JP3218917U - ゴミ箱 - Google Patents

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総一郎 杉村
総一郎 杉村
英文 黒島
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敬太 青木
敬太 青木
直 成田
直 成田
雄太郎 大田
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【課題】投入口を開閉するシャッターの開閉作業を容易にするとともに、シャッターの紛失を防止でき、扉の外側からシャッターを開けることができず、シャッターの脱落による作業者のケガやシャッターの破損を防止するゴミ箱を提供する。【解決手段】開口を有し内部に廃棄物を回収可能な箱状の筐体と、筐体に開口を開閉可能に取付けられた扉と、扉に設けられ廃棄物を投入可能な投入口6aと、扉の裏面に周方向に回転可能に連結されるとともに回転することにより投入口6aを開閉するシャッター4と、投入口6aを開く開放位置又は閉じる閉鎖位置でシャッター4を固定する固定手段5とを備えることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本考案は鉄道の駅構内や公園等の広場や施設内に設置され、空になった飲料水のペットボトル、ビン、缶等の回収、或いはその他の紙屑等の廃棄物を回収するのに適するゴミ箱に関するものである。
一般的に、公共の施設内、鉄道の駅構内やプラットホーム等には飲料水又はアイスクリーム等の食べ物を販売する自動販売機が設置され、さらに空になったペットボトル、ビン、缶などの容器や食べ物の包装紙などを回収するゴミ箱が自動販売機に併設される。
このゴミ箱としては、例えば特許文献1に示すように、開口を有し内部に回収容器を収容した箱状の筐体と、筐体に取付けられて開口を開閉する扉と、扉に設けられた複数の仕分け用の丸孔でなる投入口とを備えたものがある。そして、ゴミ箱は投入口から投入されるペットボトル等の廃棄物を筐体内の回収容器で回収する。
また、近年の外国人観光客や要人来日の増加に伴い、テロ対策として、ゴミ箱の投入口を塞ぐ機会が増加しているが、このゴミ箱には、扉の裏側に板状の蓋を挿入可能であって挿入された蓋を支持可能な支持部を備えたガイド部が設けられており、蓋をガイド部に挿入することで、ゴミ箱の投入口を閉鎖できるようになっている。そのため、このゴミ箱では、テロ対策が必要な場合には、蓋をガイド部に挿入することで投入口を閉鎖してゴミ箱に不審物が投入されるのを防止できる。
実用新案登録第3191342号公報(図2 要約参照)
しかしながら、上記従来のゴミ箱は機能上欠陥があるわけではないが、次のような不具合の改善が望まれている。
従来のゴミ箱は投入口を開閉する蓋をガイド部にスライド自在に挿入するものであるから、投入口を開閉する際にその都度蓋の挿入又は抜き取り作業をしなければならず、その開閉作業が非常に手間であった。
また、従来のゴミ箱では、蓋を完全に取り外すことができるため、継続的に使用した際に、取り外した蓋を紛失してしまう恐れがあった。
さらに、従来のゴミ箱では、蓋はガイド部に挿入されているだけなので、投入口を閉鎖しているときであっても、投入口を介して扉の外側から蓋を抜き取り方向にスライドさせれば、ガイド部から蓋が脱落して投入口を開放できてしまう。そのため、投入口を蓋で閉鎖しても蓋が外されて不審物が投入される可能性がある。
また、従来のゴミ箱では、蓋を完全に取り外すことができるため、投入口の開閉作業時に蓋を落として作業者にケガをさせてしまったり、蓋を破損させてしまう恐れがあった。
そこで、本考案の目的は、投入口を開閉する蓋の開閉作業を簡単にするとともに、蓋の紛失を防止でき、扉の外側から投入口を開放できず、蓋の脱落による作業者のケガや蓋の破損を防止するゴミ箱を提供することである。
