JP2006142385A - 工作機械のヘッドおよび工作機械 - Google Patents

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毅 小川
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博 田中
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Abstract

【課題】 被加工物の加工時に生じる熱変形を効果的に抑制し、被加工物に対する加工誤差を抑制することができる構成を備えた工作機械のヘッドおよび工作機械を提供すること。
【解決手段】 被加工物に対して加工を行う加工機構40と、加工機構40を保持する保持部41aと、加工機構40を垂直方向へ直線駆動する駆動機構に連結される被駆動部41bと、保持部41aと被駆動部41bとを繋ぐ連結部41cとを備える工作機械のヘッド3は、さらに、連結部41cを冷却用流体が通過する流体流路を備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、被加工物を加工するために直線駆動される工作機械のヘッドおよびそれを備えた工作機械に関するものである。さらに詳しくは、工作機械のヘッドの冷却機構に関するものである。
従来より、被加工物を加工する工作機械として、載置された被加工物を水平方向へ送るテーブルと、被加工物を加工するために垂直方向へ直線駆動されるヘッドと、テーブルから垂直に立ち上がるコラムと、このコラムに取り付けられたヘッドの駆動機構とを備えた工作機械、たとえば、縦形のマシニングセンタが知られている。
この種の工作機械では、テーブル上に被加工物を載置するため、また、テーブル上に載置された被加工物の送りを可能とするため、コラムから水平方向に突出するように形成されたヘッドが用いられている。すなわち、この種の工作機械のヘッドとしては、被加工物に対して加工を行うスピンドルおよびスピンドル駆動装置等から構成される加工機構と、この加工機構を保持する保持部と、ヘッドの駆動機構に連結される被駆動部と、保持部と被駆動部とを繋ぐ連結部とを備え、被駆動部に対して、保持部が連結部を介して水平方向へ突出するように形成されたヘッドが用いられている(たとえば、特許文献1および2参照)。
また、この種の工作機械では、被加工物の加工時に、スピンドルと被加工物の当接部分やスピンドルの軸受部あるいは、スピンドル駆動装置を構成するスピンドル駆動モータ等で発生する熱によってヘッド等の工作機械の機体に熱変形が生じ、その機体の熱変形の影響で被加工物に加工誤差が生じることが知られている。そのため、この種の工作機械では、被加工物の加工誤差を抑制するための対策が講じられている。
たとえば、特許文献1に記載の工作機械では、ヘッドの温度変化を検出し、この検出結果から熱変位が演算され、この熱変位に基づいてヘッドおよびテーブルの駆動系が制御されるようになっている。このように、特許文献1に記載の工作機械では、ヘッドおよびテーブルの駆動系を制御することで、被加工物に対する加工誤差が補正されている。
また、特許文献2に記載の工作機械では、ヘッドの温度変化に基づいてヘッドおよびテーブルの駆動系を制御するのに加え、ヘッドの熱変形を抑制するための冷却装置が設けられている。このように、特許文献2に記載の工作機械では、ヘッドおよびテーブルの駆動系の制御に加え、ヘッド自体の熱変形を抑制することで、被加工物に対する加工誤差が補正されている。
特開2004−42260号公報(発明の実施の形態および図面参照) 特開平10−6183号公報(段落番号0009および図1参照)
しかしながら、上記特許文献1に記載された工作機械では、被加工物に加工誤差を生じさせる直接の原因となるヘッドの熱変形に対する対策は講じられていない。一方、上記特許文献2には、冷却装置が設けられ、ヘッドの熱変形を抑制するための対策は講じられているものの、この冷却装置を用いて、ヘッドの熱変形をどのように抑制するかについては、具体的な構成が開示されていない。
そこで、本発明の課題は、被加工物の加工時に生じる熱変形を効果的に抑制し、被加工物に対する加工誤差を抑制することができる構成を備えた工作機械のヘッドおよび工作機械を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、被加工物に対して加工を行う加工機構と、加工機構を保持する保持部と、加工機構を直線駆動する駆動機構に連結される被駆動部と、保持部と被駆動部とを繋ぐ連結部とを備える工作機械のヘッドにおいて、連結部に冷却用流体が通過する流体流路を備えることを特徴とする。
