JP2006143592A - (メタ)アクリレートの製造方法 - Google Patents

(メタ)アクリレートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高い収率で(メタ)アクリレートが得られる製法の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で表される(メタ)アクリレートの製造方法であって、常圧における沸点が該(メタ)アクリレートより40℃以上高い溶媒を少なくとも1種用いることを特徴とする製造方法。 一般式(1)
Figure 2006143592

(一般式(1)中、R1は水素原子またはメチル基を表す。R2は炭素数1〜6のアルキル基を表す。一般式(1)中の水素原子は、1H でも2Hでもよい。)
【選択図】 なし

Description

本発明は、(メタ)アクリレートの製造方法に関する。
技術背景
一般に、(メタ)アクリル酸エステルは単独で重合させて、または他の重合性モノマーと共重合させて、プラスチックやゴムの改質剤、塗料、接着剤、粘着剤、シーリング材、コーティング剤、紙加工剤、繊維処理剤、潤滑油添加剤、皮革処理剤、エネルギー線硬化型樹脂などに広く使用されている。なかでも含フッ素(メタ)アクリレートから合成されるポリマーは、撥水性、低屈折率、酸素透過性などを有しており、光学材料用透明樹脂をはじめ種々の機能性材料として重要な素材である。
(メタ)アクリル酸エステルの製造方法としては、例えば特許文献1に記載のように、メタクリル酸とアルコールを酸などのエステル化触媒および重合禁止剤の存在下で加熱脱水して得る方法が知られている。しかしこの方法は大量の酸触媒、特殊な金属触媒あるいは過剰量のアルコールを必要とするため、大量生産には、特に高価なアルコールを反応させる場合には、必ずしも適当ではなかった。
また、生成する水を溶媒との共沸作用を利用して反応系外に取り除くことによりエステル化反応を促進させる方法も知られているが、この方法はアルコールが水に比べて十分高い沸点を有する場合に限られる。
一方、(メタ)アクリル酸エステルの製造方法として、例えば特許文献2に記載のように金属水酸化物水溶液中で(メタ)アクリロイルクロライドとアルコールを反応させる方法が知られている。この方法は温和な条件で酸クロライドとアルコールをほぼ1対1の割合で反応させて高収率で目的とするエステルが得られる点で優れている。しかしこの方法では、親水性のアルコール、特に親水的でかつ求核性の低い含フッ素アルコールを反応基質とする場合に、濃度や攪拌条件などに収率が左右されやすく、必ずしも大量製造に適した方法とは言えなかった。
親水性のアルコールを基質とする場合の上記問題を回避する方法としては、非特許文献1に記載のように、(メタ)アクリロイルクロライドとアルコールを、有機合成によく用いられる非水溶性溶媒であるジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチルなどの溶媒中で反応させ、副生物(用いた塩基の塩酸塩など)を分液操作で除いた後、溶媒と該(メタ)アクリレートを分離するという方法がある。しかし、沸点が溶媒に比べて十分に高くない(メタ)アクリレート、例えば2,2,2-トリフルオロエチルメタクリレート(沸点110℃)の合成に適用した場合には、溶媒と目的物の蒸留による分離が困難になり、収率低下の原因となる。
特開昭59-175452号公報 特公平6-86408号公報 Tetarhedron; 1992, 6371
本発明は、上記課題を解決することを目的としたものであって、高い収率で(メタ)アクリレートが得られる製造方法を提供することを目的とする。
上記課題のもと、発明者が鋭意検討を行った結果、下記手段により上記課題を解決しうることを見出した。
(1)下記一般式(1)で表される(メタ)アクリレートの製造方法であって、常圧における沸点が該(メタ)アクリレートより40℃以上高い溶媒を少なくとも1種用いることを特徴とする製造方法。
一般式(1)
Figure 2006143592
(一般式(1)中、R1は水素原子またはメチル基を表す。R2は炭素数1〜6のアルキル基を表す。一般式(1)中の水素原子は、1H でも2Hでもよい。)
(2)下記一般式(2)で表される酸ハロゲン化物とアルコールの反応による、(1)に記載の製造方法。
一般式(2)
Figure 2006143592
(一般式(2)中、R1は水素原子またはメチル基を表す。R2は炭素数1〜6のアルキル基を表す。Xは塩素原子または臭素原子を表す。一般式(2)中の水素原子は、1H でも2Hでもよい。)
(3)前記一般式(1)で表される(メタ)アクリレートを含む溶媒を蒸留して、該(メタ)アクリレートを回収する工程を含む、(1)または(2)に記載の製造方法。
(4)前記溶媒の少なくとも1種が、非水溶性溶媒または非水溶性溶媒を含む溶媒である、(1)〜(3)のいずれかに記載の製造方法。
(5)前記溶媒の少なくとも1種が、非水溶性溶媒と水溶性溶媒の混合溶媒である、(4)に記載の製造方法。