上記の目的を達成させるため、本考案のゴミ箱は、開口を有し内部に廃棄物を回収可能な箱状の筐体と、前記筐体に前記開口を開閉可能に取付けられた扉と、前記扉に設けられ前記廃棄物を投入可能な投入口と、前記扉の裏面に周方向に回転可能に連結されるとともに回転することにより前記投入口を開閉するシャッターと、前記投入口を開く開放位置又は閉じる閉鎖位置で前記シャッターを固定する固定手段とを備えることを特徴とする。
本考案によれば、シャッターを回転させて固定手段で固定するだけで投入口を開閉できるため、投入口の開閉作業が非常に容易になる。また、シャッターが扉と一体に連結されているため、シャッターの紛失を防止できる。さらに、シャッターが回転により投入口を開閉するものであって、固定手段により開放位置又は閉鎖位置で固定されるものであるから、扉の外側からシャッターが開けられてしまうことを防止できる。また、シャッターが扉に取付けられて分離しないので、シャッターの脱落による作業者のケガやシャッターの破損を防止できる。
扉を開いた状態としつつ、投入口を開いた状態とした本実施の形態におけるゴミ箱の斜視図である。 扉を開いた状態としつつ、投入口を閉塞した状態とした本実施の形態におけるゴミ箱の斜視図である。 扉を閉じた状態としつつ、投入口を開いた状態とした本実施の形態におけるゴミ箱の斜視図である。 扉を閉じた状態としつつ、投入口を閉塞した状態とした本実施の形態におけるゴミ箱の斜視図である。 (A)はシャッターが開放位置にある状態のゴミ箱のシャッター部分の拡大斜視図である。(B)はシャッターが閉鎖位置にある状態のゴミ箱のシャッター部分の拡大斜視図である。 ゴミ箱のシャッター部分の側面図である。
以下に、図面を参照しながら本実施の形態について説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は同じ部品を示す。
本実施の形態に係るゴミ箱1は、図1,図2に示すように、開口Oを有し内部に廃棄物を回収可能な箱状の筐体2と、筐体2に開口Oを開閉可能に取付けられた扉3と、扉3に設けられ廃棄物を投入可能な投入口6aと、扉3の裏面に周方向に回転可能に連結されるとともに回転することにより投入口6aを開閉するシャッター4と、投入口6aを開く開放位置又は閉じる閉鎖位置でシャッター4を固定する固定手段5とを有する。
これにより、シャッター4を回転させてシャッター4を固定手段5により開放位置又は閉鎖位置で固定することで、投入口6aを開閉できるようになっている。
なお、扉3の表面とは、扉3を閉じた際に筐体外に面する面を指し、扉3の裏面とは、上記表面の反対側の面であって、扉3を閉じた際に筐体内側を向く面を指す。
以下、各部について詳細に説明する。筐体2は、図1,2に示すように、直方体状であって、地面に立てた際に地面に鉛直な一つの面が開放されて形成される開口Oを有し、筐体2の内周に沿うように設けられたゴミ袋20を吊持可能な枠部7を有している。この枠部7に廃棄物を回収可能なゴミ袋20を吊り下げることで、筐体2は内部に廃棄物を回収できる。ただし、ゴミ袋20に代えて回収容器を筐体2内に設置するようにしてもよく、その場合には、枠部7は省略できる。
また、筐体2の内側には棚板8が水平に設けられており、棚板8が棚として機能するため、筐体2内には廃棄物だけでなく備品等も収容できるようになっている。
扉3は、図1,2に示すように、筐体2内に連通する円形の開口部9aを有する扉本体9と、扉本体9の裏面に固定され開口部9aを塞ぐとともに投入口6aを有する固定プレート6を備える。扉本体9は、筐体2の天面と底面に取付けられたヒンジ金具10を介して筐体2に取付けられている。よって、扉3は、外開きの開き戸となっていて、筐体2の開口Oを開閉できる。
また、投入口6aは、扉3を閉じた際に枠部7よりも上方に配置される位置に設けられており、投入口6aを介して投入された廃棄物が枠部7に吊下げられたゴミ袋20に回収されるようになっている。
したがって、ゴミ箱1は、扉3を閉じている間は、廃棄物を回収でき、扉3を開いて筐体2内のゴミ袋20を取り出してゴミ袋20ごと廃棄物を取り出すことができるようになっている。
