JP2006139351A - ダウンロード時間予測方法およびダウンロード時間予測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測することで計画的なダウンロードを実施可能とする、ダウンロード時間予測方法およびダウンロード時間予測装置を提供する。
【解決手段】 フィールドサーバは、ダウンロードの対象となるフィールド機器が接続された複数のセグメントを、並行処理可能なセグメントごとにグループ分けするステップと、グループ分けされた各グループについてグループ別ダウンロード時間を予測するステップと、予測された前記グループ別ダウンロード時間を合計し、その合計時間を用いて全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測するステップと、を実行する。全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測するので、ダウンロードを計画的に実施できる。グループ別ダウンロード時間を、グループ内で最長のセグメント別ダウンロード時間として予測する。セグメント別ダウンロード時間はダウンロードの対象となるソフトウェアファイルサイズに基づいて予測される。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測するダウンロード時間予測方法およびダウンロード時間予測装置に関する。
プラント各部に設定されるバルブやセンサ等のフィールド機器として、ソフトウェアをインストールすることで、その機能を拡充、変更可能な機器(例えば、FOUNDATION(商標名)フィールドバス対応機器)が知られている。
特許文献1には、機器情報をホストコンピュータからフィールド機器にダウンロードするシステムが記載されている。
特開2004−295229号公報
従来、このようなフィールド機器に対しては、機器が接続されたフィールドバスを介して機器1台ずつソフトウェアをダウンロードしている。しかし、1台ごとにソフトウェアをダウンロードすることは非効率であるため、多数のフィールド機器に対して同時あるいは連続的にソフトウェアをダウンロードすることが考えられる。
しかしながら、ソフトウェアのダウンロードにはある程度の時間がかかり、多数のフィールド機器に対するダウンロードを実行する場合には長時間を要するにもかかわらず、ダウンロードに要する時間が事前に分からない。このため、ダウンロードの作業スケジュールを立てることができないという問題がある。また、ダウンロードを一旦開始するとダウンロードがいつ完了するか不明なため、プラントの稼動開始時刻が定まらず、作業者を無駄に待機させることになるおそれもある。
プラント稼動時には、ダウンロードの都合でフィールド機器の機能を停止させることは困難であり、また通常、極めて多数のフィールド機器がフィールドバスに接続されダウンロード時間が長時間となるという事情から、ダウンロードに要する時間の予測を可能とすることが、強く要望されているものである。
本発明の目的は、複数機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測することで計画的なダウンロードを実施可能とする、ダウンロード時間予測方法およびダウンロード時間予測装置を提供することにある。
本発明のダウンロード時間予測方法は、複数機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測するダウンロード時間予測方法において、ダウンロードの対象となる機器が接続された複数のセグメントを、並行処理可能なセグメントごとにグループ分けするステップと、グループ分けされた各グループについてグループ別ダウンロード時間を予測するステップと、予測された前記グループ別ダウンロード時間を合計し、その合計時間を用いて全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測するステップと、を備えることを特徴とする。
このダウンロード時間予測方法によれば、全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測するので、ダウンロードを計画的に実施できる。セグメントをグループ分けする際に、他のいずれのセグメントとも並行処理不可能なセグメントは、その1つのセグメントのみでグループを形成する。すなわち、グループには単一または複数のセグメントが属する。総合ダウンロード時間を予測するステップでは、グループ別ダウンロード時間の合計時間を総合ダウンロード時間としてもよいし、グループ別ダウンロード時間の合計時間を加工して総合ダウンロード時間を求めてもよい。例えば、複数の合計時間のうちの最長のものを総合ダウンロード時間として予測してもよい。また、総合ダウンロード時間の予測結果に基づいて、特定の処理ないし制御を実行してもよい。
