JP2006145630A - 画像形成システムとその画像形成装置,制御方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷管理サーバ30が、PC20から文書データおよび所要条件(印刷条件,機器選択条件)を含む印刷依頼を受けた場合に、各MFP10からそれらのプロパティを取得し、予め記憶保持した各MFP10別の計算プログラムに従い、上記印刷条件および各MFP10のプロパティに基づいて各MFP10別の消費電力量をそれぞれ計算し、その各計算結果および上記機器選択条件に基づいて各MFP10のいずれかを印刷使用機器として選択する。
【選択図】図1
Description
このような画像形成システムとしては、ネットワーク上に端末装置の他に複数台の各画像形成装置を一括管理する印刷管理サーバも接続することにより、端末装置からの印刷データを印刷管理サーバが各画像形成装置へ選択的に送信して印刷を行わせるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、画像形成システムを構成する複数台の画像形成装置の中から所要条件を確実に満たす画像形成装置を印刷に使用する機器として使用できるようにすることを目的とする。
上記機器選択手段は、上記所要条件が印刷条件の場合に、該印刷条件および上記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置で上記印刷データの印刷によって消費される該各画像形成装置別の消費電力量をそれぞれ計算する消費電力量計算手段を有し、該手段による各計算結果に基づいて該各画像形成装置のいずれかを上記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする管理装置。
請求項7の発明による管理装置は、請求項2〜5のいずれかの管理装置において、上記各画像形成装置のプロパティを登録するプロパティ登録手段を設けたものである。
請求項8の発明による管理装置は、請求項7の管理装置において、上記プロパティ登録手段が、上記各画像形成装置からそれぞれ通知されてくる該各画像形成装置のプロパティを登録するものである。
請求項10の発明による管理装置は、請求項2〜9のいずれかの管理装置において、上記各画像形成装置別の消費電力量を計算するための該各画像形成装置別の計算プログラムをそれぞれ記憶する計算プログラム記憶手段を設け、上記消費電力量計算手段が、上記各画像形成装置別の計算プログラムに従って上記各画像形成装置別の消費電力量を計算するものである。
請求項12の発明による管理装置は、請求項10の管理装置において、上記各画像形成装置からそれぞれ上記計算プログラムを取得する計算プログラム取得手段を設けたものである。
請求項15の発明による画像形成システムは、請求項14の画像形成システムにおいて、上記各画像形成装置のプロパティ通知手段がそれぞれ、当該画像形成装置の起動時に該画像形成装置のプロパティを上記管理装置へ通知するものである。
請求項24の発明による管理装置における制御方法は、請求項19〜22のいずれかの管理装置における制御方法において、上記各画像形成装置のプロパティを登録するものである。
請求項26の発明による管理装置における制御方法は、請求項24の管理装置における制御方法において、外部から入力される上記各画像形成装置別のプロパティを登録するものである。
請求項29の発明による管理装置における制御方法は、請求項27の管理装置における制御方法において、上記各画像形成装置からそれぞれ上記計算プログラムを取得するものである。
請求項36の発明によるプログラムは、請求項31〜34のいずれかのプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記各画像形成装置のプロパティを登録するプロパティ登録機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項38の発明によるプログラムは、請求項36のプログラムにおいて、上記プロパティ登録機能が、外部から入力される上記各画像形成装置別のプロパティを登録するものである。
請求項40の発明によるプログラムは、請求項39のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記端末装置から上記各画像形成装置別の上記計算プログラムを取得する計算プログラム取得機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項42の発明による記録媒体は、請求項30〜41のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
図1は、この発明の一実施形態である画像形成システムのネットワーク接続例を示す概念図である。
図2は、MFP10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このMFP10は、デジタル複写機,プリンタ,FAX装置,スキャナ装置としての機能、つまりコピー機能,プリンタ機能(印刷機能),FAX機能,スキャナ機能を含む各種機能を実現できる画像形成装置であり、図2に示すように、コントローラ11,FCU(ファックスコントロールユニット)12,エンジンインタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」ともいう)13,およびエンジン14等によって構成されている。これらの構成が、原稿の画像読み取り,印刷(画像形成),画像データ送信等の画像処理を行うためのハードウェア資源である。
FCU12は、FAX装置又はモデム機能(FAX通信機能)を有するデジタル複写機や他のMFP(デジタル複合機)等の画像形成装置等の外部装置との通信を公衆回線経由で制御するものである。
エンジンI/F13は、エンジン14をPCI(Peripheral Component Interconnect)バスに接続するためのインタフェースである。