(6)前記溶媒が、炭素原子、水素原子、酸素原子以外の原子を含まないものである、(1)〜(5)のいずれかに記載の製造方法。
(7)前記溶媒が、炭素原子と水素原子のみからなる炭素数10以上の炭化水素である、(1)〜(6)のいずれかに記載の製造方法。
(8)前記溶媒がn−テトラデカンである(1)〜(7)のいずれかに記載の製造方法。
(9)前記一般式(1)で表される化合物中のR2がフッ素原子を含むアルキル基である、(1)〜(8)のいずれかに記載の製造方法。
(10)前記一般式(1)で表される化合物が、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート(重水素化物を含む)である、(1)〜(9)のいずれかに記載の製造方法。
(11)前記溶媒が高沸点の非水溶性溶媒と水溶性溶媒との混合溶媒であり、前記一般式(1)で表される(メタ)アクリレートを含む混合溶媒を水洗して前記水溶性溶媒を除去する工程を含む、(1)〜(10)のいずれかに記載の製造方法。
本発明では、高い沸点を有する溶媒を用いることにより、高い収率で(メタ)アクリレートが得られる。
以下において、本発明の内容について詳細に説明する。尚、本願明細書において「〜」とはその前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味で使用される。
本発明では、一般式(1)で表される(メタ)アクリレートを、常圧における沸点が該(メタ)アクリレートより40℃以上高い溶媒を少なくとも1種用いて製造することを特徴とする。 また、本発明でいう(メタ)アクリレートとは、アクリレートまたはメタアクリレートのことをいう。
一般式(1)
Figure 2006143592
一般式(1)中、R1は水素原子またはメチル基を表し、好ましくはメチル基である。一般式(1)中、R2は炭素数1〜6のアルキル基を表し、好ましくは、炭素数1〜4のアルキル基である。また、アルキル基は、直鎖であっても分岐であってもよい。
一般式(1)で表される(メタ)アクリレートは、該一般式(1)で表される化合物が有する水素原子の10〜60%がフッ素原子によって置換されていることが好ましい。特に、R2の水素原子がフッ素原子によって置換されていることがより好ましい。
また、一般式(1)中の水素原子は、1H でも2H(重水素原子)でもよい。水素原子の70%以上が2Hであることが好ましい。
一般式(1)で表される(メタ)アクリレートとしては、具体的には、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル等が挙げられる。
本発明では、常圧において沸点が(メタ)アクリレートより40℃以上高い溶媒を用いるが、70℃以上高い溶媒が好ましく、100℃以上高い溶媒がより好ましい。
本発明で用いる溶媒の種類は、本発明の趣旨を逸脱しない限り特に定めるものではないが、少なくとも1種類が非水溶性溶媒または非水溶性溶媒を含む溶媒であることが好ましい。より好ましくは炭素原子、水素原子および酸素原子以外の原子を含まないものであり、さらに好ましくは、炭素原子と水素原子のみからなる炭素数10以上の炭化水素である。具体的には、n−テトラデカン、トリグリム、ジメチルホルムアミド(DMF)、n−デカン、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。
これらの有機溶媒は、1種類のみを採用してもよいし、2種類以上を併用してもよい。
このとき、溶媒の使用量は原料および反応生成物に対して(体積比)で、0.5倍〜10倍となる様に用いることが好ましい。
本発明の製造方法は、上記溶媒下における、例えば、下記一般式(2)で表されるような、酸ハロゲン化物とアルコールの反応によって行われる。
一般式(2)
Figure 2006143592
一般式(2)中、R1は水素原子またはメチル基を表し、一般式(1)におけるR1と同義であり、好ましい範囲も同義である。一般式(2)中、R2は炭素数1〜6のアルキル基を表し、一般式(1)におけるR2と同義であり、好ましい範囲も同義である。一般式(2)中、Xは塩素原子または臭素原子を表し、塩素原子が好ましい。一般式(2)中の水素原子は、1Hであっても2Hであってもよい。
酸ハロゲン化物は、具体的には、メタクリロイルクロライドが挙げられる。酸ハロゲン化物の水素原子の70%以上が、2Hであることが好ましい。
アルコールは、具体的には、2,2,2−トリフルオロエタノール、メタノール、エタノール等が挙げられる。また、アルコールが有する水素原子は、70%以上が、2Hであることが好ましい。
酸ハロゲン化物とアルコールはモル比で1:0.8〜1:1.2となる様に反応させることが好ましく、1:1で反応させることがより好ましい。
上記一般式(2)で表される反応は、−5〜30℃の温度範囲で行うことが好ましく、生成した塩化水素を除去するため、炭酸カリウムやトリエチルアミンなどの塩基を添加して反応させることが好ましい。