セグメント別ダウンロード時間を予測するステップを備え、前記グループ別ダウンロード時間は、前記グループ内で最長の前記セグメント別ダウンロード時間として予測されてもよい。
前記セグメント別ダウンロード時間はダウンロードの対象となるソフトウェアファイルサイズに基づいて予測されてもよい。
ダウンロード速度の実績に基づいて、前記グループ分けするステップ、グループ別ダウンロード時間を予測するステップ、および総合ダウンロード時間を予測するステップを再実行することにより前記総合ダウンロード時間を再度予測するステップを備えてもよい。
この場合、ダウンロード速度の実績を考慮することで、より正確なダウンロード時間を予測できる。既にダウンロードが終了した機器をダウンロード対象から除外したうえで、上記各処理を実行すればよい。
予測された前記総合ダウンロード時間を提示するステップを備えてもよい。
本発明のダウンロード時間予測装置は、複数機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測するダウンロード時間予測装置において、ダウンロードの対象となる機器が接続された複数のセグメントを、並行処理可能なセグメントごとにグループ分けするグループ分け手段と、グループ分けされた各グループについてグループ別ダウンロード時間を予測するグループ別時間予測手段と、予測された前記グループ別ダウンロード時間を合計し、その合計時間を用いて全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測する総合時間予測手段と、を備えることを特徴とする。
このダウンロード時間予測装置によれば、全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測するので、ダウンロードを計画的に実施できる。セグメントをグループ分けする際に、他のいずれのセグメントとも並行処理不可能なセグメントは、その1つのセグメントのみでグループを形成する。すなわち、グループには単一または複数のセグメントが属する。総合ダウンロード時間を予測するステップでは、グループ別ダウンロード時間の合計時間を総合ダウンロード時間としてもよいし、グループ別ダウンロード時間の合計時間を加工して総合ダウンロード時間を求めてもよい。例えば、複数の合計時間のうちの最長のものを総合ダウンロード時間として予測してもよい。また、総合ダウンロード時間の予測結果に基づいて、特定の処理ないし制御を実行してもよい。
セグメント別ダウンロード時間を予測するセグメント別時間予測手段を備え、前記グループ別ダウンロード時間は、前記グループ内で最長の前記セグメント別ダウンロード時間として予測されてもよい。
前記セグメント別ダウンロード時間はダウンロードの対象となるソフトウェアのファイルサイズに基づいて予測されてもよい。
ダウンロード速度の実績に基づいて、前記グループ分け手段、グループ別時間予測手段、および総合時間予測手段により前記総合ダウンロード時間を再度予測する再予測手段を備えてもよい。
この場合、ダウンロード速度の実績を考慮することで、より正確なダウンロード時間を予測できる。既にダウンロードが終了した機器をダウンロード対象から除外したうえで、上記各処理を実行すればよい。
予測された前記総合ダウンロード時間を提示する提示手段を備えてもよい。
本発明のダウンロード時間予測方法は、複数のフィールドコントローラを介して行われる複数のフィールド機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測するダウンロード時間予測方法において、個々のフィールドコントローラについてコントローラ別ダウンロード時間を予測するステップと、予測された前記コントローラ別ダウンロード時間のうち最長の時間を総合ダウンロード時間として予測するステップと、を備えることを特徴とする。
このダウンロード時間予測方法によれば、全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測するので、ダウンロードを計画的に実施できる。
前記コントローラ別ダウンロード時間を予測するステップでは、ダウンロードの対象となる機器が接続された複数のセグメントを、並行処理可能なセグメントごとにグループ分けするステップと、グループ分けされた各グループについてグループ別ダウンロード時間を予測するステップと、予測された前記グループ別ダウンロード時間を合計し、その合計時間を前記コントローラ別ダウンロード時間として予測するステップと、を備えてもよい。
