JP2005060073A - ゴミ箱及びゴミ箱セット - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、ゴミ収納部にゴミを投入する際に、ゴミ収納部毎に予め決められた対象となるゴミの種類をゴミの投入者に知らせ、ゴミ収納部に正しい種類のゴミが投入されるように促すことができるゴミ箱及びゴミ箱セットを提供する。
【解決手段】 本発明のゴミ箱Aは、ゴミ投入口211a、211bを有するゴミ収納部1a、1bを複数、備えたゴミ箱であって、各ゴミ収納部1a、1b内にそのゴミ投入口211a、211bを通じてゴミを投入しようとした際に各ゴミ収納部1a、1b毎に異なった信号を発生する、信号発生部材3a、3bを備えているので、各ゴミ収納部毎に予め定められた対象となるゴミの種類を信号発生部材が発生する信号によって認識することができ、よって、本発明のゴミ箱によれば、各ゴミ収納部毎に予め定められた対象となる種類のゴミのみが、各ゴミ収納部に投入されるように促すことができ、ゴミの分別回収をより確実なものとすることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 本発明のゴミ箱Aは、ゴミ投入口211a、211bを有するゴミ収納部1a、1bを複数、備えたゴミ箱であって、各ゴミ収納部1a、1b内にそのゴミ投入口211a、211bを通じてゴミを投入しようとした際に各ゴミ収納部1a、1b毎に異なった信号を発生する、信号発生部材3a、3bを備えているので、各ゴミ収納部毎に予め定められた対象となるゴミの種類を信号発生部材が発生する信号によって認識することができ、よって、本発明のゴミ箱によれば、各ゴミ収納部毎に予め定められた対象となる種類のゴミのみが、各ゴミ収納部に投入されるように促すことができ、ゴミの分別回収をより確実なものとすることができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、収納されるゴミの種類が予め決められたゴミ収納部を複数、備えたゴミ箱の各ゴミ収納部に正しい種類のゴミの投入を促すことができるゴミ箱に関する。
今日、環境保護の観点からゴミを分別し、再利用できるものとそうでないもの、或いは、燃やすことができるものとそうでないものといったように、ゴミの種類に応じて分別収集して処理することが広く行なわれている。
そして、ゴミを分別して収集するには、ゴミの種類に応じた数だけゴミ箱を複数用意する必要があり、ゴミの分別を要領良く行なうために、特許文献1には、ゴミ箱本体内に中容器を配設してゴミ箱本体内を二つのゴミ収納部に画成し、異なった種類のゴミをそれぞれのゴミ収納部に分別収納することができるゴミ箱が提供されている。
しかしながら、上記ゴミ箱は、このゴミ箱を使い慣れている者である場合には、各ゴミ収納部に、ゴミの種類を間違えることなく正しい種類のゴミを投入することができるものの、ゴミ箱を使い慣れていない者が使用する場合には、ゴミ収納部が対象とするゴミの種類を確認することなく、間違った種類のゴミをゴミ収納部に投入するといった事態が生じ、ゴミの分別を完全に行なうことができないといった問題点があった。
本発明は、ゴミ収納部にゴミを投入する際に、ゴミ収納部毎に予め決められた対象となるゴミの種類をゴミの投入者に知らせ、ゴミ収納部に正しい種類のゴミが投入されるように促すことができるゴミ箱及びゴミ箱セットを提供する。
請求項1に記載のゴミ箱は、ゴミ投入口を有するゴミ収納部を複数、備えたゴミ箱であって、各ゴミ収納部内にそのゴミ投入口を通じてゴミを投入しようとした際に各ゴミ収納部毎に異なった信号を発生する、信号発生部材を備えていることを特徴とする。
又、請求項2に記載のゴミ箱は、請求項1に記載のゴミ箱において、各ゴミ収納部のゴミ投入口は開閉自在に閉止可能に構成されており、上記ゴミ投入口を開放した際に信号発生部材が信号を発生するように構成されていることを特徴とする。
そして、請求項3に記載のゴミ箱は、請求項1又は請求項2に記載のゴミ箱において、信号発生部材は、ゴミ収納部に収納される予め決められたゴミの種類を意味する音声を発生させるように構成されていることを特徴とする。
