JP2006139433A - 携帯端末装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子財布の残高のほかに実際の財布である実財布の残高を管理できると共に、実財布と電子財布との間で金銭授受が行われる毎に、実財布の残高と電子財布の残高とを確認できるようにする。
【解決手段】CPU1は、実財布・電子財布管理情報として、「実財布残高」、「電子財布残高」が記憶管理されている状態において、ICカードリーダライタ30付きの電子マネー入金装置と非接触ICカードチップ20との間での無線通信を介して実財布と電子財布との間で金銭授受が行われた場合に、その授受金額に応じて「実財布残高」と「電子財布残高」をそれぞれ更新すると共に、更新後の「実財布残高」と「電子財布残高」とを個別に案内表示する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子財布機能を構成する非接触ICカード処理部を備えた携帯端末装置およびプログラムに関する。
従来、現金、クレジットカードに代わるカード型の電子貨幣としては、たとえば、ICカードに記録されている電子財布の残高を読み出して表示する際に、残高を記号で表示するようにした電子財布残高表示システムが知られている(特許文献1参照)。また、非接触ICカード内の電子マネーが更新(減額)された際に、その残高が少なくなった旨をサーバ経由でその利用者所持の携帯電話に対して電子メールで通知するようにした決済情報通知サービスサーバが知られている(特許文献2参照)。
特開平8−287169号公報 特開2004−030271号公報
しかしながら、上述した特許文献1にあっては、暗証番号の入力操作に応答してカード残高を記号表示することによって、カード残高を第三者に知られることなく、何時でも何処でも確認可能であるが、入力操作を前提として残高表示を行うものであった。また、上述した特許文献2にあっては、残高が少なくなったことを前提としてメール通知を行うものであり、残高が少なくなったことを知ることができたとしても、そのことを忘れてしまって電子マネーでの支払い時に残高不足を気付くこともあるなど、適切なタイミングで残高報知を行うことはできなかった。
ところで、一般に、買い物の会計時には、実際の財布(実財布)内から現金を取り出して支払ったり、電子財布内の電子マネーで支払うようにしているが、「現金支払い」、「電子マネー支払い」の何れにするかは、実財布と電子財布の中身に応じて決めるようにしている。たとえば、実財布の中身を調べ、支払い額に見合った現金が有るか、小銭を使いきりたいのか、1万円札をくずしたいのか、電子マネーの残高はどの位かなど、実財布と電子財布の中身に応じて決める場合が多い。このような場合、会計を行う都度、実財布の中身を調べ直したり、電子財布の残高を表示出力させなければならなかった。
第1の発明の課題は、電子財布の残高のほかに実際の財布である実財布の残高を管理できると共に、実財布と電子財布との間で金銭授受が行われる毎に、実財布の残高と電子財布の残高とを確認できるようにすることである。
第2の発明の課題は、電子財布の残高に対応付けてその警告残高と警告時刻とを設定しておくだけで、警告残高以下に達したり、警告時刻に到達する毎に、警告残高以下であることを確認できるようにすることである。
第3の発明の課題は、電子財布の残高のほかに実際の財布である実財布の残高を管理できると共に、実財布からの支払いが選択されたか、電子財布からの支払いが選択されたかに応じて実財布の残高あるいは電子財布の残高を更新できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、電子財布機能を構成する非接触ICカード処理部を備えた携帯端末装置であって、実財布の残高と電子財布の残高を記憶管理する残高記憶手段と、外部機器としてのカード処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して前記実財布と電子財布との間で金銭授受が行われた場合に、その授受金額に応じて実財布の残高と電子財布の残高をそれぞれ更新する更新手段と、この更新手段によって更新された実財布の残高と電子財布の残高とを個別に案内出力する案内手段とを具備したことを特徴とする。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
なお、「電子財布」とは、非接触ICカード処理部を介して支払い可能な電子マネーの入金出金を管理する電子マネー管理機能を意味し、「実財布」とは、実際の財布内における現金の入金出金を管理する現金管理機能を意味する (以下、同様)。また、外部機器としての[カード処理装置]は、たとえば、コンビニエンスストアなどの店舗、駅の構内、金融機関などに設置されているICカードリーダライタであり、ICカードリーダライタ付きの会計端末装置、ICカードリーダライタ付きの電子マネー入金装置等である(以下、同様)。ここで、実際の財布から取り出した現金をICカードリーダライタ付きの電子マネー入金装置に投入した場合には、当該入金装置と非接触ICカード処理部との無線通信によって「電子財布残高」に当該投入金額を加算することで、「電子財布」に入金した際には実際の財布から取り出した金額分を「実財布残高」から減算すればよい。また、入金元として予め登録されている金融機関側の登録口座から引き落とした金額を、広域ネットワークを介して受信取得して「電子財布残高」に入金するようにしてもよい。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記実財布の残高あるいは電子財布の残高に対応付けてその警告残高を設定する設定手段と、実財布の残高あるいは電子財布の残高とその警告残高とを比較することよって実財布の残高あるいは電子財布の残高が警告残高以下に達したか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって警告残高以下に達したことが判別された際に、その旨を警告報知する報知手段とを設る(請求項2記載の発明)。
この場合、前記設定手段は、実財布の残高、電子財布の残高にそれぞれ対応付けてその警告残高を任意に個別設定し、前記判別手段は、実財布の残高、電子財布の残高が対応する警告残高以下に達したか否かを個別に判別するようにしてもよい(請求項3記載の発明)。
公衆回線ネットワークを介して金融機関側のデータ処理装置に接続可能な広域通信手段を有し、当該金融機関側のデータ処理装置に接続された際に、この金融機関側の登録口座から引き落とした金額データを電子財布に入金することによって電子財布の残高を更新すると共に登録口座の残高を更新して個別に案内出力する(請求項4記載の発明)。
この場合、前記登録口座の残高に対応付けてその警告残高を設定する設定手段と、
前記登録口座の残高と警告残高とを比較することよって登録口座の残高が警告残高以下に達したか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって警告残高以下に達したことが判別された際に、その旨を警告報知する報知手段とを設けてもよい(請求項5記載の発明)。