この場合、セグメントをグループ分けする際に、他のいずれのセグメントとも並行処理不可能なセグメントは、その1つのセグメントのみでグループを形成する。すなわち、グループには単一または複数のセグメントが属する。
セグメント別ダウンロード時間を予測するステップを備え、前記グループ別ダウンロード時間は、前記グループ内で最長の前記セグメント別ダウンロード時間として予測されてもよい。
前記セグメント別ダウンロード時間はダウンロードの対象となるソフトウェアファイルサイズに基づいて予測されてもよい。
ダウンロード速度の実績に基づいて、前記コントローラ別ダウンロード時間を予測するステップ、および前記総合ダウンロード時間として予測するステップを再実行することにより前記総合ダウンロード時間を再度予測するステップを備えてもよい。
この場合、ダウンロード速度の実績を考慮することで、より正確なダウンロード時間を予測できる。既にダウンロードが終了した機器をダウンロード対象から除外したうえで、上記各処理を実行すればよい。
予測された前記総合ダウンロード時間を提示するステップを備えてもよい。
本発明のダウンロード時間予測方法またはダウンロード時間予測装置によれば、全ダウンロードが完了するまでのダウンロード時間を予測するので、ダウンロードを計画的に実施できる。
以下、図1〜図4を参照して、本発明によるダウンロード時間予測方法の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態のダウンロード時間予測方法が適用されるフィールド機器管理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、フィールド機器管理システムは、フィールド機器5に対するソフトウェアのダウンロード等を実行するフィールドサーバ1を備える。プラントに分散配置されるフィールドコントローラ21,22,・・・は、通信バス3を介してフィールドサーバ1に接続されている。
各フィールドコントローラ21,22,・・・には、複数あるいは単数のセグメントを介して単数または複数のフィールド機器5が接続される。例えば、図1において、フィールドコントローラ21には3つのセグメント41〜43を介して複数のフィールド機器5,5・・・が接続されている。また、フィールドコントローラ22には2つのセグメント44および45を介してフィールド機器5,5・・・が接続されている。
フィールド機器5にはソフトウェアがインストール可能とされ、フィールド機器5はソフトウェアに応じた所定の機能を発揮する。ソフトウェアはフィールドサーバ1からフィールドコントローラ21,22,・・・を介して複数のフィールド機器5に対して同時、あるいは連続的にダウンロードされる。このとき、各フィールド機器5が接続されたセグメント41,42,・・・は、それぞれ独立したバスとして機能する。
ソフトウェアのダウンロード時には、フィールドコントローラ21,22,・・・の能力に応じて、並行してダウンロード可能なセグメントが既定されている。例えば、フィールドコントローラ21では、セグメント41およびセグメント42が並行処理可能であり、セグメント43は他のセグメントと並行処理できないのであれば、ダウンロード時に2つのセグメント41およびセグメント42を同時に使用することができる。しかし、セグメント43を使用する場合には、他のセグメントを介して同時にダウンロードを実行できない。また、フィールドコントローラ22がセグメントの並行処理を認めない機種であるとすれば、ダウンロード時にはセグメント44およびセグメント45を同時使用できず、いずれか一方ずつしか使用できない。なお、フィールドコントローラに設けられた複数のセグメントのすべてについて並行処理可能な場合もある。また、実際のフィールドコントローラでは、通常、多数のセグメントを取り扱うが、図1では説明の便宜のため、セグメント数を小さな値としている。
本実施形態のダウンロード時間予測方法は、セグメント間での並行処理が可能かどうかを考慮しつつ、ソフトウェアのダウンロードに要する時間を予測するものである。
図2は、本実施形態のダウンロード時間予測方法の手順を機能的に示すブロック図である。
図2において、グループ分け手段101はダウンロードの対象となるフィールド機器5が接続された複数のセグメントを、並行処理可能なセグメントごとにグループ分けする。グループ別時間予測手段102は、グループ分け手段101によりグループ分けされた各グループについてグループ別ダウンロード時間を予測する。総合時間予測手段103は、グループ別時間予測手段102により予測されたグループ別ダウンロード時間の合計を総合ダウンロード時間として予測する。