ASIC102は、CPUインタフェース,SDRAMインターフェース,ローカルバスインタフェース,PCIインタフェース,HDDインタフェース等からなる多機能デバイスボードであり、CPU101の制御対象となるデバイスの共有化を図り、アーキテクチャの面からアプリ等の開発の高効率化を支援するものである。
SDRAM103は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU101がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このSDRAM103の代わりに、DRAMやSRAMを使用してもよい。
NVRAM105は、変更可能な種々のパラメータ等のデータを記憶する不揮発性メモリであり、電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。なお、このNVRAM105として、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM,フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを使用することができる。
操作部107は、エンジン14,PC20,又は印刷管理サーバ30に対する動作指示等のデータを入力するための各種の操作キー(操作スイッチ又は操作ボタンともいう)およびLCD又はCRTの文字表示器を有する操作手段である。
USB・I/F109およびIEEE1394・I/F110はそれぞれ、外部装置(周辺機器)と直接接続して通信を行うための、USB規格,IEEE1394規格のインタフェース(直接インタフェース)である。
MAC・I/F111は、LAN等のネットワーク1を介してPC20や印刷管理サーバ30を含む外部装置と通信を行うためのネットワークインタフェースである。
なお、USB・I/F109やIEEE1394・I/F110以外の直接インタフェースをコントローラ11に増設することもできる。
プリンタ機能とは、外部装置からのデータをそのまま又は加工処理してプロッタに送って記録媒体上に可視画像として印刷させるプリンタ動作(印刷動作)を行わせる機能のことである。
スキャナ機能とは、スキャナに原稿の画像を読み取らせ、その画像データをメモリ(SDRAM103,NVRAM105,又はHDD106)に書き込んで記憶(蓄積)させるスキャナ動作を行わせる機能のことである。
FAX機能とは、スキャナに原稿の画像を読み取らせ、その画像データをFCU12によって外部装置へ送信させるFAX送信動作と、外部装置からFCU12によって画像データを受け取り、その画像データをプロッタに送って記録媒体上に画像を形成させるFAX受信動作を行わせる機能のことである。
図3は、MFP10の主要な機能構成例を示すブロック図である。
このMFP10のコントローラ11は、通信処理部121,時間計測部122,電力制御部123,記憶部124,およびメイン制御部125としての機能を備えている。これらの機能は、図2のCPU101がROM104やSDRAM103上のプログラムに従って動作し、必要に応じてUSB・I/F109,IEEE1394・I/F110,MAC・I/F111を選択的に使用することにより実現できるものである。
時間計測部122は、各種の時間計測を行うものである。これによって、現在の時刻(年月日時秒)を知ることができる。
電力制御部123は、エンジン14内の定着ヒータを含む各部への電力供給(通電)のオン/オフを制御するものである。
図4は、PC20のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このPC20は、文書データやグラフィックデータ等の印刷データを生成する機能を有する端末装置(情報処理装置)であり、図4に示すように、装置本体200,入力装置220,および表示装置230によって構成されている。なお、この実施形態では、説明の都合上、印刷データとして、文書データ(以下「印刷文書データ」ともいう)のみを扱うものとする。
この装置本体200の構成は、図2によって説明したMFP10のコントローラ11の構成と略同様である。
入力装置220は、動作指示等のデータを入力するためのキーボードやマウス等のポインティングデバイス等に相当する。
表示装置230は、各種情報を表示するLCDディスプレイ又はCRTディスプレイ等に相当する。なお、この表示装置230の表面に、タッチパネルを備えることもできる。
また、USB・I/F208,IEEE1394・I/F209,およびMAC・I/F210を用いることにより、ネットワーク制御(図6の(c))を行う。
図5は、印刷管理サーバ30のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この印刷管理サーバ30は、PC20からの印刷データを各MFP10へ選択的に送信して印刷を行わせる管理装置であり、図5に示すように、CPU301,ASIC302,SDRAM303,ROM304,NVRAM305,HDD306,モデム307,USB・I/F308,IEEE1394・I/F309,およびMAC・I/F310等によって構成されている。
CPU301は、印刷管理サーバ30の電源投入時に、ROM304内のブートローダに従い、HDD306内のOSを読み出し、それをSDRAM303にロードして展開した後、そのOSを起動させる。更に、HDD306内に各MFP10別の計算プログラムが格納されている場合には、それもSDRAM303にロードして展開する。
なお、MFP10以外に、単体のプリンタ,デジタル複写機,又はFAX装置等の他の画像形成装置をネットワーク1経由で又は直接接続することもできる。これらの画像形成装置は、図示は省略するが、MFP10と同様な構成のコントローラを備え、後述するこの発明に係わる制御(処理)を行うことができる。
まず、MFP等の画像形成装置のプロパティについて説明する。
画像形成装置のプロパティは、オブジェクト(操作対象)に関する情報をまとめたものであり、表1に示すような静的な情報と表2に示すような動的な情報とに分けられる。
