JP2006140643A - 電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 硬い面に載置した際に生じる音の低減、及びリサイクル時の分解効率の向上が可能な電気機器の提供。
【解決手段】 偏平な直方体状の筐体は、上下方向に2つ割りされた形状の上半体2及び下半体3を組み合わせて構成され、操作ボタン5a,5a,…を上面に設けてある矩形状の弾性シート部材5と、接点4a,4a,…を上面に設けてある矩形状の回路基板4とを上下に配置した状態で収容している。弾性シート部材5は下面の4つの角部に脚部5b,5b,…が突設され、回路基板4は4つの角部に切欠部4b,4b,…が設けられている。下半体3の底板3aは四隅近傍に孔3e,3e,…が設けられ、孔3e,3e,…に対応して上面に支持部3f,3f,…が突設されている。脚部5b,5b,…は、切欠部4b,4b,…の周縁及び支持部3f,3f,…に接した状態で孔3e,3e,…を通じて筐体の外部へ突出している。
【選択図】 図2
【解決手段】 偏平な直方体状の筐体は、上下方向に2つ割りされた形状の上半体2及び下半体3を組み合わせて構成され、操作ボタン5a,5a,…を上面に設けてある矩形状の弾性シート部材5と、接点4a,4a,…を上面に設けてある矩形状の回路基板4とを上下に配置した状態で収容している。弾性シート部材5は下面の4つの角部に脚部5b,5b,…が突設され、回路基板4は4つの角部に切欠部4b,4b,…が設けられている。下半体3の底板3aは四隅近傍に孔3e,3e,…が設けられ、孔3e,3e,…に対応して上面に支持部3f,3f,…が突設されている。脚部5b,5b,…は、切欠部4b,4b,…の周縁及び支持部3f,3f,…に接した状態で孔3e,3e,…を通じて筐体の外部へ突出している。
【選択図】 図2
Description
本発明は、弾性シート部材に突設した操作ボタンを備える電気機器に関する。
従来のリモートコントロール装置(以下、リモコンという)は、ゴム製の弾性シート部材の一面に突設された操作ボタンを、プラスチック製の筐体の上面に設けられた開口部を通じて筐体の内部から外部へ突出するように配置した構造となっている(例えば、特許文献1,2参照)。このようなリモコンには、例えば机に載置した場合に、筐体の下面と載置面との間にゴミのような異物が挟まってがたつくことを防止するために、筐体の下面に突起部を設けて、筐体の下面が載置面から適宜の高さだけ保持されるようにしているものもある。このような突起部は、筐体に一体成型されたものと、適宜の大きさのゴムを貼り付けてなるものとがある。
特開平8−331673号公報
特開平11−312431号公報
しかしながら、突起部が筐体に一体成型されている場合には、突起部は筐体と同素材のプラスチックであるため、机のような硬い面にリモコンを載置した際に音が生じることがある。一方、突起部がゴムを筐体に貼り付けてなる場合には、筐体に一体成型された場合と異なり、机のような硬い面にリモコンを載置した際に生じる音を低減できるものの、突起部は筐体と別素材であるため、リサイクルの際に突起部を別途取り外さなければならず、分解効率が悪い。
本発明は斯かる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、弾性シート部材の回路基板と対向する面の周縁側に脚部を突設し、回路基板及び弾性シート部材を筐体に収容した状態で脚部を筐体に設けた孔から外部へ突出させた構造とすることにより、硬い面に載置した際に生じる音を低減できることに加え、リサイクルの際の分解効率を向上することができる電気機器を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、回路基板に脚部との干渉を回避する切欠部又は孔を設けた構造とすることにより、筐体の小型化を図ることができる電気機器を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、回路基板に設けた切欠部又は孔の周縁を脚部に接触させた構造とすることにより、回路基板の面方向における弾性シート部材のずれを防止することができる電気機器を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、筐体の内部に脚部を支える支持部を設けた構造とすることにより、硬い面に載置した場合又は載置した状態で使用する場合に脚部が筐体の内部へ没入することを防止できる電気機器を提供することにある。