更に、請求項4に記載のゴミ箱は、請求項2又は請求項3に記載のゴミ箱において、各ゴミ収納部のゴミ投入口は互いに独立した蓋部材によって開閉自在に閉止されており、各蓋部材毎に信号発生部材が取り付けられ、この信号発生部材は、該信号発生部材を取り付けた蓋部材によるゴミ投入口の開放動作に反応して信号を発生するように構成されていることを特徴とする。
最後に、請求項5に記載のゴミ箱セットは、ゴミ投入口を有するゴミ収納部を備えたゴミ箱を複数一組にしてなるゴミ箱セットであって、各ゴミ収納部内にそのゴミ投入口を通じてゴミを投入しようとした際に各ゴミ収納部毎に異なった信号を発生する、信号発生部材を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載のゴミ箱は、ゴミ投入口を有するゴミ収納部を複数、備えたゴミ箱であって、各ゴミ収納部内にそのゴミ投入口を通じてゴミを投入しようとした際に各ゴミ収納部毎に異なった信号を発生する、信号発生部材を備えていることを特徴とするので、ゴミ箱にゴミを捨てようとする者は、各ゴミ収納部毎に予め定められた対象となるゴミの種類を信号発生部材が発生する信号によって認識することができ、よって、本発明のゴミ箱によれば、各ゴミ収納部毎に予め定められた対象となる種類のゴミのみが、各ゴミ収納部に投入されるように促すことができ、ゴミの分別回収をより確実なものとすることができる。
又、請求項2に記載のゴミ箱は、請求項1に記載のゴミ箱において、各ゴミ収納部のゴミ投入口は開閉自在に閉止可能に構成されており、上記ゴミ投入口を開放した際に信号発生部材が信号を発生するように構成されていることを特徴とするので、各ゴミ収納部の開放によって、信号発生部材が各ゴミ収納部が対象としているゴミの種類を意味する信号を直ちに発生させるので、ゴミ箱にゴミを捨てようとする者は、各ゴミ収納部が対象としているゴミの種類を確実に認識することができる。
又、請求項3に記載のゴミ箱は、請求項1又は請求項2に記載のゴミ箱において、信号発生部材は、ゴミ収納部に収納される予め決められたゴミの種類を意味する音声を発生させるように構成されていることを特徴とするので、ゴミを捨てようとする者に、ゴミ収納部が対象としているゴミの種類を直ちに音声により認識させることができ、ゴミ収納部にこのゴミ収納部が対象としている種類以外のゴミが捨てられるのを未然に防止してゴミの分別を効果的に行なうことができる。
そして、ゴミ箱にゴミを捨てようとしている者に、音声によって、ゴミ箱の各ゴミ収納部が対象しているゴミの種類を知らせているので、ゴミ箱の設置場所が暗い場所である場合でも、ゴミ収納部が対象としているゴミの種類を確実に認識することができ、ゴミの分別回収を効果的に行なうことができる。
更に、請求項4に記載のゴミ箱は、請求項2又は請求項3に記載のゴミ箱において、各ゴミ収納部のゴミ投入口は互いに独立した蓋部材によって開閉自在に閉止されており、各蓋部材毎に信号発生部材が取り付けられ、この信号発生部材は、該信号発生部材を取り付けた蓋部材によるゴミ投入口の開放動作に反応して信号を発生するように構成されていることを特徴とするので、各ゴミ収納部のゴミ投入口を開放することによって、各ゴミ収納部が対象としているゴミの種類を示す信号を、ゴミ箱にゴミを捨てようとしている者に確実に知らせることができ、ゴミ収納部が対象としている種類以外のゴミがゴミ収納部に捨てられるのをより確実に防止することができる。
加えて、請求項5に記載のゴミ箱セットは、ゴミ投入口を有するゴミ収納部を備えたゴミ箱を複数一組にしてなるゴミ箱セットであって、各ゴミ収納部内にそのゴミ投入口を通じてゴミを投入しようとした際に各ゴミ収納部毎に異なった信号を発生する、信号発生部材を備えていることを特徴とするので、各ゴミ箱のゴミ収納部毎に予め定められた対象となるゴミの種類を信号発生部材が発生する信号によって認識することができ、よって、本発明のゴミ箱セットによれば、各ゴミ収納部毎に予め定められた対象となる種類のゴミのみが各ゴミ収納部に捨てられるように促すことができ、ゴミの分別回収をより確実なものとすることができる。
そして、複数個のゴミ箱は互いに独立して構成されていることから、ゴミ収納部の対象としているゴミの種類に応じて、その種類のゴミが発生し易い場所毎にゴミ箱を個別に配置して、ゴミの分別をより簡便に且つ確実に行なうことができる。