さらに、扉3における投入口6aの下方には、透明な窓11が設けられている。これにより、ゴミ箱1は、筐体2の内部に設置されたゴミ袋20や回収容器を透明なものにすれば、ゴミ袋20や回収容器に回収された廃棄物の回収状況あるいは不審物が投入されていないかを扉3の外から視認できるようになっている。ただし、窓11は省略されてもよい。
また、扉3には、扉3を閉じた状態でロックできる錠前12が設けられている。錠前12は、図1,図2に示すように、扉3の裏側に突出して設けられ扉3の外から回動操作可能な軸部12aと、軸部12aの先端に連結され軸部12aの径方向に突出する引掛けプレート12bとを備える。そして、扉3を閉じた状態で扉3の外から軸部12aを回動させると、引掛けプレート12bが筐体2の開口O側の縁2aに引っ掛かり、扉3は筐体2に固定された状態となり開かなくなる。
戻って、固定プレート6は、図1,図2,図5に示すように、扉本体9に設けられた開口部9aを塞ぐとともに開口部9aよりも開口面積が小さく形成された投入口6aを有する矩形のプレートであって、四隅がビス止めされて扉本体9の裏面に固定されている。さらに、固定プレート6の図中下端には、斜め下方に向けて傾斜する傾斜板13が設けられており、傾斜板13は、扉3を閉じた際に投入口6aから投入された廃棄物をゴミ袋20へ導くシュートとして機能する。ただし、シュートが不要であれば、傾斜板13を省略してもよい。なお、固定プレート6の形状は特に限定されず、開口部9aを塞いでいれば、他の形状であってもよい。
投入口6aは、開口部9aよりも開口面積の小さい円弧状であって、開口部9aと対向する位置に形成されている。なお、投入口6aの形状は、円弧状には限定されず、他の形状であってもよい。
また、本実施の形態に係る投入口6aは、図5に示すように、固定プレート6の開口部9aに対向する部位であって下方位置に配置されている。なお、投入口6aの位置は、前記した位置には限定されず、固定プレート6の開口部9aに対向する部位であって上方の位置に配置されてもよい。
また、固定プレート6は、開口部9aの中心に対応する位置から固定プレート6に対して垂直に起立し、後述するシャッター4を回転自在に保持する軸6bを有している。
本実施の形態に係るシャッター4は、図5に示すように、半円状のシャッター本体部4aと、シャッター本体部4aの弦4gの中央部から突出するとともに軸6bが挿入される挿通孔4hを有する半円状の突部4bと、シャッター本体部4aの弦4gの両端部からそれぞれ垂直に突出する突出部4c,4dとを備える。シャッター4は、扉3の裏面に軸6bを回転中心として回転可能に取付けられている。よって、シャッター4は、扉3の裏面に沿って周方向に回転でき、固定プレート6に設けられた投入口6aを開閉できる。
また、各突出部4c,4dには、突出部4c,4dの突出方向に沿って切り欠かれて、シャッター4の回転中心からそれぞれ等しい距離に形成された溝4e,4fがそれぞれ設けられている。
また、図示しないが、シャッター4の外側面にゴミ箱1の使用が禁止されていることが一目で分かる禁止マークを設けてもよい。すると、シャッター4によって投入口6aが閉鎖されているときに外から当該禁止マークを視認できるので、ゴミ箱1の使用が禁止されていることが、利用者に一目で分かるようになっている。
また、この禁止マークは、シャッター4に貼付されるシールであってもよいが、シャッター4に直接印字されていてもよい。シャッター4に直接印字した場合、シャッター4にシールを貼付する作業が不要となり、ゴミ箱1の組立作業性が向上する。
つづいて、投入口6aの開放位置又は閉鎖位置でシャッター4を固定する固定手段5について詳細に説明する。本実施の形態に係る固定手段5は、上述したシャッター4に形成された一対の溝4e,4fと、扉3の裏面から垂直に突出し溝4e,4fに挿入可能な螺子軸5aと、螺子軸5aに螺合されるナット5bとを備えてなる。
