JP2017027441A - チケット発券システム - Google Patents

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【課題】チケットの予約番号が不正利用されることのないチケット発行システムを提供する。【解決手段】イベントサーバー2は、少なくとも携帯端末3との通信機能を有し、チケット予約端末からチケット予約を受信すると、チケット予約情報及び決済用情報を含む発行データを発行し、予約情報及び決済用情報を携帯端末に送信する機能を備え、携帯端末はイベントサーバー、発券機6との通信機能を有し、イベントサーバーから受信したチケット予約情報及び決済用情報を保存する機能を備え、また、イベントサーバー又は携帯端末は決済用情報を用いて決済完了した際に決済済情報を保存する機能を備え、発券機は携帯端末に保存された予約情報を受信し又は読取り、かつイベントサーバー又は携帯端末から決済済情報を受信する又は読取るとチケットを発券することを特徴とするチケット発行システムとする。【選択図】図1

Description

本発明は、イベント、コンサート等のチケット(入場券、鑑賞券など)の発券システムに関する。
従来、コンサートなどのチケットを購入する際、直接窓口で購入する場合だけでなく、WEBチケットストアなどのインタネットサービスを利用して購入する場合や、コンビニエンスストアなどに設置されている多機能端末により購入する場合がある。
インタネットサービスを利用してクレジットカード決済により購入する場合には、その場で決済が完了するが、チケットは別途郵送や窓口で受け取るか、またはコンビニエンスなどに設置されている多機能端末で受け取ることになる。
また、インタネットサービスを利用してチケットの予約だけをする場合には、予約番号などをコンビニエンスストアに設置されている多機能端末で請求書を発行し、この請求書を用いてレジにて支払う。そしてチケットは別途郵送や窓口で受け取るか、またはコンビニエンスなどに設置されている多機能端末で受け取ることになる。
しかし、直接窓口にチケットを購入しに行くのは手間がかかり、また多機能端末を用いて予約、購入する場合は、煩雑な画面操作が必要となる。
このような手間を省くために、チケットを電子化して携帯電話のSIM(Subscriber Identity Module)カードに格納するような技術が存在する(特許文献1,2参照)。
この方法は、通信端末が電子チケット認証データベースに接続し、入手した入場認証情報を、通信端末を介して、通信端末に接続された携帯用リーダライタを通じてSIMカードに入場認証情報を書き込む。イベント会場では、SIMカードが挿入された携帯用リーダライタを持参し、イベント会場に設置されている入場管理装置にUSBインターフェースを通じて電子チケットを読み取るようになっている。
しかしながら、この方法では、SIMカード内に電子チケットを格納するためにはパソコンなどの通信端末が必要となり、またイベント会場にはSIMカードが格納された携帯用リーダライタを持参する必要がある。さらにイベント会場ではSIMカード内に格納された電子チケットを読み取るために入場管理装置を設置し、かつその入場管理装置は電子チケット認証データベースにオンラインで接続されている必要があり、読取インターフェースも一般的にはUSBインターフェースであることから、入場管理装置が携帯端末を認識し、電子チケット認証データベースに接続して認証する必要がある。
この方法だとイベント会場には必ず電子チケット認証データベースに接続された入場管理システムが必要となり、また一人当たりの入場処理時間も従来の紙チケットと比較して増大し、かつインターフェースも物理的耐性の高くはないUSB接続であるため、耐久性に難がある。さらに、ユーザーにとっても従来の紙チケットより大きな携帯用リーダライタを持参する必要があり、利便性に欠ける。
また、自宅のパソコンや携帯電話でチケットの予約申し込みをして、予約番号を二次元バーコード等の状態で発行し、携帯電話に送信し、コンビニなどで携帯電話に格納した二次元バーコードを表示してチケットを受け取るサービスがある。
しかし、この方法では、二次元バーコードを画面キャプチャ等で不正に複製される恐れがある。さらに、コンビニ等でチケットを受け取る際、アプリを起動して二次元バーコードを表示する必要があるため、操作が煩雑となる。