ここで、表3に示すプロパティのうち、ステータス移行(電力モード移行)時間は、例えば表4に示す通りである。表4では、オフモードから低電力モードへの時間が10秒、オフモードから通常待機モードへの移行時間は20秒、低電力モードから通常待機モードへの移行時間が15秒となっている。
図7は、各MFP10における各電力モード時の消費電力Pと時間tとの関係の一例を示す線図である。
E=PWARM・TWARM+PRUN・TRUN+PWAIT・TLOW+PLOW・TOFF
ここで、PWARM,PRUN,PWAIT,PLOWは機器(MFP10)固有の値である。
ウォームアップタイムTWARMは、機器固有の値であり、機器の状態に依存する。つまり、MFP10の各電力モードが図8に示すような関係になっているため、表6に示すように、印刷依頼を受けた時点での電力モードによって変化する。
図9は、印刷時間TRUN と印刷枚数との関係の一例を示す線図である。
この図9を見て分かるように、1枚目の印刷(ファーストプリント)に最も時間がかかる。
よって、印刷時間は、電力モードとファーストプリント(1枚目)と連続プリント(2枚目以降)との組み合わせによって決定できる。
例えば、表7に示すように、片面印刷モード時のファーストプリントをTRUNs1st、連続プリントをTRUNs とし、両面印刷モード時のファーストプリントをTRUNb1st 、連続プリントをTRUNbとすると、印刷時間は次のようになる。
TRUN=TRUNs1st
片面印刷モードで2枚以上印刷する場合の印刷時間TRUN は、次式によって求めることができる。
TRUN=TRUNs1st+TRUNs×n枚
両面印刷モードで1枚のみ印刷する場合の印刷時間TRUN は、次式によって求めることができる。
TRUN=TRUNb1st
両面印刷モードで2枚以上印刷する場合の印刷時間TRUN は、次式によって求めることができる。
TRUN=TRUNb1st+TRUNb×n枚
したがって、印刷時の消費電力量が大きい機器でも、機器の状態,印刷枚数,モード移行時間(電力モードの移行時間)の設定値によっては、印刷時の消費電力量が小さい機器よりトータルな消費電力量が少ない場合がある。
図10の(a)は印刷時の消費電力量が小さいオフモードのMFP(機器)における各電力モード時の消費電力Pと時間tとの関係の一例を、同図の(b)は印刷時の消費電力量が大きい通常待機のMFPにおける各電力モード時の消費電力Pと時間tとの関係の一例をそれぞれ示す線図である。
この図10を見て分かるように、後者のMFPの方が消費電力量が少なくなる。
印刷依頼(印刷命令)には、以下の(A)(B)に示す2種類のパターンがある。
このパターンの場合、つまりMFP10で印刷指示を受けてから印刷文書データの印刷が終了するまでに消費される消費電力量を計算するための計算プログラムが印刷管理サーバ30又はMFP10にあるパターンの場合、印刷依頼は引数として文書データ,印刷条件,機器選択条件を持つ。
(B)計算プログラムがPC20にあるパターン
このパターンの場合、印刷依頼は引数として文書データ,印刷条件,機器選択条件,計算プログラムを持つ。
(1)印刷条件
この印刷条件は、文書をどのような形で印刷するかという条件であり、表8に示すような各種の属性からなる。
印刷する文書の大きさ(例:A4,B5)を示すものである。
・用紙サイズ
印刷する用紙の大きさ(例:A4,B5)を示すものである。
・部数
印刷する部数である。
印刷する文書が縦長の原稿か横長の原稿かを示すものである。
・白黒/カラー
印刷を白黒で行うか、カラーで行うかを示すものである。
・集約設定
用紙1ページに複数ページの原稿を印刷するかどうかの設定内容、あるいは何ページの原稿を集約するか(例:原稿2ページ→用紙1ページ)どうかの設定内容を示すものである。
用紙の両面に印刷するかどうかの設定内容を示すものである。
・ステープル設定
印刷された用紙に対し、部数毎にステープルを打つかどうかの設定内容を示すものである。
・パンチ設定
印刷された用紙に対し、パンチ穴をあけるかどうかの設定内容を示すものである。
この機器選択条件は、MFP10を選択するための条件あり、表9に示すような各種の属性からなる。
MFP10の選択を印刷管理サーバ30に自動で行わせるか/ユーザが自分で指定するかを示すものである。
・出力場所
MFP10の選択を印刷管理サーバ30に自動で行わせる場合、どこに設置されているMFP10に印刷させるかという条件を示すものである。
消費電力量がもっとも少ないMFP10を選択するか/スピードが最も速いMFP10を選択するかを示すものである。
・機器名
印刷に使用するMFP10をユーザが指定する場合、どのMFP10に印刷させるか、そのMFP(機器)10の名称を示すものである。
この操作画面上をユーザが入力装置220(例えばマウス)によって操作することにより、任意の印刷条件および機器選択条件を入力することができる。
この計算プログラムは、印刷条件およびMFP10のプロパティからMFP10の消費電力量を計算するためのプログラムである。
(a)印刷管理サーバ30は、自己に接続されている全てのMFP10の中から機器選択条件に合うものを探す。
(b)印刷管理サーバ30は、機器選択条件に合うMFP10の中から最も消費電力量の少ないものを判断する。
(c)最も消費電力量の少ない画像形成装置に対して印刷指示を送信する。
この印刷指示は、引数として文書データおよび印刷条件を持つ。
MFP10は、文書データおよび印刷条件を含む印刷指示を受けると、その文書データをその印刷条件に従って印刷を行った後、印刷終了通知を印刷管理サーバ30へ返す。
この印刷終了通知は、引数として表10に示すような印刷結果および機器名(印刷を行ったMFP10の名称)を持つ。
ここで、印刷結果は、印刷が成功したか/失敗したかを示すものであり、印刷が失敗した場合はその理由(紙づまり,故障など)を付加する。