請求項6記載の発明(第2の発明)は、電子財布機能を構成する非接触ICカード処理部を備えた携帯端末装置であって、電子財布の残高を記憶管理する残高記憶手段と、電子財布の残高に対応付けてその警告残高と警告時刻とを設定する設定手段と、電子財布の残高が更新される毎に、更新後の残高とその警告残高とを比較することよって電子財布の残高が警告残高以下に達した際にその旨を警告報知し、前記警告時刻と現在時刻とを比較することによって警告時刻に到達したことが検出される毎に、電子財布の残高が警告残高以下であることを条件に警告報知を行う報知手段とを具備したことを特徴とする。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項6記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項11記載の発明)。
この場合、前記電子財布の残高が更新された際に、電子財布の残高が警告残高以下であれば、その状態を示す状態情報を記憶保持しておき、警告時刻に到達する毎に前記状態情報を参照することによって警告報知の実行有無を判別するようにしてもよい(請求項7記載の発明)。または、前記警告時刻に到達する毎に、電子財布の残高とその警告残高とを比較することよって電子財布の残高が警告残高以下に達したか否かを判別するようにしてもよい(請求項8記載の発明)。
請求項9記載の発明(第3の発明)は、電子財布機能を構成する非接触ICカード処理部を備えた携帯端末装置であって、実財布の残高と電子財布の残高を記憶管理する残高記憶手段と、実財布からの支払いか、電子財布からの支払いかを任意に選択指定する選択手段と、外部機器としての会計処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して会計処理する際に、前記選択手段によって実財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を現金支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて実財布の減額残高を更新し、電子財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を電子マネー支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて電子財布の残高を減額更新する更新手段とを具備したことを特徴とする。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項9記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項12記載の発明)。
請求項1記載の発明(第1の発明)によれば、実財布の残高と電子財布の残高が記憶管理されている状態において、カード処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して実財布と電子財布との間で金銭授受が行われた場合に、その授受金額に応じて実財布の残高と電子財布の残高をそれぞれ更新すると共に、更新した実財布の残高と電子財布の残高とを個別に案内出力するようにしたから、電子財布以外にも実財布の入出金管理が可能となるほか、実財布と電子財布との間での金銭授受管理が可能となり、実財布と電子財布との連動によってそれらの相互間で残高整合が可能となるなど、実用効果の高いものとなる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、実財布の残高あるいは電子財布の残高に対応付けてその警告残高が設定されている状態において、実財布の残高あるいは電子財布の残高が警告残高以下に達した際に、その旨を警告報知するようにしたから、たとえば、実財布と電子財布との間で金銭授受が行われる毎に、実財布の中身を調べたり、電子財布残高を表示させるためのユーザ操作が不要となるなど、利用者にあっては、それだけ残高を意識する度合が少なくなる。
この場合、実財布残高、電子財布残高のアラーム金額を任意に個別設定するようにしたから(請求項3記載の発明)、利用者の希望金額に応じた報知が可能となるほかに、実財布、電子財布別の報知が可能となる。
請求項4記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、公衆回線ネットワークを介して金融機関側のデータ処理装置に接続された際に、この金融機関側の登録口座から引き落とした金額データを電子財布に入金することによって電子財布の残高を更新すると共に登録口座の残高を更新して個別に案内出力するようにしたから、口座引き落し時に電子財布の残高と口座の残高とを確認することが可能となる。
この場合、登録口座の残高に対応付けてその警告残高が設定されている状態において、登録口座の残高が警告残高以下に達した際に、その旨を警告報知するようにしたから(請求項5記載の発明)、口座引き落し時に登録口座の残高不足を即座に知ることができる。
請求項6記載の発明(第2の発明)によれば、電子財布の残高が記憶管理されていると共に、この電子財布の残高に対応付けてその警告残高と警告時刻とが設定されている状態において、電子財布の残高が更新された際に、更新後の残高が警告残高以下であれば、その旨を警告報知し、警告時刻に到達した際に、電子財布の残高が警告残高以下であれば、その旨を警告報知するようにしたから、警告残高以下に達したり、警告時刻に到達する毎に、警告残高以下であることを確認することができ、電子財布の残高を表示させる手間を省き、残高不足を事前に防止することが可能となる。たとえば、警告時刻が午前11時50分で、警告残高が1,000円であれば、昼食に出かける直前に、残高が1,000円以下であることが警告報知されるため、現金を用意したり、金融機関に出向いて電子財布に入金を行ってから、昼食に出かけることが可能となる。
請求項9記載の発明(第3の発明)によれば、実財布の残高と電子財布の残高が記憶管理されている状態において、会計処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して会計処理する際に、実財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を現金支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて実財布の残高を減額更新し、電子財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を電子マネー支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて電子財布の残高を減額更新するようにしたから、電子財布の残高のほかに実財布の残高を管理することが可能となると共に、現金支払い、電子マネー支払いを任意に選択することが可能となり、さらには、ICカード処理部を介して受信取得した支払い金額に基づいて実財布残高が自動更新されるため、支払い金額をキー入力しなくても、電子マネー支払いの場合と同様に実財布残高の更新が可能となる。