特開2004−185529号公報 特開2003−130961号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、チケットの予約番号が不正利用されることのないチケット発券システムとすることを課題とする。
さらには、チケットの受取が容易なチケット発券システムとすることを課題とする。
本発明は、チケット予約端末と、利用者の所有する携帯端末と、チケットの管理を行うイベントサーバーと、発券機を備えたチケット発券システムであって、イベントサーバーは、少なくとも携帯端末との通信機能を有し、チケット予約端末からチケット予約を受信すると、チケット予約情報及び決済用情報を含む発行データを発行し、予約情報及び決済用情報を携帯端末に送信する機能を備え、携帯端末はイベントサーバー、発券機との通信機能を有し、イベントサーバーから受信したチケット予約情報及び決済用情報を保存する機能を備え、また、イベントサーバー又は携帯端末は決済用情報を用いて決済完了した際に決済済情報を保存する機能を備え、発券機は携帯端末に保存された予約情報を受信し又は読取り、かつイベントサーバー又は携帯端末から決済済情報を受信する又は読取るとチケットを発券することを特徴とするチケット発券システムとする。
また、チケット予約端末と、利用者の所有する携帯端末と、チケットの管理を行うイベントサーバーと、携帯端末のUICC又はSIMカードにデータを書込指示する機能を備えたTSMサーバーと、発券機を備えたチケット発券システムであって、イベントサーバーは、少なくともTSMサーバーとの通信機能を有し、チケット予約端末からチケット予約を受信すると、チケット予約情報及び決済用情報を含む発行データを発行し、TSMサーバーに送信する機能を備え、TSMサーバーは、受信した発行データを用いて予約情報及び決済用情報を携帯端末に送信する機能を備え、携帯端末はイベントサーバー、発券機との通信機能を有し、イベントサーバーから受信したチケット予約情報及び決済用情報をUICC又はSIMカードに保存する機能を備え、また、イベントサーバー又は携帯端末は決済用情報を用いて決済完了した際に決済済情報を保存する機能を備え、発券機は携帯端末に保存された予約情報を受信し又は読取り、かつイベントサーバー又は携帯端末から決済済情報を受信する又は読取るとチケットを発券することを特徴とするチケット発券システムとする。
さらに、イベントサーバーと通信可能な決済サーバーに接続された決済端末を備え、イベントサーバーはチケット予約端末からチケット予約を受信すると、決済用情報を発行し、携帯端末に送信する機能を備え、決済端末は、携帯端末に保存された決済情報を受信又は読取ると決済処理を行い、決済処理が完了するとイベントサーバーに決済完了通知を送信し、イベントサーバーは、決済完了通知を受信すると、予約したチケットを発券可能状態とし、また、携帯端末から発券要求を受信すると発券機へ発券指示を送信し、発券機は、イベントサーバーから発券指示を受信するとチケットを発券することを特徴とする。
本発明によれば、チケットの予約番号が不正利用されることのないチケット発券システムとすることが可能となる。
さらには、チケットの受取が容易なチケット発券システムとすることが可能となる。
本発明の一実施形態によるチケット予約情報発行システムの構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の一実施形態によるイベントサーバー2のデータ構成例を示す概略図である。 本発明の一実施形態によるチケット予約情報発行システムを用いたチケット予約から発券までの流れを示すフロー図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態によるチケット予約情報発行システムの構成例を示す概略ブロック図である。この図1において、チケット発行システムは、TSM(Trusted Service Manager)サーバー1、イベントサーバー2、携帯端末3を備えている。