PC20の装置本体200内のCPU201は、印刷管理サーバ30から印刷終了通知を受けると、その印刷終了通知中の印刷結果を機器名と共に表示装置230に表示する。その印刷結果の異なる表示例を図12に示す。図12の(a)は印刷が成功した旨を知らせる表示例を、同図の(b)は印刷が失敗した旨をその理由と共に知らせる表示例をそれぞれ示す。
まず、PC20と印刷管理サーバ30と各MFP10との間の通信シーケンスの第1例について、図13を参照して説明する。
この第1実施例の場合、各MFP10別の計算プログラムは、印刷管理サーバ30のHDD306に記憶保持され、印刷管理サーバ30の起動時にSDRAM303に展開されているものとする。
さらに、各MFP10のCPU101が、ROM104上のプログラムに従って動作し、必要に応じて図2のSDRAM103,NVRAM105,HDD106,USB・I/F109,IEEE1394・I/F110,MAC・I/F111を選択的に使用することにより、プロパティ通知手段としての機能を果たす。
PC20のCPU201は、ユーザによる入力装置220の操作により、文書データが生成され、且つ印刷条件および機器選択条件が入力された後、印刷要求がなされると(S101)、その生成された文書データと入力された印刷条件および機器選択条件とを含む印刷依頼を印刷管理サーバ30へ送信する(S102)。
印刷管理サーバ30のCPU301は、PC20から印刷依頼を受信すると、一方のMFP10aに対してそのプロパティを要求する(S103)。
印刷管理サーバ30のCPU301は、MFP10aへのプロパティの要求に対して、MFP10aからそのプロパティを取得すると、SDRAM303上のMFP10a用の計算プログラムに従い、受信した印刷依頼中の印刷条件および取得したMFP10aのプロパティに基づいてMFP10aの消費電力量(MFP10aで印刷指示を受けてから文書データの印刷が終了するまでに消費される消費電力量)を計算した後(S105)、今度は他方のMFP10bに対してそのプロパティを要求する(S106)。
印刷管理サーバ30のCPU301は、MFP10bへのプロパティの要求に対して、MFP10bからそのプロパティを取得すると、SDRAM303上のMFP10b用の計算プログラムに従い、受信した印刷依頼中の印刷条件および取得したMFP10bのプロパティに基づいてMFP10bの消費電力量を計算する(S108)。
MFP10aのCPU101は、印刷管理サーバ30から印刷指示を受信すると、その印刷指示中の印刷条件に基づいてその印刷指示中の文章データを可視画像として用紙上に印刷する印刷処理を行った後、その印刷結果と自機の名称(機器名)を含む印刷終了通知を印刷管理サーバ30へ送信する(S111)。
PC20のCPU201は、印刷管理サーバ30から印刷終了通知を受けると、その印刷終了通知中の印刷結果を機器名と共に表示装置230の画面に表示して、ユーザに知らせる(S113)。
次に、PC20と印刷管理サーバ30と各MFP10との間の通信シーケンスの第2例について、図14を参照して説明する。
この第2実施例の場合、各MFP10別の計算プログラムは、PC20のHDD206に記憶保持されているものとする。
さらに、各MFP10のCPU101が、ROM104上のプログラムに従って動作し、必要に応じて図2のSDRAM103,NVRAM105,HDD106,USB・I/F109,IEEE1394・I/F110,MAC・I/F111を選択的に使用することにより、プロパティ通知手段としての機能を果たす。
以後の印刷管理サーバ30,各MFP10,およびPC20によるステップS204〜S213の制御(処理)は、図13によって説明したステップS104〜S113の制御と同様なので、それらの説明を省略する。
次に、PC20と印刷管理サーバ30と各MFP10との間の通信シーケンスの第3例について、図15を参照して説明する。
この第3実施例の場合、各MFP10別の計算プログラムは、各MFP10のHDD106に記憶保持されているものとする。
さらに、各MFP10のCPU101が、ROM104上のプログラムに従って動作し、必要に応じて図2のSDRAM103,NVRAM105,HDD106,USB・I/F109,IEEE1394・I/F110,MAC・I/F111を選択的に使用することにより、プロパティ通知手段および計算プログラム通知手段としての機能を果たす。
PC20のCPU201は、ユーザによる入力装置220の操作により、文書データが生成され、且つ印刷条件および機器選択条件が入力された後、印刷要求がなされると(S301)、その生成された文書データと入力された印刷条件および機器選択条件とを含む印刷依頼を印刷管理サーバ30へ送信する(S302)。
MFP10aのCPU101は、印刷管理サーバ30からプロパティの要求を受けると、MFP10aのプロパティを印刷管理サーバ30へ通知する(S304)。
印刷管理サーバ30のCPU301は、MFP10aへのプロパティの要求に対して、MFP10aからそのプロパティを取得すると、MFP10aに対して計算プログラムを要求する(S305)。
印刷管理サーバ30のCPU301は、MFP10aへの計算プログラムの要求に対して、MFP10aから計算プログラムを取得すると、それをSDRAM303上に展開し、その計算プログラムに従い、受信した印刷依頼中の印刷条件および取得したMFP10aのプロパティに基づいてMFP10aの消費電力量を計算した後(S307)、今度は他方のMFP10bに対してそのプロパティを要求する(S308)。
印刷管理サーバ30のCPU301は、MFP10bへのプロパティの要求に対して、MFP10bからそのプロパティを取得すると、MFP10bに対して計算プログラムを要求する(S310)。
MFP10bのCPU101は、印刷管理サーバ30から計算プログラムの要求を受けると、MFP10b用の計算プログラムを印刷管理サーバ30へ通知する(S311)。
以後の印刷管理サーバ30およびPC20によるステップS313〜S317の制御は、図13によって説明したステップS109〜S113の制御と同様なので、それらの説明を省略する。