以下、図1〜図14を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、この実施例における携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、通話機能、メール機能以外の付加機能として、カメラ撮影機能、インターネット機能、録音機能のほか、財布管理機能を備えている。この財布管理機能は、電子財布(電子マネー)への入金出金を管理する機能のほか、この実施例においては、実際の財布である実財布への入金出金を管理する機能を有し、この電子財布管理機能と実財布管理機能とを相互に連動可能としたもので、実財布と電子財布との間で金銭授受が行われる毎に、実財布の残高と電子財布の残高とを個別に案内表示したり、電子財布の残高が警告金額以下に達したり、警告時刻に到達する毎に、警告残高以下であることを報知するようにしている。さらに、実財布からの支払いか、電子財布からの支払いかを任意に選択可能であると共に、選択された支払い方法に応じて実財布の残高あるいは電子財布の残高を更新するようにしている。
なお、この実施例の特徴部分を詳述する前に、この実施例のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部2は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、たとえば、ROM(フラッシュメモリなど)によって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図3〜図8に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。メモリ(たとえば、RAM)3は、ワーク領域を有する内部メモリであり、また、メモリカード4は、着脱自在な記録メディアであり、たとえば、スマートメディア、ICカードなどによって構成され、RAM3との間において画像データなどの授受が行われる。
CPU1には、通信データ処理部5、オーディオインターフェイス6が接続されており、アンテナ7からの受信電波が無線部8によって検波、復調されると共にデジタル変換されて通信データ処理部5に与えられると、通信データ処理部5は、通話呼出、メール受信、インターネット受信かを判別し、通話呼出あるいはメール受信であれば、CPU1は、音源IC部9に設定されている着信音を読み出してアンプ(AMP)10に与え、報知用スピーカ11から着信音を発生出力させると共に、表示制御部12を介して報知用LED13を点滅駆動させる。
CPU1は、通話呼出であれば、オンフック操作(応答操作)に応じて通話相手先との接続が確立されると、通信データ処理部5からの音声データをオーディオインターフェイス6を介して音声スピーカ14から発生出力させる。この場合、マイクロホン15からの入力音声は、オーディオインターフェイス6、通信データ処理部5を介して無線部8に与えられて変調された後にアンテナ7から発信出力される。また、後で詳述するが、CPU1は、ネットワーク(移動体通信網、インターネット網)を介して金融機関側(銀行、郵便局など)の端末装置(図示せず)に接続された際に、自己の登録口座から現時点の残高を受信取得して記憶管理すると共に、登録口座から引き落とし金額を受信取得して電子財布に入金する処理を行うようにしている。
一方、CPU1には、その入出力周辺デバイスであるキー操作部16が接続されていると共に、表示制御部12を介してメイン表示部17、サブ表示部18、報知用LED13が接続されているほか、さらには、カメラ撮像部19、非接触ICカード処理チップ20が接続されている。カメラ撮像部19は、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、CCDイメージセンサ等の撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を備えたもので、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランス等を制御する。
非接触ICカード処理チップ20は、財布管理機能を構成するもので、財布管理機能のオン/オフ操作に応じて、動作可能状態/不可能状態に設定される。このICカード処理チップ20は、非接触ICカードが持つ基本的な機能を備え、予め入金されたカード残金が記録されている。このICカード処理チップ20は、専用CPU20A、メモリ部20B、アンテナ部20Cを有し、外部端末装置としてのカード処理装置(ICカードリーダライタ)30との間で微弱電波によって近距離通信が行われる。メモリ部20Bは、たとえば、フラッシュメモリなどによって構成され、残高メモリ、更新履歴メモリを有している。なお、アンテナ部20Cは、電波を送受信するもので、ICカードリーダライタ30からの受信電波によって誘起される起電力を非接触ICカードの動作電力として利用してもよいが、携帯電話側の電源部から非接触ICカードの動作電力を得るようにしてもよい。
ICカード処理チップ20は、ICカードリーダーライタ30からの受信電波を検出すると、カード残高を読み出してアンテナ部20Cから発信出力させる。この場合、ICカードリーダーライタ30は、会計端末装置、電子マネー入金装置(図示せず)などに接続されており、ICカード処理チップ20から受信取得したカード残金から今回の取引金額(請求金額)が減算されてカード残高の更新が行われると、この更新後の新たなカード残高をそのアンテナ(図示せず)から発信出力させる。ここで、ICカード処理チップ20は、ICカードリーダーライタ30から更新後の新たなカード残高を受信取得すると、この更新後の新たなカード残高をメモリ部20Bに記憶保持する。なお、ICカード処理チップ20側にはカード専用CPU21を設けたが、このカード専用21に代わって携帯電話側のCPU1がその動作を制御するようにしてもよい。
図2は、実財布・電子財布管理情報21の構成を示した図である。
この実財布・電子財布管理情報21は、RAM3内に記憶されており、「実財布残高」、「電子財布残高」、「登録口座残高」に対応して、「アラーム金額(警告残高)」、「定期アラーム時刻」の各項目を有する構成で、利用者によって任意に設定されたものである。なお、図示の例では、「実財布残高」の初期値として“1,000円”、「電子財布残高」の初期値として“0円” 「登録口座残高」の初期値として“20,000円”が初期設定されている場合を示している。
「電子財布残高」は、ICカード処理チップ20にて支払いが可能な現時点までのカード残高であり、ICカード処理チップ20のメモリ部20Bに記憶されている「カード残高」が支払いに伴って減算されたり、入金に伴って加算されると、それに応じて「電子財布残高」が更新され、また、上述したように金融機関側の登録口座からネットワーク経由で引き落とした金額が「電子財布残高」に加算(入金)されると、ICカード処理チップ20側の「カード残高」もそれに応じて更新される。つまり、残高更新に応じて「電子財布残高」と「カード残高」とが同一金額となるように連動するようにしている。