具体的には、本例の螺子軸5aは、固定プレート6におけるシャッター4の回転中心である軸6bを横切る仮想線上の図5中左方から固定プレート6に対して垂直に突出して設けられている。これにより、図5(A)に示すように、螺子軸5aが、一方側の突出部4cに形成された溝4eに挿入されたときには、シャッター4は投入口6aに対向せず投入口6aを開く開放位置に配置され、図5(B)に示すように、螺子軸5aが、他方側の突出部4dに形成された溝4fに挿入されたときには、シャッター4が投入口6aに対向して投入口6aを閉じる閉鎖位置に配置される。このように、投入口6aを開く場合に選択される溝4eは、開放側の溝4eとなり、閉じる場合に選択される溝4fは、閉鎖側の溝4fとなる。
なお、螺子軸5aやシャッター4に設けられる溝4e,4fの位置は、本例の位置には限定されず、シャッター4が開放位置にある際には開放側の溝4eに挿入され、シャッター4が閉鎖位置にある際には閉鎖側の溝4fに挿入されるようになっていればよい。
また、ナット5bの外周には、図6に示すように、グリップ部5cが設けられており、ナット5bを回しやすくなっている。
そして、螺子軸5aにシャッター4の溝4e又は溝4fを挿入した状態で、ナット5bを締め付けると、シャッター4が固定プレート6とナット5bによって挟持されるため、シャッター4が開放位置又は閉鎖位置で固定される。
なお、本例のナット5bは、図示するところでは、袋ナットが利用されているが、ナットの種類は特に限定されず、例えば、六角ナットや蝶ナットが利用されてもよい。
また、固定プレート6には、扉3の裏面に設けられ閉鎖位置にあるシャッター4が扉3から離間する方向に撓むのを規制する一対の押え部14,14が設けられている。これにより、シャッター4によって投入口6aが閉鎖されている状態で扉3の外からシャッター4が押されても、押え部14,14がシャッター4を裏側から支持するため、投入口6aが無理やり開けられてしまうのを防止できる。
また、本例では、押え部14,14は、図5に示すように、投入口6aに対向しない位置に設けられているため、投入口6aを介して廃棄物が投入される際に、廃棄物が押え部14,14に当たってしまうことがなく、押え部14は廃棄物の投入を邪魔しないようになっている。
つづいて、本実施の形態に係るゴミ箱1の投入口6aの開閉作業について説明する。投入口6aを開いた状態から閉じた状態にする場合、まず図5(A)に示すように、開放位置にあるシャッター4の一方側の突出部4cに形成された開放側の溝4eに挿入されている螺子軸5aに螺合されてシャッター4を固定しているナット5bを緩める。次に、シャッター4を図5(A)中矢印の方向である右回りに回転させ、図5(B)に示すように、シャッター4を閉鎖位置に配置するとともに、シャッター4の他方側の突出部4dに形成された閉鎖側の溝4fに螺子軸5aを挿入した状態とし、ナット5bでシャッター4を締め付けてシャッター4を閉鎖位置で固定する。これにより、図2,図4に示すように、ゴミ箱1の投入口6aが閉じられた状態になる。
対して、投入口6aを閉じた状態から開いた状態にする場合には、上記した作業と反対の作業をすればよい。このようにすれば、図1,図3に示すように、ゴミ箱1の投入口6aが開かれた状態になる。
なお、固定手段5は、シャッター4を開放位置又は閉鎖位置で固定できる構成であればよく、固定手段5は、上述した構成には限定されない。
以上のように、本実施の形態に係るゴミ箱1は、扉3の裏面に周方向に回転可能に連結されるとともに回転することにより投入口6aを開閉するシャッター4と、投入口6aを開く開放位置又は閉じる閉鎖位置でシャッター4を固定する固定手段5とを備える。
そのため、シャッター4を開放位置又は閉鎖位置まで回転させて固定手段5で固定するだけで投入口6aを開閉できるため、投入口6aの開閉作業が非常に容易である。これにより、本発明によれば、従来のゴミ箱のように扉の裏側に設けられたガイド部に板状の蓋を挿入する方法や、ゴミ箱の投入口に張り紙をする方法に比べて、テロなどの有事の際に即座に確実に投入口6aを閉じることができるため、テロ被害の拡大を抑制できる。
また、シャッター4が扉3に取付けられて分離しないので、シャッター4の紛失を防止できる。その上、シャッター4が作業者の足の上に落ちるなどして作業者にケガをさせてしまうことや、脱落によるシャッター4の破損も防止できる。
