に関するデータD5には、配送員の作業負担を平均化するためのデータをさらに含むようにできる。
作業負担を平均化するためのデータとしては、配送員の運転距離、消費材300の重量、体積、配送先のエレベータの有無、配送作業で使用する階段の段数の少なくとも1つを含むようにできる。
これにより、配送員の負担を平均化することができ、労務環境を向上することができる。
作業負担を平均化するためのデータとしては、上記以外に、配送車を停車可能な場所とボンベ設置場所までの距離、ボンベを交換する際のボンベ種別ごとの本数、ボンベ設置場所の難易度(例えば、設置場所が狭く、手前側から一本ずつしか取り出せないスペースの場合、一番奥のボンベを交換したい場合に、手前側を全て出さないと奥のボンベを交換出来ない等の事情に関するデータなどが挙げられる。
図2に例示するガス事業者に設置されるサーバ100では、具体的には、顧客情報を管理する顧客情報管理部、指針管理部、軒先に配置されるLPガスボンベの残量を計算する軒先残量計算部、前年の配送実績等を計算する前年実績計算部、LPガスの使用量を予測する使用量予測計算部、各種パラメータを管理するパラメータ管理部、配送員および配送車を管理する配送員配送車管理部、配送人員を選択する配送人員選択部、配送車両の積載量を管理する配送車両積載量管理部、配送距離および燃料消費量を管理する配送距離・燃料管理部、電子地図データ等を管理する地図情報管理部、効率的な配送ルートを算出する効率的配送ルート算出部、効率的な積載量を割り振る効率的積載量指示部等の各種処理部101が搭載されている。
ビックデータ処理システム103は、より具体的には、高速に計算を実施可能なデータベース等で構成され、過去の配送実績や、その際の残ガス量を参照しつつ、今回の最適な配送担当、配送実施日、積載するボンベの種別本数の決定、ボンベ内の推定残ガス量の計算、残ガスの余裕日数計算などの処理が実行される。
そして、ビックデータ処理システム(演算手段)103は、配送ルートを算出する際に、配送地域にプロットした複数の配送先までの距離に基づいて大まかな巡回ルートとなる第1の配送ルートR1(図5参照)を算出する。
この時点で、どの担当者がどの配送先に配送を行うのが一番効率が良いかを判断して、配送担当者の振り分けも行う。
なお、積載量の関係で、ボンベの積み込みが出来ない場合には、他の配送担当が配送をするように計算を行う。
また、配送員の勤務シフトも加味した計算を行うので、例えば、午前勤務、午後勤務という半日の勤務日の場合、その勤務時間内に配送が終わるような配送の割り振りとなる。
この第1の配送ルートR1を予め格納した地図データM1に照らし合わせて、実際の走行ルートとなる第2の配送ルートR2を決定することができる。なお、具体例については後述する。
また、ビックデータ処理システム(演算手段)103は、残量値データD3に基づく優先順位を勘案して第1の配送ルートR1を算出するようにできる。
なお、積載量や配送員のシフトの関係で、本来配送すべき先の配送が困難な場合は、直近のガス使用量の増加率及び、最新の残ガス、過去実績を元にガスの消費予測計算を行い、ガス切れを発生させる可能性が高い配送先を優先するようにできる。
逆に、配送すべき先を全て配送しても、積載量や勤務シフトに余裕がある場合には、残ガスが次に少ない先を優先に配送先を追加決定する。
ビックデータ処理システム(演算手段)103によって算出された第1の配送ルートR1等の配送データD10は、配信手段105を介してモバイル端末200A、200B等に無線送信される。
モバイル端末200A、200B等に配信されて格納手段201に格納される配送データD10としては、容器積載指示、配送先指示、配送ルート指示、走行距離管理データ、走行ルート管理データ、現在地管理データ、過去走行ルート管理データ等が含まれる。
(サーバの構成例)
図3を参照して、本実施の形態に係る配送計画生成システムS1に適用可能なサーバ100の構成例について説明する。
サーバ100は、演算手段としてのビックデータ処理システム103を備え、ビックデータ処理システム103には、キーボードおよびマウス等のポインティングデバイスを含む入力装置301、液晶ディスプレイ等で構成される表示部302が接続されている。
また、データ処理システム103は、NASドライブ装置304等を含む補助記憶装置303が接続されている。
なお、補助記憶装置303に格納されるデータとしては、過去の指針、配送実績(交換本数、担当、残ガス)、顧客情報、メータ情報などが挙げられる。
データ処理システム103には、格納手段としての記憶装置(ハードディスク等)102が接続されている。
記憶装置(ハードディスク等)102には、広域地図、道路地図等の電子地図データを格納したデータベースDB1、顧客情報、顧客位置(緯度経度)情報等の顧客管理データを格納したデータベースDB2、配送センターからの距離情報等の配送地点管理データを格納したデータベースDB3、LPガスボンベ等の容器残量、容器情報等の容器管理データを格納したデータベースDB4、積載量、配送員勤務シフト情報等の配送員・車両管理データを格納したデータベースDB5、配送割振情報、配送コース情報等の配送コース管理データを格納したデータベースDB6が構築されている。