再予測手段105は、ダウンロード速度の実績に基づいて、グループ分け手段101、グループ別時間予測手段102、および総合時間予測手段103により総合ダウンロード時間を再度予測する。
また、提示手段106は、総合時間予測手段103により予測された総合ダウンロード時間を提示する。
上記グループ分け手段101、グループ別時間予測手段102、総合時間予測手段103、再予測手段105および提示手段106は、フィールドサーバ1(図1)の機能に対応する。
図3は、本実施形態のダウンロード時間予測方法の手順を示すフローチャートである。この手順は、フィールドサーバ1の制御に基づいて実行される。
図3のステップS1では、フィールドコントローラ21,22,・・・との通信処理を行い、各フィールドコントローラ21,22,・・・の能力を取得する。これにより、各フィールドコントローラ21,22,・・・における並行処理可能なセグメントを把握する。また、各フィールドコントローラ21,22,・・・の通信能力を把握する。
次に、ステップS2では、ソフトウェアのダウンロード対象となるフィールド機器5をセグメント41,42,・・・ごとにクラス分けする。例えば、図1において、斜線で示すフィールド機器5(例えば、フィールド機器5a)が、ダウンロードの対象となる機器としてセグメント41,42,・・・ごとにクラス分けされる。
次に、ステップS3では、各セグメント41,42,・・・についてダウンロード時間(セグメント別時間)を予測する。セグメント別時間は、当該セグメントに接続されたダウンロード対象となるフィールド機器5のすべてについてダウンロードが完了するまでの時間である。ダウンロード時間はソフトウェアファイルのサイズに基づいて求める。例えば、
「予測時間(秒)=ソフトウェアファイルサイズ(キロバイト)×k(定数)」
などの計算式を用いて計算される。計算式にはシステムの構成や、通信の込み具合等を反映させることもできる。この処理は、セグメント別時間予測手段104(図2)の機能に対応する。
次に、ステップS4では、ダウンロードに関わるセグメントを、並行処理可能なもの同士のグループにグループ分けする。例えば、フィールドコントローラ21のセグメントであれば、セグメント41およびセグメント42が第1のグループを構成し、セグメント43が第2のグループを構成する。また、フィールドコントローラ22のセグメントであれば、セグメント44およびセグメント45がそれぞれ別のグループを構成する。この処理は、グループ分け手段101(図2)の機能に対応する。
次に、ステップS5では、ステップS4においてグループ分けされた各グループについて、グループ別のダウンロード予測時間(グループ別時間)を求める。グループ別時間はグループに属するすべてのセグメントについてダウンロードが完了するまでの時間である。したがって、各グループに属するセグメントの中で最長のセグメント別時間がグループ別時間とされる。この処理は、グループ別時間予測手段102の機能に対応する。
図4(a)はグループ別時間を計算する方法を示す図である。
図4(a)において、例えば、セグメント41のセグメント別時間をセグメント別時間T1、セグメント42のセグメント別時間をセグメント別時間T2とする。上記のように、各グループに属するセグメントの中で最長のセグメント別時間がグループ別時間であるので、第1のグループのグループ別時間Tg1は、最長のセグメント別時間であるセグメント別時間T2に等しい。また、第2のグループにはセグメント43のみが属するので、第2のグループのグループ別時間Tg2は、セグメント43のセグメント別時間T3に等しい。
次に、ステップS6では、ステップS5で予測されたグループ別時間を用いて、コントローラ別の予測時間(コントローラ別時間)を計算する。コントローラ別予測時間は、各フィールドコントローラに属するグループのグループ別時間を合計して算出される。
図4(b)はコントローラ別時間を計算する方法を示す図である。
上記のように、コントローラ別予測時間は各フィールドコントローラに属するグループのグループ別時間を合計することで得られるので、フィールドコントローラ21についてのコントローラ別予測時間Tc1は、第1のグループのグループ別時間Tg1と第2のグループのグループ別時間Tg2とを合計したものとなる。
次に、ステップS7では、コントローラ別時間に基づいて全ダウンロードが完了するまでのダウンロード時間(総合ダウンロード時間)を計算する。総合ダウンロード時間は、すべてのフィールドコントローラ21,22,・・・についてダウンロードが完了するまでの時間である。したがって、総合ダウンロード時間は、すべてのフィールドコントローラ21,22,・・・の中で最長のコントローラ別時間に等しい。
図4(c)は総合ダウンロード時間を計算する方法を示す図である。