添加順としては、アルコール,塩基,溶媒の混合物に対して、酸クロライドを滴下する、または、塩基が液体の場合は、アルコール、酸クロライド、溶媒の混合物に対して塩基を滴下して行うことが好ましい。
また、反応時間は上記温度で撹拌を続けながら放置し、滴下終了から1〜3時間またはNMRやGCなどの測定で、アルコールかハロゲン化物の少なくとも一方の消失を確認した時点をもって反応を終了とする。
上記反応において、常圧において沸点が(メタ)アクリレートより40℃以上高い溶媒を用いることにより、簡便な蒸留精製によって、溶媒の含率が極めて少ない0.1%未満(メタ)アクリレートを高収率で得ることができる。
また、本発明の製造方法において、2種類用いることが好ましく、この場合、例えば、上記一般式(2)で表される反応を進行させるために用いる第一の溶媒と、該反応が進行した後、(メタ)アクリレートを高純度で回収するために用いる第二の溶媒とすることができる。ここで、第一の溶媒は水溶性であることが好ましく、第二の溶媒は非水溶性の溶媒であることが好ましい。これにより第一の溶媒は抽出時に水層に除くことができ、蒸留精製操作が簡便になり、高純度の(メタ)アクリレートが得られやすくなる。この混合溶媒を用いる場合、非水溶性溶媒と水溶性溶媒の比(体積比)は、20:1〜1:20であることが好ましい。
本発明では、生成した反応物が重合反応を起こさない様に重合禁止剤を含めてもよい。重合禁止剤の種類は限定されないが、具体的にはイルガノックス1010(チバガイギー製)などを用いることができる。重合禁止剤は、例えば、原料である酸ハロゲン化物に対してモル比で 0.01%〜1% 加えるのが好ましい。
本発明の製造方法により得られる(メタ)アクリレートは、特表平9−510957号公報に記載されているような光学材料用透明樹脂等に好ましく用いることができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜、変更することができる。従って、本発明の範囲は以下に示す具体例に限定されるものではない。
[実施例1] テトラデカンとトリグライムを溶媒として用いた、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート−d7(2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレートの重水素化物、1−1−d7)の合成例
Figure 2006143592
2,2,2−トリフルオロエタノール−d3 141g(1.37mol)のトリグリム(トリエチレングリコールジメチルエーテル)(沸点:216℃)225ml溶液に、n−テトラデカン(沸点:252.5℃)45mlと重合禁止剤としてイルガノックス1010(チバガイギー製)を100mg加えた。この溶液を5℃に冷却して炭酸カリウム227g(1.64mol)を加え、メタクリロイルクロライド−d5 (メタクリロイルクロライドの重水素化物)158g(1.44mol)を、反応液を10℃以下に保って滴下し、滴下終了から3時間、反応液の温度を5℃〜10℃の範囲に保って攪拌した。
反応液に氷冷水1500mlおよびテトラデカン(沸点:252.5℃)150mlを加えて分液し、有機層を1Lの蒸留水および500mLの飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、イルガノックス1010を100mg加え、減圧蒸留(63℃/147mmHg)にて無色透明の液体(1−1−d7)(沸点:110℃)を203g得た(1.16mol、収率 85%)。得られた(1−1−d7)に含まれるテトラデカンの含率は1H−NMRを用いた定量した結果0.04質量%であり、トリグライムは検出されず、テトラデカン以外の不純分を含まない高い純度で得られていることが分かった。
[実施例2] テトラデカンとジメチルホルムアミド(DMF)を溶媒として用いた、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート−d7(2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレートの重水素化物、1−1−d7)の合成例
2,2,2−トリフルオロエタノール−d3 141g(1.37mol)の DMF(沸点:153℃)300ml溶液に重合禁止剤としてイルガノックス1010を100mg加えた。この溶液を5℃に冷却して炭酸カリウム 227g(1.64mol)を加え、メタクリロイルクロライド−d5 158g(1.44mol)を、反応液を10℃以下に保って滴下し、滴下終了から3時間、反応液の温度を5℃〜10℃の範囲に保って攪拌し、さらに室温にて1時間攪拌した。