次に、PC20と印刷管理サーバ30と各MFP10との間の通信シーケンスの第4例について、図16を参照して説明する。
この第4実施例の場合、各MFP10別の計算プログラムは、印刷管理サーバ30のHDD306に記憶保持され、印刷管理サーバ30の起動時にSDRAM303に展開されているものとする。
さらに、各MFP10のCPU101が、ROM104上のプログラムに従って動作し、必要に応じて図2のSDRAM103,NVRAM105,HDD106,USB・I/F109,IEEE1394・I/F110,MAC・I/F111を選択的に使用することにより、プロパティ通知手段としての機能を果たす。
MFP10aのCPU101は、MFP10aが管理者によって設置され(例えばネットワーク1に接続され)た後(S401)、電源オンによって起動すると、MFP10aのプロパティを印刷管理サーバ30へ通知する(S402)。その後、MFP10aの電力モードが移行する(例えば通常待機モードから低電力モードに移行する)と(S405)、その旨を移行後の電力モードと共に印刷管理サーバ30へ通知する(S406)。この通知は、電力モードが移行する毎に行う。
印刷管理サーバ30のCPU301は、PC20から印刷依頼を受信すると、SDRAM303上のMFP10a用の計算プログラムに従い、受信した印刷依頼中の印刷条件および予め登録してあるMFP10aのプロパティに基づいてMFP10aの消費電力量を計算する(S411)。
以後の印刷管理サーバ30およびPC20によるステップS413〜S417の制御は、図13によって説明したステップS109〜S113の制御と同様なので、それらの説明を省略する。
次に、PC20と印刷管理サーバ30と各MFP10との間の通信シーケンスの第5例について、図17を参照して説明する。
この第5実施例の場合、各MFP10別の計算プログラムは、印刷管理サーバ30のHDD306に記憶保持され、印刷管理サーバ30の起動時にSDRAM303に展開されているものとする。
さらに、各MFP10のCPU101が、ROM104上のプログラムに従って動作し、必要に応じて図2のSDRAM103,NVRAM105,HDD106,USB・I/F109,IEEE1394・I/F110,MAC・I/F111を選択的に使用することにより、プロパティ通知手段としての機能を果たす。
印刷管理サーバ30のCPU301は、管理者によって各MFP10のプロパティが入力され、その登録の指示がなされると(S501)、その各MFP(機器)10のプロパティを登録する(HDD306又はNVRAM305に記憶保持する)。例えば、図示しない管理者用のPCのCPUが、管理者による入力装置の操作により、各MFP10のプロパティが入力された後、その登録要求がなされることにより、その入力された各MFP10のプロパティを印刷管理サーバ30へ送信すると、印刷管理サーバ30のCPU301は、その各MFP10のプロパティを受信して登録する。
MFP10bのCPU101も、MFP10aの電力モードが移行すると(S504)、その旨を移行後の電力モードと共に印刷管理サーバ30へ通知する(S505)。この通知も、電力モードが移行する毎に行う。
印刷管理サーバ30のCPU301は、各MFP10のプロパティを登録した後、MFP10a又は10bから電力モードが移行した旨の通知を受ける度に、登録しているプロパティのうちのステータス情報を移行後の電力モードを示す情報に更新する。
以後の印刷管理サーバ30およびPC20によるステップS508〜S514の制御は、図16によって説明したステップS411〜S417の制御と同様なので、それらの説明を省略する。
次に、PC20と印刷管理サーバ30と各MFP10との間の通信シーケンスの第6例について、図18を参照して説明する。
この第6実施例の場合、各MFP10別の計算プログラムは、印刷管理サーバ30のHDD306に記憶保持され、印刷管理サーバ30の起動時にSDRAM303に展開されているものとする。
さらに、各MFP10のCPU101が、ROM104上のプログラムに従って動作し、必要に応じて図2のSDRAM103,NVRAM105,HDD106,USB・I/F109,IEEE1394・I/F110,MAC・I/F111を選択的に使用することにより、プロパティ通知手段およびモード移行抑止手段としての機能を果たす。
管理者,印刷管理サーバ30,および各MFP10によるステップS601〜S608の作業(操作を含む)又は制御は、図16によって説明したステップS401〜S408の作業又は制御と同様なので、それらの説明を省略する。
印刷管理サーバ30のCPU301は、PC20から印刷依頼を受信すると、各MFP10に対してそれぞれモード移行(電力モードの移行)の抑止(禁止)を指示した後(S611,S612)、SDRAM303上のMFP10a用の計算プログラムに従い、受信した印刷依頼中の印刷条件および予め登録してあるMFP10aのプロパティに基づいてMFP10aの消費電力量を計算する(S613)。
各MFP10別の消費電力量の計算が完了すると、それらの計算結果を比較し、その比較結果から最適なMFP10(例えば最も消費電力量の少ないMFP10)を最適機器と判断し、それを印刷使用機器として選択する(S615)。
以後の印刷管理サーバ30およびPC20によるステップS619〜S621の制御は、図13によって説明したステップS111〜S113の制御と同様なので、それらの説明を省略する。
各MFP10のCPU101はそれぞれ、印刷管理サーバ30からモード移行抑止の指示を受けてからモード移行抑止解除の指示を受けるまで、電力モードの移行を抑止する。
(2)図14によって説明した制御(第2実施例)のステップS202とS203との間にモード移行抑止指示を、ステップS210とS211との間にモード移行抑止解除指示をそれぞれ挿入する。
(4)図17によって説明した制御(第5実施例)のステップS507とS508との間にモード移行抑止指示を、ステップS511とS512との間にモード移行抑止解除指示をそれぞれ挿入する。