本発明のゴミ箱の一例を図面を参照しつつ説明する。ゴミ箱Aのゴミ箱本体1は、図1乃至図3に示したように、平面横長長方形状の底面部11と、この底面部11の外周縁から上方に向かって突設された四角枠状の周壁部12とからなり、上端が全面的に開口した状態に形成されている。
上記ゴミ箱本体1の内部は、左右方向の中央部に着脱自在に配設された仕切板13によって左右ゴミ収納部1a、1bに画成されており、左右ゴミ収納部1a、1bの上端開口部の夫々には、該左右ゴミ収納部1a、1b内に配設される各ゴミ袋Bの上端開口部をゴミ収納部1a、1bの上端開口部に着脱自在に挟持、固定するための平面長方形状の固定枠状体14a 、14b が着脱自在に配設されている。
そして、上記ゴミ箱本体1の上端開口部には、この上端開口部を全面的に開閉自在に閉止する閉止部材2が取り付けられている。この閉止部材2は、断面凸円弧状に湾曲した天板部21とこの天板部21の外周縁から下方に突設された四角枠状の周壁部22とからなり、この周壁部22の下端部を上記ゴミ箱本体1の上端開口部に嵌脱自在に取り付けられるように構成されている。
又、上記閉止部材2の天板部21におけるゴミ収納部1a、1bの上端開口部の垂直上方に対向した部分の夫々には、図4に示したように、上下方向に貫通する左右ゴミ投入口211a、211bが開設され、この左右ゴミ投入口211a、211bを通じて左右ゴミ収納部1a、1b内にゴミを投入、収納できるように構成されている。
更に、上記左右ゴミ投入口211a、211bの夫々には、この左右ゴミ投入口211a、211b、即ち、ゴミ収納部1a、1bの上端開口部を互いに独立して開閉自在に全面的に閉止する左右蓋部材23a 、23b が配設されている。
この左右蓋部材23a 、23b は、その左右端面における前後方向の中央部を閉止部材2の左右ゴミ投入口211a、211bにおける左右内面の前後方向の中央部に回動自在に枢着されており、この枢着部を中心にして上下方向に回動変位することによってゴミ箱本体1のゴミ収納部1a、1bのゴミ投入口211a、211bを開閉自在に閉止している。
更に、上記左右蓋部材23a 、23b 下面の夫々には信号発生部材3a、3bが一体的に設けられている。この信号発生部材3a、3bは、該信号発生部材3a、3bを取り付けている左右蓋部材23a 、23b がその枢着部を中心にして上下方向に回動してゴミ収納部1a、1bのゴミ投入口211a、211bを開放した際に、左右蓋部材23a 、23b の回動変位を、例えば、蓋部材23a
、23b の回転加速度や振動などとして感知し、ゴミ収納部1a、1bが対象としているゴミの種類を意味する音声を発生するように構成されている。
、23b の回転加速度や振動などとして感知し、ゴミ収納部1a、1bが対象としているゴミの種類を意味する音声を発生するように構成されている。
即ち、上記左右蓋部材23a 、23b の夫々に取り付けられた信号発生部材3a、3bは、ゴミ収納部1a、1bのゴミ投入口211a、211bが開放されると、ゴミ収納部1a、1bが対象としているゴミの種類を発音するように構成されており、ゴミ収納部1a、1bは互いに異なる種類のゴミを対象としていることから、信号発生部材3a、3bは互いに異なるゴミの種類を発音するように構成されている。
又、上記信号発生部材3a、3bの左右蓋部材23a 、23b への取付位置としては、左右蓋部材23a 、23b の回動変位を感知することができる位置であれば、特に限定されないが、左右蓋部材23a 、23b の回動変位量が大きいことから、左右蓋部材23a 、23b の前後端部が好ましい。
次に、上記ゴミ箱Aの使用要領について説明する。先ず、図3 に示したように、ゴミ箱Aのゴミ箱本体1の上端開口部から閉止部材2を取り外してゴミ箱本体1のゴミ収納部1a、1bの夫々にゴミ袋B、Bを配設し、ゴミ袋B、Bの上端開口部を固定枠状体14a 、14b
によってゴミ収納部1a、1bの上端開口部に着脱自在に挟持、固定させた上で、ゴミ箱本体1の上端開口部に閉止部材2を着脱自在に装着してゴミ箱本体1の上端開口部を全面的に閉止する。