さらに、シャッター4が回転により投入口6aを開閉するものであって、固定手段5により開放位置又は閉鎖位置で固定されるので、扉3の外からシャッター4を開けることができない。よって、扉3の外からシャッター4が開けられてしまうことを防止できる。加えて、シャッター4が扉3の外から押し開かれないように、シャッター4をビス止めしておく必要もないため、ビスなどの止め具の紛失も起こり得ず、継続的に投入口6aの開閉機能を利用できる。
また、本実施の形態においては、扉3は、筐体2内に連通する開口部9aを有する扉本体9と、扉本体9の裏面に固定され開口部9aを塞ぐとともに開口部9aよりも開口面積が小さい投入口6aを有する固定プレート6とを有し、固定プレート6にシャッター4と固定手段5が設けられている。この構成によると、固定プレート6にシャッター4と固定手段5が設けられているので、固定プレート6を扉本体9に取付けるだけで、シャッター4と固定手段5を扉3に設置できる。よって、シャッター4と固定手段5の扉3への設置が非常に容易となる。
さらに、任意の大きさの投入口6aを有する固定プレート6を選択すれば、投入口6aの大きさをゴミ箱1の用途に合わせて任意に調整できるため、使用目的外の廃棄物がゴミ箱1に投入されるのを抑制できる。
具体例としては、ゴミ箱1の用途がスティックアイス用であった場合、ゴミ箱1の使用目的の廃棄物は、包装紙やスティックアイスの棒であるため、投入口6aの大きさを包装紙やスティックアイスの棒は入るが、空き缶やペットボトル等は入らない大きさに設定すれば、ゴミ箱1に包装紙やスティックアイスの棒以外の廃棄物の投入されるのを抑制できる。
なお、本例では、固定プレート6に投入口6aが設けられているが、固定プレート6を省略して、投入口6aとともにシャッター4と固定手段5を直接に扉本体9に取付けてもよい。
また、本実施の形態においては、固定手段5が、シャッター4に、シャッター4の回転中心からそれぞれ等しい距離に形成された一対の溝4e,4fと、扉3の裏面から垂直に突出し、シャッター4が開放位置にある際に一方の溝4eに挿入され、シャッター4が閉鎖位置にある際に他方の溝4fに挿入される螺子軸5aと、螺子軸5aに螺合されるナット5bとを備えて構成されている。
この構成によると、ナット5bを回転させるだけでシャッター4の固定とその解除を行えるため、シャッター4の固定作業が非常に容易であり、作業者が直感的に操作を理解できる。また、この構成では、固定手段5の螺子軸5aは扉3に固定されており、ナット5bは螺子軸5aに常に螺合されて保持されているため、螺子軸5aやナット5bの紛失も防止できる。
なお、本例ではシャッター本体部4aの形状は、半円状であるが、投入口6aを開閉できればシャッター本体部4aの形状は特に限定されず、例えば、四角状や半円以外の扇状であってもよく、開放側の溝4eの位置と閉鎖側の溝4fの位置がシャッター4の回転中心から等しい距離に設けられていればよい。シャッター4の回転中心から各溝4e,4fまでの距離が等しいと、シャッター4の形状に依らずシャッター4の回転により螺子軸5aを二つの溝4e,4fに挿入できる。
また、突出部4c,4dを省略してシャッター本体部4aに直接溝4e,4fを設けるようにしてもよい。
なお、本例では、螺子軸5aは固定プレート6に設けられているが、固定プレート6を省略して扉本体9に直接投入口6aを設ける場合には、扉本体9に直接設ければよい。
また、本実施の形態においては、扉3の裏面に設けられ閉鎖位置にあるシャッター4が扉3から離間する方向に撓むのを規制する押え部14,14を有し、押え部14,14は投入口6aに対向しない位置に設けられている。
この構成によると、投入口6aが閉じられている際に、扉3の外からシャッター4が押されても、押え部14,14がシャッター4を裏側から支持して撓むのを防止するため、投入口6aが無理やり開けられてしまうのを防止できる。さらに、押え部14,14が投入口6aに対向しないため、投入口6aを介して廃棄物が投入される際に、廃棄物が押え部14,14に当たってしまうことがなく、押え部14,14が廃棄物の投入を邪魔しないようになっている。