保持部と被駆動部とを繋ぐ連結部を備えるヘッド、すなわち、被駆動部に対して、保持部が連結部を介して突出しているヘッドでは、連結部の熱変形量がそのまま、被駆動部に対する保持部の位置変化に影響する。そのため、連結部に熱変形が生じると、保持部に保持された加工機構の被駆動部に対する相対位置が大きく変化し、被加工物に大きな加工誤差を生じる。ここで、本発明にかかるヘッドは、加工機構を保持する保持部と駆動機構に連結される被駆動部とを繋ぐ連結部に冷却用流体が通過する流体流路を備えている。そのため、加工機構の位置変化に大きな影響を与える連結部を冷却用流体によって冷却して、連結部に生じる熱変形を抑制することができる。すなわち、被加工物の加工時に生じる連結部の熱変形を効果的に抑制し、その結果、被加工物に対する加工誤差を抑制することができる。
本発明において、加工機構の駆動方向と略平行に連結部を貫通する貫通孔からなる流体流路を備えていることが好ましい。このように、流体流路として、加工機構の駆動方向と略平行な貫通孔を連結部に備える場合には、加工機構の駆動方向全域で連結部を冷却することができ、連結部の熱変形を効果的に抑制することができる。
本発明において、連結部は、加工機構の駆動方向と略平行に形成された中心リブと、中心リブから放射状に形成された複数の放射状リブとからなる補強リブを備え、貫通孔は、隣接する放射状リブの相互間を貫通するように形成されていることが好ましい。このように構成すると、貫通孔によって効果的に連結部を冷却する構成を採用しつつ、さらに補強リブで連結部の強度を維持することができる。また、補強リブを備えることから、連結部は、熱変形しにくくなる。
本発明において、流体流路は、連結部から保持部に連通する連通口を備え、冷却用流体が保持部を通過することが好ましい。このように構成した場合には、加工機構の位置変化に大きな影響を与える連結部を冷却しつつ、発熱源側となる加工機構が保持される保持部を冷却することができる。すなわち、発熱源側を冷却することで、発熱源からの発熱を抑制しつつ、加工機構の位置変化に大きな影響を与える連結部を冷却することで、被駆動部に対する保持部の熱変形を効果的に抑制することができる。
本発明において、保持部は、加工機構を構成するスピンドルを保持するスピンドル保持部を備え、流体流路は、スピンドル保持部を囲むようにスピンドルの駆動方向と略平行に形成された冷却用流体の通過孔を備えることが好ましい。このように構成すると、発熱源となるスピンドルを効果的に冷却することができる。
本発明において、冷却用流体は空気であり、連結部には、流体流路に向かって空気を送る送風機が取り付けられていることが好ましい。このように冷却用流体が空気である場合には、冷却用流体の取り扱いが容易になる。また、連結部に取り付けられた送風機によって空気が強制送出され、連結部をより効果的に冷却することができる。
また、本発明では、駆動機構によって垂直方向に直線駆動される上記の工作機械のヘッドを、被加工物が載置され水平方向へ被加工物を送るテーブルと、駆動機構が取り付けられたコラムとを備える工作機械に用いることができる。この工作機械では、ヘッドの熱変形を抑制し、加工精度を向上させることができる。
以上のように本発明にかかる工作機械のヘッドおよび工作機械では、被加工物の加工時に生じるヘッドの熱変形を効果的に抑制し、被加工物に対する加工誤差を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
(工作機械の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる工作機械1の構成を一部透視した状態で側面から見た側面説明図である。図2は、図1に示す工作機械1の構成を一部透視した状態で正面から見た正面説明図である。なお、図1および図2は、工作機械1の構成部材の位置関係を説明するための説明図であり、一定の断面を表した図面ではない。
本形態の工作機械1は、図1および図2に示すように、載置された被加工物(図示省略)を水平方向で互いに直交するX軸およびY軸方向に送るテーブル2と、被加工物を加工するためにX軸およびY軸に直交する垂直方向、すなわちZ軸方向へ直線駆動されるヘッド3と、テーブル2から垂直に立ち上がるコラム4とを主要な構成要素とした3軸を制御軸とする縦形のマシニングセンタである。なお、本形態の説明では、工作機械1の左右方向(図1のおける紙面垂直方向)をX軸方向、前後方向(図1における左右方向)をY軸方向、上下方向(図1における上下方向)をZ軸方向とする。
テーブル2は、被加工物を載置してX軸方向へ移動するX軸移動テーブル6と、X軸移動テーブル6を載置してY軸方向へ移動するY軸移動テーブル7と、Y軸移動テーブル7が載置されるベース8とを備えている。