TSMサーバー1は、セキュリティで保護された要素へのアクセスの制御を実施する者との間の技術的な通信の確立を行うことができる。そして、少なくともイベントサーバー2、携帯端末3との通信が可能で、各イベントを提供する者が管理するイベントサーバー2により発行されるイベントのチケット予約情報及び決済用情報を含む予約情報発行データを受け取り、携帯端末3に送信し、携帯端末3内のセキュリティで保護された要素であるUICC(Universal Integrated Circuit Card)またはSIMカード(Subscriber Identity Module Card)へ予約情報(予約データ)及び決済用情報(決済用データ)の書込指示を行うことができる。
TSMサーバー1は、イベントサーバー2との通信機能、携帯端末3との通信機能を備える。
なお、携帯端末のUICC、SIMにチケット予約情報及び決済用情報を保存しない場合は、TSMサーバーは省略することができ、直接イベントサーバー2から携帯端末の記憶領域に予約情報及び決済用情報を書き込むことができる。
イベントサーバー2は、イベント運営会社やチケット予約代行業者が管理するサーバーである。そして、イベントサーバー2は、少なくともTSMサーバー1、携帯端末3及び/又は決済サーバー4、個人端末5などと通信可能で、各イベントのチケット予約状態、チケット発券状態などを管理する。
具体的にはイベントサーバー2には、イベント名、日時、イベント毎の各チケット毎の予約状態、決済状態、発券状態などのチケット情報が記録されている。またイベント毎のチケットの数量や、ユーザー情報(ユーザーID、氏名、携帯端末情報等)、キャンセル情報などを合わせて記録してもよい。
図2にイベントサーバーに記録されるチケット情報のデータ構造の一例を示す。図2では、予約状態は各チケット毎の未予約又は予約済の状態を示す。また、決済状態は各チケット毎の未決済又は決済済の状態を示す。また、発券状態は決済が済んでいない状態では発券不可能という状態を示し、決済が完了していると発券可能状態を示す。そして発券がなされると発券済みという状態を示す。
なお、各状態は、イベントの種類や日時、座席毎に設定することができる。
チケット予約端末である携帯端末又は個人/共有端末からチケットの申し込みがあるとチケット予約状態を未予約から予約済にする。そして予約済となったチケットの予約情報及び決済用情報を含む発行データを生成しTSMサーバー1に送信する。また、予約済の状態であるチケットについて決済サーバー等から決済完了通知を受信すると、このチケットについて、決済状態を未決済から決済済の状態にし、発券状態について、チケット発券可能状態とする。チケット発券可能状態にあるチケットは、発券依頼に応じて発券機にチケット発券データを送信することができる。なお、前述したように、予約情報及び決済用情報を携帯端末の記憶領域に保存する場合は、TSMサーバーを介さずイベントサーバー2で生成した予約情報及び決済用情報を含む発行データを用いて直接携帯端末の記憶領域に予約情報及び決済用情報を書き込むことができる。
なお、チケットの申し込みがあった際に既に予約済み状態である場合は、エラーなどの情報を返信、表示することができる。なお、申込画面で、予約可能なチケットのみ申込できるようにしてもよい。
携帯端末3は、制御部31、UICC32、記憶部33等を備える。また、表示部や音声出力部などを備えていてもよく、典型的には携帯電話、特にスマートフォンをもちいることができる。携帯端末3は、少なくともTSMサーバー1と通信可能で、TSMサーバー(又はイベントサーバー)から受信したチケットの予約情報をUICC32又は記憶部33に書き込むことができる。なお、UICC32はSIMカードでもよい。
記憶部33に予約情報及び決済用情報を記憶する場合、通常はこの情報(データ)を使用する際にアプリを立ち上げる必要があるが、UICC(又はSIM)に記憶する場合はアプリの起動なく使用が可能であるため使い勝手の点ではUICC(又はSIM)に記憶することが好ましい。
さらに、UICC(又はSIM)は外部からの不正なアクセス(不正なデータの読取)が困難であるため、セキュリティの点からも予約情報を含む発行データはUICC(又はSIM)に記憶することが好ましい。
また、携帯端末3はチケット予約端末として用いることも可能である。具体的には、イベントサーバー2に接続し、予約可能なイベントのチケットを予約することができる。なお、日にちや座席の指定も可能である。