本発明に係る電気機器は、一面に接点を設けてある回路基板と、前記一面の側に前記回路基板を覆うように配置してあり、前記接点に対応して操作ボタンを突設してある弾性シート部材と、前記回路基板及び弾性シート部材を収容する筐体とを備える電気機器において、前記弾性シート部材は、前記回路基板と対向する面の周縁側に脚部を突設してあり、前記筐体は、前記脚部を挿通して外部へ突出させる孔を設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、弾性シート部材の回路基板と対向する面の周縁側に、操作ボタンの突設方向と相反する方向へ脚部を一又は複数突設してあり、脚部を筐体に設けた孔を通じて外部へ突出しているため、筐体から脚部が突出している側が筐体の底側、つまり本発明の電気機器の裏側となる。よって、本発明の電気機器を机のような硬い面に載置した場合には、載置面から受ける衝撃を脚部を介して弾性シート部材で吸収するので載置時に生じる音が低減する。
また、脚部は筐体に貼り付けてあるのではなく筐体に収容される弾性シート部材に突設してあるため、リサイクルの際に、筐体と弾性シート部材とを分離することで同時的に脚部も筐体から分離する。これにより、従来のリモコンのように筐体とは異なる材質からなる突起部を筐体に貼り付けて構成してある場合では不可欠な工程、すなわち突起部を筐体から別途取り外す工程が不要となる。
本発明に係る電気機器は上述の発明において、前記回路基板は、前記脚部との干渉を回避する切欠部又は孔を設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、回路基板に切欠部又は孔を設けてあるため、回路基板を覆うようにして配置される弾性シート部材を回路基板の面より大きく形成して、回路基板の外側、つまり回路基板の面外に位置するように脚部を弾性シート部材に突設する必要がなく、弾性シート部材は回路基板の切欠部又は孔に脚部を挿通した状態で回路基板に対向配置される。これにより、回路基板の面方向における筐体の寸法が小さくなる。
また、弾性シート部材の脚部には回路基板から無用な応力が作用することがない。更に、弾性シート部材は、脚部の位置を回路基板の切欠部又は孔の位置に合わせることにより、回路基板に対して容易に位置決めされる。
本発明に係る電気機器は上述の発明において、前記切欠部又は孔は、周縁が前記脚部に接していることを特徴とする。
本発明にあっては、脚部が挿通される回路基板の切欠部又は孔の周縁が脚部に接しているため、脚部は回路基板の切欠部又は孔に保持された状態となり、弾性シート部材が回路基板の面方向でずれない。
本発明に係る電気機器は上述の発明において、前記筐体は、内部に前記脚部を支える支持部を設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、筐体の内部に設けてある支持部が脚部を支える。これにより、本発明の電気機器を机のような硬い面に載置した場合又は載置した状態で使用する場合に、脚部は筐体の内部で湾曲せず、筐体の外部へ突出した状態が維持される。
本発明によれば、弾性シート部材に突設した脚部が筐体の孔を通じて外部へ突出しているため、本発明の電気機器を机のような硬い面に載置した際に生じる音を低減することができる。特に、弾性材を用いて脚部を構成してある場合には、本発明の電気機器を机のような硬い面に載置した際に、載置面から受ける衝撃を脚部が直接的に吸収するので載置に伴う音を格段に低減することができる。
しかも、脚部は筐体に収容される弾性シート部材に突設してあるため、リサイクルの際に、筐体と弾性シート部材とを分離することで同時的に脚部も筐体から分離できるので分解効率を向上することができる。特に、脚部を一体成型にて弾性シート部材に突設してある場合には、リサイクル時にあっては、弾性シート部材を筐体から分離した際に、弾性シート部材と脚部とが分離して脚部を筐体の孔に残すことなく確実に筐体から分離できるので分解効率を更に向上することが可能となり、製造時にあっては、脚部を弾性シート部材に別途設ける工程が不要となり、生産効率を向上することが可能となる。
また、本発明によれば、回路基板に切欠部又は孔を設けてあるため、弾性シート部材を回路基板の面よりも大きく形成する必要がなく、回路基板の切欠部又は孔に脚部を挿通した状態で弾性シートを回路基板に配置することができる。これにより、回路基板の面方向における筐体の寸法を小さくすることができ、筐体の小型化を図ることができる。しかも、回路基板に対する弾性シート部材の位置決めを容易に行うことができる。