ベース8の上面には、Y軸移動テーブル7をY軸方向へ案内するための平行な2本のY軸送り用ガイドレール9(図2参照)と、Y軸移動テーブル7をY軸方向へ送るY軸送り用ボールネジ10(図1参照)の両端側を回転可能に支持する2つの軸受11(図1参照)をそれぞれ保持する軸受保持部材12、13が固定されている。一方の軸受保持部材13には、Y軸送り用ボールネジ10を回転駆動するY軸送り用モータ14(図1参照)が固定されている。Y軸送り用モータ14の出力軸は、Y軸送り用ボールネジ10の一端とカップリング15(図1参照)を介して接続されている。
図2に示すように、Y軸移動テーブル7の底面には、Y軸送り用ガイドレール9に摺動自在に嵌合するY軸送り用ガイドブロック17が固定されている。Y軸送り用ガイドレール9とY軸送り用ガイドブロック17とによってY軸移動テーブル7をY軸方向に案内するようになっている。
また、図1に示すように、Y軸移動テーブル7の底面には、Y軸送り用ボールネジ10と螺合するY軸送り用ナット18が保持されたナット保持部19が固定されている。Y軸送り用ボールネジ10、Y軸送り用ナット18、Y軸送り用ガイドブロック17、Y軸送り用ガイドレール9およびY軸送り用モータ14等によって、Y軸移動テーブル7をY軸方向へ直線駆動するY軸送り機構が構成されている。
Y軸移動テーブル7には、X軸移動テーブル6をX軸方向へ案内するための平行な2本のX軸送り用ガイドレール20(図1参照)と、X軸移動テーブル6をX軸方向へ送るX軸送り用ボールネジ21(図1参照)の両端側を回転可能に支持する2つの軸受(図示省略)をそれぞれ保持する軸受保持部材(図示省略)が固定されている。一方の軸受保持部には、X軸送り用ボールネジ21を回転駆動するX軸送り用モータ22(図2参照)が固定されている。X軸送り用モータ22の出力軸は、X軸送り用ボールネジ21の一端とカップリング(図示省略)を介して接続されている。
図1に示すように、X軸移動テーブル6の底面には、X軸送り用ガイドレール20に摺動自在に嵌合するX軸送り用ガイドブロック23が固定されている。X軸送り用ガイドレール20とX軸送り用ガイドブロック23とによってX軸移動テーブル6をX軸方向に案内するようになっている。
また、図2に示すように、X軸移動テーブル6の底面には、X軸送り用ボールネジ21と螺合するX軸送り用ナット(図示省略)が保持されたナット保持部24が固定されている。X軸送り用ボールネジ21、X軸送り用ナット、X軸送り用ガイドブロック22、X軸送り用ガイドレール20およびX軸送り用モータ21等によって、X軸移動テーブル6をX軸方向へ直線駆動するX軸送り機構が構成されている。
なお、X軸移動テーブル6の上面が、被加工物が載置される載置面となっている。
テーブル2は、図1に示すように、Y軸移動テーブル7のY方向両側に、被加工物の加工時に生じる切り粉などからY軸送り機構を保護するためのテレスコカバー26と一体カバー27とを備えている。より具体的には、テーブル2は、図1において、Y軸移動テーブル7の右側(コラム4が設けられた側)に一体カバー27を備え、Y軸移動テーブル7の左側にテレスコカバー26を備えている。
テレスコカバー26では、図1における左端(一端)がベース8に固定され、図1における右端(他端)がY軸移動テーブル7に固定されている。一方、一体カバー27では、図1における左端がY軸移動テーブル7に固定されており、一体カバー27は、Y軸移動テーブル7とともにY軸方向へ移動するようになっている。また、一体カバー27の図示右端側は、コラム4に形成された後述のカバー挿入孔4aに挿入された状態となっている。
図1に示す状態がY軸移動テーブル7のほぼ中央位置であり、図1に示す状態から、X軸移動テーブル6を載置したY軸移動テーブル7が、図示右左方向へ移動するようになっている。図示右方向への移動の際には、一端がベース8に固定され、他端がY軸移動テーブル7に固定されたテレスコカバー26は、Y軸方向(図1で右方向)にさらに伸びてY軸送り用ボールネジ10等のY軸送り機構を保護するようになっている。また、Y軸移動テーブル7が図示右方向に移動すると、Y軸移動テーブル7に固定された一体カバー27は、Y軸送り用モータ14等のY軸送り機構を保護しながら、Y軸移動テーブル7とともに図示右方向へ移動して、コラム4のカバー挿入孔4aに次第に挿入されていくようになっている。なお、Y軸移動テーブル7が図1で左方向に移動する場合、テレスコカバー26は、たたみ込まれるようにして小さくなっていき、一体カバー27は、コラム4から引き出されてくることになるが、一体カバー27は、コラム4から完全に引き出された状態になることはない。