また、携帯端末3は近距離通信機能を備えることができ、予約したチケットの決済時、チケット発券時に、それぞれ決済サーバー(又は決済端末)や発券機等と近距離通信することができる。そして、携帯端末3は近距離通信機能を介して、決済サーバー(又は決済端末)や発券機等と通信を行い、決済手続き、チケット発券手続を行うことができる。近距離通信機能としては、Wireless Fidelity(WiFi)やBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格を利用したものを用いることができる。
また、携帯端末3は決済端末として用いることも可能で、携帯電話通信網なども用い、決済サーバーと接続し、オンラインでの決済をすることも可能である。
なお、決済手続き完了した際には、決済サーバーから受信した決済済情報をUICC32(SIM)又は記憶部33に書き込んでもよい。
また、チケット決済時、チケット発券時には、例えば二次元バーコード等でコード化されたチケット予約情報又は決済用情報、発券用情報を表示部に表示させてもよい。
決済用情報は、予約したチケットの金額を決済するための情報であり、金額情報などが含まれる。チケット予約情報が金額情報を有する場合はチケット予約情報が決済用情報を兼ねることができる。
決済サーバー4は、予約状態にあるチケットの決済を行うことができる。
決済サーバー4は、少なくともイベントサーバー2や携帯端末3と通信可能で、携帯端末からの決済処理依頼に応じて決済処理を行う。具体的には、携帯端末に記録された決済用情報を決済サーバー4に読み込ませることで決済処理を行う。例えば、決済サーバーに接続された決済端末を用いて携帯端末に記録された決済用情報を読み込ませ、決済に必要な金額を入金するか、クレジットカードを読み込ませることで決済処理を行うことができる。
決済サーバーに接続された端末としては、近接無線通信可能機能又は二次元コード等のコード読み取り機能を有するチケット端末やポスレジスターやその他決済用の端末などを用いることができる。
なお、決済サーバーを用いず、携帯端末3や後述の個人/共有端末5を決済端末として用いてチケット予約時にオンラインで決済処理を行うこともできる。
決済が完了するとイベントサーバーに決済完了通知を送信し、イベントサーバーでは、決済状態を未決済から決済済にすることができる。なお、決済完了通知はイベントサーバーに送信せず、携帯端末に送信してもよい。この場合携帯端末の記憶領域又はUICC(又はSIM)に決済済という情報が保存される。なお、この場合前述と同様の理由でUICC(又はSIM)に保存することが好ましい。
本発明では、個人/共有端末5を用いてもよい。個人/共有端末5は、チケット予約端末として用いることができ、少なくともイベントサーバーと通信可能で、イベントサーバー2に接続して予約可能なイベントのチケットを予約することができる。なお、日にちや座席の指定も可能である。さらに、決済サーバーとの通信が可能な場合、チケット予約時にオンラインで決済処理を行うこともできる。
個人/共有端末5としては、典型的には個人端末であるパーソナルコンピュータやタブレットパーソナルコンピュータ、共有端末であり店舗に設置してある多機能端末や、チケット端末、タブレットパーソナルコンピュータなどをあげることができる。
発券機6は、少なくともイベントサーバー2と通信可能で、発券状態が発券可となっているチケットに対し、発券依頼があった場合(発券用情報を受信又は読込した場合)にチケットを発券する装置である。
具体的には携帯端末から発券依頼を送信すると、イベントサーバーの方で発券状態を確認し、発券可となっている場合にイベントサーバーから発券機に発券データを送信し、発券機にてチケットを発券する。なお、イベントサーバーに記憶されている発券状態のデータを用いず、チケットが予約済でかつ決済済の状態を発券可能状態として発券手続を進めてもよい。具体的には予約したチケットに対応した決済済データが携帯端末に記憶されており、発券機でこのデータを読み取った場合にチケットを発券することができる。
携帯端末からの発券依頼は、携帯電話通信網を介して直接イベントサーバーに送信してもよいし、発券機に近距離無線通信機能またはコード読み取り機能を持たせ、携帯端末の発券依頼情報を読み取ってイベントサーバーに発券依頼を送信してもよい。
発券機6としては、店舗に設置されるチケット端末等を用いることができる。
次に本発明のチケット発行システムを用いたチケット予約から発券までの流れについて、図3を参照して以下に説明する。
まず、利用者は、チケット予約端末を用いて所望のイベントのチケットを予約する(S001)。