図19および図20は、PC20の表示装置230に表示される消費電力量の計算結果を含む操作画面の異なる例を示す図である。但し、図19の表示画面は3台のMFP10の消費電力量の計算結果を表示したものである。
PC20のCPU201は、印刷管理サーバ30から各MFP10別の消費電力量の計算結果を受け取ると、例えば図19に示すように、各MFP10別の消費電力量の計算結果の一覧リストを含む操作画面を表示装置230に表示する。
それによって、PC20のCPU201は、その選択された機器名のMFP10を示す情報を含む印刷依頼を印刷管理サーバ30へ送信する。
印刷管理サーバ30のCPU301は、PC20から印刷依頼を受信すると、その印刷要求によって指定されたMFP10を印刷使用機器として選択する。
PC20のCPU201は、印刷管理サーバ30から印刷使用機器として選択されたMFP10の消費電力量を計算結果を受け取ると、例えば図20に示すように、そのMFP10の消費電力量の計算結果を含む操作画面を表示装置230に表示する。
ユーザは、印刷使用機器として選択されたMFP10でOKであれば、入力装置220によって操作画面上の「印刷」キーを押下(タッチ)する。
それによって、PC20のCPU201は、印刷依頼を印刷管理サーバ30へ送信する。
印刷管理サーバ30のCPU301は、PC20から印刷依頼を受信すると、上記選択を確定する。
なお、それらの画像形成システムにおいて、印刷管理サーバとしての機能を複数台の画像形成装置のうちの少なくとも1台に備えることにより、印刷管理サーバを省くこともできる。この場合、印刷管理サーバとしての機能を有する画像形成装置が、他の複数の画像形成装置に対して第1〜第6実施例の各MFPに対する制御と同様の制御を行う。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
20:PC 30:印刷管理サーバ 101,201,301:CPU
102,202,302:ASIC 103,203,303:SDRAM
104,204,304:ROM 105,205,305:NVRAM
106,206,306:HDD 107:操作部
109,208,308:USB・I/F
110,209,309:IEEE1394・I/F
111,210,310:MAC・I/F 121:通信処理部
122:時間計測部 123:電力制御部 124:記憶部
125:メイン制御部 200:装置本体 220:入力装置 230:表示装置
Claims (42)
- 文書データ等の印刷データを生成する端末装置、および該端末装置からの前記印刷データを可視画像として用紙等の印刷媒体への印刷を行う複数台の各画像形成装置がネットワーク等の通信回線を介して接続され、前記端末装置からの前記印刷データを前記各画像形成装置へ選択的に送信して前記印刷を行わせる管理装置であって、
前記端末装置から前記印刷データおよび所要条件を含む印刷依頼を受けた場合に、該所要条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択する機器選択手段を設けたことを特徴とする管理装置。 - 請求項1記載の管理装置において、
前記機器選択手段は、前記所要条件が印刷条件の場合に、該印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置で前記印刷データの印刷によって消費される該各画像形成装置別の消費電力量をそれぞれ計算する消費電力量計算手段を有し、該手段による各計算結果に基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする管理装置。 - 請求項1記載の管理装置において、
前記機器選択手段は、前記所要条件が印刷条件と機器選択条件とからなる場合に、前記印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置別の各消費電力量をそれぞれ計算する消費電力量計算手段を有し、該手段による各計算結果および前記機器選択条件に基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする管理装置。 - 請求項3記載の管理装置において、
前記機器選択手段は、前記機器選択条件が印刷スピードよりも省エネルギーを優先するものであった場合に、前記各計算結果から最も消費電力量の少ない画像形成装置を前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする管理装置。 - 請求項1記載の管理装置において、
前記機器選択手段は、前記所要条件が印刷条件の場合に、該印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置別の各消費電力量をそれぞれ計算する消費電力量計算手段と、該手段による前記各画像形成装置別の計算結果を前記端末装置へ通知する計算結果通知手段とを有し、該手段による通知後、前記端末装置からの要求に応じて前記各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする管理装置。 - 請求項2乃至5のいずれか一項に記載の管理装置において、
前記各画像形成装置からそれぞれ該画像形成装置のプロパティを取得するプロパティ取得手段を設けたことを特徴とする管理装置。 - 請求項2乃至5のいずれか一項に記載の管理装置において、
前記各画像形成装置のプロパティを登録するプロパティ登録手段を設けたことを特徴とする管理装置。 - 請求項7記載の管理装置において、
前記プロパティ登録手段は、前記各画像形成装置からそれぞれ通知されてくる該各画像形成装置のプロパティを登録することを特徴とする管理装置。 - 請求項7記載の管理装置において、
前記プロパティ登録手段は、外部から入力される前記各画像形成装置別のプロパティを登録することを特徴とする管理装置。 - 請求項2乃至9のいずれか一項に記載の管理装置において、
前記各画像形成装置別の消費電力量を計算するための該各画像形成装置別の計算プログラムをそれぞれ記憶する計算プログラム記憶手段を設け、