また、本実施の形態では、押え部14,14は、一対であって、投入口6aの左右にそれぞれ設けられているので、シャッター4が扉3の外から押されてもガタつかずに投入口6aをより強固に閉鎖できる。
なお、本例では、押え部14,14は、固定プレート6に設けられているが、固定プレート6を省略して扉本体9に直接投入口6aを設ける場合には、扉本体9に直接設ければよい。
また、本実施の形態においては、扉3の裏面であって投入口6aの下方に設けられ、斜め下方に向けて傾斜して、投入口6aを介して投入された廃棄物を筐体2内に収容されるゴミ袋20あるいは回収容器へ導く傾斜板13を有する。この構成によると、投入口6aから投入された廃棄物が傾斜板13によって確実にゴミ袋20或いは回収容器に投入される。
なお、本例では、傾斜板13は固定プレート6の下端に設けられているが、固定プレート6を省略して扉本体9に直接投入口6aを設ける場合には、扉本体9に直接設ければよい。
以上、本考案の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、実用新案登録請求の範囲から逸脱なく改造、変形及び変更ができるのは当然である。
1・・・ゴミ箱、2・・・筐体、3・・・扉、4・・・シャッター、4e,4f・・・溝、5・・・固定手段、5a・・・螺子軸、5b・・・ナット、6・・・固定プレート、6a・・・投入口、9・・・扉本体、9a・・・開口部、13・・・傾斜板、14・・・押え部、20・・・ゴミ袋、O・・・開口

Claims (6)

  1. 開口を有し内部に廃棄物を回収可能な箱状の筐体と、
    前記筐体に前記開口を開閉可能に取付けられた扉と、
    前記扉に設けられ前記廃棄物を投入可能な投入口と、
    前記扉の裏面に周方向に回転可能に連結されるとともに回転することにより前記投入口を開閉するシャッターと、
    前記投入口を開く開放位置又は閉じる閉鎖位置で前記シャッターを固定する固定手段とを備える
    ことを特徴とするゴミ箱。
  2. 前記扉は、前記筐体内に連通する開口部を有する扉本体と、前記扉本体の裏面に固定され前記開口部を塞ぐとともに前記開口部よりも開口面積が小さい前記投入口を有する固定プレートとを有し、
    前記固定プレートに前記シャッターと前記固定手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のゴミ箱。
  3. 前記固定手段は、
    前記シャッターに、前記シャッターの回転中心からそれぞれ等しい距離に形成された一対の溝と、
    前記扉の裏面から垂直に突出し、前記シャッターが前記開放位置にある際に前記溝のいずれか一方に挿入され、前記シャッターが前記閉鎖位置にある際に前記溝のいずれか他方に挿入される螺子軸と、
    前記螺子軸に螺合されるナットとを備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のゴミ箱。
  4. 前記扉の裏面に設けられ前記閉鎖位置にある前記シャッターが前記扉から離間する方向に撓むのを規制する押え部を有し、
    前記抑え部は、前記投入口に対向しない位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のゴミ箱。
  5. 前記押え部は、一対であって、前記投入口の左右にそれぞれ配置されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のゴミ箱。
  6. 前記扉の裏面であって前記投入口の下方に設けられ、斜め下方に向けて傾斜して、前記投入口を介して投入された廃棄物を前記筐体内に収容されるゴミ袋あるいは回収容器へ導く傾斜板を有する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のゴミ箱。
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