また、テーブル2は、図2に示すように、X軸移動テーブル6のX方向両側に、X軸送り機構を保護するためのテレスコカバー28、29を備えている。図2において、図示左側に位置するテレスコカバー28では、図示右端がX軸移動テーブル6に固定され、図示左端がY軸移動テーブル7に取り付けられたブラケット30に固定されている。一方、図2において、図示右側に位置するテレスコカバー29では、図示左端がX軸移動テーブル6に固定され、図示右端がY軸移動テーブル7に取り付けられたブラケット31に固定されている。
図2に示す状態がX軸移動テーブル6の図示左方向の移動限界であり、このとき、テレスコカバー28は縮んだ状態で、テレスコカバー29は伸びた状態で、X軸送り機構を保護するようになっている。また、図2に示す状態から、X軸移動テーブル6が、図示右方向へ移動すると、テレスコカバー28は伸びながらX軸送り機構を保護し、テレスコカバー29は縮みながらX軸送り機構を保護するようになっている。
コラム4は、図1において、一体カバー27の図示右端側が挿入されるカバー挿入孔4aを備えるコラム下部4bと、コラム下部4bの上に形成されたコラム上部4cとから構成されている。このコラム4は、コラム下部4bがテーブル2を構成するベース8の図示右端側に固定された状態でベース8から垂直に立ち上がっている。コラム上部4cは、図1において、図示左側(X軸移動テーブル6およびY軸移動テーブル7が設けられている側)が開口した略角溝形状に形成されている。この開口部をヘッド3の根元側が垂直方向に上下動することになる。
図2に示すように、コラム上部4cの溝部4c1のX方向両端に形成された側面(図1における左端面)には、ヘッド3をZ軸方向(垂直方向)へ案内するための平行な2本のZ軸送り用ガイドレール32が固定されている。これらのZ軸送り用ガイドレール32には、ヘッド3に固定されたZ軸送り用ガイドブロック(図示省略)が摺動自在に嵌合されており、Z軸送り用ガイドレール32とZ軸送り用ガイドブロックとによって、ヘッド3をZ軸方向に案内するようになっている。
図1に示すように、溝部4c1には、ヘッド3をZ軸方向へ送るZ軸送り用ボールネジ33の両端側を回転可能支持する2つの軸受34をそれぞれ保持する軸受保持部材35、36が固定されている。Z軸送り用ボールネジ33には、ヘッド3に保持されたZ軸送り用ナット37が螺合している。また、コラム上部4cの上端には、Z軸送り用ボールネジ33を回転駆動するZ軸送り用モータ38が固定されている。Z軸送り用モータ38の出力軸は、Z軸送り用ボールネジ33の上端にカップリング39を介して接続されている。Z軸送り用ボールネジ33、Z軸送り用ナット37、Z軸送り用ガイドブロック、Z軸送り用ガイドレール32、Z軸送り用モータ38、軸受34およびカップリング39によって、ヘッド3をZ軸方向へ直線駆動する駆動機構としてのZ軸送り機構が構成されている。
なお、Z軸送り用モータ38は、図1に示すように、ガラスエポキシ樹脂等の断熱材で形成された取付板59を介してコラム上部4cの上端に固定されている。そのため、ヘッド3をZ軸方向へ直線駆動する際にZ軸送り用モータ38に生じた熱は、コラム上部4cへ伝わりにくくなっており、コラム上部4cの熱変形量が低減されるようになっている。また、Z軸送りモータ38に、放熱板や送風ファン、あるいはオイルクーラ等の冷却装置を設けると、Z軸送り用モータ38の発熱対策となり、コラム上部4cの熱変形を防止する上でより好ましい。
(ヘッドの構成)
図3は、図1に示すヘッド3の構成を一部透視した状態で側面から見た側面説明図である。図4は、図3に示すヘッド3のヘッド本体41を示す図であり、(A)は上面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。図5は、ヘッド本体41の図4(A)におけるE−E断面を示す断面図である。図6は、図3におけるF部の詳細を拡大して示す詳細断面図である。なお、図3は、ヘッド3の構成部材の位置関係を説明するための説明図であり、一定の断面を表した図面ではない。
図3に示すように、ヘッド3は、被加工物に対して加工を行う加工機構40と、ヘッド3の骨格をなすヘッド本体41と、ヘッド3を冷却するための送風機42とを備えている。本形態では、加工機構40は、被加工物に当接する工具が保持されるスピンドル43と、スピンドル43を回転駆動するスピンドル駆動モータ44と、スピンドル駆動モータ44にスピンドル43を連結するカップリング45とから構成されている。スピンドル43は、その内部に、被加工部に当接する工具をスピンドル43に保持し、あるいはスピンドル43から工具を解放するためのチャッキング機構48を備えている。また、ヘッド3は、チャッキング機構48を保持状態あるいは解放状態とするためのチャック開閉用シリンダ46と、チャッキング機構48およびチャック開閉用シリンダ46を連結する連結レバー47とを備えている。