図4(c)に示す例では、フィールドコントローラ21,22,・・・のコントローラ別時間Tc1〜Tc5の中で最長なのは、コントローラ別時間Tc3である。したがって、総合ダウンロード時間Ttは、コントローラ別時間Tc3に等しいものとして予測される。
次に、ステップS8では、ステップS7において予測された総合ダウンロード時間Ttを、表示装置等(不図示)を用いて提示する。この処理は提示手段106(図2)の機能に対応する。総合ダウンロード時間Ttを知ることで、ユーザはダウンロード作業を計画的に実施することが可能となる。総合ダウンロード時間Ttのみならず、各フィールドコントローラ21,22,・・・のコントローラ別時間やグループ別時間を提示してもよい。これらの情報を提示することで、ダウンロードの作業計画をよりきめ細かく作成、修正することが可能となる。
本実施形態では、ダウンロードの途中で、上記手順(ステップS1〜ステップS8)を繰り返すことで、総合ダウンロード時間を再度、予測し、より正確な予測結果を得るようにしている。このような再予測時には、セグメント別時間の予測(ステップS3)に際して、実際のダウンロードにおけるダウンロード速度の実績値を反映させる。例えば、その時点までのダウンロード総時間から1キロバイト当たりに要する単位時間を求め、ファイルサイズとの積を求めることでダウンロード時間が予測できる。例えば、
「予測時間(秒)=ソフトウェアファイルサイズ(キロバイト)×1キロバイト当たりの単位時間(秒)」
などの計算式を用いて計算される。再予測は、いつの時点で実行してもよいが、例えば、1つのフィールド機器に対するダウンロードが終了した時点で実行することができる。この場合、ダウンロード対象機器の中からダウンロードが終了した機器を除外したうえで、上記手順を繰り返すことにより、ダウンロードが完了するまでの予測時間を修正できる。
以上説明したように、本実施形態のダウンロード時間予測方法によれば、ソフトウェアのダウンロード開始前、あるいは終了前にダウンロードに要する予想時間を把握することができる。このため、作業スケジュールの立案作業やダウンロードの作業手順に予想時間を反映させることで、ダウンロードの作業を計画的に実施できるようになる。再予測により予想時間を修正する場合には、より正確な予測結果に応じて、ダウンロード作業手順の見直し等を図ることができる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、プラント機器へのソフトウェアのダウンロードのみならず、複数機器に対しソフトウェアをダウンロードする場合について、広く適用できる。
本実施形態のダウンロード時間予測方法が適用されるフィールド機器管理システムの構成を示すブロック図。 本実施形態のダウンロード時間予測方法の手順を機能的に示すブロック図。 本実施形態のダウンロード時間予測方法の手順を示すフローチャート。 ダウンロード時間の予測方法を示す図であり、(a)はグループ別時間を計算する方法を、(b)はコントローラ別時間を計算する方法を、(c)は総合ダウンロード時間を計算する方法を、それぞれ示す図。
符号の説明
1 フィールドサーバ(グループ分け手段、グループ別時間予測手段、総合時間予測手段、再予測手段、提示手段)
21〜23 フィールドコントローラ
101 グループ分け手段
102 グループ別時間予測手段
103 総合時間予測手段
105 再予測手段
106 提示手段

Claims (16)

  1. 複数機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測するダウンロード時間予測方法において、
    ダウンロードの対象となる機器が接続された複数のセグメントを、並行処理可能なセグメントごとにグループ分けするステップと、
    グループ分けされた各グループについてグループ別ダウンロード時間を予測するステップと、
    予測された前記グループ別ダウンロード時間を合計し、その合計時間を用いて全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測するステップと、
    を備えることを特徴とするダウンロード時間予測方法。
  2. セグメント別ダウンロード時間を予測するステップを備え、
    前記グループ別ダウンロード時間は、前記グループ内で最長の前記セグメント別ダウンロード時間として予測されることを特徴とする請求項1に記載のダウンロード時間予測方法。
  3. 前記セグメント別ダウンロード時間はダウンロードの対象となるソフトウェアファイルサイズに基づいて予測されることを特徴とする請求項2に記載のダウンロード時間予測方法。