反応液に氷冷水1500mlおよびテトラデカン(沸点:252.5℃)250mlを加えて分液し、有機層を1Lの水で1回、1N塩酸500mlで2回および500mLの飽和食塩水で2回洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、イルガノックス1010を100mg加え、減圧蒸留(63℃/147mmHg)にて(1−1−d7)の液体184gを得た(1.05mol、収率 77%)。得られた(1−1−d7)に含まれるテトラデカン、およびDMFの含率は1H−NMR を用いた定量によりそれぞれ0.06質量%、0.02質量%であった。得られた液体は、テトラデカンとDMF以外の不純分を含まない高い純度で得られていることが分かった。
[比較例1] 低沸点溶媒であるジクロロメタンを溶媒として用いた、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート−d7(1−1の重水素化物)の合成例
2,2,2−トリフルオロエタノール−d3 141g(1.37mol)の ジクロロメタン(沸点:39.95℃) 300ml溶液に重合禁止剤としてイルガノックス1010を100mg加えた。この溶液を5℃に冷却して炭酸カリウム 227g(1.64mol)を加え、メタクリロイルクロライド−d5158g(1.44mol)を、反応液を10℃以下に保って滴下し、滴下終了から3時間、反応液の温度を5℃〜10℃の範囲に保って攪拌した。
反応液に氷冷水1500mlを加えて分液し、有機層(下層)を1Lの蒸留水および500mLの飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、イルガノックス1010を100mg加えた。常圧にて約250mlの液体を留去した後減圧蒸留(147mmHg)を行い、ジクロロメタンを主成分とするフラクションA117gと、(1−1−d7)を主成分とするフラクションB 174g を得た。それぞれのフラクションにおける、(1−1−d7)とジクロロメタンの含率を1H−NMR を用いて定量した結果を示す。
フラクション1 (1−1−d7) 25質量%(29g)、ジクロロメタン75質量%(88 g)
フラクション2 (1−1−d7) 98.4質量%(171g、収率71 %)、ジクロロメタン1.6 質量%(2.7g)

Claims (11)

  1. 下記一般式(1)で表される(メタ)アクリレートの製造方法であって、常圧における沸点が該(メタ)アクリレートより40℃以上高い溶媒を少なくとも1種用いることを特徴とする製造方法。
    一般式(1)
    Figure 2006143592
    (一般式(1)中、R1は水素原子またはメチル基を表す。R2は炭素数1〜6のアルキル基を表す。一般式(1)中の水素原子は、1H でも2Hでもよい。)
  2. 下記一般式(2)で表される酸ハロゲン化物とアルコールの反応による、請求項1に記載の製造方法。
    一般式(2)
    Figure 2006143592
    (一般式(2)中、R1は水素原子またはメチル基を表す。R2は炭素数1〜6のアルキル基を表す。Xは塩素原子または臭素原子を表す。一般式(2)中の水素原子は、1H でも2Hでもよい。)
  3. 前記一般式(1)で表される(メタ)アクリレートを含む溶媒を蒸留して、該(メタ)アクリレートを回収する工程を含む、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記溶媒の少なくとも1種が、非水溶性溶媒または非水溶性溶媒を含む溶媒である、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 前記溶媒の少なくとも1種が、非水溶性溶媒と水溶性溶媒の混合溶媒である、請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記溶媒が、炭素原子、水素原子、酸素原子以外の原子を含まないものである、請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 前記溶媒が、炭素原子と水素原子のみからなる炭素数10以上の炭化水素である、請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
  8. 前記溶媒がn−テトラデカンである請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法。
  9. 前記一般式(1)で表される化合物中のR2がフッ素原子を含むアルキル基である、請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法。
  10. 前記一般式(1)で表される化合物が、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート(重水素化物を含む)である、請求項1〜9のいずれかに記載の製造方法。
  11. 前記溶媒が高沸点の非水溶性溶媒と水溶性溶媒との混合溶媒であり、前記一般式(1)で表される(メタ)アクリレートを含む混合溶媒を水洗して前記水溶性溶媒を除去する工程を含む、請求項1〜10のいずれかに記載の製造方法。
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