ヘッド本体41は、図3から図5に示すように、加工機構40を保持する保持部41aと、加工機構40をZ軸方向へ直線駆動するZ軸送り機構に連結される被駆動部41bと、保持部41aと被駆動部41bとを繋ぐ連結部41cとを備え、全体としては略直方体形状に形成されている。
被駆動部41bには、Z軸送り用ナット37を保持するナット保持部41b1が形成されている。より具体的には、ナット保持部41b1は、Y方向外側(図4における右側)に向かって突出するようにヘッド本体41の下側に形成されている。また、被駆動部41bには、Z軸送り用ガイドブロックを固定する2つのガイドブロック固定面41b2が形成されている。より具体的には、2つのガイドブロック固定面41b2は、図4(A)に示すように、ヘッド本体41の右端面にナット保持部41b1を挟むように形成されている。
連結部41cは、図5に示すように、中空状となっており、その上面には、チャック開閉用シリンダ46を取り付けるシリンダ取付部41c1と、このシリンダ取付部41c1と隣接するように四角形状の上面開口部41c2が形成されている。また、上面開口部41c2のX方向両側には、図4(A)に示すように、送風機42を固定する固定面41c3が形成されている。
また、上面開口部41c2の下方には、Z軸方向に形成された補強リブ41c4が形成されている。より具体的には、補強リブ41c4は、Z軸方向に形成された中心リブ41c5と、中心リブ41c5から放射状に形成された8本の放射状リブ41c6とから構成されている。この補強リブ41c4は、図5に示すように、連結部41cの底面からヘッド本体41のZ軸方向の略中心位置まで形成されている。また、図4(C)に示すように、連結部41cの底面には、隣接する放射状リブ41c6の相互間の8箇所に底面開口部41c7が形成されている。なお、図4では、便宜上、8本の放射状リブ41c6のうち、1本の放射状リブ41c6にのみ符号を付し、他の7本の放射状リブ41c6については符号を省略している。同様に、8箇所の底面開口部41c7のうち、3箇所の底面開口部41c7にのみ符号を付し、他の5箇所の底面開口部41c7については符号を省略している。
図5に示すように、連結部41cには、上面開口部41c2から底面開口部41c7までZ軸方向に貫通する貫通孔が形成されている。より具体的には、連結部41cの上半分には、水平方向に延びる大きな1つの空洞41eが形成され、その下半分には、空洞41eから連通するとともに、隣接する放射状リブ41c6の相互間を通って底面開口部41c7まで貫通する8つの小貫通孔41fが形成されている。すなわち、連結部41cは、上方に大きな1つの空洞41eを備えるとともに、下方に補強リブ41c4を備え、貫通孔は、空洞41eと空洞41eに連通する8つの小貫通孔41fとを有し、小貫通孔41fは、隣接する放射状リブ41c6の相互間を貫通するように形成されている。
また、連結部41cの被駆動部41b側の両側面には、2つの円形孔41c8が相対向するように形成されている。これらの円形孔41c8は、ヘッド本体41の重量の軽減を図るため、ヘッド本体41の冷却効果を上げるため、さらに、ヘッド本体41の内部構造を目視で確認できるようにするために設けられている。
保持部41aは、図5に示すように、連結部41cと同様の構成となっており、上半分は連結部41cの空洞41eに連絡する中空状となり、下半分にはリブが形成されている。保持部41aの上面には、スピンドル駆動モータ44を取り付けるモータ取付部41a1が形成されている。また、モータ取付部41a1の下方には、スピンドル43を保持する円筒形状のスピンドル保持部41a2が形成されている。このスピンドル保持部41a2は、補強リブ41c4に隣接するように形成されている。図5に示すように、モータ取付部41a1とスピンドル保持部41a2との間は中空部41a3となっており、連結部41cと中空部41a3との境界が、連結部41cから保持部41aに連通する連通口41dとなっている。
図4、図5において、スピンドル保持部41a2の図示左側には、中空部41a3から底面までZ軸方向に貫通する4つの通過孔41a4が形成されている。より具体的には、図4、図5において、スピンドル保持部41a2の図示左側を囲むように4つの通過孔41a4が形成されている。また、保持部41aの一方の側面には、図4(B)に示すように、略四角形状の開口41a5が形成され、他方の側面には、図5に示すように、略四角形状の開口41a6が開口41a5に対向するように形成されている。これらの開口41a5および41a6は、上述した円形孔41c8と同様に、ヘッド本体41の重量の軽減を図るため、ヘッド本体41の冷却効果を上げるため、さらに、ヘッド本体41の内部構造を目視で確認できるようにするために設けられている。