チケットの予約の申し込みをすると、チケット予約データ(チケット申込データ)がイベントサーバー2に送信され、イベントサーバーに記憶されている所望のチケットの予約状態が未予約から予約済みに更新される(S002)。
チケット予約端末は利用者が所有する携帯端末や、個人端末、店舗に設置された多機能端末、チケット端末などの共有端末を用いることができる。なお、個人端末や共有端末を用いる場合、後のステップでチケット予約情報を送信する携帯端末の番号又は携帯端末(又はUICC、SIM)を特定する情報を入力することができる。この場合、チケットの予約と共に、予約情報を送信する携帯端末の情報を送信し、イベントサーバーの方で紐づけて登録することができる。
なお、携帯端末、個人端末からチケット予約を行う場合、最初にアプリ又はソフトウェア等をダウンロードして初期設定を行う。初期設定としてはユーザー登録等があげられる。
なお、予約する際、座席の指定などを行ってもよい。
また、イベントサーバーは、同時に空席の数より多い予約を受信した場合、チケット予約端末にエラーを返信することができる。
イベントサーバーは、チケットの予約が申し込まれ、予約情報が予約済みになると、予約情報を含む発行データをTSMサーバーに送信する(S003)。この際、書き込み先の携帯端末の情報も合わせて送信する。
TSMサーバーは、イベントサーバーから予約情報を含む発行データを受信すると、受信した発行データを用いて携帯端末に予約情報を送信する(S004)。なお、予約情報を送信する際、金額を含む決済用情報や、決済端末、発券端末で使用するメニュー情報を合わせて送信することができる。なお、携帯端末に予約情報を送信する際、決済用情報を合わせて送信する(予約情報が決済情報を兼ねてもよい)。
携帯端末は予約情報及び決済用情報を受信すると携帯端末内のUICC又はSIMに保存する(S005)。この時、合わせて予約したチケットの手続に関するメニュー画面を保存してもよい。
また、携帯端末内のUICC、SIMではない記憶領域に予約情報及び決済用情報を保存する場合TSMサーバーを省略し、イベントサーバーから携帯端末に直接送信することができる。
次に、決済サーバーに接続された決済端末にて決済処理を行う。
具体的には、決済端末が携帯端末から決済用情報を読み出すことで支払金額を表示し、代金の支払いを行う(S006)。支払いは請求書を発行し店頭で行ってもよいし、直接端末に入金してもよいし、クレジット番号を入力又はクレジットカードを挿入しクレジット決済をしてもよい。
決済が完了したら決済サーバーからイベントサーバーに決済完了通知を送信し(S007)、イベントサーバーに記憶されている決済状態を未決済から決済済に更新する。そして、発券状態を発券不可から発券可に更新する(S008)。決済済の情報は携帯端末に送信して保存してもよく、イベントサーバーと携帯端末の双方に送信してもよい。
なお、携帯端末からの決済用情報を読み出しは、近距離無線通信を用いて行うことができる。携帯端末の記憶領域に決済用情報が保存されている場合、アプリを立ち上げてから近接通信する必要があるが、UICC又はSIMに決済用情報を保存している場合は、アプリを立ち上げなくとも処理を行えるため好ましい。また、携帯端末でコード化された決済用情報を表示し、決済端末で読み取ってもよい。
なお、チケット予約時にチケット予約と同時にオンラインで決済を行う場合はこの工程は省略することができ、チケットの予約と合わせて決済済情報をイベントサーバーに送信するか、チケットの予約はイベントサーバーに送信して決済済情報は携帯端末に記憶することができる。
また、決済端末で携帯端末に保存されているメニュー情報を読取、メニュー画面を表示させてもよい。メニュー画面には予約したチケットに関する層さメニューなどがあり、多機能端末等と通信した際に自動的にメニューを立ち上げ、予約したチケットの手続をスムーズに行うことができる。
なお、決済可能な期間を設けてもよく、設定された期間内に決済処理が完了しない場合予約したチケットを自動的にキャンセルさせてもよい。キャンセルされるとそのチケットは予約済から未予約に更新される。なお、決済可能期間はイベントサーバーのチケット情報で管理してもよい。また、決済可能期間は、チケット毎に申込日から起算して一定期間内としてもよいし、イベント毎に一律に設定してもよい。