また、本発明によれば、回路基板に設けた切欠部又は孔の周縁が脚部に接しているため、回路基板の面方向における弾性シート部材のずれを防止することができる。
更に、本発明によれば、筐体の内部に脚部を支える支持部を設けてあるため、本発明の電気機器を机のような硬い面に載置した場合又は載置した状態で使用する場合に、脚部が湾曲して筐体の内部へ没入することを防止できる。
以下、本発明をリモコンに適用した場合の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1及び図2は本発明の実施の形態1に係るリモコンの構成例を示す外観斜視図及び分解斜視図、図3は図1のIII −III 線における断面図である。
(実施の形態1)
図1及び図2は本発明の実施の形態1に係るリモコンの構成例を示す外観斜視図及び分解斜視図、図3は図1のIII −III 線における断面図である。
図において、1は例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂からなる偏平な直方体状の筐体であり、筐体1は上下方向に2つ割りされた形状の上半体2及び下半体3を組み合わせて構成される。
上半体2は平面視形状が矩形状の天板2aを有し、天板2aの全周には上周壁2bが下方へ垂直に延設されている。上周壁2bの一方の短辺部の中央には、発光ダイオード4dによる赤外線照射用の半円状の切欠部が設けられている。該切欠部を除いた上周壁2bの下端の内縁側には内リブ2cが設けられ、内リブ2cの基部の外周側には凹部2d,2d,…が適宜の間隔で設けられている。天板2aの略全体には、操作ボタン5a,5a,…を挿通するための孔2e,2e,…が設けられている。
下半体3は平面視形状が矩形状の底板3aを有し、底板3aの全周には下周壁3bが上方へ垂直に延設されている。下周壁3bの一方の短辺部の中央には、発光ダイオード4dによる赤外線照射用の半円状の切欠部が設けられている。該切欠部を除いた下周壁3bの上端の外縁側には外リブ3cが設けられ、外リブ3cの先端の内周側には、内リブ2cの凹部2d,2d,…と嵌合するための爪部3d,3d,…が設けられている。底板3aの四隅近傍には、矩形柱状の4本の脚部5b,5b,…を1本ずつ挿通するための矩形状の孔3e,3e,…が1つずつ設けられている。孔3e,3e,…の長辺及び短辺はそれぞれ、底板3aの長辺及び短辺と平行である。
筐体1は、内リブ2cの凹部2d,2d,…及び外リブ3cの爪部3d,3d,…をそれぞれ嵌合することにより、上周壁2bの下端の外縁側及び外リブ3cの上端の間に僅かに空隙を有し、内リブ2cの上端及び下周壁の上端の内縁側、並びに内リブ2cの外周及び外リブ3cの内周が接した状態に上半体2及び下半体3が嵌着されてなる。筐体1には、共に平面視形状が矩形状で略同寸法の弾性シート部材5及び回路基板4が上半体2側及び下半体3側にそれぞれ配置されて収容されている。
回路基板4の上面の略全体には接点4a,4a,…が設けられ、回路基板4の下面には、駆動部、及び下半体3の底板3aに設けられた電池収容部3iに収容される電池の端子と接続するための接続端子等(図示せず)が設けられている。回路基板4の4つの角部には、脚部5b,5b,…を挿通するための矩形状の切欠部4b,4b,…が設けられている。切欠部4b,4b,…の長辺及び短辺はそれぞれ、回路基板4の長辺及び短辺と平行である。なお、回路基板4には、4つの角部に切欠部4b,4b,…を設けたが、これに限らず、四隅近傍に例えば矩形状の孔を、長辺及び短辺がそれぞれ回路基板4の長辺及び短辺と平行になるようにして設けてもよい。回路基板4における一方の短辺の端部の中央には、発光ダイオード4dが配置されている。
弾性シート部材5は、例えばシリコーンゴムからなり、回路基板4の上側に対向配置される。弾性シート部材5の上面には、回路基板4の接点4a,4a,…に対応して操作ボタン5a,5a,…が一体成型にて突設されている。操作ボタン5a,5a,…それぞれの下面には、押圧された場合に、対応する回路基板4の接点4a,4a,…と接触して各接点4a,4a,…が電気的に導通するための導電部(図示せず)が設けられている。弾性シート部材5の下面の4つの角部には、矩形柱状の脚部5b,5b,…が1本ずつ一体成型にて突設されている。脚部5b,5b,…の下端面の長辺及び短辺はそれぞれ、弾性シート部材5の長辺及び短辺と平行である。
上半体2の天板2aの下面の略全体には、弾性シート部材5の上面を支えるための突起部2f,2f,…が、弾性シート部材5の上面に突設されている操作ボタン5a,5a,…との干渉を回避するような配置で一体成型にて突設されている。