また、保持部41aの上面には、図4(A)、図6に示すように、上面から中空部41a3まで貫通する貫通孔41a7と、スピンドル駆動モータ44を固定するためのネジ孔41a8が形成されている。より具体的には、矩形状のモータ取付部41a1の4隅の近傍に4つのネジ孔41a8が形成され、その4つのネジ孔41a8のそれぞれに上面の中心側で隣接するように4つの貫通孔41a7が形成されている。
図6に示すように、スピンドル駆動モータ44は、ガラスエポキシ樹脂等の断熱材で形成された取付板60を介してモータ取付部41a1に固定されている。より具体的には、スピンドル駆動モータ44のフランジ部44aがボルト61とナット62とによって取付板60に固定されている。また、取付板60は、ボルト63がネジ孔41a8に螺合されることで、モータ取付部41a1に固定されている。スピンドル駆動モータ44がモータ取付部60に固定された状態では、ボルト61およびナット62は、貫通孔41a7の内側に位置し、かつ、モータ取付部41a1とは接触しないようになっている。このように、本形態では、被加工物の加工時にスピンドル駆動モータ44で生じた熱は、取付板60によって、ヘッド本体41へ伝わりにくくなっており、ヘッド本体41の熱変形量が低減されるようになっている。
なお、スピンドル駆動モータ44に、放熱板や送風ファン、あるいはオイルクーラ等の冷却装置を設けると、スピンドル駆動モータ44の発熱対策となり、ヘッド本体41の熱変形を防止する上でより好ましい。
送風機42は、連結部41cの固定面41c3に固定され、被加工物の加工時に、上面開口部41c2からヘッド本体41の内部へ空気を送風するようになっている。送風機42から送風される空気は、被加工物の加工時にヘッド3を冷却するための冷却用流体である。送風機42から送風された空気は、図3の矢印V1で示すように、連結部41cに形成された1つの大きな空洞41eと8つの小貫通孔41fを上面開口部41c2から底面開口部41c7に向かって通過するようになっている。また、送風機42から送風された空気は、図3の矢印V2で示すように、連通口41dを通過して1つの大きな中空部41a3に入り、その中空部41a3から4つの通過孔41a4を底面に向かって通過するようになっている。すなわち、連結部41cに形成された1つの大きな空洞41eと8つの小貫通孔41fからなる貫通孔と、連通口41dと、中空部41a3と、通過孔41a4とが、冷却用流体としての空気が通過する流体流路になっており、連結部41cは、冷却用流体が通過する流体流路を備えている。
スピンドル43は、図3に示すように、被加工物の加工時において回転する加工軸49と、加工軸49を回転可能に支持する略円筒状の固定側部材50とを備えている。加工軸49の内部に、上述したチャッキング機構48が設けられている。加工軸49は、固定側部材50の内周側で軸受51を介して回転可能に支持されている。加工軸49の先端には所定の工具が取り付けられるようになっている。加工軸49の先端に取り付けられた工具と被加工物との当接部分および軸受51が、被加工物の加工時の主要な発熱源となる。また、スピンドル駆動モータ44も加工時の主要な発熱源となる。
連結レバー47の一端(図1の右端)はチャック開閉用シリンダ46に固定され、他端(図1の左端)は中空部41a3に形成されたブラケットに固定されており、チャック開閉用シリンダ46の上下動によって、連結レバー47は、他端を回転中心に揺動運動するようになっている。この連結レバー47の揺動運動によって、連結レバー47に接続されたチャッキング機構48が上下動して、工具がスピンドル43に保持され、あるいはスピンドル43から工具が解放されるように構成されている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のヘッド3では、被加工物の加工時に送風機42から送風される冷却用流体としての空気が、連結部41cに空洞41eと小貫通孔41fとで形成された貫通孔と、連通口41dと、中空部41a3と、通過孔41a4とからなる流体流路を通過する。すなわち、加工機構40を保持する保持部41aとZ軸送り機構に連結される被駆動部41bとを繋ぐ連結部41cを冷却用流体としての空気が通過する。そのため、加工機構40の位置変化に大きな影響を与える連結部41cを空気によって冷却して、連結部41cに生じる熱変形を抑制することができる。たとえば、被駆動部41bと保持部41aとの距離が約450mmであるとすると、流体流路が設けられていない構成では、被駆動部41bに対する保持部41aの撓み量が0.05mmとなるが、冷却用流体としての空気が流体流路を通過する構成を採用した場合には、その撓み量は0.02mm〜0.03mmへ抑制される。したがって、被加工物の加工時に生じる被駆動部41bに対する加工機構40の位置変化を効果的に抑制し、被加工物に対する加工誤差を抑制することができる。