によってゴミ収納部1a、1bの上端開口部に着脱自在に挟持、固定させた上で、ゴミ箱本体1の上端開口部に閉止部材2を着脱自在に装着してゴミ箱本体1の上端開口部を全面的に閉止する。
そして、例えば、ゴミ箱Aの左側ゴミ収納部1aにゴミを捨てようとして左側ゴミ収納部1aに対応した左側蓋部材23a の前端部上面を下方に向かって押圧すると、左側蓋部材23a
がその枢着部を中心にして前端部が下方に変位する方向に回動変位し、左側ゴミ収納部1aのゴミ投入口211aが開放される。
がその枢着部を中心にして前端部が下方に変位する方向に回動変位し、左側ゴミ収納部1aのゴミ投入口211aが開放される。
この時、左側蓋部材23a の回動変位を該左側蓋部材23a に一体的に設けた信号発生部材3aが感知し、この信号発生部材3aが直ちに、予め決められた左側ゴミ収納部1aが対象としているゴミの種類、例えば、可燃性ゴミであることを発音する。
しかして、ゴミ箱Aにゴミを捨てようとした者は、上記信号発生部材3aからの音声信号によって、ゴミ収納部1aが対象としているゴミの種類(ここでは、左側ゴミ収納部1aが可燃性ゴミを対象としていること)を直ちに認識し、左側ゴミ収納部1aに捨てようとしているゴミが、左側ゴミ収納部1aの対象としている種類のゴミであるか否かを容易に理解することができる。
従って、ゴミ箱Aに捨てようとしているゴミの種類がゴミ収納部1aの対象している種類のゴミである場合には、そのまま捨てればよいが、そうでない場合には、ゴミ箱Aにゴミを捨てようとしている者は、誤った種類のゴミをゴミ箱Aの左側ゴミ収納部1aに捨てようとしていることに気付き、左側ゴミ収納部1aへのゴミの投入を断念し、その結果、ゴミ収納部1a内に該ゴミ収納部1aが対象している種類と異なった種類のゴミが投入されるのを未然に防止することができ、ゴミの分別回収を確実なものとすることができる。
上記ゴミ箱Aでは、一つのゴミ箱本体1内を仕切板13によって二つに区画して二つのゴミ収納部1a、1bに画成した場合を説明したが、ゴミ箱本体1内は三つ以上のゴミ収納部に画成されていてもよく、このような場合には、ゴミ投入口及びこれを開閉自在に閉止する蓋部材は各ゴミ収納部に対応させて形成される。
又、上記ゴミ箱Aは、一つのゴミ箱本体1内を仕切板13によって複数個のゴミ収納部1a、1bに画成した場合を説明したが、互いに独立したゴミ箱D、D・・・を一組としたゴミ箱セットCであってもよい(図5参照)。
具体的に説明すると、上記ゴミ箱セットCを構成するゴミ箱Dのゴミ箱本体4は、図6乃至図8に示したように、平面縦長長方形状の底面部41と、この底面部41の外周縁から上方に向かって突設された四角枠状の周壁部42とからなり、上端が全面的に開口していると共に、底面部41及び周壁部42とで囲まれた部分をゴミ収納部4aとしている。
そして、上記ゴミ箱本体4の上端開口部には、この上端開口部を全面的に開閉自在に閉止する閉止部材5が取り付けられている。この閉止部材5は、上記ゴミ箱本体4の上端開口部よりも一回り大きな平面縦長長方形状の天板部51とこの天板部51の四方外周縁から下方に向かって突設された四角枠状の周壁部52とからなり、この周壁部52の下端部を上記ゴミ箱本体4の上端開口部に嵌脱自在に被嵌可能に構成している。
更に、上記閉止部材5の天板部51の中央部には、上下方向に貫通する平面縦長長方形状のゴミ投入口511 が開設され、このゴミ投入口511 を通じてゴミ収納部4a内にゴミを投入、収納可能に構成されていると共に、上記ゴミ投入口511 には該ゴミ投入口511 を開閉自在に全面的に閉止する蓋部材53が配設されている。なお、上記ゴミ投入口511 の上端開口部には該上端開口部を拡径させることによって断面L字状の周段部512 に形成されている。
具体的には、上記蓋部材53は、ゴミ投入口511 と同一形状、同一大きさを有する平面縦長長方形状の板状体から形成され、その後端部左右端面の夫々をゴミ投入口511 の開口内面における左右後端部に上下方向に回動自在に枢着させている。
そして、上記蓋部材53によって上記ゴミ投入口511 を閉止した状態においては、上記蓋部材53の下面外周縁部が上記ゴミ投入口511 の周段部512 の水平面512aに受止された状態となるように構成されている。