前記消費電力量計算手段は、前記各画像形成装置別の計算プログラムに従って前記各画像形成装置別の消費電力量を計算することを特徴とする管理装置。 - 請求項10記載の管理装置において、
前記端末装置から前記各画像形成装置別の前記計算プログラムを取得する計算プログラム取得手段を設けたことを特徴とする管理装置。 - 請求項10記載の管理装置において、
前記各画像形成装置からそれぞれ前記計算プログラムを取得する計算プログラム取得手段を設けたことを特徴とする管理装置。 - 請求項6記載の管理装置と前記端末装置と前記各画像形成装置とを前記通信回線を介して接続可能な画像形成システムにおいて、
前記管理装置のプロパティ取得手段は、前記端末装置から前記印刷依頼を受けた場合に、前記各画像形成装置に対して該各画像形成装置のプロパティを要求する手段を有し、
前記各画像形成装置はそれぞれ、前記管理装置から前記プロパティの要求を受けた場合に、自己のプロパティを前記管理装置へ通知するプロパティ通知手段を設けたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項8記載の管理装置と前記端末装置と前記各画像形成装置とを前記通信回線を介して接続可能な画像形成システムにおいて、
前記各画像形成装置はそれぞれ、所定のタイミングで自己のプロパティを前記管理装置へ通知するプロパティ通知手段を設けたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項14記載の画像形成システムにおいて、
前記各画像形成装置のプロパティ通知手段はそれぞれ、当該画像形成装置の起動時に該画像形成装置のプロパティを前記管理装置へ通知することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項12記載の管理装置と前記端末装置と前記各画像形成装置とを前記通信回線を介して接続可能な画像形成システムにおいて、
前記管理装置の計算プログラム取得手段は、前記端末装置から前記印刷依頼を受けた場合に、前記各画像形成装置に対して前記計算プログラムを要求する手段を有し、
前記各画像形成装置はそれぞれ、前記管理装置から前記計算プログラムの要求を受けた場合に、対応する前記計算プログラムを前記管理装置へ通知する計算プログラム通知手段を設けたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項13乃至16のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記管理装置に、前記消費電力量計算手段による各画像形成装置別の計算の開始前に、その計算対象の画像形成装置に対してモード移行の抑止を指示するモード移行抑止指示手段と、前記消費電力量計算手段による各画像形成装置別の計算の終了後、その計算対象の画像形成装置に対してモード移行の抑止解除を指示するモード移行抑止解除手段とを設け、
前記各画像形成装置にそれぞれ、前記管理装置から前記モード移行の抑止が指示されてから該抑止の解除が指示されるまで、自己のモードの移行を抑止するモード移行抑止手段を設けたことを特徴とする画像形成システム。 - 文書データ等の印刷データを生成する端末装置、および該端末装置からの前記印刷データを可視画像として用紙等の印刷媒体への印刷を行う複数台の各画像形成装置がネットワーク等の通信回線を介して接続され、前記端末装置からの前記印刷データを前記各画像形成装置へ選択的に送信して前記印刷を行わせる管理装置における制御方法であって、
前記端末装置から前記印刷データおよび所要条件を含む印刷依頼を受けた場合に、該所要条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする制御方法。 - 請求項18記載の管理装置における制御方法において、
前記所要条件が印刷条件の場合に、該印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置で前記印刷データの印刷によって消費される該各画像形成装置別の消費電力量をそれぞれ計算し、その各計算結果に基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする制御方法。 - 請求項18記載の管理装置における制御方法において、
前記所要条件が印刷条件と機器選択条件とからなる場合に、前記印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置別の各消費電力量をそれぞれ計算し、その各計算結果および前記機器選択条件に基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする制御方法。 - 請求項20記載の管理装置における制御方法において、
前記機器選択条件が印刷スピードよりも省エネルギーを優先するものであった場合に、前記各計算結果から最も消費電力量の少ない画像形成装置を前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする制御方法。 - 請求項18記載の管理装置における制御方法において、
前記所要条件が印刷条件の場合に、該印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置別の各消費電力量をそれぞれ計算し、その各画像形成装置別の計算結果を前記端末装置へ通知した後、前記端末装置からの要求に応じて前記各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とする制御方法。 - 請求項19乃至22のいずれか一項に記載の管理装置における制御方法において、
前記各画像形成装置からそれぞれ該画像形成装置のプロパティを取得することを特徴とする制御方法。 - 請求項19乃至22のいずれか一項に記載の管理装置における制御方法において、
前記各画像形成装置のプロパティを登録することを特徴とする制御方法。 - 請求項24記載の管理装置における制御方法において、