本形態では、流体流路は、上面開口部41c2から底面開口部41c7までZ軸方向に貫通する貫通孔を備えている。そのため、Z軸方向の全域で連結部41cを空気によって冷却することができ、連結部41cの熱変形を効果的に抑制することができる。
本形態では、連結部41cが、Z軸方向に形成された中心リブ41c5と、中心リブ41c5から放射状に形成された複数の放射状リブ41c6とからなる補強リブ41c4を備えている。また、連結部41cの小貫通孔41fは、隣接する放射状リブ41c6の相互間を貫通するように形成されている。そのため、小貫通孔41fによって効果的に連結部41cを冷却する構成を採用しつつ、さらに補強リブ41c4で連結部41cの強度を維持することができる。また、補強リブ41c4を備えることから、連結部41cは、熱変形しにくくなる。
本形態では、流体流路は、連結部41cから保持部41aに連通する連通口41dを備え、冷却用流体としての空気が、図3の矢印V2で示すように、保持部41aを通過するようになっている。そのため、加工機構40の位置変化に大きな影響を与える連結部41cを冷却しつつ、さらに、主要な発熱源となるスピンドル43およびスピンドル駆動モータ44を有する加工機構40が保持される保持部41aを冷却することができる。すなわち、発熱源側を直接冷却することで、発熱源からの発熱を抑制しつつ、加工機構40の位置変化に大きな影響を与える連結部41cを冷却することで、被駆動部41bに対する保持部41aの位置変化を効果的に抑制することができる。
本形態では、保持部41aが、スピンドル43を保持するスピンドル保持部41a2を備え、スピンドル保持部41a2を囲むようにZ軸方向に冷却用流体としての空気が通過する通過孔41a4が形成されている。また、通過孔41a4と対向する側には、2つの小貫通孔41fがスピンドル保持部41a2を囲むように形成されている。そのため、主要な発熱源となるスピンドル43を効果的に冷却して、ヘッド3の熱変形を抑制することができる。
本形態では、冷却用流体は空気であるから、冷却用流体の取り扱いが容易になる。また、連結部41cには、流体流路に向かって空気を送る送風機42が取り付けられている。そのため、送風機42によって空気が強制送出され、連結部41cをより効果的に冷却することができる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形可能である。たとえば、上述した形態では、連結部41cには、上面開口部41c2から底面開口部41c7までZ軸方向に貫通する貫通孔が形成されていたが、この構成には限定されない。すなわち、図7に示すヘッド本体61のように、保持部61aと被駆動部41bとを繋ぐ連結部61cの底面には、開口部が形成されていなくても良い。ここで、図7に示すヘッド本体61では、図4および図5に示すヘッド本体41と同一の構成に対しては同一の符号を付してある。この場合には、連結部61cの上面開口部41c2から通過孔41a4に向かって空気が通過する流体流路が形成される。そのため、加工機構40の位置変化に大きな影響を与える連結部61cを冷却しつつ、さらに、主要な発熱源となるスピンドル43およびスピンドル駆動モータ44が保持される保持部61aを冷却することができる
なお、連結部61cに完全な貫通孔、すなわち、垂直方向に一直線で連通する孔が形成されない場合には、図7に示すように、スピンドル保持部41a2の図示右側に、中空部41a3から底面までZ軸方向に貫通する4つの通過孔61a5を形成しても良い。すなわち、4つの通過孔41a4と、4つの通過孔61a5とによってスピンドル保持部41a2をほぼ全周にわたって取り囲むように通過孔61a5を形成しても良い。この場合には、スピンドル保持部41a2をより効果的に冷却することができる。
また、上述した形態では、連結部41c、61cから保持部41a、61aに連通する連通口41dが形成されていたが、連結部41cに貫通孔のみが形成され、連通口41dは形成されていなくても良い。この場合であっても、加工機構40の位置変化に大きな影響を与える連結部41cを空気によって冷却して、連結部41cに生じる熱変形を抑制することができる。なお、この場合には、スピンドル保持部41a2を囲むように、通過孔41a4あるいは61a5を形成する必要はない。