サーバ100からは、図示しない配信手段を介して、無線通信回線N1によって、モバイル端末200A、200Bに、配送時期、配送ルート等を含む各種情報が配信される。
なお、モバイル端末200A、200Bは、液晶ディスプレイ等の表示装置205、キーボード等の入力装置206およびフラッシュメモリ等で構成される記憶装置207等を備えている。
(配送計画作成処理)
図4のフローチャートおよび図5、図6を参照して、上記構成に係る配送計画生成システムS1で実行される配送計画作成処理の処理手順について説明する。
ステップS101では、指針集計システム(送信手段)12を常に起動した状態として、ステップS102に移行する。
ステップS102では、指針集計システム12と受信手段150との間の通信網を介して残量検出手段10(11)で検出した各配送先(顧客)400の指針情報(残量値データ)D3を取得する。
次いで、ステップS103では、取得した指針情報(残量値データ)D3に基づいて各配送先(顧客)400のLPガスボンベ等の残量を算出してステップS105に移行する。
ステップS105では、算出された残量に基づいてLPガスボンベ等の配送が必要な配送先を絞り込んでステップS106に移行する。
ステップS106では、効率的配送のための距離、積載量、軒先残量(残量値データ)D3に基づいて、配送担当者を割り振ってステップS107に移行する。
ステップS107では、割り振りをした結果(即ち、第1の配送ルートR1に相当)を概略的な地図M1上に表示する(図5参照)。なお、第1の配送ルートR1の詳細については後述する。
次いで、ステップS108では、配送効率化ルート(即ち、第2の配送ルートR2に相当)を実際の道路地図M2上に表示する(図6参照)。なお、第2の配送ルートR2の詳細については後述する。
続いて、ステップS109に移行して、第2の配送ルートR2等の計算結果が適した精度か否かが判定され、「No」の場合にはステップS106に戻り、「Yes」の場合にはステップS110に移行する。
なお、ステップS109では、配送担当毎の配送先、配送ルート、交換するボンベ、現在残ガスを画面で確認することが出来る。
本システムS1は、直近の残ガス情報、ガス使用の状況、前年実績を参照して計算を行っているが、精度については、システムと管理者による判定となる。
本システムS1では、配送を実際した際の残ガス及び、配送員の走行距離等で、予め設定した閾値を超過しないか判定を行う。
管理者が判定する部分は、例えば、例年より寒くなるのが早まりそうという気象情報や、来週寒波が到来するというような情報を操作者が把握した場合で、これらは過去情報及び、現在情報だけでは判断できない。この場合、管理者は計算結果を元にしながら、臨時の計算パラメータを含めて再度計算を実行させる。
主なものとしては、秋の気温が下がっていく時期や、朝冷え込み始めることによるファンヒータ、床暖房など消費量が多い設備を使用開始する時期、逆に気温が上昇していく春先等の時期的な判断などが挙げられる。
ステップS110では、担当者が所有するモバイル端末200A(200B)に配送指示を配信してステップS111に移行する。
ステップS111では、担当者が所有するモバイル端末200A(200B)に、配送員の現在地および配送先の配送ルート(第2の配送ルートR2に相当)を表示して処理を終了する。
(配送ルートの具体例)
図5、図6を参照して、配送ルート(第1の配送ルートR1、第2の配送ルートR2)の具体例について説明する。
ここで、図5は、本実施の形態に係る配送計画生成システムS1で作成された第1の配送ルートR1の例を示す説明図、図6は、配送計画生成システムS1で作成された配送計画(第2の配送ルートR2)の例を示す説明図である。
図5に示す例では、ルートr1〜r6の6つの第1の配送ルートR1を概略的な地図M1に表示している。
ルートr1を例に説明すると、配送地域にプロットした複数の配送先C1〜C4間の所要時間等に基づいて大まかな巡回ルートとなる第1の配送ルートr1を算出している。
他のルートr2〜r3についても同様にして大まかな巡回ルートとなる第1の配送ルートr2〜r6を算出している。
そして、例えば、配送先のLPガス等の残量値データD3に基づく優先順位を勘案して第2の配送ルートR1を選択することができる。
図5に示す例では、LPガス等の残量値データD3について、ルートr1における残量値の平均が、67/100とルートr1〜r6の中で一番低いので、優先順位を1位として選択している。
これにより、残量値がより少ない配送先に優先的に配送すること等の措置を取ることができ、効率性と共に顧客満足度を向上することができる。
なお、ルートr2〜r6については、ルートr1に基づく配送の完了後に、再度優先順位を決定し、下記と同様に第2の配送ルートR2を選択するようにできる。