一方、上記蓋部材53は、上方に向かって回動する方向、即ち、上記ゴミ投入口511 を開放する方向に常時付勢されており、蓋部材53によるゴミ投入口511 の閉止状態を維持するために、上記閉止部材5の天板部51の前端部には、上記蓋部材53の前端部に係脱自在に係止する係止部材54が一体的に設けられている。
更に、上記ゴミ投入口51には信号発生部材6が一体的に設けられている。この信号発生部材6は、そのスイッチ部61を開放状態とすると、ゴミ収納部4aに収納されるべき予め決められた対象となるゴミの種類を意味する音声を継続的に繰り返して発生するように構成されている一方、スイッチ部61を下方に押圧すると、信号発生部材6は、その音声の発生を停止するように構成されている。
そして、上記信号発生部材6のスイッチ部61は、上記ゴミ投入口511 の周段部512 の起立面512bから突出して水平面512a上に臨んだ状態で配設されている。上記蓋部材53で上記ゴミ投入口511 を開閉自在に全面的に閉止した状態では、上記蓋部材53の下面外周縁部によって上記信号発生部材6のスイッチ部61が周段部512 の水平面512a上に当接するまで下方に押圧されて、信号発生部材6からの音声の発生は停止した状態となる一方、上記蓋部材53を上方に向かって回動させてゴミ投入口511 を開放した状態では、上記信号発生部材6のスイッチ部61が開放状態となって、信号発生部材6からゴミの種類を意味する音声が繰り返して発生するように構成されている。
このようにして構成された複数のゴミ箱D、D・・・を一組とすることによってゴミ箱セットCが構成されるが、各ゴミ箱Dの信号発生部材6は、互いに異なったゴミの種類を意味する音声を発生させるように構成されており、換言すれば、各ゴミ箱Dのゴミ収納部4aは互いに異なった種類のゴミを対象としており、各ゴミ箱Dの信号発生部材6は、各ゴミ箱Dのゴミ収納部4aが対象としているゴミの種類を意味を有する音声を発生するように構成されている。
次に、上記ゴミ箱セットCの使用要領について説明する。先ず、ゴミ箱セットCを構成するゴミ箱D、D・・・を各ゴミ箱D毎に所望箇所に設置する。なお、複数個のゴミ箱D、D・・・を図5に示したように併設状態に設置してもよい。
そして、例えば、任意のゴミ箱Dのゴミ収納部4aにゴミを捨てようとして、ゴミ箱Dの係止部材54を蓋部材53の前端部との係止状態が開放される方向に操作すると、蓋部材53がその枢着部を中心にして上方に向かって自動的に回動変位してゴミ投入口511 が開放された状態となる。
すると、上記蓋部材53の下面外周縁部によって押圧されていた信号発生部材6のスイッチ部61が上方に変位して開放された状態となって、信号発生部材6は、上記ゴミ箱Dのゴミ収納部4aに収納されるべき予め決められた対象となるゴミの種類を意味する音声を繰り返し発生する。
しかして、ゴミ箱Dにゴミを捨てようとした者は、上記信号発生部材6からの音声信号によって、ゴミ収納部4aが対象としているゴミの種類を直ちに認識し、ゴミ収納部4aに捨てようとしているゴミが、ゴミ収納部4aの対象としている種類のゴミであるか否かを容易に理解することができる。
従って、ゴミ箱Dに捨てようとしているゴミの種類がゴミ収納部4aの対象している種類のゴミである場合には、そのまま捨てればよいが、そうでない場合には、ゴミ箱Dにゴミを捨てようとしている者は、誤った種類のゴミをゴミ箱Dのゴミ収納部4aに捨てようとしていることに気付き、ゴミ収納部4aへのゴミの投入を断念し、その結果、ゴミ収納部4a内に該ゴミ収納部4aが対象している種類と異なった種類のゴミが投入されるのを未然に防止することができ、ゴミの分別回収を確実なものとすることができる。
なお、上記ゴミ箱A及びゴミ箱セットCでは、上記信号発生部材3a、3b、6から発生する信号を音声としたが、信号発生部材3a、3b、6から発生する信号が各ゴミ収納部1a、1b、4a毎に互いに異なったものであればよく、光や音楽であってもよい。
このように、信号が光や音楽である場合には、ゴミ箱A又はゴミ箱セットCを使用する者は、音や音楽ごとに、どの音又は音楽がどのような種類のゴミを示しているのかを予め記憶しておく必要がある一方、信号がゴミの種類を意味する音声である場合には、初めてゴミ箱A又はゴミ箱セットCを使用する者であっても、各ゴミ収納部1a、1b、4aが対象とするゴミの種類を直ちに認識することができることから、信号発生部材3a、3b、6から発生する信号としては、ゴミ収納部1a、1b、4aが対象としているゴミの種類を意味する音声であることが好ましい。