前記各画像形成装置からそれぞれ通知されてくる該各画像形成装置のプロパティを登録することを特徴とする制御方法。 - 請求項24記載の管理装置における制御方法において、
外部から入力される前記各画像形成装置別のプロパティを登録することを特徴とする制御方法。 - 請求項19乃至26のいずれか一項に記載の管理装置における制御方法において、
予め前記各画像形成装置別の消費電力量を計算するための該各画像形成装置別の計算プログラムをそれぞれ記憶しておき、その各画像形成装置別の計算プログラムに従って前記各画像形成装置別の消費電力量を計算することを特徴とする制御方法。 - 請求項27記載の管理装置における制御方法において、
前記端末装置から前記各画像形成装置別の前記計算プログラムを取得することを特徴とする制御方法。 - 請求項27記載の管理装置における制御方法において、
前記各画像形成装置からそれぞれ前記計算プログラムを取得することを特徴とする制御方法。 - 文書データ等の印刷データを生成する端末装置、および該端末装置からの前記印刷データを可視画像として用紙等の印刷媒体への印刷を行う複数台の各画像形成装置がネットワーク等の通信回線を介して接続され、前記端末装置からの前記印刷データを前記各画像形成装置へ選択的に送信して前記印刷を行わせる管理装置のコンピュータに、
前記端末装置から前記印刷データおよび所要条件を含む印刷依頼を受けた場合に、該所要条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択する機器選択機能を実現させるためのプログラム。 - 請求項30記載のプログラムにおいて、
前記機器選択機能は、前記所要条件が印刷条件の場合に、該印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置で前記印刷データの印刷によって消費される該各画像形成装置別の消費電力量をそれぞれ計算する消費電力量計算機能を有し、該機能による各計算結果に基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とするプログラム。 - 請求項30記載のプログラムにおいて、
前記機器選択機能は、前記所要条件が印刷条件と機器選択条件とからなる場合に、前記印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置別の各消費電力量をそれぞれ計算する消費電力量計算機能を有し、該機能による各計算結果および前記機器選択条件に基づいて該各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とするプログラム。 - 請求項32記載のプログラムにおいて、
前記機器選択機能は、前記機器選択条件が印刷スピードよりも省エネルギーを優先するものであった場合に、前記各計算結果から最も消費電力量の少ない画像形成装置を前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とするプログラム。 - 請求項30記載のプログラムにおいて、
前記機器選択機能は、前記所要条件が印刷条件の場合に、該印刷条件および前記各画像形成装置のプロパティに基づいて該各画像形成装置別の各消費電力量をそれぞれ計算する消費電力量計算機能と、該機能による前記各画像形成装置別の計算結果を前記端末装置へ通知する計算結果通知機能とを有し、該機能による通知後、前記端末装置からの要求に応じて前記各画像形成装置のいずれかを前記印刷に使用する機器として選択することを特徴とするプログラム。 - 請求項31乃至34のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記各画像形成装置からそれぞれ該画像形成装置のプロパティを取得するプロパティ取得機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項31乃至34のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記各画像形成装置のプロパティを登録するプロパティ登録機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項36記載のプログラムにおいて、
前記プロパティ登録機能は、前記各画像形成装置からそれぞれ通知されてくる該各画像形成装置のプロパティを登録することを特徴とするプログラム。 - 請求項36記載のプログラムにおいて、
前記プロパティ登録機能は、外部から入力される前記各画像形成装置別のプロパティを登録することを特徴とするプログラム。 - 請求項31乃至38のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記各画像形成装置別の消費電力量を計算するための該各画像形成装置別の計算プログラムをそれぞれ記憶する計算プログラム記憶機能をも実現させるためのプログラムであり、前記消費電力量計算機能は、前記各画像形成装置別の計算プログラムに従って前記各画像形成装置別の消費電力量を計算することを特徴とするプログラム。 - 請求項39記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記端末装置から前記各画像形成装置別の前記計算プログラムを取得する計算プログラム取得機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項39記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、前記各画像形成装置からそれぞれ前記計算プログラムを取得する計算プログラム取得機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項30乃至41のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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