さらに、連結部41cの上面から底面まで補強リブを形成して良い。この場合には、隣接する放射状リブの相互間に貫通孔が形成されることになる。このように構成した場合には、複数の貫通孔によって効果的に連結部41cを冷却する構成を採用しつつ、さらに連結部41cの強度を向上させることができる。
さらにまた、冷却用流体は空気には限定されず、その他の気体、あるいは液体を用いることもできる。また、連結部41cには必ずしも補強リブ41c3が形成されている必要はなく、連結部41cには、上面開口部41c2からそのまま底面まで貫通する貫通孔が形成されていても良い。また、送風機42を連結部41cの上面側ではなく、下面側に設けるようにしても良い。さらに、送風機42を設けないようにしたり、送風機42の代わりに他の冷却部材、たとえば、ペルチェ素子等を取り付けても良い。
また、上述した形態では、縦形のマシニングセンタの例を示したが、保持部と被駆動部と連結部を有するヘッドを備える工作機械であれば、他の工作機械であっても本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態にかかる工作機械の構成を一部透視した状態で側面から見た側面説明図である。 図1に示す工作機械の構成を一部透視した状態で正面から見た正面説明図である。 図1に示すヘッドの構成を一部透視した状態で側面から見た側面説明図である。 図3に示すヘッドのヘッド本体を示す図であり、(A)は上面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。 図4に示すヘッド本体の図4(A)におけるE−E断面を示す断面図である。 図3におけるF部の詳細を拡大して示す詳細断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるヘッド本体を示す図であり、(A)は側面断面図、(B)は底面図である。
符号の説明
1 工作機械
2 テーブル
3 ヘッド
4 コラム
6 X軸移動テーブル
7 Y軸移動テーブル
40 加工機構
41、61 ヘッド本体
41a、61a 保持部
41a2 スピンドル保持部
41a3 中空部(流体流路の一部)
41a4、61a5 通過孔(流体流路の一部)
41b 被駆動部
41c、61c 連結部
41c4 補強リブ
41c5 中心リブ
41c6 放射状リブ
41d 連通口(流体流路の一部)
41e 空洞(流体流路の一部)
41f 小貫通孔(流体流路の一部)
42 送風機
43 スピンドル

Claims (7)

  1. 被加工物に対して加工を行う加工機構と、該加工機構を保持する保持部と、上記加工機構を直線駆動する駆動機構に連結される被駆動部と、上記保持部と上記被駆動部とを繋ぐ連結部とを備える工作機械のヘッドにおいて、
    上記連結部に冷却用流体が通過する流体流路を備えることを特徴とする工作機械のヘッド。
  2. 前記加工機構の駆動方向と略平行に前記連結部を貫通する貫通孔からなる前記流体流路を備えることを特徴とする請求項1記載の工作機械のヘッド。
  3. 前記連結部は、前記加工機構の駆動方向と略平行に形成された中心リブと、該中心リブから放射状に形成された複数の放射状リブとからなる補強リブを備え、
    前記貫通孔は、隣接する上記放射状リブの相互間を貫通するように形成されていることを特徴とする請求項2記載の工作機械のヘッド。
  4. 前記流体流路は、前記連結部から前記保持部に連通する連通口を備え、前記冷却用流体が前記保持部を通過することを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の工作機械のヘッド。
  5. 前記保持部は、前記加工機構を構成するスピンドルを保持するスピンドル保持部を備え、前記流体流路は、上記スピンドル保持部を囲むように該スピンドルの駆動方向と略平行に形成された前記冷却用流体の通過孔を備えることを特徴とする請求項4記載の工作機械のヘッド。
  6. 前記冷却用流体は空気であり、前記連結部には、前記流体流路に向かって空気を送る送風機が取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の工作機械のヘッド。
  7. 前記駆動機構によって垂直方向に直線駆動される請求項1から6いずれかに記載のヘッドと、前記被加工物が載置され水平方向へ該被加工物を送るテーブルと、前記駆動機構が取り付けられたコラムとを備えることを特徴とする工作機械。
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