「アラーム金額」は、対応する残高が少なくなったことを警告報知させるための警告金額として任意に設定されたもので、図示の例では、「実財布残高」に対応して“200円”、「電子財布残高」に対応して“500円”、「登録口座残高」に対応して“5,000円”を設定した場合を示している。「定期アラーム時刻」は、対応する残高が少なくなったことを希望する時刻に警告報知を実行させるために任意に設定された警告時刻であり、図示の例では、「実財布残高」、「電子財布残高」、「登録口座残高」に対応して“午前11時50分”を設定した場合を示しているが、「実財布残高」、「電子財布残高」、「登録口座残高」毎に異なる時刻を設定するようにしてもよく、また、曜日、日付を含むように設定してもよい。
また、RAM3には、実財布・電子財布管理情報21を初期設定したか否かを示す初期設定フラグ22セットされており、このフラグがオフされている場合には、未設定、オンされている場合には、設定済みを示している。さらに、RAM3には、「実財布残高」がそのアラーム金額以下となったことを示す実財布アラームフラグ23、「登録口座残高」そのアラーム金額以下となったことを示す登録口座アラームフラグ24、「電子財布残高」そのアラーム金額以下となったことを示す電子財布アラームフラグ25がセットされており、CPU1は、「実財布残高」、「登録口座残高」、「電子財布残高」対応の「定期アラーム時刻」に達したか否かを監視し、「定期アラーム時刻」に達したことを検出する毎に、対応するアラームフラグを参照し、フラグがオンされていることを条件に警告報知を行うようにしている。
次ぎに、この実施例における携帯電話装置の動作概念を図3〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図3は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電源オンに伴って待受モードとなり、予め設定されている壁紙用の修飾画像を読み出してメイン表示部17に表示出力させる(ステップA1)。この待受画面が表示されている待受状態において、通話/メール着信を検出すると(ステップA2でYES)、着信報知・操作対応処理が実行される(ステップA3)。すなわち、報知用スピーカ11から着信音を出力させると共に、報知用LED13を点滅駆動させて着信報知を行うほか、電話着信時には、オンフック操作(応答操作)に応じて通話可能状態となり、通話を切る操作が行われるまで通話可能状態が継続され、また、メール受信時には、受信メールをメールボックスに格納する処理が行われる。その後、ステップA1に戻って待受状態となる。
また、通話/メール発信が指示されると(ステップA4でYES)、発信操作対応処理が実行される(ステップA5)。この場合、通話発信であれば、電話番号入力処理が行われ、この電話帳から任意に選択された電話番号あるいはキー操作によって直接入力された電話番号を発信出力させた後、通話を切る操作が行われるまで通話相手先との通信確立に応じて通話可能状態となり、メール発信時に電話帳から相手先のメールアドレスが選択指定されると、そのアドレス宛に作成メールが発信出力される。また、カメラ撮影が指示されると(ステップA6でYES)、カメラ撮像部19から撮影画像を取得してファイル形式でメモリ3、メモリカード4に記録保存させる(ステップA7)
ここで、財布管理機能がオン設定(動作可能な状態に設定)されていることが検出されると(ステップA8でYES)、後述する実財布・電子財布連動管理処理の実行に移るが(ステップA9)、財布管理機能がオフ設定されている場合には(ステップA8でNO)、実財布・電子財布連動管理処理はスキップされてステップA10に移り、その他の処理が実行される。たとえば、操作キーに対応する処理としては、インターネット接続、メール作成、電話帳登録、画像再生処理などが実行される。
図4〜図8は、図3の実財布・電子財布連動管理処理(ステップA9)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、CPU1は、実財布・電子財布管理情報21の初期設定の有無を示すフラグ22をチェックし(ステップB1)、初期設定フラグ22がオンされていれば、実財布・電子財布管理情報21の初期設定は完了しているために、ステップB7に移るが、当該フラグ22がオフされていれば、入力された各種のデータを実財布・電子財布管理情報21として初期設定する処理を実行する(ステップB2〜B6)。すなわち、先ず、図9(A)〜(D)に示すように、メイン表示部17には、実財布に関する設定画面が順次表示され、その設定手順を案内するメッセージ通りに各種のデータが順次入力されると、入力された各データは、実財布・電子財布管理情報21の対応項目位置に「実財布残高:“1,000円”」、「アラーム金額:“200円”」、「定期アラーム時刻:“午前11時50分”」として入力設定される。(ステップB2)。
次ぎに、上述の場合と同様、図10(A)〜(D)に示すように、金融機関側の登録口座に関する設定画面が順次表示され、その設定手順を案内するメッセージ通りに各種のデータが順次入力されると、入力された各データは、実財布・電子財布管理情報21の対応項目位置に「登録口座残高:“20,000円”」、「アラーム金額:“5,000円”」、「定期アラーム時刻:“午前11時50分”」として設定される(ステップB3)。この場合、CPU1は、ネットワーク(移動体通信網、インターネット網)を介して金融機関側の端末装置を呼び出し接続し、自己の登録口座から現時点の残高を受信取得して、「登録口座残高」を入力設定するようにしてもよいが、事前に登録口座残高を知り得ている場合には、その金額をキー入力するようにしてもよい。
さらに、図示省略したが、電子財布に関する設定画面が順次表示され、その設定手順を案内するメッセージ通りに各種のデータが順次入力されると、入力された各データは、実財布・電子財布管理情報21の対応項目位置に「電子財布残高:“0円”」、「アラーム金額:“200円”」、「定期アラーム時刻:“午前11時50分”」として設定される(ステップB4。以下、初期設定の終了が入力指示されるまで(ステップB5)、上述の初期設定処理が繰り返される結果、一旦、入力設定したデータを修正変更する場合には、再入力すればよい。
そして、初期設定が終了すると、設定完了を示すために初期設定フラグ22をオンしておく(ステップB6)。ここで、この実施例において初期設定処理は、基本的にキー入力によって行うことを前提とするため、初期設定時には「電子財布残高」の設定は行わず、その初期値は“0円”のままとなっている。また、初期設定時には、各アラームフラグ23〜25をオフするようにしている。なお、予め固定的に用意されているデフォルト値を任意に変更してユーザ希望の初期値を設定するようにしてもよい。