更に、信号発生部材3a、3b、6としては、ゴミ収納部1a、1b、4aのゴミ投入口211a、211b、511 が開放される際における蓋部材23a 、23b 、53の変位を感知して信号を発生させるように構成したものを説明したが、信号発生部材としては、ゴミ収納部1a、1b、4aのゴミ投入口211a、211b、511 に手などの人体を近づけた時にこの人体を感知して、音声、音又は音楽などの信号を発生させるように構成されたものであってもよい。
このような信号発生部材としては、人体が発生する赤外線を感知し、この赤外線の感知によって、各ゴミ収納部が対象とするゴミの種類に応じた音声、音又は音楽などの信号を発生させるものが挙げられる。なお、信号発生部材の誤動作を防止するために、信号発生部材は、ゴミ収納部1a、1b、4aのゴミ投入口211a、211b、511 の近傍外方部において、ゴミ収納部1a、1b、4a内にそれらのゴミ投入口211a、211b、511 を通じてゴミを投入する際のゴミの投入軌跡上にある人体から発する赤外線のみを感知するように構成しておくことが好ましい。
このように、信号発生部材が蓋部材の変位を感知するものではなく人体が発生する赤外線を感知するものである場合には、上記ゴミ箱A、Cのゴミ収納部1a、1b、4aのゴミ投入口211a、211b、511 に蓋部材を配設する必要はなく、ゴミ収納部1a、1b、4aのゴミ投入口211a、211b、511 が常時、開放された状態となっていてもよい。
又、上記ゴミ箱セットCでは、同一構造を有する複数のゴミ箱Dを一組とした場合を説明したが、ゴミ箱Dは全て同一構造を有する必要はなく、例えば、ゴミ箱Dのうちのいくつかを上記ゴミ箱Aのような構造を有するものとしてもよい。
1 ゴミ箱本体
1a、1b ゴミ収納部
2 閉止部材
211a、211b ゴミ投入口
23a 、23b 蓋部材
3a、3b 信号発生部材
4 ゴミ箱本体
4a ゴミ収納部
5 閉止部材
511 ゴミ投入口
53 蓋部材
6 信号発生部材
61 スイッチ部
A、D ゴミ箱
C ゴミ箱セット
1a、1b ゴミ収納部
2 閉止部材
211a、211b ゴミ投入口
23a 、23b 蓋部材
3a、3b 信号発生部材
4 ゴミ箱本体
4a ゴミ収納部
5 閉止部材
511 ゴミ投入口
53 蓋部材
6 信号発生部材
61 スイッチ部
A、D ゴミ箱
C ゴミ箱セット
Claims (5)
- ゴミ投入口を有するゴミ収納部を複数、備えたゴミ箱であって、各ゴミ収納部内にそのゴミ投入口を通じてゴミを投入しようとした際に各ゴミ収納部毎に異なった信号を発生する、信号発生部材を備えていることを特徴とするゴミ箱。
- 各ゴミ収納部のゴミ投入口は開閉自在に閉止可能に構成されており、上記ゴミ投入口を開放した際に信号発生部材が信号を発生するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴミ箱。
- 信号発生部材は、ゴミ収納部に収納される予め決められたゴミの種類を意味する音声を発生させるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のゴミ箱。
- 各ゴミ収納部のゴミ投入口は互いに独立した蓋部材によって開閉自在に閉止されており、各蓋部材毎に信号発生部材が取り付けられ、この信号発生部材は、該信号発生部材を取り付けた蓋部材によるゴミ投入口の開放動作に反応して信号を発生するように構成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のゴミ箱。
- ゴミ投入口を有するゴミ収納部を備えたゴミ箱を複数一組にしてなるゴミ箱セットであって、各ゴミ収納部内にそのゴミ投入口を通じてゴミを投入しようとした際に各ゴミ収納部毎に異なった信号を発生する、信号発生部材を備えていることを特徴とするゴミ箱セット。
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