次に発券機によりチケットの発券を行う。
例えば、携帯端末から発券機に発券要求を行う(S009)。具体的には、発券機が携帯端末から予約情報を読み出し、イベントサーバーに記憶されている発券状態のうち、この予約情報に対応する発券状態が発券可となっているかを確認し、発券可である場合にイベントサーバーから発券機に発券指示が送信されチケットの発券を行う(S010、S011、S012)。チケットの発券が行われると発券機からイベントサーバーに発券完了通知が送信され、イベントサーバーに記憶されている発券状態を発券完了に更新する(S013、S014)。なお、この更新は発券機から発券完了通知を受信してから更新してもよいし、イベントサーバーが発券指示を出したら発券完了してもよい。
なお、発券機による携帯端末からの予約情報を読み出しは、近距離無線通信を用いて行うことができる。携帯端末の記憶領域に予約情報が保存されている場合、アプリを立ち上げてから近接通信する必要があるが、UICC又はSIMに予約情報を保存している場合は、アプリを立ち上げなくとも処理を行えるため好ましい。
また、携帯端末でコード化された予約情報を表示し発券機で読み取ってもよい。
なお、携帯端末に決済済データが保存する場合、イベントサーバーを介さず発券機が携帯端末から予約情報及び決済済データが保存されている場合に発券するようにしてもよい。

Claims (3)

  1. チケット予約端末と、利用者の所有する携帯端末と、チケットの管理を行うイベントサーバーと、発券機を備えたチケット発券システムであって、
    イベントサーバーは、少なくとも携帯端末との通信機能を有し、チケット予約端末からチケット予約を受信すると、チケット予約情報及び決済用情報を含む発行データを発行し、予約情報及び決済用情報を携帯端末に送信する機能を備え、
    携帯端末はイベントサーバー、発券機との通信機能を有し、イベントサーバーから受信したチケット予約情報及び決済用情報を保存する機能を備え、
    また、イベントサーバー又は携帯端末は決済用情報を用いて決済完了した際に決済済情報を保存する機能を備え、
    発券機は携帯端末に保存された予約情報を受信し又は読取り、かつイベントサーバー又は携帯端末から決済済情報を受信する又は読取るとチケットを発券することを特徴とするチケット発券システム。
  2. チケット予約端末と、利用者の所有する携帯端末と、チケットの管理を行うイベントサーバーと、携帯端末のUICC又はSIMカードにデータを書込指示する機能を備えたTSMサーバーと、発券機を備えたチケット発券システムであって、
    イベントサーバーは、少なくともTSMサーバーとの通信機能を有し、チケット予約端末からチケット予約を受信すると、チケット予約情報及び決済用情報を含む発行データを発行し、TSMサーバーに送信する機能を備え、
    TSMサーバーは、受信した発行データを用いて予約情報及び決済用情報を携帯端末に送信する機能を備え、
    携帯端末はイベントサーバー、発券機との通信機能を有し、イベントサーバーから受信したチケット予約情報及び決済用情報をUICC又はSIMカードに保存する機能を備え、
    また、イベントサーバー又は携帯端末は決済用情報を用いて決済完了した際に決済済情報を保存する機能を備え、
    発券機は携帯端末に保存された予約情報を受信し又は読取り、かつイベントサーバー又は携帯端末から決済済情報を受信する又は読取るとチケットを発券することを特徴とするチケット発券システム。
  3. さらに、イベントサーバーと通信可能な決済サーバーに接続された決済端末を備え、
    イベントサーバーはチケット予約端末からチケット予約を受信すると、決済用情報を発行し、携帯端末に送信する機能を備え、
    決済端末は、携帯端末に保存された決済情報を受信又は読取ると決済処理を行い、決済処理が完了するとイベントサーバーに決済完了通知を送信し、
    イベントサーバーは、決済完了通知を受信すると、予約したチケットを発券可能状態とし、また、携帯端末から発券要求を受信すると発券機へ発券指示を送信し、
    発券機は、イベントサーバーから発券指示を受信するとチケットを発券することを特徴とする請求項1または2に記載のチケット発券システム。
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