次いで、図6に示す配達経路確認ボードのように、上述のようにして選択した第1の配送ルートr1を予め格納した地図データ(実際の道路地図)M2に照らし合わせて、実際の走行ルートとなる第2の配送ルートR2を決定して表示する。
このように、最初に大まかな巡回ルートとなる第1の配送ルートR1を算出し、この第1の配送ルートR1に基づいて実際の走行ルートとなる第2の配送ルートR2を決定するという本発明独自の処理手順によれば、いきなり実際の走行ルートを検索する処理に比して、より高速に最適な配送ルートを検索することが可能となり、利便性を向上することができる。
なお、図6に示す例では、配達経路確認ボードの右側には、配送指示に関する詳細な情報を表示している。
これにより、実際の走行ルートとなる第2の配送ルートR2に沿ってトラック等を運行すると共に、注文品の正確な配送を支援することができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、本発明に係る配送計画生成システムが対象とする消費材は、LPガスボンベのLPガス、燃料電池の水素ガスに限られず、タンクに充填されて配送される飲料水、灯油など、メータ等により検針可能な消費材であれば何れにも適用可能である。
S1…配送計画生成システム
10…ガスメータ(残量検出手段)
11…電力メータ(残量検出手段)
12…送信手段(指針集計システム)
100…サーバ
102…格納手段
103…演算手段(ビックデータ処理システム)
105…配信手段
150…受信手段
200A、200B…端末装置(モバイル端末)
300…消費材(LPガス、水素ガス)
400…配送先(顧客)
D3…残量値データ
D5…消費材の配送に関するデータ
D10…配送データ
M1、M2…地図
R1(r1〜r6)…第1の配送ルート
R2…第2の配送ルート

Claims (6)

  1. 消費材の残量を検出する残量検出手段と、
    前記残量検出手段で検出された残量値データを送信する送信手段と、
    前記送信手段から送信された残量値データを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した残量値データと、予め入力されている前記消費材の配送に関するデータとを格納する格納手段と、
    前記残量値データと前記消費材の配送に関するデータとに基づいて配送時期と配送ルートを算出する演算手段と、
    算出した前記配送時期と前記配送ルートとを端末装置に配信する配信手段と
    を備えた配送計画生成システムであって、
    前記消費材の配送に関するデータは、配送員の勤務シフトのデータ、配送車両の積載量のデータ、前記配送車両の走行距離のデータ、前記消費材の在庫量のデータの少なくとも1つを含むことを特徴とする配送計画生成システム。
  2. 前記消費材の配送に関するデータは、前記配送員の作業負担を平均化するためのデータをさらに含み、
    前記作業負担を平均化するためのデータは、前記配送員の運転距離、前記消費材の重量、体積、配送先のエレベータの有無、配送作業で使用する階段の段数、配送車の停車場所と作業場所の距離、現地作業の複雑さに関するデータの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の配送計画生成システム。
  3. 前記演算手段は、
    前記配送ルートを算出する際に、
    配送地域にプロットした複数の配送先までの距離に基づいて大まかな巡回ルートとなる第1の配送ルートを算出し、
    前記第1の配送ルートを予め格納した地図データに照らし合わせて、実際の走行ルートとなる第2の配送ルートを決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配送計画生成システム。
  4. 前記演算手段は、
    前記残量値データに基づく優先順位を勘案して前記第2の配送ルートを選択することを特徴とする請求項3に記載の配送計画生成システム。
  5. 前記消費材は、ガスボンベに充填されるLPガスおよび燃料電池に充填される水素ガスを含むことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の配送計画生成システム。
  6. 消費材の残量を検出する残量検出過程と、
    前記残量検出手段で検出された残量値データを送信する送信過程と、
    前記送信手段から送信された残量値データを受信する受信過程と、
    前記受信過程で受信した残量値データと、予め入力されている前記消費材の配送に関するデータとに基づいて配送時期と配送ルートを算出する演算過程と
    を有する配送計画生成プログラムであって、
    前記消費材の配送に関するデータは、配送員の勤務シフトのデータ、配送車両の積載量のデータ、前記配送車両の走行距離のデータ、前記消費材の在庫量のデータの少なくとも1つを含むことを特徴とする配送計画生成プログラム。
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