このような初期設定が終了すると、ステップB7に進み、実際の財布から電子財布への入金がユーザ操作によって指示されたかをチェックする。いま、電子財布への入金が指示された際には、電子財布入金処理が実行される。たとえば、図11に示すように、ICカードリーダライタ30付きの電子マネー入金装置を利用して、実際の財布から電子財布に“900円”を入金すると、実財布・電子財布管理情報21内の「電子財布残高:0円」は“900円”に更新される(ステップB8)。
すなわち、実際の財布から現金“900円”を取り出して電子マネー入金装置に投入すると、電子マネー入金装置は、ICカード処理チップ20との間で無線通信を行って電子マネー(入金額)を送信する。すると、CPU1は、この入金額を受信取得してICカード処理チップ20内の電子マネー(カード残高)に加算してその残高を更新すると共に、実財布・電子財布管理情報21内の「電子財布残高」に加算してその残高を更新する処理を行う(ステップB8)。
これによって「電子財布残高:900円」がその「アラーム金額:500円」を超えたことが検出されるため(ステップB9でYES)、電子財布アラームフラグ25がオンされていることを条件に、当該フラグ25をオフさせる(ステップB10)。また、実財布から電子財布への入金に伴ってその金額分“900円”が「実財布残高」から減額更新されるため(ステップB11)、「実財布残高」は、“1,000円−900円=100円”となる。そして、図11(A)に示すように、実財布から電子財布への入金メッセージと共に「実財布残高」および「電子財布残高」の案内表示が行われる(ステップB12)。
この場合、「実財布残高」は、そのアラーム金額「200円」以下であるため(ステップB13でYES)、図11(B)に示すように、実財布への補充を促す警告メッセージを案内表示させると共に、報知用スピーカ11からアラーム音を出力させ、さらには報知用LED13を点滅駆動させる(ステップB14)。そして、実財布アラームフラグ23がオフされていれば、当該フラグ23をオンさせる(ステップB15)。
なお、この場合の警告表示において、たとえば、折り畳み式の装置本体が開いている状態では、メイン表示部17で行われ、閉じている場合には、サブ表示部18で行われる。また、アラーム音、点滅駆動による報知は、着信時における報知の仕方と区別するようにしてもよく、また、マナーモードにセットされている場合には、アラーム音の代わりに、振動モータ(図示せず)を駆動するようにしてもよい。このことは、以下の警告表示の場合でも同様である。
また、ネットワーク経由によって金融機関側の登録口座から電子財布への入金がユーザ操作によって指示された場合には(ステップB16でYES)、ネットワークを介して金融機関側の端末装置を呼び出し接続し、自己の登録口座から入金額を引き落とし、この引き落とし金額を「電子財布残高」に加算する入金処理が実行される(ステップB17)。たとえば、図12に示すように、登録口座から「電子財布残高:0円」に“18,000円”が入金されると、「電子財布残高」は“18,000円”となる。この場合、CPU1は、この入金額をICカード処理チップ20内の電子マネー(カード残高)に加算してその更新を行う。この場合、「電子財布残高:18,000円」がその「アラーム金額:500円」を超えたことが検出されるため(ステップB18でYES)、電子財布アラームフラグ25がオンされていることを条件に、当該フラグ25をオフさせる(ステップB19)。
また、登録口座から電子財布への入金に伴ってその金額分“18,000円”が「登録口座残高」から減額更新されるため(ステップB20)、「登録口座残高」は、“20、000円−18,000円=2,000円”となる。そして、図12(A)に示すように、登録口座から電子財布への入金メッセージと共に「登録口座残高」および「電子財布残高」の案内表示が行われる(ステップB21)。この場合、「登録口座残高」は、そのアラーム金額「5,000円」以下であるため(ステップB22でYES)、図12(B)に示すように、登録口座への補充を促す警告メッセージと共に、報知用スピーカ11からアラーム音を出力させ、さらには報知用LED13を点滅駆動させる(ステップB23)。そして、登録口座アラームフラグ24がオフされていれば、当該フラグ24をオンさせる(ステップB24)。
また、実財布への補充がユーザ操作によって指示された際には(図6のステップB25)、実財布補充処理が実行される。たとえば、自宅に有る予備金、金融機関に直接出向いて口座から引き出した金額、借り受けた金額(現金)などを実際の財布内に補充する場合には、図13(A)に示すように、補充金額の入力を促すメッセージが表示され、それに応じて補充金額がキー入力されると(ステップB26)、この入力金額を「実財布残高」に増額更新する(ステップB27)。たとえば、「実財布残高:100円」に“1,000円”が入金されると、「実財布残高」は“1,100円”となり、そのアラーム金額「200円」を超えるため(ステップB28でYES)、図13(B)に示すように、補充金額と共にそのアラーム金額を上回った旨を案内表示した後、実財布アラームフラグ23がオンされていることを条件に、当該フラグ23をオフさせる(ステップB29)。その後、ステップB30に移って、更新後の「実財布残高」を案内表示させる。
また、「実財布残高」に補充する金額を登録口座から引き出した場合には(ステップB31でYES)、「登録口座残高」からその金額分を減算する(ステップB32)。そして、「登録口座残高」はその「アラーム金額:5,000円」以下かをチェックし、アラーム金額以下であれば、登録口座への補充を促す警告メッセージと共に、報知用スピーカ11からアラーム音を出力させ、さらには報知用LED13を点滅駆動させる(ステップB34)。そして、登録口座アラームフラグ24がオフされていれば、当該フラグ24をオンさせる(ステップB35)。その後、ステップB36に移って、更新後の「登録口座残高」を案内表示させる。
一方、買い物の会計時に、利用者は、キー入力によって金額支払いを行うことを指示すると、図7のステップB37でそのことが検出されてステップB38に移り、CPU1は、会計端末装置とICカード処理チップ20との無線通信によって、今回取引分の請求金額(支払い金額)を受信取得した後、支払いメニュー画面を表示出力させる(ステップB39)。図14(A)は、支払いメニュー画面を示したもので、「実財布からの支払い」か、「電子財布からの支払い」かを任意に選択可能なメニューである。このメニュー画面から任意の項目が選択指定されると(ステップB40)、図14(B)に示すように、携帯電話をICカードリーダライタ30付きの会計端末装置に接近させる旨の案内メッセージを表示出力させる(ステップB41)。
そして、選択メニューを判別し、「電子財布からの支払い」が選択されている場合には(ステップB42でYES)、会計端末装置とICカード処理チップ20との無線通信によって、今回取引分の請求金額に応じて当該カード処理チップ20のカード残高が減額更新されると、CPU1は、この請求金額分を実財布・電子財布管理情報21の「電子財布残高」から減額更新する(ステップB43)。また、「実財布からの支払い」が選択されている場合には(ステップB42でNO)、会計端末装置とICカード処理チップ20との無線通信によって、今回取引分の請求金額を「実財布残高」から減額更新する(ステップB44)。