  4. ダウンロード速度の実績に基づいて、前記グループ分けするステップ、グループ別ダウンロード時間を予測するステップ、および総合ダウンロード時間を予測するステップを再実行することにより前記総合ダウンロード時間を再度予測するステップを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のダウンロード時間予測方法。
  5. 予測された前記総合ダウンロード時間を提示するステップを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のダウンロード時間予測方法。
  6. 複数機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測するダウンロード時間予測装置において、
    ダウンロードの対象となる機器が接続された複数のセグメントを、並行処理可能なセグメントごとにグループ分けするグループ分け手段と、
    グループ分けされた各グループについてグループ別ダウンロード時間を予測するグループ別時間予測手段と、
    予測された前記グループ別ダウンロード時間を合計し、その合計時間を用いて全ダウンロードが完了するまでの総合ダウンロード時間を予測する総合時間予測手段と、
    を備えることを特徴とするダウンロード時間予測装置。
  7. セグメント別ダウンロード時間を予測するセグメント別時間予測手段を備え、
    前記グループ別ダウンロード時間は、前記グループ内で最長の前記セグメント別ダウンロード時間として予測されることを特徴とする請求項6に記載のダウンロード時間予測装置。
  8. 前記セグメント別ダウンロード時間はダウンロードの対象となるソフトウェアのファイルサイズに基づいて予測されることを特徴とする請求項7に記載のダウンロード時間予測装置。
  9. ダウンロード速度の実績に基づいて、前記グループ分け手段、グループ別時間予測手段、および総合時間予測手段により前記総合ダウンロード時間を再度予測する再予測手段を備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のダウンロード時間予測装置。
  10. 予測された前記総合ダウンロード時間を提示する提示手段を備えることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載のダウンロード時間予測装置。
  11. 複数のフィールドコントローラを介して行われる複数のフィールド機器に対するソフトウェアのダウンロード時間を予測するダウンロード時間予測方法において、
    個々のフィールドコントローラについてコントローラ別ダウンロード時間を予測するステップと、
    予測された前記コントローラ別ダウンロード時間のうち最長の時間を総合ダウンロード時間として予測するステップと、
    を備えることを特徴とするダウンロード時間予測方法。
  12. 前記コントローラ別ダウンロード時間を予測するステップでは、
    ダウンロードの対象となる機器が接続された複数のセグメントを、並行処理可能なセグメントごとにグループ分けするステップと、
    グループ分けされた各グループについてグループ別ダウンロード時間を予測するステップと、
    予測された前記グループ別ダウンロード時間を合計し、その合計時間を前記コントローラ別ダウンロード時間として予測するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項11に記載のダウンロード時間予測方法。
  13. セグメント別ダウンロード時間を予測するステップを備え、
    前記グループ別ダウンロード時間は、前記グループ内で最長の前記セグメント別ダウンロード時間として予測されることを特徴とする請求項12に記載のダウンロード時間予測方法。
  14. 前記セグメント別ダウンロード時間はダウンロードの対象となるソフトウェアファイルサイズに基づいて予測されることを特徴とする請求項13に記載のダウンロード時間予測方法。
  15. ダウンロード速度の実績に基づいて、前記コントローラ別ダウンロード時間を予測するステップ、および前記総合ダウンロード時間として予測するステップを再実行することにより前記総合ダウンロード時間を再度予測するステップを備えることを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載のダウンロード時間予測方法。
  16. 予測された前記総合ダウンロード時間を提示するステップを備えることを特徴とする請求項11〜15のいずれか1項に記載のダウンロード時間予測方法。
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