下半体3の底板3aの上面には、弾性シート部材5の脚部5b,5b,…を支えるための4つの矩形柱状の支持部3f,3f,…が一体成型にて突設されている。各支持部3f,3f,…は、上端面の長辺及び短辺がそれぞれ底板3aの長辺及び短辺と平行であり、下周壁3bの長辺部と対向する側面が孔3e,3e,…の下周壁3bの長辺部と対向する周縁と面一になっている。
下半体3の底板3aの下面には、凹状に窪ませて電池を収容するための電池収容部3iを設けてある。電池収容部3iは発光ダイオード4dの反対側に配置されている。電池収容部3iの底板3aの上面側における上端面の周縁側には、回路基板4の前記接続端子を電池収容部3iの内部へ挿通するための2つの孔が対向配置にて設けられている。電池収容部3iの開口部には、蓋体(図示せず)が着脱自在に設けられている。
下半体3の底板3aの上面には、孔3e,3e,…、支持部3f,3f,…及び電池収容部3iを除く領域の略全体に、回路基板4の下面を支えるための円筒状の突起部3j,3j,…が、回路基板4の下面に設けられている前記駆動部との干渉を回避するようにして適宜の配置間隔で一体成型にて突設されている。
上半体2及び下半体3を嵌着した状態では、弾性シート部材5の上面及び回路基板4の下面は、上半体2の突起部2f,2f,…と、下半体3の支持部3f,3f,…、電池収容部3i及び突起部3j,3j,…とにより挟持されている。
筐体1の上面の略全体においては、弾性シート部材5の上面に突設された操作ボタン5a,5a,…が、上半体2の天板2aに設けられた孔2e,2e,…を通じて筐体1の内部から外部へ突出している。
筐体1の下面の四隅近傍においては、弾性シート部材5の下面に突設された脚部5b,5b,…が、回路基板4に設けられた切欠部4b,4b,…と、下半体3の底板3aに設けられた孔3e,3e,…とを通じて筐体1の内部から外部へ突出している。回路基板4の各切欠部4b,4b,…は、周縁が各脚部5b,5b,…に接している。下半体3の各支持部3f,3f,…は、各脚部5b,5b,…に接して各脚部5b,5b,…を支えている。
筐体1の一方の短辺側面の中央部においては、上周壁2aに設けられた切欠部と、下周壁3aに設けられた切欠部とにより上半体2及び下半体3が嵌着された状態で形成される円孔(図示せず)から発光ダイオード4dの頂点部が露出している。
回路基板4の下面に設けられた前記接続端子は、電池収容部3iの上端面に設けられた前記孔を通じて電池収容部3iの内周に対向配置されている。リモコンを作動するための電池(図示せず)は、前記蓋体を外して筐体1の下面側から電池収容部3iの内部へ挿入され、端子が電池収容部3iの内周に対向配置されている前記接続端子と接触する。
以上の如き構成のリモコンにあっては、リモコンを机のような硬い面に載置した場合には、脚部5b,5b,…はシリコーンゴムにて構成されているため、載置面から受ける衝撃を脚部5b,5b,…が直接的に吸収し、載置に伴う音が低減することに加え、脚部5b,5b,…と載置面との接触面に十分な静止摩擦力が作用してリモコンが載置面上で滑ることがない。また、脚部部5b,5b,…は支持部3f,3f,…にて支えられているため、筐体1の内部で湾曲することなく、筐体1から下方へ突出した状態を維持する。
また、リモコンを任意の方向に向けようとも、弾性シート部材5の上面及び回路基板4の下面が上半体2の突起部2f,2f,…と、下半体3の支持部3f,3f,…、電池収容部3i及び突起部3j,3j,…とにより挟持されている他、切欠部4b,4b,…は、周縁が脚部5b,5b,…と接して脚部5b,5b,…を保持しているため、弾性シート部材5は回路基板4から浮き上がることがなく、回路基板4の面方向でずれることもない。
更に、リモコンをリサイクルする場合には、脚部5b,5b,…は、弾性シート部材5に一体成型されているため、弾性シート部材5が回路基板4から分離されたと同時に下半体3の孔3e,3e,…に残されることなく下半体3から確実に分離される。
(実施の形態2)
図4及び図5は本発明の実施の形態2に係るリモコンの構成例を示す外観斜視図及び分解斜視図、図6は図4のVI−VI線における断面図である。
図4及び図5は本発明の実施の形態2に係るリモコンの構成例を示す外観斜視図及び分解斜視図、図6は図4のVI−VI線における断面図である。