これによって支払いが完了すると、図14(C)に示すように、「電子財布残高」と「実財布残高」とが案内表示させる(ステップB45)。なお、図示の例では、「実財布残高」が“800円”、「電子財布残高」が“5,000円”の場合である。このようにして支払いに応じて「実財布残高」あるいは「電子財布残高」が減額更新されると、CPU1は、「実財布残高」/「電子財布残高」が対応する「アラーム金額」以下となったかを判別する(ステップB46)。ここで、「実財布残高」/「電子財布残高」が対応する「アラーム金額」以下であれば、その旨のアラームメッセージを案内表示するほか、報知用スピーカ11からアラーム音を出力させると共に、報知用LED13を点滅駆動させた後(ステップB47)、実財布/電子財布アラームフラグ23/25をオンしておく(ステップB48)。
他方、CPU1は、時計部(図示せず)から現在時刻を読み出すと共に、この現在時刻と実財布、電子財布、登録口座対応の各「定期アラーム時刻」とを比較することによってアラーム時刻に到達したかを監視しており(図8のステップB49)、何れかのアラーム時刻に到達した際には、報知用スピーカ11からアラーム音を出力させると共に、報知用LED13を点滅駆動させる(ステップB50)。そして、実財布アラームフラグ23、登録口座アラームフラグ24、電子財布アラームフラグ25のオン/オフ状態をチェックし(ステップB51〜B53)、何れか1つでもオンされている場合には、それに対応するアラームメッセージ表示処理(ステップB54〜B56)の実行に移る。
すなわち、実財布アラームフラグ23がオンされている場合には、実財布の残高不足を示すアラームメッセージが表示され(ステップB54)、登録口座アラームフラグ24がオンされている場合には、登録口座の残高不足を示すアラームメッセージが表示され(ステップB55)、電子財布アラームフラグ25がオンされている場合には、電子財布の残高不足を示すアラームメッセージが表示される(ステップB56)。
なお、その後、財布管理機能のオフ設定が指示されたかをチェックし(ステップB57)、オフが指示された際には、財布管理機能をオフ設定した後(ステップB58)、図3のステップA1に戻り、待受画面となる。
以上のように、この実施例においてCPU1は、実財布・電子財布管理情報21として、「実財布残高」、「電子財布残高」が記憶管理されている状態において、ICカードリーダライタ30付きの電子マネー入金装置と非接触ICカードチップ20との間での無線通信を介して実財布と電子財布との間で金銭授受が行われた場合に、その授受金額に応じて「実財布残高」と「電子財布残高」をそれぞれ更新すると共に、更新後の「実財布残高」と「電子財布残高」とを個別に案内表示するようにしたから、電子財布以外にも実財布の入出金管理が可能となるほか、実財布と電子財布との間での金銭授受管理が可能となり、実財布と電子財布との連動によってそれらの相互間での残高整合が可能となるなど、実用効果の高いものとなる。
また、実財布と電子財布との連動のほかに、ネットワーク経由によって金融機関側の登録口座から電子財布に入金されると、その金額に応じて「電子財布残高」および「登録口座残高」が更新されるため、電子財布と登録口座との連動が可能となり、また、金融機関側の登録口座から引き出した金額が実際の財布に補充されると、その金額に応じて「実財布残高」および「登録口座残高」が更新されるため、実財布と登録口座との連動が可能となる。つまり、この実施例においては、実財布、電子財布、登録口座との相互間での連動がそれぞれ可能となるため、入金出金管理がより確実なものとなる。
また、「実財布残高」、「電子財布残高」に対応付けてその「アラーム金額」が設定されている状態において、CPU1は、「実財布残高」、「電子財布残高」が対応する「アラーム金額」以下に達した際に、その旨を警告報知するようにしたから、金銭授受が行われる毎に、実財布の中身を調べたり、電子財布残高を表示させるためのユーザ操作が不要となるなど、利用者にあっては、それだけ残高を意識する度合が少なくなる。この場合、実財布残高、電子財布残高のアラーム金額を任意に個別設定するようにしたから、利用者の希望金額に応じた報知が可能となるほかに、実財布、電子財布別の報知が可能となると共に、既存の携帯電話機能を利用しての報知が可能となる。
CPU1は、ネットワークを介して金融機関側の端末装置に接続された際に、この金融機関側の登録口座から引き落とした金額を電子財布に入金することによって「電子財布残高」を更新すると共に、「登録口座残高」を更新して個別に案内表示するようにしたから、口座引き落し時に「電子財布残高」と「登録口座残高」とを確認することが可能となる。この場合、「登録口座残高」に対応付けてそのアラーム金額が設定されている状態において、登録口座の残高が警告残高以下に達した際に、その旨を警告報知するようにしたから、口座引き落し時に「登録口座残高」の不足を即座に知ることができると共に、既存の携帯電話機能を利用しての報知が可能となる。
一方、「電子財布残高」に対応付けてその「アラーム金額」、「アラーム時刻」とが設定されている状態において、「アラーム時刻」に到達する毎に、「電子財布残高」が「アラーム金額」以下であることを条件に、電子財布の残高不足を警告報知するようにしたから、残高不足を事前に防止することが可能となる。たとえば、アラーム時刻が午前11時50分であれば、昼食に出かける直前に、「電子財布残高」の不足が報知されるため、現金を用意したり、金融機関に出向いて電子財布に入金を行ってから、昼食に出かけることができるようになる。
また、ICカードリーダライタ30付きの会計端末装置とICカード処理チップ20との間での無線通信を介して会計処理する際に、支払いメニュー画面を表示出力され、このメニュー画面の中から「実財布からの支払い」が選択されている場合には、ICカード処理チップ20を介して受信した金額を現金支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて実財布残高を減額更新し、「電子財布からの支払い」が選択されている場合には、ICカード処理チップ20を介して受信した金額を電子マネー支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて「電子財布残高」を減額更新するようにしたから、電子財布の残高のほかに実財布の残高を管理することが可能となると共に、現金支払い、電子マネー支払いを任意に選択することが可能となり、さらには、ICカード処理部を介して受信取得した支払い金額に基づいて実財布残高が自動更新されるため、支払い金額をキー入力しなくても、電子マネー支払いの場合と同様に実財布残高の更新が可能となる。
