JP2006143416A - ごみ容器の蓋およびごみ容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】枠状の蓋基部8と、該蓋基部8に跳ね上げ可能に枢着されている上蓋部9とからなり、該上蓋部9の上面にはゴミ投入口13が設けられているごみ容器1の蓋4を提供する。また、ごみ容器本体3に、上記のごみ容器1の蓋4を取り付けたごみ容器1を提供する。
【選択図】 図1
Description
また、ごみを回収する場合、捨てられたごみの量が多いときには、ごみ容器から蓋を取り外してごみ袋ごと回収作業を行うのが通常であるが、捨てられたごみの量が少ないときには、ごみ袋の中のごみだけを回収する。このように、ごみだけの回収を行う場合にも、ごみ容器から蓋を取り外す必要があり、ごみを回収する作業が面倒であるという問題があった。
更に、部屋や廊下の隅角部などの壁の近くにごみ容器を置いた場合、ごみ容器から蓋を取り外すときには、蓋が壁に干渉するためごみ容器を壁から離す必要があるという問題があった。
該上蓋部9を奥側に跳ね上げたときに、該上蓋部9の上面レベルXが該蓋基部8の奥側の外周縁レベルYよりも手前側に位置することが望ましい。
また、該蓋基部8の上蓋部9を枢着した部分は手前側に傾斜されていることが望ましい。
更に、該上蓋部9のゴミ投入口13の裏側には遮板14が開閉可能に取り付けられていることが望ましい。
更に本発明では、ごみ容器本体3に、上記のごみ容器1の蓋4を取り付けたごみ容器1が提供される。
また、ごみを回収する場合に、捨てられたごみの量が少ないときであっても、ごみ容器本体3から蓋4を取り外すことなく、上蓋部9を跳ね上げて蓋基部8の開口部7から簡単にごみを回収することができる。
更に、該蓋基部8の上蓋部9を枢着した部分が手前側に傾斜されており、該上蓋部9を奥側に跳ね上げたときに、該上蓋部9の上面レベルXが該蓋基部8の奥側の外周縁レベルYよりも手前側に位置していれば、部屋や廊下の隅角部などの壁の近くにごみ容器1を置いた場合であっても、上蓋部9を跳ね上げたときに該上蓋部9が壁に干渉することがなく、ごみ容器1を壁から離す必要がない。
図1および図2に示すように、本実施例のごみ容器1は、上部に開口部2を有する合成樹脂製のごみ容器本体3と、該ごみ容器本体3の上側に取り付けられる合成樹脂製の蓋4とからなる。
該ごみ容器本体3の上縁部外周にはリブ5が周設されており、該ごみ容器本体3の前面および後面の上部には係止片6が差し出されて設けられている。
該蓋基部8は側面視で略三角形状とされており、該蓋基部8の上蓋部9を枢着した部分である傾斜開口部7は手前側に傾斜されている。また、該蓋基部8の前側および後側の下部には、ごみ容器本体3の係止片6が係合する係止部10が設けられている。更に、該蓋基部8の傾斜開口部7の後側(奥側)の一辺の中央部には、上蓋部9を枢着するためのヒンジブラケット11が凹設されている。
該上蓋部9の後側(奥側)の一辺の中央下部には、該蓋基部8のヒンジブラケット11に枢着されるヒンジ部12が垂設されており、また、該上蓋部9の上面中央部には略四角形状のごみ投入口13が設けられている。
したがって、上蓋部9のごみ投入口13を通り抜けることができないような大きいごみの場合であっても、ごみ容器本体3から蓋4を取り外す手間がなく簡単にごみを捨てることができる。
図1〜図4に示した実施例1において、ごみ容器1の蓋4の上蓋部9の上面中央部に略四角形状のごみ投入口13が設けられていたのに対して、図5〜図7に示す本実施例では、ごみ容器1の蓋4の上蓋部9の上面中央部に略四角形状のごみ投入口13が設けられており、該ごみ投入口13の裏側には遮板14が開閉可能に取り付けられている。
本実施例では、該遮板14のヒンジ部16と該上蓋部9のヒンジブラケット15とは、ねじりコイルばね17を介して枢着されており、該ねじりコイルばね17によって該遮板14は閉じる向きにばね付勢されている。
その上、本実施例のごみ容器1の蓋4およびごみ容器1では、該ごみ投入口13の裏側には遮板14が開閉可能に取り付けられており、該遮板14が閉じる向きに付勢されているので、ごみを捨てる場合には、該遮板14を該ねじりコイルばね17のばね付勢力に抗して押し開いてごみを捨てることができ、ごみを捨てた後は、該遮板14は該ねじりコイルばね17のばね付勢力によって元に戻り、ごみ投入口13は閉じた状態となる。
したがって、ごみを捨てるとき以外は、ごみ投入口13が該遮板14によって常に閉じた状態とされているので、ごみ容器1の内部が外部から見えることがなく、ごみが捨てられた状態であってもごみ容器1の外観が非常に良好である。
図5〜図7に示した実施例2において、ごみ容器1の蓋4の上蓋部9のごみ投入口13の裏側には遮板14が開閉可能に取り付けられていたのに対して、図8〜図10に示す本実施例では、ごみ容器1の蓋4の上蓋部9のごみ投入口13の裏側には遮板14が開閉可能に取り付けられており、該遮板14の中央部には、ごみの種類に応じた形状(本実施例では、びんやかんに応じた円形状)のごみ投入口18が設けられている。
その上、本実施例のごみ容器1の蓋4およびごみ容器1では、ごみ容器1の蓋4の上蓋部9の遮板14の中央部には、びんやかんに応じた円形状のごみ投入口18が設けられているので、ごみ容器1にびんやかんを捨てる場合には、上蓋部9の遮板14を押し開くことなく、該遮板14のごみ投入口18からごみ(びんやかん)を捨てることができる。
3 ごみ容器本体
4 蓋
8 蓋基部
9 上蓋部
13 ごみ投入口
14 遮板
X 上面レベル
Y 外周縁レベル
Claims (5)
- 枠状の蓋基部と、該蓋基部に跳ね上げ可能に枢着されている上蓋部とからなり、該上蓋部の上面にはゴミ投入口が設けられていることを特徴とするごみ容器の蓋。
- 該上蓋部を奥側に跳ね上げたときに、該上蓋部の上面レベルが該蓋基部の奥側の外周縁レベルよりも手前側に位置する請求項1に記載のごみ容器の蓋。
- 該蓋基部の上蓋部を枢着した部分は手前側に傾斜されている請求項1または請求項2に記載のごみ容器の蓋。
- 該上蓋部のゴミ投入口の裏側には遮板が開閉可能に取り付けられている請求項1〜請求項3のいずれかに記載のごみ容器の蓋。
- ごみ容器本体に、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のごみ容器の蓋を取り付けたことを特徴とするごみ容器
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004337140A JP2006143416A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | ごみ容器の蓋およびごみ容器 |
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ID=36623540
Family Applications (1)
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- 2004-11-22 JP JP2004337140A patent/JP2006143416A/ja active Pending
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