図に示すように、下半体3の底板3aの周縁側には、U字状の脚部5cを挿通するためのU字状の孔3gが、両長辺及び発光ダイオード4dによる赤外線照射方向と反対方向に位置する短辺の三辺に対応するようにして設けられている。回路基板4の周縁側には、脚部5cを挿通するためのU字状の孔4cが、両長辺及び発光ダイオード4dが配置されていない短辺の三辺に対応するようにして設けられている。弾性シート部材5は、回路基板4よりもやや小さく、下面の両長辺及び発光ダイオード4dによる赤外線照射方向と反対方向に位置する短辺の三辺の周縁に脚5cがU字状となるように一体成型にて突設されている。
下半体3の底板3aの上面には、弾性シート部材5の脚部5cを支えるためのU字状の支持部3hが孔3gの内縁側に一体成型にて突設されている。支持部3hの外周は、孔3gの下周壁3bの両長辺部及び切欠部が設けられていない短辺部と対向する周縁と面一になっている。
上半体2及び下半体3を嵌着した状態では、弾性シート部材5の上面及び回路基板4の下面は、上半体2の突起部2f,2f,…と、下半体3の支持部3h、電池収容部3i及び突起部3j,3j,…とにより挟持されている。
筐体1の下面においては、弾性シート部材5の下面に突設された脚部5cが、回路基板4に設けられた孔4cと、下半体3の底板3aに設けられた孔3gとを通じて筐体1の内部から外部へ突出している。回路基板4の孔4cは周縁が脚部5cに接している。下半体3の支持部3hは、脚部5cに接して脚部5cを支えている。
その他の構成については、作用も含め実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
なお、上述した実施の形態1,2においては、本発明をリモコンに適用したが、これに限らず、電卓又は電子辞書等、弾性シート部材に操作ボタンを突設してある構造を有するものであればいかなる形態の電気機器に適用してもよい。
1 筐体
2 上半体
3 下半体
3e,3g 孔
3f,3h 支持部
4 回路基板
4a 接点
4b 切欠部
4c 孔
5 弾性シート部材
5a 操作ボタン
5b,5c 脚部
2 上半体
3 下半体
3e,3g 孔
3f,3h 支持部
4 回路基板
4a 接点
4b 切欠部
4c 孔
5 弾性シート部材
5a 操作ボタン
5b,5c 脚部
Claims (4)
- 一面に接点を設けてある回路基板と、前記一面の側に前記回路基板を覆うように配置してあり、前記接点に対応して操作ボタンを突設してある弾性シート部材と、前記回路基板及び弾性シート部材を収容する筐体とを備える電気機器において、
前記弾性シート部材は、前記回路基板と対向する面の周縁側に脚部を突設してあり、
前記筐体は、前記脚部を挿通して外部へ突出させる孔を設けてある
ことを特徴とする電気機器。 - 前記回路基板は、前記脚部との干渉を回避する切欠部又は孔を設けてあることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
- 前記切欠部又は孔は、周縁が前記脚部に接していることを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
- 前記筐体は、内部に前記脚部を支える支持部を設けてあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかひとつに記載の電気機器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004326999A JP2006140643A (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 電気機器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010258835A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
JP2011102078A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | パネルユニット用弾性シート及びこれを備えた車両用パネルユニット |
-
2004
- 2004-11-10 JP JP2004326999A patent/JP2006140643A/ja active Pending
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JP2011102078A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | パネルユニット用弾性シート及びこれを備えた車両用パネルユニット |
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