なお、上述した実施例においては、「電子財布残高」が更新された際に、「電子財布残高」が「アラーム金額」以下であれば、電子財布アラームフラグ25をセットしておき、その「アラーム時刻」に到達する毎に、このアラームフラグ25を参照して当該フラグがオンされていることを条件に、警告報知を行うようにしたが、「アラーム時刻」に到達する毎に、「電子財布残高」とその「アラーム金額」とを比較することよって「電子財布残高」が「アラーム金額」以下に達したか否かを判別するようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、ネットワーク経由によって金融機関側の登録口座から引き落とした金額を「電子財布残高」に加算することによって電子財布に入金する場合を示したが、ネットワーク経由によって登録口座から引き落とした金額を「実財布残高」に加算して実財布に入金するようにしてもよい。
また、「実財布残高」、「電子財布残高」、「アラーム金額」は、たとえば、100円未満あるいは10円未満の端数を切り捨てた金額であってもよい。
上述した実施例においては、「実財布残高」、「電子財布残高」、「登録口座残高」に対応して、「アラーム金額」、「定期アラーム時刻」を1種類ずつ設定するようにしたが、2種類ずつ設定するようにしてもよい。また、「定期アラーム時刻」は、時刻情報のほかに、曜日情報あるいは日付情報を含むものであってもよい。たとえば、月曜日の午前11時50分、給料日などの午前11時50分を「定期アラーム時刻」と設定してもよい。
その他、上述した実施例においては、メッセージ表示による警告報知を示したが、音声メッセージによる警告報知であってもよく、また、携帯電話に適用した場合を例示したが、たとえば、PDAなどの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。また、非接触ICカード処理チップ20においてアンテナからの受信電波によって誘起される起電力を非接触ICカードの動作電力として利用してもよいが、携帯電話側の電源部から非接触ICカード処理チップ20動作電力を得るようにしてもよい。また、非接触ICカード処理チップ20側には専用CPUを設けたが、この専用CPUに代わって携帯電話側のCPU1がその動作を制御するようにしてもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、実財布の残高と電子財布の残高とを記憶管理する機能と、外部機器としてのカード処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して実財布と電子財布との間で金銭授受が行われた場合に、その授受金額に応じて実財布の残高と電子財布の残高をそれぞれ更新する機能と、更新された実財布の残高と電子財布の残高とを個別に案内出力する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
また、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、電子財布の残高を記憶管理する機能と、電子財布の残高に対応付けてその警告残高と警告時刻とを設定する機能と、電子財布の残高が更新される毎に、更新後の残高とその警告残高とを比較することよって電子財布の残高が警告残高以下に達した際にその旨を警告報知し、前記警告時刻と現在時刻とを比較することによって警告時刻に到達したことが検出される毎に、電子財布の残高が警告残高以下であることを条件に警告報知する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
また、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、実財布の残高と電子財布の残高とを記憶管理する機能と、実財布からの支払いか、電子財布からの支払いかを任意に選択指定する機能と、外部機器としての会計処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して会計処理する際に、実財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を現金支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて実財布の残高を更新し、電子財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を電子マネー支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて電子財布の残高を更新する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 RAM3に記憶されている実財布・電子財布管理情報21の構成を示した図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図3の実財布・電子財布連動管理処理(ステップA9)を詳述するためのフローチャート。 図4に続く、実財布・電子財布連動管理処理を詳述するためのフローチャート。 図5に続く、実財布・電子財布連動管理処理を詳述するためのフローチャート。 図6に続く、実財布・電子財布連動管理処理を詳述するためのフローチャート。 図7に続く、実財布・電子財布連動管理処理を詳述するためのフローチャート。 (A)〜(D)は、実財布・電子財布管理情報21の初期設定時において、「実財布残高」およびその「アラーム金額」、「定期アラーム時刻」を順次入力設定する際の設定画面を示した図。 (A)〜(D)は、実財布・電子財布管理情報21の初期設定時において、「登録口座残高」およびその「アラーム金額」、「定期アラーム時刻」を順次入力設定する際の設定画面を示した図。 (A)は、実財布から電子財布への入金時における表示画面を示し、(B)は、電子財布への入金に伴って「実財布残高」がそのアラーム金額以下となった場合の警告画面を示した図。 (A)は、登録口座から電子財布への入金時における表示画面を示し、(B)は、電子財布への入金に伴って「登録口座残高」がそのアラーム金額以下となった場合の警告画面を示した図。 (A)は、金融機関から引き出した金額を実財布に補充した場合に、その補充金額の入力を促すメッセージ画面を示し、 (B)は、入力された補充金額が「実財布残高」に加算されることによってそのアラーム金額を上回った旨のメッセージ画面を示した図。 (A)は、支払いメニュー画面、 (B)は、に示すように、携帯電話をICカードリーダライタ30付きの会計端末装置に接近させる旨のメッセージ画面、(C)は、支払いが完了時のメッセージ画面を示した図。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
5 通信データ処理部
8 無線部
11 報知用スピーカ
13 報知用LED
20 非接触ICカード処理チップ
21 実財布・電子財布管理情報
22 初期設定フラグ
23 実財布アラームフラグ
24 登録口座アラームフラグ
25 電子財布アラームフラグ
30 ICカードリーダーライタ

Claims (12)

  1. 電子財布機能を構成する非接触ICカード処理部を備えた携帯端末装置であって、
    実財布の残高と電子財布の残高とを記憶管理する残高記憶手段と、
    外部機器としてのカード処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して実財布と電子財布との間で金銭授受が行われた場合に、その授受金額に応じて実財布の残高と電子財布の残高をそれぞれ更新する更新手段と、
    この更新手段によって更新された実財布の残高と電子財布の残高とを個別に案内出力する案内手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記実財布の残高あるいは電子財布の残高に対応付けてその警告残高を設定する設定手段と、
    実財布の残高あるいは電子財布の残高とその警告残高とを比較することよって実財布の残高あるいは電子財布の残高が警告残高以下に達したか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって警告残高以下に達したことが判別された際に、その旨を警告報知する報知手段と、
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記設定手段は、前記実財布の残高、電子財布の残高にそれぞれ対応付けてその警告残高を任意に個別設定し、
    前記判別手段は、実財布の残高、電子財布の残高が対応する警告残高以下に達したか否かを個別に判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 公衆回線ネットワークを介して金融機関側のデータ処理装置に接続可能な広域通信手段を有し、当該金融機関側のデータ処理装置に接続された際に、この金融機関側の登録口座から引き落とした金額データを電子財布に入金することによって電子財布の残高を更新すると共に登録口座の残高を更新して個別に案内出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 前記登録口座の残高に対応付けてその警告残高を設定する設定手段と、
    前記登録口座の残高と警告残高とを比較することよって登録口座の残高が警告残高以下に達したか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって警告残高以下に達したことが判別された際に、その旨を警告報知する報知手段と、
    を設けたことを特徴とする請求項4記載の携帯端末装置。
  6. 電子財布機能を構成する非接触ICカード処理部を備えた携帯端末装置であって、
    電子財布の残高を記憶管理する残高記憶手段と、
    電子財布の残高に対応付けてその警告残高と警告時刻とを設定する設定手段と、
    電子財布の残高が更新される毎に、更新後の残高とその警告残高とを比較することよって電子財布の残高が警告残高以下に達した際にその旨を警告報知し、前記警告時刻と現在時刻とを比較することによって警告時刻に到達したことが検出される毎に、電子財布の残高が警告残高以下であることを条件に警告報知を行う報知手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 前記電子財布の残高が更新された際に、電子財布の残高が警告残高以下であれば、その状態を示す状態情報を記憶保持しておき、警告時刻に到達する毎に前記状態情報を参照することによって警告報知の実行有無を判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
  8. 前記警告時刻に到達する毎に、電子財布の残高とその警告残高とを比較することよって電子財布の残高が警告残高以下に達したか否かを判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
  9. 電子財布機能を構成する非接触ICカード処理部を備えた携帯端末装置であって、
    実財布の残高と電子財布の残高とを記憶管理する残高記憶手段と、
    実財布からの支払いか、電子財布からの支払いかを任意に選択指定する選択手段と、
    外部機器としての会計処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して会計処理する際に、前記選択手段によって実財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を現金支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて実財布の残高を減額更新し、電子財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を電子マネー支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて電子財布の残高を減額更新する更新手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  10. コンピュータに対して、
    実財布の残高と電子財布の残高とを記憶管理する機能と、
    外部機器としてのカード処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して実財布と電子財布との間で金銭授受が行われた場合に、その授受金額に応じて実財布の残高と電子財布の残高をそれぞれ更新する機能と、
    更新された実財布の残高と電子財布の残高とを個別に案内出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  11. コンピュータに対して、
    電子財布の残高を記憶管理する機能と、
    電子財布の残高に対応付けてその警告残高と警告時刻とを設定する機能と、
    電子財布の残高が更新される毎に、更新後の残高とその警告残高とを比較することよって電子財布の残高が警告残高以下に達した際にその旨を警告報知し、前記警告時刻と現在時刻とを比較することによって警告時刻に到達したことが検出される毎に、電子財布の残高が警告残高以下であることを条件に警告報知する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  12. コンピュータに対して、
    実財布の残高と電子財布の残高とを記憶管理する機能と、
    実財布からの支払いか、電子財布からの支払いかを任意に選択指定する機能と、
    外部機器としての会計処理装置と非接触ICカード処理部との間での無線通信を介して会計処理する際に、実財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を現金支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて実財布の残高を減額更新し、電子財布からの支払いが選択されている場合には、非接触ICカード処理部を介して受信した金額を電子マネー支払いの金額として取得して当該支払い金額に基づいて電子財布の残高を減額更新する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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